JP2016073930A - ベルトプレス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無端状の一枚のろ布3を複数のローラー2…に走行自在に掛け回したベルトプレス1において、ろ布3上に汚泥を供給するホッパー4と、ろ布3の幅方向の両側方から汚泥供給側にろ布3を折り返し、折り返したろ布3を重ね合わせてろ過空間5を形成する折り装置6と、折り返したろ布3を巻き掛けるせん断ロール7と、折り返したろ布3を展開する展開ローラー8と、を備え、展開ローラー8の前段に配設した最終せん断ロール7aに、折り返したろ布3を当接させて巻き掛けることで、展開ローラー8に巻き掛けたろ布の中央が弛まないため、脱水ケーキが容易に剥離できる。
【選択図】図1
Description
その他、特許文献1には、無端状の一枚のろ布を、ろ布の進行方向に対して垂直に二つ折り状に保持し、二つ折りした部分に汚泥を供給して加圧ローラーで脱水するベルトプレスが開示されている。
同様に、特許文献3には、諸味を三つ折りにしたろ布で包んで圧搾する装置で、ろ布を三つ折りに畳む装置が開示されている。
よって、脱水時に外部から圧力を掛け、ろ過空間の汚泥が横方向へ逃げた場合に、サイドリークが発生し汚泥がろ布の端部からはみ出す恐れがあった。
これらのことからベルトプレスは、圧搾の圧力に制限されることが多く、脱水ケーキ含水率等で他の脱水機に劣ることもしばしばあった。
また、ろ過空間の両側方端部は、ろ布を折り返すことでろ過空間を形成しているため、高圧の脱水であってもサイドリークを発生させない。折り返したろ布同士を重ねることでろ過空間を形成し、シールとするため、重なり合ったろ布のシールは、外部からの押圧を加えることでより強固なものとなる。サイドリークが発生しないことから、汚泥の供給量を増やすことや、より強い圧力で脱水することが可能となる。
ろ過室をシールするための特別な機器を必要としない。さらに、無端状のろ布を走行させながら脱水を行うため、連続的に脱水を行うことが出来る。
図1は本発明に係るベルトプレスの概略側面図である。
本発明のベルトプレス1は、複数のローラー2…と、該複数のローラー2…に掛け回して走行自在とした無端状の一枚のろ布3と、ろ布3上に汚泥を供給するホッパー4と、ろ布3の幅方向の両側方から汚泥供給側にろ布3を折り返し、折り返したろ布3を重ね合わせてろ過空間5を形成する折り装置6と、折り返したろ布3を巻き掛けるせん断ロール7と、折り返したろ布3を展開する展開ローラー8と、を備える。
図2(a)に示す無端状のろ布3は、幅方向の両側端から1/3幅の箇所を、何れもろ布3進行方向に延びかつ汚泥供給側に折り返す折り部9a、9bとする。まず、前記1/3幅の箇所の一方の折り部9aで1/3幅の部分(折り面10a)が内側に折り返され、次いで前記1/3幅の箇所の他方の折り部9bで1/3幅の部分(折り面10b)が内側に折り返される。従って、ろ布3は折り面10a、10bがそれぞれ内側で重なるように折り返されて三つ折りとなり、三つ折りの内部にろ過空間5を形成する。
また、折り返したろ布3の折り面10a、10bが重なり、ろ過空間5をシールする。外部から加圧することで、折り面10a、10bの重なり部分のシールの強度は大きくなるため、折り面10a、10bの重なり部分から汚泥が漏れ出ることはない。
本発明の実施例では三つ折りのろ布3を用いているが、他の折り方でも本発明の効果が得られる。
また、折り返したろ布3の折り面10a、10bが重なり、ろ過空間5をシールする。外部から加圧することで、折り面10a、10bの重なり部分のシールの強度は大きくなるため、折り面10a、10bの重なり部分から汚泥が漏れ出ることはない。三つ折りに比べ、折り面10a、10bの重なる面積が小さいため、有効ろ過面積を広くとることができる。
本発明の折り装置6は、ろ布3をU型に折り曲げる押圧ローラー11とガイドローラー12、ろ布3を水平に案内するガイド棒13a、13bで構成されている。また、U型に折り曲げられたろ布内へ汚泥を供給できる位置にホッパー4を配設している。
ガイド棒13a、13bの接するろ布3の底部に、補助棒14を水平に配設すると、ガイド棒13a、13bの押しつけによるろ布3の撓みがなくなり、ろ布3を三つ折りにする際にズレが生じない。ガイド棒13、補助棒14は棒状、板状等を用いられる。
本発明のベルトプレス1は、ろ布3走行の駆動源として、最終せん断ロール7aをモーターで回転させている。最終せん断ロール7aは、加圧機構27として用いる加圧ロール27により押圧されるため回転方向の抵抗が大きく、最終せん断ロール7a自身が駆動し、ろ布3を走行させる必要がある。従って、最終せん断ロール7aと直接当接するろ布3には走行方向に力が加わることになる。
この状態でろ布3を展開して展開ローラー8に巻き掛けると、ろ布3の幅方向中央と一方の折り面10aの部分で弛みが残り、展開ローラー8に巻き掛けても弛みが解消しない。
本発明では展開ローラー8を剥離ローラーとして用いているため、脱水ケーキが多く付着するろ布3の幅方向中央が弛んでいると、スクレーパー等を配設した際に剥離の効果が得にくい。また、ろ布3が偏って弛んでいるため、ろ布3の蛇行の原因にもなり得る。
ろ布3の折り面10a、10bが内周側、ろ布3の幅方向中央が外周側で走行する場合、内周側で走行するろ布3の折り面10a、10bが弛み、外周側で走行するろ布3の中央が緊張する。このようにろ布3を最終せん断ロール7aに巻き掛けることで、ろ布3の中央を緊張させることができるため、展開ローラー8に巻き掛けたろ布3の中央が緊張し、スクレーパー等による剥離が適切に行える。また、ろ布3の両端の折り面10a、10bが弛むため、ろ布3が蛇行を起こさない。
複数のせん断ロール7に巻き掛けられたろ布3は、展開ローラー8にて三つ折りとなったろ布3が展開され、剥離装置によって脱水ケーキが排出される。三つ折りになったろ布3を展開して展開ローラー8に巻き掛けて走行させることで、三つ折りになっていたろ布3がせん断ロール7から展開ローラー8の間で自然に展開する。
高圧で脱水した脱水ケーキは剥離性が良いため、剥離装置として配設した剥離ローラーにろ布3を巻き掛けること等で、脱水ケーキを容易に剥離できる。本実施例では、展開ローラー8を剥離ローラーとして用いている。
2 ローラー
3 ろ布
4 ホッパー
5 ろ過空間
6 折り装置
7 せん断ロール
7a 最終せん断ロール
8 展開ローラー
9a、9b 折り部
10a、10b 折り面
11 押圧ローラー
12 ガイドローラー
13a、13b ガイド棒
27 加圧機構
Claims (5)
- 無端状の一枚のろ布(3)を複数のローラー(2…)に走行自在に掛け回したベルトプレス(1)において、
ろ布(3)上に汚泥を供給するホッパー(4)と、
ろ布(3)の幅方向の両側方から汚泥供給側にろ布(3)を折り返し、折り返したろ布(3)の折り面(10a、10b)を重ね合わせてろ過空間(5)を形成する折り装置(6)と、
折り返したろ布(3)を巻き掛けるせん断ロール(7)と、
折り返したろ布(3)を展開する展開ローラー(8)と、を備え、
展開ローラー(8)の前段に配設した最終せん断ロール(7a)に、ろ布(3)の折り面(1a、10b)を当接させて巻き掛ける
ことを特徴とするベルトプレス。 - 前記最終せん断ロール(7a)に巻き掛けたろ布(3)を加圧する加圧機構(27)を備えると共に、最終せん断ロール(7a)を駆動してろ布(3)を走行させる
ことを特徴とする請求項1に記載のベルトプレス。 - 前記折り装置(6)は、
ろ布(3)を下方へ押圧してU型の底部を形成させる押圧ローラー(11)と、
押圧ローラー(11)の両側方でろ布(3)両側方を折り曲げてU型の両側面を形成するガイドローラー(12)と、
U型に折り曲がったろ布(3)の両側面を内側に折り曲げる複数のガイド棒(13a、13b)と、を備える
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベルトプレス。 - 前記ろ過空間(5)の長手方向両端をろ布(3)の折り部(9a、9b)で形成する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のベルトプレス。 - 前記ろ布(3)の幅方向の両側方から1/4幅を超え、1/3幅以下の箇所を折り部(9a、9b)とする
ことを特徴とする請求項4に記載のベルトプレス。
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JPH04322897A (ja) * | 1991-04-22 | 1992-11-12 | Nishihara Environ Sanit Res Corp | 汚泥脱水方法及び装置 |
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2014
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JPS5119177A (ja) * | 1974-08-08 | 1976-02-16 | Shinryo Seisakusho Kk | |
JPH04322897A (ja) * | 1991-04-22 | 1992-11-12 | Nishihara Environ Sanit Res Corp | 汚泥脱水方法及び装置 |
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