JP3116946U - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】マスク本体の外観、着用性、汎用性を改善させ、しかも製造工数を削減できるマスクを提供する。
【解決手段】マスク素材部1は、その片側に湾曲部2を形成し、この湾曲部の反対側に耳掛け部3を配置しており、この二枚のマスク素材部の前記湾曲部を縫製によって一体化して、この縫製部4が顔面の前方方向に位置させるマスクであって、前記マスク素材部は、裏面が顔面に接する当て布と、その当て布の表面側に配置した形状保持用の内不織布と、その内不織布の表面側に外不織布とを重ね合わせて構成されており、前記外不織布は前記内不織布よりも濾過性能があり、前記内不織布は前記外不織布よりも強度がある素材であって、前記内不織布は前記マスク素材部の片側の湾曲部から耳掛け部に向けて配置され、前記マスク素材部の上下部分には前記内不織布が存在しない、前記当て布と前記外不織布とからなる柔軟性のあるフィットゾーン8が形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、着用者が日常生活において粉塵や花粉等の混入を阻止するために、連続装用しても当接皮膚部に圧迫をかけることなく、それでいて立体型を保持するマスクに関するものである。
従来、汎用マスクは、表面が不織布で裏面がガーゼのものや、表裏面共に不織布の2重構造のものや、表内裏面共に不織布の3重構造の構成を主流としていた。また、この種の汎用マスクは口元や鼻孔部を覆う覆い部と耳掛け部とを別体もしくは一体で形成している。
実用新案登録第3106864号公報 特開2005−102818号公報 特開2004−351190号公報
特許文献1においては、覆い部のうち着用ゴム紐で囲まれた周縁部分は凸状に広がる出張部を形成して、覆い部の密着部分を増加させるようにしている。特許文献2においては、鼻口覆い部に不織布から構成される立体形状のマスクである。特許文献3においては、左布地部及び右布地部のそれぞれが2以上の分割布地部分から構成され、マスク本体の上縁部と顔面との間に形成され得る隙間を閉塞する閉塞部材により密着性を高めている。
ところが、この種の特許文献1〜3に記載されたマスクは、口を覆う覆い部に一定以上の剛性が必要であり、軟らかすぎる(剛性が低い)と、呼吸をする時に生じる気圧差に耐えられず、パカパカ収縮して使用上問題があり、他方剛性を与えると口部の周辺または鼻部のフィット感が出しにくく、ゴワゴワした感じ(異物感)となり着用感が悪化する。
本考案は上記の事情を考慮して、一対のマスク素材部の口を覆う部分に一定の剛性感をもたせ、またそれ以外の口周辺部または鼻部といった直接肌に触れる部分についてはフィット感があるマスクを提供する。
上述した目的を達成するため、本考案のマスク素材部は、その片側に湾曲部を形成し、この湾曲部の反対側に耳掛け部を配置しており、この二枚のマスク素材部の前記湾曲部を縫製によって一体化して、この縫製部が顔面の前方方向に位置させるマスクであって、前記マスク素材部は、裏面が顔面に接する当て布と、その当て布の表面側に配置した形状保持用の内不織布と、その内不織布の表面側に外不織布とを重ね合わせて構成されており、前記外不織布は前記内不織布よりも濾過性能があり、前記内不織布は前記外不織布よりも強度がある素材であって、前記内不織布は前記マスク素材部の片側の湾曲部から耳掛け部に向けて配置され、前記マスク素材部の上下部分には前記内不織布が存在しない、前記当て布と前記外不織布とからなる柔軟性のあるフィットゾーンが形成されていることを特徴とする。
本考案のマスクは、裏面が顔面に接する当て布と、その当て布の表面側に配置した形状保持用の内不織布と、その内不織布の表面側に外不織布とを重ね合わせ、内不織布は外不織布よりも強度がある素材で構成されているため、使用時に顔面に触れる部分のマスク素材部は柔軟性があり、また内不織布の存在によって十分な強度が得られるものとなった。
また、本考案のマスクは、二枚のマスク素材部の湾曲部を縫製によって一体化して構成されたから、このマスクの縫製部が口や鼻に当たる部分に位置しており、一定の強度のある内不織布によってマスクが形付けられても、口や鼻は強く押し付けられることはない。
このように、マスク素材部には内不織布が当て布と外不織布との間に位置することで一定の剛性感を得る構成であるが、このマスク素材部の上下部分には内不織布が存在しない、当て布と外不織布とからなる柔軟性のあるフィットゾーンが形成されているから、鼻部や口の周辺部の直接肌に触れる部分については、フィット感をもたせることができる。
本考案のマスクは、フィットゾーンが存在するため顔面に異物感なくフィットすることができる。使用例としては、標準顔の人はフィットゾーンを折り畳むことなくそのまま着用することが可能であるが、顔の小さい人でもフィットゾーンを顔面側に折り畳むことでフィットさせることができ、その上、呼気も顔面側に漏れにくくすることが可能である。
以下に、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本考案のマスクの外観図であり、このマスクは二枚のマスク素材部1によって構成されている。このマスク素材部は、略扇形に形成されてその片側に湾曲部2が形成されており、この湾曲部2の反対側は直線状に形成され、この直線状の上部と下部とを繋ぐように耳掛け部3が取付けられている。そして、この湾曲部2にはこの二枚のマスク素材部1を縫製によって一体化するための縫製部4が設けられ、この縫製部4によって一体化されたマスクは、それぞれのマスク素材部1の耳掛け部3によって押し開かれ、この耳掛け部3を耳に掛けることによって顔の口や鼻部を覆って装着することができ、このとき前記縫製部4が顔面の前方方向に位置することになる。
このマスクを構成するためのマスク素材部1について、使用される部材を分解して製造可能の状態に配置した構成図である図3に示すように、このマスク素材部1は、マスクの外表面となる外不織布5、前記耳掛け部3、マスク装着時に顔面を覆う当て布6、前記外不織布5と当て布6の間に配置される内不織布7とによって構成されている。
このような構成部品からなる本考案のマスクは、図3に示すように、外不織布5、耳掛け部3、当て布6、内不織布7の順序で重ね合わせ、前記湾曲部4を除く辺縁を図4に示すように一体縫製してマスク素材縫製部9を構成する。
次に、前記湾曲部4を残して縫製されてできた外不織布5と当て布6で生成されたポケットに、前記内不織布7を中に入れるように裏返すと、図5に示すように、前記湾曲部4を除いて一体縫製した縫い目が内側に隠蔽されて、外方から外観されることがない。また、内側に隠蔽されていた耳掛け部3がマスク素材部1の外方にあらわれる。
上記のように他方のマスク素材部1も同じように縫製されて裏返して構成され、このように構成された二枚のマスク素材部1は、まず、図6のように、第一のマスク素材部1の湾曲部2と、第二のマスク素材部1の湾曲部2とを重ね合わせて、この湾曲部2の辺縁にそって縫製されて第一湾曲縫製部10が形成される。
次に、内・外不織布7・5や当て布6や耳掛け部3の端部や、前記第一湾曲縫製部10が外方から外観されないようにするため、この第一湾曲縫製部10の縫い目を基点に内不織布7と外不織布5を反転させる。
その後で、図1に示すように、再度湾曲部2の辺縁に対して縫製を施すことで、前記縫製部4が形成され、マスク素材部1を構成する各部品の端部及び縫製処理部が外方にあらわれないように配慮され、このように縫製処理部が内部に隠蔽されるため、仕上がりに高級感をもたせることができる。
前記マスク素材部1の素材において、顔面の鼻部及び口部に直接当接する部分に前記当て布6が存在しており、この当て布6は、柔軟性、保温性、保湿性を兼ね備えたガーゼや不織布等を素材として形成してもよい。また前記内不織布7は、外不織布5よりも強度を有する素材とし、通気性を確保した上で防塵濾過や抗菌フィルタの機能等を兼ね備えた素材として形成してもよい。さらに、前記外不織布5は、内不織布7よりも濾過性能を有する素材とし、表面上に付着する塵、埃等を濾過する素材として形成される。一方、前記耳掛け部3は、連続装着時に耳部にストレスをかけない伸縮性、着用性を備えた、ゴム紐や紐や不織布等を素材として形成されることが好ましい。
一方、前記マスク素材部1の内部に配置される内不織布7の上下方向の大きさに関しては、マスク素材部1を構成する外不織布5や当て布6の形状よりも小さくすることは有効であり、このような構造とすることによって、図1に示すようにマスクの上下部分にフィットゾーン8の領域を形成することができる。
このようなフィットゾーン8を備えた本考案のマスクの使用例としては、図7に示す使用例のような使い方のほかに、図2に示すように、マスク素材部1において、内部の内不織布7の大きさが外不織布5や当て布6よりも小さくなることにより、このフィットゾーン8の領域を顔面側に折り曲げることができるから、このようにな使い方のときには、図8に示す使用例のように顔の小さな人にも確実に本考案のマスクがフィットできるようになる。
なお、前記マスク素材部1の内部に配置される内不織布7の横方向の大きさに関しては、マスク素材部1の片側の湾曲部2から耳掛け部3に向けて配置されるものであればよく、この実施例以外にも、表面側の外不織布5や顔面に接する当て布6の大きさよりも小さな形状であればよいものであり、この形状、配列等は任意に選定できる。
また、図1に示すように、一対のマスク素材部1の湾曲部2に施した縫製部4によって、マスクを装着時に前方に突き出す突出形成部11が形成され、その形状は鼻部分及び口部分を覆うに際して適した形状になっている。
そして、本考案のマスクは内不織布7に剛性があるため、この突出形成部11の形状にマスク素材部が呼吸の際に変形することなく、鼻口部が接触する可能性がない。
第一マスク素材部と第二マスク素材部結合完成図 第一マスク素材部と第二マスク素材部結合背面図 マスク素材部分解図 マスク素材部の一体縫製図 マスク素材部裏返し図 第一マスク素材部と第二マスク素材部の結合図 マスク着用図(標準顔) マスク着用図(小顔)
符号の説明
1 マスク素材部
2 湾曲部
3 耳掛け部
4 縫製部
5 外不織布
6 当て布
7 内不織布
8 フィットゾーン
9 マスク素材縫製部
10 第一湾曲縫製部
11 突出形成部

Claims (4)

  1. マスク素材部は、その片側に湾曲部を形成し、この湾曲部の反対側に耳掛け部を配置しており、この二枚のマスク素材部の前記湾曲部を縫製によって一体化して、この縫製部が顔面の前方方向に位置させるマスクであって、
    前記マスク素材部は、裏面が顔面に接する当て布と、その当て布の表面側に配置した形状保持用の内不織布と、その内不織布の表面側に外不織布とを重ね合わせて構成されており、
    前記外不織布は前記内不織布よりも濾過性能があり、前記内不織布は前記外不織布よりも強度がある素材であって、
    前記内不織布は前記マスク素材部の片側の湾曲部から耳掛け部に向けて配置され、前記マスク素材部の上下部分には前記内不織布が存在しない、前記当て布と前記外不織布とからなる柔軟性のあるフィットゾーンが形成されていることを特徴とするマスク。

  2. 前記マスク素材部の湾曲部を一体化する縫製部は、前記当て布と外不織布と一緒に前記内不織布を固定しており、前記マスクの剛性を高めたことを特徴とする請求項1記載のマスク。
  3. 前記マスク素材部は、前記当て布、前記外不織布、前記内不織布、前記耳掛け部が、周縁部の一体縫製によって固定されている構造であることを特徴とする請求項1記載のマスク。
  4. 前記マスク素材部の縫製処理部が内部に隠蔽される構造を有することを特徴とする請求項1ないし請求項2ないし請求項3記載のマスク。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011887A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Yokoi:Kk 立体マスク
WO2021250802A1 (ja) * 2020-06-10 2021-12-16 花王株式会社 マスク及びマスクの使用方法
KR20210157549A (ko) * 2020-06-22 2021-12-29 이진아 필터 교체형 마스크

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