JP2016068464A - 画像記録装置、情報処理装置及びプログラム。 - Google Patents

画像記録装置、情報処理装置及びプログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】記録処理が中断されたとき、素早く画像記録を再開しつつ、セキュリティが低下するのを抑制する。
【解決手段】印刷開始後に印刷継続不可能と判断されたとき(S102:YES)、代行印刷プリンタを決定し(S104)、代行印刷依頼通知を送信する(S105)。MFPの排紙センサの出力がOFFになった後に(S107:YES)、ユーザの選択結果に応じて即時印刷指令又はセキュア印刷指令を代行印刷プリンタに送信する(S111、S113)。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録媒体に画像を記録する画像記録装置、これを無線通信を介して制御する情報処理装置、及び、情報処理装置のプログラムに関する。
印刷中に用紙不足や用紙詰まりなどでエラーが発生して印刷が中断されたとき、印刷を代行することができる他のプリンタを検索し、検出されたプリンタに中断された残りの印刷を代行させるプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、印刷が中断されたとしても、素早く印刷を再開することができる。
特開2001−75764号公報
ユーザは、最初に印刷を開始したプリンタに移動して印刷物を回収し、その後、代行印刷を行ったプリンタに移動して残りの印刷物を回収することになる。このとき、最初に印刷が実行されたプリンタでの印刷物の回収をユーザが失念してしまうと、当該プリンタのトレイに受容された印刷物が当該ユーザ以外の目に晒される時間が長くなり、セキュリティが低下する。
本発明の目的は、記録処理が中断されたとき、素早く画像記録を再開しつつ、セキュリティが低下するのを抑制することができる画像記録装置、情報処理装置及びプログラムを提供することである。
本発明の情報処理端末は、被記録媒体に画像を記録する記録手段と、前記記録手段によって画像が記録された被記録媒体が排出される第1トレイと、前記第1トレイ上の被記録媒体の有無を示す信号を出力する第1センサと、他の画像記録装置と通信を行う通信手段と、制御手段とを備えており、前記制御手段は、画像データに基づく複数の被記録媒体への画像記録指示を受け付けると、前記記録手段による画像の記録が可能であるか否かを判断し、画像の記録が可能であると判断すると、前記記録手段に画像の記録を開始させ、前記記録手段による画像の記録の開始後に、前記記録手段による画像の記録が継続できないと判断すると、前記記録手段による画像の記録を中断させ、前記記録手段による画像の記録の中断後、前記第1センサから出力された信号が前記第1トレイ上に被記録媒体が無いことを示す場合、中断された画像の記録を再開する残記録処理を他の画像記録装置に実行させる画像記録指示を前記通信手段に送信させる。
本発明によると、記録手段による画像の記録ができないと判断したとき、画像記録済みの被記録媒体が第1トレイから取除かれてから、他の画像記録装置で残りの画像記録が実行されるため、記録処理が中断されたとしても、素早く画像記録を再開しつつ、画像記録済みの被記録媒体がユーザ以外の目に触れる機会を低減してセキュリティが低下するのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る複合機が接続されたネットワークの概略図である。 図1に示す複合機の内部を示す概略側面図である。 図1に示す複合機のブロック図である。 図2に示す制御装置が実行する印刷実行時の処理手順を示すフローチャートである。 図2に示す制御装置が実行する代行印刷実行時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るモバイルデバイスのブロック図である。 図6に示すモバイルデバイスが実行する印刷実行時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る用紙回収確認処理の処理手順を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態は、スキャナ機能及び印刷機能を有する複合機(MFP:Multi Function Peripheral)に本発明を適用したものである。図1に示すように、MFP1aは、同一のネットワークに接続された他のMFP1b、PC70、モバイルデバイス80との間でデータ通信が可能となっている。MFP1aとMFP1bとは同じ構造及び機能を有しているので、以下では主にMFP1aについて説明をする。
図2に示すように、MFP1aは、共に直方体形状の上筐体11及び下筐体12を有している。なお、図2における左側面が正面3となっている。なお、図2における右側面が背面4となっている。上筐体11は下面が開口し、下筐体12は上面が開口している。上筐体11は、下筐体12に対して回動軸13を中心に回動可能に連結されている。上筐体11の上面には、排紙トレイ(第1トレイ)15が設けられている。排紙トレイ15には、印刷が完了して排出された用紙Pが順に載置される。排紙トレイ15の上流側端部には、用紙センサ(第1センサ)18が配置されている。排紙センサ18は、排紙トレイ15上に用紙が載置されているか否かを検出する。排紙トレイ15上に用紙が載置されていれば排紙センサ18がONを出力し、排紙トレイ15上に用紙が載置されていなければ排紙センサ18がOFFを出力する。なお、排紙センサ18は、反射型の光学センサであってもよいし、透過型の光学センサであってもよいし、他のセンサであってもよい。
さらに、MFP1aの内部空間には、プリント装置30と、用紙トレイ20と、プラテン9とが配置されている。プリント装置30は、インクジェットヘッド2と、搬送機構35とを含んでいる。
インクジェットヘッド2は、その下面に、インク滴が吐出される複数のノズルが形成された吐出面を有している。用紙トレイ20は、積層された複数の用紙Pを保持可能であり、下筐体12の底面に着脱自在に配置されている。プラテン9は、用紙を支持するための板部材であり、上筐体11が閉位置にあるとき、インクジェットヘッド2の吐出面と対向するように下筐体12に固定されている。
搬送機構35は、用紙トレイ20からインクジェットヘッド2とプラテン9との間を通過して排紙トレイ15まで至る用紙Pの搬送経路を構成するものである。搬送機構35は、ピックアップローラ31と、ニップローラ32a〜32eと、ガイド33a〜33dと、図示しないギアを介してピックアップローラ31、ニップローラ32を駆動するモータ35a(図3参照)を含んでいる。搬送機構35によって搬送された用紙Pは、インクジェットヘッド2とプラテン9との間である印刷領域を通過する際に、インクジェットヘッド2のノズルから吐出されたインク滴によって画像が印刷される。画像が印刷された用紙Pは、排紙トレイ15に載置される。
上筐体11の上面には、排紙トレイ15の一部を覆うようにスキャナユニット40が設置されている。スキャナユニット40は、図示しないイメージセンサ41と、フィーダ42とを有している。イメージセンサの一例としては、CIS(Contact Image Sensor)、CCD(Charge Coupled Device)等が挙げられる。フィーダ42の上面には、給紙トレイ43が形成されている。給紙トレイ43にセットされた原稿(用紙)は、フィーダ42によって図1右方に移動し右端において上面を外周面として進行方向を180°変えることで表裏反転し、イメージセンサ41の上面(図示せず)を通過した後に、図1左方から排出されて排紙トレイ(第2トレイ)44に載置される。用紙がイメージセンサ41の上面を通過するとき、イメージセンサ41は用紙の一方面又は両面に形成された画像を読み取り、画像データを生成する。このように、給紙トレイ43に複数枚の原稿を積層状態でセットすることで、この複数枚の原稿を連続して読み取ることができる。
排紙トレイ44の上流側には、排紙トレイ44上に原稿が載置されているか否かを検出する原稿センサ(第2センサ)46が取り付けられている。原稿センサ46は、排紙トレイ44上に原稿が載置されているか否かを検出する。排紙トレイ44上に原稿が載置されていれば原稿センサ46がONを出力し、排紙トレイ44上に原稿が載置されていなければ原稿センサ46がOFFを出力する。
軸45を中心にしてフィーダ42を上方に回動させることにより、ガラス等で形成された透明の読取台(フラットベッド:FB)が露出する。読取台の下には、イメージセンサ41が往復動作可能に設けられており、露出させたFBに原稿を直接セットすることで、スキャナ本体41に原稿を一枚ずつ読み取らせることもできる。
MFP1aは、制御装置1pを有する。制御装置1pは、図3に示すように、CPU51と、ROM52と、RAM53とを備えている。また、制御装置1pは、ヘッド2と、搬送機構35が有するモータ35aと、排紙センサ18と、イメージセンサ41と、フィーダが有するモータ42aと、原稿センサ46と、タッチパネル17と、フラッシュメモリ54と、LAN(Local Area Network)インターフェース55と、USB(Universal Serial Bus)ホストインターフェース56と、NFCインターフェース57とに電気的に接続されている。
タッチパネル17は、入力機能(操作手段)及び表示機能(表示手段)を備えたユーザインターフェースであり、動作状況の表示やユーザによる入力操作の受付を行う。具体的には、タッチパネル17は、入力された信号に応じた画像を画面に表示し、ユーザ操作に応じた信号を出力する。
LANインターフェース55は、MFP1aと同じLANに接続された他のMFP1b、PC70、モバイルデバイス80などの各種情報処理装置との間でデータ通信を行う。データの送受信は、有線通信であってもよいし、無線通信(例えば、Wi−Fi:IEEE802.11)であってもよい。
ROM52には、MFP1aを制御するための制御プログラム52aであるファームウェアや各種設定、初期値等が記憶されている。RAM53およびフラッシュメモリ54は、各種制御プログラムが読み出される作業領域として、あるいはデータを一時的に記憶する記憶領域として利用される。さらに、フラッシュメモリ54には、通信に関する固有情報が記憶されている。固有情報には、LANインターフェース55のMAC(Media Access Control) Addressや、IP(Internet Protocol)Address、その他通信パラメータなどが含まれる。
NFCインターフェース57は、ISO/IEC21481またはISO/IEC18092の国際標準規格に基づいて、NFC方式の近距離無線通信を可能にするインターフェースである。MFP1aにおいては、電源ONの間、NFCインターフェース57から発せられる問い合わせ信号によって、NFC方式の無線通信が実行可能なデバイスを検出する状態になっている。そのため、例えば、ユーザがモバイルデバイス80をNFCインターフェース57にかざすと、MFP1aはモバイルデバイス80を検出し、モバイルデバイス80とMFP1aとの間でNFC方式による無線通信が可能になる。なお、モバイルデバイス80をNFCインターフェース57に「かざす」とは、モバイルデバイス80をNFCインターフェース57の通信範囲内に配置する動作であり、モバイルデバイス80とNFCインターフェース57とが接触していてもいなくてもよい。
USBホストインターフェース56には、USBメモリ102が装着可能になっている。これにより、USBメモリ102に記憶された画像データをMFP1aに直接印刷させることができる。
CPU51は、ROM52から読み出した制御プログラム52aや各種センサから送られる信号に従って、その処理結果をRAM53またはフラッシュメモリ54に記憶させながら、MFP1aの各構成要素を制御する。
MFP1aは、制御プログラム52aが実行されることによって、タッチパネル17、又は、LAN(LANインターフェース55)を介して他のMFP1bやPC70やモバイルデバイス80から受信したコマンドに従って、プリント装置30による印刷処理やスキャナユニット40によるスキャン処理を含む各種処理を実行させることができる。印刷処理が実行されると、プリント装置30が、コマンドと共に受信した印刷データに係る画像を用紙に印刷する。また、スキャン処理が実行されると、スキャナユニット40が、用紙に印刷された画像をスキャンする。さらに、スキャン処理を実行した後に、スキャン処理によって得られた画像データが用紙に印刷されるように印刷処理を行う複写処理を行うこともできる。また、MFP1aには、給紙トレイ43に設けられた給紙トレイ43に用紙があるかを判断するためのトレイセンサ61、搬送経路に設けられた用紙詰まりが発生していないかを判断するための搬送路センサ62、インクジェットヘッド2にインクを供給するインクカートリッジ(図示せず)にインクが残っているかを検出するカートリッジセンサ63がそれぞれ設けられている。制御装置1pは、これらセンサを含むMPF1a内の各種装置からの信号に基づいて、プリント装置30による印刷が可能かどうかを判断することが可能である。
図4を参照しつつ、MFP1aが印刷指令を受け付けたときのMFP1aの動作手順について説明する。印刷指令は、PC70やモバイルデバイス80からネットワークを経由して受信したり、ユーザの操作に伴ってタッチパネル17から入力されたりする。印刷指令には、印刷すべき画像データ(又は画像データの保存場所:例えば、USB102など)及び用紙サイズや印刷枚数など印刷条件が含まれる。図4に示すように、CPU51は、受信した印刷指令に含まれる画像データに関する画像を印刷条件に従って印刷する印刷処理が開始されるように、プリント装置30を制御する(S101)。CPU51は、印刷処理の開始後に、少なくとも1枚以上の印刷済み用紙が排紙トレイ15に排出されていると共に、用紙切れ、用紙詰まり又はインク切れなどによってプリント装置30による印刷が継続不可能となったと判断されて当該印刷処理が中断されているか否かを判断する(S102)。CPU51は、当該印刷処理が中断されていないと判断すると(S102:NO)、印刷処理が完了したかを判断し(S115)、完了したと判断した場合は(S115:YES)図4のフローチャートを終了する。一方、印刷処理が完了していないと判断した場合は(S115:NO)、S102の判断を繰り返す。
CPU51は、当該印刷処理が中断されていると判断すると(S102:YES)、ネットワークを介して代行印刷可能な他のプリンタを検索すると共に、その検索結果であるプリンタ一覧をタッチパネル17に表示させる(S103)。代行印刷とは、あるプリンタにおいて中断された印刷処理の続きの印刷処理である残印刷処理を他のプリンタに実行させることである。CPU51は、ユーザ操作により、タッチパネル17に表示されたプリンタ一覧から1つのプリンタが選択されるまで待機する(S104:NO)。CPU51は、1つのプリンタが選択されたと判断すると(S104:YES)、選択されたプリンタを代行印刷プリンタ(残記録処理を実行する装置)に決定し、決定した代行印刷プリンタに代行印刷依頼通知を送信する(S105)。代行印刷依頼通知には、画像データと残印刷処理を実行するために必要な印刷条件が含まれるが、印刷実行指令は含まれない。すなわち、S105で送信される代行印刷依頼通知を受信したプリンタ、つまり代行印刷プリンタは、この時点ではまだ残印刷処理を開始しない。
CPU51は、「印刷済み用紙を回収してください。」というメッセージをタッチパネル17に表示させることで、ユーザに排紙トレイ15に排出された印刷済み用紙の回収を促す(S106)。CPU51は、排紙センサ18の出力がOFFになるまで、言い換えれば、ユーザが印刷済みの用紙を回収するまで待機する(S107:NO)。CPU51は、排紙センサ18の出力がOFFになれば(S107:YES)、代行印刷における印刷開始タイミングについて、即時に印刷を開始するか(即時印刷)、認証情報が入力されてから印刷を開始するか(セキュア印刷)の選択画面をタッチパネル17に表示させる(S108)。CPU51は、ユーザによる印刷開始タイミングの選択が完了すれば(S109:YES)、選択結果がセキュア印刷か否かを判断する(S110)。
CPU51は、ユーザがセキュア印刷を選択したと判断すれば(S110:YES)、代行印刷プリンタ(本実施形態においては別のMFP1b)にセキュア印刷指令を送信する(S111)。なお、セキュア印刷指令とは、代行印刷依頼通知において依頼された代行印刷を、認証情報を受付けた後に開始することを代行印刷プリンタへ指示する指令であり、代行印刷プリンタにおいて受付けるべき認証情報を含む。そして、CPU51は、S111において送信したセキュア印刷指令が含む認証情報をタッチパネル17に表示させて(S112)、図4のフローチャートを終了する。ユーザは、タッチパネル17に表示された認証情報を控えて代行印刷プリンタに移動することになる。CPU51は、ユーザがセキュア印刷を選択していないと判断すれば(S110:NO)、代行印刷プリンタに即時印刷指令を送信し(S113)、図4のフローチャートを終了する。なお、即時印刷指令とは、代行印刷依頼通知を受信した代行印刷プリンタに対して、当該即時印刷指令を受信した後、ただちに残印刷処理を開始することを指示する指令である。
一方、CPU51は、ユーザによる印刷開始タイミングの選択が完了していなければ(S109:NO)、選択画面を表示してから一定時間が経過したか否かを判断する(S114)。CPU51は、選択画面を表示してから一定時間が経過していなければ(S114:NO)、ユーザによる印刷開始タイミングの選択が完了したか否かの判断を繰り返す(S109)。CPU51は、選択画面を表示してから一定時間が経過すれば(S114:YES)、強制的に即時印刷が選択されたこととし、代行印刷プリンタに即時印刷指令を送信して(S113)、図4のフローチャートを終了する。
次に、図5を参照しつつ、代行印刷プリンタに決定されたMFP1bの動作手順について説明する。図5に示すように、CPU51は、S105でMFP1aが送信した代行印刷依頼通知を受信するまで待機する(S201:NO)。CPU51は、代行印刷依頼通知を受信すると(S201:YES)、代行印刷依頼通知に含まれる画像データを印刷パラメータに基づいて駆動データに展開する(S202)。CPU51は、「代行印刷の依頼元のプリンタから、印刷済み用紙を回収してください。」というメッセージをタッチパネル17に表示させることで、元印刷を実行したMFP1aに係る排紙トレイ15に排出された印刷済み用紙の回収をユーザに促す(S203)。
CPU51は、即時印刷指令を受信したか否かを判断する(S204)。CPU51は、即時印刷指令を受信したと判断すれば(S204:YES)、S201で受信した代行印刷依頼通知に従って残印刷処理が実行されるようにプリント装置30を制御する(S205)。そして、図5のフローチャートを終了する。
CPU51は、即時印刷指令を受信していないと判断すれば(S204:NO)、セキュア印刷指令を受信したか否かを判断する(S206)。CPU51は、セキュア印刷指令を受信していないと判断すれば(S206:NO)、即時印刷指令を受信したか否かの判断(S204)を繰り返す。CPU51は、セキュア印刷指令を受信したと判断すれば(S206:YES)、認証情報の入力画面をタッチパネル17に表示させると共に、入力画面に認証情報が入力されるまで待機する(S207:NO)。CPU51は、入力画面に認証情報が入力されたと判断すれば(S207:YES)、S201で受信した代行印刷依頼通知に従って残印刷処理が実行されるようにプリント装置30を制御する(S205)。そして、図5のフローチャートを終了する。
以上、詳細に説明したように本実施形態のMFP1aによると、MFP1aが自機での印刷処理が継続できないと判断したとき、印刷済み用紙が排紙トレイ15から取除かれてから、代行印刷プリンタ(本実施形態ではMFP1b)で残印刷処理が実行されるため、MFP1aでの印刷処理が中断されたとしても、代行印刷プリンタにおいて素早く印刷処理を再開しつつ、印刷済み用紙がユーザ以外の目に触れる機会を低減してセキュリティが低下するのを抑制することができる。
また、ユーザは、代行印刷を実行するとき即時印刷かセキュア印刷かを選択することができるため、ユーザの選択により、代行印刷プリンタにおいて印刷済み用紙がユーザ以外の目に触れる機会を低減することができる。
加えて、代行印刷において認証情報の入力を要求するセキュア印刷を実行することによって、よりセキュアな印刷を行うことができる。
さらに、即時印刷かセキュア印刷かを選択する選択画面が表示されて一定時間を経過すると、強制的に即時印刷が実行されるため、ユーザがタッチパネル17を確認することなく代行印刷プリンタに移動した場合であっても、印刷済み用紙を回収することができる。
また、代行印刷可能な他のプリンタを検索すると共に、その検索結果であるプリンタ一覧をタッチパネル17に表示させ、ユーザに選択されたプリンタが代行印刷プリンタに決定されるため、利便性が向上する。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るモバイルデバイス80について図6及び図7を参照しつつ説明する。なお、第1実施形態と実質的に同等の部材、機能及び処理手順については説明を省略する。まず、モバイルデバイス80の概略構成について説明する。図6に示すように、モバイルデバイス80は、CPU81と、ROM82と、RAM83と、フラッシュメモリ84とを有する制御部80aを備えている。また、モバイルデバイス80は、表示機能と入力機能とを兼ねるタッチパネル85と、外部装置との通信を可能にする通信インターフェースとしてNFCインターフェース87および無線LANインターフェース88と、無線の公衆電話回線を介してデータの送受信を可能とする電話回線通信部89とを有し、これらが制御部80aによって制御される。
NFCインターフェース87は、MFP1aのNFCインターフェース57と同様に、NFC方式の無線通信を可能にするインターフェースである。また、無線LANインターフェース88は、Wi−Fi方式又はWFD(Wi-Fi Direct)方式の無線通信を可能にするインターフェースである。
フラッシュメモリ84には、OS(オペレーションシステム)や、インターネット上のファイルを閲覧するためのブラウザ、各種のデバイスを制御するデバイスドライバ等が組み込まれている。また、フラッシュメモリ84には、モバイルデバイス80に関するIPアドレス及びユーザの個人情報を含む固有情報や、モバイルデバイス80を機能させる各種アプリケーション(以下、アプリ)が記憶されている。この記憶されているアプリには、NFCインターフェース87を用いてNFC方式のデータ通信を行うためのNFC通信プログラム84a、無線LANインターフェース88を用いてWi−Fi又はWFD方式の通信を行うための無線LAN通信プログラム84b、モバイルデバイス80内に記憶されている画像データをMFP1a又はMPF1bに印刷させるためのMFP制御プログラム84c、及び、電話回線通信部89を用いて公衆電話回線経由のデータ通信を行うための電話回線通信プログラム84dが含まれる。
CPU81は、ROM82から読み出した制御プログラムやフラッシュメモリ84から読み出したプログラムに従って、その演算結果をRAM83またはフラッシュメモリ84に記憶させながら各種の処理を行う。上述したアプリの動作も、CPU81によって処理される。
本実施形態において、MFP1aは、上述したセンサを含むMPF1a内の各種装置からの信号に基づいて制御装置1pが印刷不可と判断した場合に、外部に印刷不可信号を出力することが可能となっている。さらに、MFP1aは、印刷処理開始後に印刷処理の経過情報つまり何枚目の印刷まで終了したかの情報を含む経過信号を外部に出力することが可能となっている。
モバイルデバイス80の動作手順について説明する。図7に示すように、CPU81は、ユーザ所望の印刷指令(第1記録指令)を生成すると共に、生成した印刷指令をネットワーク経由でMFP1aに送信する(S301)。MFP1aは、受信した印刷指令に含まれる画像データに関する画像を印刷条件に従って印刷する印刷処理を開始する。MFP1aは、印刷処理が開始されると当該印刷処理の経過を示す経過信号を定期的にモバイルデバイス80に送信する。また、MFP1aは、印刷処理が開始された後に、用紙切れ、用紙詰まり又はインク切れなどによってプリント装置30による印刷が継続不可能となったと判断された場合に、印刷処理が中断したことを示す印刷不可信号と、排紙センサ18の出力結果とをモバイルデバイス80に送信する。CPU81は、印刷不可信号をMFP1aから受信したかを判断し(S302)、受信していないと判断した場合は(S302:NO)、S314へ進み印刷処理が完了したことを示す経過信号を受信したか判断する(S314)。印刷処理が完了したことを示す経過信号を受信したと判断すれば(S314:YES)図7のフローチャートを終了する。一方、印刷処理が完了したことを示す経過信号を未だ受信していないと判断した場合は(S314:NO)、S302の判断を繰り返す。
CPU81は、印刷処理が開始されたことを経過信号が示しているときに印刷不可信号を受信すると(S302:YES)、ネットワークを介して代行印刷可能な他のプリンタを検索すると共に、その検索結果であるプリンタ一覧をタッチパネル85に表示させる(S303)。CPU81は、ユーザ操作により、タッチパネル85に表示されたプリンタ一覧から1つのプリンタが選択されるまで待機する(S304:NO)。CPU81は、1つのプリンタが選択されたと判断すると(S304:YES)、選択されたプリンタを代行印刷プリンタに決定し、決定した代行印刷プリンタに代行印刷依頼通知を送信する(S305)。代行印刷依頼通知には、第1記録指令のうちMFP1aが実行できなかった印刷処理を再開させる残印刷処理に係る画像データ及び残印刷処理を実行するために必要な印刷条件が含まれるが、印刷実行指令は含まれない。残印刷処理に係る画像データ及び残印刷処理を実行するために必要な印刷条件は、経過信号に基づいて導出される。したがって、既に実行された印刷処理のみに係る画像データ及び既に実行された印刷処理のみを実行するために必要な印刷条件は、代行印刷依頼通知に含まれない。
CPU81は、「印刷済み用紙を回収してください。」というメッセージをタッチパネル85に表示させることで、MFP1aの排紙トレイ15に排出された印刷済み用紙の回収をユーザに促す(S306)。CPU81は、受信した排紙センサ18の出力結果がOFFになるまで待機する(S307:NO)。CPU81は、受信した排紙センサ18の出力結果がOFFになれば(S307:YES)、代行印刷における印刷開始タイミングについて、即時に印刷を開始するか(即時印刷)、認証情報が入力されてから印刷を開始するか(セキュア印刷)の選択画面をタッチパネル85に表示させる(S308)。CPU81は、ユーザによる印刷開始タイミングの選択が完了すれば(S309:YES)、選択結果がセキュア印刷か否かを判断する(S310)。
CPU81は、ユーザがセキュア印刷を選択したと判断すれば(S310:YES)、代行印刷プリンタ(本実施形態においては別のMFP1b)にセキュア印刷指令(第2記録指令)を送信する(S311)。そして、CPU81は、生成した認証情報をタッチパネル85に表示させて(S312)、図7のフローチャートを終了する。ユーザは、タッチパネル85に表示された認証情報を確認しながら代行印刷プリンタに入力すればよいため、利便性が向上する。CPU81は、ユーザがセキュア印刷を選択していないと判断すれば(S310:NO)、代行印刷プリンタに即時印刷指令(第2記録指令)を送信し(S313)、図7のフローチャートを終了する。
一方、CPU81は、ユーザによる印刷開始タイミングの選択が完了していなければ(S309:NO)、選択画面を表示してから一定時間が経過したか否かを判断する(S314)。CPU81は、選択画面を表示してから一定時間が経過していなければ(S314:NO)、ユーザによる印刷開始タイミングの選択が完了したか否かの判断を繰り返す(S309)。CPU81は、選択画面を表示してから一定時間が経過すれば(S314:YES)、強制的に即時印刷が選択されたこととし、代行印刷プリンタに即時印刷指令を送信して(S313)、図7のフローチャートを終了する。なお、代行印刷プリンタに決定されたMFP1bの動作手順は、図5で説明したのと同じである。
以上、詳細に説明したように本実施形態のモバイルデバイス80によると、MFP1aが自機での印刷処理が継続できないと判断したとき、印刷済み用紙が排紙トレイ15から取除かれてから、代行印刷プリンタ(本実施形態ではMFP1b)で残印刷処理が実行されるため、MFP1aでの印刷処理が中断されたとしても、代行印刷プリンタにおいて素早く印刷処理を再開しつつ、印刷済み用紙がユーザ以外の目に触れる機会を低減してセキュリティが低下するのを抑制することができる。
<変形例>
上述した2つの実施形態では、セキュア印刷において、ユーザはタッチパネル85に表示させた認証情報を参照しつつ、ユーザ自身が代行印刷プリンタに認証情報を入力する構成であるが、認証情報をモバイルデバイス80から代行印刷プリンタに無線通信により送信してもよい。例えば、本実施形態においては、ユーザがモバイルデバイス80を代行印刷プリンタのNFCインターフェース57にかざすことで、NFCインターフェース(近距離無線通信手段)87を介して認証情報を送信してもよい(図5:S207参照)。これによると、認証情報の入力の手間を省略することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係るMFPについて図8を参照しつつ説明する。本実施形態は、MFP1aにおける複写処理に係る。本実施形態が第1実施形態と主に異なる点は、第1実施形態における図4のフローチャートにおける用紙回収確認処理(S106〜S107)であるため、以下、本実施形態の用紙回収確認処理を中心に説明する。なお、本実施形態を第2実施形態に適用してもよい。
CPU51は、複写指令を受信すると、スキャン処理を実行した後に、スキャン処理によって得られた画像データが用紙に印刷されるように印刷処理を行う。CPU51は、印刷処理が中断されると、代行印刷可能な他のプリンタを検索すると共に、その検索結果であるプリンタ一覧をタッチパネル17に表示させる。CPU51は、ユーザに選択された代行印刷プリンタに代行印刷依頼通知を送信し(S101〜S105参照)、その後、用紙回収確認処理を行う。
図8に示すように、用紙回収確認処理が開始されると、CPU51は、「印刷済み用紙を回収してください。」というメッセージをタッチパネル17に表示させることで、排紙トレイ15に排出された印刷済み用紙の回収をユーザに促す(S106)。CPU51は、排紙センサ18の出力がOFFになるまで待機する(S107:NO)。CPU51は、排紙センサ18の出力がOFFになれば(S107:YES)、「原稿を回収してください。」というメッセージをタッチパネル17に表示させることで、スキャナユニット40の排紙トレイ44に排出された原稿の回収をユーザに促す(S408)。CPU51は、原稿センサ46の出力がOFFになるまで待機する(S409:NO)。CPU51は、原稿センサ46の出力がOFFになれば(S409:YES)、図4のS108に戻り、印刷タイミングの選択画面を表示させる。
以上、詳細に説明したように本実施形態のMFP1aによると、複写処理に関する印刷処理が継続できないと判断したとき、印刷済み用紙が排紙トレイ15から取除かれ、且つ、原稿が排紙トレイ44から取り除かれてから、代行印刷プリンタで残印刷処理が実行されるため、印刷処理が中断されたとしても、素早く印刷処理を再開しつつ、印刷済み用紙や原稿がユーザ以外の目に触れる機会を低減してセキュリティが低下するのを抑制することができる。
なお、本実施形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、上述の実施形態では、代行印刷を実行するとき即時印刷かセキュア印刷かをユーザが選択することができる構成であるが、即時印刷かセキュア印刷のいずれか一方のみしか行わない構成であってもよい。
加えて、上述の実施形態では、即時印刷かセキュア印刷かを選択する選択画面が表示されて一定時間を経過すると、強制的に即時印刷が実行される構成であるが、代行印刷を中止にしてもよい。
また、上述の実施形態では、代行印刷可能な他のプリンタを検索すると共に、その検索結果であるプリンタ一覧をタッチパネル17に表示させる構成であるが、予め決定された特定のプリンタを代行印刷プリンタに決定してもよい。
さらに、代行印刷プリンタの検索を、上述の第1実施形態ではMFP1aで、上述の第2実施形態ではモバイルデバイス80で行う構成であるが、別途設けられたサーバが代行印刷プリンタの検索を行う構成であってもよい。また、代行印刷依頼通知及び印刷指令をサーバを介して代行印刷プリンタに送信してもよい。
加えて、上述の実施形態では、画像データや印刷条件を含む代行印刷依頼通知を予め送信した後に、排紙センサ18の出力がOFFになったのを確認してから、実質的な実行指令であるセキュア印刷指令又は即時印刷指令を送信する構成であるが、画像データや印刷条件を送信するタイミングは任意であってよい。例えば、セキュア印刷指令又は即時印刷指令と共に画像データや印刷条件を送信してもよい。
MFP1a、1bは、スキャナ機能を有する構成であるが、印刷機能のみ有していればよく、スキャナ機能を有していなくてもよい。また、プリント装置30は、インクジェット方式に限定されず、例えば、レーザー方式、サーマル方式などでも良い。
上述した実施形態では、MFP1aやモバイルデバイス80に認証情報を出力(表示又は近距離無線通信での送信)しているが、これとは別に、予め認証情報が携帯可能なICカードに記憶されていてもよい。この場合、セキュア印刷指令が送信された後(S111;S311)にユーザがこのICカードを代行印刷プリンタに近接させることで、代行印刷が行われる。
本実施形態においては、MFP及びモバイルデバイスに本発明を適用した例について説明したが、これらに限定されるものではない。印刷機能を有するあらゆる装置、及び、印刷機能を有する装置とデータ通信可能な情報処理装置に本発明は適用可能である。
1a、1b…MFP
1p…制御装置
17…タッチパネル
18…排紙センサ
30…プリント装置
40…スキャナユニット
44…排紙センサ
46…原稿センサ
70…PC
80…モバイルデバイス

Claims (14)

  1. 被記録媒体に画像を記録する記録手段と、
    前記記録手段によって画像が記録された被記録媒体が排出される第1トレイと、
    前記第1トレイ上の被記録媒体の有無を示す信号を出力する第1センサと、
    他の画像記録装置と通信を行う通信手段と、
    制御手段とを備えており、
    前記制御手段は、
    画像データに基づく複数の被記録媒体への画像記録指示を受け付けると、前記記録手段による画像の記録が可能であるか否かを判断し、画像の記録が可能であると判断すると、前記記録手段に画像の記録を開始させ、
    前記記録手段による画像の記録の開始後に、前記記録手段による画像の記録が継続できないと判断すると、前記記録手段による画像の記録を中断させ、
    前記記録手段による画像の記録の中断後、前記第1センサから出力された信号が前記第1トレイ上に被記録媒体が無いことを示す場合、中断された画像の記録を再開する残記録処理を他の画像記録装置に実行させる画像記録指示を前記通信手段に送信させることを特徴とする画像記録装置。
  2. 表示手段と、
    ユーザ操作に応じた信号を出力する操作手段とをさらに備えており、
    前記制御手段は、
    前記記録手段により画像が記録された少なくとも1枚の被記録媒体が前記第1トレイに排出された後に、前記記録手段による画像の記録が継続できないと判断し、さらに前記第1センサから出力された信号が前記第1トレイ上に被記録媒体が有ることを示す場合、前記他の画像記録装置で直ちに前記残記録処理を開始するか、又は、前記他の画像記録装置でユーザからの残記録開始指示を受け付けてから前記残記録処理を開始するかの選択を促す画面を、前記記録指令を送信するよりも前に前記表示手段に表示させ、
    前記操作手段から出力された信号が前記他の画像記録装置で直ちに前記残記録処理を開始する旨を示すときは、前記第1センサから出力された信号が前記第1トレイに被記録媒体が無いことを示すようになった後に、前記他の画像記録装置で直ちに前記残記録処理を開始させる前記記録指令を前記通信手段に送信させ、
    前記操作手段から出力された信号が前記他の画像記録装置で前記残記録開始指示を受け付けてから前記残記録処理を開始する旨を示すときは、前記第1センサから出力された信号が前記第1トレイに被記録媒体が無いことを示すようになった後に、前記他の画像記録装置で前記残記録開始指示を受け付けてから前記残記録処理を開始させる前記記録指令を前記通信手段に送信させることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記選択を促す画面を前記表示手段に表示させてから前記操作手段が前記選択に関する信号を出力することなく所定時間が経過したとき、前記第1センサから出力された信号が前記第1トレイに被記録媒体が無いことを示すようになった後に、前記他の画像記録装置で直ちに前記残記録処理を開始させる前記記録指令を、前記通信手段に送信させることを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記操作手段から出力された信号が前記他の画像記録装置で前記残記録開始指示を受け付けてから前記残記録処理を開始する旨を示すとき、前記表示手段に認証情報を表示させ、前記第1センサから出力された信号が前記第1トレイに被記録媒体が無いことを示すようになった後に、前記他の画像記録装置において前記認証情報が入力されたことを条件として前記残記録処理を開始させる前記記録指令を前記通信手段に送信させることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像記録装置。
  5. 前記画像記録指示は、前記通信手段を介して画像データと共に情報処理端末から受信する、又は、着脱自在の外部メモリに記憶された画像データに関するユーザの操作に基づいて前記操作手段から出力されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  6. 前記制御手段は、前記通信手段を介して通信可能な前記他の画像記録装置の一覧を前記表示手段に表示させ、前記表示手段に表示された前記他の画像記録装置の一覧のうち、前記操作手段から出力された信号が示す1つの前記他の画像記録装置を、前記残記録処理を実行する装置に決定することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  7. 被記録媒体に記録された画像を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段によって画像が読み取られた被記録媒体が排出される第2トレイと、
    前記第2トレイ上の被記録媒体の有無を示す信号を出力する第2センサとをさらに備えており、
    前記制御手段は、
    前記読み取り手段によって得られた画像データに基づく複数の被記録媒体への画像記録指示を受け付けた場合において、
    当該画像記録指示に係る、前記記録手段による画像の記録が可能であるか否かを判断し、
    前記記録手段による画像の記録が可能であると判断すると、前記読み取り手段によって画像が読み取られた被記録媒体を前記第2トレイに排出しつつ、前記記録処理が実行されるように前記記録手段を制御し、
    前記記録手段による画像の記録の開始後に、前記記録手段による画像の記録が継続できないと判断すると、前記記録手段による画像の記録を中断させ、
    前記第1及び第2センサから出力された信号の少なくとも一方が前記第1及び第2トレイ上に被記録媒体が有ることを示している場合には、当該信号が被記録媒体が無いことを示すようになった後に、前記残記録処理を前記他の画像記録装置に実行させる前記記録指令を前記通信手段に送信させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  8. 被記録媒体に画像を記録する記録手段、前記記録手段によって画像が記録された被記録媒体が排出される第1トレイ、前記第1トレイ上の被記録媒体の有無を示す信号を出力する第1センサ、及び、データ通信を行う通信手段を備え、前記記録手段による画像の記録の経過を示す記録経過信号、及び当該記録ができないことを示す記録不可信号を出力する複数の画像記録装置と通信手段により通信可能であり、ユーザ操作に応じた信号を出力する操作部を備えた情報処理装置のコンピュータに実行されると、
    前記操作部が出力した信号が、画像データに基づく複数の被記録媒体への画像記録を示すとき、一の前記画像記録装置に対して複数の被記録媒体に順次画像を記録する記録処理を開始させるための第1記録指令を前記通信手段を介して送信し、
    当該一の画像記録装置から、前記記録経過信号、前記記録不可信号、及び前記第1センサの出力結果を前記通信手段を介して受信し、
    当該一の画像記録装置から前記記録不可信号及び前記第1センサの出力結果を受信し、かつ、前記記録経過信号が前記記録処理が開始されたことを示す場合に、受信した前記第1センサの出力結果が前記第1トレイ上に被記録媒体が有ることを示しているときは、前記第1トレイ上に被記録媒体が無いことを示す前記第1センサの出力結果を受信した後に、当該記録処理において未記録の画像を被記録媒体に記録する残記録処理を他の画像記録装置で実行させる第2記録指令を当該他の画像記録装置に前記通信手段を介して送信するように、前記情報処理装置を機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 前記情報処理装置は、表示手段をさらに備えており、
    前記一の画像記録装置から前記記録不可信号及び前記第1センサの出力結果を受信し、かつ、前記記録経過信号が前記記録手段により画像が記録された少なくとも1枚の被記録媒体が前記第1トレイに排出されたことを示す場合に、前記第2記録指令を送信するよりも前に、前記他の画像記録装置で直ちに前記残記録処理を開始するか、又は、前記他の画像記録装置でユーザからの残記録開始指示を受け付けてから前記残記録処理を開始するかの選択を促す画面を前記表示手段に表示し、
    前記操作手段が出力した信号が、前記他の画像記録装置で直ちに前記残記録処理を開始する旨を示すときは、前記第1トレイ上に被記録媒体が無いことを示す前記第1センサの出力結果を受信した後に、前記他の画像記録装置で直ちに前記残記録処理を開始させる前記第2記録指令を送信し、
    前記操作手段が出力した信号が、前記他の画像記録装置で前記残記録開始指示を受け付けてから前記残記録処理を開始する旨を示すときは、第1トレイ上に被記録媒体が無いことを示す前記第1センサから出力された信号を受信した後に、前記他の画像記録装置で前記残記録開始指示を受け付けてから前記残記録処理を開始させる前記第2記録指令を送信するように、前記情報処理装置を機能させることを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記操作部が出力した信号が、前記他の画像記録装置で前記残記録開始指示を受け付けてから前記残記録処理を開始する旨を示すとき、
    認証情報を出力し、
    前記第1センサから出力された信号が前記第1トレイ上に被記録媒体が無いことを示すようになった後に、前記他の画像記録装置において前記認証情報が入力されたことを条件として前記残記録処理を開始させる前記第2記録指令を送信するように、前記情報処理装置を機能させることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記認証情報を前記表示手段に表示するように、前記情報処理装置を機能させることを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記情報処理装置は、記憶した認証情報を近距離無線通信により送信する近距離無線通信手段をさらに備えており、
    前記操作手段が出力した信号が前記他の画像記録装置で前記残記録開始指示を受け付けてから前記残記録処理を開始する旨を示すとき、前記第1トレイ上に被記録媒体が無いことを示す前記第1センサの出力結果を受信した後に、前記近距離無線通信手段を介して前記他の画像記録装置に前記認証情報が送信されたことを条件として前記残記録処理を開始させる前記第2記録指令を送信するように、前記情報処理装置を機能させることを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  13. 前記情報処理装置は、表示手段をさらに備えており、前記通信手段を介して通信可能な前記他の画像記録装置の一覧を前記表示手段に表示させ、表示された前記他の画像記録装置の一覧のうち、前記操作手段が出力した信号が示す1つの前記他の画像記録装置を前記残記録処理を実行する装置に決定するように、前記情報処理装置を機能させることを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載のプログラム。
  14. 被記録媒体に画像を記録する記録手段、前記記録手段によって画像が記録された被記録媒体が排出される第1トレイ、前記第1トレイ上の被記録媒体の有無を示す信号を出力する第1センサ、及び、データ通信を行う通信手段を備え、前記記録手段による画像の記録の経過を示す記録経過信号、及び当該記録ができないことを示す記録不可信号を出力する複数の画像記録装置と通信手段により通信可能であり、ユーザ操作に応じた信号を出力する操作部を備えた情報処理装置であって、
    前記操作部が出力した信号が、画像データに基づく複数の被記録媒体への画像記録を示すとき、一の前記画像記録装置に対して複数の被記録媒体に順次画像を記録する記録処理を開始させるための第1記録指令を前記通信手段を介して送信し、
    当該一の画像記録装置から、前記記録経過信号、前記記録不可信号、及び前記第1センサの出力結果を前記通信手段を介して受信し、
    当該一の画像記録装置から前記記録不可信号及び前記第1センサの出力結果を受信し、かつ、前記記録経過信号が前記記録処理が開始されたことを示す場合に、受信した前記第1センサの出力結果が前記第1トレイ上に被記録媒体が有ることを示しているときは、前記第1トレイ上に被記録媒体が無いことを示す前記第1センサの出力結果を受信した後に、当該記録処理において未記録の画像を被記録媒体に記録する残記録処理を他の画像記録装置で実行させる第2記録指令を当該他の画像記録装置に前記通信手段を介して送信することを特徴とする情報処理装置。
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