JP2016078805A - 始動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両における始動時のユーザビリティの向上を図る。【解決手段】本発明に係る車両の始動制御装置は、車両を始動する際に操作する始動操作部と、シフト操作部の操作によって切り替えられたシフトレンジを判断するレンジ判断部と、車両の始動前においてレンジ判断部によりパーキングレンジにあることが判断された状態で、始動操作部が操作されることで車両を始動可能とするとともに、レンジ判断部によりパーキングレンジでないことが判断された状態で、始動操作部が所定回数操作された場合に、レンジ判断部で判断されたレンジをパーキングレンジへ変更する制御部を有している。【選択図】図5

Description

本発明は、車両の始動制御装置に関する。
駆動源として電動モータなど電動駆動源を単独で搭載している車両、あるいは駆動源として電動駆動源と内燃機関を搭載している車両には、変速機がないものがある。このようなタイプの車両では、パーキング時と前進走行時と後進走行時に、シフト操作部であるステック状のセレクタレバー(以下「ジョイスティックレバー」と記す)を操作して、切替部となるスイッチング回路を切り替えることでレンジを切り替え、駆動源の駆動を制御部で制御している。シフト操作部には、パーキング時に操作する操作スイッチと、走行時に操作するジョイスティックレバーとで構成されたものもある。このようなジョイスティックレバーを備えた車両には、ジョイスティックレバーに運転者等による操作力などの外力が加えられていない状況においては、ジョイスティックレバーをホームポジションに復帰させる機能を有する支持機構を備えたものがある(例えば特許文献1)。
また、車両には、駆動源の始動に関し、パーキングレンジになっていない場合に、駆動源の始動を禁止する車両と、駆動源の始動を許容する車両がある。
特開2008−2561号公報
パーキングレンジになっていない場合に駆動源の始動を禁止する車両の場合、運転者は車両を走行させるために、操作部をパーキングレンジに操作して駆動源を始動させるための始動操作部を操作する。しかし、例えばジョイスティックレバーが荷物などと干渉して、パーキングレンジから移動して別なレンジに切り替えられた場合、運転者がパーキングレンジ以外のレンジに切り替えられたことに気づかないと、始動操作部を操作しても駆動源は始動せず、故障しているものと誤認することが想定され、ユーザビリティの点で改善の余地がある。
本発明は、車両における始動時のユーザビリティの向上を図ることを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る始動制御装置は、車両を始動する際に操作する始動操作部と、シフト操作部の操作によって切り替えられたシフトレンジを判断するレンジ判断部と、車両の始動前においてレンジ判断部によりパーキングレンジにあることが判断された状態で、始動操作部が操作されることで車両を始動可能とするとともに、レンジ判断部によりパーキングレンジでないことが判断された状態で、始動操作部が所定回数操作された場合に、レンジ判断部で判断されたレンジをパーキングレンジへ変更する制御部を有することを特徴としている。
本発明によれば、レンジ判断部によりパーキングレンジでないことが判断された状態で、始動操作部が所定回数、始動操作された場合、レンジ判断部で判断されたレンジがパーキングレンジへと変更されるので、運転者が設定されているレンジを気にしなくても、始動操作部の操作を所定回数行なうことで、車両が始動可能な状態となるので、始動時のユーザビリティの向上を図ることができる。
本発明に係る始動制御装置が適用された車両の概略構成を示す平面図。 操作部の構成を説明する拡大斜視図。 始動制御装置の構成を説明するブロック図。 始動制御のモード内容を示す図。 始動制御の一実施形態を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1に符号1で示す車両は、駆動源となる走行用の電動モータ2を単独で備えた電動車両である。電動モータ2には、直流又は交流のモータを用いることができる。交流のモータを用いる場合には、車両1にインバーターを装備する。本実施形態に係る車両1は、電動モータ2によって、左右の後輪3、3を回転駆動するように構成されている。無論、左右の前輪7、7を電動モータ2によって回転駆動するようにしてもよい。なお、車両1としては、駆動源として電動モータ2を単独で搭載している電動車両だけでなく、駆動源として電動モータ2と内燃機関を搭載しているハイブリッドタイプの電動車両などであってもよい。
電動モータ2は、アクセルペダル5と連動し、走行用電源となる複数の電池モジュールを備えた大容量の駆動用バッテリー6から供給される電力をアクセルペダル5の開度で調整されることで、その出力が制御される。車両1は、ブレーキペダル8の踏込み操作によって作動する油圧方式のブレーキ装置9を備えている。左右の後輪3、3と前輪7、7には、ブレーキペダル8の踏込み操作によってブレーキ装置9を作動することで、制動力が与えられる。車両1は、後輪3、3又は前輪7、7の何れかをパーキングレンジ時にロックするパーキングブレーキ9Aを備えている。車両1は、電動モータ2の以外のオーディオ機器22や制御部30などの電装機器を作動させるための機器電源となる電装系バッテリー19を備えている。車両1は、車速を検出する車速検出部としての車速センサ21を備えている。
車両1は、電動モータ2の始動(起動)を制御する始動制御装置10を備えている。始動制御装置10は、シフト装置のシフト操作部となるジョイスティックタイプのシフトレバー(以下「ジョイスティックレバー」と記す)11とパーキングスイッチ12を操作することで、パーキングレンジを含む複数のレンジに切替え可能な切替部となる切替スイッチ13と、電動モータ2を始動する際に操作する始動操作部としてのパワースイッチ14と、ジョイスティックレバー11やパーキングスイッチ12の操作によって切替スイッチ13で切り替えられたレンジを判断するレンジ判断部15と、ブレーキペダル8の操作の有無を検知するペダル検知部としてのブレーキスイッチ16と、作動することで報知状態となる報知部17と、電動モータ2を主に制御する制御部30を備えている。
ジョイスティックレバー11とパーキングスイッチ12と切替スイッチ13は、車両1の車室内に配置されている。図2に示すように、ジョイスティックレバー11は、車室内のセンタコンソールに配置されたガイドパネル23に形成したガイド溝23aを貫通する状態で配置されている。ジョイスティックレバー11は、ガイド溝23aに沿って移動可能に、周知の支持機構によって支持されている。
ガイド溝23aは、ホームポジション(基準ポジション)HP、ニュートラルレンジNR、ドライブレンジDR、ブレーキレンジBR、リバースレンジRRのそれぞれにジョイスティックレバー11を位置させることを可能に形成されている。なお上記の支持機構は、ジョイスティックレバー11に運転者等による操作力などの外力が加えられていない状況においては、例えば何れかのシフトレンジを選択後などにジョイスティックレバー11をホームポジションHPに復帰させる機能を有するものである。
図1に示す切替スイッチ13は、ジョイスティックレバー11が各レンジに操作されると、操作レンジに対応したレンジ信号を出力するものである。すなわち、切替スイッチ13は、ジョイスティックレバー11がドライブレンジDRに操作されると、ドライブレンジ信号を出力し、リバースレンジRRに操作されるとリバースレンジ信号を出力し、ニュートラルポレンジNRに操作されるとニュートラルレンジ信号を出力し、ブレーキレンジBRに操作されるとブレーキレンジ信号を出力する。本実施形態において、パーキングスイッチ12は、ジョイスティックレバー11近傍に設けられた別途オン/オフするスイッチであって、オン操作されると、パーキングレンジ信号(オン信号)を出力するものである。
本実施形態では、パーキングレンジを選択するパーキングスイッチ12をジョイスティックレバー11と個別に設けたが、ジョイスティックレバー11にパーキングレンジがあるタイプの車両でも構わない。この場合、ジョイスティックレバー11がパーキングレンジに操作されると、切替スイッチ13がパーキングレンジ信号(オン信号)を出力するようにすればよい。
パワースイッチ14は、オン/オフするスイッチであって、車両1の始動および停止を指示するために操作されるスイッチである。始動操作(オン操作)されると、オン信号を出力するものである。ブレーキスイッチ16は、ブレーキペダル8が踏み込まれると作動してオン信号を出力するものである。車速センサ21は、ここでは前輪7の回転速度を検知して速度検出値Vを出力するものである。
なお、本実施形態において、車両1は、電動モータ2が始動する前においては、パーキングブレーキ9Aによってロックされている。
図3を用いて始動制御装置10の具体的な構成について説明する。
始動制御装置10が備える制御部30は、電装系バッテリー19と接続されていて、電装系バッテリー19から電力供給を受けることで作動する。制御部30は、入力部と出力部を備えている。制御部30の入力部には、パーキングスイッチ12、切替スイッチ13、パワースイッチ14、ブレーキスイッチ16、車速センサ21が信号線を介して接続されている。制御部30の出力部には、電動モータ2、報知部17、オーディオ機器22が信号線を介して接続されている。本実施形態において、報知部17、オーディオ機器22は、電装系バッテリー19と接続されていて、電装系バッテリー19から電力供給を受けることで作動する。電動モータ2は、駆動用バッテリー6と接続されている。駆動用バッテリー6は、駆動回路24を介して制御部30の出力部に接続されている。
制御部30は、中央演算部となるCPU301、記憶部となるRAM302とROM303及びカウンタ304を備えたコンピュータで構成されている。ROM303内には、始動制御プログラムと、速度判断値V1、第1の設定回数となるカウンタ判断値K1と第2の設定回数となるカウンタ判断値K2、カウンタ判断値K3及び始動に関する4つの始動制御モードが予め記憶設定されている。速度判断値V1は、車両1が走行中か停止中であるかを判断する設定値である。カウンタ判断値K1、カウンタ判断値K2、カウンタ判断値K3は、パワースイッチ14の始動操作(オン操作)が所定の始動操作回数(オン操作回数)行われたか否かを判断する設定値である。
CPU301は、入力部から入力される各種情報を読み込んでRAM302に記憶するとともに、必要に応じてROM303内の始動制御プログラムや各種判断値をRAM302に読み出し、始動制御を実行する。カウンタ304は、CPU301からの加算指令が入力されると、+1ずつ加算してカウンタ値Kとする周知のものである。CPU301は、パワースイッチ14の始動操作(オン操作)が1回行われる度に加算指令をカウンタ304に送信する。
制御部30は、電動モータ2の始動前においてレンジ判断部15によりパーキングレンジPRが選択されていることが判断された状態で、パワースイッチ14が始動操作(オン操作)されることで電動モータ2を始動可能(車両1を始動可能)とする機能を備えている。
制御部30は、電動モータ2の始動前において、レンジ判断部15によりパーキングレンジPRでないことが判断された状態で、パワースイッチ14がカウンタ判断値K1だけ始動操作(オン操作)された場合に、レンジ判断部15で判断されたレンジをパーキングレンジPRへ変更する機能を備えている。
制御部30は、ブレーキスイッチ16によりブレーキペダル8が踏込み操作されていないことが検知された場合(オフの場合)、パワースイッチ14の操作回数(オン操作)及びレンジ判断部15で判断されたレンジに関わらず、電動モータ2の始動(車両1を始動)を禁止する機能を備えている。
制御部30は、パワースイッチ14が所定回数、つまりカウンタ判断値K1よりも少ない回数を判断するカウンタ判断値K2だけ、始動操作(オン操作)された場合に、報知部17を作動するように機能する。報知部17としては、作動すると報知音を発する装置や報知内容を表示する表示装置が挙げられる。報知部17を作動するとは、これら報知音を発する装置から音を鳴らすことや表示装置に報知内容を表示させることなど乗員への報知動作全般を指す。なお、本実施形態において、レンジ判断部15は、制御部30のCPU31が担っているが、制御部30のCPU31とは個別に設けてもよい。
4つの始動制御モードとは、「IG-OFF」モード、「IG- ACC」モード、「IG-ON」モード、「READY」モードである。図4は、4つの始動制御モードと、各モードにおけるオーディオ機器22、制御部30、電動モータ2の始動(走行)の可否状態を示す図である。
「IG-OFF」モードは、オーディオ機器22と制御部30はオフ状態で、電動モータ2の始動も不可(走行不可)とするモードである。
「IG-ACC」モードは、制御部30はオフ状態で、電動モータ2の始動も不可(走行不可)とされているが、オーディオ機器22はオン状態(使用可能)とするモードである。
「IG-ON」モードは、電動モータ2の始動は不可(走行不可)とされているが、オーディオ機器22と制御部30はオン状態とするモードである。
「READY」モードは、オーディオ機器22と制御部30をオン状態とするとともに、電動モータ2の始動可能(走行可能)とするモードである。
図5は、始動制御装置10による始動制御の処理内容の一形態を示すフローチャートである。
制御部30は、図5のステップS1において、車両1の各センサや各スイッチ類からの出力情報を読み込み、ステップS2に進む。制御部30は、ステップS2において、ブレーキセンサ16がオンか否かをブレーキ信号の有無から判断する。制御部30は、ブレーキ信号の出力がある場合には、ブレーキペダル8が踏み込まれているものとしてステップS3に進む。
制御部30は、ステップS3において、パーキングレンジが選択されているか否かを、パーキングレンジ信号の有無から判断する。制御部30は、パーキングレンジ信号の出力がある場合には、パーキングスイッチ12がオン操作されたものと判断し、ステップS4に進む。制御部30は、ステップS4において、パワースイッチ14が始動操作(オン操作)されたか否かを、パワースイッチ14からのオン信号の有無から判断する。制御部30は、パワースイッチ14からオン信号の出力がある場合には、パワースイッチ14が始動操作(オン操作)されたものと判断し、ステップS5に進み「IG-ON」モードを設定し、パワースイッチ14からのオン信号の出力がない場合には、ステップS1に戻る。
制御部30は、ステップS6において、CPU31から加算指令を出力するとともに、カウンタ304でカウンタ値Kを+1加算して更新して、ステップS7に進む。
制御部30は、ステップS7において、カウンタ値Kとカウンタ判断値K3とを比較し、カウンタ値Kがカウンタ判断値K3に達していなければステップS1に戻り、カウンタ値Kがカウンタ判断値K3に達している場合には、走行可能条件が整ったものと判断してステップS8に進む。制御部30は、ステップS8において、「READY」モードを設定する。
このため、車両1は、この「READY」モードが設定されることで、電動モータ2が始動可能(走行可能)な状態となり、運転者がパーキングロック9Aを解除し、ジョイスティックレバー11をドライブレンジDRに操作してアクセルペダル5を踏み込むことで、電動モータ2を始動して走行することができる。
制御部30は、ステップS3においてパーキングレンジ信号の出力がない場合、すなわち、ブレーキペダル8は踏み込まれているが、パーキングレンジPRでない場合、パーキングレンジPRが選択されていないものと判断し、ステップS9に進む。制御部30は、ステップS9においてニートラルレンジNRが選択されているか否かをニートラル信号の有無から判断し、ニートラル信号の出力がある場合にはニートラレルレンジNRが選択されたものと判断してステップS10に進み、ニートラル信号の出力がない場合にはニートラレルレンジが選択されたものと判断し、この制御処理を終える。つまり、制御部30は、運転者がパーキングレンジPRを選択していないことや、パーキングレンジPRを選択したが、ホームポジションHPとニュートラルレンジNRが車両幅方向に直線的に配置されているためにパーキングレンジPR選択後に、例えばジョイスティックレバー11に荷物や乗員(運転者や他の乗員)が触れてジョイスティックレバー11がホームポジションHPから移動して、意に反してニートラルレンジNRが選択されているか否かなどを判断している。
制御部30は、ステップS10において、車両1が停止状態であるか否かを車速センサ21から出力される車速検出値Vと速度判断値V1を比較することで判断する。制御部30は、車速検出値Vが速度判断値V1よりも低い場合には、車両1が停止しているものと判断してステップS11に進み、車速検出値Vが速度判断値V1よりも低くない場合には、この制御処理を終える。
制御部30は、ステップS11においてカウンタ値Kとカウンタ判断値K2とを比較し、カウンタ値Kがカウンタ判断値K2の場合にはステップS12に進み、報知部17を作動して、パーキングレンジPRが選択されていないことを運転者に報知する。
制御部30は、カウンタ値Kがカウンタ判断値K2でない場合には、ステップS13に進み、カウンタ値Kとカウンタ判断値K1とを比較し、カウンタ値Kがカウンタ判断値K1の場合にはステップS14に進み、現在のレンジをパーキングレンジPRに変更し、カウンタ値Kがカウンタ判断値K1でない場合には、この制御処理を終える。
制御部30は、ステップS2において、ブレーキ信号の出力がない場合には、運転者によってブレーキペダル8が踏み込み操作されていないものと判断し、ステップS15に進んで「IG-OFF」モードとする。
このように、電動モータ2の始動前においてレンジ判断部15によりパーキングレンジPRでないことが判断された状態で、パワースイッチ14が第1の設定回数であるカウンタ判断値K1だけ始動操作(オン操作)された場合には、レンジ判断部15で判断されたパーキングレンジPR以外のレンジがパーキングレンジPRへ強制的に変更されて「READY」モードとなる。このため、例えば、運転者の意に反してニートラルレンジNRが選択されていることを知らない場合でも、パワースイッチ14の始動操作(オン操作)を所定回数である第1の設定回数(カウンタ判断値K1)だけ行なうと、電動モータ2が始動可能な状態となる。
よって、運転者は選択されているレンジを気にしなくても、パワースイッチ14を始動操作(オン操作)することで車両1が走行可能(始動可能)状態となるため、運転者が故障していると誤認することが少なくなって、始動時のユーザビリティの向上を図ることができる。
本実施形において、制御部30は、パワースイッチ14が第1の設定回数(カウンタ判断値K1)よりも少ない第2の設定回数(カウンタ判断値K2)だけ始動操作(オン操作)された場合に、報知部17を作動するので、レンジがパーキングレンジPRに変更される前に、運転者にレンジがパーキングレンジPRにないことを報知することができる。このため、報知に気が付いた運転者がパーキングスイッチ12をオン操作することで、パーキングレンジPRとなるので、パワースイッチ14の始動操作回数を低減することができ、始動時のユーザビリティの一層の向上を図ることができる。
本実施形において、制御部30は、車速センサ21により車両1が走行中ではなく停止中と判断され、かつブレーキスイッチ16によりブレーキペダル8が踏込み操作されていないことが検知された場合、パワースイッチ14の操作回数及びレンジ判断部15で判断されたレンジの状態に関わらず、電動モータ2の始動を禁止する「IG-OFF」モードとするので、誤発進などを防止でき、安全性に寄与しつつも始動時のユーザビリティの向上を図ることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 車両
2 駆動源
8 ブレーキペダル
9 ブレーキ装置
10 始動制御装置
11、12 シフト操作部
13 シフト切替部
14 始動操作部
15 レンジ判断部
16 ペダル検知部
17 報知部
30 制御部
K1 設定回数
PR パーキングレンジ

Claims (3)

  1. 車両を始動する際に操作する始動操作部と、
    シフト操作部の操作によって切り替えられたシフトレンジを判断するレンジ判断部と、
    前記車両の始動前において前記レンジ判断部によりパーキングレンジにあることが判断された状態で、前記始動操作部が操作されることで前記車両を始動可能とするとともに、
    前記レンジ判断部によりパーキングレンジでないことが判断された状態で、前記始動操作部が所定回数操作された場合に、前記レンジ判断部で判断されたレンジをパーキングレンジへ変更する制御部を有することを特徴とする車両の始動制御装置。
  2. 作動することで報知状態となる報知部を有し、
    前記制御部は、前記始動操作部が前記所定回数よりも少ない回数操作された場合に、前記報知部を作動することを特徴とする請求項1記載の車両の始動制御装置。
  3. ブレーキペダルの操作の有無を検知するペダル検知部を有し、
    前記制御部は、前記ペダル検知部により前記ブレーキペダルが踏込み操作されていないことが検知された場合、前記車両の始動を禁止することを特徴とする請求項1又は2記載の車両の始動制御装置。
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