JP2016068817A - 小型車両のエアクリーナ装置 - Google Patents
小型車両のエアクリーナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016068817A JP2016068817A JP2014201207A JP2014201207A JP2016068817A JP 2016068817 A JP2016068817 A JP 2016068817A JP 2014201207 A JP2014201207 A JP 2014201207A JP 2014201207 A JP2014201207 A JP 2014201207A JP 2016068817 A JP2016068817 A JP 2016068817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- vehicle
- auxiliary machine
- cleaner device
- body frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
Description
車体フレームに支持されたエンジンの吸気口に接続される吸気通路と、
ボトムケース部と前記ボトムケース部に着脱可能に設けられたカバー部と有するエアクリーナケースと、
前記エアクリーナケースの内部で、前記ボトムケース部と前記カバー部との間に保持される浄化フィルターと、
を備える小型車両のエアクリーナ装置において、
前記ボトムケース部には、前記車体フレームの上側から引っ掛けるように装着する取付け部が設けられ、
前記取付け部の上部には、車両メンテナンス用の補機を着脱可能に保持する補機保持部が設けられていることを特徴とする。
前記ボトムケース部は樹脂にて形成され、前記補機保持部が前記取付け部に一体成型されていることを特徴とする。
前記車体フレームが、車両側方に寄せて配置された左フレームと右フレームを有し、
前記エアクリーナ装置は、前記左フレームに係合する左側取付け部と前記右フレームに係合する右側取付け部とを有しており、
前記補機保持部が、前記左側取付け部と前記右側取付け部のうち少なくとも一方に設けられていることを特徴とする。
前記小型車両が自動二輪車であって、車両幅方向の一方側に配置されて車両を傾けた状態で支えるサイドスタンドを備え、
前記補機保持部は、車幅方向において前記サイドスタンドとは反対側に設けられていることを特徴とする。
前記補機保持部は、車両幅方向において、前記エアクリーナ装置の前記カバー部の側壁と前記車体フレームの頂部を通る垂直線との間に配置されていることを特徴とする。
前記車体フレームにおいて、前記取付け部を装着する部位が断面円形状のパイプ部材にて構成されており、
前記取付け部は、前記車体フレームと嵌合する嵌合凹部がフレーム円周面の半円以上の周面に対して嵌合し、
さらに、前記エアクリーナケースは、車両前後方向の何れか一方側の一か所に設けられた固定部にて固定されていることを特徴とする。
前記補機保持部は、前記取付け部の上部から上方へ延出する複数の保持片を有しており、
前記保持片のうち、車幅方向において最も外側に配置される保持片外側部が、前記車体フレームの頂部を通る垂直線よりも前記ボトムケース部寄りに位置していることを特徴とする。
前記補機は、前記エンジンの故障診断を行うための接続端子を有し、前記接続端子を覆う端子保護カバーが装着された状態で前記補機保持部に保持されていることを特徴とする。
以下、本発明の第1実施形態の小型車両である自動二輪車について、図1〜図8を参照して説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、操縦者から見た方向に従い記載し、また、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
また、ボトムケース部31dには、車両前方側にコネクティングチューブ39が接続される通気路用開口33fhが設けれ、車両後方には、車幅方向の略中央に後方かつ上方へ延出された固定部35(図2参照)が設けられている。なお、この固定部35は、左右シートレール5L,5R間に架け渡されたクロスプレート29に対して、固定用孔35hに挿入される固定ボルト28(図2および図5参照)を介して固定される。
保持片外側壁34woには、例えば矩形の小さい開口34hが形成されており、保持片内側壁34wiには、その内側に上下方向に延びたリブ34dが形成されている。
したがって、補機保持部34は、車両幅方向において、エアクリーナ装置30のカバー部31uの側壁31uwと車体フレーム5の頂部5tを通る垂直線VLとの間に配置されている。
先ず、図7の(a)に示すように、車体フレーム5に対して、取付け部33の下端を当てるようにする。この状態では、左右のフックガイド爪33gs,33gsの先端が、車体フレーム5の上下半分を分割する仮想線のハーフラインHLよりも上側のフレーム円周面5sfに接している。そして、下方に押し込む(矢印B方向へ押し込む)ことで、また左右のフックガイド爪33gs,33gsの先端が若干外側に反り返るような形状となっていることも相まって、特に、外側(図中右側)のフックガイド爪33gsが外側に移動(矢印K方向)するように変形する。これにより、車体フレーム5に嵌合凹部33gが嵌まり込む。この結果、嵌合凹部33gの下端は、図7の(b)に示すように、ハーフラインHLの位置を乗り越えてハーフラインHLよりも下側に位置され、取付け部33は、外れないように係止される。
また、補機40を外すときは、例えば、保持片後方壁34wrの後方壁開口34cに指を入れるようにして上方側に引っ張ることで、主として保持片外側壁34woが変形し外すことができる。
以下、本発明の第2実施形態における補機保持部について、図9を参照して説明する。なお、図9は一部を破断して示し、また、図9および本実施形態の説明においては、第1実施形態と同じ構成については同符号を付して説明を適宜省略する。
この時、補機40は、その下端角部分(実際には端子保護カバー41の下端角部分)が、テーパ面部34ktおよびリブ34d1,34d2,34d3の上端部のテーパ面に案内され、保持片内側壁34wiと保持片外側壁34woは、その間隔を広げるように若干撓む。
また、第1実施形態に示したように、保持片外側壁34woの開口34hを、リブ34d2,34d3間に形成した構成とし、この開口34hに端子保護カバー41の係止突起41dを嵌入させるようにしても良く、これにより、脱落防止機能をより高めることができる。
また、補機保持部34の構造ならび補機40の係止構造についても、適宜変更することができる。
また、上記実施形態においては、補機40の接続端子40aが端子保護カバー41により保護されるように構成したが、端子保護カバー41が無い構造であってもよい。
また、上記実施形態においては、自動二輪車について説明したが、本発明は、他のバギー等の小型車両でもよい。
5 車体フレーム
5M メインフレーム
5L 左シートレール(左フレーム)
5R 右シートレール(右フレーム)
5s サポートフレーム
5sf フレーム円周面
5t 車体フレームの頂部
6 ヘッドパイプ
15 サイドスタンド
21 エンジン
21e 吸気口
30 エアクリーナ装置
31 エアクリーナケース
31d ボトムケース部
31u カバー部
31uw 側壁
32 浄化フィルター
33 取付け部
33a 上部
33g 嵌合凹部
33L 左側取付け部
33R 右側取付け部
34 補機保持部
34w 保持片
34wo 保持片外側壁
35 固定部
40 補機
40a 接続端子
41 端子保護カバー
VL 垂直線
Claims (8)
- 車体フレーム(5)に支持されたエンジン(21)の吸気口(21e)に接続される吸気通路(39)と、
ボトムケース部(31d)と前記ボトムケース部(31d)に着脱可能に設けられたカバー部(31u)と有するエアクリーナケース(31)と、
前記エアクリーナケース(31)の内部で、前記ボトムケース部(31d)と前記カバー部(31u)との間に保持される浄化フィルター(32)と、
を備える小型車両(1)のエアクリーナ装置(30)において、
前記ボトムケース部(31d)には、前記車体フレーム(5)の上部側から引っ掛けるように装着する取付け部(33)が設けられ、
前記取付け部(33)の上部(33a)には、車両メンテナンス用の補機(40)を着脱可能に保持する補機保持部(34)が設けられている
ことを特徴とする小型車両(1)のエアクリーナ装置(30)。 - 前記ボトムケース部(31d)は樹脂にて形成され、前記補機保持部(34)が前記取付け部(33)に一体成型されている
ことを特徴とする請求項1に記載の小型車両(1)のエアクリーナ装置(30)。 - 前記車体フレーム(5)が、車両側方に寄せて配置された左フレーム(5L)と右フレーム(5R)を有し、
前記エアクリーナ装置(30)は、前記左フレーム(5L)に係合する左側取付け部(33L)と前記右フレーム(5R)に係合する右側取付け部(33R)とを有しており、
前記補機保持部(34)が、前記左側取付け部(33L)と前記右側取付け部(33R)のうち少なくとも一方に設けられている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の小型車両(1)のエアクリーナ装置(30)。 - 前記小型車両(1)が自動二輪車であって、車両幅方向の一方側に配置されて車両を傾けた状態で支えるサイドスタンド(15)を備え、
前記補機保持部(34)は、車幅方向において前記サイドスタンド(15)とは反対側に設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の小型車両(1)のエアクリーナ装置(30)。 - 前記補機保持部(34)は、車両幅方向において、前記エアクリーナ装置(30)の前記カバー部(31u)の側壁(31uw)と前記車体フレーム(5)の頂部(5t)を通る垂直線(VL)との間に配置されている
ことを特徴とする請求項3または4に記載の小型車両(1)のエアクリーナ装置(30)。 - 前記車体フレーム(5)において、前記取付け部(33)を装着する部位が断面円形状のパイプ部材にて構成されており、
前記取付け部(33)は、前記車体フレーム(5)と嵌合する嵌合凹部(33g)がフレーム円周面(5sf)の半円以上の周面に対して嵌合し、
さらに、前記エアクリーナケース(31)は、車両前後方向の何れか一方側の一か所に設けられた固定部(35)にて固定されている
ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の小型車両(1)のエアクリーナ装置(30)。 - 前記補機保持部(34)は、前記取付け部(33)の上部(33a)から上方へ延出する複数の保持片(34w)を有しており、
前記保持片(34w)のうち、車幅方向において最も外側に配置される保持片外側壁(34wo)が、前記車体フレーム(5)の頂部(5t)を通る垂直線(VL)よりも前記ボトムケース部(31d)寄りに位置している
ことを特徴とする請求項6に記載の小型車両(1)のエアクリーナ装置(30)。 - 前記補機(40)は、前記エンジン(21)の故障診断を行うための接続端子(40a)を有し、前記接続端子(40a)を覆う端子保護カバー(41)が装着された状態で前記補機保持部(34)に保持されている
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の小型車両(1)のエアクリーナ装置(30)。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014201207A JP5970515B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 小型車両のエアクリーナ装置 |
BR102015024517-3A BR102015024517B1 (pt) | 2014-09-30 | 2015-09-24 | Dispositivo limpador de ar para veículo pequeno |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014201207A JP5970515B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 小型車両のエアクリーナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016068817A true JP2016068817A (ja) | 2016-05-09 |
JP5970515B2 JP5970515B2 (ja) | 2016-08-17 |
Family
ID=55865775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014201207A Expired - Fee Related JP5970515B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 小型車両のエアクリーナ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5970515B2 (ja) |
BR (1) | BR102015024517B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018180008A1 (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-04 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943281U (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-21 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車用部品装着体 |
JPS63110095A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-14 | 本田技研工業株式会社 | エアクリ−ナケ−スの支持構造 |
JP2001180554A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-07-03 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 車両における可撓性長尺物のクランプ |
-
2014
- 2014-09-30 JP JP2014201207A patent/JP5970515B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2015
- 2015-09-24 BR BR102015024517-3A patent/BR102015024517B1/pt active IP Right Grant
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943281U (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-21 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車用部品装着体 |
JPS63110095A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-14 | 本田技研工業株式会社 | エアクリ−ナケ−スの支持構造 |
JP2001180554A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-07-03 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 車両における可撓性長尺物のクランプ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018180008A1 (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-04 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造 |
JP2018165128A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のエアクリーナ支持構造 |
CN110431068A (zh) * | 2017-03-28 | 2019-11-08 | 本田技研工业株式会社 | 鞍乘型车辆的空气滤清器支承结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR102015024517B1 (pt) | 2022-04-26 |
JP5970515B2 (ja) | 2016-08-17 |
BR102015024517A2 (pt) | 2016-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI417215B (zh) | 機車 | |
JP5142781B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP2011047294A5 (ja) | ||
WO2011024368A1 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5624780B2 (ja) | エアクリーナ装置 | |
JP5138403B2 (ja) | 自動2輪車の電装品取付構造 | |
JP6194270B2 (ja) | 鞍乗型車両のフレーム構造 | |
US10131396B2 (en) | Saddled vehicle | |
US8794366B2 (en) | Battery case structure for motorcycle | |
WO2013094631A1 (ja) | 鞍乗型車両 | |
WO2014050489A1 (ja) | 鞍乗型車両 | |
CA2924426C (en) | Saddle-ride-type vehicle | |
JP5903501B2 (ja) | 車載電装部品の支持構造 | |
JP2010095244A (ja) | ラムダクトユニット | |
JP5970515B2 (ja) | 小型車両のエアクリーナ装置 | |
JP2012012965A (ja) | 燃料供給装置 | |
JP6138845B2 (ja) | 鞍乗り型車両のヘッドライト周辺部支持構造 | |
JP6255322B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP5002492B2 (ja) | 車両の燃料フィルタの取付構造 | |
JP6179178B2 (ja) | スクータ型車両のエアクリーナ構造 | |
JP5977623B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP5950214B2 (ja) | 鞍乗り型車両用エンジンのエアクリーナ | |
JPWO2013094549A1 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP2013147991A (ja) | 鞍乗型車両のエアクリーナ装置 | |
JP5883765B2 (ja) | 車両のバッテリ保持部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160329 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160525 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5970515 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |