JP2016062946A - 電界効果トランジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】フィンガー状電極における応力集中を緩和する。
【解決手段】電界効果トランジスタは、ヘテロ接合を有するGaN系積層体上に形成されたフィンガー状のドレイン電極(9)と、上記GaN系積層体上にフィンガー状に形成されると共に、ドレイン電極(9)の延在方向である長手方向と交差する方向に上記ドレイン電極(9)と隣り合って配列されて、上記長手方向に延在するソース電極(10)と、ゲート電極と、上記ドレイン電極(9)上および上記ソース電極(10)上に形成された絶縁膜と、上記絶縁膜上に形成されたドレイン電極パッド(12)およびソース電極パッド(13)と、上記絶縁膜に形成されたドレイン側ビアホール(14)およびソース側ビアホール(15)とを備え、上記絶縁膜における上記ドレイン電極(9)上および上記ソース電極(10)上の箇所に、上記ドレイン電極(9)および上記ソース電極(10)への応力を緩和するための孔(16,17)を設けている。
【選択図】図1

Description

この発明は、GaN系の電界効果トランジスタに関する。
GaN系の電界効果トランジスタは、Si系電界効果トランジスタとは異なり、AlGaN層とGaN層とのヘテロ接合部分にピエゾ分極と自発分極とによって発生する2次元電子ガスをキャリアとして使用する。したがって、トランジスタ構造に起因する応力が発生すると、その応力発生箇所でピエゾ分極効果が変化し、その結果2次元電子ガス濃度が変化してしまう。
また、上記応力によって、上記AlGaN層やGaN層、または、その上部に形成された絶縁膜、および、絶縁膜界面に歪みが生じ、トラップ準位密度が増加する。
したがって、上述の2次元電子ガス濃度の変化やトラップ準位密度の増加によって、オン抵抗の不均一化や、電界集中によるドレイン電極またはドレイン電極近傍の絶縁破壊や、オン抵抗の変動等の問題が生ずることになる。
このように、Si系電界効果トランジスタでは問題とはならなかった応力に対しても、GaN系電界効果トランジスタでは問題となるために、応力を緩和するデバイス構造が必要となる。
従来、Si系の電界効果トランジスタとして、特開2010‐219504号公報(特許文献1)に開示された半導体装置がある。この半導体装置においては、メタル配線上に複数のビアホールを設け、上記ビアホールの配置数を調節することによって、マルチフィンガー全体でサージ等の伝播スピードの均一化を図るようにしている。
しかしながら、上記半導体装置においては、上記応力の緩和については、一切考慮されてはいない。
また、寄生容量を低減させるGaN系の電界効果トランジスタとして、WO2014/073295号公報(特許文献2)に開示された電界効果トランジスタがある。この電界効果トランジスタにおいては、ソース電極上に形成されると共に、ソース電極に電気的に接続されたソース電極パッドには、ドレイン電極との間の寄生容量を低減する切り欠きを設ける。また、ドレイン電極上に形成されると共に、ドレイン電極に電気的に接続されたドレイン電極パッドには、ソース電極との間の寄生容量を低減する切り欠きを設けている。その際に、ソース電極パッドをソース電極に電気的に接続するためのビアホールと、ドレイン電極パッドをドレイン電極に電気的に接続するためのビアホールとを、上記各パッドの長手方向両端部に設けることによって集電効率を向上させるようにしている。
しかしながら、上記構造の電界効果トランジスタでは、上記ビアホールは、フィンガー状の上記ドレイン電極またはフィンガー状の上記ソース電極の1本当たり、夫々2箇所にしか接続されてはいない。そのために、フィンガー状の上記両電極上の上記ビアホールが形成された絶縁膜によって生ずる応力を、十分に緩和することができていないという問題がある。
特開2010‐219504号公報 WO2014/073295号公報
そこで、この発明の課題は、フィンガー状電極における応力集中を緩和することによって、高電圧印加時におけるドレイン電極またはゲート電極への電界集中を防止でき、信頼性の高い電界効果トランジスタを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の電界効果トランジスタは、
ヘテロ接合を有するGaN系積層体と、
上記GaN系積層体上に形成されると共に、フィンガー状に延在して成るドレイン電極と、
上記GaN系積層体上にフィンガー状に延在して形成されると共に、上記ドレイン電極の延在方向である長手方向と交差する方向に上記ドレイン電極と隣り合うように配列されて、上記長手方向に延在しているソース電極と、
上記ドレイン電極とソース電極との間に形成されたゲート電極と、
上記ドレイン電極上およびソース電極上に形成された絶縁膜と、
上記絶縁膜上に形成されたドレイン電極パッドと、
上記絶縁膜に形成されると共に、上記ドレイン電極と上記ドレイン電極パッドとを電気的に接続するドレイン側ビアホールと、
上記絶縁膜上に形成されたソース電極パッドと、
上記絶縁膜に形成されると共に、上記ソース電極と上記ソース電極パッドとを電気的に接続するソース側ビアホールと
を備え、
上記絶縁膜における上記ドレイン電極上および上記ソース電極上の箇所に、上記ドレイン電極および上記ソース電極への応力を緩和するための孔を設けた
ことを特徴としている。
また、一実施の形態の電界効果トランジスタでは、
上記応力を緩和する孔は、上記ドレイン電極と上記ドレイン電極パッドとを電気的に接続するビアホール、および、上記ソース電極と上記ソース電極パッドとを電気的に接続するビアホールとして機能する。
また、一実施の形態の電界効果トランジスタでは、
上記ドレイン側ビアホールおよび上記ドレイン側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔のうちの少なくとも一つは、上記ドレイン電極の端から50μm以内に開口部を有し、
上記ソース側ビアホールおよび上記ソース側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔のうちの少なくとも一つは、上記ソース電極の端から50μm以内に開口部を有している。
また、一実施の形態の電界効果トランジスタでは、
上記ドレイン側ビアホールと、上記応力を緩和する孔または上記ドレイン側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔との間隔、および、上記ソース側ビアホールと、上記応力を緩和する孔または上記ソース側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔との間隔は、等間隔である。
以上より明らかなように、この発明の電界効果トランジスタは、上記絶縁膜における上記ドレイン電極上および上記ソース電極上の箇所に、上記ドレイン電極および上記ソース電極への応力を緩和するための孔が設けられている。
このように、集電効率を向上させるための上記ドレイン側ビアホールおよび上記ソース側ビアホールに加えて、上記フィンガー状のドレイン電極およびソース電極への上記絶縁膜による応力を緩和するための孔が配置されることによって、上記絶縁膜から上記両ビアホール内の金属への材質の変化に加えて、上記絶縁膜から上記孔の空間への材質の変化により、上記絶縁膜によって生ずる内部応力を分断することができる。
したがって、上記フィンガー状のドレイン電極およびソース電極への応力を緩和することができ、高電圧印加時において、ドレイン電極若しくはソース電極または上記両電極近傍のゲート電極における絶縁破壊や特性変動が発生し難い信頼性の高い電界効果トランジスタを提供することができる。
ここで、上記ドレイン側ビアホールおよび上記ソース側ビアホールの数を増やしても、絶縁膜によって生ずる応力をより緩和することが可能ではある。しかしながら、上記絶縁膜から上記孔の空間への変化の方が、上記絶縁膜から上記両ビアホール内の金属への変化よりも内部応力の分断機能に優れている。そのために、ビアホールの数を増やすよりも応力緩和用の孔を設ける方が、より効果的に内部応力を分断することができるのである。
この発明の電界効果トランジスタにおける平面構造を示す模式図である。 図1におけるA‐A'矢視断面図である。 図1とは異なる電界効果トランジスタの平面構造を示す模式図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
図1は、本第1実施の形態の電界効果トランジスタにおける平面構造を示す模式図である。また、図2は、図1におけるA‐A'矢視断面図である。本第1実施の形態の電界効果トランジスタは、GaN HFET(ヘテロ接合電界効果トランジスタ)である。
図2に示すように、本実施の形態においては、Si基板1上に、アンドープGaN層2,アンドープAlGaN層3を順に形成している。そして、アンドープGaN層2とアンドープAlGaN層3とで、ヘテロ接合を形成するGaN系積層体を構成している。ここで、アンドープGaN層2とアンドープAlGaN層3との界面に、2DEG(2次元電子ガス)4が発生する。
また、上記GaN系積層体上には、保護膜5および層間絶縁膜6が、順次形成されている。保護膜5の材料としては、本実施の形態においてはSiNを用いているが、SiO2,Al23等を用いてもよい。尚、本実施の形態においては、SiN保護膜5の膜厚を150nmとしているが、20nm〜250nmの範囲内であれば他の値に設定してもよい。また、層間絶縁膜6の材料としては、本実施の形態においてはSiN膜を用いているが、SiO2膜やSiN膜とSiO2膜との積層構造としてもよい。
その際に、上記GaN系積層体およびその上に形成された保護膜5には、アンドープGaN層2に達するリセスが形成され、このリセス内に、オーミック電極を成すドレイン電極基部7が形成されている。さらに、保護膜5には、同様に、アンドープGaN層2に達するリセスが形成され、このリセス内に、オーミック電極を成すソース電極基部8が形成されている。このドレイン電極基部7とソース電極基部8とは、本実施の形態においては、Ti層,Al層,TiN層が順に積層されて成るTi/Al/TiN電極としている。
そして、上記ドレイン電極基部7上には、ドレイン電極基部7と同様の材料で、ドレイン電極9が形成されている。また、ソース電極基部8上には、ソース電極基部8と同様の材料で、ソース電極10が形成されている。
上記保護膜5には開口が形成され、この開口にゲート電極11が形成されている。このゲート電極11は、本実施の形態においてはTiNで形成されており、アンドープAlGaN層3とショットキー接合するショットキー電極を成している。
ここで、上記ドレイン電極9およびソース電極10の夫々は複数存在し、図1に示すように、平行に配列されてフィンガー状を成している。そして、各ソース電極10と各ドレイン電極9とは、上記フィンガー状の延在方向である長手方向と交差する方向に、交互に配列されている。
そして、図1および図2に示すように、上記層間絶縁膜6上に、ドレイン電極パッド12とソース電極パッド13とが、上記長手方向と交差する方向に延在し、且つ上記長手方向に並列して形成されている。
上記ドレイン電極パッド12およびドレイン電極9は、両者の間の層間絶縁膜6(図2参照)に開口されたドレイン側ビアホール14を介して、電気的に接続されている。同様に、ソース電極パッド13およびソース電極10は、両者の間の層間絶縁膜6(図2参照)に開口されたソース側ビアホール15を介して、電気的に接続されている。ここで、ドレイン側ビアホール14およびソース側ビアホール15は、層間絶縁膜6に穿たれた貫通孔にTi/Al/TiN等の金属を充填して形成されている。ここで、上記貫通孔に充填する金属は、Ti/Alや、Hf/Alや、Ti/AlCu/TiNであってもよく、Ti/AlSi/TiNであってもよい。尚、図1には図示されていないが、ゲート電極11は、ゲート電極接続配線によって、ゲート電極パッドに接続されている。
上記構成を有する本実施の形態のGaN HFETは、ノーマリーオンタイプであり、ゲート電極11に負電圧を印加することによってオフされる。
図1に示すように、上記ドレイン側ビアホール14は、本実施の形態においては、1本のドレイン電極9上に2箇所形成しているが、2箇所以上形成しても差し支えない。そして、2箇所以上配置された各ドレイン側ビアホール14の間において、層間絶縁膜6におけるドレイン電極9上に開口を設けて、応力を緩和させる孔16としている。尚、孔16は、1本のドレイン電極9当たり1個または複数個設ける。
尚、この孔16は、上記層間絶縁膜6によるドレイン電極9への応力を分断するためのものである。したがって、孔16は、層間絶縁膜6をドレイン電極9の表面まで完全に開口して形成する必要は無く、上記応力を分断できる深さであればよいのである。
また、上記ソース側ビアホール15は、本実施の形態においては、1本のソース電極10上に2箇所形成しているが、2箇所以上形成しても差し支えない。そして、2箇所以上配置された各ソース側ビアホール15の間において、層間絶縁膜6におけるソース電極10上に開口を設けて、応力を緩和させる孔17としている。尚、孔17は、1本のソース電極10当たり1個または複数個設ける。
尚、この孔17は、上記層間絶縁膜6によるソース電極10への応力を分断するためのものである。したがって、孔17は、層間絶縁膜6をソース電極10の表面まで完全に開口して形成する必要は無く、上記応力を分断できる深さであればよいのである。
上述したように、本実施の形態によれば、上記ドレイン電極9およびソース電極10上に形成された層間絶縁膜6におけるドレイン電極パッド12およびソース電極パッド13の位置において、層間絶縁膜6に形成された複数のドレイン側ビアホール14の間と複数のソース側ビアホール15の間とに、応力を緩和させるための孔16,17を形成している。
したがって、上述のような応力緩和用の孔16,17の配置により、ドレイン側ビアホール14およびソース側ビアホール15の上記金属と層間絶縁膜6との材質の変化に加えて、上記応力緩和用の孔16,17の空間と層間絶縁膜6との材質の変化によって、ドレイン電極9およびソース電極10に対して層間絶縁膜6によって生ずる内部応力を分断して緩和することができ、ドレイン電極9およびソース電極10で成るフィンガー部における2次元電子ガス濃度の増加を抑制することができる。
そのため、高電圧印加時において、ドレイン電極9若しくはソース電極10、または、当該ドレイン電極9近傍のゲート電極11、または、当該ソース電極10近傍のゲート電極11への電界集中を抑制することができ、絶縁破壊や特性変動を防止できる信頼性の高い電界効果トランジスタを形成することができるのである。
ここで、上記ドレイン側ビアホール14およびソース側ビアホール15の数を増やしても、層間絶縁膜6によって生ずる応力をより緩和することが可能ではある。ところが、層間絶縁膜6から孔16,17の空間への変化の方が、層間絶縁膜6から両ビアホール14,15内の上記金属への変化よりも内部応力の分断機能に優れている。そのため、ビアホール14,15の数を増やすよりも応力緩和用の孔16,17を設ける方が、より効果的に内部応力を分断することができるのである。
尚、上記実施の形態においては、複数のドレイン側ビアホール14の間と、複数のソース側ビアホール15の間とに、応力を緩和させるための孔16,17を形成している、しかしながら、この発明における上記応力を緩和させるための孔の形成箇所は各ビアホール14,15の間に限定されるものではなく、ドレイン電極9の端またはソース電極10の端に形成しても差し支えない。
・第2実施の形態
本第2実施の形態の電界効果トランジスタは、上記第1実施の形態のGaN HFETにおいて、上記応力分断用(応力緩和用)孔に、上記電極パッドと上記電極とを電気的に接続するビアホールの機能を持たせたものである。
本第2実施の形態におけるGaN HFETの基本構造は、上記第1実施の形態におけるGaN HFETと同様である。そこで、上記第1実施の形態の場合と同じ部材については同じ番号を用いて、詳細な説明は省略する。以下、本実施の形態に特有の構成について説明する。
すなわち、本実施の形態におけるGaN HFETにおいては、上記応力分断用(応力緩和用)の孔16は、ドレイン電極パッド12とドレイン電極9とを電気的に接続するビアホールを兼ねている。また、応力分断用(応力緩和用)の孔17は、ソース電極パッド13とソース電極10とを電気的に接続するビアホールを兼ねている。
ここで、本実施の形態においては、上記応力分断用の孔16と孔17とには、ドレイン側ビアホール14およびソース側ビアホール15の場合と同様に、Ti/Al/TiN等の金属が充填されている。したがって、各電極9,10への応力を分断する機能と、各電極パッド12,13と各電極9,10とを電気的に接続する機能とを、兼ね備えることができるのである。
したがって、本実施の形態においては、上記ビアホールとして機能する応力緩和用の孔16および孔17を、ドレイン側ビアホール14およびソース側ビアホール15の上記貫通孔と同時に形成することができる。そのため、工程を増やすことなく、ドレイン電極9またはソース電極10に対して層間絶縁膜6によって生ずる内部応力を緩和することができ、ドレイン電極9およびソース電極10で成るフィンガー部における2次元電子ガス濃度の増加を抑制することができる。
そのため、高電圧印加時において、ドレイン電極9若しくはソース電極10、または、当該ドレイン電極9近傍のゲート電極11、または、当該ソース電極10近傍のゲート電極11への電界集中を抑制することができ、絶縁破壊や特性変動を防止できる信頼性の高い電界効果トランジスタを形成することができるのである。
また、使用環境によっては、負荷短絡耐量が求められる場合がある。負荷短絡時において、トランジスタには高電圧および高電流状態のストレスが印加され、トランジスタ内に不均一動作がある場合には、ホットスポットが発生して短絡耐量が低下するという問題が発生する。負荷短絡の実験を行った結果、負荷短絡時の絶縁破壊はドレイン電極9近傍の熱破壊であることが判明した。そこで、短絡耐量を改善するためには、ドレイン電極9近傍の発熱を抑制する、または、放熱性を向上させることが有効となる。
特に、Si基板を使用したGaN HFETでは、SiとGaNとの境界にバッファ層(超格子層)が設けられる場合がある。その場合には、上記超格子層の熱抵抗がGaNの熱抵抗に比較して10倍程度高いため、Si基板の延在方向の放熱性が極めて悪い。したがって、ドレイン側ビアホール14を通してドレイン電極パッド12で成るメタルに向けての放熱性が重要となる。
本実施の形態においては、上記ドレイン電極9の箇所への電界集中を抑制することができるため、局所的な「電圧×電流」で表される発熱量が抑制される。さらに、ドレイン側ビアホール14に加えて、応力分断用の孔16をビアホールとして機能させることによって、ドレイン電極9近傍の放熱性も向上させることができるため、大きな短絡耐量改善効果が期待される。
・第3実施の形態
本第3実施の形態の電界効果トランジスタは、上記第1実施の形態のGaN HFETにおいて、上記両電極の端部側に位置するビアホールの該当電極の端からの距離を規定するものである。
図3は、本第3実施の形態のGaN HFETにおける平面構造を示す模式図である。本実施の形態におけるGaN HFETの基本構造は、上記第1実施の形態におけるGaN HFETと同様である。そこで、上記第1実施の形態の場合と同じ部材については同じ番号を付して、詳細な説明は省略する。以下、本実施の形態に特有の構成について説明する。
すなわち、本実施の形態におけるGaN HFETにおいては、ドレイン電極9の端側に位置するドレイン側ビアホール14aにおけるビアホール開口部分の少なくとも一部の、ドレイン電極9の端からの距離L1を、50μm以内に設定する。一方、ソース電極10の端側に位置するソース側ビアホール15aにおけるビアホール開口部分の少なくとも一部の、ソース電極10の端からの距離L2を、50μm以内に設定する。
以上のごとく、本実施の形態においては、応力が集中し易いドレイン電極9の端から50μm以内およびソース電極10の端から50μm以内に、ドレイン側ビアホール14aおよびソース側ビアホール15aにおけるビアホール開口の少なくとも一部を設定するようにしている。したがって、応力が集中し易いドレイン電極9の端およびソース電極10の端への応力をドレイン側ビアホール14aおよびソース側ビアホール15aで分断することができる。
その結果、さらに、上記ドレイン電極9の端およびソース電極10の端への内部応力の集中を緩和することができ、より絶縁破壊や特性変動が生じ難い信頼性の高い電界効果トランジスタを形成することができるのである。
尚、上記本実施の形態においては、上記ドレイン電極9の端側に位置する総てのドレイン側ビアホール14a、および、ソース電極10の端側に位置する総てのソース側ビアホール15aにおいて、ビアホール開口部分の少なくとも一部をドレイン電極9またはソース電極10の端から50μm以内に設定している。
しかしながら、この発明は、これに限定されるものではなく、上記第2実施の形態におけるGaN HFETにおいて、ドレイン側ビアホール14または応力を緩和する孔16で成るビアホールのうちの少なくとも一つが、ドレイン電極9の端から50μm以内に位置し、ソース側ビアホール15または応力を緩和する孔17で成るビアホールのうちの少なくとも一つが、ソース電極10の端から50μm以内に位置していればよいのである。
したがって、上記ドレイン電極9の最端に位置する応力を緩和する孔16で成るビアホール、および、ソース電極10の最端に位置する応力を緩和する孔17で成るビアホールが、各電極9,10の端から50μm以内に位置していても差し支えない。また、ドレイン電極9の最端に位置するドレイン側ビアホール14aと、それに隣接する応力を緩和する孔16で成るビアホール、および、ソース電極10の最端に位置するソース側ビアホール15aと、それに隣接する応力を緩和する孔17で成るビアホールが、各電極9,10の端から50μm以内に位置している場合もあり得る。
尚、上記各実施の形態においては、上記ドレイン側ビアホール14と上記応力を緩和する孔16との間隔や、ドレイン側ビアホール14と上記ドレイン側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔との間隔、および、ソース側ビアホール15と上記応力を緩和する孔17との間隔や、ソース側ビアホール15と上記ソース側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔との間隔を、等間隔に設定するのが望ましい。
このように、上記層間絶縁膜6による応力を分断する機能を有する、ビアホール14,15や、孔16,17や、上記ビアホールとして機能する孔を、層間絶縁膜6に略均等に配置することによって、フィンガー状のドレイン電極9およびフィンガー状のソース電極10への上記応力が、層間絶縁膜6における如何なる箇所で発生しても、効果的に分断することが可能になるのである。
また、上記各実施の形態においては、GaN層とAlGaN層とをSi基板上に順に積層したGaN HFETを例に挙げて説明したが、以下のような変形例であっても上述の効果を奏することができ、本願発明に該当するものである。
すなわち、上記基板として、サファイヤ基板やSiC基板を用いて、上記サファイヤ基板や上記SiC基板上に窒化物半導体層を成長させてもよい。また、GaN基板にAlGaN層を成長させる等のように、窒化物半導体からなる基板を用いて、この窒化物半導体基板上に窒化物半導体層を成長させてもよい。また、適宜、基板と各層との間にバッファ層を形成してもよい。また、アンドープGaN層2とアンドープAlGaN層3との間に、AlNによってヘテロ改善層を形成してもよい。また、アンドープAlGaN層3上にGaNキャップ層を形成してもよい。
また、上記各実施の形態においては、上記ドレイン電極9およびソース電極10を夫々複数有するフィンガータイプのHFETについて説明したが、この発明の電界効果トランジスタはこれに限定されるものではない。例えば、この発明を、ゲート電極とソース電極とドレイン電極とを1組有する電界効果トランジスタに適用してもよい。
また、上記各実施の形態においては、上記アンドープGaN層2に達するリセスを形成し、このリセス内にドレイン電極9とソース電極10をオーミック電極として形成している。しかしながら、これに限定されるものではない。例えば、上記リセスを形成することなく、アンドープGaN層2上のアンドープAlGaN層3の層厚を薄くし、この層厚の薄いアンドープAlGaN層3上にドレイン電極とソース電極とを直接形成して、ドレイン電極とソース電極とがオーミック電極になるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態においては、上記ゲート電極11をTiNで形成しているが、WNで形成してもよいし、Ti/AuやNi/Auで形成してもよい。さらに、ドレイン電極9およびソース電極10をTi/Al/TiNで形成しているが、Ti/Alや、Hf/Alや、Ti/AlCu/TiNで形成してもよく、Ti/AlSi/TiNで形成してもよい。また、ドレイン電極9およびソース電極10としては、Ti/AlまたはHf/Al上にNi/Auを積層して形成してもよく、Ti/AlまたはHf/Al上にPt/Auを積層して形成してもよく、Ti/AlまたはHf/Al上にAuを積層して形成してもよい。
また、上記各実施の形態においては、上記保護膜5をSiNで形成しているが、SiO2やAl23等で形成してもよく、SiN膜上にSiO2膜を積層した積層膜としてもよい。
また、上記各実施の形態においては、上記GaN系積層体を、AlXGa1-XN(0≦X<1)で構成しているが、AlXInYGa1-X-YN(X≧0,Y≧0,0≦X+Y<1)で表されるGaN系半導体層であってもよい。すなわち、GaN系積層体は、AlGaNや、GaNや、InGaN等を含んでいてもよい。
また、上記各実施の形態においては、ノーマリーオンタイプのHFETについて説明したが、ノーマリーオフタイプのHFETにこの発明を適用してもよい。
以上においては、この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
以下、この発明を纏めると、この発明の電界効果トランジスタは、
ヘテロ接合を有するGaN系積層体2,3と、
上記GaN系積層体2,3上に形成されると共に、フィンガー状に延在して成るドレイン電極9と、
上記GaN系積層体2,3上にフィンガー状に延在して形成されると共に、上記ドレイン電極9の延在方向である長手方向と交差する方向に上記ドレイン電極9と隣り合うように配列されて、上記長手方向に延在しているソース電極10と、
上記ドレイン電極9とソース電極10との間に形成されたゲート電極11と、
上記ドレイン電極9上およびソース電極10上に形成された絶縁膜6と、
上記絶縁膜6上に形成されたドレイン電極パッド12と、
上記絶縁膜6に形成されると共に、上記ドレイン電極9と上記ドレイン電極パッド12とを電気的に接続するドレイン側ビアホール14と、
上記絶縁膜6上に形成されたソース電極パッド13と、
上記絶縁膜6に形成されると共に、上記ソース電極10と上記ソース電極パッド13とを電気的に接続するソース側ビアホール15と
を備え、
上記絶縁膜6における上記ドレイン電極9上および上記ソース電極10上の箇所に、上記ドレイン電極9および上記ソース電極10への応力を緩和するための孔16,17を設けた
ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記絶縁膜6における上記ドレイン電極9上および上記ソース電極10上の箇所に、上記ドレイン電極9および上記ソース電極10への応力を緩和するための孔16,17が設けられている。このように、上記ドレイン側ビアホール14および上記ソース側ビアホール15に加えて、上記フィンガー状のドレイン電極9およびソース電極10への上記絶縁膜6による応力を緩和するための孔16,17が配置されることによって、上記絶縁膜6から上記両ビアホール14,15内の金属への材質の変化に加えて、上記絶縁膜6から上記孔16,17の空間への材質の変化により、上記絶縁膜6によって生ずる内部応力を分断することができる。
したがって、上記フィンガー状のドレイン電極9およびソース電極10への応力を緩和することができ、絶縁破壊や特性変動が発生し難い信頼性の高い電界効果トランジスタを提供することができる。
また、一実施の形態の電界効果トランジスタでは、
上記応力を緩和する孔16,17は、上記ドレイン電極9と上記ドレイン電極パッド12とを電気的に接続するビアホール、および、上記ソース電極10と上記ソース電極パッド13とを電気的に接続するビアホールとして機能する。
この実施の形態によれば、上記フィンガー状のドレイン電極9およびソース電極10への上記絶縁膜6による応力を緩和する上記孔16,17を、上記ビアホールとして機能させるので、上記ビアホールとして機能する応力緩和用の孔16,17を上記両ビアホール14,15の上記貫通孔の形成時に形成することができる。そのため、工程を増やすことなく、上記ビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔を形成することができる。
また、一実施の形態の電界効果トランジスタでは、
上記ドレイン側ビアホール14および上記ドレイン側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔のうちの少なくとも一つは、上記ドレイン電極9の端から50μm以内に開口部を有し、
上記ソース側ビアホール15および上記ソース側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔のうちの少なくとも一つは、上記ソース電極10の端から50μm以内に開口部を有している。
この実施の形態によれば、上記絶縁膜6による応力が集中し易い上記フィンガー状のドレイン電極9およびソース電極10の端部から近い位置に、上記応力を分断することができる、上記ドレイン側ビアホール14または上記ドレイン側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔、および、上記ソース側ビアホール15または上記ソース側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔を設けている。したがって、応力が集中し易い上記ドレイン電極9の端および上記ソース電極10の端への応力を、上記両ビアホール14,15または上記ビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔によって分断することができる。
その結果、上記フィンガー状のドレイン電極9およびソース電極10への応力をさらに緩和でき、より絶縁破壊や特性変動が発生し難い電界効果トランジスタを提供することができる。
また、一実施の形態の電界効果トランジスタでは、
上記ドレイン側ビアホール14と、上記応力を緩和する孔16または上記ドレイン側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔との間隔、および、上記ソース側ビアホール15と、上記応力を緩和する孔17または上記ソース側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔との間隔は、等間隔である。
この実施の形態によれば、上記絶縁膜6による応力を分断する機能を有する、上記両ビアホール14,15や、上記孔16,17や、上記ビアホールとして機能する孔を、上記絶縁膜6に略均等に配置することができる。
したがって、上記フィンガー状のドレイン電極9およびフィンガー状のソース電極10への上記応力が、上記絶縁膜6における如何なる箇所で発生しても、効果的に分断することが可能になる。
1…Si基板
2…アンドープGaN層
3…アンドープAlGaN層
4…2DEG
5…保護膜
6…層間絶縁膜
7…ドレイン電極基部
8…ソース電極基部
9…ドレイン電極
10…ソース電極
11…ゲート電極
12…ドレイン電極パッド
13…ソース電極パッド
14…ドレイン側ビアホール
15…ソース側ビアホール
16,17…応力緩和用の孔

Claims (4)

  1. ヘテロ接合を有するGaN系積層体と、
    上記GaN系積層体上に形成されると共に、フィンガー状に延在して成るドレイン電極と、
    上記GaN系積層体上にフィンガー状に延在して形成されると共に、上記ドレイン電極の延在方向である長手方向と交差する方向に上記ドレイン電極と隣り合うように配列されて、上記長手方向に延在しているソース電極と、
    上記ドレイン電極とソース電極との間に形成されたゲート電極と、
    上記ドレイン電極上およびソース電極上に形成された絶縁膜と、
    上記絶縁膜上に形成されたドレイン電極パッドと、
    上記絶縁膜に形成されると共に、上記ドレイン電極と上記ドレイン電極パッドとを電気的に接続するドレイン側ビアホールと、
    上記絶縁膜上に形成されたソース電極パッドと、
    上記絶縁膜に形成されると共に、上記ソース電極と上記ソース電極パッドとを電気的に接続するソース側ビアホールと
    を備え、
    上記絶縁膜における上記ドレイン電極上および上記ソース電極上の箇所に、上記ドレイン電極および上記ソース電極への応力を緩和するための孔を設けた
    ことを特徴とする電界効果トランジスタ。
  2. 請求項1に記載の電界効果トランジスタにおいて、
    上記応力を緩和する孔は、上記ドレイン電極と上記ドレイン電極パッドとを電気的に接続するビアホール、および、上記ソース電極と上記ソース電極パッドとを電気的に接続するビアホールとして機能する
    ことを特徴とする電界効果トランジスタ。
  3. 請求項2に記載の電界効果トランジスタにおいて、
    上記ドレイン側ビアホールおよび上記ドレイン側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔のうちの少なくとも一つは、上記ドレイン電極の端から50μm以内に開口部を有し、
    上記ソース側ビアホールおよび上記ソース側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔のうちの少なくとも一つは、上記ソース電極の端から50μm以内に開口部を有する
    ことを特徴とする電界効果トランジスタ。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか一つに記載の電界効果トランジスタにおいて、
    上記ドレイン側ビアホールと、上記応力を緩和する孔または上記ドレイン側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔との間隔、および、上記ソース側ビアホールと、上記応力を緩和する孔または上記ソース側のビアホールとして機能する上記応力を緩和する孔との間隔は、等間隔である
    ことを特徴とする電界効果トランジスタ。
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