JP3210083U - 衛生マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造でありながら、着用者の鼻水が垂れるのを防止する衛生マスクを提供する。【解決手段】口を被覆する本体部1に、耳部に掛け止めする着用部2を設け、鼻を露出させた状態で着用するようにした衛生マスクAにおいて、本体部は、通気性の保持された口当て部11と、口当て部よりも十分な厚みがあり、口当て部の上部に形成された鼻下受部12を設けている。【選択図】図1

Description

本考案は、鼻を露出した状態で、着用者の口を被覆する衛生マスクに関する。
従来より、着用者の鼻を露出する構造を有する衛生マスクが知られている(例えば、特許文献1,2)。これらは、着用者の口を衛生マスクで被覆することによって、会話時等に唾等が飛沫物として空気中に飛翔することを防止することができ、また、着用者の鼻を露出しているので、着用者は鼻呼吸がしやすくなる。さらに着用者が眼鏡等を装着していても、鼻からの呼気によって眼鏡等のレンズが曇りにくくなるなどの利点がある。
特開2012−157781号公報 実用新案登録第3196991号公報
そのような利点があるため、このような衛生マスクは、食品工場、レストラン、スーパー等の食品の製造・販売を行う施設において、作業者の咳や作業者同士の会話中に発せられた唾等が食品や容器等に飛翔しないために広く使用されている。
しかしながら、特許文献1,2の衛生マスクは、構造が複雑であるので、製造するのに時間やコストがかかってしまう。また、衛生マスクの着用者が風邪を引いていたり、着用者が冬場や冷蔵施設で作業している場合などには、着用者の鼻孔から鼻水が垂れ落ちてしまうと、着用者に不快感を与えている。
本考案は、上記の事情を鑑みて提案されたものであり、その目的は、簡易な構造でありながら、着用者の鼻水が垂れるのを防止する衛生マスクを提供することにある。
上記目的を解決するために、本考案に係る衛生マスクは、口を被覆する本体部に、耳部に掛け止めする着用部を設け、鼻を露出させた状態で着用するようにした衛生マスクにおいて、前記本体部は、通気性の保持された口当て部と、前記口当て部よりも十分な厚みがあり、該口当て部の上部に形成された鼻下受部を設けていることを特徴とする。
また、口当て部は、着用者の口の動きが外部から視認できる構造になっていてもよい。
さらに、鼻下受部は、口当て部を折り返し重合して形成されてもよい。
そして、鼻下受部は、口当て部の一方の面の上端に粘着層を設けて形成されてもよい。
本考案に係る衛生マスクは、上述のような構成にしたことで、着用者の鼻から鼻水が垂れ落ちても、鼻下受部によってせき止められ、着用者の口に到達したり、マスクから垂れ落ちるのを防止できる。
(a)は、本実施形態に係る衛生マスクの正面図、(b)は、(a)の衛生マスクを展開した状態を表す正面図である。 (a)は、後方からの衛生マスクの斜視図、(b)は、衛生マスクの本体部の縦断面図、(c)〜(d)は、それぞれ他の変形例に係る衛生マスクの本体部の縦断面図である。 は、衛生マスクを着用した状態を表す説明図である。 は、他の実施形態に係る衛生マスクを着用した状態を表す説明図である。
以下に、本考案の実施形態に係る衛生マスクについて、図面に基づいて説明する。
なお、以下の実施形態では、着用者が衛生マスクを着用した状態を基準として、着用者と対向する方を後方(裏方向)とし、その逆側を前方(表方向)としており、その状態を基準として、上下方向や左右方向等の方向を説明する。
本考案の衛生マスクAは、口5を被覆する本体部1に、耳部に掛け止めする着用部2を設け、鼻を露出させた状態で着用するようにした衛生マスクAにおいて、本体部1は、通気性の保持された口当て部11と、口当て部11よりも十分な厚みがあり、口当て部11の上部に形成された鼻下受部12を設けている。
以下、詳しく説明する。
本体部1は、通気性の保持された矩形のシート状素材によって形成されているが、形状は任意でよい。本体部1は通気性を有する不織布によって形成されているがこれに限定されることはなく、例えば、通気性の低いビニールや布等の材料に、多数の通気孔を設けることによって通気性が保持されるものであってもよい。
本体部1の左右両端には、着用部2,2が設けられている。本実施形態では、着用部2は伸縮性のあるゴム紐によって構成されており、ゴム紐の両端部が本体部1の裏面の上部と下部に固着されることによって着用部2が形成される。なお、着用部2の配置態様や構成材料等は本実施形態に限定されることはない。
本体部1の表面の上端には粘着層3が設けられている(図1(b))。粘着層3は、着用前は剥離紙(不図示)によって表面の粘着面が保護され、剥離紙をはがすことによって本体部1に貼付可能となる粘着テープ材によって形成されている。このような粘着層3は、本体部1の上端の幅方向に架けて設けられているがこれに限定されることはなく、例えば、本体部1の上端に複数の粘着層3が幅方向に点在して設けられてもよい。また、粘着層3は粘着テープ材に限定されることはなく、例えば面ファスナーによって形成されてもよい。そして、この場合、本体部1の表面は、面ファスナーに吸着されやすい材料で形成されるのが望ましい。また、複数の衛生マスクAを重ねて保管する際に、面ファスナーが別の衛生マスクに吸着しないように、衛生マスクAの裏面は、面ファスナーが吸着しにくい材料で形成されてもよい。
上記構成された衛生マスクAの本体部1の上端を図2(a)に示すように下方に向けて折り返し重合することによって、鼻下受部12が形成される。図1(a)の鼻下受部12は、図1(b)に示す線lに沿って本体部1を折り返し重合することで形成されているが、線lより下方で本体部1を折り返すことで、本体部1が顔面を被覆する面積を小さくすることも可能であり、また線lより上方で本体部1を折り返すことで、本体部1が顔面を被覆する面積を大きくすることも可能である。このように、着用者が本体部1の折り返す部分を調整することによって、本体部1の寸法を自在に調整することが可能となる。また、本体部1を折り返し重合することによって形成された鼻下受部12は、その形状を保持するために、柔軟性と硬さを有する針金等の芯材を本体部1内の上下方向に架けて設けられてもよい。このようにして構成された鼻下受部12は、図2(b)に示すように口当て部11よりも十分な厚みをもって形成されており、着用者の鼻孔から垂れた鼻水が鼻下受部12によってせき止められるので、着用者の口5に鼻水が到達するようなことが防止される。
図2(c)〜(d)は、それぞれ衛生マスクAの変形例である。
図2(c)の実施形態では、衛生マスクAは、別体の片体4を挟み込んだ状態を保持して本体部1の上端を折り返すことによって、鼻下受部12が形成されている。片体4は本体部1の幅方向に延びた棒状の部材であり、不織布やガーゼ等の通気性や吸水性を有する材料によって形成されることが望ましい。
図2(d)の実施形態に係る衛生マスクAは、粘着層3が設けられずに、本体部1内の上下方向に架けて柔軟性と硬さを有する針金等の芯材cが設けられている。本体部1の上端から巻き込まれた形状が芯材cにより保持されることによって、鼻下受部12が形成される。なお、鼻下受部12は、これらに限定されることはなく、例えば、本体部1を上端から折り返した状態を保持したまま糸等で縫い合わせたり、糊や圧着することによって形成されてもよい。
衛生マスクAは、図3に示すように、着用者の耳部に着用部2を掛け止めし、着用者の鼻を露出して着用される。このような構造では、着用者の鼻が露出されているので、着用者は鼻呼吸がしやすくなり、また、眼鏡等のレンズが鼻からの呼気によって曇りにくくなる。さらに、鼻下受部12が着用者の鼻の下を被覆することによって、着用者の鼻孔から鼻水が垂れ落ちても、鼻水が着用者の口5に到達することを防止することが可能となる。そして、口当て部11が着用者の口5を被覆することによって、唾等が飛沫物として空気中に飛翔することを防止することが可能となる。口当て部11は、唾等が飛沫物として空気中に飛翔することを防止することができ、且つ、着用者が口呼吸を行っても息苦しく感じないように通気性が保持される構造であればよい。十分な通気性を保持した構造であれば、夏場やガスコンロ前等の暑い作業場であっても、着用者は暑苦しく感じない。また、口当て部11は薄い部材で形成されることが望ましいが、着用者の口5の動きが外部から視認可能な薄い素材や透光性の保持された構造にしておけば、大勢の人が作業を行っている場においても着用者の口5の動きから発話者が誰であるのか、どういった内容を話しているのかを判別することが可能となる。透光性の保持された構造は、着用者の口5の動きが透けて見える程度の薄い素材で構成するだけなく、口当て部11に多数の通気孔を設けることで、外部から口5の動きが見える構造にしてもよい。
次に、図4に示す実施形態の衛生マスクAについて説明する。なお、実施形態において説明した部分と共通する部分の説明は省略する。
図4に示すように、本体部1は、鼻下受部12の上端中央部に切欠部Xが形成され、着用者の鼻の周りを本体部1が防護するように形成されている。さらに、着用者の顎下まで防護するように、本体部1が下方向に延びて形成されている。このように衛生マスクAの本体部1の寸法を大きく形成されているので、着用者が調理中などの作業中に輻射熱や飛び跳ねた油等からも防護できる。
本考案の衛生マスクAは、上記の実施形態や図面に限定されることはない。例えば、着用部2,2の端部は、本体部1の左右両端の中央部付近に固着されてもよい。また、顔面の幅方向の断面形状に沿った本体部1の形状を保持することが可能となるように、柔軟性と硬さを有する針金等の芯材を本体部1内の幅方向に架けて設けてもよい。さらに本実施形態では、口当て部11と鼻下受部12とは一体に形成されているがこれに限定されることはなく、それぞれ別体で形成された口当て部11と鼻下受部12とを連結させることで、本体部1が構成されてもよい。そして、本体部1に抗菌剤や芳香剤が含まれてもよく、スプレー等によって本体部1に抗菌剤や芳香剤が塗布されてもよい。
衛生マスクAには、色や模様等を設けてもよい。また本体部1は、口当て部11が唾等の飛翔を防止することが可能であり、且つ、口当て部11を通して着用者の口5が外部から視認可能な薄い素材や透光性の保持された構造で形成されてもよい。さらに、本体部1はハート型等の特徴のある形状で形成されてもよい。これらのようにすれば、着用者の顔面が被覆されていても、着用者が誰であるのかを外部から区別をつけやすくすることが可能となる。
A 衛生マスク
1 本体部
11 口当て部
12 鼻下受部
2 着用部
5 (着用者の)口

また、口当て部は、着用者の口の動きが外部から視認可能な薄い素材からなっていてもよい。

Claims (4)

  1. 口を被覆する本体部に、耳部に掛け止めする着用部を設け、鼻を露出させた状態で着用するようにした衛生マスクにおいて、
    前記本体部は、通気性の保持された口当て部と、前記口当て部よりも十分な厚みがあり、該口当て部の上部に形成された鼻下受部を設けていることを特徴とする衛生マスク。
  2. 請求項1において、
    前記口当て部は、着用者の口の動きが外部から視認できる構造になっている衛生マスク。
  3. 請求項1または2において、
    前記鼻下受部は、前記口当て部を折り返し重合して形成されている衛生マスク。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記鼻下受部は、前記口当て部の一方の面の上端に粘着層を設けて形成されている衛生マスク。


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