JP2016063401A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成でセンサーを削減する。【解決手段】画像読取装置は、第1センサーS1、第2センサーS2、第3センサーS3、及び、判定部51を備える。第1センサーS1は、原稿搬送ユニット3と開閉カバーC2の両方が閉まっている場合にはオンを出力する。第2センサーS2は、原稿トレイ31に原稿が載置されておらず、且つ、開閉カバーC2が閉まっている場合にはオフを出力する。第3センサーS3は、搬送経路内に原稿がなく、且つ、開閉カバーC2が閉まっている場合にはオフを出力する。判定部51は、第1センサーS1がオンからオフに変化したときに、その前後の第2センサーS2及び第3センサーS3の出力に基づいて、原稿搬送ユニット3及び開閉カバーC2の開閉状態を判定する。【選択図】図2

Description

本発明は、記録媒体上に形成された画像を読み取る画像読取装置、及び、記録紙上に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、記録媒体上に形成された画像を読み取る画像読取装置として、自動搬送部、及び、画像読取部を備える画像読取装置が知られている。上記自動搬送部は、原稿が載置される原稿トレイを有する。上記画像読取部は、上記自動搬送部から搬送された原稿を読み取る第1読取位置及び個別の原稿を読み取る第2読取位置を有する。
このような画像形成装置において、センサーを削減した画像読取装置が開示されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の画像読取装置では、原稿載置領域外の特定スポットの画素レベルをモニターすることによって、原稿台上の原稿を押圧するための圧板の開閉状態を判断する。
特許文献1には、この画像読取装置によれば、従来必要であった圧板開閉センサーを取り除くことができるため、コストの面で有利になると記載されている。
特開2007−110655号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像読取装置では、原稿載置領域外の特定スポットの画素レベルをモニターする際にランプが照射されるため、圧板が開の場合には、利用者にとって眩しい場合がある。また、特定スポットの画素レベルをモニターすることによって圧板の開閉状態を判断するため、複雑な処理が必要となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡素な構成でセンサーを削減することの可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像読取装置は、原稿に形成された画像を読み取る画像読取装置であって、自動搬送部、画像読取部、第1カバー、第2カバー、第1センサー、第2センサー、第3センサー、及び、判定部を備える。前記自動搬送部は、原稿が載置される原稿トレイを有する。前記画像読取部は、前記自動搬送部から搬送された原稿を読み取る第1読取位置及び個別の原稿を読み取る第2読取位置を有する。前記第1カバーは、前記第1読取位置及び前記第2読取位置を開閉自在に覆う。前記第2カバーは、前記原稿トレイから前記画像読取部の前記第1読取位置への原稿の搬送経路を開閉自在に覆う。前記第1センサーは、前記第1カバーと前記第2カバーの両方が閉まっているとの第1条件を満たす場合にはオンを出力し、前記第1条件を満たさない場合にはオフを出力する。前記第2センサーは、前記原稿トレイに原稿が載置されておらず、且つ、前記第2カバーが閉まっているとの第2条件を満たす場合にはオフを出力し、前記第2条件を満たさない場合にはオンを出力する。前記第3センサーは、前記搬送経路内に原稿がなく、且つ、前記第2カバーが閉まっているとの第3条件を満たす場合にはオフを出力し、前記第3条件を満たさない場合にはオンを出力する。前記判定部は、前記第1センサーがオンからオフに変化したときに、その前後の前記第2センサー及び前記第3センサーの出力に基づいて、前記第1カバー及び前記第2カバーの開閉状態を判定する。
本発明の画像形成装置は、記録紙上に画像を形成する画像形成装置であって、自動搬送部、画像読取部、第1カバー、第2カバー、第1センサー、第2センサー、第3センサー、及び、判定部を備える。前記自動搬送部は、原稿が載置される原稿トレイを有する。前記画像読取部は、前記自動搬送部から搬送された原稿を読み取る第1読取位置及び個別の原稿を読み取る第2読取位置を有する。前記第1カバーは、前記第1読取位置及び前記第2読取位置を開閉自在に覆う。前記第2カバーは、前記原稿トレイから前記画像読取部の前記第1読取位置への原稿の搬送経路を開閉自在に覆う。前記第1センサーは、前記第1カバーと前記第2カバーの両方が閉まっているとの第1条件を満たす場合にはオンを出力し、前記第1条件を満たさない場合にはオフを出力する。前記第2センサーは、前記原稿トレイに原稿が載置されておらず、且つ、前記第2カバーが閉まっているとの第2条件を満たす場合にはオフを出力し、前記第2条件を満たさない場合にはオンを出力する。前記第3センサーは、前記搬送経路内に原稿がなく、且つ、前記第2カバーが閉まっているとの第3条件を満たす場合にはオフを出力し、前記第3条件を満たさない場合にはオンを出力する。前記判定部は、前記第1センサーがオンからオフに変化したときに、その前後の前記第2センサー及び前記第3センサーの出力に基づいて、前記第1カバー及び前記第2カバーの開閉状態を判定する。
本発明の画像読取装置及び画像形成装置によれば、簡素な構成でセンサーを削減することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図1に示す画像形成装置における3つのセンサーの配置を示す図である。 図2に示す3つのセンサーの出力と判定結果との関係を示す図表である。 図1に示す判定部の動作を示すフローチャートである。 図4に示すフローチャートのステップS107における判定処理の工程を詳細に示すフローチャート(前半部)である。 図4に示すフローチャートのステップS107における判定処理の工程を詳細に示すフローチャート(後半部)である。
以下、本発明の実施形態について、図面(図1〜図6)を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置100について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の構成を示す図である。画像形成装置100は、ここでは、複合機(MFP:Multi Function Peripheral)である。画像形成装置100は、スキャナー、複写機、プリンター、及び、ファクシミリの各機能を有する。画像形成装置100は、画像形成ユニット1、画像読取ユニット2、原稿搬送ユニット3、操作パネル4、及び、制御部5を備える。操作パネル4は、タッチパネル41を備える。制御部5は、判定部51を備える。
画像形成ユニット1は、記録媒体の一例である記録用紙Pに画像を形成する。画像読取ユニット2は、原稿上に形成された画像を読み取る。原稿搬送ユニット3は、読み取り対象の原稿を搬送する。操作パネル4は、タッチパネル41を備え、画像形成装置100に対するユーザーからの操作を受け付ける。制御部5は、画像形成装置100全体の動作を制御する。
画像形成ユニット1は、給紙カセット11、給紙ローラー12、搬送ローラー13、レジストローラー14、画像形成部15、定着器16、排出ローラー17、及び、排出トレイ18を備える。給紙ローラー12は、給紙カセット11から記録用紙Pを1枚ずつ繰り出す。給紙ローラー12によって繰り出された記録用紙Pは、搬送ローラー13及びレジストローラー14によって画像形成部15まで搬送される。
画像形成部15は、給紙カセット11から搬送されてきた記録用紙Pに画像を形成する。画像形成部15は、感光体ドラム151、帯電部152、露光部153、現像部154、転写ローラー155、及び、クリーニング部156を備える。感光体ドラム151は、円筒形の回転体であり、その周面には、静電潜像が形成される。帯電部152は、感光体ドラム151を所定の電位に帯電させる。露光部153は、画像データに基づきレーザー光を照射して感光体ドラム151を露光することによって、画像データに応じた静電潜像を感光体ドラム151上に形成する。なお、画像データとしては、例えば、画像読取ユニット2が原稿を読み取って生成された画像データ、図略の通信ネットワークを介して外部のコンピューターから受信した画像データが用いられる。画像形成部15によって画像が形成された記録用紙Pは、定着器16まで搬送される。
現像部154は、感光体ドラム151上に形成された静電潜像にトナーを供給して現像し、感光体ドラム151上にトナー像を形成する。転写ローラー155は、感光体ドラム151上のトナー像を記録用紙Pに転写する。クリーニング部156は、転写後に感光体ドラム151に残留している残留トナーを除去する。
定着器16は、記録用紙Pに形成された画像を記録用紙Pに熱定着させる。定着器16は、発熱体を内蔵する加熱ローラーと、加圧ローラーとを備える。加熱ローラー及び加圧ローラーは、両者が圧接されることによって、定着ニップ部を形成する。記録用紙Pが上記定着ニップ部を通過することによって、記録用紙Pの表面に付着したトナーが溶融及び加熱され、トナー像が記録用紙Pに定着される。トナー像が定着された記録用紙Pは、排出ローラー17によって排出トレイ18へ排出される。
制御部5は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備える。上記ROMには、制御プログラムが格納されている。そして、上記CPUは、上記ROMに格納された制御プログラムを読みだして実行することによって、判定部51を含む各種機能部として機能する。上記RAMは、上記CPUが、上記制御プログラムを実行する際の作業領域として用いられる。
次に、図2を参照して、画像読取ユニット2、及び、原稿搬送ユニット3について説明した後、3つのセンサーS1〜S3について説明する。図2は、図1に示す画像形成装置100における3つのセンサーS1〜S3の配置を示す図である。ここで、画像読取ユニット2、及び、原稿搬送ユニット3は、「画像読取装置」の一例に相当する。
画像読取ユニット2は、コンタクトガラス210、光源22、第1ミラー231、第2ミラー232、第3ミラー233、第1キャリッジ26、第2キャリッジ27、結像レンズ28、CCD(Charge Coupled Device)29、及び、第1センサーS1を備えている。光源22及び第1ミラー231は第1キャリッジ26によって支持され、第2ミラー232及び第3ミラー233は第2キャリッジ27によって支持されている。コンタクトガラス210は、幅広の原稿載置用ガラス212と、原稿載置用ガラス212の図2左側に位置する細長い原稿自動読取用ガラス211とを有している。
画像読取ユニット2による原稿の画像読取方法には、フラットベッド読取モード、及び、ADF(Auto Document Feeder)読取モードの2種類の方法が存在する。上記フラットベッド読取モードでは、原稿載置用ガラス212上に載置された原稿の画像を読み取る。上記ADF読取モードでは、原稿搬送ユニット3によって原稿を搬送させ、原稿が第1読取位置211aを通過する際に、原稿の画像を読み取る。
具体的には、上記フラットベッド読取モードでは、光源22が原稿載置用ガラス212上に載置された原稿を照射し、上記原稿からの反射光が第1ミラー231、第2ミラー232、第3ミラー233の順に反射して、結像レンズ28に入射する。結像レンズ28に入射した光は、CCD29の受光面で光電変換によって結像され、画像信号として出力される。ここで、原稿載置用ガラス212の上面は、「第2読取位置」の一例に相当する。1ライン分の読み取りが終了すると、原稿の主走査方向(図2の紙面に対して垂直方向)と直交する方向(副走査方向、矢印Y方向)に第1キャリッジ26及び第2キャリッジ27が移動され、次のラインの読み取りが行われる。
一方、上記ADF読取モードでは、後述するように原稿搬送ユニット3によって搬送された原稿が、原稿自動読取用ガラス211と読取ガイド36との隙間部である第1読取位置211aを通過するとき、光源22が原稿自動読取用ガラス211を介して原稿に光を照射する。ここで、第1読取位置211aは、「第1読取位置」の一例に相当する。そして、上記原稿からの反射光が第1ミラー231、第2ミラー232、第3ミラー233の順に反射して、結像レンズ28に入射し、結像レンズ28に入射した光がCCD29の受光面で光電変換によって結像されて画像信号として出力される。1ライン分の読み取りが終了すると、原稿が原稿搬送ユニット3によって搬送され、次のラインの読み取りが行われる。
原稿搬送ユニット3は、図2に示すように、開閉カバーC2、原稿トレイ31、ピックアップローラー32、分離ローラー33、搬送ローラー34、レジストローラー35、読取ガイド36、搬送ローラー37、排出ローラー38、及び、原稿排出トレイ39を備え、ADFを構成している。また、原稿搬送ユニット3は、第2センサーS2、及び、第3センサーS3を備えている。ここで、原稿搬送ユニット3は、「自動搬送部」の一例に相当する。また、後述するように、原稿搬送ユニット3は、「第1カバー」の一例にも相当する。
開閉カバーC2は、原稿搬送ユニット3において、原稿トレイ31から画像読取ユニット2の第1読取位置211aへの原稿の搬送経路を開閉自在に覆うカバーである。ここで、開閉カバーC2は、「第2カバー」の一例に相当する。例えば、搬送経路内で紙詰まり(以下、「ジャム」ともいう。)が発生したときには、ユーザーが開閉カバーC2を開放した状態(図2の仮想線で示す状態)にして、搬送経路から原稿を取り除くことができる。
原稿トレイ31は、複数枚の原稿が載置される場所である。原稿トレイ31の底面には、例えば、上方への付勢力でリフト板を移動させる方法で、原稿を上方に持ち上げる図略のリフト機構が設けられている。原稿トレイ31に原稿が載置されると、図略のリフト機構によってリフト板が上方に持ち上げられ、最上部の原稿がピックアップローラー32に接触する。
ピックアップローラー32は、原稿トレイ31の最上部の原稿に接触し、回転駆動されて、1枚ずつ最上部の原稿を分離ローラー33に向けて繰り出す。ピックアップローラー32は、原稿の後端を繰り出してから予め定められた紙間時間が経過した後に、次の原稿の繰り出しを開始する。
分離ローラー33は、ピックアップローラー32から繰り出された原稿を搬送ローラー34に向けて1枚ずつ送出する。搬送ローラー34は、分離ローラー33から搬送された原稿をレジストローラー35に向けて1枚ずつ送出する。レジストローラー35は、搬送されてきた原稿を、所定のタイミングで第1読取位置211aへと送出する。
読取ガイド36は、レジストローラー35の下流側であって、画像読取ユニット2のコンタクトガラス210に対向するように配置されている。読取ガイド36は、原稿の幅方向(主走査方向)に長いものであって、例えば、その長さ方向の両端部に設けた図略のコイルばねによる付勢力によって、コンタクトガラス210に向けて付勢される。読取ガイド36の下面は、長さ方向(図2の紙面に垂直な方向)の両端部が中央部よりも下側に突出して形成されている。原稿搬送ユニット3を閉姿勢にしたときに、長さ方向の両端部がコンタクトガラス210の上面に当接するように構成されている。読取ガイド36下面の長さ方向中央部とコンタクトガラス210との間で形成される一定の隙間を原稿が通過するように構成されている。このようにして、上記ADF読取モードでは、読取ガイド36と原稿自動読取用ガラス211との間を原稿が通過するときに、原稿面に形成された画像が読み取られる。
搬送ローラー37は、原稿の搬送方向において第1読取位置211aよりも下流側に配置され、第1読取位置211aで読み取られた原稿を排出ローラー38に搬送する。排出ローラー38は、搬送ローラー37から搬送された原稿を原稿排出トレイ39に排出する。原稿排出トレイ39は、その積載面が排出ローラー38の近傍では排出ローラー38の下方に位置し、排出原稿を積層することができる。
また、原稿搬送ユニット3は、コンタクトガラス210上に載置された原稿を押える「原稿押さえ」としても機能する。原稿搬送ユニット3は、例えば、画像形成装置100の背面側(図1及び図2における紙面奥側)に配置された図略のヒンジ部によって、画像読取ユニット2に回動自在に支持されている。原稿搬送ユニット3は、上記ヒンジ部を支点として回動することによって、コンタクトガラス210を覆う閉姿勢とコンタクトガラス210を露出させる開姿勢とを取り得る。ここで、原稿搬送ユニット3は、第1読取位置211a及び第2読取位置213を開閉自在に覆うカバーとしても機能するため、「第1カバー」の一例に相当する。上記フラットベッド読取モードでは、原稿搬送ユニット3を開姿勢にして、原稿を原稿載置用ガラス212に載置した後、原稿搬送ユニット3を閉姿勢にする。そして、原稿載置用ガラス212に載置した原稿が押さえつけられ、ユーザーによる操作パネル4の操作によって、上記原稿に形成された画像が読み取られる。
次に、第1センサーS1、第2センサーS2、及び、第3センサーS3について説明する。第1センサーS1は、例えば、図2に示すように、コンタクトガラス210の下面に配置され、主に、原稿搬送ユニット3の開閉を検出する。ただし、第1センサーS1は、原稿載置用ガラス212上に載置された原稿の画像の画像読取ユニット2による読み取り動作に影響しない位置に配置される。例えば、原稿載置用ガラス212の図2における紙面手前側(又は、紙面奥側)に配置される。
第1センサーS1は、具体的には、原稿搬送ユニット3と開閉カバーC2との両方が閉まっているとの第1条件を満たす場合にはオンを出力し、上記第1条件を満たさない場合にはオフを出力する。ここで、第1センサーS1の具体的な構成は、例えば、特開2011−153007号公報に記載されているため、ここでは、その記載を省略する。
なお、開閉カバーC2は、搬送経路内でジャムが発生したときに開姿勢にされるが、通常は、閉姿勢で使用される。よって、開閉カバーC2が閉姿勢であることを前提とすれば、第1センサーS1は、原稿搬送ユニット3が閉まっているときにオンを出力し、原稿搬送ユニット3が開いているときにオフを出力する。したがって、第1センサーS1の出力によって、原稿搬送ユニット3の開閉を検出することができる。
第2センサーS2は、例えば、図2に示すように、原稿トレイ31における原稿搬送方向の下流側端に配置され、主に、原稿トレイ31上に原稿が載置されているか否かを検出する。第2センサーS2は、具体的には、原稿トレイ31に原稿が載置されておらず、且つ、開閉カバーC2が閉まっているとの第2条件を満たす場合にはオフを出力する。また、第2センサーS2は、上記第2条件を満たさない場合にはオンを出力する。
ここで、第2センサーS2は、具体的には、例えば、以下のように構成することが可能である。第2センサーS2としては、原稿が載置されているか否かを検出する通常のセンサーに加えて、開閉カバーC2が開いたときに、第2センサーS2を機械的にオン状態にする構成を備える。開閉カバーC2が開いたときに、第2センサーS2を機械的にオン状態にする構成は、開閉カバーC2の動きに連動してリンク機構等を介して、第2センサーS2を機械的にオン状態にする。
なお、開閉カバーC2は、搬送経路内でジャムが発生したときに開姿勢にされるが、通常は、閉姿勢で使用される。よって、開閉カバーC2が閉姿勢であることを前提とすれば、第2センサーS2は、原稿トレイ31に原稿が載置されていない場合にオフを出力し、原稿トレイ31に原稿が載置されている場合にオンを出力する。したがって、第2センサーS2の出力によって、原稿トレイ31上に原稿が載置されているか否かを検出することができる。
第3センサーS3は、例えば、図2に示すように、搬送ローラー34に対して原稿搬送方向の上流側に配置され、主に、分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿があるか否かを検出する。第3センサーS3は、具体的には、分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿がなく、且つ、開閉カバーC2が閉まっているとの第3条件を満たす場合にはオフを出力し、上記第3条件を満たさない場合にはオンを出力する。
ここで、第3センサーS3は、具体的には、例えば、以下のようにする構成することが可能である。第3センサーS3としては、分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿があるか否かを検出する通常のセンサー(ジャムセンサー)に加えて、開閉カバーC2が開いたときに、第3センサーS3を機械的にオン状態にする構成を備える。開閉カバーC2が開いたときに、第3センサーS3を機械的にオン状態にする構成は、開閉カバーC2の動きに連動してリンク機構等を介して、第3センサーS3を機械的にオン状態にする。
なお、開閉カバーC2は、搬送経路内でジャムが発生したときに開姿勢にされるが、通常は、閉姿勢で使用される。よって、開閉カバーC2が閉姿勢であることを前提とすれば、第3センサーS3は、分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿がない場合にオフを出力し、分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿がある場合にオンを出力する。したがって、第3センサーS3の出力によって、分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿があるか否かを検出することができる。
ここで、図2、図3を参照して、図1に示す判定部51について説明する。図3は、図2に示す3つのセンサーS1〜S3の出力と判定結果との関係を示す図表である。図3において出力X1〜X3は、第1センサーS1がオンからオフに変化する前(第1センサーS1がオン状態であるとき)の第1センサーS1〜第3センサーS3のそれぞれの出力を示す。出力Y1〜Y3は、第1センサーS1がオンからオフに変化した後(第1センサーS1がオフ状態であるとき)の第1センサーS1〜第3センサーS3のそれぞれの出力を示す。右端の列は、判定部51の判定結果である。
判定部51は、第1センサーS1がオンからオフに変化したときに、その前後の第2センサーS2の出力X2、Y2及び第3センサーS3の出力X3、Y3に基づいて、原稿搬送ユニット3及び開閉カバーC2の開閉姿勢を判定する。
判定部51は、第1センサーS1がオンからオフに変化した前後で、第2センサーS2及び第3センサーS3の出力が変化せず(Y2=X2、且つ、Y3=X3)、且つ、第3センサーS3の出力(X3、及び、Y3)がオフである場合(図3に示す上から1行目、又は、上から6行目の場合)には、原稿搬送ユニット3が開いていると判定する。
判定部51は、第1センサーS1がオンからオフに変化した前後で、第2センサーS2及び第3センサーS3の出力が変化せず(Y2=X2、且つ、Y3=X3)、且つ、第3センサーS3の出力(X3、及び、Y3)がオフである場合(図3に示す上から1行目、又は、上から6行目の場合)には、更に、以下の判定を行う。判定部51は、第1センサーS1がオンからオフに変化した後で、第2センサーS2の出力Y2がオフである場合(図3に示す上から1行目)には、原稿トレイ31に原稿が載置されていないと判定する。また、判定部51は、第1センサーS1がオンからオフに変化した後で、第2センサーS2の出力Y2がオンである場合(図3に示す上から6行目の場合)には、原稿トレイ31に原稿が載置されていると判定する。
判定部51は、第1センサーS1がオンからオフに変化する前後で第3センサーS3の出力(X3、Y3)がオフからオンに変化し、且つ、第1センサーS1がオンからオフに変化した後で第2センサーS2の出力Y2がオンである場合(図3に示す下から3行目、又は、下から4行目の場合)は、開閉カバーC2が開いていると判定する。
判定部51は、第1センサーS1がオンからオフに変化する前後で、第3センサーS3の出力がオンであって、且つ、第1センサーS1がオンからオフに変化した後で第2センサーS2の出力Y2がオンである場合(図3に示す下から1行目、又は、下から2行目の場合)には、分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿がある(ジャムが発生している)と判定する。また、判定部51は、第1センサーS1がオンからオフに変化した前後で、第2センサーS2及び第3センサーS3の出力が変化せず(Y2=X2、且つ、Y3=X3)、且つ、第3センサーS3の出力(X3、及び、Y3)がオンである場合(図3に示す下から6行目の場合)にも、分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿がある(ジャムが発生している)と判定する。
判定部51は、上記以外の場合には、センサー異常であると判定する(図3参照)。また、判定部51は、上記判定結果を、タッチパネル41に表示する。ここで、「センサー異常」とは、第1センサーS1〜第3センサーS3の少なくともいずれか1つのセンサーが異常であることを意味している。
次に、図4〜図6を参照して、判定部51の動作を説明する。図4は、図1に示す判定部51の動作を示すフローチャートである。図5は、図4に示すフローチャートのステップS107における判定処理の工程を詳細に示すフローチャート(前半部)である。図6は、図4に示すフローチャートのステップS107における判定処理の工程を詳細に示すフローチャート(後半部)である。なお、図4〜図6に示す処理は全て判定部51によって行われる。
まず、図4に示すように、第2センサーS2の出力X2、及び、第3センサーS3の出力X3を、図1に示す制御部5の上記RAMに記憶する(ステップS101)。次に、第1センサーS1の出力がオンからオフに変化したか否かの判定を行う(ステップS103)。第1センサーS1の出力がオンからオフに変化していないと判定した場合(ステップS103でNO)には、ステップS101に戻り、ステップS101以降の処理を繰り返し実行する。
第1センサーS1の出力がオンからオフに変化したと判定した場合(ステップS103でYES)には、第2センサーS2の出力Y2、及び、第3センサーS3の出力Y3を、図1に示す制御部5の上記RAMに記憶する(ステップS105)。そして、図5、図6を用いて説明する判定処理が実行され(ステップS107)、判定結果を図1に示すタッチパネル41に表示して(ステップS109)、処理を終了する。
次に、図5、図6を参照して、図4に示すフローチャートのステップS107で実行される判定処理について説明する。まず、図5に示すように、第2センサーS2の出力Y2が第2センサーS2の出力X2と一致し、且つ、第3センサーS3の出力Y3が第3センサーS3の出力X3と一致するか否かの判定を行う(ステップS201)。出力Y2が出力X2と一致し、且つ、出力Y3が出力X3と一致するとの条件は満たさないと判定した場合(ステップS201でNO)には、図6に示すステップS215に進める。
出力Y2が出力X2と一致し、且つ、出力Y3が出力X3と一致すると判定した場合(ステップS201でYES)には、第3センサーS3の出力Y3がオフであるか否かの判定を行う(ステップS203)。出力Y3がオフではない(オンである)と判定した場合(ステップS203でNO)には、ジャムが発生した(図2に示す分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿がある)と判定し(ステップS205)、図4に示すステップS109へ進める。出力Y3がオフであると判定した場合(ステップS203でYES)には、原稿搬送ユニット3が開姿勢であると判定する(ステップS207)。
そして、第2センサーS2の出力Y2がオフであるか否かの判定を行う(ステップS209)。出力Y2がオフであると判定した場合(ステップS209でYES)には、原稿トレイ31上に原稿が載置されていないと判定し(ステップS211)、図4に示すステップS109へ進める。出力Y2がオフではない(オンである)と判定した場合(ステップS209でNO)には、原稿トレイ31上に原稿が載置されていると判定し(ステップS213)、図4に示すステップS109へ進める。
次に、図5に示すステップS201において出力Y2が出力X2と一致し、且つ、出力Y3が出力X3と一致するとの条件は満たさないと判定した場合(ステップS201でNO)には、図6に示すように、第2センサーS2の出力Y2がオンであって、且つ、第3センサーS3の出力Y3がオンであるか否かの判定を行う(ステップS215)。出力Y2がオンであって、且つ、出力Y3がオンであるとの条件は満たさないと判定した場合(ステップS215でNO)には、センサー異常である(第1センサーS1〜第3センサーS3の少なくともいずれか1つが異常である)と判定し(ステップS219)、図4に示すステップS109へ進める。
出力Y2がオンであって、且つ、出力Y3がオンであると判定した場合(ステップS215でYES)には、第2センサーS2の出力X2がオンであるか否かの判定を行う(ステップS217)。出力X2がオンではない(オフである)と判定した場合(ステップS217でNO)には、ステップS223に進める。出力X2がオンであると判定した場合(ステップS217でYES)には、第3センサーS3の出力X3がオンであるか否かの判定を行う(ステップS221)。
出力X3がオンであると判定した場合(ステップS221でYES)には、ジャムが発生した(図2に示す分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿がある)と判定し(ステップS225)、図4に示すステップS109へ進める。出力X3がオンではない(オフである)と判定した場合(ステップS221でNO)には、開閉カバーC2が開姿勢であると判定し(ステップS227)、図4に示すステップS109へ進める。
ステップS217でNOの場合には、第3センサーS3の出力X3がオンであるか否かの判定を行う(ステップS223)。出力X3がオンであると判定した場合(ステップS223でYES)には、ジャムが発生した(図2に示す分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿がある)と判定し(ステップS229)、図4に示すステップS109へ進める。出力X3がオンではない(オフである)と判定した場合(ステップS223でNO)には、開閉カバーC2が開姿勢であると判定し(ステップS231)、図4に示すステップS109へ進める。
このようにして、簡素な構成でセンサーを削減することができる。以下、この効果について説明する。従来は、原稿トレイ31上に原稿があるか否かを検出するセンサー、原稿搬送ユニット3の開閉を検出するセンサー、開閉カバーC2の開閉を検出するセンサー、及び、図2に示す分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿があるか否かを検出するセンサーの4つのセンサーが配置されていた。これに対して、本発明においては、第1センサーS1の出力がオンからオフに変化する前後の第2センサーS2及び第3センサーS3の出力を用いて、上記4つのセンサーの検出対象を全て検出することができる。よって、センサーの個数を4個から3個に削減することができる。
具体的には、第1センサーS1がオンからオフに変化した前後で、第2センサーS2及び第3センサーS3の出力が変化せず(Y2=X2、且つ、Y3=X3)、且つ、第3センサーS3の出力(X3、及び、Y3)がオフである場合(図3に示す上から1行目、又は、上から6行目の場合)には、原稿搬送ユニット3が開いていると判定することができる。
また、第1センサーS1がオンからオフに変化した前後で、第2センサーS2及び第3センサーS3の出力が変化せず(Y2=X2、且つ、Y3=X3)、且つ、第3センサーS3の出力(X3、及び、Y3)がオフである場合(図3に示す上から1行目、又は、上から6行目の場合)には、更に以下の判定を行うことができる。第1センサーS1がオンからオフに変化した後で、第2センサーS2の出力Y2がオフである場合(図3に示す上から1行目)には、原稿トレイ31に原稿が載置されていないと判定することができる。また、第1センサーS1がオンからオフに変化した後で、第2センサーS2の出力Y2がオンである場合(図3に示す上から6行目の場合)には、原稿トレイ31に原稿が載置されていると判定することができる。
また、第1センサーS1がオンからオフに変化する前後で第3センサーS3の出力(X3、Y3)がオフからオンに変化し、且つ、第1センサーS1がオンからオフに変化した後で第2センサーS2の出力Y2がオンである場合(図3に示す下から3行目、又は、下から4行目の場合)は、開閉カバーC2が開いていると判定することができる。
また、第1センサーS1がオンからオフに変化する前後で、第3センサーS3の出力(X3、Y3)がオンであって、且つ、第1センサーS1がオンからオフに変化した後で第2センサーS2の出力Y2がオンである場合(図3に示す下から1行目、又は、下から2行目の場合)には、分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿がある(ジャム発生)と判定することができる。また、第1センサーS1がオンからオフに変化した前後で、第2センサーS2及び第3センサーS3の出力が変化せず(Y2=X2、且つ、Y3=X3)、且つ、第3センサーS3の出力(X3、及び、Y3)がオンである場合(図3に示す下から6行目の場合)にも、分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿がある(ジャムが発生している)と判定することができる。
更に、上記以外の場合には、センサー異常であると判定することができる(図3参照)。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(3))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態では、本発明に係る画像形成装置100について説明したが、画像読取ユニット2及び原稿搬送ユニット3を備える装置であればよい。例えば、ADFを備えるスキャナーでもよい。
(2)本実施形態では、判定部51が、原稿搬送ユニット3の開閉、開閉カバーC2の開閉、原稿トレイ31に原稿が載置されているか否か、分離ローラー33と搬送ローラー34との間の搬送経路内に原稿があるか否か、及び、センサー異常を判定する場合について説明したが、判定部51が、原稿搬送ユニット3の開閉、及び、開閉カバーC2の開閉を判定する形態であればよい。
(3)本実施形態では、第1センサーS1〜第3センサーS3が、それぞれ、図2に示す位置に配置されている場合について説明したが、第1センサーS1〜第3センサーS3は、他の位置に配置されていてもよい。
本発明は、記録媒体上に形成された画像を読み取る画像読取装置、及び、記録紙上に画像を形成する画像形成装置に利用可能である。
100 画像形成装置
1 画像形成ユニット
2 画像読取ユニット(画像読取装置の一部)
210 コンタクトガラス
211 原稿自動読取用ガラス
211a 第1読取位置
212 原稿載置用ガラス
213 第2読取位置
3 原稿搬送ユニット(第1カバー、自動搬送部、画像読取装置の一部)
31 原稿トレイ
32 ピックアップローラー
33 分離ローラー
34 搬送ローラー
35 レジストローラー
36 読取ガイド
37 搬送ローラー
38 排出ローラー
39 原稿排出トレイ
4 操作パネル
5 制御部
51 判定部
C2 開閉カバー(第2カバー)
S1 第1センサー
S2 第2センサー
S3 第3センサー

Claims (7)

  1. 原稿に形成された画像を読み取る画像読取装置であって、
    前記原稿が載置される原稿トレイを有する自動搬送部と、
    前記自動搬送部から搬送された原稿を読み取る第1読取位置及び個別の原稿を読み取る第2読取位置を有する画像読取部と、
    前記第1読取位置及び前記第2読取位置を開閉自在に覆う第1カバーと、
    前記原稿トレイから前記画像読取部の前記第1読取位置への原稿の搬送経路を開閉自在に覆う第2カバーと、
    前記第1カバーと前記第2カバーの両方が閉まっているとの第1条件を満たす場合にはオンを出力し、前記第1条件を満たさない場合にはオフを出力する第1センサーと、
    前記原稿トレイに原稿が載置されておらず、且つ、前記第2カバーが閉まっているとの第2条件を満たす場合にはオフを出力し、前記第2条件を満たさない場合にはオンを出力する第2センサーと、
    前記搬送経路内に原稿がなく、且つ、前記第2カバーが閉まっているとの第3条件を満たす場合にはオフを出力し、前記第3条件を満たさない場合にはオンを出力する第3センサーと、
    前記第1センサーがオンからオフに変化したときに、その前後の前記第2センサー及び前記第3センサーの出力に基づいて、前記第1カバー及び前記第2カバーの開閉状態を判定する判定部と
    を備える、画像読取装置。
  2. 前記判定部は、前記第1センサーがオンからオフに変化した前後で、前記第2センサー及び第3センサーの出力が変化せず、且つ、前記第3センサーの出力がオフである場合には、前記第1カバーが開いていると判定する、
    請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記判定部は、前記第1センサーがオンからオフに変化した前後で、前記第2センサー及び第3センサーの出力が変化せず、前記第3センサーの出力がオフであり、且つ、前記第1センサーがオンからオフに変化した後で前記第2センサーの出力がオフである場合には、前記原稿トレイに原稿が載置されていると判定し、前記第1センサーがオンからオフに変化した前後で、前記第2センサー及び第3センサーの出力が変化せず、前記第3センサーの出力がオフであり、且つ、前記第1センサーがオンからオフに変化した後で前記第2センサーの出力がオンである場合には、前記原稿トレイに原稿が載置されていないと判定する、請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記判定部は、前記第1センサーがオンからオフに変化する前後で前記第3センサーの出力がオフからオンに変化し、且つ、前記第1センサーがオンからオフに変化した後で前記第2センサーの出力がオンである場合には、前記第2カバーが開いていると判定する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記判定部は、前記第1センサーがオンからオフに変化する前後で前記第3センサーの出力がオンであって、且つ、前記第1センサーがオンからオフに変化した後で前記第2センサーの出力がオンである場合には、前記搬送経路内に原稿があると判定する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記判定部は、前記第1センサーがオンからオフに変化した前後で、前記第2センサー及び第3センサーの出力が変化せず、且つ、前記第3センサーの出力がオンである場合には、前記搬送経路内に原稿があると判定する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 記録紙上に画像を形成する画像形成装置であって、
    原稿が載置される原稿トレイを有する自動搬送部と、
    前記自動搬送部から搬送された原稿を読み取る第1読取位置及び個別の原稿を読み取る第2読取位置を有する画像読取部と、
    前記第1読取位置及び前記第2読取位置を開閉自在に覆う第1カバーと、
    前記原稿トレイから前記画像読取部の前記第1読取位置への原稿の搬送経路を開閉自在に覆う第2カバーと、
    前記第1カバーと前記第2カバーの両方が閉まっているとの第1条件を満たす場合にはオンを出力し、前記第1条件を満たさない場合にはオフを出力する第1センサーと、
    前記原稿トレイに原稿が載置されておらず、且つ、前記第2カバーが閉まっているとの第2条件を満たす場合にはオフを出力し、前記第2条件を満たさない場合にはオンを出力する第2センサーと、
    前記搬送経路内に原稿がなく、且つ、前記第2カバーが閉まっているとの第3条件を満たす場合にはオフを出力し、前記第3条件を満たさない場合にはオンを出力する第3センサーと、
    前記第1センサーがオンからオフに変化したときに、その前後の前記第2センサー及び前記第3センサーの出力に基づいて、前記第1カバー及び前記第2カバーの開閉状態を判定する判定部と
    を備える、画像形成装置。
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