JP2016064672A - バックル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バックルに設けられた着脱部材の着脱が容易なバックル装置を得る。
【解決手段】本バックル装置10では、ブーツ42の開閉部50から延出された制限部54がブーツ42の外側へ引出されてブーツ42に形成された開閉部50が捲られると、ブーツ42の開口部52が開放される。電池ホルダ36は、ブーツ42の開口部52及びケース24の孔部40を通過することによって、ブーツ42の外側からケース24に着脱できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブーツに挿入されたバックルに着脱部材が着脱可能に設けられたバックル装置に関する。
シートベルト装置のバックルは、筒状のブーツの車両上側端部の開口からブーツに挿入されており、ブーツの内側に設けられた連結部材によって車両の床部又はシートのフレームに固定されたアンカに連結されている(一例として、下記特許文献1を参照)。一方で、バックルにおいてブーツに挿入された部分に、電池ホルダ等の着脱部材を設けると、着脱部材の着脱の際にバックルをブーツから外さなくてはならない。
特開2010−23651号公報
本発明は、上記事実を考慮して、バックルに設けられる着脱部材の着脱が容易なバックル装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のバックル装置は、シートベルト装置のタングが係合されるバックルと、前記バックルと車両側とを連結する連結部材と、前記バックルが挿入されると共に前記連結部材が内側に配置されるブーツと、前記バックルにおける前記ブーツへの挿入部分に着脱可能に設けられた着脱部材と、前記ブーツに形成されて、前記着脱部材が通過可能な開口部と、前記開口部を開閉可能に前記ブーツに設けられた開閉部と、を備えている。
請求項1に記載のバックル装置では、ブーツには開閉部が設けられており、開閉部によってブーツに形成された開口部の開閉が可能とされる。開口部はバックルにおけるブーツへの挿入部分に着脱可能に設けられた着脱部材が通過可能とされるため、開閉部が開口部を開放した状態では、ブーツからバックルを外さなくてもブーツの外側から着脱部材をバックルに着脱できる。
請求項2に記載のバックル装置は、請求項1に記載のバックル装置において、前記開閉部の端部から延出されて、前記ブーツの内側に挿入された状態では前記開閉部による前記開口部の開放が制限され、前記ブーツの外側へ移動されることによって前記開閉部による前記開口部の開放が可能となる制限部を備えている。
請求項2に記載のバックル装置では、開閉部の端部から延出された制限部がブーツの外側へ移動されないと開閉部による開口部の開放が制限される。このため、開閉部による開口部の閉鎖状態を維持できる。
請求項3に記載のバックル装置は、請求項2に記載のバックル装置において、前記制限部は、前記ブーツの一部として形成されると共に、前記ブーツの開口方向へ延出されている。
請求項3に記載のバックル装置によれば、制限部は、ブーツの一部として形成されると共に、ブーツの開口方向へ延出されるため、ブーツの成形時に制限部を一体成形できる。
以上説明したように、本発明に係るバックル装置は、バックルをブーツから外さなくても容易に着脱部材を着脱できる。
(A)はブーツの開口部の開放前の状態での第1の実施の形態に係るバックル装置の車両幅方向外側からの側面図で、(B)は開口部の開放された状態での(A)に対応した側面図である。 (A)は図1の2−2線に沿った断面図で、(B)はブーツの開口部の開放された状態での(A)に対応した断面図である。 開口部の開放前の状態での第2の実施の形態に係るバックル装置の車両幅方向外側からの側面図である。 (A)は前側開口部の開放された状態での図3に対応した側面図で、(B)は後側開口部の開放された状態での図3に対応した側面図である。
次に、本発明の各実施の形態を図1から図4の各図に基づいて説明する。なお、各図において矢印FRは本バックル装置10、60が適用される車両前方を示し、矢印INは車両幅方向内側を示し、矢印UPは車両上方を示す。
<第1の実施の形態の構成>
図1及び図2に示されるように、バックル装置10は、鉄等の金属板材によって形成されたアンカ12を備えている。アンカ12は、本バックル装置10を含んで構成されるシートベルト装置が適用された車両用のシート(図示省略)の車両幅方向内側に設けられており、アンカ12の車両下側端部は車両における取付部位としてのシートを構成するフレーム又は車両の床部等に直接又はブラケット等を介して間接的に固定されている。
アンカ12の車両上側には、連結部材としての連結ウェビング20が設けられている。連結ウェビング20は、車両上下方向に長い帯状に形成されており、連結ウェビング20の車両下側端部がアンカ12の車両上側端部に連結されている。また、アンカ12の車両上側にはバックル22が設けられている。バックル22は合成樹脂材によって形成されたケース24を備えており、ケース24には鉄等の金属板材によって形成された連結プレート26が設けられている。連結プレート26の車両上側部分は、ケース24の内側に設けられたバックルボディ(図示省略)に固定されている。
また、連結プレート26の車両下側部分はケース24の車両下側へ延出されており、連結プレート26の車両下側端部には連結ウェビング20の車両上側端部が連結されている。これによって、バックル22が、連結プレート26、連結ウェビング20、及びアンカ12を介してシートのフレーム又は車両の床部に固定されている。シートベルト装置のウェビング(図示省略)がシートに着座した乗員(図示省略)に身体に掛回された状態で、ウェビングに設けられたタング(図示省略)が車両上側からバックル22に係合されることによって乗員の身体にウェビングが装着される。
一方、図2に示されるように、バックル22のケース24の内側には着脱部材としての電池ホルダ36が設けられている。電池ホルダ36には、電池としての円板状のボタン電池38が取付けられており、ボタン電池38はバックル22に設けられたバックルスイッチ(図示省略)の電気回路を構成している。また、バックル22のケース24には孔部40が設けられている。孔部40は、ケース24の車両幅方向外側部分における車両前後方向中央よりも車両前側に形成されており、ケース24を車両幅方向に貫通している。電池ホルダ36は孔部40を通ることができ、これによって、電池ホルダ36をケース24に対してケース24の外側から着脱できる。
また、図1及び図2に示されるように、バックル装置10はブーツ42を備えている。ブーツ42は、連結ウェビング20よりも曲げ剛性が高く、しかも、弾性変形可能なゴム材若しくは合成樹脂材によって形成されている。また、ブーツ42は、車両上側端部及び車両下側端部で開口した筒形状に形成されている。ブーツ42の車両上側端部の開口部からはバックル22の車両上下方向中間部よりも車両下側部分が挿入されており、バックル22がブーツ42によって保持されている。また、ブーツ42の車両下側端部の開口部からはアンカ12の車両上下方向中間部よりも車両上側部分が挿入されていると共に、クリップ等の固定部材44によってブーツ42がアンカ12に固定されている。これによって、ブーツ42の車両下側部分はアンカ12によって支持されている。
一方、図1(A)に示されるように、ブーツ42の車両幅方向外側部分には、筋状(線状)のスリット部46、48が設けられている。スリット部46は車両前後方向に長く形成されており、スリット部48は車両上下方向に長く形成されている。また、スリット部46、48は、ブーツ42の車両幅方向外側部分における車両前後方向中央よりも前側でブーツ42を車両幅方向に貫通している。さらに、スリット部46の車両後側端部とスリット部48の車両上側端部とは繋がっている。
ブーツ42におけるスリット部46よりも車両下側で且つスリット部48よりも車両前側の部分は開閉部50とされている。開閉部50はブーツ42の一部としてブーツ42の本体部分と一体成形されており、しかも、ブーツ42は、弾性変形可能なゴム材又は合成樹脂材によって形成されている。このため、図1(B)及び図2(B)に示されるように、開閉部50がブーツ42の本体部分に対して回動するように開閉部50を車両幅方向外側へ向けて捲る(すなわち、弾性変形させる)ことができる。このように、開閉部50が捲られることによって、ブーツ42に開口部52が形成される。すなわち、開口部52は開閉部50によって大部分(すなわち、スリット部46、48を除いた部分)が閉鎖され、開閉部50が捲られることによって開口部52が開放される。開口部52は、ケース24に形成された孔部40の大部分に対して車両幅方向に対向しており、電池ホルダ36は開口部52を通ることができる。
また、図1及び図2に示されるように、開閉部50の車両上側端部からは制限部54が車両上側へ向けて延出されている。制限部54は、スリット部46よりも車両上側でブーツ42の車両幅方向外側部分とバックル22のケース24との間に配置されている。図2において一点鎖線の円C内のブーツ42の断面を拡大した一点鎖線の円D内の断面図に示されるように、制限部54の肉厚T1は、制限部54以外のブーツ42の肉厚T2よりも薄く形成されている。また、ブーツ42において制限部54と重なる部分の肉厚T3は、ブーツ42において制限部54と重なる部分以外の部分の肉厚T2よりも薄く形成されている。
<第1の実施の形態の作用、効果>
本バックル装置10では、バックル22のケース24内に設けられた電池ホルダ36を取出す場合や、電池ホルダ36をケース24内に装着する場合には、ブーツ42の開閉部50から延出された制限部54が、ブーツ42のスリット部46の外側へ引張られ、制限部54がスリット部46を通ってブーツ42の外側へ引出される。次いで、この状態から開閉部50がブーツ42の本体部分に対して回動するように車両幅方向外側へ向けて捲られる。これによって、ブーツ42の開口部52が開放される。
この状態で、ケース24内の電池ホルダ36がブーツ42の外側へ引張られることによって、電池ホルダ36がケース24の孔部40及びブーツ42の開口部52を通ってブーツ42の外側に取出される。また、ブーツ42の開口部52が開放された状態で、電池ホルダ36がブーツ42の外側からブーツ42の開口部52及びケース24の孔部40を通って、ケース24内に配置されることによって、電池ホルダ36がケース24内に装着される。
このように、本実施の形態では、ブーツ42とアンカ12とを連結するクリップ等の固定部材44を外して、ブーツ42からバックル22のケース24を取出さなくても、バックル22のケース24に対して電池ホルダ36を着脱できる。これによって、電池ホルダ36の着脱作業が容易になる。
また、制限部54がブーツ42のスリット部46を通ってブーツ42の外側へ引出されないと、開閉部50が捲れることはなく、開口部52が開放されることはない。このため、開閉部50による開口部52の閉鎖状態を維持でき、意図的に制限部54をブーツ42の外側へ引出して開閉部50を捲ることなく開口部52が開放されることを防止又は効果的に抑制できる。
さらに、ブーツ42の開口部52の内側には、通常、開閉部50が配置されるため、ブーツ42の外側からはスリット部46、48しか見えない。このため、ブーツ42にスリット部46、48及び開閉部50を形成しないで電池ホルダ36の通過が可能な開口部をブーツに形成する構成に比べて、ブーツ42の外観の低下を防止又は抑制できる。
また、ブーツ42成形用の金型においてブーツ42の外側面を成形するキャビティに、スリット部46、48を形成するための凸部を形成し、又は、キャビティに入れ子を設けるだけでブーツ42にスリット部46、48及び開閉部50を形成できる。このため、特に、ブーツ42の部品点数を増やすことなく、ブーツ42に開閉部50や開口部52を形成できる。
さらに、制限部54はブーツ42の開閉部50から車両上側へ延出された構成であり、制限部54は開閉部50と共にブーツ42の一部としてブーツ42に一体成形された構成である。このため、ブーツ42成形用の金型においてブーツ42の内側面を形成するコア又は入れ子に制限部54成形用の凹部を形成することによってブーツ42の成形時に制限部54を成形できる。したがって、ブーツ42成形後に制限部54を形成するための特別な追加工が不要になる。
また、制限部54の肉厚T1及びブーツ42において制限部54と重なる部分の肉厚T3は、ブーツ42の制限部54以外の部分及びブーツ42において制限部54と重なる部分以外の部分の肉厚T2よりも薄く形成されている。このため、制限部54を形成しても、ブーツ42の本体部分において制限部54の車両上側端部と車両幅方向に対向する部分が、車両幅方向外側へ大きく膨らんだりすることがない。このため、ブーツ42全体の意匠性の低下を防止又は抑制できる。
さらに、バックル装置10の組立てに際しては、制限部54の先端部がスリット部46よりも車両上側でブーツ42とバックル22のケース24との間に介在するようにバックル22がブーツ42の車両上側端部の開口部から挿入されればよい。このため、バックル装置10の組立工程の大きな変更が不要で、従来のバックル装置の組立工程とほぼ同様の工程でバックル装置10を組立てることができる。
なお、本実施の形態では、スリット部46、48がブーツ42に形成されることによって開口部52を開閉可能な開閉部50がブーツ42に形成された構成である。しかしながら、スリット部46、48及び開閉部50をブーツ42に形成せずに、ブーツ42に着脱部材の通過が可能な開口部を形成する構成としてもよい。
また、本実施の形態では、制限部54はブーツ42の内側面から車両上側へ延出された構成であった。しかしながら、ブーツ42の内側面からの制限部54の延出方向は、例えば、車両下側であってもよく、ブーツ42の内側面からの制限部54の延出方向が特に限定されるものではない。
<第2の実施の形態の構成>
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態を説明するにあたり、基本的に前記第1の実施の形態と同一の部位に関しては、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
図3に示されるように、本実施の形態に係るバックル装置60のブーツ62には、スリット部46、48に代わりスリット部64、66が設けられている。スリット部66は、ブーツ62の車両幅方向外側部分の車両前後方向中央部分で車両上下方向に長く形成されている。これに対して、スリット部64は、車両前後方向に長く形成されており、スリット部66の車両上側端部がスリット部64の長手方向(車両前後方向)中央部分でスリット部64に繋がっている。
ブーツ62におけるスリット部64よりも車両下側で且つスリット部66よりも車両前側の部分は開閉部としての前側開閉部68とされている。前側開閉部68の車両上側端部からは制限部としての前側制限部76が車両上側へ延出されており、前側制限部76はブーツ62の車両幅方向外側部分とバックル22のケース24との間に配置されている。これに対して、ブーツ62におけるスリット部64よりも車両下側で且つスリット部66よりも車両後側の部分は開閉部としての後側開閉部70とされている。後側開閉部70の車両上側端部からは制限部としての後側制限部78が車両上側へ延出されており、後側制限部78はブーツ62の車両幅方向外側部分とバックル22のケース24との間に配置されている。
前側開閉部68及び後側開閉部70は、前記第1の実施の形態におけるブーツ42の開閉部50と同様にブーツ62の車両幅方向外側へ捲る(すなわち、弾性変形させる)ことができ、図4(A)に示されるように、前側開閉部68が捲られることによって後側開閉部70よりも車両前側でブーツ62に開口部としての前側開口部72が形成される。前側開口部72の大部分は、ケース24に形成された孔部40に対して車両幅方向に対向しており、電池ホルダ36が前側開口部72を通過できる。これに対して、図4(B)に示されるように、後側開閉部70が捲られることによって前側開閉部68よりも車両後側でブーツ62に開口部としての後側開口部74が形成される。
一方、図3及び図4に示されるように、スリット部66は、前記第1の実施の形態におけるスリット部48とは異なり、ブーツ62の車両下側端部で開口している。また、ブーツ62の車両幅方向外側部分におけるアンカ12よりも車両上側部分には縫合部80が形成されている。縫合部80では、ブーツ62においてスリット部66を挟んだ車両前後方向両側部分と連結ウェビング20とが縫合糸によって縫合されている。これによって、ブーツ62と連結ウェビング20とが一体的に固定されている。
<第2の実施の形態の作用、効果>
本バックル装置60では、バックル22のケース24内に設けられた電池ホルダ36を取出す場合や、電池ホルダ36をケース24内に装着する場合には、ブーツ62の前側制限部76がブーツ62の外側へ引出され、この状態で、ブーツ62の前側開閉部68がブーツ62の本体部分に対して回動するように車両幅方向外側へ向けて捲られる。これによって、ブーツ62に前側開口部72が開放される。これによって、ブーツ62と連結ウェビング20とを連結する縫合部80の縫合糸を外して、ブーツ62からバックル22のケース24を取出さなくても、バックル22のケース24に対して電池ホルダ36を着脱できる。このため、電池ホルダ36の着脱作業が容易になる。
また、ブーツ62の後側開閉部70から延出された後側制限部78がブーツ62に形成されたスリット部64を通ってブーツ62の外側へ引出され、この状態で、後側開閉部70がブーツ62の本体部分に対して回動するように車両幅方向外側へ向けて捲られると、図4(B)に示されるように、ブーツ62に後側開口部74が開放される。このため、図4(A)、(B)において二点鎖線で示されるように、ケース24における孔部40の形成位置(すなわち、ケース24内における電池ホルダ36の配置位置)が、ケース24の車両前後方向中央よりも車両後側に形成された構成であっても、ブーツ62の構成を変えることなく使用できる。これによって、ケース24における孔部40の形成位置毎にブーツ62の種類を増やさなくてもよい。
なお、上記の各実施の形態では、着脱部材を電池ホルダ36としたが、着脱部材が電池ホルダ36に限定されるものではない、例えば、電池ホルダ36を設けない構成として、着脱部材としての電池をバックル22のケース24内に着脱する構成としてもよい。すなわち、着脱部材は、バックルにおいてブーツに挿入された部分に対して着脱が可能な構成であれば、その具体的な態様に限定されることなく広く適用できる。
また、上記の各実施の形態では、孔部40はバックル22のケース24の車両幅方向外側部分に形成され、開閉部50、前側開閉部68、及び後側開閉部70は、ブーツ42、62の車両幅方向外側部分に形成された構成であった。しかしながら、ケース24における孔部40の形成位置やブーツ42、62における開閉部50、前側開閉部68、及び後側開閉部70の形成位置(すなわち、ブーツ42、62におけるスリット部46、48、64、66の形成位置)が、このような位置に限定されるものではない。
すなわち、ケース24の車両幅方向内側部分に孔部40が形成されてもよいし、ケース24の車両前側部分や後側部分に孔部40が形成されてもよい。また、ブーツ42、62における開閉部50、前側開閉部68、及び後側開閉部70の形成位置(すなわち、開口部52、前側開口部72、及び後側開口部74の形成位置)は、ケース24における孔部40の形成位置に応じて設定されればよい。
10 バックル装置
20 連結ウェビング(連結部材)
22 バックル
36 電池ホルダ(着脱部材)
42 ブーツ
50 開閉部
52 開口部
54 制限部
60 バックル装置
62 ブーツ
68 前側開閉部(開閉部)
70 後側開閉部(開閉部)
72 前側開口部(開口部)
74 後側開口部(開口部)
76 前側制限部(制限部)
78 後側制限部(制限部)

Claims (3)

  1. シートベルト装置のタングが係合されるバックルと、
    前記バックルと車両側とを連結する連結部材と、
    前記バックルが挿入されると共に前記連結部材が内側に配置されるブーツと、
    前記バックルにおける前記ブーツへの挿入部分に着脱可能に設けられた着脱部材と、
    前記ブーツに形成されて、前記着脱部材が通過可能な開口部と、
    前記開口部を開閉可能に前記ブーツに設けられた開閉部と、
    を備えるバックル装置。
  2. 前記開閉部の端部から延出されて、前記ブーツの内側に挿入された状態では前記開閉部による前記開口部の開放が制限され、前記ブーツの外側へ移動されることによって前記開閉部による前記開口部の開放が可能となる制限部を備える請求項1に記載のバックル装置。
  3. 前記制限部は、前記ブーツの一部として形成されると共に、前記ブーツの開口方向へ延出された請求項2に記載のバックル装置。
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