JP2016067671A - 衛生マスク - Google Patents

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【課題】着用者が発する唾液等の飛沫を確実に遮断しつつ、息苦しさを感じにくい衛生マスクを提供する。【解決手段】不織布製のマスク本体1に耳掛け部を設けた衛生マスクであって、前記マスク本体1は、着用者の鼻口を覆う矩形状の1〜2枚の不織布をベースとし、該ベースの中央部分の左右方向一帯に、前記ベースよりも縦幅が小さい別の不織布を1〜3枚重ね合わせて、着用者の唾液等の飛沫を遮断する横長矩形状の飛沫遮断部3と、該飛沫遮断部3の上下の少なくとも一方側に、前記ベースの不織布のみによる通気性を確保した横長矩形状の通気部4a、4bとを備える。別の不織布は、上側の通気部4aで鼻を覆い、飛沫遮断部3で口を覆うように、縦幅とベースに対する重ね合わせ位置を設定する。【選択図】図2

Description

この発明は、使い捨て可能な不織布製の衛生マスクに係り、マスク本体の口を覆う部分を重層として着用者の唾液等を確実に遮断しつつ、それ以外の部分を少層として通気性を高めた構成に関するものである。
衛生マスクには、コットン製のガーゼマスクがある他、近年では、不織布製の使い捨て衛生マスクが主流となっている。
従来の不織布製の衛生マスクは、不織布を矩形に裁断してなるマスク本体に耳掛け紐を左右一対設けてなる。このうちマスク本体は、一般的には、不織布を二枚重ねた二層構造の生地をベースとしており、その中央にプリーツを形成してなる。
一方、特許文献1〜3では、マスクの鼻側から漏れる息によってメガネが曇ってしまうのを防止するために、マスク本体を部分的に薄くして、この部分から息を排出しやすくするという提案がなされている。
実開昭63−163851号公報 実開昭61−34256号公報 特開2004−173777号公報
従来の一般的な不織布製の衛生マスクは、上述のように、マスク本体の全体が二層構造であるため、着用者の唾液等の飛沫を確実に遮断することができる反面、全体的に通気性が悪い。しかも、マスク本体の上と下の縁部は、耳掛け紐を固定する際、その端部を綴じ込むために、二層構造の生地をそのまま二つ折りにした四層構造となっているため、当該縁部は殆ど通気性を有しない。
なお、マスク本体の層構造に関して、医療現場で用いる例えば手術用の衛生マスクでは、より飛沫の遮断効果を高めるために、三枚の不織布を重ね合わせた三層構造のマスクを使用することがあり、その場合、一般的な二層構造のものよりもマスク全体の通気性が低下する。
また、マスク本体の中央に形成したプリーツは、これを展開することでマスク本体を略椀形の立体形状とすることができ、着用時には、口先に多少の余裕を持たせることができる。しかしながら、そうすると、マスク本体の縁辺は顔面にほぼ密着して、鼻から顎までがある程度密封されることになる。
このように、従来の不織布製の衛生マスクは、着用時に一定の密封性を有するところ、マスク本体の全体が同じ数の層構造となっているため、吐く息がこもりやすく、また、息を吸うと略椀形の立体形状がしぼむように変形して、マスク本体が口や鼻に密着するなどして、着用者に息苦しさを与えることが多い。特に、食品工場や医療現場等のように、数時間にわたり連続して着用が義務付けられている環境下では、より顕著に息苦しさを与える。
一方、特許文献1・2のマスクは、ガーゼマスクであって、吸湿性を有して蒸れやすく、不織布製よりも重いという課題がある他、上述のように、近年、不織布製の使い捨てマスクが主流となっているところ、不織布製よりも圧倒的に単価が高く、しかも、繰り返し使用するには洗濯等の衛生管理が必要となる。よって、ガーゼマスクは、機能面及び経済面において、食品工場や医療等の業務用としては不利である。
さらに、特許文献3を含めて、特許文献1〜3のマスクにはプリーツが存在せず、立体性を有しないため、長時間着用すると圧迫感による息苦しさを与える他、常時、唇がマスクに接触するため、口紅が落ちたり、長時間着用すると唇が荒れる恐れがあるといった課題もある。
ところで、衛生マスクには、花粉やウイルス、粉塵などの空気中の有害物質を遮断して、これら有害物質から着用者を防護する用途のものもある。しかし、食品工場や手術室等のような本来的にクリーンな環境では、空気中に有害物質は存在しないから、その場合は、着用者からの飛沫を確実に遮断できればよく、その限りにおいて、できるだけ通気性を確保することが、着用者の負担を軽減し、作業効率を向上する点で重要である。
本発明は上述した課題に鑑みなされたもので、その目的とするところは、着用者が発する唾液等の飛沫を確実に遮断しつつ、息苦しさを感じにくい衛生マスクを提供することである。
上述した目的を達成するために、本発明では、不織布製のマスク本体に耳掛け部を設けた衛生マスクであって、前記マスク本体は、着用者の鼻口を覆う大きさに裁断した1枚の不織布又は該不織布を2枚重ね合わせた生地をベースとして、その中央の口を覆う部分に当該ベースよりも縦幅が小さく、少なくとも口を覆う大きさの別の不織布を1〜3枚、前記ベースの左右方向一帯に重ね合わせて横長矩形状の飛沫遮断部を形成すると共に、該飛沫遮断部の上下の少なくとも一方側に、前記ベースの不織布のみによる通気性を確保した矩形状の通気部を形成するという手段を用いた。
この手段によれば、マスク本体中央の飛沫遮断部で口から発する唾液等の飛沫を遮断することができ、その上下にある通気部で息が通りやすくなる。この点、マスク本体の全部を1枚の不織布による一層(単層)構造とすると、上記飛沫の遮断効果が十分に得られないばかりか、女性の場合、口紅が透けるという問題もあるが、本発明によれば、口を覆う部分に飛沫遮断部を備えているため、こうした問題も発生しない。
一方、ベースとなる不織布の目付量を小さくしたり、薄くするなどして、高通気性のもの採用すると、通気部で息がより通りやすくなるメリットがある。ただし、その場合でも、飛沫遮断部には、上述した飛沫の遮効果を確保する必要がある。このため、本発明では、ベースの不織布の通気性との関係を考慮して、飛沫遮断部は、別の不織布を1〜3枚の範囲で重ね合わせて構成することとした。即ち、別の不織布を1枚重ね合わせた場合、飛沫遮断部は二層構造となるが、ベースの不織布が高度な通気性を有する場合、二層構造では飛沫の遮断効果が十分に得られないことがあるので、別の不織布を2枚重ね合わせて飛沫遮断部を三層構造としたり、ベースがより高度な通気性を有する場合、最大3枚の別の不織布を重ね合わせて飛沫遮断部を四層構造とすることとしたのである。
これと同じ理由により、ベースそのものについても、不織布を2枚重ね合わせた二層構造とすることもあり、この場合、飛沫遮断部は最大5層構造となり、より高度な飛沫遮断性能が求められる手術用衛生マスクとして好適な構成となる。ただし、ベースを三層以上の重層構造とすると、いくら通気性の高い不織布を採用したとしても、通気部において良好な通気性を期待できないことから、本発明ではベースは最大二層とすることとした。
なお、本発明では、マスク本体の形状は、最も一般的な矩形(四角形)とする。着用者にとって使い慣れた形状であって違和感なく受け入れられ、メーカにとっても、無駄なく不織布を裁断でき、しかも、既存の製造ラインをそのまま踏襲できるというメリットがあるからである。
具体的には、ベースを矩形状の不織布から構成する一方、飛沫遮断部を構成する別の不織布は、前記ベースの不織布と同じ横幅を有するが、前記ベースの不織布よりも小さい縦幅を有した横に細長い矩形状とする。
この手段によれば、ベースの不織布と別の不織布との左右の幅(横幅)が一致し、マスク本体の中央部分に飛沫遮断部を左右一帯の状態で形成することができる。よって、別の不織布の縦幅を調整したり、ベースに重ね合わせる位置を上下調整することで、飛沫遮断部の大きさや位置を調整することができる。
これはベースの面積が同じときに、ベースのみからなる通気部の大きさや形成位置を調整することと同義である。つまり、別の不織布の縦幅を小さくすれば、その分、通気部を大きくすることができ、また、その上下位置を調整することで、飛沫遮断部の上側と下側の双方に通気部を形成すると共に、これら上下の通気部の大きさを変えたり、さらには、上側と下側のいずれか一方のみに通気部を形成することも可能となる。
マスク本体のサイズは、着用者の顔面の大きさに合わせて、大人用、子供用、女性用としたり、L、M、Sとすることができるのはもちろんであるから、これに基づいてベースの大きさ(面積)を決定したならば、飛沫遮断部を形成する際、別の不織布の縦幅や上下位置を上述したように調整することにより、飛沫の遮断性能と呼吸のための通気性能を最適な状態で両立することができる。この点、別の不織布は、上側の通気部で鼻を覆い、飛沫遮断部で口を覆うように、縦幅とベースに対する重ね合わせ位置を設定すれば、通気部によって鼻による呼吸が楽になる。また、この上側通気部から息が前方に排出されることで、マスク本体の上縁の隙間から上方に向かって息が漏れにくくなり、メガネも曇りにくくなる。
ベースの不織布と別の不織布とは、種類や目付量などが異なるものであってもよいが、同じ目付量のものを用いることが好ましい。素材となる不織布が一種類で済むからである。さらに、その目付量を10〜20g/mの範囲で一致させるようにすれば、通気部における通気性と、飛沫遮断部における飛沫の遮断性能を両立することができる。つまり、目付量が10g/m未満であると、飛沫遮断部において飛沫を確実に遮断することが困難となる一方、20g/mを超える目付量であると、通気部において十分な通気性が得られず、息苦しさを低減することが困難となる。
さらに、飛沫遮断部にプリーツを形成することで、通気部による通気性はそのままに、より飛沫の遮断性能を高めることができると共に、マスク本体を立体形状として着用することができるようになる。
一方、本発明において耳掛け部は必須であるが、その構成は限定しない。この点、マスク本体の上下縁それぞれは、ベースの不織布の上下縁それぞれを二つに折り返し、当該折り返し部の間または片面にゴム紐の端部を固着するようにすれば、折り返し部によってマスク本体の上下縁の強度が増し、前記ゴム紐を簡単且つ確実に固着することができる。また、ベースの不織布の上下縁を二つ折りにすることによって、この部分の毛羽立ちや繊維のほつれを防止して、肌触りを良好とする他、上縁側の折り返し部に鼻クリップを埋設することもできるようになる。
本発明によれば、マスク全体を複層構造とした従来の不織布製衛生マスクと異なり、マスクの中央のみを部分的に重層構造として飛沫遮断部を構成し、その上側または/及び下側に少層の通気部を構成したので、前記飛沫遮断部によって着用者が発する唾液等の飛沫を確実に遮断することができると共に、前記通気部によって息が通りやすくなるので、息苦しさを感じにくい衛生マスクを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る衛生マスクを示した平面図 図1のA−A線端面を模式的に示した説明図 本発明の複数の変更例を示した平面図
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1と図2は、本発明の一実施形態を示したものであり、縮尺は、図1は約0.8倍、図2は約2倍としている。同図中、1は不織布製のマスク本体、2はマスク本体1の左右両側に設けた耳掛け部である。マスク本体1は、この実施形態において、全体としてやや横長の矩形状(長方形)であり、その中央にはマスク本体1の左右方向一帯にわたり飛沫遮断部3を形成すると共に、該飛沫遮断部3と平行して、その上下双方に通気部4a・4bを同方向一帯に形成している。なお、図中の太点線は溶着や接着等による固着部分を示しており、細破線は隠線を示している。
飛沫遮断部3は、図2に示すように、着用者の鼻口を覆う大きさを有した1枚の不織布5(以下、「大不織布5」という。)の中央に、これとは別の小さい不織布6(以下、「小不織布6」という。)を1枚重ね合わせてなる。大不織布5はマスク本体1のベースとなるもので、その大きさ及び形状は、着用者の鼻口を覆う範囲で設定することができ、この実施形態では上述のように、やや横長矩形状としている。
これに対して、通気部4a・4bは、小不織布6の大きさを大不織布5よりも小さくすることで、小不織布6が重ならない部分について、ベースの大不織布5のみで構成されている。即ち、小不織布6は、飛沫遮断部3だけでなく、通気部4a・4bの大きさ及び形状を決定する要素である。そして、この実施形態では、大不織布5と同じ左右方向の長さ(横幅)を有する一方、その上下方向の幅(縦幅)は大不織布5より小さい不織布を採用している。より具体的には、小不織布6の縦幅は着用者の口のみを覆う大きさとし、さらに、小不織布6の位置は、上側の通気部4aによって鼻を覆うように設定している。
さらに本実施形態では、飛沫遮断部3にプリーツ7を形成している。そして、プリーツ7の左右両端には、図1に示すように、大不織布5と小不織布6との左右両端部それぞれを溶着や接着することによって、展開規制部7aを設けている。これによって、着用時にプリーツ7を展開すれば、マスク本体1を略椀形の立体形状とすることができる。
なお、左右の展開規制部7aの間では、大不織布5と小不織布6とは、機械的・化学的に結合しておらず、単に重なり合っているだけである。また、図では上下三段のプリーツ7を例示しているが、プリーツの段数はこれに限定されない。さらに、図2に示すように、プリーツ7は三段とも同じ向きであるが、例えば、上向きと下向きのプリーツを組み合わせてもよい。
一方、耳掛け部2は、図1及び図2に示すように、大不織布5の上下縁それぞれを二つ折りにして折り返し部5a・5bとし、これら折り返し部5a・5bの片面にゴム紐2aの端部それぞれを溶着または接着等により固着して設けている。ゴム紐2aの端部は、折り返し部5a・5bの間に固着するようにしてもよい。
なお、8は、鼻に沿った形状に変形可能な鼻クリップであり、上側の折り返し部5aに埋設している。
この実施形態の衛生マスクの着用方法は、従来の不織布製マスクと何ら変わるところなく、マスク本体1で鼻口を覆い、耳掛け部2のゴム紐2aを両耳に掛けて着用する。また、プリーツ7を展開することによって、略椀形の立体形状となり、口先に余裕を持たせることができる。さらに、鼻クリップ8によって、マスク本体1の上縁を鼻筋に沿わせて、この部分の隙間を小さくすることができる。なお、プリーツ7を全段展開すれば、最も広範囲に顔面を覆うことができるが、展開する段数は全くの任意であり、もちろん、プリーツ7を全く展開せずに着用することも可能である。
このように従来と同じように本発明の衛生マスクを着用することによって、着用者が発する唾液等の飛沫は飛沫遮断部3によって遮断することができる。この点、プリーツ7を展開しなければ、その段は、図2に示すように、最大で飛沫遮断部3が三重となった六層構造となるので(二段目のプリーツを拡大した円形部分参照)、より高い遮断効果が得られる。
一方、通気部4a・4bは、マスク本体1のベースとなる1枚の大不織布5のみからなるので、飛沫遮断部3の少なくとも2倍以上の通気性を有して、息が通りやすい。よって、プリーツ7を展開して、口先に余裕を持たせつつ、マスク本体1の縁辺が顔面に密着するように着用した場合でも、従来の不織布製衛生マスクと比べて、息苦しさを感じにくい。特に、この実施形態では、マスク本体1の鼻を覆う部分が通気部4aにより構成されているので、常時、鼻による呼吸が確保されるから、より息苦しさを感じにくい。
なお、飛沫遮断部3による飛沫の遮断性能と、通気部4aによる通気性能を両立するには、息の荒さや肺活量等の個人差はあるが、大不織布5と小不織布6の目付量を、10〜20g/mの範囲で一致させることで、より確実に達成することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されないのはもちろんであって、飛沫遮断部3は小不織布6を2〜3枚重ね合わせて三層構造・四層構造とすることができる。また、ベース(通気部4a・4b)そのものについても、大不織布5を二枚重ね合わせた二層構造とすることができ、これら何れの場合でも、通気性の高い大不織布5を採用することによって、通気部4a・4bで息の通りを確保しつつ、飛沫の遮断効果を十分に得ることができる。
また、プリーツ7を省略して飛沫遮断部3をそのまま二枚の不織布による二層構造とすることができる他、耳掛け部2の構成も従来公知の構成に変更でき、さらに、大不織布5と小不織布6の目付量も上記範囲に限定されず、さらにまた、双方で目付量が異なる不織布を採用することもできる。
他方、小不織布6の縦幅や重ね合わせ位置を変更することで、飛沫遮断部3や通気部4a・4bの面積や位置を変更することができる。図3の(a)〜(c)は、このような変更例を示したものであり、何れも本発明に含まれる。なお、図3では、マスク本体における飛沫遮断部9と通気部10の関係のみを示し、プリーツや鼻クリップ、折り返し部、固着線等は図示を省略している。
即ち、図3の(a)は、飛沫遮断部9の縦幅を上記実施形態よりも下方に向かって大きくして、飛沫遮断部9の上側のみに通気部10を設けた例を示し、(b)は飛沫遮断部9の縦幅を上記実施形態よりも上方に向かって大きくして、飛沫遮断部9の下側のみに通気部10を設けた例を示している。
本発明の衛生マスクは、食品工場や手術室等の本来的にクリーンな環境において、専ら作業者の唾液等の飛沫を遮断する用途に最適である。ただし、従来の衛生マスクと同様の用途も排除するものではない。
1 マスク本体
2 耳掛け部
2a ゴム紐
3 二層部
4a・4b 通気部
5 大不織布
6 小不織布
7 プリーツ
8 鼻クリップ

Claims (5)

  1. 不織布製のマスク本体に耳掛け部を設けた衛生マスクであって、
    前記マスク本体は、着用者の鼻口を覆う矩形状の1枚の不織布又は該不織布を2枚重ね合わせた1〜2層の生地をベースとし、
    該ベースの中央部分の左右方向一帯に、前記ベースよりも縦幅が小さい別の不織布を1〜3枚重ね合わせた2〜5層からなる、着用者の唾液等の飛沫遮断部と、
    該飛沫遮断部の上下の少なくとも一方側に、前記ベースのみからなる通気部とを備えることを特徴とした衛生マスク。
  2. 別の不織布は、上側の通気部で鼻を覆い、飛沫遮断部で口を覆うように、縦幅及びベースに対する重ね合わせ位置を設定した請求項1記載の衛生マスク。
  3. ベースの不織布と別の不織布とは、目付量が10〜20g/mの範囲で一致する請求項1または2記載記載の衛生マスク。
  4. 飛沫遮断部にプリーツを形成した請求項1、2または3記載の衛生マスク。
  5. マスク本体の上下縁それぞれは、ベースの不織布の上下縁それぞれを二つに折り返し、該折り返し部の間または片面にゴム紐の端部を固着して耳掛け部を構成した請求項1から4のうち何れ一項記載の衛生マスク。
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