JP2016074531A - エレベーターの点検装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドア開閉の異常が報知された場合に、現場で確実に異常個所を見出すことができるエレベーターの点検装置を提供する。【解決手段】ドア開閉動作に異常があったときにその旨を管制端末に送信し表示する表示装置を備えたエレベーターの点検装置において、前記表示装置101に前記異常を検出したドアが、かごドア2若しくは特定階床の乗り場ドア20である旨を表示するようにした。【選択図】図9

Description

本発明は、エレベーターの点検装置に関する。
エレベーターのドアは、据付時においてはその開閉が滑らかに行われていたものが、経年劣化や突発的事象でドア開閉時のドア走行抵抗が増大する。前者は、例えばシルの浮き上がり、ドア吊りの傾きによるドア底部とシルの間隔の狭まりなどが挙げられ、後者は、物体の衝突によるドアシューの変形などである。このドア走行抵抗が、予め決められた過負荷反転トルクを超えると、ドア開動作時にはドアが開かない、ドア閉動作時にはドアが閉まらないといった不具合を生じる。
このような事態になる前に、定期点検時に点検員が1階床ずつエレベーターを移動させてその都度ドア開閉異常を点検していた。しかし、全階床に渡って点検している間、そのエレベーターは利用客に対してサービスを行うことができないといった問題があった。
この問題を解決するため、特許文献1に記載された技術は、ドア開閉時のドアモータのトルクを検出し、このトルクが異常値を示す時、特に、点検、整備が必要な場合に監視センターに発報することが記載されている。その際に、異常検出日時、異常検出コード、階床名、計測値を表示することが記載されている。
特開2005‐126176号公報
上記特許文献1には、ドアの開閉異常を示した階床名を表示するものであるが、点検員が現場の階床に赴いて、ドアを点検してもドアの異常が見つからないという問題があった。
本発明の目的は、ドア開閉の異常が報知された場合に、現場で確実に異常個所を見出すことができるエレベーターの点検装置を提供することにある。
上記目的は、ドア開閉動作に異常があったときにその旨を管制端末に送信し表示する表示装置を備えたエレベーターの点検装置において、前記表示装置に前記異常を検出したドアが、かごドア若しくは特定階床の乗り場ドアである旨を表示することを特徴としている。
本発明によれば、ドア開閉の異常が報知された場合に、現場で確実に異常個所を見出すことができるエレベーターの点検装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るエレベーターの点検装置の概略図である。 エレベーターの乗りかごに設けられたかごドアを乗り場側から見た図である。 エレベーターの乗り場に設けられた乗り場ドアを乗りかご側から見た図である。 本発明の一実施形態に係るドア点検のドア制御装置におけるフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るドア点検のエレベーター制御装置におけるフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るドア点検に用いられるデータ格納テーブルを示す図である。 本発明の一実施形態に係るドア点検の遠隔監視装置におけるフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るドア点検のドア位置とトルクとの関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る管制センタの管制端末に表示されるドア異常表示の一例である。
以下本発明に係るエレベーターの点検装置の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るエレベーターの点検装置の概略図である。ロープ6に吊り下げられたエレベーターの乗りかご1は、かごドア2及びこのかごドアに係合して開閉する乗り場ドア20(本図には図示しない)を開閉駆動制御するドア制御装置3、ドア制御装置3により駆動されるドアモータ4、このドアモータ4の回転位置からドア位置を検出するためのロータリーエンコーダー5が搭載されている。このドア制御装置3とエレベーター制御装置8とのデータのやり取りは、テールコード7を介して行われる。なお、このエレベーター制御装置8は、このエレベーターだけでなく、複数ある場合は、他の号機の制御も行う。
エレベーター制御装置8は、遠隔監視装置9と接続されており、この遠隔制御装置9はエレベーター制御装置8からの種々情報を受け取りエレベーターの異常の有無などを監視する。本実施形態は、エレベーターのドア開閉異常監視に関するものであるので、それに関する部分として、ドア異常監視部91及び記憶装置92を遠隔監視装置9は備えている。
また、遠隔監視装置9は、管制センタの管制端末10とネットワークを介して接続されており、管制端末10の表示装置101に監視情報が表示される。
次に図2及び図3を用いてかごドア2及び乗り場ドア20の詳細について説明する。
図2は、かごドアを乗り場側から見た図であり、壁に隠れて見えない部分も記載されている。乗りかご1には、利用客が乗降するための出入口が設けてあり、この出入口11を開閉するためにかごドア2が設けられている。このかごドア2は、乗りかご1に設けられたドアレール13に、かごドア2の上部に取り付けられたドアハンガー12が移動自在に乗ることで、かごドア2が懸垂されている。一方、乗りかご1の屋根にはドアモータ4が備えられ、このドアモータ4の回転がベルトを介してプーリー14に伝達され、このプーリー14の回転とともに、プーリー間を無端状に巻装された駆動ロープ15が移動する。この駆動ロープ16とドアハンガー12とは連結金具16で連結されており、ドアモータ4が回転に伴ってかごドア2が開閉動作を行う。
かごドア2の上部には、乗り場ドア2と係合する係合装置17が設けられている。乗りかご1が着床した際に乗り場ドアと係合することで、乗り場ドアはかごドア2と連動して開閉動作を行う。
かごドア2の底部に対向する乗りかご1にはシル18が設けられ、このシル18に乗りかご1の下端に設けられた複数のドアシュー19の下端が入り込んでいる。
次に、乗り場ドアについて図3を用いて説明する。図3は、乗り場ドアを乗りかご側から見た図であり、上記同様、利用客には見えない部分も記載している。
建屋に設けられた乗り場(エレベーターホール)には、エレベーターが着床したときに乗りかごの出入口11と一致する位置に乗り場側出入り口21が設けられている。この出入口21を開閉する乗り場ドア20の上部にはドアハンガー22が設けられており、このドアハンガー22が建屋に設けられたドアレール23に吊り下げられている。また、乗り場ドア20底部に対向する床には乗り場シル25が設けられており、乗り場ドア20の下端に取り付けられた複数のドアシュー26の下端が乗り場シル25に入り込んでいる。
また、ドアハンガー22の上部と建屋との間にはクローザーバネ24が取り付けられており、乗り場ドア20を閉じる方向に常に付勢している。このため、ドアモータ4はドア閉時よりもドア開時の方が大きなトルクを必要とする。
このようなエレベーターのドアの開閉動作について説明する。ドア制御装置3にエレベーターが着床するとドア開指令が発生られ、ドア開時間が所定時間となると若しくは利用客の要求によりドア閉指令が発せられる。これら指令を契機にドア制御装置3内部で横軸が時間(若しくは位置)で縦軸が速度の速度指令パターンが生成される。この速度指令パターンは、速度が徐々に上がる加速部分と、速度が一定の定速部分及び速度が徐々に減速する減速部分とを有する台形状となっている(台形制御)。
一方、ドアモータ4の回転数及び位置はドアモータ4の回転軸に取り付けられたロータリーエンコーダー5の出力を解析することで得ることができる。このドアモータ4の回転速度はドアの開速度または閉速度であるので、速度指令パターンになるようにドア制御装置3はドアモータ4を制御する。具体的には、ドアモータ4の速度フィードバックに基づきこの偏差が0になるように、モータ電流をインバータによって制御することで、ドアの開閉動作を速度指令パターンに一致させる。
さて、上述のように構成されたドアの開閉動作も、据付時に比べて、劣化してくるとドアの走行抵抗が増してくる。この劣化の原因は種々あるが、徐々に起きる原因として、前述のようにシルが浮き上がりシューやドア下端と接触したり、ドア吊りの状態が傾くとシルとドア間が狭くなりやはりシューやドア下端とが接触して走行抵抗が大きくなる。また、シルにゴミが堆積した場合も経年変化に該当する。突発的には、シルに異物が挟まることも起こり得る。ドアに過大な力がかかりどこかが変形してシルとの位置関係がずれることも想定される。
このように、走行抵抗が増加すると、ドアの開閉速度が速度指令パターンと合わなくなるのでドア制御装置はドアモータ4のトルクを増大させるため電流指令を増加させる。この様子を図8を用いて説明する。
横軸はロータリーエンコーダー5の出力から得られるドア位置である。縦軸はドアモータ4のトルクを示している。図中実線は計算によりエレベーター毎に求められるトルクの理想値。一点鎖線は過負荷反転値であり、この過負荷反転値とは、理想値に所定のトルク、例えば、200N・m、を加算した値で、ドア動作中トルクがこの値に達すると動作を反転させる値である。ドア閉動作中に物が挟まるなどの原因によりトルクがこの過負荷反転値に達するとドア開動作を行わせる値である。従って、物が挟まるなどの原因がなく経年変化によりトルクがこの値になると正常なドア開閉動作が行われなくなる。
ここで「裕度」を定義する。裕度とは実負荷トルクである検出値(2点鎖線)が過負荷反転値までにどの程度余裕があるかを示す指標であり、裕度=過負荷反転値/検出値で計算される。ドアの開閉が例えば異物の詰まりなどで重くなると検出値が過負荷反転値に近づき裕度が小さくなり、ドアがその部分を通過する際に利用客が少しドアに触れただけでも過負荷反転値を超えるため、頻繁にドア開閉動作が反転してしまう。このため、後述する所定の裕度をトルク異常閾値として、検出値がこの値になった場合に裕度に余裕がある段階で異常判定をして、完全に開閉動作ができなくなる前に保守するようにした。
前述の、実負荷トルクである検出値は、前述のように、モータ電流指令から得ることができる。なお、ドアモータ4の軸にトルクセンサを取り付けてその出力を利用しても構わない。
点線はトルク異常閾値で、例えば裕度1.2のように予め設定される値であり、後述するようにドア開中いずれかのドア位置で検出値がこの値を超えると、ドア走行異常と判定される。図8においては、ドアが開き切る直前の減速部分で検出値がトルク異常閾値を上回っている。
次に、本実施形態に係るドア異常監視装置を図4乃至図7を用いて説明する。図4はドア制御装置のマイコンで処理されるフローチャートである。図5はエレベーター制御装置8のマイコンで処理されるフローチャートである。図6は遠隔監視装置9の記憶装置92に記憶されるデータ格納テーブルである。図7は遠隔監視装置9のマイコンで処理されるドア異常監視部92のフローチャートである。
本実施形態においては、ドアのトルク異常の検出をエレベーターが利用客に対してサービスを行っている際のドア開動作時に行う。これは、ドア閉動作時は、第1にドアのクローザーバネ24の存在により閉動作時の負荷が小さくなること(裕度が大きくなる)、第2にドア閉動作時はドアを無理に開けようとする利用客がいたり、荷物が挟まるなどの可能性が大きいため、純粋にドアのみの異常を判定することが困難であるためである。
図4において、ステップS31で検出作業が開始されると、ドア開指令があるまでステップS32を繰り返す。ドア開指令があるとドアトルクを計測開始し(S33)、ドア開が終了するまで計測を続ける(S34)。計測が終了するとステップS35にてエレベーター制御装置8のマイコンに、裕度が最小となったドア位置及びその裕度を送信して、その階の今回の計測を終了する(S36)。そしてその次の階に停止したときに同様に計測が行われ、当然ながら同一階に停止した場合もトルクの計測は行われる。このドア制御装置3では、計測結果に対する判断を行わず、単に裕度を算出し最小値及び最小値となったドア位置を送信する。
次に、図5を用いてエレベーター制御装置8における処理を説明する。エレベーター制御装置8では、エレベーターの制御を行っているため、送信元のエレベーターがいる階が分かるので、階床情報とドア制御装置3から送られてきたドア開時の最小裕度及びその位置を遠隔監視装置9に送信する。このエレベーター制御装置4においても、計測結果に対する判断は行わない。
計測結果に対する判断は、遠隔監視装置9において行う。この遠隔監視装置9では、そのビルに設置されている全ての号機のドア開閉異常を判断する。この判断の仕方を、図6及び図7を用いて説明する。説明は、煩雑さを避けるために1台のエレベーターについて行う。複数台であっても図6に示すテーブルが号機数に対応して増加するだけで判定の考え方は変わらない。
ステップS900で開始すると、エレベーター制御装置3のマイコンから前述のデータが送られてくるのを待ち(S901)、送られてくると、送られてきた開動作における最小裕度がトルク異常閾値を超えているかどうかを判定する(S902)。超えていない場合、異常なしであるため、ステップS903に移り測定階の階床別カウンタ及びかごカウンタをクリアして、終了する(S904)。
ここで階床別カウンタ及びかごカウンタについて図6を用いて説明する。1台のエレベーターが1階床からn階床までサービスが可能とする。ある階床でドア開異常がありドアトルク裕度の最小値がトルク異常閾値を超えている場合に、時刻、裕度、ドア位置を書き込む。このとき、階床別カウンタ欄に1を入れるとともに、かごカウンタにも1を書き込む。次にエレベーターが他階に停止し、異常なく裕度が閾値を超えていないと、もしその階床別カウンタが0でない場合は、時刻、裕度、ドア位置とともにカウント値をクリアする。また、この操作とともにかごカウンタのカウント値もクリアする。これは、現在トルク異常が解消されている場合は、その階床での前回の異常は一時的、例えば、前回はシルに異物があったが今回はなくなった等々、であると考えられるからである。
ドア開異常は、かごドア2側で起きている現象なのか、乗り場ドア20側で起きている現象なのかが、ドアモータ−4検出される実負荷トルクだけでは判断することができない。そこで、もしかごドア2側に問題があり異常を起こしている場合、どの階床においても異常となる筈であることからどの階床であっても裕度が閾値を超えた場合に、階床別カウンタをアップさせるとともにかごカウンタもアップさせる。しかし、別の階床では異常が起こらなかった場合は、かごドア2側に問題がないと考えられるため、かごカウンタをクリアする。
そして、ある階床のカウント値若しくはかごカウンタのカウント値が所定の値、例えば5回になった時点で、遠隔監視装置9は管制センタの管制端末10に異常情報を発報して監視員に異常を知らせ、保守員を現場に向かわせて回復のための作業にあたらせる。
なお、この5回のカウント値は、ビル毎に異なる値としてもよいし、同じビルであってもエレベーター号機毎、エレベーターの機種毎に異なる値としても構わない。
再び図7に戻り、ステップS902で送られてきたドアトルクの裕度が閾値を超えていた場合、測定階の階床別カウンタ及びかごカウンタをカウントアップする(S905)。次に、ステップS906で今回送られてきた階床の階床別カウンタとかごカウンタの大小を比較し、かごカウンタが大きい場合、ステップS907に移る。これは、かごドア2側に問題がある場合、かごカウンタはクリアされずにいずれの階床でもドアが開くたびにカウントアップされるため、多くの場合はかごカウンタの方が大きな値となるためである。そして、かごカウンタが5回以上でなければ(S907)開始に戻り(S909)、5回以上であれば(S907)かごドア2が異常であるとして(S908)、管制端末10に後述する必要な情報を発報する(S910)。
一方、ステップS906でかごカウンタが大きくないと判断された場合、ステップS911に移って測定階の階床別カウンタとかごカウンタの大小を比較して、階床別カウンタが大きい場合、ステップS912に移行する。いずれの階床の乗り場ドア20に異常がある場合、かごカウンタはその階で停止しドア開動作のたびにその階床の階床別カウンタとともにカウントアップするが、別の正常階に停止してドア開動作時にクリアされてしまう。これに対して、その異常階の階床別カウンタのカウント値は、エレベーターがその階に停止してドアが開けられるたびにカウントアップするため、その階床においては階床別カウンタのカウント値の方が大きな値となる。
ステップS912でその階床別カウンタのカウント値が5回未満であれば開始へ戻り(S914)、5回以上の場合特定階ドア異常として(S913)、ステップS910で管制センタの管制端末10に発報する。
また、ごく希なケースであるが、階床別カウンタとかごカウンタのカウント値が同時に5になる場合があり、階床別カウンタとかごカウンタのカウント値が等しい場合を想定してシステム組んでおかないと、事象が現れたときにシステムエラーとなってしまうことを避けるため、等しい場合をプログラムとして記述した。
ステップS915で両カウンタのカウント値が等しく5未満の場合は開始に戻り(S917)、5以上のときは、どちらの異常か不明なのでステップS916で特定階ドア異常及びかごドア異常として、ステップS910で管制端末10に発報する。
次にケースごとの一例を説明する。説明に移る前に、記号の説明および矢印の説明をする。1F(かご0、1F0)→3F(かご1、3F1)とあった場合、括弧の前の数字とFは測定階であり、括弧内の前者はかごカウンタのカウント値(乗りかごが停止してドアが開き、測定情報を遠隔監視装置9に送って判断が終了し、カウントのアップダウンを行った後)、後者は階床別カウンタのカウント値である。矢印は乗りかごが他階に移動したことを示す。上記例では、1階床では異常が検出されなかったため、1階床におけるカウント値は両者が0であり、3階床に移りこの階のドアのいずれか若しくは両者に異常があるためかごカウンタ及び3階床の階床別カウンタのカウント値が夫々アップして1となった状態を示している。なお、一例で示すビルは地上5階床で地階はない。
<特定階床乗り場ドア(3階床)が異常である場合>
1F(かご0、1F0)→3F(かご1、3F1)→5F(かご0、5F0)→4F(かご0、4F0)→3F(かご1、3F2)→1F(かご0、1F0)→2F(かご0、2F0)→3F(かご1、3F3)→4F(かご0、4F0)→3F(かご1、3F3)→1F(かご0、1F0)→3F(かご1、3F4)→5F(かご0、5F0)→3F(かご1、3F5)。ここで、3階床の階床別カウンタのカウント値が5になったので管制端末に発報する。
<かごドアが異常である場合>
1F(かご1、1F1)→3F(かご2、3F1)→5F(かご3、5F1)→4F(かご4、4F1)→1F(かご5、1F2)。ここで、かごカウンタのカウント値が5になったので管制端末に発報する。
<複数階床の乗り場ドア(1階床、3階床)が異常である場合>
1F(かご1、1F1)→3F(かご2、3F1)→5F(かご0、5F0)→4F(かご0、4F0)→1F(かご1、1F2)→3F(かご2、3F2)→4F(かご0、4F1)→3F(かご1、3F3)→1F(かご2、1F3)→5F(かご0、5F0)→3F(かご1、3F4)→1F(かご2、1F4)→2F(かご0、2F0)→3F(かご1、3F5)。ここで、3階床の乗り場ドア20が異常であることを管制端末10に発報する。エレベーターのサービスは継続されるので、次に、1階床に停止したときに1階床の階床別カウンタのカウント値が5になるのでここでも発報される。なお、現場に保守員が到着するまでエレベーターのサービスは続けられるため、両階床の階床別カウンタはアップし続け、当然に5以上でありそのたびに発報されるフローとなっているが、同一階床を対象とした発報回数は1回に限ることで解消される。
以上説明したように、乗り場ドア20側の異常とかごドア2側の異常とを区別することができる。特許文献1においては、管制センタに発報する情報として「階床」を挙げている。しかし、これでは次のような不具合が存在する。例えば、監視対象のとあるビルの所定の号機のある階床に異常ありと表示された場合に、保守員がその階床に向かい点検しても不具合が見つからず、再び異常表示がなされてしまうという問題が懸念される。
具体的には、乗り場ドア20に異常はなく、かごドア2側に不具合がある場合、ある階床で計測されたトルク値が異常値を示し、保守員がその階床に赴き(保守員はどちらのドアに異常があるかを知らない)異常値を示した階床のドアを調べるものの、乗りかご1は別の階床にサービスされており、異常は発見されない。その後、別の階床で異常を示すエラーが出たことを保守員は管制センタから知らされる(保守員が手持ちしている端末からでもよい)が、当該別の階床に行って点検しても、かごはその場にはいないので、不具合は発見されない。このようなことを何度か繰り返すうちに、かごドア2に問題がある可能性があることに気付きかごをドア2を調査して不具合を発見できれば問題ないが、遠隔監視装置9が故障しているという判断もあり得るため、ドア異常なしとの報告となることも十分あり得る。
この問題を解決するため本実施の形態では、ドア異常が検出され管制センタの管制端末10に遠隔監視装置9が発報する際の情報の一つとして、かごドア2の異常を検出したのか、特定階の乗り場ドア20の異常を検出したのか、それとも両者に異常があることを検出したのかを付加することとした。
図9に基づいて説明する。図9は管制センタの管制端末10の表示装置101にドア開閉異常の際に表示される表示例である。なお、保守員が携行する端末に表示させてもよい。
種別の欄は、ドア開閉異常であるのでその旨が表示される。建物名及びエレベーター号機は、不具合が生じている箇所を特定するための表示であり、本例では、建物名「○×ビル」、エレベーター号機「3号機」と表示される。次の3項目は不具合の状態を示す表示である。ドアトルク裕度最小値は、図8で説明したように、どの程度過負荷反転値に近づいているかを示す指標であり、緊急度を理解することができる。本例では「1.1」で緊急性が高い値となっている。ドア位置は、図8で説明したように、最小裕度が検出されたドア位置をロータリーエンコーダー5の出力から特定したもので、保守員が現地の作業で不具合個所を特定しやすくするための指標である。特定階/かごドアの種別は、図7に示した判定ルーチンで判定された異常を示したドアが特定階床ドアであるのか、かごドアであるのかを示したものであり、本例では、かごドアと表示されているため保守員は迷うことなくかごドア2を点検することができる。最後に時刻表示がなされる、この時刻は遠隔監視装置9が管制端末10にデータを送信してきた時刻である。
さて、図7に示したルーチンでは必ずしもかごドア2側若しくは乗り場ドア20側のいずれに異常が発生しているか判断できない場合がある。
例えば、先の条件と同様5階床の建屋で、2階床及び5階床の乗り場ドア20側に不具合が生じている場合、1F(かご0、1F0)→2F(かご1、2F1)→4F(かご0、4F0)→5F(かご1、5F1)→2F(かご2、2F2)→1F(かご0、1F0)→2F(かご1、2F3)→5F(かご2、5F2)→2F(かご3、2F4)→5F(かご4、5F3)→2F(かご5、2F5)となり、同時に異常検出回数が予め決めた値である5回に達してしまう。
同時に達する場合として、この他にも、かごドア2に異常がある場合、同一階で5回開閉動作が繰り返された場合、ドア開動作の度に異常検出されるので、同時に検出回数に達してしまう。
これらの場合、どちらのドアに異常があるかを区別することができない。本実施形態においては、図7に示されるように両者の異常として処理する。具体的には、ステップS915において「階床別カウンタ=かごカウンタ=5」の条件に当て嵌まるため、YESが選択されてステップS916にて特定階ドア異常及びかごドア異常として処理され、ステップS910にて管制端末10に対して特定階床ドア及びかごドア異常が発報される。
また、5階床の建屋で、1階床及び3階床の乗り場ドア20に不具合があり、3階床のテナントのみ営業していて、他階床のテナントが非営業日である場合、エレベーターは1階床と3階床との間をシャトル運行のような動きを示す。この場合、1F(かご1、1F1)→3F(かご2、3F1)→1F(かご3、1F2)→3F(かご4、3F2)→1F(かご5、1F3)となり、ここで異常であることが発報される。しかし、この発報は、実際の異常は特定階床の乗り場ドア20側に不具合が生じているにも拘わらず、かごドア2の異常を報じるものである。
本実施形態においては、一つの階の特定階床の乗り場ドア20に生じた不具合は精度よく検出することができるが、同時に複数階床の乗り場ドア20に不具合が発生した場合は、両者同時異常若しくはかごドア2の異常と判断されてしまい、後者は純粋なかごドア2異常と区別することができない。
このため、図7のステップS910に記載したように、かごドア2の異常のみ報知された場合及び特定階床の乗り場ドア20異常とかごドア2異常が報知された場合、どちらのドアに異常があるのか分からない場合があるため、保守員に対して、異常を検出した階でかごドア2及び乗り場ドア20の両方のドアを点検するように作業指示を行う。
また、特定階乗り場ドア20の異常が報知された場合は、精度が高いので、異常検出した階床の乗り場側ドア20のみ点検するように指示する。
以上、本実施の形態によれば、エレベーターサービス中にドア異常の有無を点検し、異常時に管制端末に報知するので、定期点検時に保守員がエレベーターを1階床毎に移動させて点検する工数を省くことができる。
また、ドアの異常を検出し管制端末に報知する際に、かごドアの異常であるのか、乗り場ドアの異常であるのかを区別して報知し、表示装置に表示するので、現地で保守員が迷うことなく異常可能性個所に赴くことができる。このため、異常個所を特定する時間を大幅に短縮することができ、修理を含めたトータルの保守時間を低減することができる。
特に、一ヶ所の乗り場ドア異常であれば、高精度で異常階床を特定することができるので、保守員が目的の場所に直行することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…乗りかご、2…かごドア、3…ドア制御装置、4…ドアモータ、5…ロータリーエンコーダー、8…エレベーター制御装置、9、遠隔監視装置、10…管制端末、20…乗り場ドア、101…表示装置

Claims (2)

  1. ドア開閉動作に異常があったときにその旨を管制端末に送信し表示する表示装置を備えたエレベーターの点検装置において、前記表示装置に前記異常を検出したドアが、かごドア若しくは特定階床の乗り場ドアである旨を表示するエレベーターの点検装置。
  2. 請求項1において、前記表示装置に前記異常を検出したドアが、かごドア及び特定階床の乗り場ドアである旨を表示するエレベーターの点検装置。
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