JP3148507U - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は構造が簡単で安価に製作できると共に、従来品の如き別個の部材をマスク本体に固定させることがないので、見た目もスッキリし、着用しても違和感が殆どないものとなり、更に眼鏡を装着した時に、メガネレンズの曇りを防止することが可能であるマスクを提供することを目的とする。【解決手段】マスク本体1を略半球状や略二枚貝の一方の形状などのように立体的に形成すると共に該マスク本体の上部で且つ縦幅の1/3〜1/2の幅に、樹脂やゴムの溶液を含浸させた含浸部2が設けられた構造とする。また前記含浸部2を透明な樹脂で形成させるのが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は眼鏡を装着した時に、メガネレンズの曇りを防止することが可能なマスク、特には使い捨て用で、且つ、立体的なマスクに関する。
一般に立体的なマスクとしては、石工・木工・切削・花粉等比較的大きな塵埃が飛散している場所に使用するのに適した使い捨て用の防塵簡易マスクや、不織布で立体的に形成した花粉症用或いは医療用のマスクなどがある。これらのマスクは、風邪を引いた時やその予防、或いは埃の吸引防止のために従来から広く使用されているガーゼや晒木綿などで平面状に形成したマスクと異なり、空気抵抗が非常に低く、呼吸が楽で長時間に渡って着用できるものであり、多く使用されている。しかしながら、眼鏡を装着した人が、この立体的なマスクを使用すると、自らの吐息がマスクの内面に沿って上昇し、使用者のメガネレンズを曇らせていた。このため、メガネレンズの曇りをその都度布などできれいに拭かなければならず、手間が掛かり、面倒であった。
近年に於いては、立体的なマスクにはメガネレンズの曇りを防止するものは殆ど見られないが、特に平面状の従来のマスクに於いては、メガネレンズの曇りを防止することが可能なものが種々提案されている。例えば、特開2007−61585,特開2007−252854,実用新案登録第3143607号などがある。
特開2007−61585は、通気可能で耳掛け付きマスク本体と、該マスク本体の内側上縁に薄膜状で空気を通さないか又は空気を通し難い素材で構成した薄膜片の上縁のみを固着し、該薄膜片の下縁から上縁に向って複数の切れ目を入れ、この下縁が鼻孔を完全に塞がない程度の縦幅とし、横幅はマスク全幅かそれより少し短くした薄膜片を設けたものである。また特開2007−252854は、マスク本体の内面上端部に隙間塞ぎ材を設け、該上端部に多層構造材を併用したものである。更に実用新案登録第3143607号は、マスク本体の外側に構成した、呼気を通さない素材または通し難い素材のマスクカバーであり、マスク上部とマスクカバー上部及びマスク側部とマスクカバー側部をそれぞれ固定するが、マスク本体とマスクカバー下部は固定しないことにより、マスク本体を通る呼気がマスク本体とマスクカバー下部の間から排出されるものであった。
しかしながら、特開2007−61585は、マスク本体以外に薄膜片を用意し、該薄膜片の下部には複数の切れ目を入れ、且つ、その薄膜片の上縁だけをマスク本体に固着しなければならないため、手間が掛かると共に多少の違和感を与え、且つ、コストアップとなっていた。又、特開2007−252854は、上端部が多層構造材である隙間塞ぎ材をマスク本体の内面上端部に設けるため、隙間塞ぎ材自体が高価で且つその取付けに手間が掛かり、コストアップとなっていた。更に実用新案登録第3143607号は、マスクカバーは単品であり、そのマスクカバーを、マスク本体に固定すると共に該マスク本体とマスクカバーの下部を開けて取付けるため、マスクカバーの分だけコストアップとなると共にそれを取付けるための手間が必要になり、且つ、マスク本体の外側に他のものが付けられた状態となるので、外観上、違和感を生じるものとなっていた。尚、特開2007−61585の薄膜片,特開2007−252854の隙間塞ぎ材,実用新案登録第3143607号のマスクカバーを、立体的なマスクに固定しようとすると、立体的なマスクの湾曲する面に沿って、それらをきれいに固定することが難しく、マスク本体との間に隙間ができ易く、且つ、皺が生じ易いものとなってしまい、見た目が良くなく、違和感を生じ易いものとなってしまうため、商品化が難しいものとなっていた。
特開2007−61585号公報 特開2007−252854号公報 実用新案登録第3143607号公報
本考案は構造が簡単で安価に製作できると共に見た目がスッキリし、且つ、眼鏡を装着した時に、メガネレンズの曇りを防止することが可能である立体的なマスクを提供することを目的とする。
本考案は上記現状に鑑み成されたものであり、つまり、マスク本体を立体的に形成すると共にその上部に、樹脂やゴムを含浸させた含浸部が設けられた構造とする。また前記含浸部を透明な樹脂で形成させるのが好ましく、該含浸部をマスク本体の上部で且つ縦幅の1/3〜1/2の幅に設けると良い。尚、本考案で言う「立体的に形成する」とは、口及び鼻孔を覆った際、その口及び鼻孔に密着せずマスク内部に空間を有し、呼吸が楽に行われる形状に形成したものであり、例えば、略半球状や略二枚貝の一方の形状などのように立体的に形成したものを指すものとする。
請求項1のようにマスク本体(1)を立体的に形成すると共にその上部に、樹脂やゴムが含浸された含浸部(2)を設けることにより、立体的なマスク本体(1)であっても簡単に且つ効率良く含浸部(2)が設けられるため、安価に製作できると共に、従来品の如き別個の部材をマスク本体(1)に設ける必要がなく、別個の部材自体が不要で且つその取付ける手間も不要となるため、コストアップを最小限に押えることができ、更に見た目もスッキリし、着用しても違和感が殆どないものとなる。しかも眼鏡を装着した際、マスク本体(1)が鼻孔及び口を覆っても、含浸部(2)によって吐息が上方に漏れ出なくなるため、メガネレンズ(5)の曇りが防止されるものとなる。
請求項2のように含浸部(2)を透明な樹脂で形成することにより、マスク本体(1)の表面から見て、含浸部(2)の有無が分らず、見た目が良く、且つ、マスクを着用しても違和感が殆どない状態で使用できるものとなる。
請求項3に示すように含浸部(2)をマスク本体(1)上部で且つ縦幅の1/3〜1/2の幅に設けることにより、マスク本体(1)を着用しても含浸部(2)によって、鼻孔や口からの吐息を上方に漏れ出すことが防止でき、メガネレンズ(5)の曇り防止が確実に行えるものとなる。
図1、図2は本考案の実施形態を示す図であり、これに基づき説明する。(1)は口及び鼻孔を覆うことが可能で且つ立体的に形成された通気性を有するマスク本体であり、該マスク本体(1)は市販されている使い捨て用の防塵簡易マスクや、不織布で立体的に形成した花粉症用或いは医療用の使い捨てマスクを用いると良い。また前記マスク本体(1)には湾曲に沿って横方向に補強用の凹凸部(11)が設けられている。又、前記マスク本体(1)が、不織布や合成紙などのフィルター機能を備えた素材によって、略二枚貝の一方の形状や略半球状或いは湾曲状などのように立体的に形成されたものとするのが好ましい。尚、前記凹凸部(11)を複数本の突条としても良いが、前記凹凸部(11)は必ずしも設けなくても良い。また前記マスク本体(1)の中央に吐出専用口が設けられた形態のものも含むものとする。
(2)はマスク本体(1)が着用された時に、鼻孔よりも上方になる部分に設けられた非通気性の含浸部であり、該含浸部(2)はマスク本体(1)の上部で且つ縦幅の1/3〜1/2の幅に設けられ、また含浸部(2)は樹脂やゴムの溶液に入れて含浸させて設ける。この時の樹脂としては、シリコン樹脂,ポリエチレン樹脂,塩化ビニール樹脂などの透明なものを用いると良い。尚、前記含浸部(2)としては、非通気性の弾性素材で形成すると、肌触りが好ましいものとなる。
(3)はマスク本体(1)の両側に取付けた耳掛け用のゴム紐であり、これは一般に使用されているものを用いれば良い。尚、前記ゴム紐(3)は耳掛けの役目であるため、この役目を果たすものであれば、ゴム紐(3)に限定されるものではない。(4)はマスク本体(1)の上半分の周縁部に沿って取付けたスポンジであり、これは顔面と密着性を良くするためのものであり、市販の防塵簡易マスクにも取付けられているものであるため、これ以上の詳細な説明は省略する。(5)はメガネレンズである。
次に本考案品の製造方法について説明する。予め市販されている使い捨て用の防塵簡易マスク、或いは不織布で立体的に形成した花粉症用或いは医療用マスクを用意して置くと共に溶融した樹脂やゴムを入れた容器或いは槽をセットしておく。この時の深さとしては、マスク本体(1)の半分程度浸漬できる深さを確保するものが好ましい。先ず、マスク本体(1)を所定数積重させ、そのマスク本体(1)の鼻側を下にして容器或いは槽に入れる。そして積重したマスク本体(1)に隙間を確保させながら、1枚ずつマスク本体(1)を容器或いは槽から出し、それを並べて乾燥させれば、マスク本体(1)の上方には、図2のように樹脂やゴムの溶液を浸透した含浸部(2)が形成されて設けられたものとなるのである。このように複数枚のマスク本体(1)に効率良く含浸部(2)が設けられ、且つ、樹脂やゴムの溶液の含浸具合が目で確認できるので、特別な技術や技能が不要であるので、初心者やアルバイトでも簡単に含浸部(2)をマスク本体(1)に設ける作業が行え、安価な労働力を利用することが出来るものとなる。しかもマスク本体(1)には、従来の如き別個に固定させる部材がないため、見た目もスッキリしたものとなるのである。
次に本考案品の使用方法について説明する。先ず始めにメガネを掛けた状態で、従来のマスク本体(1)と同様に顔面に着用する。すると、使用者自身が吐き出した大半の息は図1に示す実線矢印のように、マスク本体(1)の内面に沿って上昇するが、含浸部(2)は非通気性であるため、吐息はマスク本体(1)の外部へ漏れ出ない。このため、上昇した吐息はマスク本体(1)の内部で降下され、マスク本体(1)の鼻孔よりも下方から点線矢印のように排出されるのである。尚、前記吐息はマスク本体(1)の下方から点線矢印のように直接排出されるものもある。この結果、吐息によるメガネレンズ(5)の曇りは防止されるものとなる。
本考案の実施形態の要部を示す説明図である。 本実施形態を示す一部切欠いた斜視図である。
符号の説明
1 マスク本体
2 含浸部

Claims (3)

  1. マスク本体(1)の上部が非通気性を有したマスクに於いて、前記マスク本体(1)を立体的に形成すると共にその上部に、樹脂やゴムを含浸させた含浸部(2)が設けられたことを特徴とするマスク。
  2. 前記含浸部(2)が透明の樹脂で形成された請求項1記載のマスク。
  3. 前記含浸部(2)が、前記マスク本体(1)の上部で且つ縦幅の1/3〜1/2の幅に設けられた請求項1又は2記載のマスク。
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WO2021215021A1 (ja) * 2020-04-19 2021-10-28 株式会社Rockin’ Pool プール用マスク及びプール用マスクの製造方法

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