JP2016062797A - 脱硫容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】小さな容器本体部であっても、脱硫剤内を流れるガスの偏りを効果的に抑制する。【解決手段】脱硫容器50において、流入孔53aと脱硫触媒D1を収容する収容領域R1との間には流入側空間W1が設けられ、脱硫触媒D3を収容する収容領域R3と流出孔54aとの間には流出側空間W2が設けられている。流入側空間W1には、流入するガスの流れ方向を変更する流入側流路変更部60Aが設けられている。流出側空間W2には、流出孔へ向かうガスの流れ方向を変更する流出側流路変更部60Bが設けられている。流入孔53aの開口面に対して垂直な方向に沿って流入側流路変更部60Aを見た場合の流入側流路変更部60Aの投影面積は、流出孔54aの開口面に対して垂直な方向に沿って流出側流路変更部60Bを見た場合の流出側流路変更部60Bの投影面積以上である。【選択図】図3
Description
本発明の一側面は、脱硫剤を収容する脱硫容器に関する。
従来、燃料電池システムに用いられ、燃料を脱硫する脱硫器がある。このような脱硫器は、脱硫剤によって燃料を脱硫している。脱硫剤は、脱硫容器の容器本体部内に収容されている。例えば、特許文献1には、容器本体部内に脱硫剤が収容された脱硫器が記載されている。
このような脱硫器では、収容された脱硫剤を効率よく利用するため、脱硫剤内を偏りなくガスを流すことが求められている。特許文献1に記載された脱硫器では、容器本体部内の出口側に空間を設けることで、ガスの流れの偏りを抑制(差圧の発生を抑制)している。
ここで、このような脱硫器の容器本体部は、燃料電池システムの停止時において密封されている。例えば気温が変化すること等によって容器本体部内の圧力が高まることがある。このため、容器本体内の圧力を下げる脱圧を行うことが考えられている。脱圧を行う場合、容器本体部内の圧力が高いために容器本体部内から排出されるガスの流速が早くなる。
例えば、ガスの流速が早い場合、特許文献1に記載された脱硫器のように容器本体部内に空間を設けるのみによってガスの流れの偏りを抑制しようとすると、容器本体部の体積に対して空間を大きくする必要がある。このため、容器本体部が大型化する。
そこで、本発明の一側面は、小さな容器本体部であっても、脱硫剤内を流れるガスの偏りを効果的に抑制できる脱硫容器を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、脱硫剤を収容可能な容器本体部を備える脱硫容器であって、容器本体部には、容器本体部外から容器本体部内へガスが流入する流入孔と、容器本体部内から容器本体部外へガスが流出する流出孔とが設けられ、容器本体部内において、流入孔と脱硫剤を収容する収容領域との間には流入側空間が設けられ、収容領域と流出孔との間には流出側空間が設けられ、流入側空間には、流入孔を介して容器本体部内に流入するガスの流れ方向を変更する流入側流路変更板が設けられ、流出側空間には、収容領域から流出孔へ向かうガスの流れ方向を変更する流出側流路変更板が設けられ、容器本体部内に臨む流入孔の開口面に対して垂直な方向に沿って流入孔から流入側流路変更板を見た場合の流入側流路変更板の投影面積は、容器本体部内に臨む流出孔の開口面に対して垂直な方向に沿って流出孔から流出側流路変更板を見た場合の流出側流路変更板の投影面積以上である。
この脱硫容器では、容器本体部内の流入孔側に流入側空間が設けられ、流出孔側に流出側空間が設けられている。これにより、例えば燃料電池システムの通常運転時など収容領域に収容された脱硫剤によってガスの脱硫を行う際に、流入孔を介して容器本体部内に流入したガスが流入側空間内で拡散した後、脱硫剤に流れ込む。従って、容器本体部内に流入したガスの偏りを抑制しながら脱硫剤中にガスを通過させることができる。脱硫剤中を通過して流出側空間内に流入したガスは、流出側空間内で方向が変えられて流出孔から流出する。すなわち、脱硫剤中を偏ることなくガスが流れた状態のまま、ガスが流出側空間に流れ込む。従って、流出側空間を設けることで、脱硫剤中を流れるガスが偏ることを抑制できる。このように、脱硫容器に、流入側空間及び流出側空間を設けることで、脱硫剤内を流れるガスの偏りを効果的に抑制できる。
流入側空間に流入側流路変更板が設けられているので、流入孔から容器本体部内に流れ込んだガスの流れ方向が流入側流路変更板によって変えられる。すなわち、流入孔から容器本体部内に流れ込んだガスが流入側流路変更板によって拡散させられる。これにより、流入孔から流れ込んだガスが脱硫剤に向けて直接流れることが抑制され、流入側空間内でガスを効果的に拡散させることができる。また、流入側流路変更板が設けられているので、ガスの流速が早い場合であっても、流入側空間内でガスを効果的に拡散させることができる。流入側流路変更板によってガスを効果的に拡散させることができるので、流入側空間を大きくする必要が無い。このように、この脱硫容器は、小さな容器本体部であっても、脱硫剤内を流れるガスの偏りを効果的に抑制できる。
流出側空間に流出側流路変更板が設けられているので、脱硫剤から流出孔へ向かうガスの流れ方向が流出側流路変更板によって変えられる。これにより、脱硫剤を通過したガスが流出孔に向けて直接流れることが抑制され、脱硫剤中をガスが偏ることなく流れた状態のまま、流出側空間にガスを効果的に流入させることができる。すなわち、流出側流路変更板を設けることで、脱硫剤中を流れるガスが偏ることを効果的に抑制できる。また、流出側流路変更板が設けられているので、ガスの流速が早い場合であっても、脱硫剤から流出孔へ向かうガスの流れ方向を効果的に変更できる。流出側流路変更板によって脱硫剤中を流れるガスが偏ることを効果的に抑制できるので、流出側空間を大きくする必要が無い。このように、この脱硫容器は、小さな容器本体部であっても、脱硫剤内を流れるガスの偏りを効果的に抑制できる。
流入孔を介して流入側空間に流れ込むガスの流速は、脱硫剤から流出孔に向けて流れるガスの流速よりも早い。一般に、流入孔を介して容器本体部内にガスを供給する配管の径よりも容器本体部の大きさ(ガスの流れ方向に直交する方向の断面積)が大きいため、流速の早いガスが流入孔を介して流入側空間内に流れ込む。このため、流入側流路変更板の投影面積を、流出側流路変更板の投影面積以上とすることで、流れが速いガスの流れ方向を流入側流路変更板によって効果的に変えることができる。
流入側流路変更板は、容器本体部内に臨む流入孔の開口面に対して垂直な方向に沿って見た場合に流入孔を覆っていてもよい。この場合には、流入孔から脱硫剤へガスが直線的に進むことを抑制できる。これにより、流入側流路変更板によってガスの流れ方向を効果的に変更できる。
流出側流路変更板は、容器本体部内に臨む流出孔の開口面に対して垂直な方向に沿って見た場合に流出孔を覆っていてもよい。この場合には、脱硫剤から流出孔へガスが直線的に進むことを抑制できる。これにより、流出側流路変更板によってガスの流れ方向を効果的に変更できる。
流入側空間と収容領域との間には、流入側空間と収容領域との間をガスが流通可能なように区画する流入側仕切板が設けられ、流入側流路変更板は、容器本体部の内面との間に隙間を設けて配置されるとともに流入側仕切板との間に隙間を設けて配置されていてもよい。この場合には、流入孔から脱硫剤へ向かうガスの流れ方向を流入側流路変更板によって効果的に変更できる。また、流入側流路変更板と流入側仕切板との間に隙間が設けられているので、流入側空間から脱硫剤へ向けて偏ることなくガスを流すことができる。このため、脱硫剤中を流れるガスが偏る等の影響が無い。
収容領域と流出側空間との間には、収容領域と流出側空間との間をガスが流通可能なように区画する流出側仕切板が設けられ、流出側流路変更板は、流出側仕切板との間に隙間を設けて配置されるとともに容器本体部の内面との間に隙間を設けて配置されていてもよい。この場合には、脱硫剤から流出孔へ向かうガスの流れ方向を流出側流路変更板によって効果的に変更できる。また、流出側流路変更板と流出側仕切板との間に隙間が設けられているので、流出側流路変更板が脱硫剤中のガスの流れに影響を与えることが無い。このため、脱硫剤中を流れるガスが偏る等の影響が無い。
流入側流路変更板は、容器本体部内に臨む流入孔の開口の形状に相似していてもよい。この場合には、流入孔を介して流入側空間に流れ込むガスの流れ方向を効果的に変更できる。
流出側流路変更板は、容器本体部内に臨む流出孔の開口の形状に相似していてもよい。この場合には、脱硫剤から流出孔へ向かうガスの流れ方向を効果的に変更できる。
本発明の一側面によれば、小さな容器本体部であっても、脱硫剤内を流れるガスの偏りを効果的に抑制できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示すように、実施形態に係る脱硫容器を備える脱硫器2は、水素含有燃料(ガス)を脱硫する装置であって、燃料電池システム1に用いられる。そこで、まず、燃料電池システム1の全体構成について説明する。
燃料電池システム1は、脱硫器2と、水気化部3と、水素発生部4と、セルスタック5と、オフガス燃焼部6と、水素含有燃料供給部7と、水供給部8と、酸化剤供給部9と、パワーコンディショナー10と、制御部11と、を備えている。燃料電池システム1は、水素含有燃料及び酸化剤を用いて、セルスタック5にて発電を行う。セルスタック5としては、固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)が採用されている。なお、セルスタック5の種類は特に限定されず、例えば、固体高分子形燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cell)、リン酸形燃料電池(PAFC:Phosphoric Acid Fuel Cell)、溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC:Molten Carbonate Fuel Cell)、及び、その他の種類を採用することができる。また、セルスタック5の種類、水素含有燃料の種類、及び改質方式等に応じて、図1に示す構成要素を適宜省略又は変更してもよい。
水素含有燃料として、例えば、炭化水素系燃料が用いられる。炭化水素系燃料として、分子中に炭素と水素とを含む化合物(酸素等、他の元素を含んでいてもよい)若しくはそれらの混合物が用いられる。炭化水素系燃料として、例えば、炭化水素類、アルコール類、エーテル類、バイオ燃料が挙げられ、これらの炭化水素系燃料は従来の石油・石炭等の化石燃料由来のもの、合成ガス等の合成系燃料由来のもの、バイオマス由来のものを適宜用いることができる。
具体的には、炭化水素類として、メタン、エタン、プロパン、ブタン、天然ガス、LPG(液化石油ガス)、都市ガス、タウンガス、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油が挙げられる。アルコール類として、メタノール、エタノールが挙げられる。エーテル類として、ジメチルエーテルが挙げられる。バイオ燃料として、バイオガス、バイオエタノール、バイオディーゼル、バイオジェットが挙げられる。酸化剤として、例えば、空気、純酸素ガス(通常の除去手法で除去が困難な不純物を含んでもよい)、酸素富化空気が用いられる。
脱硫器2は、水素発生部4に供給される水素含有燃料の脱硫を行う。脱硫器2は、水素含有燃料に含有される硫黄化合物を除去するための脱硫触媒(脱硫剤)を有している。脱硫器2の脱硫方式として、例えば、硫黄化合物を吸着して除去する吸着脱硫方式、又は硫黄化合物を水素と反応させて除去する水素化脱硫方式(水添脱硫方式とも称される)等が採用される。脱硫器2の脱硫方式として吸着脱硫方式を採用する場合、脱硫触媒として、例えば、ゼオライト又は酸化マンガンなどの脱硫剤を用いることができる。また、脱硫器2の脱硫方式として水素化脱硫方式を採用する場合、脱硫触媒として、例えば、ニッケル、コバルト、又はモリブデンなどの金属をアルミナ又はシリカ−アルミナなどに担持させた脱硫触媒を用いることができる。脱硫器2は、脱硫した水素含有燃料を水素発生部4へ供給する。
水気化部3は、水を加熱し気化させることによって水蒸気を生成するものであり、改質器20に含まれている。水気化部3における水の加熱は、オフガス燃焼部6による熱が利用される。なお、水気化部3における水の加熱は、例えば、排ガスの熱等の燃料電池システム1内で発生した熱を用いてもよいし、別途ヒータやバーナ等の他熱源を用いて水を加熱してもよい。水気化部3は、生成した水蒸気を水素発生部4へ供給する。
水素発生部4は、水素含有燃料を用いて水素リッチガスである改質ガス(水素含有ガス)を発生させるものであり、改質器20に含まれている。水素発生部4は、発生させた改質ガスをセルスタック5のアノード12へ供給する。また、水素発生部4は、発生させた改質ガスの少なくとも一部を、リサイクルガスラインRを介して脱硫器2の上流側にリサイクルガスとして循環させる。
水素発生部4での改質方式は、特に限定されず、例えば、水蒸気改質、部分酸化改質、自己熱改質、その他の改質方式を採用できる。水素発生部4には、脱硫器2から水素含有燃料が供給されると共に、必要に応じて、空気等の酸化剤や水気化部3から水蒸気が供給される。水素発生部4において改質ガスの発生に用いられる熱は、オフガス燃焼部6の熱が利用される。なお、水素発生部4に用いられる熱は、例えば、排ガスの熱等の燃料電池システム1内で発生した熱を用いてもよいし、別途ヒータやバーナ等の他熱源を用いて水を加熱してもよい。
なお、水素発生部4は、セルスタック5に要求される改質ガスの性状によって、他の構成を有する場合もある。例えば、セルスタック5のタイプが固体高分子形燃料電池(PEFC)やリン酸形燃料電池(PAFC)であった場合、水素発生部4は、改質ガス中の一酸化炭素を除去するための構成(例えば、シフト反応部及び選択酸化反応部)を有する。
セルスタック5は、水素発生部4からの改質ガス及び酸化剤供給部9からの酸化剤を用いて発電を行う。セルスタック5は、改質ガスが供給されるアノード12と、酸化剤が供給されるカソード13と、アノード12とカソード13との間に配置される電解質14と、を備えている。セルスタック5は、パワーコンディショナー10を介して、電力を外部へ供給する。セルスタック5は、発電に用いられなかった改質ガス及び酸化剤をオフガスとして、オフガス燃焼部6へ供給する。
オフガス燃焼部6は、セルスタック5から供給されるオフガスを燃焼させる。オフガス燃焼部6は、セルスタック5上に形成されている。オフガス燃焼部6によって発生する熱は、水気化部3に供給されて水蒸気の生成に用いられると共に、水素発生部4へ供給されて改質ガスの発生に用いられる。
水素含有燃料供給部7は、脱硫器2へ水素含有燃料を供給する。水供給部8は、水気化部3へ水を供給する。酸化剤供給部9は、セルスタック5のカソード13へ酸化剤を供給する。水素含有燃料供給部7、水供給部8及び酸化剤供給部9は、例えばポンプによって構成されており、制御部11からの制御信号に基づいて駆動される。
パワーコンディショナー10は、セルスタック5からの電力を、外部での電力使用状態に合わせて調整する。パワーコンディショナー10は、例えば、電圧を変換する処理や、直流電力を交流電力へ変換する処理を行う。
制御部11は、燃料電池システム1全体の制御処理を行う。制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び入出力インターフェイスを含んで構成されたデバイスによって構成される。制御部11は、水素含有燃料供給部7、水供給部8、酸化剤供給部9、パワーコンディショナー10、その他、図示されないセンサや補機と電気的に接続されている。制御部11は、燃料電池システム1内で発生する各種信号を取得すると共に、燃料電池システム1内の各機器へ制御信号を出力する。
図2は、図1の燃料電池システムの構成を示す概略図である。図2に示すように、燃料電池システム1において、改質器20は、オフガス燃焼部6により加熱されるものである。改質器20は、オフガス燃焼部6で発生する燃焼熱を受熱可能な位置に配置されている。ここでの改質器20は、オフガス燃焼部6の上方においてセルスタック5に対向するよう配置されている。オフガス燃焼部6は、例えばセルスタック5のアノード出口を改質器20側に開放することにより、改質器20とセルスタック5との間に画成される。オフガス燃焼部6からの排気ガスは、例えば排気触媒を介して外部へ排気される。
脱硫器2は、改質器20及びセルスタック5を収容する筐体15に当接するように設けられている。これにより、当該筐体15内の熱が脱硫器2へ伝熱可能とされている。脱硫器2は、リサイクルガスラインRで循環するリサイクルガスを利用し、例えば、水素含有燃料に水素を添加した水添脱硫を行うことで、その脱硫触媒の長寿命化を図ることができる。なお、脱硫器2、セルスタック5及び改質器20の周囲には、断熱材(不図示)が適宜設けられている。
リサイクルガスラインRは、脱硫器2にリサイクルガスを循環させるものである。ここでのリサイクルガスラインRは、その戻り側が、水素含有燃料を供給するフィードライン16において水素含有燃料供給部7と逆止弁等の圧力調整部31との間に接続されており、これらの間にリサイクルガスを戻している。リサイクルガスラインRには、水分を除去するドレーナ32、キャピラリ33、逆止弁等の圧力調整部34及び遮断弁35が、リサイクルガスの上流から下流に向かう方向にこの順で設けられている。フィードライン16において圧力調整部31の上流側には、遮断弁36及び流量計37が設けられている。なお、リサイクルガスラインRには、ポンプ等がさらに設けられていてもよい。
次に、上述の脱硫器2について詳細に説明する。図3に示すように脱硫器2は、脱硫触媒を収容可能な脱硫容器50を備えている。脱硫容器50は、容器本体部51、仕切板55〜58、流入側流路変更部60A、及び流出側流路変更部60Bを含んで構成されている。容器本体部51は、水素含有燃料を脱硫する脱硫触媒を収容可能となっている。容器本体部51は、筒部52、天板部53、及び底板部54によって構成されている。
筒部52は、円筒状に形成されている。天板部53は、筒部52の一方の開口部を覆っている。底板部54は、筒部52の他方の開口部を覆っている。容器本体部51は、天板部53が上側、底板部54が下側となるように配置されている。天板部53には、流入孔53aが設けられている。底板部54には、流出孔54aが設けられている。流入孔53a及び流出孔54aは、円形の孔である。一例として、流入孔53aの直径と、流出孔54aの直径とは互いに同じとなっている。
仕切板(流入側仕切板)55は、容器本体部51内の空間を、天板部53側の空間と、底板部54側の空間とに区画する。これにより、天板部53と仕切板55との間に流入側空間W1が形成される。すなわち、脱硫触媒D1を収容する収容領域R1と、流入孔53aとの間に流入側空間W1が設けられている。仕切板56は、容器本体部51内において仕切板55と底板部54との間の空間を、仕切板55側の空間と底板部54側の空間とに区画する。これにより、仕切板55と仕切板56との間に収容領域R1が形成される。
仕切板57は、容器本体部51内において仕切板56と底板部54との間の空間を、仕切板56側の空間と底板部54側の空間とに区画する。これにより、仕切板56と仕切板57との間に収容領域R2が形成される。仕切板(流出側仕切板)58は、容器本体部51内において仕切板57と底板部54との間の空間を、仕切板57側の空間と底板部54側の空間とに区画する。これにより、仕切板57と仕切板58との間に収容領域R3が形成される。また、仕切板58と底板部54との間に流出側空間W2が形成される。すなわち、脱硫触媒D3を収容する収容領域R3と、流出孔54aとの間に流出側空間W2が設けられている。
仕切板55〜58は、流入孔53aから流出孔54aに向かう水素含有燃料の流れ方向に沿って水素含有燃料が流通可能となっている。具体的には、仕切板55〜58として、複数の孔を有するパンチング板、或いはメッシュ板等を用いることができる。
収容領域R1には、脱硫触媒D1が収容される。収容領域R2には、脱硫触媒D2が収容される。収容領域R3には、脱硫触媒D3が収容される。脱硫触媒D1〜D3としては、上述したように適宜の脱硫触媒が用いられる。
図4〜図6に示すように流入側流路変更部60Aは、容器本体部51内の流入側空間W1に配置されている。流入側流路変更部60Aは、流入孔53aを介して容器本体部51内に流入するガスの流れ方向を変える。より詳細には、流入側流路変更部60Aは、邪魔板部(流入側流路変更板)61A、及び2つの脚部62Aによって構成されている。邪魔板部61Aは、円形の板材である。邪魔板部61Aは、流入孔53aよりも大きさが大きい。邪魔板部61Aは、容器本体部51内に臨む流入孔53aの開口の形状に相似している。脚部62Aは、一方の端部が天板部53に接続され、他方の端部が邪魔板部61Aに接続されている。脚部62Aは、天板部53に対して邪魔板部61Aを支持している。
邪魔板部61Aは、天板部53との間に所定の隙間を設けて配置されている。邪魔板部61Aは、仕切板55との間に所定の隙間を設けて配置されている。図5に示されるように、邪魔板部61Aは、邪魔板部61Aの板厚方向に沿って見た場合に、流入孔53aを覆っている。言い換えると、邪魔板部61Aは、流入孔53aの開口面に垂直な方向に沿って見た場合に、流入孔53aを覆っている。
流入側流路変更部60Aは、1枚の板材を折り曲げることによって形成されていてもよい。一例として、邪魔板部61Aの厚さは、約0.5mm〜約1mm以下とすることができる。また、図4に示すように、邪魔板部61Aと仕切板55との隙間aは、一例として、約2mmとすることができる。天板部53と仕切板55との隙間bは、一例として、約3mm〜5mmとすることができる。
図7に示すように流出側流路変更部60Bは、容器本体部51内の流出側空間W2に配置されている。流出側流路変更部60Bは、収容領域R1〜R3から流出孔54aへ向けて流れるガスの流れ方向を変える。より詳細には、流出側流路変更部60Bは、流入側流路変更部60Aと同様に、邪魔板部(流出側流路変更板)61B、及び2つの脚部62Bによって構成されている。邪魔板部61Bは、円形の板材である。邪魔板部61Bは、流出孔54aよりも大きさが大きい。邪魔板部61Bは、容器本体部51内に臨む流出孔54aの開口の形状に相似している。脚部62Bは、一方の端部が底板部54に接続され、他方の端部が邪魔板部61Bに接続されている。脚部62Bは、底板部54に対して邪魔板部61Bを支持している。
邪魔板部61Bは、底板部54との間に所定の隙間を設けて配置されている。邪魔板部61Bは、仕切板58との間に所定の隙間を設けて配置されている。図5を用いて説明した流入側流路変更部60Aと同様に、邪魔板部61Bは、邪魔板部61Bの板厚方向に沿って見た場合に、流出孔54aを覆っている。言い換えると、邪魔板部61Bは、流出孔54aの開口面に垂直な方向に沿って見た場合に、流出孔54aを覆っている。
流出側流路変更部60Bは、1枚の板材を折り曲げることによって形成されていてもよい。一例として、邪魔板部61Bの厚さは、約0.5mm〜約1mm以下とすることができる。また、邪魔板部61Bと仕切板58との隙間aは、一例として、約2mmとすることができる。底板部54と仕切板58との隙間bは、一例として、約3mm〜5mmとすることができる。
ここで、流入側流路変更部60Aの邪魔板部61Aの大きさ(直径)は、流出側流路変更部60Bの邪魔板部61Bの大きさ(直径)以上となっている。より詳細には、容器本体部51内に臨む流入孔53aの開口面に対して垂直な方向に沿って、流入孔53aから流入側流路変更部60Aを見た場合の邪魔板部61Aの投影面積をAとする。容器本体部51内に臨む流出孔54aの開口面に対して垂直な方向に沿って、流出孔54aから流出側流路変更部60Bを見た場合の邪魔板部61Bの投影面積をBとする。このとき、投影面積Aは、投影面積B以上となっている。
脱硫器2によって脱硫される水素含有燃料の流れについて説明する。水素含有燃料供給部7から供給された水素含有燃料は、流入孔53aを介して流入側空間W1に導入される。流入側空間W1に導入された水素含有燃料は、流入側流路変更部60Aによって流れ方向が変えられて拡散される。流入側流路変更部60Aによって拡散された水素含有燃料は、収容領域R1から収容領域R3へ向かう途中で、脱硫触媒D1〜D3によって脱硫される。収容領域R3から流出側空間W2に流れ込んだ水素含有燃料は、流出側流路変更部60B及び底板部54の流出側空間W2側の面によって流れ方向が変えられる。そして、水素含有燃料は、流出孔54aを介して容器本体部51外へ導出される。容器本体部51外へ導出された水素含有燃料は、水素発生部4へ供給される。
本実施形態は以上のように構成され、この脱硫容器50では、容器本体部51内の流入孔53a側に流入側空間W1が設けられ、流出孔54a側に流出側空間W2が設けられている。これにより、例えば燃料電池システム1の通常運転時など収容領域R1〜R3に収容された脱硫触媒D1〜D3によって水素含有燃料の脱硫を行う際に、流入孔53aを介して容器本体部51内に流入した水素含有燃料が流入側空間W1内で拡散した後、脱硫触媒D1〜D3に流れ込む。従って、容器本体部51内に流入した水素含有燃料の偏りを抑制しながら脱硫触媒D1〜D3中に水素含有燃料を通過させることができる。脱硫触媒D1〜D3を通過して流出側空間W2内に流入した水素含有燃料は、流出側空間W2内で方向が変えられて流出孔54aから流出する。すなわち、脱硫触媒D1〜D3中を偏ることなく水素含有燃料が流れた状態のまま、水素含有燃料が流出側空間W2に流れ込む。従って、流出側空間W2を設けることで、脱硫触媒D1〜D3中を流れる水素含有燃料が偏ることを抑制できる。このように、脱硫容器50に、流入側空間W1及び流出側空間W2を設けることで、脱硫触媒D1〜D3内を流れる水素含有燃料の偏りを効果的に抑制できる。
流入側空間W1に流入側流路変更部60Aが設けられているので、流入孔53aから容器本体部51内に流れ込んだ水素含有燃料の流れ方向が邪魔板部61Aによって変えられる。すなわち、流入孔53aから容器本体部51内に流れ込んだ水素含有燃料が邪魔板部61Aによって拡散させられる。これにより、流入孔53aから流れ込んだ水素含有燃料が脱硫触媒D1に向けて直接流れることが抑制され、流入側空間W1内で水素含有燃料を効果的に拡散させることができる。また、流入側流路変更部60Aが設けられているので、水素含有燃料の流速が早い場合であっても、流入側空間W1内で水素含有燃料を効果的に拡散させることができる。流入側流路変更部60Aによって水素含有燃料を効果的に拡散させることができるので、流入側空間W1を大きくする必要が無い。このように、この脱硫容器50は、小さな容器本体部51であっても、脱硫触媒D1〜D3内を流れる水素含有燃料の偏りを効果的に抑制できる。
流出側空間W2に流出側流路変更部60Bが設けられているので、脱硫触媒D1〜D3から流出孔54aへ向かう水素含有燃料の流れ方向が邪魔板部61Bによって変えられる。これにより、脱硫触媒D1〜D3を通過した水素含有燃料が流出孔54aに向けて直接流れることが抑制され、脱硫触媒D1〜D3中を水素含有燃料が偏ることなく流れた状態のまま、流出側空間W2に水素含有燃料を効果的に流入させることができる。すなわち、流出側流路変更部60Bを設けることで、脱硫触媒D1〜D3を流れる水素含有燃料が偏ることを効果的に抑制できる。また、流出側流路変更部60Bが設けられているので、水素含有燃料の流速が早い場合であっても、脱硫触媒D1〜D3から流出孔54aへ向かう水素含有燃料の流れ方向を効果的に変更できる。流出側流路変更部60Bによって脱硫触媒D1〜D3中を流れる水素含有燃料が偏ることを効果的に抑制できるので、流出側空間W2を大きくする必要が無い。このように、この脱硫容器50は、小さな容器本体部51であっても、脱硫触媒D1〜D3内を流れる水素含有燃料の偏りを効果的に抑制できる。
流入孔53aを介して流入側空間W1に流れ込む水素含有燃料の流速は、脱硫触媒D1〜D3から流出孔54aに向けて流れる水素含有燃料の流速よりも早い。一般に、流入孔53aを介して容器本体部51内に水素含有燃料を供給する配管の径よりも容器本体部51の大きさ(水素含有燃料の流れ方向に直交する方向の断面積)が大きい。このため、流速の早い水素含有燃料が流入孔53aを介して流入側空間W1内に流れ込む。容器本体部51内に流れ込んだ水素含有燃料は、容器本体部51内に水素含有燃料を供給する配管の径よりも容器本体部51の大きさが大きいため、流速が遅くなる。従って、流入側流路変更部60Aの邪魔板部61Aの投影面積を、流出側流路変更部60Bの邪魔板部61Bの投影面積以上とすることで、流れが速い水素含有燃料の流れ方向を邪魔板部61Aによって効果的に変えることができる。
流入側流路変更部60Aの邪魔板部61Aは、容器本体部51内に臨む流入孔53aの開口面に対して垂直な方向に沿って見た場合に流入孔53aを覆っていてもよい。この場合には、流入孔53aから脱硫触媒D1〜D3へ水素含有燃料が直線的に進むことを抑制できる。これにより、流入側流路変更部60Aによって水素含有燃料の流れ方向を効果的に変更できる。
流出側流路変更部60Bの邪魔板部61Bは、容器本体部51内に臨む流出孔54aの開口面に対して垂直な方向に沿って見た場合に流出孔54aを覆っていてもよい。この場合には、脱硫触媒D1〜D3から流出孔54aへ水素含有燃料が直線的に進むことを抑制できる。これにより、流出側流路変更部60Bによって水素含有燃料の流れ方向を効果的に変更できる。
流入側流路変更部60Aの邪魔板部61Aは、容器本体部51の天板部53との間に隙間を設けて配置されるとともに、仕切板55との間に隙間を設けて配置されていてもよい。この場合には、流入孔53aから脱硫触媒D1〜D3へ向かう水素含有燃料の流れ方向を流入側流路変更部60Aによって効果的に変更できる。また、流入側流路変更部60Aの邪魔板部61Aと仕切板55との間に隙間が設けられているので、流入側空間W1から脱硫触媒D1〜D3へ向けて偏ることなく水素含有燃料を流すことができる。このため、脱硫触媒D1〜D3中を流れる水素含有燃料が偏る等の影響が無い。
流出側流路変更部60Bの邪魔板部61Bは、仕切板58との間に隙間を設けて配置されるとともに、底板部54の内面との間に隙間を設けて配置されていてもよい。この場合には、脱硫触媒D1〜D3から流出孔54aへ向かう水素含有燃料の流れ方向を流出側流路変更部60Bによって効果的に変更できる。また、流出側流路変更部60Bの邪魔板部61Bと仕切板58との間に隙間が設けられているので、流出側流路変更部60Bの邪魔板部61Bが脱硫触媒D1〜D3中の水素含有燃料の流れに影響を与えることが無い。このため、脱硫触媒D1〜D3中を流れる水素含有燃料が偏る等の影響が無い。
流入側流路変更部60Aの邪魔板部61Aは、容器本体部51内に臨む流入孔53aの開口の形状に相似している。この場合には、流入孔53aを介して流入側空間W1に流れ込む水素含有燃料の流れ方向を効果的に変更できる。
流出側流路変更部60Bの邪魔板部61Bは、容器本体部51内に臨む流出孔54aの開口の形状に相似している。この場合には、脱硫触媒D1〜D3から流出孔54aへ向かう水素含有燃料の流れ方向を効果的に変更できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、邪魔板部61Aの形状は、流入孔53aの形状に相似していれば、円形以外の形状(例えば、四角形等)であってもよい。邪魔板部61Bの形状は、流出孔54aの形状に相似していれば、円形以外の形状(例えば、四角形等)であってもよい。
脱硫容器50は、単管状に形成され、脱硫を行う際に水素含有燃料が一方向のみに流れる構造とした。これに限定されず、脱硫容器50は、例えば管状の容器の内側に更に管状の容器を収容した構造など、水素含有燃料の進行方向が折り返すような構造であってもよい。
1…燃料電池システム、2…脱硫器、50…脱硫容器、51…容器本体部、53a…流入孔、54a…流出孔、55…仕切板(流入側仕切板)、58…仕切板(流出側仕切板)61A…邪魔板部(流入側流路変更板)、61B…邪魔板部(流出側流路変更板)、D1〜D3…脱硫触媒(脱硫剤)、R1〜R3…収容領域、W1…流入側空間、W2…流出側空間。
Claims (7)
- 脱硫剤を収容可能な容器本体部を備える脱硫容器であって、
前記容器本体部には、前記容器本体部外から前記容器本体部内へガスが流入する流入孔と、前記容器本体部内から前記容器本体部外へ前記ガスが流出する流出孔とが設けられ、
前記容器本体部内において、前記流入孔と前記脱硫剤を収容する収容領域との間には流入側空間が設けられ、前記収容領域と前記流出孔との間には流出側空間が設けられ、
前記流入側空間には、前記流入孔を介して前記容器本体部内に流入する前記ガスの流れ方向を変更する流入側流路変更板が設けられ、
前記流出側空間には、前記収容領域から前記流出孔へ向かう前記ガスの流れ方向を変更する流出側流路変更板が設けられ、
前記容器本体部内に臨む前記流入孔の開口面に対して垂直な方向に沿って前記流入孔から前記流入側流路変更板を見た場合の前記流入側流路変更板の投影面積は、前記容器本体部内に臨む前記流出孔の開口面に対して垂直な方向に沿って前記流出孔から前記流出側流路変更板を見た場合の前記流出側流路変更板の投影面積以上である、脱硫容器。 - 前記流入側流路変更板は、前記容器本体部内に臨む前記流入孔の開口面に対して垂直な方向に沿って見た場合に前記流入孔を覆う、請求項1に記載の脱硫容器。
- 前記流出側流路変更板は、前記容器本体部内に臨む前記流出孔の開口面に対して垂直な方向に沿って見た場合に前記流出孔を覆う、請求項1又は2に記載の脱硫容器。
- 前記流入側空間と前記収容領域との間には、前記流入側空間と前記収容領域との間を前記ガスが流通可能なように区画する流入側仕切板が設けられ、
前記流入側流路変更板は、前記容器本体部の内面との間に隙間を設けて配置されるとともに前記流入側仕切板との間に隙間を設けて配置されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の脱硫容器。 - 前記収容領域と前記流出側空間との間には、前記収容領域と前記流出側空間との間を前記ガスが流通可能なように区画する流出側仕切板が設けられ、
前記流出側流路変更板は、前記流出側仕切板との間に隙間を設けて配置されるとともに前記容器本体部の内面との間に隙間を設けて配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の脱硫容器。 - 前記流入側流路変更板は、前記容器本体部内に臨む前記流入孔の開口の形状に相似している、請求項1から5のいずれか一項に記載の脱硫容器。
- 前記流出側流路変更板は、前記容器本体部内に臨む前記流出孔の開口の形状に相似している、請求項1から6のいずれか一項に記載の脱硫容器。
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JP2014190961A JP2016062797A (ja) | 2014-09-19 | 2014-09-19 | 脱硫容器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115253655A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-11-01 | 中国石油工程建设有限公司 | 一种免人员进入装卸的大尺寸高床层干法脱硫塔 |
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2014
- 2014-09-19 JP JP2014190961A patent/JP2016062797A/ja active Pending
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