JP2016065431A - 構造部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐火性を有する木質の構造部材に貫通孔を形成することによるせん断耐力の低下を抑制する。
【解決手段】心材を備える木質部材と、前記木質部材を貫通する貫通孔と、前記貫通孔の周囲に設けられた燃え止まり部と、前記心材に設けられ前記貫通孔の周囲に作用するせん断力を負担する補強手段と、を有する構造部材。
【選択図】図1

Description

本発明は、耐火性を有する木質の構造部材に関する。
近年、耐火性を有する木質梁等の構造部材が使用されている。また、設備配管や配線等を通す貫通孔をこのような構造部材に形成することにより起こり得る耐火性低下の問題を解決する技術も開発されている。
例えば、特許文献1には、梁本体を貫通する貫通孔の周囲に設けられた燃え止まり部によって、火災時における貫通孔から梁本体内部への火炎や熱の進入を抑制する木質梁が開示されている。
しかし、貫通孔を形成することによって木質梁のせん断耐力が低下してしまうことが懸念される。
特開2013−113060号公報
本発明は係る事実を考慮し、耐火性を有する木質の構造部材に貫通孔を形成することによるせん断耐力の低下を抑制することを課題とする。
第1態様の発明は、心材を備える木質部材と、前記木質部材を貫通する貫通孔と、前記貫通孔の周囲に設けられた燃え止まり部と、前記心材に設けられ前記貫通孔の周囲に作用するせん断力を負担する補強手段と、を有する構造部材である。
第1態様の発明では、火災時における貫通孔から心材への火炎や熱の進入を燃え止まり部によって抑制し、木質部材に貫通孔を形成することによる構造部材の耐火性の低下を低減できる。
また、貫通孔の周囲に作用するせん断力を補強手段が負担することにより、貫通孔の周囲へのせん断力の集中を緩和する。これにより、構造部材に貫通孔を形成することによる構造部材のせん断耐力の低下を抑制することができる。
第2態様の発明は、第1態様の構造部材において、前記補強手段は、前記心材に取り付けられ前記せん断力が伝達される鋼板又は繊維補強シートである。
第2態様の発明では、補強手段を、鋼板又は繊維補強シートとすることにより、大きな面積でせん断力を効果的に負担することができる。
第3態様の発明は、第1態様の構造部材において、前記補強手段は、前記心材に対して斜めに配置され前記せん断力が伝達される鋼製のネジ部材又は鋼棒である。
第3態様の発明では、鋼製のネジ部材又は鋼棒といった棒状の補強部材を配置すればよいので、補強手段を設ける手間を低減することができる。また、木質部材の製作が完了した後に、補強手段を設けることができる。
本発明は上記構成としたので、耐火性を有する木質の構造部材に貫通孔を形成することによるせん断耐力の低下を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る梁を示す正面断面図である。 図1のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 本発明の第1実施形態に係る梁の製作手順を示す正面断面図である。 本発明の第1実施形態に係る燃え止まり部のバリエーションを示す正面断面図である。 本発明の第1実施形態に係る梁のバリエーションを示す正面断面図である。 本発明の第1実施形態に係る梁のバリエーションを示す正面断面図である。 本発明の第1実施形態に係る梁のバリエーションを示す正面断面図である。 本発明の第2実施形態に係る梁を示す正面断面図である。 図9のC−C断面図である。 図10のD−D断面図である。 本発明の第2実施形態に係る繊維補強シートの配置のバリエーションを示す側断面図である。 本発明の第3実施形態に係る梁を示す正面断面図である。 図13のE−E断面図である。 本発明の第3実施形態に係るネジ部材の配置のバリエーションを示す側断面図である。
図を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。まず、本発明の第1実施形態に係る構造部材について説明する。
図1の正面断面図、図1のA−A断面図である図2、及び図2のB−B断面図である図3に示すように、構造部材としての梁10は、木質部材12、貫通孔14、燃え止まり部としての管部材16、及び補強手段としての鋼板18を有して構成されている。梁10は、鉄筋コンクリート製の床スラブ20を支持している。
木質部材12は、荷重を支持する心材としての木製の梁心部22と、梁心部22を取り囲むように梁心部22の下面と側面に配置された外周部24とを備えている。外周部24は、梁心部22の外周を取り囲む燃え止まり層26と、燃え止まり層26の外周を取り囲む木製の燃え代層28とを有して構成されている。
外周部24とは、梁において荷重を支持する心材(構造設計上の荷重を負担する部分)の外周に設けられている層の部分を意味し、例えば、梁が同一種類の木材によって形成されている場合には、この梁において荷重を支持する芯の部分の外周に設けられ、火災時に消失してしまうことを想定している部分が外周部となる。
梁心部22及び燃え代層28は、木材によって形成されていればよい。例えば、梁心部22及び燃え代層28は、米松、唐松、檜、杉、あすなろ等の一般の木造建築に用いられる木材(以下、「一般木材」とする)によって形成してもよいし、これらの一般木材を板状や角柱状等の製材に加工し、この製材を複数集成し製材同士を接着剤により接着して一体化した、所謂、集成材であってもよい。図1及び図3には、一般木材からなる製材を複数集成し製材同士を接着剤により接着して一体化した集成材によって、梁心部22及び燃え代層28を形成した例が示されている。
また、燃え止まり層26は、火炎及び熱の進入を抑えて燃え止まり効果を発揮できる層であればよい。例えば、燃え止まり層26は、難燃性を有する層や熱の吸収が可能な層であればよい。
難燃性を有する層は、木材に難燃薬剤を注入して不燃化処理した難燃薬剤注入層としてもよいし、自由水や結晶水を多く含む材料等によって形成してもよい。例えば、石膏ボードによって難燃性を有する層を構成してもよい。熱の吸収が可能な層は、一般木材よりも熱容量が大きな材料、一般木材よりも断熱性が高い材料、又は一般木材よりも熱慣性が高い材料によって形成してもよいし、これらの材料と一般木材とを組み合わせて形成してもよい。図1及び図3には、一般木材よりも熱容量が大きな材料であるモルタルによって形成された板部材30と、一般木材からなる木部32とを交互に配置して、燃え止まり層26を形成している例が示されている。板部材30は、ビス34によって梁心部22に固定されている。
一般木材よりも熱容量が大きな材料としては、モルタル、石材、ガラス、繊維補強セメント、石膏等の無機質材料、各種の金属材料などが挙げられる。一般木材よりも断熱性が高い材料としては、けい酸カルシウム板、ロックウール、グラスウールなどが挙げられる。一般木材よりも熱慣性が高い材料としては、セランガンバツ、ジャラ、ボンゴシ等の木材が挙げられる。
図1に示すように、貫通孔14は、燃え代層28、燃え止まり層26、及び梁心部22を略水平に貫通するようにして形成されている。すなわち、貫通孔14は、木質部材12を貫通している。貫通孔14は、設備配管や配線等を通して配置するために設けられている。
管部材16は、モルタルによって形成されており、貫通孔14の周囲に設けられている。管部材16は、管部材16の外周面と、梁心部22に形成された貫通孔36の内周面との間に、モルタル等の耐火性を有する充填材(不図示)を充填することによって梁心部22に固定されている。管部材16は、木質部材12の内部(燃え止まり層26の内側)に配置されている。
図1に示すように、梁心部22には、貫通孔14を含むようにして梁心部22の上面から下方へ略鉛直にスリット38が形成されており、このスリット38に鋼板18が挿入されて配置されている。鋼板18には貫通孔40が形成されており、この貫通孔40内に管部材16が挿入されて設けられている。
図2及び図3に示すように、梁心部22と鋼板18には、連通する貫通孔42、44がそれぞれ設けられており、この貫通孔42、44にせん断力伝達手段としてのドリフトピン46が嵌入されている。これにより、ドリフトピン46によって鋼板18と梁心部22が一体化され、梁心部22に作用するせん断力が鋼板18に伝達される。
このようにして、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用するせん断力が、梁心部22に取り付けられた鋼板18に伝達されて負担されることにより、貫通孔14が補強されている。
図2に示すように、ドリフトピン46は、ドリフトピン46の径、ドリフトピン46同士の配置間隔、鋼板18の縁端からドリフトピン46までの距離等を考慮して、梁心部22に作用するせん断力が鋼板18へバランスよく分散するように配置する。
梁10は、例えば、図4(a)〜(d)の正面断面図に示す手順によって製作することができる。まず、図4(a)に示すように、梁心部22を形成する。
次に、図4(b)に示すように、梁心部22に、スリット38、及び貫通孔36、42を形成する。
次に、図4(c)に示すように、スリット38に鋼板18を挿入した後に貫通孔42、44へドリフトピン46を嵌入して、鋼板18と梁心部22を一体化する。鋼板18には、事前に貫通孔40、44を開けておく。
次に、貫通孔36の内周面に、管部材16(不図示)を取り付けて燃え止まり部を形成する。
次に、図4(d)に示すように、梁心部22の周りに外周部24(燃え止まり層26及び燃え代層28)を形成する。
次に、本発明の第1実施形態に係る構造部材の作用と効果について説明する。
第1実施形態の梁10では、図3に示すように、火災が発生したときに火炎が燃え代層28に着火し、燃え代層28が燃焼する。そして、燃焼した燃え代層28は炭化する。これにより、梁10の外部から梁心部22への熱伝達を炭化した燃え代層28が抑制し、梁10の外部から梁心部22へ伝達される熱を燃え止まり層26が吸収するので、火災時、又は火災時と火災終了後における梁心部22の温度上昇を抑制し、梁心部22を燃焼温度(例えば、260°C)未満に抑えて梁心部22を燃焼させずに燃え止まらせることができる。よって、火災時の所定時間の間、又は火災時と火災終了後において、梁心部22によって床スラブ20を支持することができる。
また、第1実施形態の梁10では、図1に示すように、火災時における貫通孔14から梁心部22への火炎や熱の進入を管部材16によって抑制し、木質部材12に貫通孔14を形成することによる梁10の耐火性の低下を低減できる。また、燃え止まり層26によって、貫通孔14の入口部から進入する熱が吸収されるので、貫通孔14へ入り込む熱を抑制することができる。
さらに、第1実施形態の梁10では、図2に示すように、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用するせん断力(引張力)をドリフトピン46により鋼板18に伝達し、このせん断力(引張力)を鋼板18が負担することにより、貫通孔14の周囲の梁心部22へのせん断力(引張力)の集中を緩和する。これにより、木質部材12に貫通孔14を形成することによる梁10のせん断耐力の低下を抑制することができる。
また、第1実施形態の梁10では、図2に示すように、補強手段を鋼板18とすることにより、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用するせん断力(引張力)を大きな面積で効果的に負担することができる。
さらに、第1実施形態の梁10では、図1及び図3に示すように、鋼板18は、梁心部22に形成されたスリット38へ挿入されて配置されることにより、燃え止まり層26の内側に配置されているので、鋼板18の耐火性を確保することができる。また、鋼板18が梁10の外部へ露出しないので、鋼板18を設けることによって美観が損なわれることがない。
以上、本発明の第1実施形態に係る構造部材ついて説明した。
なお、第1実施形態では、図1に示すように、燃え止まり部としての管部材16をモルタルによって形成した例を示したが、燃え止まり部は、所定の時間において燃え止まる材料によって形成されていればよい。
例えば、燃え止まり部は、難燃性や熱吸収性を有する材料によって形成すればよく、先に説明した燃え止まり層26の形成を可能とする材料によって形成することができる。燃え止まり部を、熱吸収性を有する材料によって形成すれば、貫通孔14へ進入した熱を燃え止まり部が吸収することにより、高い燃え止まり効果が期待できる。
また、耐火塗料によって燃え止まり部を形成してもよい。すなわち、木質部材12に形成された貫通孔36の内周面に耐火塗料を塗布することによって燃え止まり部を形成してもよい。
さらに、繊維補強モルタル(合成樹脂や鋼繊維などを混合して補強されたモルタル)によって燃え止まり部を形成してもよい。
また、図5(a)の正面断面図に示すように、ロックウールからなるウール状部材48によって燃え止まり部を形成してもよい。ウール状部材48は、貫通孔14の周囲に設けられた鋼管50の外面と貫通孔36の内面との間に詰め込まれて設けられている。ウール状部材48は塊として拡縮するので、火災時の梁心部22の乾燥収縮等により貫通孔36の孔径が大きくなって貫通孔36の内面内側に隙間が形成されてしまうような場合においても、ウール状部材48の塊が外側へ向かって拡がってこの隙間を塞ぐことができる。
さらに、図5(b)の正面断面図に示すように、発泡性塩化ビニルパイプからなる管状の熱発泡性部材52を燃え止まり部としてもよい。熱発泡性部材52は、貫通孔36の内面に設けられている。熱発泡性部材52は、火災時に熱が加えられることにより発泡して体積が増大する。これにより、熱発泡性部材52は、高い断熱性能を発揮する。
また、図5(c)の正面断面図に示すように、管部材16の内側に木製の燃え代層54を形成するようにしてもよい。燃え代層54は、燃え代層28と同様の材料を用いることができる。このようにすれば、火災時に燃焼して炭化した燃え代層54によって、貫通孔14から梁心部22への熱伝達を抑制し、管部材16によって、貫通孔14から梁心部22へ伝達される熱を吸収することができる。なお、炭化による十分な燃え止まり効果が得られる厚さを燃え代層54が有していれば、管部材16を設けずに、燃え代層54を燃え止まり部としてもよい。
また、第1実施形態では、図1及び図3に示すように、貫通孔14を含むようにして梁心部22の上面から下方へ略鉛直にスリット38を形成した例を示したが、このスリット38に挿入して配置された鋼板18が、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用するせん断力を負担できれば、スリット38は、どのように形成されていてもよい。例えば、図6の正面断面図に示す梁56のように、貫通孔14を含むようにして梁心部22の下面から上方へ略鉛直にスリット38を形成してもよいし、貫通孔14を含むようにして梁心部22を略鉛直に貫通させてスリット38を形成してもよい。
さらに、第1実施形態では、図1及び図3に示すように、梁心部22の梁幅方向略中央にスリット38を形成した例を示したが、図7(a)、(b)の正面断面図に示す梁58、60のように、梁心部22の両側面にスリット38を形成して、複数の鋼板18を梁心部22に設けるようにしてもよい。このようにすれば、梁心部22を形成した後に梁心部22の側面にスリット38分の欠き込みを形成し、この後に梁心部22の周りに外周部24(燃え止まり層26及び燃え代層28)を形成することによって、スリット38を形成することができる。これにより、深い溝掘り加工を行わずにスリット38を形成できるので、スリット38の加工手間を軽減することができ、必要とする加工精度が得やすくなる。なお、スリット38は、梁心部22の両側面のどちらか一方に形成するだけでもよい。
また、第1実施形態では、補強手段を鋼板18とした例を示したが、図8(a)、(b)の正面断面図に示す梁62、64のように、CT形鋼66のウェブ部68を補強手段としてもよい。図8(a)では、CT形鋼66のフランジ部70の上面に接合された頭付スタッド72を床スラブ20中に埋設することにより、CT形鋼66と床スラブ20の一体化が高められている。図8(b)では、フランジ部70と梁心部22にねじ込んで取り付けたラグスクリュー74の頭部76をフランジ部70の上面から突出させて、この突出させた頭部76を床スラブ20中に埋設することにより、CT形鋼66と床スラブ20の一体化が高められている。このようにして、図8(a)、(b)では、CT形鋼66と床スラブ20の一体化を高めることにより梁62、64と床スラブ20の一体化が高められ、梁62、64と床スラブ20の合成効果を高めることができる。
さらに、第1実施形態では、図2及び図3に示すように、せん断力伝達手段をドリフトピン46とした例を示したが、せん断力伝達手段は、鋼板18と梁心部22を一体化し、梁心部22に作用するせん断力を鋼板18に伝達できるものであればよい。例えば、せん断力伝達手段を接着剤とし、この接着剤によって鋼板18と梁心部22を一体化するようにしてもよい。
次に、本発明の第2実施形態に係る構造部材について説明する。本発明の第2実施形態の説明において、第1実施形態と同じ構成のものは、同符号を付すると共に、適宜省略して説明する。
図9の正面断面図、図9のC−C断面図である図10、及び図10のD−D断面図である図11に示すように、構造部材としての梁78は、木質部材12、貫通孔14、燃え止まり部としての管部材16、及び補強手段としての繊維補強シート80を有して構成されている。梁78は、床スラブ20を支持している。
図11に示すように、繊維補強シート80は、梁心部22を取り囲むように全周に渡って設けられており、せん断力伝達手段としての接着剤(不図示。以下、「接着剤U」とする)によって梁心部22の外周面に接着されている。これにより、接着剤によって繊維補強シート80と梁心部22が一体化され、梁心部22に作用するせん断力が繊維補強シート80に伝達される。
図10に示すように、繊維補強シート80(例えば、孔径が200mm程度の貫通孔14に対して、幅100mm程度、厚さ1〜2mm程度の繊維補強シート)は、貫通孔14の左右両側に設けられている。
このようにして、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用するせん断力が、梁心部22に取り付けられた繊維補強シート80へ伝達されて負担されることにより、貫通孔14が補強されている。
梁78は、例えば、梁心部22を形成した後に、この梁心部22の外周面に繊維補強シート80を取り付け、この後に繊維補強シート80を介して梁心部22の周りに外周部24(燃え止まり層26及び燃え代層28)を形成することによって製作される。
次に、本発明の第2実施形態に係る構造部材の作用と効果について説明する。
第2実施形態の梁78では、図10に示すように、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用するせん断力(引張力)を、接着剤Uを介して繊維補強シート80に伝達し、このせん断力(引張力)を繊維補強シート80が負担することにより、貫通孔14の周囲の梁心部22へのせん断力(引張力)の集中を緩和する。これにより、木質部材12に貫通孔14を形成することによる梁78のせん断耐力の低下を抑制することができる。
また、第2実施形態の梁78では、図10に示すように、補強手段を繊維補強シート80とすることにより、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用するせん断力(引張力)を大きな面積で効果的に負担することができる。
さらに、第2実施形態の梁78では、図11に示すように、繊維補強シート80は、梁心部22を取り囲むように設けられており、燃え止まり層26の内側に配置されているので、繊維補強シート80の耐火性を確保することができる。また、繊維補強シート80が梁78の外部へ露出しないので、繊維補強シート80を設けることによって美観が損なわれることがない。
また、第2実施形態の梁78では、図10に示すように、繊維補強シート80は、貫通孔14の左右両側に設けられているので、貫通孔14の上下部分を含む貫通孔14の周辺範囲の全面に渡って繊維補強シートを設けるよりも、使用する繊維補強シートの量を減らすことができる。これにより、貫通孔14の補強に掛かる材料費及び施工手間を低減することができる。
以上、本発明の第2実施形態に係る構造部材ついて説明した。
なお、第2実施形態では、図10に示すように、貫通孔14の左右両側に繊維補強シート80を設けた例を示したが、図12(a)の側面断面図に示す梁90のように、貫通孔14の左右に設けられた繊維補強シート80の上面同士及び下面同士を繊維補強シート82で繋げてもよい。このようにすれば、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用するせん断力に対して、貫通孔14の左右に設けられた繊維補強シート80を一体に抵抗させることができ、木質部材12に貫通孔14を形成することによる梁90のせん断耐力の低下をより抑制することができる。
また、図12(b)の側面断面図に示す梁92、及び図12(c)の側面断面図に示す梁94のように、貫通孔14を塞がないように開口部84、86が形成され、梁心部22を取り囲むように梁心部22の全周に渡って一体に設けられた繊維補強シート88、104を補強手段としてもよい。このようにすれば、梁心部22に生じる主応力方向Sに繊維補強シート88が配置されるので、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用するせん断力に対して繊維補強シート88を効果的に抵抗させることができ、木質部材12に貫通孔14を形成することによる梁92、94のせん断耐力の低下をより抑制することができる。
さらに、第2実施形態では、図11に示すように、梁心部22を取り囲むように全周に渡って梁心部22と一体に繊維補強シート80を設けた例を示したが、繊維補強シート80は、少なくとも梁心部22の片側の側面に梁心部22と一体に設けられていればよい。梁心部22を取り囲むように全周に渡って梁心部22と一体に繊維補強シート80を設ければ、梁心部22と繊維補強シート80の一体性が高くなるので好ましい。
次に、本発明の第3実施形態に係る構造部材について説明する。本発明の第3実施形態の説明において、第1実施形態と同じ構成のものは、同符号を付すると共に、適宜省略して説明する。
図13の正面断面図、及び図13のE−E断面図である図14に示すように、構造部材としての梁96は、木質部材12、貫通孔14、燃え止まり部としての管部材16、及び補強手段としてのラグスクリュー98を有して構成されている。梁96は、床スラブ20を支持している。
図13に示すように、ラグスクリュー98は、梁心部22にねじ込まれて、梁96の梁幅方向Wへ等間隔で略平行に複数本(本例では、3本)設けられている。また、図14に示すように、ラグスクリュー98は、貫通孔14の左右両側に、梁心部22に対して斜めに配置されている。
図14に示すように、ラグスクリュー98は、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用する主応力方向Sへ(梁96の梁長方向Lに対して45度傾けて)配置されている。ここでは、梁96に作用する長期荷重に対してラグスクリュー98による補強効果を発揮させるために、梁心部22に長期荷重のせん断力が作用したときに貫通孔14の周囲の梁心部22に生じる主応力方向Sに合わせた一方向へ(図14においては、右下がりに)斜めにラグスクリュー98を配置している。
このようにして、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用するせん断力が、梁心部22に取り付けられたラグスクリュー98に伝達されて負担されることにより、貫通孔14が補強されている。
図13及び図14に示すように、ラグスクリュー98の頭部100は、梁心部22の上面から突出して床スラブ20中に埋設されている。これにより、ラグスクリュー98の頭部100がスタッドとして機能して梁96と床スラブ20の一体化が高められ、梁96と床スラブ20の合成効果を高めることができる。
次に、本発明の第3実施形態に係る構造部材の作用と効果について説明する。
第3実施形態の梁96では、図14に示すように、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用するせん断力(引張力)をラグスクリュー98に伝達し、このせん断力(引張力)をラグスクリュー98が負担することにより、貫通孔14の周囲の梁心部22へのせん断力(引張力)の集中を緩和する。これにより、木質部材12に貫通孔14を形成することによる梁96のせん断耐力の低下を抑制することができる。
また、第3実施形態の梁96では、図13に示すように、補強手段として棒状の補強部材(ラグスクリュー98)を梁心部22中に配置すればよい(本例では、梁心部22へラグスクリュー98をねじ込むだけでよい)ので、補強手段を設ける手間を低減することができる。また、木質部材12の製作が完了した後に、補強手段を設けることができる。
また、第3実施形態の梁96では、図13に示すように、ラグスクリュー98は、梁心部22中に配置されており、燃え止まり層26の内側に配置されているので、ラグスクリュー98の耐火性を確保することができる。また、ラグスクリュー98が梁96の外部へ露出しないので、ラグスクリュー98を設けることによって美観が損なわれることがない。
さらに、第3実施形態の梁96では、補強手段をネジ部材(ラグスクリュー98)とし、機械式接合によって梁心部22に補強手段を固定することにより、信頼性の高い方法で梁心部22に補強手段を固定することができる。例えば、接着剤を用いて補強手段を梁心部22に固定する方法に比べて熱に強い固定方法とすることができ、また、施工不良を低減することができる。
以上、本発明の第3実施形態に係る構造部材について説明した。
なお、第3実施形態の梁96では、図13及び図14に示すように、補強手段をラグスクリュー98とした例を示したが、補強手段は、鋼製のネジ部材であればよい。また、補強手段を、鉄筋棒等の鋼棒としてもよい。このようにすれば、補強手段として棒状の補強部材(鋼棒)を梁心部22中に配置すればよい(例えば、穿孔した孔に鋼棒を挿入すればよい)ので、補強手段を設ける手間を低減することができる。また、木質部材12の製作が完了した後に、補強手段を設けることができる。
また、第3実施形態の梁96では、図14に示すように、ラグスクリュー98を、貫通孔14の周囲の梁心部22に作用する主応力方向Sへ(梁96の梁長方向Lに対して45度傾けて)配置した例を示したが、ラグスクリュー98は、梁心部22に対して斜めに配置されていればよい。想定される貫通孔の周囲の梁心部に生じる主応力の大きさに基づいて、ラグスクリュー98の径、長さ、本数等を適宜決めればよい。
さらに、第3実施形態の梁96では、図14に示すように、一方向へ(図14においては、右下がりに)斜めにラグスクリュー98を配置した例を示したが、想定される貫通孔の周囲の梁心部に生じる主応力状態に応じて、適宜配置すればよい。例えば、地震荷重等の短期荷重に対してラグスクリュー98による補強効果を発揮させたい場合には、主応力が2方向へ交互に生じるので、図15の側断面図に示す梁102のように、二方向へ(右下がりと左下がりに)配置すればよい。
以上、本発明の第1〜第3実施形態に係る構造部材について説明した。
なお、第1〜第3実施形態では、図1、図9、及び図13に示すように、構造部材を梁10、78、96とした例を示したが、構造部材は、梁及び壁や、梁及び壁以外の構造部材であってもよい。また、第1〜第3実施形態の貫通孔14は、さまざまな用途に利用できる。例えば、設備配管、設備配線、空調ダクト等を貫通孔14へ通して配置することができる。
また、第1〜第3実施形態では、図1、図9、及び図13に示すように、貫通孔14を形成することによるせん断耐力の低下を抑制する梁10、78、96の例を示したが、小さな孔径を有する貫通孔はもちろんのこと、200mm以上の大きな孔径を有する貫通孔に対してもこの効果を発揮させることができる。すなわち、第1〜第3実施形態の梁10、78、96は、大孔径の貫通孔を備える、耐火性を有する木質の構造部材に対して特に有効となる技術である。
さらに、第1〜第3実施形態では、図1、図9、及び図13に示すように、梁10、78、96を、梁心部22、燃え止まり層26、及び燃え代層28を有して構成した例を示したが、梁10、78、96は、梁心部22に相当する部分(構造設計上の荷重を負担する部分)を有する木質の部材であればよい。
また、第1〜第3実施形態では、補強手段としての鋼板18、繊維補強シート80、及びラグスクリュー98によって、耐火性を有する木質部材12に形成された貫通孔14をせん断補強し、木質部材12に貫通孔14を形成することによる梁10のせん断耐力の低下を抑制する例を示したが、第1〜第3実施形態の補強手段は、耐火性を有さない木質部材に形成された貫通孔のせん断補強にも適用することができる。
以上、本発明の第1〜第3実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものでなく、本発明の第1〜第3実施形態を組み合わせて用いてもよいし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10、56、58、60、62、64、78、90、92、94、96、102 梁(構造部材)
12 木質部材
14 貫通孔
16 管部材(燃え止まり部)
18 鋼板(補強手段)
22 梁心部(心材)
48 ウール状部材(燃え止まり部)
52 熱発泡性部材(燃え止まり部)
68 ウェブ部(補強手段)
80、88、104 繊維補強シート(補強手段)
98 ラグスクリュー(補強手段)

Claims (3)

  1. 心材を備える木質部材と、
    前記木質部材を貫通する貫通孔と、
    前記貫通孔の周囲に設けられた燃え止まり部と、
    前記心材に設けられ前記貫通孔の周囲に作用するせん断力を負担する補強手段と、
    を有する構造部材。
  2. 前記補強手段は、前記心材に取り付けられ前記せん断力が伝達される鋼板又は繊維補強シートである請求項1に記載の構造部材。
  3. 前記補強手段は、前記心材に対して斜めに配置され前記せん断力が伝達される鋼製のネジ部材又は鋼棒である請求項1に記載の構造部材。
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