JP2016069102A - 乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法、および、これに用いる隙間調整治具 - Google Patents

乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法、および、これに用いる隙間調整治具 Download PDF

Info

Publication number
JP2016069102A
JP2016069102A JP2014197325A JP2014197325A JP2016069102A JP 2016069102 A JP2016069102 A JP 2016069102A JP 2014197325 A JP2014197325 A JP 2014197325A JP 2014197325 A JP2014197325 A JP 2014197325A JP 2016069102 A JP2016069102 A JP 2016069102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
skirt guard
support member
jig
clearance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014197325A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6316159B2 (ja
Inventor
加藤 豊
Yutaka Kato
豊 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP2014197325A priority Critical patent/JP6316159B2/ja
Publication of JP2016069102A publication Critical patent/JP2016069102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6316159B2 publication Critical patent/JP6316159B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

【課題】スカートガードと踏段の隙間調整を効率良く行うことができる乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法、および、これに用いる隙間調整治具を提供する。【解決手段】エスカレータ10のスカートガード24の隙間調整方法は、複数の踏段22の一部を本体部30から取り外して踏段開口部22aを設け、この開口部に露出したスカートガード24を支持部材44a,44bから取り外し、スカートガード24よりも幅が狭い隙間調整治具60を支持部材44a,44bに取り付け、隙間調整治具60と踏段22の隙間を測定し、その測定値が所定範囲内であれば、隙間調整治具60を支持部材44a,44bから取り外してスカートガード24を取り付け、上記測定値が所定範囲外であれば、連結部46,48を緩めて支持部材44a,44bの位置を調整して隙間調整治具60と踏段22の隙間の測定を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法、および、これに用いる隙間調整治具に関する。
従来、エスカレータ等の乗客用コンベアに設けられているスカートガードは、例えば、L型鋼材等の支持部材によって乗客用コンベア本体(以下、本体部という)に固定されている。このスカートガードは、支持部材を本体部に固定する連結部を調整することによって踏段との隙間の大きさを調整可能に設けられている。
また、メンテナンス作業時に、上記スカートガードと踏段との隙間を、例えば、ゲージ等で測定し、測定値が所定範囲外である場合には、スカートガードを取り外して外部に露出した支持部材の連結部を調整することによって、スカートガードと踏段との隙間の大きさが所定範囲内となるように調整を行う。
これに関連して、例えば、特許文献1には、断面形状が略U字状を呈するフック部と、フック部から略垂直に延設した基部と、この基部の上部に接続される把持部とから構成されるスカートガードの着脱治具が開示されている。
特開2007−230700号公報
上記特許文献1に記載の着脱治具では、スカートガードに穴を設けることなくスカートガードに対する着脱作業を行うことができる。しかしながら、スカートガードと踏段との隙間の大きさが所定範囲内であるかどうかを確認するためには、本体部の支持部材にスカートガードを実際に取り付けて上記隙間の大きさを測定して確認する必要がある。このため、実際に測定した上記隙間の大きさが所定範囲外であれば、スカートガードを本体部から取り外して支持部材の位置調整を行った上で、スカートガードを本体部に取り付けて上記隙間の大きさを再度測定する必要がある。そのため、スカートガードと踏段との隙間調整に手間がかかるという問題があった。
本発明の目的は、スカートガードと踏段の隙間調整を効率良く行うことができる乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法、および、これに用いる隙間調整治具を提供することにある。
本発明の一態様である乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法は、着脱可能に配設された複数の踏段を有し、複数の踏段を循環移動させる本体部と、複数の踏段の幅方向における端部側に配置された複数のスカートガードと、複数のスカートガードを着脱可能に係止する複数の支持部材と、を含む乗客用コンベアにおけるスカートガードの隙間調整方法であって、複数の踏段の一部を本体部から取り外して踏段開口部を設ける第1の工程と、踏段開口部に露出した取り外すべきスカートガードを支持部材から取り外して支持部材および支持部材を本体部に固定する連結部を露出させる第2の工程と、取り外したスカートガードよりも幅が狭く形成された隙間調整治具を支持部材に取り付けるとともに、隙間調整治具に対向する位置まで踏段を移動させる第3の工程と、隙間調整治具に対向する踏段と隙間調整治具との隙間を測定する第4の工程と、第4の工程における測定値が所定範囲外である場合には、露出した連結部を緩めて支持部材の位置を調整してから第4の工程を再度実行し、測定した測定値が所定範囲内である場合には、隙間調整治具を支持部材から取り外すとともに、支持部材にスカートガードを取り付ける第5の工程と、を含むものである。
本発明の一態様である乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法において、第4の工程では、隙間調整治具を連結部の位置に係止して踏段と隙間調整治具との隙間を測定するものとしてもよい。
また、本発明の一態様である乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法において、第2の工程では、取り外すべきスカートガードは、隣接する複数のスカートガードであるものとしてもよい。
本発明の別の態様である乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具は、着脱可能に配設された複数の踏段を有し、複数の踏段を循環移動させる本体部と、複数の踏段の幅方向における端部側に配設されたスカートガードと、複数のスカートガードを着脱可能に係止する複数の支持部材と、を含む乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具であって、隙間調整治具は、支持部材に沿ってスライド可能に係止するための係止部を有するとともに、支持部材に係止したときに支持部材を本体部に固定する連結部を露出させるためにスカートガードよりも幅が狭く形成されているものとしてもよい。
本発明の別の態様である乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具では、把持部が形成されているものとしてもよい。
また、本発明の別の態様である乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具において、支持部材は上下2本並設されており、隙間調整治具には、上下2本の支持部材にそれぞれ対応して係止部が2つ設けられており、2つの係止部のうちいずれか一つに上下方向の位置を調整するアジャスタが形成されているものとしてもよい。
また、本発明に係る乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具では、支持部材を挟み込んで支持部材上で滑らないようにするための固定部が設けられているものとしてもよい。
本発明に係る乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法、および、これに用いられる隙間調整用治具によれば、スカートガードおよび踏段の隙間を測定する代わりに、スカートガードよりも幅が狭い隙間調整治具および踏段の隙間を測定する。隙間調整治具と踏段との隙間が所定範囲内になければ、隙間調整治具と踏段の隙間調整を行ってから隙間調整治具および踏段の隙間を測定する処理を測定値が所定範囲内になるまで繰り返し実行する。この際、スカートガードや隙間調整治具を着脱することなく、スカートガードの隙間調整を行うことができる。このため、スカートガードと踏段の隙間調整を効率良く行うことができる。
本発明の一態様である乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法が適用されるエスカレータの外観図である。 エスカレータの側面図である。 エスカレータの図2に示すA-A断面図である。 本発明の別の態様である隙間調整治具を支持部材に取り付けた状態を示す図である。 図4に示す隙間調整治具の裏面図である。 図5に示す隙間調整治具のB-B断面図である。 本発明の別の態様に係る第1変形例である隙間調整治具の裏面図である。 本発明の別の態様に係る第2変形例である隙間調整治具の裏面図である。 図8に示す隙間調整治具におけるアジャスタの構成を示す部分拡大図である。 図8に示す隙間調整治具のC-C断面図である。 本発明の別の態様に係る第3変形例である隙間調整治具の裏面図である。 図11に示す隙間調整治具の固定部の構成を示す図である。
以下に、本発明に係る実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
図1は、本発明の一態様である乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法が適用されるエスカレータ10の外観図である。図中に示す矢印「X」は、踏段22の進行方向を示す。また、矢印「W」は、踏段22の幅方向を示す。
エスカレータ10は、複数の踏段22、スカートガード24、インナーデッキ26、および、欄干28を有する本体部30を含んでいる。この本体部30は、上部階段駆動部40と下部階段駆動部42とをさらに有し、複数の踏段22を下部乗降口40aと上部乗降口40bとの間で進行方向Xに沿って循環移動させる。
複数の踏段22は、本体部30に着脱可能に取り付けられている。このため、メンテナンス作業等でスカートガード24の取り外し作業を行う際には、本体部30から適宜必要な数の踏段22を取り外すことができる。
スカートガード24は、進行方向Xに沿った向きが長手方向となる略長方形状のパネルである。このスカートガード24は、複数の踏段22の幅方向Wの両端部にそれぞれ対向するように本体部30に取り付けられている。スカートガード24は、例えば、ステンレス等の金属製部材で形成されている。スカートガード24は、乗客の衣類等を巻き込み難くするため平滑性が付与された平面パネルである。
欄干28は、踏段22の幅方向Wの両端部側に立設されている。欄干28は、乗客の腰の辺りまでを覆う程度の高さを有し、例えば、内側に透明なガラスパネルが嵌め込まれている。また、欄干28の周縁部には、移動手摺32が進行方向Xに沿って移動可能に係合されている。この移動手摺32は、図示しない駆動ユニットによって循環移動するよう構成されている。
インナーデッキ26は、スカートガード24と欄干28との隙間を遮蔽する蓋部材であり、スカートガード24の上端部を覆うように取り付けられている。なお、本実施形態では、インナーデッキ26は、スカートガード24の取り外し作業を行うときには、予め取り外されている。また、例えば、エスカレータ等の乗客用コンベアの仕様によってインナーデッキを取り外してからスカートガードの着脱作業を行う必要がない場合には、インナーデッキをエスカレータの本体部に取り付けたままスカートガードを取り外せばよい。
続いて、上記スカートガード24および踏段22の具体的構成について、図2および図3を用いて説明する。図2は、図1に示すエスカレータ10の側面図である。図3は、図2に示すA-A断面図である。以下の説明において、「表面」とは、踏段22と対向する面を意味するものとする。また、「裏面」とは、踏段22と対向する面と反対側の面を意味するものとする。
図2に示すように、本体部30のスカートガード24は、裏面の長手方向両端部側に1つずつ板状のフック24aを有している。これらのフック24aは、図3に示すように、スカートガード24の裏面側から突出し下側へ延びる板状の部材である。なお、メンテナンス作業時において、スカートガード24を本体部30から脱着する際には、破線で示すように、例えば、4つの踏段22を予め取り外しておくことが必要である。
また、図3に示すように、スカートガード24と踏段22との隙間αは、所定範囲内の大きさに設定されている。この所定範囲とは、例えば、踏段22の幅方向Wにおける両端側の隙間αの大きさを足し合わせて6mm以下とし、且つ、踏段22の一端側での隙間の大きさが4mm以下となるように設定する等、エスカレータの仕様に応じて適宜設定される。
一方、エスカレータ10の本体部30は、スカートガード24の裏面側に上部支持部材44aおよび下部支持部材44bを有している。上部支持部材44aおよび下部支持部材44bは、例えば、L型鋼材等からそれぞれ形成されている。これらの各支持部材44a,44bは、1つのスカートガード24に対して各1本ずつ配置されている。なお、本実施形態では、1つの上部支持部材44aに対してスカートガード24が1つ取り付けられているが、隣接する2つの上部支持部材44aを跨ぐように1つのスカートガード24が取り付けられていてもよい。同様に、隣接する2つの下部支持部材44bを跨ぐようにスカートガード24が取り付けられていてもよい。
エスカレータ10の上部支持部材44aの両端部には、連結部46がそれぞれ設けられている。同様に、下部支持部材44bの両端部には、連結部48がそれぞれ設けられている。これらの連結部46,48によって、各支持部材44a,44bは本体側フレーム50にそれぞれ固定されている。なお、各支持部材44a,44bの連結部46,48の位置は、エスカレータの仕様に応じて両端部以外の、例えば、中央部に設けるようにしてもよい。各支持部材44a,44bの連結部46は、図3に示すように、ボルト46aおよびナット46bから構成されている。同様に、上記連結部48は、ボルト48aおよびナット48bから構成されている。
また、エスカレータ10のスカートガード24は、下部支持部材44bに上述したフック24aが係止されるとともに、本体部30の上部支持部材44aの表面にスカートガード24の裏面が当接した状態で保持されている。
本体部30の上部支持部材44aは、図3に示すように、長手方向の両端側に長孔44cが形成されている。この長孔44cおよび本体側フレーム50の貫通孔50aにはボルト46aが挿通され、ナット46bによって締め付け固定されている。
同様に、本体部30の下部支持部材44bについても、図3に示すように、長手方向の両端側に長孔44dが形成されている。この長孔44dおよび本体側フレーム50の貫通孔50bには、ボルト48aが挿通され、ナット48bによって締め付け固定されている。
ここで、本実施形態では、上記のように締め付け固定時において、エスカレータ10の各支持部材44a,44bに設けられた長孔44c,44dの固定位置を調整することによって、上述したスカートガード24および踏段22の隙間αの大きさを調整するこができる。
続いて、図4〜図6を用いて、隙間調整治具60、および、これを用いたスカートガード24および踏段22の隙間αの調整方法について説明する。図4は、隙間調整治具60を上部支持部材44aおよび下部支持部材44bに取り付けた状態を示す図である。図5は、隙間調整治具60の裏面図である。図6は、隙間調整治具60の図5に示すB−B断面図である。なお、図5に示す矢印「L1」は隙間調整治具60の上下方向を示し、矢印「L2」は隙間調整治具60の幅方向を示す。
隙間調整治具60は、スカートガード24の進行方向Xに沿う方向の長さ、すなわち幅方向L2の長さがスカートガード24よりも狭く形成された略長方形状のパネルである。隙間調整治具60は、裏面の中央部に上下方向L1に沿って係止部62a,62bが設けられている。この係止部62a,62bは、上下方向L1における断面が略L字状を呈しており、隙間調整治具60の裏面から板状の部材が突出し、下側へ延出してそれぞれ形成されている。隙間調整治具60の係止部62aは、図4に示すように、上部支持部材44aに隙間調整治具60を進行方向Xに沿ってスライド可能に係止するための部材である。同様に、隙間調整治具60の係止部62bは、下部支持部材44bに隙間調整治具60を進行方向Xに沿ってスライド可能に係止するための部材である。これらの構成により、隙間調整治具60を各支持部材44a,44bに係止した状態でスライドさせつつ隙間の測定を行うことができる。また、上記構成によれば、隙間調整治具60を上下2か所で係止するため、隙間調整治具60を各支持部材44a,44bに安定的に保持させることができる。
なお、本実施形態では、隙間調整治具60を上下2本の各支持部材44a,44bに取り付ける例を挙げているが、1本の支持部材に取り付けるようにしてもよい。
隙間調整治具60は、例えば、ポリカーボーネートやポロプロピレン等の樹脂によって形成された略長方形状の透明なパネルである。なお、隙間調整治具60の表面を、例えば、塗装等によって着色して視認性を向上させ、後述する隙間の測定を行い易くしてもよい。
隙間調整治具60は、スカートガード24と踏段22との隙間αが所定範囲内となるように調整するために用いられる。本実施形態では、隙間調整治具60を各支持部材44a,44bに係止した状態における踏段22との隙間の大きさは、スカートガード24と踏段22との隙間αと等しくなるように構成されている。
本実施形態では、上述したように隙間調整治具60の幅方向L2の長さは、スカートガード24の長手方向の長さよりも短く形成されているが、スカートガード24の長手方向の長さの半分以下の長さとすることが好適である。これにより、隙間調整治具60を各支持部材44a,44bに取り付けた状態で連結部46,48およびその周辺のスペースを外部に露出させることができる。その結果、上記連結部46,48に対する作業を容易に行うことができる。
上記の隙間調整治具60を用いた隙間αの調整方法では、最初に、図4に示すように、隙間調整治具60を本体部30の各支持部材44a,44bに取り付けるために、破線で示す、例えば、4つの踏段22を本体部30から取り外して踏段開口部22aを設ける(第1の工程)。なお、取り外す踏段22の数は、スカートガード24の大きさによって適宜設定すればよい。
次に、踏段開口部22aに露出した取り外すべきスカートガード24を各支持部材44a,44bから取り外し、各支持部材44a,44bと各支持部材44a,44bの連結部46,48を露出させる(第2の工程)。これにより、各支持部材44a,44bの連結部46,48に対する調整作業を外側から行うことができる。
そして、隙間調整治具60を各支持部材44a,44bに係止させて踏段22が隙間調整治具60と対向する位置まで踏段22を移動させる(第3の工程)。その後、隙間調整治具60と踏段22との隙間を測定する(第4の工程)。この隙間αの測定は、各支持部材44a,44bの両端部にそれぞれ設けられた連結部46,48の位置に隙間調整治具60を取り付けて測定することが好ましい。これにより、各支持部材44a,44bの固定位置の調整機能を有する連結部46,48の位置を基準に隙間調整を行うことができるので、効率良く隙間調整を行うことができる。また、スカートガード24は平面パネルであるため、上記のように各支持部材44a,44bの両端部の位置で隙間調整を行えば、各支持部材44a,44bの中央部等で隙間調整を行う必要がない。このため、スカートガード24および踏段22の隙間調整を効率良く行うことができるという利点もある。
上記第4の工程における測定値が所定範囲外であれば、連結部46,48を緩めて各支持部材44a,44bの位置調整を行ってから上記の第4の工程を再度実行する(第5の工程)。これにより、隙間調整治具60と踏段22の隙間が所定範囲内になければ、隙間調整治具60と踏段22の隙間調整を行ってから再度上記の隙間を測定する処理を繰り返し実行することができる。この際、スカートガード24や隙間調整治具60を着脱することなく、スカートガード24の隙間調整を行うことができる。このため、スカートガード24と踏段22との隙間αの調整を効率良く行うことができる。
他方、第4の工程における測定値が所定範囲内であれば、隙間調整治具60を各支持部材44a,44bから取り外す。そして、踏段22を移動させて、スカートガード24を取り外したときの位置まで踏段開口部22aを移動させ、スカートガード24を各支持部材44a,44bに取り付けて調整作業を終了する(第5の工程)。
なお、本実施形態では、第2の工程において、スカートガード24を1枚だけ取り外す例を挙げて説明しているが、隣接する複数枚のスカートガード24を取り外すようにしてもよい。この場合には、第5の工程において、各スカートガード24に対応して配置された各支持部材44a,44bごとに、隙間調整治具60と踏段22との隙間の測定を行うとともに、各支持部材44a,44bの位置調整を行う。これにより、スカートガード24および踏段22の隙間αの調整を効率良く行うことができる。
次に、図7を用いて、上述した隙間調整治具60の第1変形例について説明する。図7は、隙間調整治具60aの裏面図である。この変形例の隙間調整治具60aは、上記実施形態に係る隙間調整治具60とほぼ同一の構成を備えているため、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部分のみについて説明する。以下、第2および第3の変形例についても同様に説明するものとする。
隙間調整治具60aは、隙間調整治具60の中央部に把持部64が形成されている。この把持部64は、隙間調整治具60aの長手方向の幅が大きくなるように形成された楕円状の長孔である。これにより、隙間調整治具60aを片手で持ち易くなるため、持ち運び易くすることができる。また、把持部64として、上記の長孔を設ける代わりに、例えば、取っ手を隙間調整治具60aの裏面側に設けるようにしてもよい。
続いて、図8〜図10を用いて、上述した隙間調整治具60の第2変形例について説明する。図8は、隙間調整治具70の裏面図である。図9は、図8に示す隙間調整治具70におけるアジャスタ80の構成を示す部分拡大図である。図10は、図8に示すC-C断面における隙間調整治具70の側面図である。
隙間調整治具70は、表面側から見て上下方向L1が長手方向となる略長方形状を呈する基体部70aを有している。この基体部70aは、係止部72aと、係止部72bとを裏面側に有している。この係止部72aは、上部支持部材44aに係止するための部材である。同様に、基体部70aの係止部72bは、下部支持部材44bに係止するための部材である。基体部70aの係止部72a,72bのうち、上側に配置された係止部72aには、アジャスタ80が幅方向L2の両端部にそれぞれ設けられている。
これらのアジャスタ80は、隙間調整治具70の係止部72aを上下方向L1に沿って移動させるスライド機構で構成される。図9に1点鎖線で示す隙間調整治具70の係止部72aは、アジャスタ80によって隙間調整治具70の係止部72aを最も上側に移動させた状態を仮想的に示すものである。なお、係止部72aの両端部にそれぞれ設けられた2つのアジャスタ80の構成は、同一であるため、以下において一端側に設けられたアジャスタ80の構成について適宜説明を行い、他端側のアジャスタ80については説明を省略する。本実施形態では、上側に位置する係止部72aにアジャスタ80が設けられているが、例えば、下側に位置する係止部72bにアジャスタ80を設けるようにしてもよい。
隙間調整治具70のアジャスタ80は、図9に示すように、基体部70aの開口部70b、複数の突起部82a,82b、ガイドカバー84、および、スライダ86から構成されている。この開口部70bは、基体部70aの上下方向L1に沿って形成された細長い貫通孔である。また、基体部70aの開口部70bには、内側に突き出す略三角形状の突起部82a,82bが長手方向の両側面に等間隔で連続的に形成されている。
アジャスタ80の突起部82a,82bの表面側と裏面側にはそれぞれガイドカバー84が配置されている。これにより、後述するスライダ86が開口部70bの内部から脱落しないようにしている。
スライダ86は、隙間調整治具70の係止部72aにおける幅方向L2の上側両端部にそれぞれ形成されており、上下方向L1に移動可能に上記係止部72aを隙間調整治具70の基体部70aに固定する機能を有する。図9に示すように、スライダ86は、1点鎖線で示す上側の位置と、破線および実線で示す下側の位置との間で、基体部70aにおける開口部70bの内部を上下方向L1に沿って移動するように形成されている。
スライダ86は、2本の摺動アームが86a,86bを有している。2本の摺動アーム86a,86bは、上側に向かってそれぞれ延出し、その上端部が略円柱状に形成されている。そして、これらの2本の摺動アーム86a,86bの先端部が隙間調整治具70の開口部70b内で突起部82a,82bとそれぞれ摺動しつつ上下方向L1に沿って移動するように構成されている。これにより、隙間調整治具70の係止部72aの上下方向L1の位置を調節することができる。
また、隙間調整治具70の係止部72aの内側には、図10に示すように、スポンジ材72cと、ゴム製の内装材72dとが設けられていてもよい。このゴム製の内装材72dは、隙間調整治具70を本体側フレーム50の支持部材44aに係止するときに、支持部材44aに当接する。一方、スポンジ材72cは、係止部72aとゴム製の内装材72dの間に挟み込まれており、上記のようにゴム製の内装材72dが支持部材44aに当接したときに、支持部材44aがゴム製の内装材72dに食い込み易くする機能を有する。スポンジ材72cは、例えば、軟質の発泡ウレタン材等から形成された緩衝部材である。
上記の構成により、本体側フレーム50の支持部材44aと係止部72aとの間の摩擦力を増大させて隙間調整治具70が滑り難くすることができる。なお、本実施形態では、ゴム製の内装材72dと係止部72aの間にスポンジ材72cを設ける例を挙げているが、スポンジ材72cを設けずにゴム製の内装材72dのみ係止部72aの内側に設けるようにしてもよい。
上記実施形態では、隙間調整治具70の係止部72aにゴム製の内装材72dを設けた例を挙げて説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、隙間調整治具70の代わりに、アジャスタ80を設けていない隙間調整治具60の係止部62a,62bの少なくともいずれか一方の内側に上記ゴム製の内装材72dを設けてもよい。この場合には、隙間調整治具60を支持部材44aに取り付けた状態で滑り難くすることができる。
なお、上記のスポンジ材72cおよびゴム製の内装材72dを用いる構成には、隙間調整治具70の係止部72aおよび係止部72bの間隔をアジャスタ80における各突起部82a,82bのピッチ間隔のみで調整する場合よりも間隔を細かく調整できるという利点もある。
次に、図11および図12を用いて、上述した隙間調整治具60の第3変形例について説明する。図11は、第3変形例に係る隙間調整治具90の背面図である。図12は、隙間調整治具90における固定部94の構成を示す図である。
隙間調整治具90は、表面側から見て上下方向L1に沿う方向が長手方向となる略長方形状の基体部90aを有している。この基体部90aは、係止部62a、係止部62b、および、固定部94を裏面側に有している。基体部90aの係止部62a,62bについては、上記実施形態に係る隙間調整治具60の係止部62a,62bの構成と同様であるため説明を省略する。
基体部90aの固定部94は、アーム96、レバー98、および、回転軸100から構成されている。このアーム96は、基体部90aとの間に本体側フレーム50に固定された下部支持部材44bを挟み込んで挟持する機能を有する。固定部94のアーム96およびレバー98は、金属製の板を略V字状に幅方向L2に沿って折り曲げて構成されている。さらに、隙間調整治具90のアーム96は、下端側が基体部90a側に向かって湾曲している。
固定部94の回転軸100は、アーム96およびレバー98の接続部分に設けられており、レバー98およびアーム96を上下方向L1に沿って回転可能に軸支している。この回転軸100には、ばね100aがアーム96の下端側を基体部90a側に付勢するように取り付けられている。これにより、アーム96と基体部90aとの間に本体側フレーム50に固定されている下部支持部材44bを挟持することができる。その結果、隙間調整治具90が下部支持部材44b上で滑らないようにすることができる。
10 エスカレータ、22 踏段、22a 踏段開口部、24 スカートガード、30 本体部、44a 上部支持部材、44b 下部支持部材、44c,44d 長孔、46,48 連結部、50 本体側フレーム、60,60a,70,90 隙間調整治具、62a,62b,72a,72b 係止部、64 把持部、80 アジャスタ、82a,82b 突起部、86 スライダ、86a,86b 摺動アーム、94 固定部、96 アーム、98 レバー、100 回転軸、100a ばね、α 隙間

Claims (7)

  1. 着脱可能に配設された複数の踏段を有し、前記複数の踏段を循環移動させる本体部と、前記複数の踏段の幅方向における端部側に配設された複数のスカートガードと、複数の前記スカートガードを着脱可能に係止する複数の支持部材と、を含む乗客用コンベアにおける前記スカートガードの隙間調整方法であって、
    前記複数の踏段の一部を前記本体部から取り外して踏段開口部を設ける第1の工程と、
    前記踏段開口部に露出した前記取り外すべきスカートガードを前記支持部材から取り外して前記支持部材および前記支持部材を前記本体部に固定する連結部を露出させる第2の工程と、
    前記取り外した前記スカートガードよりも幅が狭く形成された隙間調整治具を前記支持部材に取り付けるとともに、前記隙間調整治具に対向する位置まで前記踏段を移動させる第3の工程と、
    前記隙間調整治具に対向する前記踏段と前記隙間調整治具との隙間を測定する第4の工程と、
    前記第4の工程における測定値が所定範囲外である場合には、露出した前記連結部を緩めて前記支持部材の位置を調整してから前記第4の工程を再度実行し、
    前記測定した測定値が所定範囲内である場合には、前記隙間調整治具を前記支持部材から取り外すとともに、前記支持部材に前記スカートガードを取り付ける第5の工程と、
    を含む乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法。
  2. 請求項1に記載の乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法において、
    前記第4の工程では、前記隙間調整治具を前記連結部の位置に係止して前記踏段と前記隙間調整治具との隙間を測定する、
    乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法。
  3. 請求項1または2に記載の乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法であって、
    前記第2の工程において、前記取り外すべきスカートガードは、隣接する複数の前記スカートガードである、
    乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法。
  4. 着脱可能に配設された複数の踏段を有し、前記複数の踏段を循環移動させる本体部と、前記複数の踏段の幅方向における端部側に配設された複数のスカートガードと、複数の前記スカートガードを着脱可能に係止する複数の支持部材と、を含む乗客用コンベアにおける前記スカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具であって、
    前記隙間調整治具は、前記支持部材に沿ってスライド可能に係止するための係止部を有するとともに、前記支持部材に係止したときに前記支持部材を前記本体部に固定する連結部を露出させるために前記スカートガードよりも幅が狭く形成されている、
    乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具。
  5. 請求項4に記載の乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具であって、
    前記隙間調整治具には、把持部が形成されている、
    乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具。
  6. 請求項4または5に記載の乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具であって、
    前記支持部材は、上下2本並設されており、
    前記隙間調整治具には、前記上下2本の支持部材にそれぞれ対応して係止部が2つ設けられており、前記2つの係止部のうちいずれか一つに上下方向の位置を調整するアジャスタが形成されている、
    乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具。
  7. 請求項4から6のいずれかに記載の乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具であって、
    前記隙間調整治具には、前記支持部材を挟み込んで前記支持部材上で滑らないようにするための固定部が設けられている、
    乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整に用いる隙間調整治具。
JP2014197325A 2014-09-26 2014-09-26 乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法、および、これに用いる隙間調整治具 Active JP6316159B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014197325A JP6316159B2 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法、および、これに用いる隙間調整治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014197325A JP6316159B2 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法、および、これに用いる隙間調整治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016069102A true JP2016069102A (ja) 2016-05-09
JP6316159B2 JP6316159B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=55863954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014197325A Active JP6316159B2 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法、および、これに用いる隙間調整治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6316159B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10227214B1 (en) 2018-03-13 2019-03-12 Otis Elevator Company Passenger conveyor skirt panel positioning assembly

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0585692A (ja) * 1991-09-24 1993-04-06 Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk 乗客コンベアの隙間調整具
JP2008285310A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア、隙間調整方法および隙間調整具
JP2010076860A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Hitachi Ltd 乗客コンベアの欄干装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0585692A (ja) * 1991-09-24 1993-04-06 Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk 乗客コンベアの隙間調整具
JP2008285310A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア、隙間調整方法および隙間調整具
JP2010076860A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Hitachi Ltd 乗客コンベアの欄干装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10227214B1 (en) 2018-03-13 2019-03-12 Otis Elevator Company Passenger conveyor skirt panel positioning assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP6316159B2 (ja) 2018-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016098045A (ja) 乗客コンベアのチェーン緩み検出装置
US10442462B2 (en) Vehicle body structure for autonomously traveling vehicle
JP6316159B2 (ja) 乗客用コンベアにおけるスカートガード隙間調整方法、および、これに用いる隙間調整治具
JP4940579B2 (ja) マンコンベアの欄干装置
KR101491448B1 (ko) 벨트 컨베이어 상부 롤러 교체용 리프팅 장치 및 이를 이용한 벨트 컨베이어 상부 롤러 교체 방법
JP5089241B2 (ja) エスカレータ、隙間調整方法および隙間調整具
CN111148713B (zh) 乘客输送机的梯级提起辅助装置
JP5848195B2 (ja) 乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法及びガイドシュー取り外し治具
JP2013170070A (ja) 乗客コンベアの手すりベルト用脱着工具
JP5851532B2 (ja) エレベータ乗場
JP2020117339A (ja) エレベーターの張り車の清掃装置
CN204057893U (zh) 机架辊悬空工具
CN209740476U (zh) 扶手带安装装置及具有该装置的自动扶梯或自动人行道
JP5746598B2 (ja) 乗客コンベアの踏み板清掃装置及び方法
JP2018024488A (ja) エレベーターのドアレール清掃具
JP6544383B2 (ja) 乗客コンベアの移動手摺保守具を用いた移動手摺保守装置、移動手摺保守方法
JP6938276B2 (ja) 複合車両試験装置
JP7108647B2 (ja) 乗客コンベア診断装置固定治具
JP6479911B2 (ja) 乗客コンベア
JP6561910B2 (ja) 乗客コンベア
JP2009221013A (ja) エスカレータの駆動ローラ取替作業用具
JP6210776B2 (ja) 乗客コンベアのスカートガード着脱装置
JP7391272B2 (ja) エスカレーターの移動手摺用案内レールの芯金保持治具
JP6922828B2 (ja) 乗客コンベアのステップの溝に付着した異物を除去する清掃治具
JP4769885B2 (ja) 乗客コンベア

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6316159

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250