JP2016070363A - 回転伝達装置、およびステアバイワイヤ方式の車両用操舵装置 - Google Patents
回転伝達装置、およびステアバイワイヤ方式の車両用操舵装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】外輪2の内周に設けられた円筒面13と、内輪3の外周に設けられたカム面12と、円筒面13とカム面12との間に周方向に対向して組み込まれた一対のローラ4a,4bと、その一対のローラ4a,4bを付勢するローラ離反ばね14と、一対のローラ4a,4bの間に配置されたばね保持部22と、一方のローラ4aを保持する第1ローラ保持器5aと、他方のローラ4bを保持する第2ローラ保持器5bと、ローラ4a,4bが係合位置と係合解除位置との間で移動するように第1ローラ保持器5aおよび第2ローラ保持器5bを相対移動させる保持器アクチュエータ6とを有する回転伝達装置において、ばね保持部22が各ローラ4a,4bの外径側への移動を規制するローラストッパ部25を有する。
【選択図】図4
Description
外部から回転が入力される入力軸と、
その入力軸と一体に回転するように入力軸に接続された内輪と、
その内輪に対して相対回転可能に支持された外輪と、
その外輪と一体に回転するように外輪に接続された出力軸と、
前記外輪の内周に設けられた円筒面と、
その円筒面との間に周方向中央から周方向両端に向かって次第に狭小となるくさび空間を形成するように前記内輪の外周に設けられたカム面と、
前記円筒面とカム面との間に周方向に対向して組み込まれた一対のローラと、
その一対のローラ間の距離を広げる方向にローラを付勢するローラ離反ばねと、
前記一対のローラの間に配置され、前記ローラ離反ばねを保持するばね保持部と、
前記一対のローラのうち一方のローラの位置を前記ローラ離反ばねの付勢力に抗して保持する第1ローラ保持器と、
前記一対のローラのうち他方のローラの位置を前記ローラ離反ばねの付勢力に抗して保持する第2ローラ保持器と、
前記一対のローラが前記円筒面と前記カム面の間に係合する係合位置と、前記一対のローラが前記円筒面と前記カム面の間への係合を解除する係合解除位置との間で前記一対のローラが移動するように前記第1ローラ保持器および第2ローラ保持器を相対移動させる保持器アクチュエータとを有する回転伝達装置において、
前記ばね保持部が、前記一対のローラが前記係合位置にある状態ではその各ローラとは非接触であり、前記一対のローラが前記係合解除位置にある状態ではその各ローラと接触することで各ローラの外径側への移動を規制するローラストッパ部を有することを特徴とする回転伝達装置。
前記第1ローラ保持器と第2ローラ保持器が軸方向に相対移動したときにその軸方向の相対移動を前記第1ローラ保持器と第2ローラ保持器の相対回転に変換する運動変換機構と、
前記第1ローラ保持器と前記第2ローラ保持器のうちの一方と軸方向に一体に移動するように連結されたアーマチュアと、
前記アーマチュアと軸方向に対向して配置されたロータと、
通電によりアーマチュアをロータに吸着させる電磁石とからなるものを採用することができる。
ステアリングホイールと、
そのステアリングホイールの操舵角に応じて左右一対の車輪の向きが変わるように前記一対の車輪を動かす転舵アクチュエータと、
正常時は前記ステアリングホイールと前記転舵アクチュエータの間で回転の伝達を遮断し、異常時は前記ステアリングホイールと前記転舵アクチュエータの間で回転を伝達する上記回転伝達装置とを有するステアバイワイヤ方式の車両用操舵装置。
2 外輪
3 内輪
4a,4b ローラ
5a 第1ローラ保持器
5b 第2ローラ保持器
6 保持器アクチュエータ
7 入力軸
8 出力軸
12 カム面
13 円筒面
14 ローラ離反ばね
15a 第1柱部
15b 第2柱部
22 ばね保持部
25 ローラストッパ部
26 運動変換機構
27 アーマチュア
28 ロータ
29 電磁石
40 ステアリングホイール
41 車輪
42 転舵アクチュエータ
D 基準円
Claims (7)
- 外部から回転が入力される入力軸(7)と、
その入力軸(7)と一体に回転するように入力軸(7)に接続された内輪(3)と、
その内輪(3)に対して相対回転可能に支持された外輪(2)と、
その外輪(2)と一体に回転するように外輪(2)に接続された出力軸(8)と、
前記外輪(2)の内周に設けられた円筒面(13)と、
その円筒面(13)との間に周方向中央から周方向両端に向かって次第に狭小となるくさび空間を形成するように前記内輪(3)の外周に設けられたカム面(12)と、
前記円筒面(13)とカム面(12)との間に周方向に対向して組み込まれた一対のローラ(4a,4b)と、
その一対のローラ(4a,4b)間の距離を広げる方向にローラ(4a,4b)を付勢するローラ離反ばね(14)と、
前記一対のローラ(4a,4b)の間に配置され、前記ローラ離反ばね(14)を保持するばね保持部(22)と、
前記一対のローラ(4a,4b)のうち一方のローラ(4a)の位置を前記ローラ離反ばね(14)の付勢力に抗して保持する第1ローラ保持器(5a)と、
前記一対のローラ(4a,4b)のうち他方のローラ(4b)の位置を前記ローラ離反ばね(14)の付勢力に抗して保持する第2ローラ保持器(5b)と、
前記一対のローラ(4a,4b)が前記円筒面(13)と前記カム面(12)の間に係合する係合位置と、前記一対のローラ(4a,4b)が前記円筒面(13)と前記カム面(12)の間への係合を解除する係合解除位置との間で前記一対のローラ(4a,4b)が移動するように前記第1ローラ保持器(5a)および第2ローラ保持器(5b)を相対移動させる保持器アクチュエータ(6)とを有する回転伝達装置において、
前記ばね保持部(22)が、前記一対のローラ(4a,4b)が前記係合位置にある状態ではその各ローラ(4a,4b)とは非接触であり、前記一対のローラ(4a,4b)が前記係合解除位置にある状態ではその各ローラ(4a,4b)と接触することで各ローラ(4a,4b)の外径側への移動を規制するローラストッパ部(25)を有することを特徴とする回転伝達装置。 - 前記ローラストッパ部(25)は、前記内輪(3)を中心として前記一対のローラ(4a,4b)の中心同士を結ぶ基準円(D)よりも外径側で各ローラ(4a,4b)と接触するように設けられている請求項1に記載の回転伝達装置。
- 前記ローラストッパ部(25)は、前記各ローラ(4a,4b)との接触部分がローラ(4a,4b)の外周に沿う断面凹円弧状に形成されている請求項1または2に記載の回転伝達装置。
- 前記第1ローラ保持器(5a)および第2ローラ保持器(5b)は、前記一対のローラ(4a,4b)を間に挟んで周方向に対向する第1柱部(15a)および第2柱部(15b)を有し、
その第1柱部(15a)および第2柱部(15b)は、前記内輪(3)を中心として前記一対のローラ(4a,4b)の中心同士を結ぶ基準円(D)よりも外径側に各ローラ(4a,4b)との接触部分を有するように形成されている請求項1から3のいずれかに記載の回転伝達装置。 - 前記第1柱部(15a)および第2柱部(15b)は、前記各ローラ(4a,4b)との接触部分(48)がローラ(4a,4b)の外周に沿う断面凹円弧状に形成されている請求項4に記載の回転伝達装置。
- 前記保持器アクチュエータ(6)は、
前記第1ローラ保持器(5a)と第2ローラ保持器(5b)が軸方向に相対移動したときにその軸方向の相対移動を前記第1ローラ保持器(5a)と第2ローラ保持器(5b)の相対回転に変換する運動変換機構(26)と、
前記第1ローラ保持器(5a)と前記第2ローラ保持器(5b)のうちの一方と軸方向に一体に移動するように連結されたアーマチュア(27)と、
前記アーマチュア(27)と軸方向に対向して配置されたロータ(28)と、
通電によりアーマチュア(27)をロータ(28)に吸着させる電磁石(29)とからなる請求項1から5のいずれかに記載の回転伝達装置。 - ステアリングホイール(40)と、
そのステアリングホイール(40)の操舵角に応じて左右一対の車輪(41)の向きが変わるように前記一対の車輪(41)を動かす転舵アクチュエータ(42)と、
正常時は前記ステアリングホイール(40)と前記転舵アクチュエータ(42)の間で回転の伝達を遮断し、異常時は前記ステアリングホイール(40)と前記転舵アクチュエータ(42)の間で回転を伝達する回転伝達装置(1)とを有するステアバイワイヤ方式の車両用操舵装置において、
前記回転伝達装置(1)として請求項1から6のいずれかに記載の回転伝達装置を用いたことを特徴とするステアバイワイヤ方式の車両用操舵装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018040416A (ja) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | Ntn株式会社 | 回転伝達装置 |
JP2020045926A (ja) * | 2018-09-14 | 2020-03-26 | Ntn株式会社 | 回転伝達装置 |
CN111874093A (zh) * | 2019-04-22 | 2020-11-03 | 中国北方车辆研究所 | 一种前桥转向的操作方法及其操作系统 |
Citations (3)
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JP2009293679A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Ntn Corp | 回転伝達装置 |
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