JP2016065019A - インテグリン発現促進剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】インテグリン発現促進作用及びコラーゲンゲル収縮促進作用を有し、インテグリンの発現促進やコラーゲンゲルの収縮促進、更には皮膚弾力性改善、皮膚のタルミ予防又は改善、皮膚引き締め、或いは皮膚老化予防又は改善のために使用される新たな素材及び製剤の提供。
【解決手段】ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とするインテグリン発現促進剤、コラーゲンゲル収縮促進剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、インテグリン発現促進やコラーゲンゲル収縮促進のために使用される新たな素材及び製剤に関する。
真皮に存在する線維芽細胞は、細胞接着因子であるインテグリン複合体を介してコラーゲン線維と結合している。線維芽細胞とコラーゲン線維の接着は、線維芽細胞の生存や増殖、生理機能の発現に重要であり、さらに線維芽細胞がコラーゲン線維を牽引し、組織の構造を維持するためにも必須であることが知られている。
例えば、老化してハリが失われたような皮膚では、線維芽細胞のインテグリン複合体の発現量が減少することが報告されている(非特許文献1)。これらのことから、線維芽細胞においてインテグリン複合体の発現を促進する素材は、皮膚の老化を改善するために有用であると考えられている。
インテグリン複合体は、α鎖とβ鎖の2つのサブユニットから成るヘテロダイマーである。現在までに、α鎖は18種類、β鎖は8種類が同定され、αβ複合体としては24種類が確認されている(非特許文献2)。中でも真皮線維芽細胞が発現しているコラーゲンの受容体としてはα1β1、α2β1が知られている(非特許文献3)。インテグリンβ1は、これら2つの重要な複合体に共通したサブユニットであり、インテグリンβ1単独の中和抗体によってたるみ改善の指標であるコラーゲンゲル収縮が著しく阻害されることから(非特許文献4)、インテグリンβ1の発現促進は、皮膚の老化改善に特に有用であると考えられる。
一方、ウリ科の野菜であるナガレイシは、古くから薬用植物としても知られ、血圧安定作用、健胃作用、利尿作用、整腸作用等の効果があるとされている。また、ミツガシワ科の植物であるミツガシワには、テストステロン−5−α−レダクターゼ阻害作用や育毛作用があること(特許文献1)、ウコギ科の植物であるヒメウコギは、薬理効果の詳細については不明だが、漢方で滋養強壮、鎮痛作用があるとして、腹痛、疲労回復、冷え症などに用いられている。アケビ科の植物であるミツバアケビには消炎作用や排膿および通経作用があり、腎炎に用いられること、緑色野菜であるホウレンソウには、ヒスタミン遊離抑制作用があること(特許文献2)が報告されている。また、キクラゲ科のキノコであるキクラゲには脂肪蓄積抑制作用があること(特許文献3)が報告されている。また、ミツバチが採取した花粉であるビーポーレン(Bee Pollen)は、各種のたんぱく質、ビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類等の栄養素を豊富に含み、従来から健康食品等に使用されている。
しかしながら、ナガレイシ、ミツガシワ、ヒメウコギ、ミツバアケビ、ホウレンソウ、キクラゲ及びビーポーレンに、インテグリンβ1の産生促進作用やコラーゲンゲル収縮促進作用があることはこれまでに知られていない。
特開平5−255102号公報 特開2003−095967号公報 特開2007−269739号公報
Biol Sci Med Sci. 2010, 65. 209-18 Cold Spring Harb Perspect Biol. 2011, 1. 1-14 J Cell Biol. 1991. 115. 1427-36 J Dermatol Sci. 2006. 45. 45-53
本発明は、インテグリン発現促進やコラーゲンゲル収縮促進、更には皮膚弾力性改善、皮膚のタルミ予防又は改善、皮膚引き締め、或いは皮膚老化予防又は改善のために使用される新たな素材及び製剤を提供することに関する。
本発明者らは、安全性の高い天然物の中から、ナガレイシ、ミツガシワ、ヒメウコギ、ミツバアケビ、ホウレンソウ、キクラゲ及びビーポーレンの各抽出物がインテグリンβ1の産生を促進すること、及びヒト皮膚線維芽細胞コラーゲン埋包培養系において優れたコラーゲンゲル収縮促進作用を有することを見出し、これが皮膚の弾力性改善、皮膚のタルミやハリの改善、皮膚引き締め、皮膚老化の予防又は改善のために有用であることを見出した。
すなわち、本発明は以下の1)〜7)に係るものである。
1)ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とするインテグリン発現促進剤。
2)ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とするコラーゲンゲル収縮促進剤。
3)ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とする皮膚弾力性改善剤。
4)ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とする皮膚のタルミ予防又は改善剤。
5)ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とする皮膚引き締め剤。
6)ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物及びキクラゲ抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とする皮膚老化予防又は改善剤。
本発明のインテグリン産生促進剤、コラーゲンゲル収縮促進剤、皮膚弾力性改善剤、皮膚のタルミ予防又は改善剤、皮膚引き締め剤、皮膚老化予防又は改善剤は、例えば皮膚に適用することにより、皮膚弾力性を向上し、タルミの抑制又は回復、ハリの維持又は回復、皮膚引き締め等の効果を発揮する。
本発明の「ナガレイシ」は、ウリ科ツルレイシ属のMomordica charantiaを意味し、Balsam Pearとも称される。
本発明の「ミツガシワ」は、ミツガシワ科ミツガシワ属のManyanthes trifoliateを意味し、「ミズガシワ」とも称される。
本発明の「ヒメウコギ」は、ウコギ科ウコギ属のAcanthopanax sieboldianusを意味し、Acanthopanax Herbとも称される。
本発明の「ミツバアケビ」は、アケビ科アケビ属のAkebia trifoliataを意味し、Akebia Stemとも称される。
本発明の「ホウレンソウ」は、アカザ科ホウレンソウ属のSpinacea oleraceaを意味し、Spinach Leafとも称される。
本発明の「キクラゲ」は、キクラゲ科キクラゲ属のキノコであるAuricularia auricula−judaeを意味し、Wood Ear Fungusとも称される。
本発明の「ビーポーレン」(Bee Pollen)は、ミツバチが採取した花粉を意味するが、花粉が由来する植物の種類等は特に限定されない。
本発明のナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物(以下、「本発明の抽出物」とも称する)において、ナガレイシ、ミツガシワ、ヒメウコギ、ミツバアケビ、ホウレンソウは、全草、葉、茎、芽、花、蕾、根、根茎、種子等、又はこれらを組み合わせて使用することが可能であるが、ナガレイシについては全草を、ミツガシワについては葉を、ヒメウコギについては全草を、ミツバアケビについては全草を、ホウレンソウについては全草を、夫々そのまま又は粉砕して用いるのが好ましい。
また、キクラゲは、その子実体をそのまま又は粉砕して用いるのが好ましい。
また、ビーポーレンは、採取した花粉をそのまま利用することもできるが、適宜乾燥処理、粉砕処理等を施したものを用いてもよい。
斯かるナガレイシ、ミツガシワ、ヒメウコギ、ミツバアケビ、ホウレンソウ、キクラゲ及びビーポーレンの各抽出物は、これらを常温又は加温下にて抽出するか又はソックスレー抽出器等の抽出器具を用いて抽出すること等、公知の抽出方法により得られる各種溶媒抽出液、その希釈液、その濃縮液又はその乾燥末が挙げられる。
公知の抽出方法としては、例えば、浸漬、煎出、浸出、還流抽出、超臨界抽出、超音波抽出及びマイクロ波抽出等が挙げられる。
当該抽出物を得るために用いられる抽出溶剤としては、極性溶剤、非極性溶剤のいずれをも使用することができる。例えば、水;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;プロピレングリコール、ブチレングリコール等の多価アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類;テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等の鎖状及び環状エーテル類;ポリエチレングリコール等のポリエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類;ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテル等の炭化水素類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;ピリジン類等が挙げられ、これらは単独又は混合物として用いることができる。このうち、水、アルコール系(アルコール類及び/又は多価アルコール類)溶剤、及び水−アルコール系混合溶剤を用いるのが好ましく、水−アルコール系混合溶剤が好ましい。さらに、アルコール類としてはメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールがより好ましく、エタノールがさらに好ましい。また、多価アルコール類としてはブチレングリコールがより好ましい。
より好適な水−アルコール系混合溶剤としては、20%(v/v)以上、好ましくは50%(v/v)以上、そして95%(v/v)以下、90%(v/v)以下のエタノール水溶液が挙げられる。例えば、20〜95%(v/v)エタノール水溶液、好ましくは50〜95%(v/v)エタノール水溶液が挙げられる。
本発明の抽出物は、例えば、ナガレイシ、ミツガシワ、ヒメウコギ、ミツバアケビ、ホウレンソウ、キクラゲ又はビーポーレン(「植物体等」と云う)1質量部に対して1〜50質量部の抽出溶剤を用い、4〜100℃にて0.5時間〜30日間抽出することにより行うことができる。より具体的には、抽出溶剤として水を用いる場合には、植物体等の1質量部に対して5〜30質量部、40〜100℃にて1時間〜1日間が好ましい。また、抽出溶剤として水−エタノール混合溶剤を用いる場合には、植物体等の1質量部に対して5〜30質量部、室温〜還流下で1時間〜20日間が好ましい。また、これらの作業を繰り返し行っても良い。
上記の抽出物は、そのまま用いることもできるが、当該抽出物を希釈、濃縮若しくは凍結乾燥した後、粉末又はペースト状に調製して用いることもできる。また、前記抽出処理物の他、市販品を用いても良い。
また、上記抽出物は、さらに液々分配、固液分配、濾過膜、活性炭、吸着樹脂、イオン交換樹脂等の公知の技術によって不活性な夾雑物を除去して用いることが好ましい。このとき用いる溶剤は、上記の抽出溶剤の例示のものを用いてもよい。また、これらは、必要により公知の方法により脱臭、脱色等の処理を施してから用いてもよい。また、抽出物をさらに精製する際には、当該公知の技術及び方法を用いてもよい。
後記実施例で示すとおり、ナガレイシ、ミツガシワ、ヒメウコギ、ミツバアケビ、ホウレンソウ、キクラゲ及びビーポーレンの各抽出物は、インテグリンβ1の発現を促進し、及びヒト皮膚線維芽細胞を埋包したコラーゲンゲルの収縮を促進する作用を有する。
前述したとおり、老化してハリが失われたような皮膚では、線維芽細胞のインテグリン複合体の発現量が減少し(前記非特許文献1)、また、インテグリンβ1の中和抗体によってたるみ改善の指標であるコラーゲンゲル収縮が著しく阻害される(前記非特許文献4)ことから、インテグリンの発現促進は、皮膚のタルミの発生等の皮膚老化の改善に有効である。また、線維芽細胞を埋包したコラーゲンゲルの収縮能を高めることができれば、真皮結合組織を収縮させ、引き締め、強度を増加させることができる。
したがって、本発明の抽出物は、真皮結合組織をより収縮させ、引き締め、強度を増加させることができ、老化等により低下した皮膚の弾力性を向上させ、皮膚のタルミの抑制や回復、ハリの維持又は回復、皮膚引き締めに有効であり、皮膚の老化予防又は改善に有効であると云える。
よって、本発明の抽出物は、インテグリン発現促進剤、コラーゲンゲル収縮促進剤、皮膚弾力性改善剤、皮膚のタルミの予防又は改善剤、皮膚引き締め剤、或いは皮膚老化予防又は改善剤(「インテグリン発現促進剤等」と称する)となり得、また、インテグリン発現促進剤等を製造するために使用することができる。すなわち、本発明のインテグリン発現促進剤等は、皮膚の弾力性やハリが低下し、タルミが気になるヒトに適用して、皮膚弾力性改善、皮膚のタルミの予防又は改善、皮膚引き締め、或いは皮膚老化の予防又は改善のために使用することができる。
ここで、ヒトに対する使用は、治療的使用であっても非治療的使用であってもよい。「非治療的」とは、医療行為を含まない概念、すなわち人間を手術、治療又は診断する方法を含まない概念、より具体的には医師又は医師の指示を受けた者が人間に対して手術、治療又は診断を実施する方法を含まない概念である。
当該インテグリン発現促進剤等は、それ自体、皮膚の弾力性改善、皮膚のタルミの予防又は改善、皮膚引き締め、或いは皮膚老化予防又は改善のための、化粧品、医薬品部外品、医薬品であってもよく、又は当該化粧品、医薬部外品、医薬品等に配合して使用される素材又は製剤であってもよい。
本明細書において、「インテグリン」とは、細胞表面に発現し、細胞接着に関与する受容体である。本発明においてインテグリンは、ヒト皮膚細胞に発現するものであればよいが、特にヒト皮膚線維芽細胞に発現するものであることが好ましい。インテグリンは、α鎖とβ鎖の2つのサブユニットから成るヘテロダイマーであり、現在までに、α鎖は18種類、β鎖は8種類が同定され、αβ複合体としては24種類が確認されている(前記非特許文献2)。本発明においては、これらのうちβ1サブユニットの発現が促進されるのが好ましく、さらにα2サブユニット、α1サブユニットの発現が促進されることがより望ましい。
本明細書において、「コラーゲンゲル」とは、コラーゲンと生体の真皮における線維芽細胞、或いは更にその周辺の細胞外マトリックスとを含むゲル状の構造物を意味し、「コラーゲンゲル収縮」とは、当該コラーゲンゲルの体積が小さくなることを意味する。
また、「皮膚弾力性改善」には、皮膚の弾性の向上や加齢等による皮膚の弾性低下の抑制が包含され、「皮膚のタルミ予防又は改善」には、皮膚の弾性低下に伴って生じる皮膚のタルミの抑制や回復、ハリの回復や維持が包含される。
「皮膚老化」とは、加齢に伴う生理的老化と日光暴露(紫外線)による光老化の何れか或いは両方を包含し、主として皮膚にハリが無くなり皮膚のシワやタルミが生じることを意味する。
本発明の抽出物を含有する化粧品、医薬部外品又は医薬品は、好適には皮膚外用剤の形態で、具体的には、軟膏、乳化化粧料、クリーム、乳液、ローション、ジェル、エアゾール等の種々の形態で用いることができる。
斯かる製剤は、それぞれ一般的な製造法により、直接又は製剤上許容し得る担体、例えば、各種油剤、界面活性剤、ゲル化剤、防腐剤、酸化防止剤、溶剤、アルコール、水、キレート剤、増粘剤、紫外線吸収剤、乳化安定剤、pH調整剤、色素、香料等とともに混合、分散した後、所望の形態に加工することによって得ることができる。また、これらの化粧品、医薬部外品又は医薬品等には、それぞれの製剤に応じて、適宜、植物抽出物、殺菌剤、保湿剤、抗炎症剤、抗菌剤、清涼剤、抗脂漏剤等を本発明の効果を妨害しない範囲で適宜配合することができる。
当該化粧品、医薬部外品又は医薬品中の本発明の抽出物の含有量は、一般的に固形分濃度として0.00001質量%、好ましくは0.001質量%以上であり、そして10質量%以下、好ましくは1質量%以下である。また、0.00001〜10質量%とするのが好ましく、0.001〜1質量%とするのがより好ましい。
上記化粧品、医薬部外品又は医薬品の投与量は、効果が得られる量であれば特に限定されず、対象者の状態、体重、性別、年齢又はその他の要因に従って変動し得るが、成人(60kg)1人当たり1日、各抽出物(乾燥物換算)として、例えば、好ましくは0.5mg以上であり、そして1000mg以下、好ましくは500mg以下である。また、0.5〜1000mgとするのが好ましく、更に0.5〜500mgとするのが好ましい。また、当該製剤は、任意の摂取・投与計画に従って摂取・投与され得るが、1日1回〜数回に分け、数週間〜数カ月間継続して投与することが好ましい。このうち、1日3回に分け、6週間以上継続して投与することがより好ましい。
また、上記化粧品、医薬品又は医薬部外品の適用対象者としては、それを必要としていれば特に限定されないが、皮膚の弾力性改善、皮膚のタルミやハリの予防又は改善、或いは皮膚引き締めを望むヒトが好ましい。
上述した実施形態に関し、本発明においては以下の態様が開示される。
<1>ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とするインテグリン発現促進剤。
<2>ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とするコラーゲンゲル収縮促進剤。
<3>ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とする皮膚弾力性改善剤。
<4>ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とする皮膚のタルミ予防又は改善剤。
<5>ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とする皮膚引き締め剤。
<6>ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物及びキクラゲ抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とする皮膚老化予防又は改善剤。
<7>インテグリン発現促進剤を製造するための、ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上の使用。
<8>コラーゲンゲル収縮促進剤を製造するための、ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上の使用。
<9>皮膚弾力性改善剤を製造するための、ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上の使用。
<10>皮膚のタルミ予防又は改善剤を製造するための、ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上の使用。
<11>皮膚引き締め剤を製造するための、ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上の使用。
<12>皮膚老化予防又は改善剤を製造するための、ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物及びキクラゲ抽出物から選ばれる1種以上の使用。
<13>インテグリン発現促進に使用するためのナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上。
<14>コラーゲンゲル収縮促進に使用するためのナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上。
<15>皮膚弾力性改善に使用するためのナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上。
<16>皮膚のタルミ予防又は改善に使用するためのナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上。
<17>皮膚引き締めに使用するためのナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上。
<18>皮膚老化予防又は改善に使用するためのナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物及びキクラゲ抽出物から選ばれる1種以上。
<19>ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を、それらを必要とする対象に有効量で投与又は摂取する皮膚弾力性改善方法。
<20>ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を、それらを必要とする対象に有効量で投与又は摂取する皮膚のタルミ予防又は改善方法。
<21>ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を、それらを必要とする対象に有効量で投与又は摂取する皮膚引き締め方法。
<22>ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物及びキクラゲ抽出物から選ばれる1種以上を、それらを必要とする対象に有効量で投与又は摂取する皮膚老化予防又は改善方法。
<23><13>〜<22>において、使用又は方法は非治療的な使用又は非治療的な方法である。
<24><1>、<7>、<13>において、インテグリンはインテグリンβ1である。
<25>前記<1>〜<22>において、抽出物を得るための抽出溶剤が、水、アルコール系(アルコール類及び/又は多価アルコール類)溶剤、又は水−アルコール系混合溶剤である。ここで、アルコール類としてはメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールがより好ましく、エタノールがさらに好ましい。
<26>前記<1>〜<22>において、抽出物を得るための抽出溶剤が、水−アルコール系混合溶剤であり、更に好適には、20%(v/v)以上95%(v/v)以下のエタノール水溶液、50%(v/v)以上95%(v/v)以下のエタノール水溶液である。
以下、実施例を示し、本発明をより具体的に説明する。
製造例1 ナガレイシ抽出物の製造
ナガレイシの全草(Monteagle Herbsより入手)の粉砕物50gを50%エタノール水溶液500mLに浸漬し、室温にて15日間抽出を行った。抽出後、ろ過を行い、抽出液を得た。抽出液を濃縮し、固形分5.99gを得た。得られた固形分を蒸発残分1(w/v)%になるように50%エタノールに溶解し、ナガレイシの50%エタノール抽出物を調製した。
製造例2 ミツガシワ抽出物の製造
ミツガシワの葉(Monteagle Herbsより入手)の粉砕物50gを50%エタノール水溶液500mLに浸漬し、室温にて15日間抽出を行った。抽出後、ろ過を行い、抽出液を得た。抽出液を濃縮し、固形分8.22gを得た。得られた固形分を蒸発残分1(w/v)%になるように50%エタノールに溶解し、ミツガシワの50%エタノール抽出物を調製した。
製造例3 ヒメウコギ抽出物の製造
ヒメウコギの全草(Monteagle Herbsより入手)の粉砕物50gを50%エタノール水溶液500mLに浸漬し、室温にて18日間抽出を行った。抽出後、ろ過を行い、抽出液を得た。抽出液を濃縮し、固形分1.89gを得た。得られた固形分を蒸発残分1(w/v)%になるように50%エタノールに溶解し、ヒメウコギの50%エタノール抽出物を調製した。
製造例4 ミツバアケビ抽出物の製造
ミツバアケビの全草(Monteagle Herbsより入手)の粉砕物50gを50%エタノール水溶液500mLに浸漬し、室温にて18日間抽出を行った。抽出後、ろ過を行い、抽出液を得た。抽出液を濃縮し、固形分3.25gを得た。得られた固形分を蒸発残分1(w/v)%になるように50%エタノールに溶解し、ミツバアケビの50%エタノール抽出物を調製した。
製造例5 ホウレンソウ抽出物の製造
ホウレンソウの全草(Monteagle Herbsより入手)の粉砕物50gを50%エタノール水溶液500mLに浸漬し、室温にて15日間抽出を行った。抽出後、ろ過を行い、抽出液を得た。抽出液を濃縮し、固形分7.65gを得た。得られた固形分を蒸発残分1(w/v)%になるように50%エタノールに溶解し、ホウレンソウの50%エタノール抽出物を調製した。
製造例6 キクラゲ抽出物の製造
キクラゲの子実体(Monteagle Herbsより入手)の粉砕物50gを50%エタノール水溶液500mLに浸漬し、室温にて17日間抽出を行った。抽出後、ろ過を行い、抽出液を得た。抽出液を濃縮し、固形分3.04gを得た。得られた固形分をmL残分1(w/v)%になるように50%エタノールに溶解し、キクラゲの50%エタノール抽出物を調製した。
製造例7 ビーポーレン抽出物の製造
ビーポーレン(Monteagle Herbsより入手)の粉砕物40gを50%エタノール水溶液400mLに浸漬し、室温にて23日間抽出を行った。抽出後、ろ過を行い、抽出液を得た。抽出液を濃縮し、固形分11.43gを得た。得られた固形分を蒸発残分1(w/v)%になるように50%エタノールに溶解し、ビーポーレンの50%エタノール抽出物を調製した。
試験例1 ヒト皮膚線維芽細胞におけるインテグリンβ1発現促進作用の解析
ヒト皮膚線維芽細胞(ヒト包皮由来、Cascade Biologics社)を24−well plateに1×10 cell/wellの細胞密度で、FBS(5%、Fatal Bovine Serum)を含むDME培地(GIBCO DMEM、high glucose)を用いて播種した。翌日、培地をFBS無添加のDME培地と置換し、さらに1日後と、3日後に各抽出物を終濃度が0.001%(乾燥固形換算質量%)となるように添加した培地と置換した。50%エタノールを等量加えた細胞をコントロールとした。最初の抽出物添加から5日後にリパバッファー(SIGMA社)を用いて細胞を回収後、定法に従ってタンパク質を抽出し、抗インテグリンβ1抗体(Cell Signaling社)を用いたウェスタンブロッティングによりインテグリンβ1タンパクを検出した。得られた目的のバンドはLane & Spot analyzer(ATTO社)を用いた画像解析によって定量化した。
結果を表1に併せて示す。各抽出物を加えたインテグリンβ1発現量をコントロールのそれで補正した値を発現量比として表した。表1より明らかなように、各抽出物の添加により、インテグリンβ1の発現が促進された。
Figure 2016065019
試験例1 コラーゲンゲル収縮促進能の測定
コラーゲンゲルは文献「J. Cell Science,102,315-322(1992)」または「J. Invest. Dermatol,93,792-798(1989)」を参考にした方法で作製した。すなわち、氷冷下コラーゲンゲル溶液(新田ゼラチン社製、tape I−A(3.0mg/mL,pH=3))にHEPES(0.01Mの水酸化ナトリウムを含む)、DMEM(GIBCO DMEM, low glucose)5倍濃縮溶液、FBS(5%、Fatal Bovine Serum)、精製水を加え、十分に攪拌中和した後、最終濃度0.001、又は0.0003質量%(乾燥固形換算質量%)の被験物質(製造例1〜7で調製した各抽出物、又はコントロールとして50%エタノール)を添加して、予め5日間全培養したヒト皮膚線維芽細胞の懸濁液を加え十分に攪拌し、気泡を取り除いた後、24穴プレートに各穴0.6mLずつ注入し、直ちに37℃でゲル化させた。この際のコラーゲン濃度は1.5mg/mLに調製した。24時間後にプレートの各穴に液体培地を加え、ゲルの周囲を剥離して、その後さらに37℃で48時間培養した。48時間培養後、天秤秤にてゲルの重量を計測した。
結果を表2に示す。各抽出物を加えたゲルの重量をコントロールの重量で補正した値を収縮促進率として表した。表2より明らかなように、ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物の添加により、コラーゲンゲルの重量すなわち体積が小さくなり、コラーゲンゲルの収縮が促進された。
Figure 2016065019

Claims (6)

  1. ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とするインテグリン発現促進剤。
  2. ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、ホウレンソウ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とするコラーゲンゲル収縮促進剤。
  3. ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とする皮膚弾力性改善剤。
  4. ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とする皮膚のタルミ予防又は改善剤。
  5. ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物、キクラゲ抽出物及びビーポーレン抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とする皮膚引き締め剤。
  6. ナガレイシ抽出物、ミツガシワ抽出物、ヒメウコギ抽出物、ミツバアケビ抽出物及びキクラゲ抽出物から選ばれる1種以上を有効成分とする皮膚老化予防又は改善剤。
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