JP3116947U - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】マスク本体の外観、着用性、機能性を改善させ、しかも製造工数を削減できるマスクを提供する。
【解決手段】マスク素材部1は、その片側に湾曲部2を形成し、この湾曲部の反対側に耳掛け部3を配置しており、この二枚のマスク素材部の前記湾曲部を縫製によって一体化して、この縫製部が顔面の前方方向に位置させるマスクであって、前記マスク素材部の湾曲部の上部にはマスク素材部の上部に連続する突出部5が形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、マスクに関し、特に鼻頂部に接する形状の改良に関する。
従来、汎用マスクは、表面が不織布で裏面がガーゼのものや表裏面共に不織布の2重構造のものや表内裏面共に不織布の3重構造の構成を主流としていた。また、この種の汎用マスクは、口元や鼻孔部を覆う覆い部と耳掛け部とを別体もしくは一体で形成している。
実用新案登録第3106864号公報 特開2005−102818号公報 特開2004−351190号公報
特許文献1においては、覆い部のうち着用ゴム紐で囲まれた周縁部分は凸状に広がる出張部を形成して、覆い部の頬に対する密着部分を増加させるようにしている。特許文献2においては、鼻口覆い部に不織布から構成される立体形状のマスクである。特許文献3においては、左布地部及び右布地部のそれぞれが2以上の分割布地部分から構成され、マスク本体の上縁部と顔面との間に形成され得る隙間を閉塞する閉塞部材により密着性を高めている。
ところが、上記特許文献1〜3のいずれも装着時における鼻対応部にすき間が生じやすくなる。またこの鼻頂部に掛かるマスク上端部には、耳掛け部による引張力を受けて鼻頂部との面圧が大きくなりがちで、マスクを着用時に鼻頂部における圧迫感がある。さらに息を吐く時には、その面圧が高い鼻頂部の両側頬部から空気が上方に抜けやすく、眼鏡を掛けている場合は、眼鏡が曇りやすいといった問題があった。
本考案は、上記の事情を考慮してなされたものであり、鼻頂部との密着が良いと共に、鼻頂部への圧迫感が少なく、また吐息により眼鏡が曇りにくいマスクを提供することを課題とする。
上述した目的を達成するため、本考案のマスク素材部は、その片側に湾曲部を形成し、この湾曲部の反対側に耳掛け部を配置しており、この二枚のマスク素材部の前記湾曲部を縫製によって一体化して、この縫製部が顔面の前方方向に位置させるマスクであって、前記マスク素材部の湾曲部の上部にはマスク素材部の上部に連続する突出部が形成されていることを特徴とする。
このように鼻頂部に対応する部分に突出部を形成したことにより、空気を吸う時は、突出部が鼻頂部に貼り付くように作用して密着性が増し、またその突出部が耳掛け部の引張力による緊張感を緩和する一種のたるみ部として作用し、鼻頂部に対する圧迫感が減少する。そして、そのたるみ部は、言い替えれば突出部が弁のような働きをなしており、前記縫製部が鼻頂部に位置するから、吐息時にはマスク内の空気を鼻頂部上方へ抜けやすくし、鼻頂部の両側頬部から上方へ空気が抜けるのを抑制することで、眼鏡をかけている場合でも吐息により眼鏡が曇りにくくなる。
以下に、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本考案のマスクの外観図であり、このマスクは二枚のマスク素材部1によって構成されている。このマスク素材部1は、略扇形に形成されてその片側に湾曲部2が形成されており、この湾曲部2の反対側は直線状に形成され、この直線状の上部と下部とを繋ぐように耳掛け部3が取付けられている。
そして、この湾曲部2にはこの二枚のマスク素材部1を縫製によって一体化するための縫製部4が設けられ、この縫製部4によって一体化されたマスクは、それぞれのマスク素材部1の耳掛け部3によって押し開かれ、この耳掛け部3を耳に掛けることによって顔の口や鼻部を覆って装着することができ、このとき前記縫製部4が顔面の前方方向に位置することになる。
また、このマスク素材部1には、前記湾曲部2から連続して上方に伸びるとともに、マスク素材部1の上部に連続する突出部5が形成されており、この突出部5は二枚のマスク素材部1にそれぞれ形成され、マスク装着時にはこの突出部5が鼻頂部の側方に位置している。
そして、この突出部5は、前記湾曲部2の上端から連続して上方へ円弧状に突出しており、その先端はマスク素材部1の上端に滑らかに連なっている。その結果、前記二枚のマスク素材部1の湾曲部2の上端部を始点として、二つの突出部5が両側へ互いに上に凸となる円弧状に広がり、この突出部5の2辺によるV字状溝6が形成されている。
このマスクを構成するためのマスク素材部1について、使用される部材を分解して製造可能の状態に配置した構成図である図3に示すように、このマスク素材部1は、マスクの外表面となる外不織布7、前記耳掛け部3、マスク装着時に顔面を覆う当て布8、前記外不織布7と当て布8の間に配置される内不織布9とによって構成されている。
このような構成部品からなる本考案のマスクは、図3に示すように、外不織布7、耳掛け部3、当て布8、内不織布9の順序で重ね合わせ、前記湾曲部2を除く辺縁を図4に示すように一体縫製してマスク素材縫製部11を構成する。
次に、前記湾曲部2を残して縫製されてできた外不織布7と当て布8で生成されたポケットに、前記内不織布9を中に入れるように裏返すと、図5に示すように、前記湾曲部2を除いて一体縫製した縫い目が内側に隠蔽されて、外方から外観されることがない。また、内側に隠蔽されていた耳掛け部3がマスク素材部1の外方にあらわれる。
上記のように他方のマスク素材部1も同じように縫製されて裏返して構成され、このように構成された二枚のマスク素材部1は、まず、図6のように、第一のマスク素材部1の湾曲部2と、第二のマスク素材部1の湾曲部2とを重ね合わせて、この湾曲部2の辺縁にそって縫製されて第一湾曲縫製部12が形成される。
次に、内・外不織布9・7や当て布8や耳掛け部3の端部や、前記第一湾曲縫製部12が外方から外観されないようにするため、この第一湾曲縫製部12の縫い目を基点に内不織布9と外不織布7を反転させる。
その後で、図1に示すように、再度湾曲部2の辺縁に対して縫製を施すことで、前記縫製部4が形成され、マスク素材部1を構成する各部品の端部及び縫製処理部が外方にあらわれないように配慮され、このように縫製処理部が内部に隠蔽されるため、仕上がりに高級感をもたせることができる。
この二枚のマスク素材部1はあらかじめ湾曲部2から連続する突出部5が形成されているから、縫製処理されて完成したマスクの縫製部4の上部にそれぞれ突出部5が位置し、このマスクを顔面に装着した時には二つの突出部5の間にV字状溝6が形成される。
マスク上端の2つの突出部5の間に形成されるV字状溝6は、鼻頂部に対応する部分に位置しており、その両側の突出部5は、空気を吸う時に鼻頂部に貼り付くように作用して密着性が増すように動作する。また空気を吐く時には、マスク内の空気はV字状溝6の部分を通って鼻頂部上方へ抜けやすくし、鼻頂部の両側頬部から上方へ空気が抜けるのを抑制するように動作する。
結果として、眼鏡着用者がマスクを使用する際、図7に示す従来の汎用マスクでは、自身の吐息がAの方向へ流れるので眼鏡が曇ってしまうが、図8に示す本考案のマスクを使用した際には、上記構造により吐息が鼻頂部にそってBの方向に流れるので眼鏡が曇ってしまうことがない。
前記マスク素材部1の素材において、顔面の鼻部及び口部に直接当接する部分に前記当て布8が存在しており、この当て布8は、柔軟性、保温性、保湿性を兼ね備えたガーゼや不織布等を素材として形成してもよい。また前記内不織布9は、外不織布7よりも強度を有する素材とし、通気性を確保した上で防塵濾過や抗菌フィルタの機能等を兼ね備えた素材として形成してもよい。さらに、前記外不織布7は、内不織布9よりも濾過性能を有する素材とし、表面上に付着する塵、埃等を濾過する素材として形成される。一方、前記耳掛け部3は、連続装着時に耳部にストレスをかけない伸縮性、着用性を備えた、ゴム紐や紐や不織布等を素材として形成されることが好ましい。
一方、前記マスク素材部1の内部に配置される内不織布9の上下方向の大きさに関しては、マスク素材部1を構成する外不織布7や当て布8の形状よりも小さくすることは有効であり、このような構造とすることによって、図1に示すようにマスクの上下部分にフィットゾーン10の領域を形成することができる。
このようなフィットゾーン10を備えた本考案のマスクの使用例としては、マスク素材部1を広げた使い方のほかに、マスク素材部1の内部に位置する内不織布9の大きさが外不織布7や当て布8よりも小さくなることにより、このフィットゾーン10の領域を顔面側に折り曲げることができるから、このようにな使い方のときには、顔の小さな人にも確実に本考案のマスクがフィットできるようになる。
なお、前記マスク素材部1の内部に配置される内不織布7の横方向の大きさに関しては、マスク素材部1の片側の湾曲部2から耳掛け部3に向けて配置されるものであればよく、この実施例以外にも、表面側の外不織布7や顔面に接する当て布8の大きさよりも小さな形状であればよいものであり、この形状、配列等は任意に選定できる。
また、図1に示すように、一対のマスク素材部1の湾曲部2に施した縫製部4によって、マスクを装着時に前方に突き出す突出形成部13が形成され、その形状は鼻部分及び口部分を覆うに際して適した形状になっている。そして、本考案のマスクは内不織布9に剛性があるため、この突出形成部13の形状によってマスク素材部1が呼吸の際に変形することなく、鼻口部が接触する可能性がない。
尚、図8に示す実施例では、マスク素材部1は外不織布7と、内不織布9と、当て布8によって構成されているが、外不織布7と当て布8の二枚構成として、湾曲部2の端から前記突出部5を構成するときでも、この突出部5によって眼鏡着用時の眼鏡が曇るようなことはない。
第一マスク素材部と第二マスク素材部結合完成図 第一マスク素材部と第二マスク素材部結合背面図 マスク素材部分解図 マスク素材部の一体縫製図 マスク素材部裏返し図 第一マスク素材部と第二マスク素材部の結合図 マスク着用図(汎用) マスク着用図(本考案)
符号の説明
1 マスク素材部
2 湾曲部
3 耳掛け部
4 縫製部
5 突出部
6 V字状溝
7 外不織布
8 当て布
9 内不織布
10 フィットゾーン
11 マスク素材縫製部
12 第一湾曲縫製部
13 突出形成部
A、B 呼気の流れ

Claims (3)

  1. マスク素材部は、その片側に湾曲部を形成し、この湾曲部の反対側に耳掛け部を配置しており、この二枚のマスク素材部の前記湾曲部を縫製によって一体化して、この縫製部が顔面の前方方向に位置させるマスクであって、
    前記マスク素材部の湾曲部の上部にはマスク素材部の上部に連続する突出部が形成されていることを特徴とするマスク。
  2. 前記突出部は、前記湾曲部の上端から連続する上方へ円弧状に突出して、前記マスク素材部の上端に滑らかに連なり、その結果、前記二枚のマスク素材部の湾曲部の上端部を始点として、両側へ互いに上に凸となる円弧状に広がる2辺によるV字状溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載のマスク。
  3. 前記マスク素材部は、その片側に前記湾曲部を形成し、この湾曲部の反対側に耳掛け部を配置しており、この前記二枚のマスク素材部の前記湾曲部を縫製によって一体化して、この縫製部が顔面の前方方向に位置させるマスクであって、
    前記マスク素材部は、裏面が顔面に接する当て布と、その当て布の表面側に配置した形状保持用の内不織布と、その内不織布の表面側に外不織布とを重ね合わせて構成されており、
    前記外不織布は、前記内不織布よりも濾過性能があり、前記内不織布は前記外不織布よりも強度がある素材であり、
    前記内不織布は前記マスク素材部の片側の湾曲部から耳掛け部に向けて配置され、前記マスク素材部の上下部分には前記内不織布が存在しない、前記当て布と前記外不織布とからなる柔軟性のあるフィットゾーンが形成されると共に、
    前記マスク素材部の湾曲部の上部には突出部を設けてマスク素材部の上部に連続しており、この突出部は顔面に向けて折り込んで使用可能になっていることを特徴とする請求項1ないし請求項2記載のマスク。
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