JP2016072123A - 車両用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子の温度の上昇を抑制する車両用照明装置を提供する。
【解決手段】実施形態の車両用照明装置1は、光源ユニット100と、取付部材70と、バスバー80とを具備する。光源ユニット100は、1以上の発光素子11を有する発光部10と、発光部10からの熱を放熱する第1の放熱部20とを具備する。取付部材70は、厚み方向に交差する取付面70aに光源ユニット100が取り付けられる。バスバー80は、光源ユニット100と取付部材70の間に設けられ、少なくとも発光素子11に電力を供給するとともに、第1の放熱部20から取付部材70へ伝熱する。また、取付部材70は、厚み方向に交差する取付面70aの反対面70bのうち、厚み方向において光源ユニット100と重なる箇所に第2の放熱部72を有する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、車両用照明装置に関する。
光半導体素子(以下、「発光素子」とする)を光源とした車両用照明装置は、フロントコンビネーションライトやリアコンビネーションライトなどに用いられている。特に、リアコンビネーションライトについては小型乗用車等の普通車両にまで採用が拡大しており、着実に搭載車両が増えている状況である。発光素子を採用する上で、設計面での重要な項目として、発光素子の放熱設計が挙げられる。発光素子は、素子自体の温度が高くなると発光効率が低下する特性を有するため、素子自体の温度上昇や、周囲部品の発熱の影響を軽減できるかが重要になる。素子の温度上昇を抑える手段として、発光素子や電流制限抵抗などの発熱素子の実装間隔を広げて、隣接する素子間の熱影響を緩和させる手段や、発光素子の駆動電流を下げ、必要な光量を発光素子の使用数で補う手段などが挙げられる。このような手段による解決は、基板の面積の増大や、発光素子の使用数の増大につながるという問題がある。
また、他にも、発光素子や電流制限抵抗などを、熱伝導の高い金属基板やセラミックス基板などに実装することにより、発光素子の温度上昇を抑える手段が挙げられる。この手段は、光源の小型化に有効であり、光源に汎用性を持たすことが可能となるが、金属基板やセラミックス基板に発光素子と電流制限抵抗、コネクタ等の外部からの給電部品、その他必要な部品を実装する為、相応の基板面積が必要となり、コスト高となる傾向があった。一方、発光素子の駆動電力を上げ、発光素子の使用数量を削減、発光素子を実装する基板に低コストで熱伝導率の低い材料を使用するなど、部材コストを下げる試みがなされているが、発光素子の発光効率の低下や、長期的な信頼性の低下につながる可能性が高いという問題がある。
特開2005−209448号公報
そのため、発光素子の発光効率の低下や、長期的な信頼性の低下につながる発光素子の温度の上昇を抑制することができる車両用照明装置の開発が望まれている。
本発明は、発光素子の温度の上昇を抑制する車両用照明装置を提供することを目的とする。
本実施形態の車両用照明装置は、光源ユニットと、取付部材と、バスバーとを具備する。光源ユニットは、1以上の発光素子を有する発光部と、発光部からの熱を放熱する第1の放熱部とを具備する。取付部材は、厚み方向に交差する一面に光源ユニットが取り付けられる。バスバーは、光源ユニットと取付部材の間に設けられ、少なくとも発光素子に電力を供給するとともに、第1の放熱部から取付部材へ伝熱する。また、取付部材は、厚み方向に交差する一面の反対面のうち、厚み方向において光源ユニットと重なる箇所に第2の放熱部を有する。
本発明によれば、発光素子の温度の上昇を抑制する車両用照明装置を提供することができる。
図1は、実施形態1に係る車両用照明装置を示す図2のA−A断面図である。 図2は、実施形態1に係る車両用照明装置を示す要部斜視図である。 図3は、実施形態2に係る車両用照明装置を示す断面図である。 図4は、実施形態3に係る車両用照明装置を示す断面図である。 図5は、従来例に係る車両用照明装置を示す図6のB−B断面図である。 図6は、従来例に係る車両用照明装置を示す要部斜視図である。
以下で説明する実施形態1、実施形態2及び実施形態3に係る車両用照明装置1,2,3は、1以上の発光素子11を有する発光部10と、発光部10からの熱を放熱する第1の放熱部20とを具備する光源ユニット100と、厚み方向に交差する一面70a,270a,370aに光源ユニット100が取り付けられる取付部材70,270,370と、光源ユニット100と取付部材70,270,370の間に設けられ、少なくとも発光素子11に電力を供給するとともに、第1の放熱部20から取付部材70,270,370へ伝熱するバスバー80,280,380とを具備し、取付部材70,270,370は、厚み方向に交差する一面70a,270a,370aの反対面70b,270b,370bのうち、厚み方向において光源ユニット100と重なる箇所に第2の放熱部72,272,372を有する。
また、以下で説明する実施形態2に係る車両用照明装置2において、第2の放熱部272は、厚み方向に延びる複数の放熱フィンであり、バスバー280は、複数の放熱フィンとしての第2の放熱部272内において厚み方向に延びる伝熱部282を有する。
また、以下で説明する実施形態3に係る車両用照明装置3において、第2の放熱部372は、厚み方向に貫通する複数の挿通孔であり、バスバー380は、複数の挿通孔としての第2の放熱部372に挿通され厚み方向に延びるフィン形状の第3の放熱部382を有する。
[実施形態1]
まず、本発明の実施形態1に係る車両用照明装置1を図面に基いて説明する。図1は、実施形態1に係る車両用照明装置1を示すA−A断面図である。また、図2は、実施形態1に係る車両用照明装置1を示す要部斜視図である。具体的には、図2は、光源ユニット100の取付状態を示すために、図1に示す反射部材60、導光部30のうち外郭部40から突出した部分、外郭部40の取付部43等の図示を省略した外観の概要を示す斜視図である。以下では、図1に示す取付部材70の本体部71の厚み方向(図1において上下方向)を単に「厚み方向」として説明する。
実施形態1に係る車両用照明装置1は、光源ユニット100と、厚み方向に交差する一面70a(以下、「取付面70a」とする)に光源ユニット100が取り付けられる取付部材70と、光源ユニット100と取付部材70の間に設けられ、少なくとも光源ユニット100の発光素子11に電力を供給するとともに、光源ユニット100の第1の放熱部20から取付部材70へ伝熱するバスバー80とを具備する。
まず、光源ユニット100の構成について説明する。光源ユニット100は、発光部10と、第1の放熱部20と、導光部30と、外郭部40とを有する。
発光部10は、光源として1以上の発光素子11を有する。第1の放熱部20は、発光部10を保持する。導光部30は、発光部10からの光を導光し、発光部10側と反対側から光を照射する。外郭部40は、第1の放熱部20を固定する第1固定部41と、導光部30を内部に固定する第2固定部42とを有する。光源ユニット100は、発光部10及び第1の放熱部20が外郭部40に収納され、導光部30が外郭部40に固定される。つまり、外郭部40は、発光部10や第1の放熱部20を覆うカバーとして機能する。
発光部10は、例えば、放熱性の基板12に実装された発光素子11を有し、光を照射する。発光素子11は、LED(Light Emitting Diode)、LD(Laser Diode)等の光を照射する半導体素子であり、複数個ある場合、直列あるいは並列に基板12に直接実装される。また、発光部10は、発光素子11の発光を制御する制御素子(図示省略)を有しており、制御素子も発光素子11と同様に、基板12に直接実装される。各発光素子11は、基板12上の制御素子に対してワイヤ13を介して電気的に接続される。
発光部10は、基板12の臨む方向以外の発光素子11の周囲を囲み発光素子11を収容する発光容器14を有する。発光部10は、発光素子11の損傷およびワイヤ13の切断の防止を目的として、例えば、発光容器14によりできた空間部に透過性を有する樹脂(図示省略)を充填することで、発光素子11が樹脂封止されている。
基板12は、発光素子11を実装する実装用基板であるとともに発光部10に電力を供給する駆動回路を実装する駆動用基板でもある。発光素子11や制御素子等は、基板12における光源ユニット100の照射方向側の面である実装面12aに配置されている。また、基板12における実装面12aの反対面を、第1の放熱部20の載置部21に接触して配置される。したがって、基板12における実装面12aの反対面は、発光部10の熱を第1の放熱部20へ伝導する伝熱面12bとして機能する。なお、基板12は、熱伝導率の高い金属やセラミックスなど発光素子11が発生する熱移動が容易な材料で形成されている絶縁基板である。
第1の放熱部20は、載置部21と、載置部21に連続する本体部22とを有する。第1の放熱部20は、基板12の伝熱面12bを介して載置部21へ伝導された発光部10の熱を放熱するとともに、発光部10を保持する。第1の放熱部20には、例えばアルミニウムなどの熱伝導性の高い金属が使用される。
導光部30は、発光部10からの光を導光して外部に照射するものである。導光部30は、例えば円柱形状に形成され、発光部10側と反対側から発光部10からの光が放射される。導光部30は、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート(PC)樹脂等の透明樹脂、石英ガラスやソーダガラスやホウ珪酸ガラス等のガラスなどの光透過率の高い材料により形成されている。
外郭部40は、第1の放熱部20及び導光部30を固定するものであり、第1固定部41と、第2固定部42と、取付部43とを有する。第1固定部41は、第1の放熱部20に固定されるものであり、角筒状に形成されている。第2固定部42は、導光部30を内部に固定するものである。第2固定部42は、第1固定部41に連続する角筒形状であり、第2固定部42の開口から導光部30が突出する。取付部43は、第2固定部42とは反対側に第1固定部41に連続し、光源ユニット100を取付部材70に装着する際に取付部材70に接触する。
また、基板12には、発光素子11に供給する電気を受ける受電部材50が接続される。受電部材50が、光源ユニット100の外部に設けられた外部電源(図示省略)と電気的に接続されることにより、発光素子11には、受電部材50を介して外部電源の電力が供給される。受電部材50は、厚さが薄く、所定の幅を有する板状、或いは、幅が広い線状の形状で形成されており、例えば、基板12に接続されている側の端部の反対側の端部が、取付部43の開口43aから外郭部40の外に露出して配置される。
また、光源ユニット100において、外郭部40の第2固定部42の先端部には反射部材60が設けられてもよい。反射部材60は、例えば、樹脂材料で形成され、内周面にアルミニウムなどの反射材料により反射層が形成されることで、反射部材60の内周面が反射面(鏡面)として形成されている。反射部材60により、導光部30から放射された光が配向制御される。
次に、取付部材70及びバスバー80の構成について説明する。取付部材70は、平板上の本体部71を有し、本体部71の厚み方向に交差する一面である取付面70aに光源ユニット100が取り付けられる。取付部材70には、例えば放熱性の高い樹脂が使用される。また、取付部材70は、取付面70aの反対面70bに第2の放熱部72を有するが、詳細は後述する。取付部材70は、例えば、PC樹脂、PBT樹脂、PET樹脂、または、熱伝導樹脂等により形成される。
また、バスバー80は、グランド側に接続される接地用バスバー81と、電源側に接続される給電用バスバー82とを有し、車両に搭載されるバッテリ等の外部電源に対して電気的に接続される。バスバー80は、取付部材70の取付面70aに配置される。具体的には、図2に示す例において、接地用バスバー81は、取付部材70の取付面70aの中央部に配置され、給電用バスバー82は取付部材70の取付面70aの周端部に配置される。なお、バスバー80には、導電性材料が用いられ、例えばSUS、銅、アルミニウムなどの金属材料が用いられる。
ここから、光源ユニット100の取付部材70への取付けについて説明する。図2に示すように、光源ユニット100はねじ部材44,44により取付部材70に取り付けられる。取付部材70には、光源ユニット100を取り付ける取付面70aに、ねじ部材44,44と螺合するねじ孔(図示省略)が形成される。また、取付部材70には、取付面70aに光源ユニット100を装着した際における、ねじ孔側の辺の反対側の辺側に、光源ユニット100に係合する爪部73が形成される。この爪部73は、取付面70aに略直交して立設されており、光源ユニット100における取付面70aに対向する面の反対面に接触して係合するように形成される。
また、光源ユニット100が取付部材70に取り付けられた状態において、受電部材50は、バスバー80に接触した状態になり、受電部材50とバスバー80とは電気的に接続された状態になる。例えば、図1に示す受電部材50は、光源ユニット100が取付部材70に取り付けられた状態において、接地用バスバー81に接触した状態になり、受電部材50と接地用バスバー81とは電気的に接続された状態になる。また、他の受電部材50は、光源ユニット100が取付部材70に取り付けられた状態において、給電用バスバー82に接触した状態になり、受電部材50と給電用バスバー82とは電気的に接続された状態になる。このように、光源ユニット100が取付部材70に取り付けられた状態において、受電部材50は、バスバー80を介して外部電源に対して電気的に接続される。
ここで、光源ユニット100が取付部材70に取り付けられた状態において、バスバー80は、光源ユニット100と取付部材70との間に位置する。具体的には、光源ユニット100が取付部材70に取り付けられた状態において、接地用バスバー81は、光源ユニット100と取付部材70との間に位置する。このように、光源ユニット100を接地用バスバー81が設けられた取付部材70の箇所に取り付けることにより安全性が高まる。以下では、光源ユニット100が取付部材70に取り付けられた状態に基づいて説明する。
光源ユニット100において、第1の放熱部20は、外郭部40の取付部43と厚み方向に略直交する方向に略面一になるように設けられる。つまり、第1の放熱部20は、バスバー80と略面接触する。これにより、第1の放熱部20とバスバー80とは熱的に接触するため、第1の放熱部20は、発光素子11の発光時に発生する熱を放熱するとともに、バスバー80へ伝熱する。したがって、第1の放熱部20は、自身による放熱とともに車両用照明装置1の他の構成(バスバー80)への伝熱を行うため、効率的に発光素子11の発光時に発生する熱を放熱することができる。また、第1の放熱部20とバスバー80との間に、例えば、熱伝導シートや熱伝導グリスを介在させても良い。この場合、第1の放熱部20とバスバー80との間の密着性を高めることができ、放熱効果を更に高めることができる。
また、第1の放熱部20からバスバー80へ伝導された熱は、取付部材70へ伝導される。つまり、バスバー80は、第1の放熱部20から取付部材70へ伝熱する。取付部材70は、取付面70aの反対面70bのうち、厚み方向において光源ユニット100と重なる箇所に第2の放熱部72を有する。具体的には、取付部材70は、図1に示す断面で厚み方向において少なくとも第1の放熱部20と重なる箇所に、反対面70bから厚み方向に突出する複数のフィン形状に形成された第2の放熱部72を有する。また、バスバー80と取付部材70との間に、例えば、熱伝導シートや熱伝導グリスを介在させても良い。この場合、バスバー80と取付部材70との間の密着性を高めることができ、放熱効果を更に高めることができる。
第2の放熱部72により、取付部材70の外部に対する表面積が拡大するため、車両用照明装置1の放熱面積が拡大し、放熱効果が向上する。また、第2の放熱部72は、光源ユニット100を取り付ける取付面70aの反対面70bに形成されることより、発光素子11の発光時に発生する熱を光源ユニット100からより離れた空間へ放熱することができる。これにより、第2の放熱部72から車両用照明装置1外へ放熱された熱により光源ユニット100の温度が上昇することを抑制でき、発光素子11の温度の上昇を抑制することができる。
ここで、図5及び図6に示す従来例に係る車両用照明装置4について説明する。図5は、従来例に係る車両用照明装置4を示す断面図である。また、図6は、従来例に係る車両用照明装置4を示す要部斜視図である。なお、図5及び図6において、第1実施形態の構成と同一又は対応する構成については「400」を加算した符号(4**)を付すことにより重複する説明を省略する。
従来例において、光源ユニット400は、取付部材470の取付面470aに取り付けられる。ここで、取付部材470は、実施形態1に係る車両用照明装置1における第2の放熱部72に相当する構成がないため、発光素子411の発光時に発生する熱を効率的に放熱することは難しい。また、光源ユニット400が取付部材470に取り付けられた状態において、バスバー480は、光源ユニット400と取付部材470の間に設けられず、取付面470aにおける他の箇所に配置される。そのため、バスバー480は、第1の放熱部420と接触していないため、バスバー480によって発光素子411の発光時に発生する熱を効率的に放熱することも難しい。このように、従来例に係る車両用照明装置4においては、発光素子411の発光時に発生する熱を効率的に放熱することが難しく、発光素子411の温度の上昇を抑制することが難しい。
一方で、上述したように、車両用照明装置1において、発光素子11の発光時に発生する熱は、第1の放熱部20と第2の放熱部72とにより効率的に放熱されることにより、発光素子11の温度の上昇を抑制することができる。また、第1の放熱部20から第2の放熱部72を含む取付部材70への伝熱にバスバー80を介することにより、第1の放熱部20からバスバー80へ伝導された熱は、バスバー80全体に伝導し、バスバー80全体からも放熱される。また、バスバー80に熱的に接触する取付部材70全体からも効率的に放熱される。つまり、車両用照明装置1においては、第1の放熱部20、第2の放熱部72を含む取付部材70、バスバー80等により、発光素子11の発光時に発生する熱を放熱することができるため、発光素子11の温度の上昇を抑制することができる。
[実施形態2]
次に、実施形態2に係る車両用照明装置2を図面に基いて説明する。図3は、実施形態2に係る車両用照明装置2を示す断面図である。なお、図3おいて、実施形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
実施形態2に係る車両用照明装置2は、バスバー280が、複数の放熱フィンとしての第2の放熱部272内部において厚み方向に延びる伝熱部282を有する点で実施形態1に係る車両用照明装置1と相違する。
取付部材270は、平板上の本体部271を有し、本体部271の厚み方向(図3において上下方向)に交差する一面である取付面270aに光源ユニット100が取り付けられる。取付部材270には、例えば放熱性の高い樹脂が使用される。また、取付部材270には、取付面270aの反対面270bに第2の放熱部272を有する。具体的には、取付部材270は、図3に示す断面で厚み方向において少なくとも第1の放熱部20と重なる箇所に、反対面270bから厚み方向に延びる複数の放熱フィンである第2の放熱部272を有する。
第2の放熱部272により、取付部材270の外部に対する表面積が拡大するため、車両用照明装置2の放熱面積が拡大し、放熱効果が向上する。また、第2の放熱部272は、光源ユニット100を取り付ける取付面270aの反対面270bに形成されることより、発光素子11の発光時に発生する熱を光源ユニット100からより離れた空間へ放熱することができる。これにより、第2の放熱部272から車両用照明装置2外へ放熱された熱により光源ユニット100の温度が上昇することを抑制でき、発光素子11の温度の上昇を抑制することができる。
また、バスバー280は、取付部材270の取付面270aに配置される本体部281を有する。バスバー280には、導電性材料が用いられ、例えばSUS、銅、アルミニウムなどの金属材料が用いられる。また、光源ユニット100が取付部材270に取り付けられた状態において、バスバー280は、受電部材50に接触した状態になり、受電部材50とバスバー280とは電気的に接続された状態になる。このように、光源ユニット100が取付部材270に取り付けられた状態において、受電部材50は、バスバー280を介して外部電源に対して電気的に接続される。なお、車両用照明装置2においても、実施形態1に係る車両用照明装置1と同様に、光源ユニット100をバスバー280として接地用バスバーが設けられた取付部材270の箇所に取り付けることが好適である。
ここで、バスバー280は、本体部281の厚み方向において光源ユニット100と重なる箇所に伝熱部282を有する。具体的には、バスバー280は、図3に示す断面で厚み方向において少なくとも第1の放熱部20と重なる箇所に、本体部281から第2の放熱部272内部において厚み方向に延びる伝熱部282を有する。伝熱部282により、バスバー280と第2の放熱部272とが接触する表面積が拡大するため、バスバー280から第2の放熱部272への伝熱面積が拡大し、発光素子11の発光時に発生する熱が第2の放熱部272へ効率的に伝熱され、放熱効果が向上する。
これにより、車両用照明装置2において、発光素子11の発光時に発生する熱は、第1の放熱部20と第2の放熱部272とにより効率的に放熱されるため、発光素子11の温度の上昇を抑制することができる。また、第1の放熱部20から第2の放熱部272を含む取付部材270への伝熱にバスバー280を介することにより、第1の放熱部20からバスバー280へ伝導された熱は、バスバー280全体に伝導し、バスバー280全体からも放熱される。また、バスバー280に熱的に接触する取付部材270全体からも効率的に放熱される。つまり、車両用照明装置2においては、第1の放熱部20、第2の放熱部272を含む取付部材370、バスバー280等により発光素子11の発光時に発生する熱を放熱することができるため、発光素子11の温度の上昇を抑制することができる。
[実施形態3]
次に、実施形態3に係る車両用照明装置3を図面に基いて説明する。図4は、実施形態3に係る車両用照明装置3を示す断面図である。なお、図4おいて、実施形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
実施形態3に係る車両用照明装置3は、厚み方向に貫通する複数の挿通孔としての第2の放熱部372を有し、バスバー380は、複数の挿通孔である第2の放熱部372に挿通され厚み方向に延びるフィン形状の第3の放熱部382を有する点で実施形態1に係る車両用照明装置1と相違する。
取付部材370は、平板上の本体部371を有し、本体部371の厚み方向(図4において上下方向)に交差する一面である取付面370aに光源ユニット100が取り付けられる。取付部材370には、例えば放熱性の高い樹脂が使用される。また、取付部材370には、本体部371に第2の放熱部372を有する。具体的には、取付部材370は、図4に示す断面で厚み方向において少なくとも第1の放熱部20と重なる箇所に、厚み方向に貫通する複数の挿通孔である第2の放熱部372を有する。第2の放熱部372により、取付部材370の表面積が拡大するため、車両用照明装置3の放熱面積が拡大し、放熱効果が向上する。
また、バスバー380は、取付部材370の取付面370aに配置される本体部381を有する。バスバー380には、導電性材料が用いられ、例えばSUS、銅、アルミニウムなどの金属材料が用いられる。また、光源ユニット100が取付部材370に取り付けられた状態において、バスバー380は、受電部材50に接触した状態になり、受電部材50とバスバー380とは電気的に接続された状態になる。このように、光源ユニット100が取付部材370に取り付けられた状態において、受電部材50は、バスバー380を介して外部電源に対して電気的に接続される。なお、車両用照明装置3においても、実施形態1に係る車両用照明装置1と同様に、光源ユニット100をバスバー380として接地用バスバーが設けられた取付部材370の箇所に取り付けることが好適である。
ここで、バスバー380は、本体部381の厚み方向において光源ユニット100と重なる箇所に第3の放熱部382を有する。具体的には、バスバー380は、図4に示す断面で厚み方向において少なくとも第1の放熱部20と重なる箇所に、本体部381から第2の放熱部372内を通過し厚み方向に延びる第3の放熱部382を有する。第3の放熱部382は、例えば、バスバー380に曲げ加工を施すことにより形成される。
第3の放熱部382により、バスバー380の外部に対する表面積が拡大するため、車両用照明装置3の放熱面積が拡大し、放熱効果が向上する。また、第3の放熱部382は、光源ユニット100を取り付ける取付面370aの反対面370b側に突出することより、発光素子11の発光時に発生する熱を光源ユニット100からより離れた空間へ放熱することができる。したがって、第3の放熱部382から車両用照明装置3外へ放熱された熱により光源ユニット100の温度が上昇することを抑制でき、発光素子11の温度の上昇を抑制することができる。
これにより、車両用照明装置3において、発光素子11の発光時に発生する熱は、第1の放熱部20、第2の放熱部372、及び第3の放熱部382により効率的に放熱されるため、発光素子11の温度の上昇を抑制することができる。また、第1の放熱部20から第2の放熱部372を含む取付部材370への伝熱にバスバー380を介することにより、第1の放熱部20から伝熱されたバスバー380は、バスバー380全体に伝熱し、バスバー380全体からも放熱される。また、バスバー380に熱的に接触する取付部材370全体からも効率的に放熱される。つまり、車両用照明装置3においては、第1の放熱部20、第2の放熱部372を含む取付部材370、第3の放熱部382を含むバスバー380等により発光素子11の発光時に発生する熱を放熱することができるため、発光素子11の温度の上昇を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1,2,3 車両用照明装置
100 光源ユニット
10 発光部
11 発光素子
20 第1の放熱部
30 導光部
40 外郭部
50 受電部材
60 反射部材
70,270,370 取付部材
70a,270a,370a 取付面
70b,270b,370b 反対面
71,271,371 本体部
72,272,372 第2の放熱部
80,280,380 バスバー
81 接地用バスバー
82 給電用バスバー
282 伝熱部
382 第3の放熱部

Claims (3)

  1. 1以上の発光素子を有する発光部と;
    前記発光部からの熱を放熱する第1の放熱部と;
    を具備する光源ユニットと;
    厚み方向に交差する一面に前記光源ユニットが取り付けられる取付部材と;
    前記光源ユニットと前記取付部材の間に設けられ、少なくとも前記発光素子に電力を供給するとともに、前記第1の放熱部から前記取付部材へ伝熱するバスバーと;
    を具備し、
    前記取付部材は、前記一面の反対面のうち、前記厚み方向において前記光源ユニットと重なる箇所に第2の放熱部を有する
    車両用照明装置。
  2. 前記第2の放熱部は、前記厚み方向に延びる複数の放熱フィンであり、
    前記バスバーは、前記複数の放熱フィンとしての前記第2の放熱部内において前記厚み方向に延びる伝熱部を有する
    請求項1に記載の車両用照明装置。
  3. 前記第2の放熱部は、前記厚み方向に貫通する複数の挿通孔であり、
    前記バスバーは、前記複数の挿通孔としての前記第2の放熱部に挿通され前記厚み方向に延びるフィン形状の第3の放熱部を有する
    請求項1に記載の車両用照明装置。
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