JP2016064452A - 切断用バイス装置 - Google Patents

切断用バイス装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016064452A
JP2016064452A JP2014193314A JP2014193314A JP2016064452A JP 2016064452 A JP2016064452 A JP 2016064452A JP 2014193314 A JP2014193314 A JP 2014193314A JP 2014193314 A JP2014193314 A JP 2014193314A JP 2016064452 A JP2016064452 A JP 2016064452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter blade
cutting
pipe
vise
guide members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014193314A
Other languages
English (en)
Inventor
亮司 町下
Ryoji Machishita
亮司 町下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MCC Corp
Original Assignee
MCC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MCC Corp filed Critical MCC Corp
Priority to JP2014193314A priority Critical patent/JP2016064452A/ja
Publication of JP2016064452A publication Critical patent/JP2016064452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sawing (AREA)

Abstract

【課題】被切断物への切り込み時に、カッターブレードの中央部の揺れを低減させることができる切断用バイス装置を提供する。
【解決手段】パイプ2が載置されるバイス本体1と、バイス本体1にパイプ2を固定するためのチェーン5とを備え、バイス本体1から垂直方向に延設されるとともに、パイプ2を切断するカッターブレード3が案内される隙間部12を設けた、互いに平行な一対の丸棒11、11からなるガイド部材10を、カッターブレード3の両端部が案内されるよう一対に配置した切断用バイス装置において、カッターブレード3の中央部を挟止する揺れ止め部材13を、両ガイド部材10、10間に亘って設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、パイプを切断する際に、当該パイプを載置、固定するための切断用バイス装置に関するものである。
被切断物であるパイプを、カッターブレードを備えたセーバーソーを用いて切断する際は、特許文献1に示すような切断用バイス装置にパイプを載置、固定して行うことがある。この切断用バイス装置においては、互いに平行な一対の丸棒からなるガイド部材が、バイス本体から垂直方向に延設されている。また、この2本の丸棒は、カッターブレードを案内する隙間部を持って配置されており、さらに、カッターブレードの両端部を案内するよう、左右一対に配置されている。これにより、カッターブレードを適切な切断位置に案内すると同時に、パイプ軸線方向への、カッターブレードの揺れを抑制可能としている。なお、図5(a)に示すように、ガイド部材50の一方(50a)は、その基端を中心軸54とした回動機構を備えており、これにより丸棒52の角度が変更可能となっている。
しかしながら、パイプへの切り込み時には、特にカッターブレードの中央部の揺れが、カッターブレードの両端部における揺れと比較して大きくなってしまい、これにより切断精度が低下する問題があった。
特許第3807810号公報
本発明の目的は前記した従来の問題点を解決し、被切断物への切り込み時に、カッターブレードの中央部の揺れを低減させることができる切断用バイス装置を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、被切断物が載置されるバイス本体と、該バイス本体に前記被切断物を固定するための固定具とを備え、前記バイス本体から垂直方向に延設されるとともに、前記被切断物を切断するカッターブレードが案内される隙間部を設けた、互いに平行な一対の棒材からなるガイド部材を、前記カッターブレードの両端部が案内されるよう一対に配置した切断用バイス装置において、前記カッターブレードの中央部を挟止する揺れ止め部材を、両ガイド部材間に亘って設けたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の切断用バイス装置において、前記揺れ止め部材の中央部には、前記被切断物の上面中央部に当接する逆V字状の当接部を形成したことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の切断用バイス装置において、前記ガイド部材の少なくとも一方を、前記カッターブレードの長手方向にスライド可能としたことを特徴とするものである。
本発明に係る切断用バイス装置は、カッターブレードの中央部を挟止する揺れ止め部材を、両ガイド部材間に亘って設けるものとした。これにより、被切断物への切り込み時に、カッターブレードの中央部の揺れを低減させることができる。
請求項2に係る発明のように、揺れ止め部材の中央部には、被切断物の上面中央部に当接する逆V字状の当接部を形成することにより、被切断物の外径が変更されても、安定して被切断物の上面中央部に当接部が当たることとなり、高い切断精度を保持することができる。また、逆V字状に形成したことにより、当接部の先端がカッターブレード切り込み部分よりも下方に位置することで、被切断物へ切り込んだ後も一定時間カッターブレードを案内できる。
請求項3に係る発明のように、ガイド部材の少なくとも一方を、カッターブレードの長手方向にスライド可能とすれば、被切断物の外径が小さい場合においても、棒材と被切断物との離距離を小さくすることができ、被切断物軸線方向への、カッターブレードの揺れが低減されることとなる。
第1の実施形態を示す正面図である。 第1の実施形態を示す上面図である。 第1の実施形態を示す側面図である。 図2におけるカッターブレード基端側の拡大図である。 従来の切断用バイス装置におけるガイド部材の回動機構と、本発明の切断用バイス装置におけるガイド部材のスライド機構を示す図である。 第2の実施形態を示す上面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1に示す第1の実施形態おいて、被切断物であるパイプ2は、バイス本体1に載置され、後述する固定具により固定された上で、カッターブレード3を備えたセーバーソー4により切断される。また、固定具は金属製のチェーン5であり、その一端はバイス本体1に固定され、他端は自由端となっている。図1及び図2のように、チェーン5の自由端側には、締め付け機構が設けられており、この締め付け機構は、棒状のハンドルを備えたネジ部材6と、略くの字形状のレバー部材7とを備えている。また、レバー部材7には、チェーン5の自由端を係止する引っ掛け部8が形成されている。これにより、チェーン5をパイプ2の外周に巻き付け、その自由端を引っ掛け部8に係止した上でネジ部材6を締付けると、ネジ部材6に形成されたフランジ部9が、レバー部材7と当接してこれを押圧することで、レバー部材7が支点Aを中心としてチェーン5を締付ける方向に回動されることとなる。これにより、チェーン5によってパイプ2が締め付けられて、バイス本体1に固定される。
図3のように、互いに平行な一対の丸棒11、11からなるガイド部材10が、バイス本体1から垂直方向に延設されている。この2本の丸棒11、11は、カッターブレード3を案内する隙間部12を持って配置されている。さらに、ガイド部材10は、カッターブレード3の両端部を案内するように、図1のように左右一対に配置されている。
図1のように、カッターブレード3の中央部を挟止する揺れ止め部材13が、両ガイド部材10、10間に亘って設けられている。この揺れ止め部材13は、カッターブレード3の長手方向に延び、前記隙間部12を挿通可能な厚さに形成された金属板13aの中央部に、2枚の金属板13b、13bをネジ止めしてなるものである。なお、2枚の金属板13b、13bの固定方法はこれに限定されず、その他にも溶接等により取付けるものとしても良い。そして、両金属板13b、13bにより形成される隙間によって、カッターブレード3の中央部を挟止して保持するものとした。また、揺れ止め部材13の両端部は、両ガイド部材10、10の各々の隙間部12、12に挿通され、丸棒11、11に沿って下方に案内されるものとした。以上のような構成により、パイプ2への切り込み時に、カッターブレード3の中央部の揺れを低減させることができる。
なお、揺れ止め部材13のカッターブレード3基端側(図1における左側)には、図4に示すように、突起14を形成するものとし、この突起14、14間に丸棒11が位置するよう揺れ止め部材13を取付けることで、揺れ止め部材13がその長手方向にずれることを防止するものとした。
図1のように、揺れ止め部材13の中央部を構成する金属板13b、13bの下部には、パイプ2の上面中央部に当接する逆V字状の当接部15を形成することが好ましい。これにより、パイプ2の外径が変更されても、安定してパイプ2の上面中央部に当接部15が当たることとなり、高い切断精度を保持することができる。例えばパイプ2の外径が第1の実施形態より小さい場合には、揺れ止め部材13が自重により図1の紙面下方向に下がり、パイプ2の上面中央部に当接部15が当接することとなる。また、逆V字状に形成したことにより、当接部15の先端がカッターブレード3切り込み部分よりも下方に位置することで、パイプ2へ切り込んだ後も一定時間カッターブレード3を案内できる。
ガイド部材10、10の少なくとも一方を、カッターブレード3の長手方向にスライド可能とすることがより好ましく、第1の実施形態においては、カッターブレード3先端側(図1における右側)のガイド部材10aを、紙面左右方向にスライド可能とした。図5(a)に示すように、従来の切断用バイス装置において、カッターブレード51先端側のガイド部材50aは、その基端を中心軸54とした回動機構を備えており、これにより丸棒52の角度を変更可能とすることで、カッターブレード51の先端を適切に、補完的に案内するものとしている。しかしながら、点線で示すようにパイプ53の外径が小さい場合には、丸棒52とパイプ53との離距離(L1)が大きくなってしまい、パイプ53軸線方向への、カッターブレード51の揺れが大きくなってしまう問題があった。したがって、図5(b)のようにガイド部材10aをスライド可能とすることにより、点線で示すようにパイプ2の外径が小さい場合においても、丸棒11とパイプ2との離距離(L2)を小さくすることができる。これにより、パイプ2軸線方向への、カッターブレード3の揺れが低減されることとなる。なお、前述のように、揺れ止め部材13の両端部は両ガイド部材10、10の各々の隙間部12、12に挿通されているため、ガイド部材10aをスライドさせても、丸棒11、11が揺れ止め部材13と干渉することもない。
図6には、第2の実施形態を示す。この実施形態では、第1の実施形態と同様、カッターブレード3の中央部を挟止する揺れ止め部材13が、両ガイド部材10、10間に亘って設けられている。揺れ止め部材13は、カッターブレード3の中央部を保持可能な隙間を持って配置された2枚の金属板13b、13bの外側に、カッターブレード3の長手方向に延びるとともに、その両端部が両ガイド部材10、10の丸棒11、11の外側に係止される2枚の金属板13a、13aをネジ止めして、一体化したものである。なお、この揺れ止め部材13は、一体形成されるものであっても良い。揺れ止め部材13の両端部は、第1の実施形態同様、丸棒11、11に沿って下方に案内される。このような構成によっても、パイプ2への切り込み時に、カッターブレード3の中央部の揺れを低減させることができる。
また、揺れ止め部材13のカッターブレード3基端側(図6における左側)には、略コ字状の係止部16を形成するものとし、この係止部16を丸棒11の外側に係止することで、揺れ止め部材13がその長手方向にずれることを防止することができる。さらに、揺れ止め部材13のカッターブレード3先端側(図6における右側)には、折り曲げ部17を形成した上で、その先端を丸棒11、11に係止する構成とすれば、ガイド部材10aを紙面左右方向にスライドさせた際に、丸棒11、11が揺れ止め部材13と干渉することもない。
1 バイス本体
2 パイプ
3 カッターブレード
4 セーバーソー
5 チェーン
6 ネジ部材
7 レバー部材
8 引っ掛け部
9 フランジ部
10 ガイド部材
11 丸棒
12 隙間部
13 揺れ止め部材
13a、13b 金属板
14 突起
15 当接部
16 係止部
17 折り曲げ部
50 ガイド部材
51 カッターブレード
52 丸棒
53 パイプ
54 中心軸

Claims (3)

  1. 被切断物が載置されるバイス本体と、
    該バイス本体に前記被切断物を固定するための固定具とを備え、
    前記バイス本体から垂直方向に延設されるとともに、前記被切断物を切断するカッターブレードが案内される隙間部を設けた、互いに平行な一対の棒材からなるガイド部材を、前記カッターブレードの両端部が案内されるよう一対に配置した切断用バイス装置において、
    前記カッターブレードの中央部を挟止する揺れ止め部材を、両ガイド部材間に亘って設けたことを特徴とする切断用バイス装置。
  2. 前記揺れ止め部材の中央部には、前記被切断物の上面中央部に当接する逆V字状の当接部を形成したことを特徴とする請求項1記載の切断用バイス装置。
  3. 前記ガイド部材の少なくとも一方を、前記カッターブレードの長手方向にスライド可能としたことを特徴とする請求項1または2記載の切断用バイス装置。
JP2014193314A 2014-09-24 2014-09-24 切断用バイス装置 Pending JP2016064452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014193314A JP2016064452A (ja) 2014-09-24 2014-09-24 切断用バイス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014193314A JP2016064452A (ja) 2014-09-24 2014-09-24 切断用バイス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016064452A true JP2016064452A (ja) 2016-04-28

Family

ID=55803823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014193314A Pending JP2016064452A (ja) 2014-09-24 2014-09-24 切断用バイス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016064452A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6374563B1 (ja) * 2017-04-10 2018-08-15 株式会社カジテック パイプ切断支援器具及びパイプ切断方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4936588U (ja) * 1972-06-09 1974-04-01
JPH0379222U (ja) * 1989-11-30 1991-08-13
JPH0413220U (ja) * 1990-05-17 1992-02-03
JPH11333789A (ja) * 1998-05-26 1999-12-07 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 管体の切断誘導具
JP2003211321A (ja) * 2002-01-22 2003-07-29 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd バンドソー型切断装置
JP3807810B2 (ja) * 1997-04-14 2006-08-09 レッキス工業株式会社 切断バイス装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4936588U (ja) * 1972-06-09 1974-04-01
JPH0379222U (ja) * 1989-11-30 1991-08-13
JPH0413220U (ja) * 1990-05-17 1992-02-03
JP3807810B2 (ja) * 1997-04-14 2006-08-09 レッキス工業株式会社 切断バイス装置
JPH11333789A (ja) * 1998-05-26 1999-12-07 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 管体の切断誘導具
JP2003211321A (ja) * 2002-01-22 2003-07-29 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd バンドソー型切断装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6374563B1 (ja) * 2017-04-10 2018-08-15 株式会社カジテック パイプ切断支援器具及びパイプ切断方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9457440B2 (en) Chattering vibration preventing jig for workpiece
JP2017136929A5 (ja)
JP2015140210A5 (ja)
JP6668749B2 (ja) ホルダジョイント
JP3161128U (ja) ワーク固定装置
JP2016064452A (ja) 切断用バイス装置
JP2007167999A (ja) クランプ装置
US20170320148A1 (en) Pipe Milling Machine - Directional Stability
JP6471004B2 (ja) 超音波切断装置
JP2014240102A (ja) 工作機械のワーク固定装置
US11504781B2 (en) Twin-head bar cutting device
JP6232534B1 (ja) 鋸補助具
JP6364483B2 (ja) クランプ装置
PL1832802T3 (pl) Klamra nośna
JP2013014353A (ja) 搬送パレット
JP2017119347A (ja) ホルダジョイント
JP6300249B1 (ja) 把持装置用器具および把持装置
JP2017164824A (ja) コイルバネ掛止用プライヤ
JP5973862B2 (ja) レール締結スプリング取外し具
JP2017058230A (ja) 材料試験機用つかみ具および材料試験機
JP6163368B2 (ja) 脆性材料基板のブレイク工具
JP6322436B2 (ja) 高硬度ワークの切断方法及びワーク固定治具
JP2009131915A (ja) 切削工具および該切削工具を用いた切削方法
JP2016049730A (ja) 凸面形状を有するハンドジグソー用ベース
JPH10286718A (ja) 切断バイス装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181106