JP2016067226A - コンバイン - Google Patents

コンバイン Download PDF

Info

Publication number
JP2016067226A
JP2016067226A JP2014197177A JP2014197177A JP2016067226A JP 2016067226 A JP2016067226 A JP 2016067226A JP 2014197177 A JP2014197177 A JP 2014197177A JP 2014197177 A JP2014197177 A JP 2014197177A JP 2016067226 A JP2016067226 A JP 2016067226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grain
shutter
storage
level detector
grains
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014197177A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6023139B2 (ja
Inventor
大嗣 井上
Hirotsugu Inoue
大嗣 井上
一浩 高原
Kazuhiro Takahara
高原  一浩
池田 博
Hiroshi Ikeda
博 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2014197177A priority Critical patent/JP6023139B2/ja
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to CN201580028844.XA priority patent/CN106455490B/zh
Priority to EP15844923.1A priority patent/EP3199011B1/en
Priority to CN201910112564.7A priority patent/CN109644668B/zh
Priority to PCT/JP2015/062366 priority patent/WO2016047187A1/ja
Priority to KR1020167032430A priority patent/KR102446617B1/ko
Priority to US15/315,522 priority patent/US9974233B2/en
Publication of JP2016067226A publication Critical patent/JP2016067226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6023139B2 publication Critical patent/JP6023139B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combines (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Abstract

【課題】穀粒タンクの穀粒レベルセンサが流入口から流れ込んでくる穀粒の影響を受けにくい構造が要望されている。【解決手段】穀粒タンク16内に設けられるとともに、搬送されてきた穀粒の一部を取り込む取込口72及び穀粒を排出する排出口73を有する穀粒経路53Pを形成する筒状形成体53と、穀粒経路53Pに位置する一時貯留部530と、穀粒を一時貯留部530に貯留する横向き姿勢となる閉位置と、穀粒を放出する下向き姿勢となる開位置とに位置変更可能な貯留シャッタ76と、穀粒経路53P内に配置され、下向き姿勢での貯留シャッタ76の下端と穀粒の上面との間の距離が所定値に達したことを検出する穀粒レベル検出器41と、穀粒レベル検出器41の検出信号に基づいて貯留シャッタ76を停止するシャッタ制御部92が備えられている。【選択図】図1

Description

本発明は、走行しながら圃場から穀稈を刈り取って脱穀し、得られた穀粒を穀粒タンクに貯留する際に、穀粒の品質を計測するコンバインに関する。
特許文献1によるコンバインでは、穀粒タンクに送り込まれてきた穀粒を一時的に貯留する穀粒貯留空間を作り出す受け止め保持部が形成されており、穀粒貯留空間に貯留している穀粒の内部品質が光学式の内部品質計測装置によって計測される。この受け止め保持部の底面は、揺動開閉式の底板(シャッタ)によって形成されている。底板の閉状態で穀粒が一時的に貯留され、底板の開状態で一時的に貯留された穀粒が排出される。受け止め保持部の内部の上端部には、穀粒が所定量以上貯留されたことを検出する供給(貯留)状態検出センサが備えられている。受け止め保持部の下方領域には、開状態の底板の下端位置よりも少し下方の位置で、穀粒タンクの側壁に、その高さレベルに穀粒が存在するか否かを検出する穀粒存否(穀粒レベル)センサが備えられている。受け止め保持部に穀粒が所定量以上供給されたことが供給状態検出センサにて検出される毎に、内部品質計測装置による計測処理が行われる。その後、底板が開状態に切り換えられ穀粒が排出された後、底板は再び閉状態に戻され、穀粒が貯留されていく。穀粒タンクでの穀粒量が増加してくると、ついには、底板の先端が穀粒に埋まり、底板を開状態から閉状態に切り換えることができなくなってしまうこのため、穀粒存否センサにて穀粒の存在が検出されると、計測処理は中止される。
特開2013−118856号公報
特許文献1では、静電容量型の近接センサで構成された穀粒レベルセンサが穀粒タンクの側壁に設けられているので、穀粒タンクの流入口から飛翔しながら流れ込んでくる穀粒の影響を受けて、誤検出する可能性がある。このため、穀粒レベルセンサが流入口から飛翔しながら流れ込んでくる穀粒の影響を受けにくい構造が要望されている。
本発明によるコンバインには、脱穀装置から搬送されてきた穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記穀粒タンクの底部から前記穀粒タンクに貯留された穀粒を外部に排出する穀粒排出装置とが備えられ、前記穀粒タンク内には筒状形成体が設けられている。前記筒状形成体は穀粒経路を形成しており、前記穀粒経路は前記脱穀装置から搬送されてきた穀粒の一部を取り込む上方の取込口及び前記取込口から取り込んだ穀粒を前記穀粒タンクに排出する下方の排出口を有する。前記穀粒経路の途中に位置する一時貯留部が備えられ、前記一時貯留部に貯留シャッタが設けられている。前記貯留シャッタは、前記取込口から取り込んだ穀粒を前記一時貯留部に貯留するために横向き姿勢となる貯留用閉位置と、貯留された穀粒を前記一時貯留部から放出するために下向き姿勢となる放出用開位置とに位置変更可能である。前記穀粒経路内に配置され、前記下向き姿勢での前記貯留シャッタの下端と前記穀粒タンクに貯留された穀粒の上面との間の距離であるシャッタ下方距離が所定値に達したことを検出する穀粒レベル検出器と、前記一時貯留部に貯留された穀粒の品質を検出する品質計測部とが備えられ、さらに、前記貯留シャッタの位置変更動作を制御するとともに前記穀粒レベル検出器の検出信号に基づいて前記貯留シャッタの位置変更動作を停止するシャッタ制御部が備えられている。
刈取り脱穀作業の開始とともに脱穀装置から搬送され穀粒タンクの流入口から放出される穀粒が穀粒タンクに溜まっていくにつれて、穀粒の上面レベルは貯留シャッタの下方に押し寄せてくる。この構成によれば、貯留シャッタの動作を妨げる穀粒の上面レベルを検出する穀粒レベル検出器は、穀粒経路内に備えられている。つまり、穀粒レベル検出器は筒状形成体の内部に配置されているので、筒状形成体が保護カバーとして機能する。その結果、穀粒レベル検出器は流入口から飛翔しながら流れ込んでくる穀粒の影響を受けにくい。
本発明の好適な実施形態の1つでは、前記筒状形成体が前記穀粒タンクの中央側に向き合った第1壁と前記穀粒タンクの壁体に向き合った第2壁とを有し、前記貯留シャッタが、前記第1壁に支持された揺動軸の周りを揺動する揺動シャッタであり、前記穀粒レベル検出器は前記第1壁に設けられている。貯留シャッタが下向き姿勢となる放出用開位置である時に、貯留シャッタの下端が穀粒タンクに溜められている穀粒内に突入すると貯留シャッタが動作停止してしまう。このため、下向き姿勢の貯留シャッタの下端近傍の穀粒の上面レベルを検出することが重要である。この構成では、下向き姿勢の貯留シャッタの下端は第1壁に接近するので、第1壁に設けられた穀粒レベル検出器によって下端近傍の穀粒の上面レベルが正確に検出できる。
本発明の好適な実施形態の1つでは、前記穀粒レベル検出器が平坦な検出面を有し、前記穀粒レベル検出器は前記検出面と前記第1壁とが面一となるように配置されている。この構成により、穀粒レベル検出器が穀粒経路に突出しないので、穀粒経路を落下してくる穀粒が穀粒レベル検出器によって損傷を受けることが回避される。
本発明の好適な実施形態の1つでは、前記シャッタ下方距離が前記所定値とは異なる所定値に達したことを検出する第2の穀粒レベル検出器が、前記穀粒経路内に配置されている。この構成では、先の穀粒レベル検出器と合わせて穀粒レベル検出器が2台となるので、より信頼性の高い穀粒の上面レベル検出が可能となる。例えば、第2の穀粒レベル検出器を第1の穀粒レベル検出器と同じ穀粒の上面レベルを検出するようにすれば、一方が故障した際の故障対策としても有効である。また、第1の穀粒レベル検出器と第2の穀粒レベル検出器とによって検出される穀粒の上面レベルを相違させると、その検出結果を注意警報用と緊急警報用に分けて利用することができる。先に述べた穀粒レベル検出器(第1の穀粒レベル検出器)と同じ利点を得るためには、この第2の穀粒レベル検出器も穀粒経路内に配置されることが好ましい。
第1の穀粒レベル検出器と第2の穀粒レベル検出器とが穀粒経路内で向き合って配置させた場合、2つの穀粒レベル検出器からの信号から、穀粒経路に進入してきた穀粒の上面レベルの傾き程度を推定することができる。この穀粒の上面レベルの傾きを推定することで、貯留シャッタの揺動軌跡に穀粒が入り込むぎりぎりの段階まで、貯留シャッタを駆動させて、穀粒の品質計測を行うことができる。
コンバインに搭載される穀粒品質計測を行うための基本的な構成を示す模式図である。 穀粒品質計測時に用いられる貯留量検出器の故障を判定する制御の基本原理を示す模式図である 本発明によるコンバインの実施形態の1つを示す側面図である。 コンバインの平面図である。 コンバインに搭載された穀粒タンクの前部を示す横断平面図である。 穀粒タンク内部を示す模式図である。 穀粒タンクに設けられた筒状形成体の内部に設けられた貯留シャッタが閉位置の時の計測ユニットの縦断側面図である。 貯留シャッタが開位置の時の計測ユニットの縦断側面図である。 穀粒タンクへの計測ユニットの取り付けを説明する説明図である。 コンバインに構築された計測制御系の機能ブロック図である。
本発明によるコンバインの具体的な実施形態を説明する前に、このコンバインにおいて実施される穀粒品質計測を行うための基本的な構成を説明する。図1には、穀粒タンク16の壁体に設けられた、穀粒品質計測機構が模式的に示されている。計測ユニット30は、筒状形成体53と品質計測部5とを含む。穀粒タンク16の上部には、脱穀装置から搬送されてきた穀粒が放出される流入口27が形成されている。筒状形成体53は中央側に向き合った第1壁531と穀粒タンク16の壁体に向き合った第2壁532とを有し、その内部に垂直方向に延びている穀粒経路53Pを作り出している。穀粒経路53Pの上側開口は、流入口27から放出された穀粒の一部を取り入れる取込口72として機能し、穀粒経路53Pの下側開口は、取込口72から取り込んだ穀粒を穀粒タンク16に排出する排出口73として機能する。穀粒経路53Pの途中には取り込まれた穀粒を一時的に貯留する一時貯留部530が形成されている。一時貯留部530には、取込口72から取り込んだ穀粒を前記一時貯留部530に貯留するために横向き姿勢となる貯留用閉位置と、貯留された穀粒を一時貯留部530から放出するために下向き姿勢となる放出用開位置とに位置変更可能な貯留シャッタ76が設けられている。
計測制御ユニット9に構築されているシャッタ制御部92からの閉指令により貯留シャッタ76が貯留用閉位置に切り替えられることで、穀粒が一時貯留部530に貯留される。貯留穀粒がその品質計測に適切な量に達すると、貯留量検出器75が貯留完了信号を計測制御ユニット9に送る。貯留完了信号に応答して、品質計測部5に計測開始指令が送られる。品質計測部5は計測結果として品質値を計測制御ユニット9に送る。次いで、計測制御ユニット9は品質計測部5に計測終了指令を送り、シャッタ制御部92は貯留シャッタ76に開指令を送る。これにより、貯留シャッタ76が放出用開位置に切り替えられ、一時貯留部530に貯留された穀粒は排出される。このような一連の品質計測処理が、刈取り脱穀処理の間、繰り返される。
穀粒タンク16の穀粒が増加してくると、穀粒の上面レベルが排出口73に接近し、穀粒経路53P内に入り込んでくる。貯留シャッタ76が下向き姿勢となる放出用開位置である時に、貯留シャッタ76の下端が穀粒タンク16に溜められていく穀粒内に突入すると貯留シャッタ76に負荷が生じ、停止する事態となる。このような事態になる前に、刈取り脱穀処理または穀粒品質計測処理あるいはその両方を停止するために、穀粒レベル検出器41が設けられている。穀粒レベル検出器41は、下向き姿勢における貯留シャッタ76の下端と穀粒の上面レベルとの間の距離(ここではこの距離をシャッタ下方距離と定義する)が所定値に達したことを検出するように構成されている。したがって、穀粒レベル検出器41が、シャッタ下方距離が所定値を超えたことを検出すると、検出信号としてレベル超え信号をシャッタ制御部92に送る。シャッタ制御部92は、レベル超え信号に応答して、前記貯留シャッタ76の位置変更動作を停止するとともに、計測制御ユニット9は、穀粒品質計測処理を中止する。
図1で示された例では、オプショナルな、第2の穀粒レベル検出器42が破線で示されている。このでは、先に述べた第1の穀粒レベル検出器41は第1壁531に設けられ、第2の穀粒レベル検出器42は第2壁532に設けられている。この2つの穀粒レベル検出器41,42により、検出信頼度が向上するだけではなく、穀粒経路53P内に入り込んできた穀粒の上面レベルの傾斜度なども推定することも可能である。
穀粒が一時貯留部530に貯留される穀粒がその品質計測に適切な量に達したことを検出する貯留量検出器75が故障すると、貯留完了信号が送れなくなる状態か、または貯留完了信号が送り続けられる状態となる。これにより、穀粒品質計測処理は不可能となる。このように、貯留量検出器75は穀粒品質計測処理にとって重要な検出器である。図2を用いてこの貯留量検出器75の故障検出を検知するための基本原理を説明する。
図2では簡素に描かれているが、穀粒経路53Pと一時貯留部530とを作り出す筒状形成体53及び貯留シャッタ76の構成は、図1のものと実質的に同じである。穀粒レベル検出器41は省略されている代わりに、貯留シャッタ76の変更位置を検出するシャッタ位置検出器79が示されている。また、穀粒タンク16に貯留される穀粒の収量を測定する収量測定器35が示されている。貯留量検出器75の故障を検出するための中核要素である故障判定部94は、計測制御ユニット9に構築されている。故障判定部94は、収量測定器35の測定結果に基づいて推定される一時貯留部530における貯留量が前記所定量を超えても貯留量検出器75が貯留完了信号を出力しないことに基づいて貯留量検出器75の故障を判定する。
故障判定部96による故障判定の一例は、収量測定器35の経時的な測定結果とシャッタ位置検出器79の検出結果に基づいて貯留量検出器75の故障を判定することである。図1を用いて説明したように、また図2にも模式的に示されているように、穀粒品質計測処理では、シャッタ制御部92から貯留シャッタ76への閉指令、貯留量検出器75からの貯留完了信号、さらに計測開始と計測終了とを経て、シャッタ制御部92から貯留シャッタ76への開指令、が順次繰り返される一連の制御の流れが実行される。この穀粒品質計測処理の間、収量測定器35の測定結果である収量が継時的に故障判定部94に取り込まれる。図2では、ある時点での貯留シャッタ76に閉指令が出力された時点から継時的に得られる収量がQ1,Q2,Q3,Q4・・・で示されている。この閉指令が出力されてから特定の時点までの穀粒の増加量:qは、各収量算定時点での穀粒タンク16における穀粒増加量q1,q2,q3,・・・を積算して得られる。あるいは、特定の時点での収量と閉指令が出力された時点での収量との差から得ることができる。流入口27から放出される穀粒のうちで穀粒経路53Pを通過する割合は予め推定されているので、穀粒増加量:qと一時貯留部530における貯留量との関係を関数:fを用いて関数化またはテーブル化することができる。したがって、貯留シャッタ76が閉じられてからの、穀粒タンク16における穀粒増加量が、貯留量検出器75によって貯留完了信号が出力される所定量に対応する値をはるかに超えているにも関わらず、貯留完了信号が出力されなければ、貯留量検出器75が故障していると判定することができる。
また貯留シャッタ76の貯留用閉位置から放出用開位置に変更され、一時貯留部530から穀粒が排出されたはずにもかかわらず、依然と貯留量検出器75が貯留完了信号を出力している場合にも、故障判定部94は貯留量検出器75が故障していると判定することができる。
次に、図面を用いて、本発明によるコンバインの具体的な実施形態の1つを説明する。図3は、クローラ走行式の自脱型コンバインの側面図であり、図4は平面図である。このコンバインには、エンジン11によって駆動される左右一対のクローラ走行装置12によって自走するように構成された走行機体10が備えられている。走行機体10の機体フレーム13の前部に支持された植立穀稈を刈取る刈取部14と、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置15と、脱穀装置15によって脱穀された穀粒を貯留する穀粒タンク16と、穀粒タンク16内の穀粒を外部に排出する穀粒排出装置であるアンローダ17と、運転者が着座する運転座席18等が備えられた運転操縦部19とが備えられている。
図3及び図4に示すように、穀粒タンク16は、機体フレーム13のうち脱穀装置15に対して機体右横側に配置され、エンジン11の後方に位置する。穀粒タンク16の左横側部には、揚穀装置24が備えられている。揚穀装置24は、穀粒タンク16内の機体左横部に配置されている。図3、図4、図5に示すように、揚穀装置24は、脱穀装置15から搬送されてきた穀粒を、揚送スクリュー26によって流入口27まで揚送する。流入口27まで揚送された穀粒は、揚送スクリュー26と一体に設けられて反時計まわりに回転駆動される回転羽根28によって流入口27から跳ね飛ばされて、穀粒タンク16内に広範囲に拡散されながら飛翔し、落下する。流入口27から供給された穀粒のうちの大部分は穀粒タンク16内の内部空間Mに供給される。流入口27から供給された穀粒の一部は、穀粒タンク16の前部に配置され、穀粒タンク16内に貯留される穀粒の品質計測を行う計測ユニット30へ供給される。このようにして、脱穀装置15から搬送されてきた穀粒が、穀粒タンク16内に貯留される。
図3、図4、図5に示すように、穀粒タンク16内の底部には、穀粒タンク16に貯留された穀粒を外部に排出するように構成されている機体前後向きの排出オーガ32が設けられている。排出オーガ32は、エンジン11の駆動力により作動される。排出オーガ32によって、穀粒タンク16に貯留された穀粒が、穀粒タンク16の後部から排出され、図2、図3に示されるアンローダ17を通じて外部へ排出される。
図3、図4に示すように、穀粒タンク16の前部の下方位置には、穀粒タンク16内の穀粒の収量を穀粒タンク16の重量に基づいて計測するように構成されているロードセルが収量測定器35として備えられている。
図6に示すように、穀粒タンク16内には、穀粒タンク16内における穀粒の蓄積レベルを検出するレベルセンサ群37が備えられている。レベルセンサ群37は、下方から上方に向けて配置された4つのレベルセンサによって構成されている。
図9に示すように、計測ユニット30は、穀粒タンク16の前壁45の取付孔45Aに、シール用の防振ゴム47を介して、嵌め込み固定されている。計測ユニット30は、筒状形成体53と品質計測部5とからなる。図5〜図8に示すように、品質計測部5は、穀粒の品質計測を行う品質センサ50が内蔵された箱状の計測室ハウジング52を備えている。筒状形成体53は、品質センサ50による品質計測を行う穀粒を一時貯留させるための、一時貯留部530を備えている。
図9に示すように、計測室ハウジング52には、品質センサ50を収納する筐体55が取付けられている。筐体55には、品質センサ50を収納する本体ケース56と、本体ケース56に着脱自在とされるフィルタケース57とが収納されている。フィルタケース57は、バックル式の連結具66によって本体ケース56に対して着脱自在に連結するように構成されている。連結具66は、本体ケース56の上端部及び下端部にそれぞれ備えられており、フィルタケース57の上端部と下端部にそれぞれ連結・連結解除可能に構成されている。
図7、図8に示すように、筒状形成体53は、穀粒タンク16の内部空間Mの方を向いた第1壁531と、左右一対の側壁533と、品質計測部5の方を向いた第2壁532とからなる断面矩形の筒体である。なお、この実施形態では、第2壁532は計測室ハウジング52の内部空間Mの方を向いた垂直板部で兼用されている。もちろん、第2壁532を個別に設けてもよい。このような筒状形成体53の構造により、その内部に、垂直に延びた穀粒経路53Pが作り出され、穀粒経路53Pの途中に一時貯留部530が形成される。穀粒経路53Pは、穀粒を取り込む上部の取込口72と、穀粒を排出する下部の排出口73を有する。
図7、図8に示すように、一時貯留部530は、脱穀装置15から搬送されてきて回転羽根28によって跳ね飛ばされた穀粒の一部を、一時的に貯留可能に構成されている。一時貯留部530は、一時貯留部530の上部に形成された取込口72から脱穀装置15より搬送されてきた穀粒の一部を取り込んで一時的に貯留し、一時貯留部530の下部に形成された排出口73から一時貯留部530に貯留された穀粒を穀粒タンク16内の内部空間Mへ排出可能なように構成されている。一時貯留部530の上部には、筒状形成体53の側壁533に穀粒を検知する近接センサからなる貯留量検出器75が備えられている。一時貯留部530の下部には、排出口73を閉塞または開放する貯留シャッタ76が備えられている。一時貯留部530に貯留された穀粒の品質を検出する品質センサ50は一時貯留部530に臨んでいる。
図7、図8に示すように、排出回数確保領域534が、穀粒経路53Pの一部で、かつ、貯留シャッタ76の下方に隣接して作り出されている。このため、排出回数確保領域534は、穀粒タンク16の内部空間Mとは、穀粒の溜り具合が異なる。排出回数確保領域534の下端領域の第1壁531に、図1を用いて詳しく説明した穀粒レベル検出器41が設けられている。排出回数確保領域534の体積は、貯留シャッタ76の上方に貯留可能な穀粒の一時貯留体積よりも大きくなるように、好ましくは2倍以上に、構成されている。穀粒レベル検出器41は、その検出面410が筒状形成体53の内面、つまり第1壁531の内面と面一になるように配置されている。第2壁532には、第2の穀粒レベル検出器42が設けられており、この検出面420も筒状形成体53の内面、つまり第2壁532の内面と面一になるように配置されている。
図7、図8に示すように、穀粒タンク16内に計測ユニット30が嵌め込み固定されると、品質センサ50は、穀粒タンク16内に位置するようになる。つまり、品質センサ50は、穀粒タンク16内に備えられている。品質センサ50によって、穀粒タンク16内に貯留される穀粒の品質が計測される。品質センサ50は、一時貯留部530に一時的に貯留された穀粒について品質計測を行う。品質センサ50は、光学式の検知方式とされ、静止した穀粒の水分値やタンパク値等の内部の品質を非接触で計測可能に構成されている。
貯留シャッタ76は、板状の揺動式に構成されている。貯留シャッタ76は、モータ78を駆動してカム等によって構成される切換機構80によって、水平姿勢となる貯留用閉位置と、下向き垂直姿勢となる排出用開位置とに切り替えられる。貯留シャッタ76は、貯留シャッタ76の開閉方向と交差する横向きの支軸81周りに揺動する。支軸81は、筒状形成体53の第1壁531に支持されている。
図10は、このコンバインに構築された計測制御系の機能ブロック図である。この機能ブロック図には、計測ユニット30に設けられている検出器群と、計測制御系の中核要素である計測制御ユニット9、データ入力インターフェースである入力信号処理部9A、種々の動作機器を制御する機器制御部9Bが示されている。計測制御ユニット9と入力信号処理部9Aと機器制御部9Bとは車載LANやその他のデータ伝送ラインで相互接続されている。計測制御ユニット9は、図1を用いて説明された計測制御の基本原理、及び図2を用いて説明された故障判定の基本原理を流用している。
入力信号処理部9Aには、収量測定器35からの測定値信号、品質計測部5からの品質値データ、貯留量検出器75からの貯留完了信号、シャッタ位置検出器79からのシャッタ位置信号、第1の穀粒レベル検出器41や第2の穀粒レベル検出器42からのレベル超え信号などが入力される。さらに、計測始動スイッチ(非図示)などの計測制御に関するスイッチからの信号も入力される。入力信号処理部9Aに入力された信号は、必要な前処理を受けて、計測制御ユニット9に転送される。
機器制御部9Bは、計測制御ユニット9によって制御される種々の動作機器、例えば、貯留シャッタ76には開指令や閉指令を、品質計測部5に計測開始指令や計測終了指令を与える。
計測制御ユニット9には、監視モジュール90、収量算定部91、シャッタ制御部92、品質計測管理部93、故障判定部94が実質的にソフトウエアで構築されている。監視モジュール90は、入力信号処理部9Aを介して各種検出器からの信号を受け取り、図1や図2を用いて説明した計測制御における種々の状態を監視する機能部を有する。例えば、貯留監視部901は、貯留量検出器75からの信号に基づいて、一時貯留部530における穀粒の貯留状態を監視する。シャッタ位置監視部902は、シャッタ位置検出器79からの信号に基づいて、貯留シャッタ76が貯留用閉位置と放出用開位置とのいずれに位置にあるかを監視する。穀粒レベル監視部903は、穀粒レベル検出器41、42からの信号に基づいて、筒状形成体53の排出口73から進入してくる穀粒の上面レベルを監視する。
収量算定部91は、ロードセルである収量測定器35の測定値信号から測定値/収量変換テーブルを用いて収量を算定する。なお、この実施形態では、収量算定部91は、所定のサンプリング時間で算定した収量から、指定の開始時点から指定の終了時点までの収量の増加量を演算する機能を有する。
品質計測管理部93は、シャッタ制御部92や監視モジュール90と連係して、品質計測部5に対する計測開始や計測終了を指令する。それ以外に、品質計測部5からの品質値データから求められる穀粒の水分やタンパクの成分量と、このコンバインの走行軌跡データとから求められる圃場における特定地点とをリンクさせて記録する機能も有する。
故障判定部94は、図2を用いて説明した貯留量検出器75の故障判定を、監視モジュール90や収量算定部91などと連係しながら実施する機能を有する。その機能説明は上述した通りであるので、ここでの説明は省略する。
〔別実施の形態〕
(1)上述した実施形態では、貯留量検出器75や穀粒レベル検出器41,42として近接センサが用いられていたが、これに限られず、接触式のセンサ等の穀粒の検出が可能であれば利用可能である。また、上述した実施形態では、二つの穀粒レベル検出器41,42は同じ高さに設けられていたが、互いに異なる高さに設けられてもよい。
(2)上述した実施形態では、筒状形成体53は、放出用開位置での貯留シャッタ76の下端から、排出口73まで一時貯留部530での貯留可能な穀粒量の2倍程度の容積が確保されていたが、これに代えて、放出用開位置での貯留シャッタ76の下端に穀粒レベル検出器41を設ける長さだけに短縮してもよい。
(3)上述した実施形態では、筒状形成体53と品質計測部5が相互連結された一体的な構造となっていたが、互いに独立した別構造体であってもよい。
(4)図10で示された機能部の区分けは一例であり、それぞれの機能部の統合や、各機能部の分割は任意である。本発明の制御機能が実現するものであればどのような構成でもよいし、またそれらの機能は、ハードウエアまたはソフトウエアあるいはその両方で実現することができる。
本発明は、自脱型のコンバインの他、全稈投入型コンバインにも利用できる。また、クローラ走行式のコンバインの他、ホイール走行式のコンバインにも利用できる。
14 :刈取部
15 :脱穀装置
16 :穀粒タンク
30 :計測ユニット
35 :収量測定器
37 :レベルセンサ群
41 :穀粒レベル検出器(第1の穀粒レベル検出器)
42 :第2の穀粒レベル検出器
5 :品質計測部
50 :品質センサ
52 :計測室ハウジング
53 :筒状形成体
53P :穀粒経路
530 :一時貯留部
531 :第1壁
532 :第2壁
533 :側壁
534 :排出回数確保領域
72 :取込口
73 :排出口
75 :貯留量検出器
76 :貯留シャッタ
79 :シャッタ位置検出器
9 :計測制御ユニット
90 :監視モジュール
91 :収量算定部
92 :シャッタ制御部
93 :品質計測管理部
94 :故障判定部
96 :故障判定部
901 :貯留監視部
902 :シャッタ位置監視部
903 :穀粒レベル監視部

Claims (6)

  1. 脱穀装置から搬送されてきた穀粒を貯留する穀粒タンクと、
    前記穀粒タンクの底部から前記穀粒タンクに貯留された穀粒を外部に排出する穀粒排出装置と、
    前記穀粒タンク内に設けられるとともに、前記脱穀装置から搬送されてきた穀粒の一部を取り込む上方の取込口及び前記取込口から取り込んだ穀粒を前記穀粒タンクに排出する下方の排出口を有する穀粒経路を形成する筒状形成体と、
    前記穀粒経路の途中に位置する一時貯留部と、
    前記一時貯留部に設けられるとともに、前記取込口から取り込んだ穀粒を前記一時貯留部に貯留するために横向き姿勢となる貯留用閉位置と、貯留された穀粒を前記一時貯留部から放出するために下向き姿勢となる放出用開位置とに位置変更可能な貯留シャッタと、
    前記一時貯留部に貯留された穀粒の品質を検出する品質計測部と、
    前記穀粒経路内に配置され、前記下向き姿勢での前記貯留シャッタの下端と前記穀粒タンクに貯留された穀粒の上面との間の距離であるシャッタ下方距離が所定値に達したことを検出する穀粒レベル検出器と、
    前記貯留シャッタの位置変更動作を制御するとともに前記穀粒レベル検出器の検出信号に基づいて前記貯留シャッタの位置変更動作を停止するシャッタ制御部と、
    を備えたコンバイン。
  2. 前記筒状形成体が前記穀粒タンクの中央側に向き合った第1壁と前記穀粒タンクの壁体に向き合った第2壁とを有し、
    前記貯留シャッタが、前記第1壁に支持された揺動軸の周りを揺動する揺動シャッタであり、前記穀粒レベル検出器は前記第1壁に設けられている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記穀粒レベル検出器が平坦な検出面を有し、前記穀粒レベル検出器は前記検出面と前記第1壁とが面一となるように配置されている請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記シャッタ下方距離が前記所定値とは異なる所定値に達したことを検出する第2の穀粒レベル検出器が、前記穀粒経路内に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載のコンバイン。
  5. 前記シャッタ下方距離が前記所定値と同じ所定値に達したことを検出する第2の穀粒レベル検出器が、前記穀粒経路内に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載のコンバイン。
  6. 前記穀粒レベル検出器と前記第2の穀粒レベル検出器とが前記穀粒経路内で向き合って配置されている請求項4又は5に記載のコンバイン。
JP2014197177A 2014-09-25 2014-09-26 コンバイン Active JP6023139B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014197177A JP6023139B2 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 コンバイン
EP15844923.1A EP3199011B1 (en) 2014-09-25 2015-04-23 Harvesting machine
CN201910112564.7A CN109644668B (zh) 2014-09-25 2015-04-23 收获机
PCT/JP2015/062366 WO2016047187A1 (ja) 2014-09-25 2015-04-23 収穫機
CN201580028844.XA CN106455490B (zh) 2014-09-25 2015-04-23 收获机
KR1020167032430A KR102446617B1 (ko) 2014-09-25 2015-04-23 수확기
US15/315,522 US9974233B2 (en) 2014-09-25 2015-04-23 Harvesting machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014197177A JP6023139B2 (ja) 2014-09-26 2014-09-26 コンバイン

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016197973A Division JP6521926B2 (ja) 2016-10-06 2016-10-06 コンバイン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016067226A true JP2016067226A (ja) 2016-05-09
JP6023139B2 JP6023139B2 (ja) 2016-11-09

Family

ID=55863296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014197177A Active JP6023139B2 (ja) 2014-09-25 2014-09-26 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6023139B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190073278A (ko) 2017-12-18 2019-06-26 가부시끼 가이샤 구보다 콤바인
KR20210023805A (ko) 2018-06-25 2021-03-04 가부시끼 가이샤 구보다 콤바인, 수량 산출 방법, 수량 산출 시스템, 수량 산출 프로그램, 및 수량 산출 프로그램을 기록한 기록 매체와, 곡립 배출 수량 산출 방법, 곡립 배출 수량 산출 시스템, 곡립 배출 수량 산출 프로그램, 및 곡립 배출 수량 산출 프로그램을 기록한 기록 매체와, 부정 유입 검지 시스템, 부정 유입 검지 프로그램, 부정 유입 검지 프로그램을 기록한 기록 매체, 그리고 부정 유입 검지 방법과, 저류 레벨 검출 시스템

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013118856A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Kubota Corp コンバイン
WO2014050524A1 (ja) * 2012-09-26 2014-04-03 株式会社クボタ 農作管理システム及び農作物収穫機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013118856A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Kubota Corp コンバイン
WO2014050524A1 (ja) * 2012-09-26 2014-04-03 株式会社クボタ 農作管理システム及び農作物収穫機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190073278A (ko) 2017-12-18 2019-06-26 가부시끼 가이샤 구보다 콤바인
KR20210023805A (ko) 2018-06-25 2021-03-04 가부시끼 가이샤 구보다 콤바인, 수량 산출 방법, 수량 산출 시스템, 수량 산출 프로그램, 및 수량 산출 프로그램을 기록한 기록 매체와, 곡립 배출 수량 산출 방법, 곡립 배출 수량 산출 시스템, 곡립 배출 수량 산출 프로그램, 및 곡립 배출 수량 산출 프로그램을 기록한 기록 매체와, 부정 유입 검지 시스템, 부정 유입 검지 프로그램, 부정 유입 검지 프로그램을 기록한 기록 매체, 그리고 부정 유입 검지 방법과, 저류 레벨 검출 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP6023139B2 (ja) 2016-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016220708A (ja) コンバイン
US10945367B2 (en) Combine having a temporary retention unit and a shutter
KR102219242B1 (ko) 콤바인
US9974233B2 (en) Harvesting machine
US9826683B2 (en) Grain mass flow rate determination
KR102294732B1 (ko) 콤바인
JP5908425B2 (ja) コンバイン
JP6029509B2 (ja) コンバイン
JP6023139B2 (ja) コンバイン
JP6022519B2 (ja) コンバイン
JP2017169515A (ja) コンバイン
RU2658981C2 (ru) Система выявления рабочего состояния для рабочей машины с объединением, учитывающим достоверность значений датчиков
JP6952652B2 (ja) コンバイン
CN112533475A (zh) 联合收割机、收获量计算方法、计算系统、计算程序、及记录有计算程序的 记录介质;谷粒排出收获量计算方法、计算系统、计算程序、及记录有计算 程序的记录介质、不正常流入检测系统、检测程序、记录有检测程序的记录 介质、及检测方法;储存水平检测系统
WO2015152362A1 (ja) コンバイン
JP7059125B2 (ja) コンバイン及び穀粒排出収量算出方法
JP6257676B2 (ja) コンバイン
CN111226575B (zh) 收割机以及流量计算方法
JP7045308B2 (ja) 排出部診断システム
JP2020000027A (ja) コンバイン及び収量算出方法
JP2015128451A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6023139

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150