JP2016072354A - パワーモジュール - Google Patents

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修司 横田
Shuji Yokota
修司 横田
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Abstract

【課題】ヒートシンクが剥がれにくいパワーモジュールの提供。
【解決手段】半導体素子(1a)と、半導体素子(1a)を覆う絶縁樹脂部(1b)と、半導体素子(1a)に接続され、絶縁樹脂部(1b)の側面から露出するパワー端子(2)と、絶縁樹脂部(1b)の接着面に接着された金属製ヒートシンク(3)とを含むパワーモジュール(10、20、30、40)である。絶縁樹脂部(1b)の側面は、スリット(1c、21c、31c、41c)を有する。スリット(1c、21c、31c、41c)は、パワー端子(2)から絶縁樹脂部(1b)の前記接着面までに形成される。
【選択図】図2

Description

本発明はパワーモジュールに関する。
半導体素子を覆う成形樹脂と、半導体素子に接続されつつ成形樹脂の両側面から延びる端子と、成形樹脂の背面に設けられたヒートシンクとを含むパワーモジュールがある。
例えば、特許文献1では、成形樹脂の背面側に、溝状の凹部を設けたパワーモジュールが開示されている。このような構成によれば、端子とヒートシンクとの沿面距離を確保し、端子とヒートシンクとの絶縁性を担保することができる。
特開2004−039700号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるパワーモジュールでは、ヒートシンクは成形樹脂より高い熱膨張率を有することが多い。そのため、冷熱サイクルを繰り返すと、ヒートシンクが反ってしまい、成形樹脂とヒートシンクとが剥がれることがあった。
そこで、上記の事情を背景としてなされたものであり、ヒートシンクが剥がれにくいパワーモジュールを提供することを目的とする。
本発明にかかるパワーモジュールは、
半導体素子と、
前記半導体素子を覆う絶縁樹脂部と、
前記半導体素子に接続され、前記絶縁樹脂部の側面から露出するパワー端子と、
前記絶縁樹脂部の接着面に接着された金属製ヒートシンクと、を含むパワーモジュールであって、
前記絶縁樹脂部の前記側面は、スリットを有し、
前記スリットは、前記パワー端子から前記絶縁樹脂部の前記接着面までに形成される。
このような構成によれば、絶縁樹脂部が変形しやすくなるため、金属製ヒートシンクが絶縁樹脂部から剥がれにくい。
本発明によれば、金属製ヒートシンクが剥がれにくいパワーモジュールを提供することができる。
実施の形態1にかかるパワーモジュールの側面図である。 実施の形態2にかかるパワーモジュールの側面図である。 実施の形態3にかかるパワーモジュールの側面図である。 実施の形態4にかかるパワーモジュールの側面図である。
実施の形態1
図1を参照して実施の形態1にかかるパワーモジュールについて説明する。図1は、実施の形態1にかかるパワーモジュールの側面図である。
図1に示すように、パワーモジュール10は、パワーカード1と、パワー端子2と、パワーカード1の一方の主面に接着されたヒートシンク3と、絶縁放熱シート4とを含む。
パワーカード1は、半導体素子1aを樹脂で封止した板状体である。パワーカード1は、例えば、半導体素子1aをモールドの内側に配置し、封止樹脂をモールド成形することによって、形成される。半導体素子1aは、樹脂部1bに覆われており、樹脂部1bは絶縁性を有する。半導体素子1aは、例えば、電力機器を制御するための半導体素子である。パワーカード1は、スリット1cを両側面にそれぞれ有する。スリット1cは、パワー端子2とヒートシンク3との間に形成されている。スリット1cと絶縁放熱シート4との間には、樹脂部1bが確保される。
パワー端子2は、半導体素子1aに接続されており、パワーカード1の両側面からそれぞれ露出する。パワー端子2は、パワーモジュール10外部の他の半導体素子等にそれぞれ接続される。
ヒートシンク3は、パワーカード1の主面に絶縁放熱シート4を介して、接着されているシート体である。ヒートシンク3は、パワーカード1から離れる方向に延びるピン3aを複数有する。ヒートシンク3は、樹脂部1bと比較して、高い熱伝導性を有し、高い熱膨張率を有する材料からなる。このような材料として、金属を含む材料、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金が挙げられる。
絶縁放熱シート4は、絶縁性と放熱性とを有するシート体である。絶縁放熱シート4は、例えば、BN(窒化ホウ素)フィラーを含んだエポキシ樹脂をシート状に加工することよって、形成される。絶縁放熱シート4は、ヒートシンク3とパワーカード1とを熱接着により接着している。
ここで、パワーカード1の両側面は、スリット1cを有するため、小さな剛性を有する。冷熱サイクル時において、ヒートシンク3が反っても、パワーカード1がヒートシンク3の形状に追従しやすい。したがって、熱応力を軽減し、ヒートシンク3がパワーカード1から剥がれにくい。その結果、ヒートシンク3の剥離による放熱性の低下を抑制する。
また、パワーカード1の両側面は、スリット1cを有するため、パワー端子2とヒートシンク3との間の実行距離が延びる。したがって、絶縁するための絶縁部材やパワーカード1の大型化を必要とすることなく、パワー端子2とヒートシンク3との沿面距離を確保できる。
以上、実施の形態1にかかるパワーモジュールは、ヒートシンクがパワーカードから剥がれにくく、沿面距離を確保できる。
実施の形態2
図2を参照して実施の形態2にかかるパワーモジュールについて説明する。図2は、実施の形態2にかかるパワーモジュールの側面図である。実施の形態2にかかるパワーモジュールは、パワーカードとヒートシンクと絶縁放熱モジュールとを除いて、実施の形態1にかかるパワーモジュールと同じ構成を有する。
図2に示すように、パワーモジュール20は、パワーカード21と、パワー端子2と、パワーカード1の両主面にそれぞれ接着された2つのヒートシンク3と、2つの絶縁放熱シート4と、を含む。
パワーカード21は、2つのスリット21cを両側面にそれぞれ有する。スリット21cは、パワー端子2と一方のヒートシンク3との間、及び、パワー端子2と他方のヒートシンク3との間にそれぞれ形成されている。スリット21cと絶縁放熱シート4との間には、樹脂部1bが確保される。
ここで、パワーカード21の両側面は、それぞれ2つのスリット21cを有するため、小さな剛性を有する。冷熱サイクル時において、両方のヒートシンク3が反っても、パワーカード21がヒートシンク3の形状に追従しやすい。したがって、熱応力を軽減し、ヒートシンク3がパワーカード1から剥がれにくい。その結果、ヒートシンク3の剥離による放熱性の低下を抑制する。
また、パワーカード21の両側面は、それぞれ2つのスリット21cを有するため、パワー端子2とヒートシンク3との間の実行距離が延びる。したがって、絶縁するための絶縁部材やパワーカード1の大型化を必要とすることなく、パワー端子2とートシンク3との沿面距離を確保できる。
以上、実施の形態2にかかるパワーモジュールは、実施の形態1にかかるパワーモジュールと同様に、ヒートシンクがパワーカードから剥がれにくく、沿面距離を確保できる。
実施の形態3
図3を参照して実施の形態3にかかるパワーモジュールについて説明する。図3は、実施の形態3にかかるパワーモジュールの側面図である。実施の形態3にかかるパワーモジュールは、パワーカードと除いて、実施の形態2にかかるパワーモジュールと同じ構成を有する。
図3に示すように、パワーモジュール30は、パワーカード31を含む。パワーカード31は、4つのスリット31cを両側面にそれぞれ有する。2つのスリット31cは、パワー端子2と一方のヒートシンク3との間、及び、パワー端子2と他方のヒートシンク3との間、にそれぞれ形成されている。この形成された2つのスリット31cのうちヒートシンク3側に近いスリット31cと、絶縁放熱シート4との間には、樹脂部1bが確保される。
ここで、パワーカード31の両側面は、それぞれ4つのスリット31cを有するため、パワーカード21(図2参照。)よりも小さな剛性を有する。冷熱サイクル時において、両方のヒートシンク3が反っても、パワーカード31がヒートシンク3の形状により追従しやすい。したがって、熱応力を軽減し、ヒートシンク3がパワーカード1からより剥がれにくい。その結果、ヒートシンク3の剥離による放熱性の低下を抑制する。
また、パワーカード31の両側面は、それぞれ4つのスリット31cを有するため、パワー端子2とヒートシンク3との間の実行距離が延びる。したがって、絶縁するための絶縁部材やパワーカード1の大型化を必要とすることなく、パワー端子2とヒートシンク3との沿面距離をより長く確保できる。
以上、実施の形態3にかかるパワーモジュールは、実施の形態2にかかるパワーモジュール(図2参照。)と比較して、両ヒートシンクがパワーカードから、より剥がれにくく、両ヒートシンクとの沿面距離を長く確保できる。
実施の形態4
図4を参照して実施の形態4にかかるパワーモジュールについて説明する。図4は、実施の形態4にかかるパワーモジュールの側面図である。実施の形態4にかかるパワーモジュールは、パワーカードを除いて、実施の形態1にかかるパワーモジュールと同じ構成を有する。
図4に示すように、パワーモジュール40は、パワーカード41を含む。パワーカード41は、両側面にテーパ状スリット41cを含む。テーパ状スリット41cは、パワーカード41の中心に向かって傾斜するスリットである。テーパ状スリット41cは、パワー端子2とヒートシンク3との間にそれぞれ形成されている。テーパ状スリット41cと絶縁放熱シート4との間には、樹脂部1bが確保される。
ここで、パワーカード41の両側面は、テーパ状スリット41cを有するため、小さな剛性を有する。冷熱サイクル時において、ヒートシンク3が反っても、パワーカード41がヒートシンク3の形状により追従しやすい。したがって、熱応力を軽減し、ヒートシンク3がパワーカード41からより剥がれにくい。その結果、ヒートシンク3の剥離による放熱性の低下を抑制する。
また、パワーカード41の両側面は、テーパ状スリット41cを有するため、パワー端子2とヒートシンク3との間の実行距離が延びる。したがって、絶縁するための絶縁部材やパワーカード1の大型化を必要とすることなく、パワー端子2とヒートシンク3との沿面距離をより長く確保できる。
以上、実施の形態4にかかるパワーモジュールによれば、実施の形態1にかかるパワーモジュール(図1参照。)と同様に、ヒートシンクがパワーカードから剥がれにくく、ヒートシンクとの沿面距離を確保できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、また、実施の形態1〜4にかかるパワーモジュールでは、絶縁放熱シートを介して熱接着を用いてパワーカードとヒートシンクとを接着させたが、他の接着方法を用いてパワーカードとヒートシンクとを接着させてもよい。また、実施の形態3にかかるパワーモジュールでは、パワー端子と一方のヒートシンクとの間に、2つのスリットを設けたが、3つ以上のスリットを設けてもよい。
10、20、30、40 パワーモジュール
1、21、31、41 パワーカード
1a 半導体素子 1b 樹脂部
1c、21c、31c、41c (テーパ状)スリット
2 パワー端子
3 ヒートシンク

Claims (1)

  1. 半導体素子と、
    前記半導体素子を覆う絶縁樹脂部と、
    前記半導体素子に接続され、前記絶縁樹脂部の側面から露出するパワー端子と、
    前記絶縁樹脂部の接着面に接着された金属製ヒートシンクと、を含むパワーモジュールであって、
    前記絶縁樹脂部の前記側面は、スリットを有し、
    前記スリットは、前記パワー端子から前記絶縁樹脂部の前記接着面までに形成されるパワーモジュール。
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