JP6941719B1 - 分離マスク - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の分離マスクは、マスク本体と、口元補助マスクと、に二分されて成る分離マスクであって、該マスク本体は、両側には、弾性体で形成される耳掛け部を備え、上辺部と下辺部には、形状保持ノーズワイヤーを内縫し、下方部には、使用者の口元部より下方の顎部が露出すると共に、下方向が開放され、さらにはマスク本体の両側の幅に対して中央の幅が狭小となる形状を有する切り欠き凹部を設けて成り、口元補助マスクは、切り欠き凹部を覆う透明なシールド部材によって形成されると共に、マスク本体の前面下方に装着手段を介して着脱自在に装着されて成る手段を採る。
【選択図】図1
Description
其の家庭用マスクは、大きく分けてマスクの代名詞とも言われるガーゼを用いた「平型マスク」と、立体的なプリーツ構造を採用した「プリーツ型マスク」と、顔の立体的なラインに沿った形状で密着性を高めた「立体型マスク」とに分けられる。
また、プリーツ型マスクは、顔面部にフィットして圧迫感を与えることがないプリーツ状になっているため、口の動きにも柔軟に対応できると共に、マスクをしたまま会話をしてもズレにくく、また、プリーツを上下に広げて装着することでマスクと口の間に空間が生まれて呼吸を楽に行うことができ、さらにプリーツを伸ばすことで鼻から顎までをしっかりサポートすることができると共に、折り目を開いて形を整えることで顔の形状に合わせてフィットすることができる形状に形成されている。
また、立体型マスクは、人間の顔の形に合わせて立体的にデザインされていることによって、顔面に隙間なくピッタリとフィットすると共に、マスクと口元部の間に空間ができることで装着時の息苦しさやしゃべりにくさが大幅に緩和され、また、女性にとっては口紅移りが少ない形状に形成されている。
該ガーゼタイプのマスクは、「家庭用マスク」として古くから使われている天然素材である綿織物を素材としていることで保湿効果の面でも優れている。
一方、不織布タイプのマスクは、従来「医療用マスク」の素材として使用されてきた不織布を使用するもので、製造コストの安さや自動化による大量生産が可能なことから現在においては、家庭用マスクの総生産数の9割以上を占めている。
図1(a)は、本発明の分離マスク10に分離マスク片29が装着される状態を示す説明図である。
本発明の分離マスク10は、マスク本体20と、口元補助マスク30と、に二分されて成るマスクであって、マスク本体20の両側には、弾性体で形成される耳掛け部21を備え、上辺部と下辺部には、形状保持ノーズワイヤー22を内縫し、下方部には、使用者の口元部より下方の顎部が露出すると共に、下方向が開放され、さらにはマスク本体20の両側の幅に対して中央の幅が狭小となる形状を有する切り欠き凹部23を設け、該切り欠き凹部23を覆う形状に形成される口元補助マスク25を装着手段26を介してマスク本体20の前面下方に着脱自在に装着して形成される。
また、口元補助マスク25を同色の透明着色を施すことによって、従来にない防水性を備えるお洒落透明マスクとして使用することもできる。
さらに、口元補助マスク25は、洗浄して繰り返して使用することができることから、一枚のマスク本体20と組み合わせて販売されるものではなく、例えば、マスク複数枚に対して口元補助マスク25を一枚を抱き合わせセットとしたり、別売りで販売されるものである。
マスク本体20の前面下方に口元補助マスク25が装着手段26を介して装着されることによって、使用者の鼻部と口元部を覆うことで飛沫感染防止が図られると共に、使用者の口元部の動きが外部から視認することができる。
飲食時ならびに口呼吸時は、マスク本体20から口元補助マスク25が外されることによって、マスク本体20を外すことなく飲食ができると共に、呼気の排気が容易にできる鼻マスクとしての使用を可能にする。
図2(a)は、本発明の分離マスク10と口元補助マスク25を分離した状態を示す説明図である。
本発明の分離マスク10は、口元補助マスク25が、マスク本体20と同じ素材で形成される手段を採ることができる。
通常使用時は、マスク本体20の前面下方に口元補助マスク25が装着されることによって、使用者の鼻部と口元部を覆って飛沫感染防止が図られる。
飲食時ならびに口呼吸時は、マスク本体20から口元補助マスク25が外されることによって、マスク本体20を外すことなく飲食ができると共に、呼気の排気が容易にできる。
20 マスク本体
21 耳掛け部
22 形状保持ノーズワイヤー
23 切り欠き凹部
25 口元補助マスク
26 装着手段
Claims (2)
- マスク本体と、口元補助マスクと、に二分されて成る分離マスクであって、
前記マスク本体は、両側には、弾性体で形成される耳掛け部を備え、上辺部と下辺部には、形状保持ノーズワイヤーを内縫し、下方部には、使用者の口元部より下方の顎部が露出すると共に、下方向が開放され、さらには前記マスク本体の両側の幅に対して中央の幅が狭小となる形状を有する切り欠き凹部を設けて成り、
前記口元補助マスクは、前記切り欠き凹部を覆う透明なシールド部材によって形成されると共に、前記マスク本体の前面下方に装着手段を介して着脱自在に装着されて成り、
通常使用時は、マスク本体の前面下方に口元補助マスクが装着されることによって、使用者の鼻部と口元部を覆うことで飛沫感染防止が図られると共に、使用者の口元部の動きが外部から視認することができ、
飲食時ならびに口呼吸時は、マスク本体から口元補助マスクが外されることによって、マスク本体を外すことなく飲食ができると共に、呼気の排気が容易にできることを特徴とする分離マスク。 - 前記口元補助マスクが、前記マスク本体と同じ素材で形成されて成り、
通常使用時は、マスク本体の前面下方に口元補助マスクが装着手段を介して装着されることによって、使用者の鼻部と口元部を覆うことで飛沫感染防止が図られ、
飲食時ならびに口呼吸時は、マスク本体から口元補助マスクが外されることによって、マスク本体を外すことなく飲食ができると共に、呼気の排気が容易にできることを特徴とする請求項1記載の分離マスク。
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