JP2016077576A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】肌当接面を形成する液透過性の表面シート2、裏面シート3及びこれら両シート間に介在された吸収体4を具備し、長手方向X及び幅方向Yを有する吸収性物品1であり、表面シート2は、長手方向に延びる筋状の凸条部13及び凹条部14が幅方向Yに交互に配された凹凸構造の不織布1からなり、凹条部14において、隣接する下側シート6と接合され、凸条部13が下側シート6との間に中空構造を有している。下側シート6は、繊維の集合体からなり、該繊維の集合体の繊維密度が、表面シート2を構成する不織布1の繊維密度より高い。
【選択図】図3
Description
図1には、本発明の一実施形態である失禁パッド10(以下、単に「失禁パッド10」ともいう。)の斜視図が示されている。図2(a)は、図1のII−II線拡大断面図、図2(b)は、図1に示す失禁パッド10の吸収体の裏面(非肌当接面側の面)を示す図である。
コアラップシート41としては、ティッシュペーパーや不織布等の透水性の繊維シートが好適に用いられる。また、コアラップシート41は、一枚のシートで吸収性コア40の全体を包んでいても良いし、2枚以上のコアラップシートで吸収性コア40の全体を包んでいても良く、例えば、吸収性コア40の肌当接面側と非肌当接面側とを別々のシートで被覆していても良い。
吸収体4の厚みは、下記方法により測定される。
厚みTの測定には、2つの平行な加圧面(固定加圧面と可動加圧面)を持つマイクロメーターであるピーコック式精密測定器(型式R1−C)を用い、測定子可動加圧面の直径は5mm、圧力は100kPa以下で測定し、測定用試験片の大きさは、下記プレートの大きさ以上とする。試験片上に20mm×20mmのプレート(重量5.4g)を置き、測定子可動加圧面を2mm/sの速度で操作し、該プレートに当て、安定直後の値を読み取る。加圧面間(試験片に加わる圧力)の圧力は1.3kPa以下になる。
図3には、本実施形態の失禁パッド10において、表面シート2として用いた不織布1(以下、「不織布1」ともいう。)の斜視図が示されている。図4は、図3に示す不織布1の厚み方向の断面を示す模式図である。図5は、図3に示す不織布1の構成繊維11の拡大模式図である。不織布1は、図3に示すように、構成繊維11どうしの交点を熱融着して形成された融着部12(図5参照)を複数備えた不織布である。また、表面シート2を構成する不織布1においては、図3に示すように、凸条部13及び凹条部14が延びる「一方向」は、失禁パッド10の長手方向Xと同方向であり、不織布1において、凸条部13及び凹条部14が延びる「一方向」をX方向とも表記する。
繊維の繊維径として、繊維の直径(μm)を、走査電子顕微鏡(日本電子(株)社製JCM−5100)を用いて、繊維の断面を200倍〜800倍に拡大観察して測定する。繊維の断面は、フェザー剃刀(品番FAS‐10、フェザー安全剃刀(株)製)を用い、繊維を切断して得る。抽出した繊維1本について円形に近似したときの繊維径を5箇所測定し、それぞれ測定した値5点の平均値を繊維の直径とする。
不織布1は、図5に示すように、不織布1の構成繊維11の内の1本の構成繊維11に着目して、隣り合う融着部12,12どうしの間に、大径部17を複数(不織布1においては2個)備える構成繊維11を有している。詳述すると、不織布1は、1本の構成繊維11に着目して、隣り合う融着部12,12の内の一方の融着部12から他方の融着部12に向かって、一方の融着部12側の小径部16、1個目の大径部17、小径部16、2個目の大径部17、他方の融着部12側の小径部16の順に配されている構成繊維11を有している。不織布1は、1本の構成繊維11に着目して、隣り合う融着部12,12どうしの間に、大径部17を、肌触り向上の観点と不織布強度低下の観点から、好ましくは1個以上5個以下備え、更に好ましくは1個以上3個以下備えている。
小径部16及び大径部17の繊維径(直径L16,L17)は、上述した繊維の繊維径の測定と同様にして測定する。
そして、不織布1は、図3に示すように、凸条部13の頂部が頂部域13aから形成され、凹条部14の底部が底部域13bから形成されている。そのため、表面シート2を構成する不織布1の凸条部13は、それぞれ、頂部域13aを挟む両側それぞれに側部域13cを有し、頂部域13aと接合部14sとの間に、頂部域13aよりも繊維密度が低い側部域13cが形成されている。
側部域13cの繊維密度が、頂部域13a、又は頂部域13a及び底部域13bよりも低いことに起因して、凸条部13どうし間に入った液が側部域13cを介して凸条部13下の中空空間内やセカンドシート6に移行し、また、移行した液は、肌に接する面を形成する頂部域13aに戻りにくい。これにより、排泄液が着用者の肌に接触することによる不快感等を一層確実に防止することができる。
フェザー剃刀(品番FAS‐10、フェザー安全剃刀(株)製)を用いて不織布を厚み方向Zに沿って切断する。頂部域13aでの繊維密度に関しては、不織布の切断面の厚みをZ方向に三等分した際の上方の部位である頂部域13aを、走査電子顕微鏡を用いて拡大観察(繊維断面が30〜60本程度計測できる倍率に調整;150〜500倍)し、一定面積当たり(0.5mm2程度)の前記切断面によって切断されている繊維の断面数を数える。次に1mm2当たりの繊維の断面数に換算し、これを頂部域13aでの繊維密度とする。測定は3箇所行い、平均してそのサンプルの繊維密度とする。同様に、底部域13bでの繊維密度に関しては、不織布の切断面の厚みをZ方向に三等分した際の下方の部位を測定して求める。同様に、側部域13cの繊維密度に関しては、不織布の切断面の厚みをZ方向に三等分した際の中央の部位を測定して求める。なお、走査電子顕微鏡としては、日本電子(株)社製のJCM−5100(商品名)を用いる。
頂部域13aを構成する構成繊維11における変化点18を有する繊維の本数に関しては、不織布の厚みをZ方向に3等分した際の上方の部位である頂部域13aの頂点付近を、走査電子顕微鏡を用いて拡大観察(繊維断面が30〜60本程度計測できる倍率に調整;50〜500倍)し、頂部域13aを構成する構成繊維11を20本ランダムに抽出し、20本の構成繊維11の内に変化点18を有する繊維数を数える。これを頂部域13aを構成する構成繊維における変化点18を有する繊維の本数とする。測定は3箇所行い、平均してそのサンプルの頂部域13aを構成する構成繊維における変化点18を有する繊維の本数とする。同様に、底部域13bを構成する構成繊維11における変化点18を有する繊維の本数に関しては、不織布の厚みをZ方向に3等分した際の下方の部位である底部域13bの底点付近を測定して求める。同様に、側部域13cを構成する構成繊維11における変化点18を有する繊維の本数に関しては、不織布の厚みをZ方向に3等分した際の中央の部位を測定して求める。尚、走査電子顕微鏡としては、日本電子(株)社製のJCM−5100(商品名)を用いる。
シート厚みTSの測定方法は、不織布1に0.05kPaの荷重を加えた状態で、厚み測定器を用いて測定する。厚み測定器にはオムロン社製のレーザー変位計を用いる。厚み測定は、10点測定し、それらの平均値を算出して厚みとする。
層厚みTLの測定法は、シートの断面をキーエンス製デジタルマイクロスコープVHX−900により約20倍程度で拡大することで、各層の厚みを測定する。
また不織布1の坪量は、シート全体の平均値で15g/m2以上50g/m2以下が好ましく、20g/m2以上40g/m2以下がより好ましい。
繊維処理剤を構成繊維11の表面に付着させる方法としては、各種公知の方法を特に制限なく採用することができる。例えば、スプレーによる塗布、スロットコーターによる塗布、ロール転写による塗布、繊維処理剤への浸漬等が挙げられる。これらの処理は、ウエブ化する前の繊維に対して行ってもよいし、繊維を各種の方法でウエブ化した後に行ってもよい。ただし、後述する熱風吹き付け処理よりも前に処理を行う必要がある。繊維処理剤が表面に付着した繊維は、例えば、熱風送風式の乾燥機により、ポリエチレン樹脂の融点より十分に低い温度(例えば120℃以下)で乾燥される。
尤も、表面シート2とセカンドシート6とを、長手方向Xに沿って間欠的に形成することは妨げられない。
熱融着による接合部14sにおいては、表面シート2を構成する不織布1の構成繊維及びセカンドシート6を構成する繊維の集合体の構成繊維のいずれもが、繊維の形態を維持していないことが好ましい。繊維の形態を維持させないためには、ヒートシールによる加熱温度を、不織布及び繊維集合体の一方又は双方の構成繊維の融点以上とすることが好ましい。融点の温度が異なる2成分からなる複合繊維等の場合の構成繊維の融点は、融点が最も低い成分の融点とする。
接合部14sが斯かる構成を有することで、凸条部13下のセカンドシート6上に移行した液を、隣の凸条部13下への移行を阻止しながら、長手方向Xに効率よく拡散させることができる。そのため、排泄液が着用者の肌に接触することによる不快感を一層確実に抑制止しつつ、吸収体4の長手方向の広い範囲の吸収容量を一層効果的に活用することができる。
液不透過性の接合部14sを形成する方法としては、表面シート2とセカンドシート6とを両者の構成繊維が繊維の形態を維持しなくなるように熱融着させる方法等が挙げられる。
表面シート2とセカンドシート6との接合は、上述した熱融着に限られず、ホットメルト型接着剤等の接着剤による接合等、他の接合手段を採用してもよい。セカンドシート6は、長手方向X及び幅方向Yの長さを、表面シート2よりも短くすることができる。あるいは、セカンドシート6の長手方向X及び幅方向Yの長さを、表面シート2と同じにすることもできる。
また、セカンドシート6を構成する不織布としては長繊維不織布以外の不織布を用いることもでき、例えば、構成繊維が長手方向Xに配向した、ヒートロール不織布、ヒートエンボス不織布、スパンレース不織布等の種々の不織布等を用いることもできる。これらの不織布について、構成繊維が長手方向Xに配向しているか否かは、下記方法に判断することができる。
繊維の配向度は、マイクロ波式分子配向計MOA−6004(Oji Scientific Instruments社製)によりMOR値として測定される。繊維の配向度は、サンプル数5点の平均値とする。
本実施形態に用いた不織布1のように、厚み方向に繊維密度が異なる複数の領域を有する場合、表面シート2を構成する不織布の繊維密度(D13a)は、凸条部13の頂部における繊維密度とする。また、セカンドシート6を構成する繊維の集合体の繊維密度(D6)は、表面シート2を構成する不織布とは接合されていない非接合部6aにおける繊維密度とする。
また、その高密度部43のそれぞれは、図2(a)に示すように、凸条部13の頂部と重なる位置に形成されている。詳述すると、高密度部43が長手方向Xに延びて、幅方向Yに複数列形成されており、高密度部43のそれぞれは、凸条部13の頂部と長手方向Xに沿って連続して重なっている。
本実施形態における高密度部43は、周面に、周方向又は軸方向に延びる凸部と溝部とを交互に備えたエンボスロールと表面が平滑なアンビルロールとの間で加圧して形成されており、個々の高密度部43においては、吸収体4の厚みが他の部分に比して薄くなっている。また、吸収体4は、非肌当接面側の面が、エンボスロール側の面であり、高密度部43は、吸収体4の非肌当接面側の面に、エンボスロール周面の凸条部に対応する凹部を有している。
吸収体4の幅方向Yに形成する、表面シート2の凸条部13の頂部と重なる高密度部43の本数は、複数本であり、好ましくは3本以上、より好ましくは5本以上、更に好ましくは8本以上である。
高密度部43は、幅方向Yの長さが、好ましくは20mm以上、より好ましくは50mm以上である。また、高密度部43は、長手方向Xに連続する長さが、吸収体4の同方向の全長に対して、好ましくは30%以上、より好ましくは50%以上であり、更に好ましくは100%である。
また、高密度部43は、長手方向Xに長い形状の高密度部43が吸収体4の長手方向Xに沿って連続に形成されていても良いが、図11に示すように、長手方向Xに長い形状の高密度部43を吸収体4の長手方向Xに沿って間欠に形成しても良い。その場合、高密度部43の長手方向Xの長さL3は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また、高密度部43の前記長さL3は、該長さL3と長手方向Xに隣り合う高密度部43,43どうし間の長さとの合計長さL5の、好ましくは5%以上、より好ましくは30%以上である。
そして、凸条部13下のセカンドシート6の上又は中に移行した液Bは、不織布12とセカンドシート6との間に密度差があること、及び凹条部14がセカンドシート6に接合され、着用中に凸条部13の内部中空の構造が維持されやすいことにより、凸条部13の肌に接する部分には戻りにくい。これにより、排泄液が着用者の肌に接触することによる不快感を一層確実に抑制することができる。
これにより、排泄液が着用者の肌に接触することによる不快感を確実に抑制しつつ、吸収体4の長手方向の広い範囲の吸収容量を効果的に活用することができる。
先ず、図8に示すように、ウエブ形成部200にて、高伸度繊維である熱伸長性複合繊維を有する短繊維状の構成繊維11を原料として用い、カード機であるウエブ形成装置201によって繊維ウエブ1bを形成する(ウエブ形成工程)。ウエブ形成装置201によって製造された繊維ウエブ1bは、その構成繊維11どうしが緩く絡合した状態にあり、シートとしての保形性を獲得するには至っていない。
また不織布からなるセカンドシート6は、吸収性物品の長手方向X及び幅方向Yの一方又は双方における長さが表面シート2と同一であっても短くても良い。また、吸収性物品は、防漏カフを有しないものであっても良い。
<1>
肌当接面を形成する液透過性の表面シート、裏面シート及びこれら両シート間に介在された吸収体を具備し、長手方向及び幅方向を有する吸収性物品であって、
前記表面シートは、長手方向に延びる筋状の凸条部及び凹条部が幅方向に交互に配された凹凸構造の不織布からなり、前記凹条部において、隣接する下側シートと接合され、前記凸条部が前記下側シートとの間に中空構造を有しており、
前記下側シートは、繊維の集合体からなり、該繊維の集合体の繊維密度が前記表面シートを構成する前記不織布の繊維密度より高い、吸収性物品。
前記下側シートの構成繊維が長手方向に配向している、前記<1>に記載の吸収性物品。
<3>
前記下側シートが長繊維不織布からなる、前記<1>又は<2>に記載の吸収性物品。
<4>
前記下側シートの親水度が前記表面シートよりも高い、前記<1>〜<3>の何れか1に記載の吸収性物品。
<5>
前記吸収体の厚みは、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは15mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また好ましくは1mm以上15mm以下、更に好ましくは2mm以上10mm以下である、前記<1>〜<4>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記不織布は、繊維径が相互に異なる大径部及び小径部を有する繊維を含んでいる、前記<1>〜<5>の何れか1に記載の吸収性物品。
<7>
前記不織布は、構成繊維同士の交点を熱融着して形成された融着部を複数備える、前記<1>〜<6>の何れか1に記載の吸収性物品。
<8>
前記不織布の構成繊維に高伸度繊維が含まれている、前記<1>〜<7>の何れか1に記載の吸収性物品。
<9>
前記高伸度繊維は、熱融着性のある芯鞘型複合繊維である、前記<8>に記載の吸収性物品。
<10>
前記高伸度繊維の繊度は、原料の段階で、1.0dtex以上10.0dtex以下であり、好ましくは2.0dtex以上8.0dtex以下である、前記<8>又は<9>に記載の吸収性物品。
<11>
前記不織布における高伸度繊維の割合が50質量%以上100質量%以下であり、好ましくは80質量%以上100質量%以下である、前記<8>〜<10>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記不織布の構成繊維は、1本の構成繊維に着目したときに、隣り合う融着部どうしの間に、繊維径の小さい2個の小径部に挟まれた繊維径の大きい大径部を有している、前記<1>〜<11>の何れか1に記載の吸収性物品。
<13>
前記1本の構成繊維は、隣り合う融着部どうしの間に大径部を複数備える、前記<12>に記載の吸収性物品。
<14>
前記不織布の構成繊維は、1本の構成繊維11に着目したときに、隣り合う融着部どうしの間に、大径部を1個以上5個以下備え、好ましくは1個以上3個以下備えている、前記<12>又は<13>に記載の吸収性物品。
<15>
前記大径部の繊維径(直径L17)に対する前記小径部の繊維径(直径L16)の比率(L16/L17は、好ましくは0.5以上0.8以下、更に好ましくは0.55以上0.7以下である、前記<12>〜<14>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記大径部の繊維径(直径L17)に対する前記小径部の繊維径(直径L16)の比率(L16/L17)は、好ましくは0.5以上0.8以下、更に好ましくは0.55以上0.7以下である、前記<12>〜<15>の何れか1に記載の吸収性物品。
<18>
前記大径部の繊維径(直径L17)は、好ましくは10μm以上35μm以下、更に好ましくは13μm以上25μm以下、特に好ましくは15μm以上20μm以下である、前記<12>〜<17>の何れか1に記載の吸収性物品。
<19>
前記不織布の構成繊維は、1本の構成繊維に着目したときに、融着部に隣接する小径部から大径部への変化点が、該融着部から隣り合う融着部どうしの間隔Tの1/3の範囲内に配されている、前記<12>〜<18>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記不織布は、厚み方向Zに沿って断面視したとき、頂部域、底部域及びこれらの間に位置する側部域を有し、
前記凸条部の頂部が頂部域から形成され、前記凹条部の底部が底部域から形成されている、前記<1>〜<19>の何れか1に記載の吸収性物品。
<21>
前記側部域の繊維密度が、前記頂部域の繊維密度及び前記底部域の繊維密度よりも低く形成されている、前記<20>に記載の吸収性物品。
<22>
前記頂部域での繊維密度(D13a)、又は前記底部域での繊維密度(D13b)に対する前記側部域の繊維密度(D13c)の比率(D13c/D13a,D13c/D13a)は、好ましくは0.15以上0.9以下、更に好ましくは0.2以上0.8以下である、前記<20>又は<21>に記載の吸収性物品。
<23>
前記頂部域13aでの繊維密度(D13a)は、好ましくは90本/mm2以上200本/mm2以下、更に好ましくは100本/mm2以上180本/mm2以下である、前記<20>〜<22>の何れか1に記載の吸収性物品。
<24>
前記底部域13bでの繊維密度(D13b)は、好ましくは80本/mm2以上200本/mm2以下、更に好ましくは90本/mm2以上180本/mm2以下である、前記<20>〜<23>の何れか1に記載の吸収性物品。
<25>
前記側部域13cの繊維密度(D13c)は、好ましくは30本/mm2以上80本/mm2以下、更に好ましくは40本/mm2以上70本/mm2以下である、前記<20>〜<24>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記側部域を構成する構成繊維における、変化点を有する繊維の本数が、前記頂部域を構成する構成繊維における、変化点を有する繊維の本数、及び前記底部域を構成する構成繊維における、変化点を有する繊維の本数よりも多く形成されている、前記<29>〜<35>の何れか1に記載の吸収性物品。
<27>
前記頂部域を構成する構成繊維における変化点を有する繊維の本数(N13a)、又は前記底部域を構成する構成繊維における変化点を有する繊維の本数(N13b)に対する前記側部域を構成する構成繊維における変化点を有する繊維の本数(N13c)の比率(N13c/N13a,N13c/N13b)が、好ましくは2以上20以下、更に好ましくは5以上20以下である、前記<21>〜<26>の何れか1に記載の吸収性物品。
<28>
前記不織布の変化点を有する繊維の本数の具体的な値に関し、前記頂部域を構成する構成繊維における変化点を有する繊維の本数(N13a)は、好ましくは1本以上15本以下、更に好ましくは5本以上15本以下である、前記<21>〜<27>の何れか1に記載の吸収性物品。
<29>
前記不織布の変化点を有する繊維の本数の具体的な値に関し、前記底部域を構成する構成繊維における変化点18を有する繊維の本数(N13b)は、好ましくは1本以上15本以下、更に好ましくは5本以上15本以下である、前記<21>〜<28>の何れか1に記載の吸収性物品。
<30>
前記不織布の変化点を有する繊維の本数の具体的な値に関し、前記側部域を構成する構成繊維における変化点18を有する繊維の本数(N13c)は、好ましくは5本以上20本以下、更に好ましくは10本以上20本以下である、前記<21>〜<29>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記不織布のシート厚みTSは、0.5mm以上7mm以下であり、好ましくは1.0mm以上5mm以下である、前記<1>〜<30>の何れか1に記載の吸収性物品。
<32>
前記頂部域の層厚みTL1は0.1mm以上3.0mm以下であり、好ましくは0.2mm以上2.0mm以下である、前記<1>〜<31>の何れか1に記載の吸収性物品。
<33>
前記底部域の層厚みTL2は0.1mm以上3.0mm以下であり、好ましくは0.2mm以上2.0mm以下である、前記<1>〜<32>の何れか1に記載の吸収性物品。
<34>
前記側部域の層厚みTL3は0.1mm以上3.0mm以下であり、好ましくは0.2mm以上2.0mm以下である、前記<1>〜<33>の何れか1に記載の吸収性物品。
<35>
前記幅方向Yに隣り合う凸条部の頂部どうしのピッチは、1mm以上15mm以下であり、好ましくは1.5mm以上10mm以下である、前記<1>〜<34>の何れか1に記載の吸収性物品。
<36>
前記凸条部の高さHは、0.5mm以上5mm以下であり、好ましくは1mm以上3mm以下である、前記<1>〜<34>の何れか1に記載の吸収性物品。
<37>
前記不織布の坪量は、シート全体の平均値で15g/m2以上50g/m2以下であり、好ましくは20g/m2以上40g/m2以下である、がより好ましい、前記<1>〜<36>の何れか1に記載の吸収性物品。
<38>
前記下側シートが、スパンボンド不織布又はスパンレース不織布である、前記<1>〜<37>の何れか1に記載の吸収性物品。
<39>
前記凸条部の頂部(頂部域13a)の繊維密度(D13a)に対する、前記下側シート又は該下側シートであるセカンドシートの繊維密度(D6)の比率(D13a/D6)は、好ましくは1.1以上、更に好ましくは2以上である、前記<1>〜<38>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記吸収体は、前記幅方向における複数個所に、繊維密度が幅方向の両側に位置する部分よりも高い高密度部を有し、該高密度部それぞれは、前記凸条部の頂部と重なる位置に形成されている、前記<1>〜<38>の何れか1に記載の吸収性物品。
<41>
前記高密度部が前記長手方向に延びて、前記幅方向に複数列形成されており、前記高密度部のそれぞれは、前記凸条部の頂部と前記長手方向に沿って連続して重なっている、前記<40>に記載の吸収性物品。
<42>
前記吸収体の幅方向Yに形成する、前記表面シートの凸条部の頂部と重なる高密度部の本数が複数本であり、好ましくは3本以上、より好ましくは5本以上、更に好ましくは8本以上である。前記<40>又は<41>に記載の吸収性物品。
<43>
前記高密度部は、幅方向Yの長さが、好ましくは20mm以上、より好ましくは50mm以上である、前記<40>〜<42>の何れか1に記載の吸収性物品。
<44>
前記高密度部として、長手方向Xに長い形状の高密度部が吸収体の長手方向Xに沿って連続に形成されている、前記<40>〜<43>の何れか1に記載の吸収性物品。
<45>
前記高密度部は、長手方向Xに連続する長さが、前記吸収体の同方向の全長に対して、好ましくは30%以上、より好ましくは50%以上であり、更に好ましくは100%である、前記<40>〜<44>の何れか1に記載の吸収性物品。
<46>
前記高密度部は、長手方向Xに長い形状を有し、吸収体4の長手方向Xに沿って間欠に複数形成されている、前記<40>〜<45>の何れか1に記載の吸収性物品。
<47>
前記高密度部の長手方向Xの長さL3は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上である、前記<40>〜<46>の何れか1に記載の吸収性物品。
<48>
前記高密度部の前記長さL3は、該長さL3と長手方向Xに隣り合う高密度部どうし間の長さとの合計長さL5の、好ましくは5%以上、より好ましくは30%以上である、前記<40>〜<47>の何れか1に記載の吸収性物品。
<49>
前記高密度部の密度(D3)に対する、低密度部の密度(D4)の比率(D3/D4)は、好ましくは1.5以上、更に好ましくは3以上である、前記<40>〜<48>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記表面シート及び前記下側シートが、熱可塑性樹脂の繊維を含み、前記凹条部が熱融着により該下側シートと接合されており、該接合部において、前記表面シート及び前記下側シートの構成繊維が、繊維の形態を維持していない、前記<1>〜<49>の何れか1に記載の吸収性物品。
<51>
前記凹条部と前記下側シートとの接合部が液不透過性である、前記<1>〜<50>の何れか1に記載の吸収性物品。
<52>
前記接合部が長手方向に連続して形成されている、前記<1>〜<51>の何れか1に記載の吸収性物品。
1 不織布
1a 繊維シート
1b 繊維ウエブ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
6 セカンドシート(下側シート)
11 構成繊維
12 融着部
13 凸条部
14 凹状部
14s 接合部
16 小径部
17 大径部
18 変化点
43 高密度部
100 製造装置
200 ウエブ形成部
201 ウエブ形成装置
300 熱風処理部
400 延伸部
401,402 凹凸ロール
403,404 大径凸部
500 下側シート接合部
Claims (10)
- 肌当接面を形成する液透過性の表面シート、裏面シート及びこれら両シート間に介在された吸収体を具備し、長手方向及び幅方向を有する吸収性物品であって、
前記表面シートは、長手方向に延びる筋状の凸条部及び凹条部が幅方向に交互に配された凹凸構造の不織布からなり、前記凹条部において、隣接する下側シートと接合され、前記凸条部が前記下側シートとの間に中空構造を有しており、
前記下側シートは、繊維の集合体からなり、該繊維の集合体の繊維密度が前記表面シートを構成する前記不織布の繊維密度より高い、吸収性物品。 - 前記下側シートの構成繊維が長手方向に配向している、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記下側シートが長繊維不織布からなる、請求項2に記載の吸収性物品。
- 前記下側シートの親水度が前記表面シートよりも高い、請求項1〜3の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記吸収体は、前記幅方向における複数個所に、繊維密度が幅方向の両側に位置する部分よりも高い高密度部を有し、該高密度部それぞれは、前記凸条部の頂部と重なる位置に形成されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記高密度部が前記長手方向に延びて、前記幅方向に複数列形成されており、前記高密度部のそれぞれは、前記凸条部の頂部と前記長手方向に沿って連続して重なっている、請求項5に記載の吸収性物品。
- 前記表面シート及び前記下側シートが、熱可塑性樹脂の繊維を含み、前記凹条部が熱融着により該下側シートと接合されており、該接合部において、前記表面シート及び前記下側シートの構成繊維が、繊維の形態を維持していない、請求項1〜6の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記凹条部と前記下側シートとの接合部が液不透過性である、請求項1〜7の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記接合部が長手方向に連続して形成されている、請求項1〜8の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記不織布は、頂部域、底部域及びこれらの間に位置する側部域を有し、
前記凸条部の頂部が頂部域から形成され、前記凹条部の底部が底部域から形成されており、
前記側部域の繊維密度が、前記頂部域の繊維密度よりも低くなっている、請求項1〜9の何れか1項に記載の吸収性物品。
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