JP2016062677A - 光照射装置 - Google Patents

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祥寛 金端
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Abstract

【課題】光源部を十分に冷却することのできる光照射装置を提供することにある。
【解決手段】光照射装置は、一端面に光放射用開口が形成された扁平な筐体の内部に、当該光放射用開口に沿って設けられた、基板の表面に複数の発光素子が並設されてなる長尺な光源部と、当該光源部における基板の裏面側に、当該裏面に当接して配設されたヒートシンクとを備え、前記筐体の内部には、当該筐体に形成された吸気口を介して外部から導入される冷却風が前記ヒートシンクに向かって流動する吸気流路が形成され、当該吸気流路における当該ヒートシンクに近接した位置に、吸気用冷却ファンが設けられており、前記吸気口が、前記筐体における互いに対向する前記一端面および他端面以外の周面に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、光照射装置に関する。更に詳しくは、本発明は、冷却機構を備えた光照射装置に関する。
従来、印刷分野や電子工業分野などにおいては、処理対象物、具体的には例えば保護膜、接着剤、塗料、インクフォトレジスト、樹脂、配向膜等に対して、硬化処理、乾燥処理、溶融処理、軟化処理、あるいは改質処理などを行うために、特定の波長の光を放射する光照射装置が多用されている。
例えば、特許文献1には、紫外線硬化型のインクを用いたインクジェットプリンタが開示されている。このインクジェットプリンタには、インクを射出するヘッド部と、このヘッド部に隣接して配置された光照射装置とが搭載されている。
このような光照射装置の或る種のものとしては、一端面に光放射用開口が形成された、扁平な直方体の箱型形状の筐体を備え、当該筐体の内部における光放射用開口に近接した位置に、長尺な光源部が配設されたものがある。この光源部は、光放射用開口に沿って設けられた長尺な基板の表面に、発光ダイオード(LED)よりなる発光素子の複数が配設されてなるものである。その光源部においては、発光素子の発光に伴って熱が発生し、その熱によって光源部の温度(発光素子自体の温度)および光源部の周囲温度が上昇する。そして、LEDなどの発光素子は、熱の影響によって、明るさ、発光効率および寿命特性などが変化しやすいものであることから、特に複数の発光素子を密に配設する場合には、十分な放熱対策が必要とされている。
特開2004−358769号公報
而して、本発明の発明者らは、光照射装置の放熱対策として、光源部を構成する基板の裏面にヒートシンクを当接配置すると共に、当該ヒートシンクを冷却風によって冷却する冷却機構を設けることを検討した。その冷却機構は、筐体の内部に、当該筐体の外部から導入される冷却風がヒートシンクに向かって流動する吸気流路を設け、その吸気流路におけるヒートシンクに近接した位置に吸気用冷却ファンを配置することによって構成した。また、吸気流路の吸気口は、筐体における、光源部が設けられた一端面に対向する他端面(以下、「光源部対向面」ともいう。)に形成した。
しかしながら、このような冷却機構を備えた光照射装置においては、ヒートシンクを効率的に冷却することができないことから、光源部を十分に冷却することができない、という問題があることが明らかとなった。
具体的に説明すると、吸気口が光源部対向面に形成されていることから、吸気流路、すなわち吸気口から導入された冷却風がヒートシンクに至るまでの経路が長くなる。そのため、吸気口から導入された冷却風が、吸気流路を流動してヒートシンクに至るまでの過程において、筐体および筐体の内部に配置された構成部の熱を受熱して温められてしまう、という問題がある。このような問題は、吸気流路が、熱を発する構成部材、具体的には、光源部における複数の発光素子の点灯制御を行う電装部に沿うように設けられている場合に顕著である。
また、吸気流路から流出し、当該ヒートシンクに沿って流動した冷却風を筐体の外部に排出する排出口を、吸気口と共に光源部対向面に設けた場合には、当該排気口から排出された冷却風(以下、「排気風」ともいう。)、すなわちヒートシンクの熱を受熱した冷却風が、吸気口から吸気流路内に入り込んでしまう、という問題がある。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、光源部を十分に冷却することのできる光照射装置を提供することにある。
本発明の光照射装置は、一端面に光放射用開口が形成された扁平な筐体の内部に、当該光放射用開口に沿って設けられた、基板の表面に複数の発光素子が並設されてなる長尺な光源部と、当該光源部における基板の裏面側に、当該裏面に当接して配設されたヒートシンクとを備えてなる光照射装置において、
前記筐体の内部には、当該筐体に形成された吸気口を介して外部から導入される冷却風が前記ヒートシンクに向かって流動する吸気流路が形成され、当該吸気流路における当該ヒートシンクに近接した位置に、吸気用冷却ファンが設けられており、
前記吸気口が、前記筐体における互いに対向する前記一端面および他端面以外の周面に形成されていることを特徴とする。
本発明の光照射装置においては、前記ヒートシンクにおける、前記吸気流路から流出した冷却風を受風する受風面には、複数のフィンが並設されており、当該複数のフィンが、それぞれ前記光源部の長手方向に沿って伸びるように配置されていることが好ましい。
本発明の光照射装置においては、前記筐体の内部には、前記吸気流路から流出して前記ヒートシンクに沿って流動した冷却風が当該筐体に形成された排気口に向かって流動する排気流路が、前記吸気流路における冷却風の流動方向とは逆方向に伸びるように形成され、当該排気流路における当該ヒートシンクに近接した位置に、排気用冷却ファンが設けられており、
前記吸気口が、前記光源部に垂直な方向において、前記排気口のレベル位置より光源部側のレベル位置に配置されていることが好ましい。
また、このような構成の本発明の光照射装置においては、前記排気口が、筐体における前記吸気口が形成された面以外の面に形成されていることが好ましい。
本発明の光照射装置においては、前記吸気流路は、筐体の内部における前記光源部の長手方向の中央領域に設けられた、当該光源部に垂直な方向に伸びる2つの隔壁の間の空間によって構成されており、当該2つの隔壁の間の空間の両側に、当該隔壁に沿うように排気流路が配設されていることが好ましい。
本発明の光照射装置においては、前記筐体と前記光源部と前記ヒートシンクとを備え、当該筐体の内部に前記吸気流路が形成され、当該吸気流路に吸気用冷却ファンが設けられた光照射ユニットの複数が、互いに隣接して並設されてなることが好ましい。
本発明の光照射装置においては、ヒートシンクが、筐体に形成された吸気口から吸気用冷却ファンによって取り込まれて吸気流路を流動した冷却風によって冷却される。そして、吸気口が筐体の周面に設けられている。そのため、吸気流路、すなわち吸気口から導入された冷却風がヒートシンクに至るまでの経路を短くすることができることから、吸気口から導入された冷却風が、ヒートシンクに至るまでの過程において、筐体の内部に配置された構成部材の熱によって温められることを抑制することができる。その結果、冷却風によってヒートシンクを効率的に冷却することができる。
従って、本発明の光照射装置によれば、光源部における基板の裏面に当接して配置されたヒートシンクを効率的に冷却することができるため、光源部を十分に冷却することができる。
本発明の光照射装置においては、ヒートシンクにおける冷却風の受風面に複数のフィンを並設し、当該複数のフィンの各々を光源部の長手方向に沿って伸びるように配置することにより、吸気流路から流出した冷却風を、光源部の長手方向に沿って流動するように誘導することができる。そのため、吸気流路からの冷却風の流出量が少ない場合であっても、その冷却風をヒートシンクの全体にわたって流動させることができて、効率よく光源部を冷却することができる。
本発明の光照射装置においては、吸気口を、光源部に垂直な方向における、排気口のレベル位置より光源部側のレベル位置に配置することにより、当該吸気口を、ヒートシンクに近接して位置させ、かつ排気口と離間して位置させることができる。そのため、吸気流路を短くしつつ、排気口から排出された冷却風(排気風)、すなわちヒートシンクの熱を受熱した冷却風が、吸気口から吸気流路に入り込むことを抑制または防止することができる。その結果、光源部をより一層冷却することができる。しかも、排気口を光源部から離間して位置させることができるため、排気口から排出された冷却風(排気風)が、処理対象物に吹付けられ、それに起因して弊害が生じることを防止することができる。
また、このような構成の本発明の光照射装置においては、排気口を、筐体における吸気口が形成された面以外の面に設けることにより、排気口から排出された冷却風(排気風)が、吸気口から吸気流路に入り込むことを防止することができる。
本発明の光照射装置の構成の一例の外観を示す説明用斜視図である。 図1の光照射装置の筐体の内部の構成を、当該筐体を構成する板部材を取り外した状態で示す説明用斜視図である。 図1の光照射装置の筐体の内部の構成を、当該筐体を構成する板部材を取り外した状態で示す説明用平面図である。 図1におけるA−A線の断面を示す説明用断面図である。 本発明の光照射装置の構成の他の例の外観を示す説明用斜視図である。 図5におけるA−A線の断面を示す説明用断面図である。
以下、本発明の光照射装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の光照射装置の構成の一例の外観を示す説明用斜視図である。図2は、図1の光照射装置の筐体の内部の構成を、当該筐体を構成する板部材を取り外した状態で示す説明用斜視図であり、図3は、図1の光照射装置の筐体の内部の構成を、当該筐体を構成する板部材を取り外した状態で示す説明用平面図である。図4は、図1におけるA−A線の断面を示す説明用断面図である。
この光照射装置10は、扁平な直方体の箱型形状を有する、金属製の筐体11を備えており、この筐体11の一端面(図3および図4における下端面)には、矩形状の光放射用開口が形成されている。この筐体11の光放射用開口は、例えば石英ガラスよりなる、矩形平板状の光透過窓部材15によって閉塞されている。筐体11の内部には、光放射用開口(光透過窓部材15)に近接した位置に、長尺な光源部20が、当該光放射用開口に沿って伸びるように配設されており、また筐体11の他端面(図3および図4における上端面)に近接した位置には、光源部20の点灯制御を行うための電装部25が配設されている。
また、筐体11の内部において、光源部20の上方(図3および図4における上方)には、例えばアルミニウムよりなるヒートシンク31が配設されている。また、筐体11には、冷却風によってヒートシンク31を冷却するヒートシンク冷却機能を有する冷却機構が設けられている。
この図の例において、筐体11は、一面に開口12Aを有し、当該一面以外の面に光放射用開口が形成された、扁平な直方体の箱型形状の筐体本体12と、当該開口12Aを閉塞するように配設された矩形平板状の板部材14とにより構成されている。板部材14は、複数の固定ネジ19によって筐体本体12に固定されている。筐体本体12においては、上端面部13Bおよび下端面部13Aが筐体11の一端面および他端面を構成しており、当該下端面部13Aには、光放射用開口が形成されている。また、筐体本体12における幅広側面部13Cおよび互いに対向する幅狭側面部13D,13Eは、板部材14と共に筐体11の周面を構成している。すなわち、筐体11において、当該筐体11の周面は、筐体本体12の幅広側面部13Cおよび幅狭側面部13D,13Eと、板部材14とによって構成されている。
光源部20は、長尺な矩形状の基板21を備えている。この基板21の表面(図3および図4における下面)には、矩形平板状の複数の発光素子22が、当該基板21の長手方向(図3における左右方向)に沿って特定の間隔(図の例においては等間隔)で配置されている。複数の発光素子22の各々には、当該発光素子22の発光面を覆う半球形状の封止レンズ23が、基板21の表面から突出するよう設けられている。そして、光源部20は、各発光素子22の発光面が下方(図3および図4における下方)を向く姿勢で配置されている。
基板21を構成する材料としては、窒化アルミニウム、アルミナセラミックス等のセラミックス材料、ガラス繊維補強型エポキシ樹脂等の複合樹脂材料などを用いることができる。
また、発光素子22としては、所要の光、例えば紫外線を出射する発光ダイオード(LED)を用いることができる。
ヒートシンク31は、基板21の裏面側(図3および図4における上面側)において、当該ヒートシンク31の表面(図3および図4における下面)が基板21の裏面に当接した状態で配置されている。
このヒートシンク31は、放熱性の観点から、図2〜図4に示されているように、当該ヒートシンク31の裏面(図3および図4における上面)、すなわち冷却機構からの冷却風を受風する受風面に、複数のフィン33が突出して形成されたものであることが好ましい。
そして、ヒートシンク31において、複数のフィン33は、図4に示されているように、並設されており、その複数のフィン33の各々が、光源部20の長手方向(図4における紙面に垂直な方向)に沿って伸びるように配置されていることが好ましい。すなわち、複数のフィン33は、各フィン33が光源部20の長手方向に伸びた状態で、光源部20の短手方向(図4における左右方向)に、並設されていることが好ましい。
この図の例において、複数のフィン33は、各々、厚さ1mmの略矩形平板状の形状を有しており、短手方向において互いに隣接するフィン33,33の間の離間距離は2mmである。また、各フィン33は、当該フィン33の光源部20の長手方向の寸法が、光源部20の長手方向の寸法の半分よりも僅かに小さいものである。そして、それぞれ複数のフィン33が光源部20の短手方向に平行に並設されてなる2つのフィン群32A,32Bが、光源部20の長手方向に並設されている。すなわち、一方のフィン群32Aは、一方の幅狭側面部(具体的には、幅狭側面部13D)側に配設され、他方のフィン群32Bは、他方の幅狭側面部(具体的には、幅狭側面部13E)側に配設されている。
ヒートシンク31が、裏面(受風面)に複数のフィン33が並設され、当該複数のフィン33の各々が光源部20の長手方向に沿って伸びるように配置されたものであることにより、冷却機構からの冷却風を、光源部20の長手方向に沿って流動するように誘導することができる。すなわち、冷却機構からの冷却風は、複数のフィン33における互いに隣接するフィン33,33の間を光源部20の長手方向に流動することとなる。そのため、冷却機構を構成するヒートシンク用吸気流路41からの冷却風の流出量が少ない場合であっても、その冷却風をヒートシンク31の全体にわたって流動させることができて、効率よく光源部20を冷却することができる。
冷却機構は、筐体11に形成されたヒートシンク用吸気口16を介して当該筐体11の外部から冷却風を導入し、その冷却風をヒートシンク31に供給する冷却風供給手段を有している。
具体的に説明すると、筐体11の内部には、当該筐体11の外部からヒートシンク用吸気口16を介して導入される冷却風がヒートシンク31に向かって流動するヒートシンク用吸気流路41が形成されている。このヒートシンク用吸気流路41は、ヒートシンク用吸気口16を流路入口とし、当該ヒートシンク用吸気口16からヒートシンク31まで伸びるものである。
このヒートシンク用吸気流路41において、冷却風が流出する流路出口(冷却風供給口)は、ヒートシンク31の冷却効率の観点から、図3に示されているように、筐体11の内部における下端面部側に形成されたヒートシンク収容空間内に位置していることが好ましい。ここに、筐体11の内部における下端面部側には、ヒートシンク収容空間と共に、光源部20を収容する光源部収容空間が形成されている。
そして、ヒートシンク用吸気流路41におけるヒートシンク31に近接した位置には、2つの吸気用冷却ファン45,45が設けられている。
このヒートシンク用吸気流路41と2つの吸気用冷却ファン45,45とにより、冷却風供給手段が構成されている。
この図の例において、ヒートシンク31の複数のフィン33の各々には、ヒートシンク収容空間内にヒートシンク用吸気流路41の流路出口を位置させるため、凹部33Aが形成されている。
ヒートシンク用吸気流路41は、筐体11の内部における光源部20の長手方向の中央領域に設けられた2つの隔壁43,43の間の空間によって構成されている。
この2つの隔壁43,43は、筐体11の内部における上端面部側(図3および図4における上方側)に、光源部20に垂直な方向に伸び、互いに離間して平行な状態で配設されている。
また、2つの隔壁43,43は、長尺な略矩形平板状の金属製のものであり、幅広側面部13C、板部材14、上端面部13Bおよび下端面部13Aに垂直であって、幅狭側面部13D,13Eに平行な姿勢で配置されている。この2つの隔壁43,43は、各々、短手方向に伸びる一端面(図3および図4における上端面)が、上端面部13Bの内面に密着した状態とされており、また短手方向に伸びる他端面(図3および図4における下端面)は、複数のフィン33の各々における凹部33A内に位置されている。また、各隔壁43,43の長手方向に伸びる一端面(図4における左端面)は、板部材14の内面に密着した状態とされており、また長手方向に伸びる他端面(図3および図4における右端面)は、電装部25または幅広側面部13Cに密着した状態とされている。
このようにして、筐体11の内部の上端面部側は2つの隔壁43,43によって区画されている。そして、2つの隔壁43,43の間に位置し、ヒートシンク用吸気口16に連通する空間により、ヒートシンク用吸気流路41が構成されている。この2つの隔壁43,43の間の空間においては、当該2つの隔壁43,43が伸びる方向(図3および図4における上下方向)の下端面部側の空間端面により、ヒートシンク用吸気流路41の流路出口が構成されている。
この図の例において、2つの隔壁43,43は、各々、金属製の長尺な薄板をL字状に屈曲成形することによって固定用部分を形成した隔壁用部材を得、その隔壁用部材を、板部材14に、固定ネジによって固定することによって形成されたものである。また、電装部25は、2つの隔壁43,43の離間距離よりも大きな幅(図3における左右方向の寸法)を有しており、筐体11の内部の上端面部側において、筐体本体12の幅広側面部13Cに複数の固定ネジ29によって固定されている。
2つの隔壁43,43は、図2〜図4に示されているように、筐体11の内部の上端面部側において、幅狭側面部13D,13Eの伸びる方向(図3および図4における上下方向)の全域にわたって伸びるものであることが好ましい。
2つの隔壁43,43が、筐体11の内部の上端面部側において、幅狭側面部13D,13Eの伸びる方向全域に伸びるものであることにより、当該上端面部側において、冷却風供給手段から供給され、当該ヒートシンク31に沿って流動した冷却風(以下、「受熱冷却風」ともいう。)が、ヒートシンク用吸気流路41に入り込むことを防止することができる。
ヒートシンク用吸気口16は、筐体11の内部に、ヒートシンク31を冷却するための冷却風を筐体11の外部から導入するためのものであり、筐体11の周面に形成されている。
ヒートシンク用吸気口16を筐体11の周面に形成することにより、ヒートシンク用吸気口16およびヒートシンク用吸気流路41の設計の自由度が大きくなるため、冷却機構によってヒートシンク31を効率的に冷却することができる。
具体的に説明すると、ヒートシンク用吸気口16を筐体11の周面に形成することによれば、当該ヒートシンク用吸気口16を、ヒートシンク31に近接した位置に配置することができる。そのため、ヒートシンク用吸気流路41を短くすることができる。すなわち、ヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風がヒートシンク31に至るまでの経路を短くすることができる。その結果、ヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風が、ヒートシンク用吸気流路41を流動する過程において、筐体11の内部に配置されている構成部材(具体的には、例えば電装部25)の熱によって温められることを、抑制することができる。
また、ヒートシンク用吸気口16を筐体11の周面に形成することによれば、ヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風が、熱を発する構成部材、具体的には電装部25に沿って流動することのないように、当該ヒートシンク用吸気流路16を設計することができる。そのため、ヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風が、ヒートシンク用吸気流路41を流動する過程において、電装部25の熱によって温められることを、抑制することができる。
更に、ヒートシンク用吸気口16を筐体11の周面に形成することによれば、ヒートシンク用吸気口16の開口面積を大きくすることができる。
この図の例において、ヒートシンク用吸気口16は、筐体11の周面を構成する板部材14に形成されている。
ヒートシンク用吸気口16は、図4に示されているように、少なくともその一部が、電装部25とヒートシンク31との間に位置するように設けられていることが好ましい。更には、ヒートシンク用吸気口16は、少なくともその一部が、電装部25と吸気用冷却ファン45,45との間に位置し、その吸気用冷却ファン45,45に近接して位置するように設けられていることが好ましい。
ヒートシンク用吸気口16を吸気用冷却ファン45,45に近接して配置することによれば、ヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風が、ヒートシンク31に向かう方向以外の方向に向かうことを抑制することができる。そのため、ヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風が、ヒートシンク用吸気流路41を流動する過程において、電装部25の熱によって温められることを、抑制することができる。
また、ヒートシンク用吸気口16は、ヒートシンク31の冷却効率の観点から、光源部20の長手方向に伸びる横長形状を有するものであることが好ましい。
ここに、横長形状のヒートシンク用吸気口16は、1つの横長スリットによって形成されていてもよく、また複数の横長スリットにより形成されていてもよい。また、横長形状のヒートシンク用吸気口16は、光源部20の長手方向に配置された複数のスリットによって形成されたものであってもよい。
この図の例において、ヒートシンク用吸気口16は、2つの隔壁43,43の間において光源部20の長手方向に伸びる複数(具体的には、2つ)の横長スリット16Aよりなるものである。
また、ヒートシンク用吸気口16は、図1および図4に示されているように、ヒートシンク31に向かう方向に傾斜するルーバー16Bを備えたものであることが好ましい。
ヒートシンク用吸気口16がヒートシンク31に向かう方向に傾斜するルーバー16Bを備えたものであることにより、ヒートシンク用吸気口16から導入される冷却風を、効率的に吸気用冷却ファン45,45に向かって流動させることができる。そのため、図4に示されているように、ヒートシンク用吸気口16の近傍に電装部25が位置されている場合であっても、ヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風が、電装部25に沿って流動することなく、直接的に吸気用冷却ファン45,45に向かって流動するように、当該冷却風の流動方向を制御することができる。
2つの吸気用冷却ファン45,45は、各々、ヒートシンク用吸気口16およびヒートシンク用吸気流路41を介して筐体11の外部から外部雰囲気ガス(空気)を吸引することにより冷却風を生じさせ、その冷却風を、ヒートシンク31に向かって送風するものである。
この2つの吸気用冷却ファン45,45は、各々、ヒートシンク用吸気流路41におけるヒートシンク31に近接した位置、すなわちヒートシンク用吸気流路41の流路出口に近接した位置に設けられる。
吸気用冷却ファン45,45がヒートシンク31に近接した位置に設けられることにより、ヒートシンク用吸気流路41の流路出口から流出する冷却風の風圧を大きくすることができる。すなわち、ヒートシンク31に対して冷却風を大きな風圧で吹付けることができる。そのため、ヒートシンク31をより一層効率的に冷却することができる。
この図の例において、2つの吸気用冷却ファン45,45は、各々、ヒートシンク31の上方(図3および図4における上方)において、当該ヒートシンク31と僅かな間隙を介して対向した状態で配置されている。また、2つの吸気用冷却ファン45,45は、並列配置されており、一方の吸気用冷却ファン45は、ヒートシンク31における一方のフィン群32Aの上方に位置されており、他方の吸気用冷却ファン45は、ヒートシンク31における他方のフィン群32Bの上方に位置されている。
また、冷却機構は、冷却風供給手段から供給され、ヒートシンク31に沿って流動した冷却風(受熱冷却風)を筐体11の外部に排出する冷却風排出手段を有している。
具体的に説明すると、筐体11の内部には、当該筐体11の外部に開口する2つの排気口18,18の各々に向かって受熱冷却風が流動する2つの排気流路46,46が形成されている。そして、2つの排気流路46,46の各々には、排気用冷却ファン48,48が設けられている。この2つの排気流路46,46と2つの排気用冷却ファン48,48とにより、冷却風排出手段が構成されている。
冷却風排出手段は、排気口18,18から筐体11の外部に排出された受熱冷却風(排気風)が処理対象物に吹付けられ、それに起因して弊害が生じることを防止する観点から、排気口18,18を、光源部20から離間した位置に有するものであることが好ましい。ここに、処理対象物に排気風が吹付けられることに起因して生じる弊害としては、例えば処理対象物が光照射装置10からの放射光によって光硬化処理されるものである場合には、排気風が吹付けられることにより、その排気風の熱によって処理対象物が加熱され、歪みが生じてしまうことなどが挙げられる。
具体的には、冷却風排出手段においては、図2および図3に示されているように、2つの排気流路46,46の各々を、ヒートシンク用吸気流路41における冷却風の流動方向(図3における下方向)とは逆方向に伸びるように形成することによって、排気口18を光源部20から離間した位置に形成することが好ましい。
また、冷却風排出手段は、図2および図3に示されているように、ヒートシンク用吸気流路41を構成する2つの隔壁43,43の間の空間の両側に、当該隔壁43,43に沿うように形成された排気流路46,46を備えたものであることが好ましい。
2つの隔壁43,43の間の空間の両側に排気流路46,46を配設することにより、長尺なヒートシンク31をより一層効率的に冷却することができる。また、筐体11の内部における上端面部側の空間を有効に利用して、ヒートシンク用吸気流路41および排気流路46,46を形成することができる。
この図の例において、2つの排気流路46,46は、2つの隔壁43,43の間の空間に並列して形成されている。
2つの排気流路46,46は、各々、筐体11に形成された排気口18,18を流路出口とし、その排気口18,18からヒートシンク31まで伸びるものである。具体的に、一方の排気流路46は、隔壁43と幅狭側面部13Dとの間に形成された、一方の排気口18に連通する空間によって構成されている。また、他方の排気流路46は、隔壁43と幅狭側面部13Eとの間に形成された、他方の排気口18に連通する空間によって構成されている。これらの2つの排気流路46,46は、各々、ヒートシンク収容空間を介してヒートシンク用吸気流路41に連通している。
この2つの排気流路46,46において、受熱冷却風が流入する流路入口は、各々、ヒートシンク31の冷却効率の観点から、図3に示されているように、ヒートシンク収容空間内に位置していることが好ましい。ここに、一方の排気流路46の流路入口は、隔壁43と幅狭側面部13Dとの間の空間における当該隔壁43および幅狭側面部13Dが伸びる方向(図3および図4における上下方向)の下端面部側の空間端面によって構成されている。また、他方の排気流路46の流路出口は、隔壁43と幅狭側面部13Eとの間の空間における当該隔壁43および幅狭側面部13Eが伸びる方向(図3および図4における上下方向)の下端面部側の空間端面によって構成されている。
2つの排気口18,18は、各々、受熱冷却風を筐体11の外部に排出するためのものである。
そして、排気口18,18は、筐体11における光放射用開口が形成されている面以外の面に形成されていることが好ましいが、更に、筐体11におけるヒートシンク用吸気口16が形成されている面以外の面に形成されていることが好ましい。
排気口18,18が筐体11におけるヒートシンク用吸気口16が形成されている面以外の面に形成されていることにより、排気風がヒートシンク用吸気口16からヒートシンク用吸気流路41に取り込まれることを防止することができる。
この図の例において、2つの排気口18,18は、各々、筐体11の一端面を構成する筐体本体12の上端面部13Bに形成されている。
2つの排気口18,18は、各々、ヒートシンク31の冷却効率の観点から、上端面部13Bにおける排気流路46,46を臨む領域(以下、「排気流路領域」ともいう。)の略全域にわたって開口するものであることが好ましい。
ここに、排気流路領域の略全域にわたって開口する排気口18,18は、1つの貫通孔によって形成されていてもよく、また複数の貫通孔により形成されていてもよい。
この図の例において、排気口18,18は、排気流路領域の略全域にわたって、二次元的に配列した複数の貫通孔18Aよりなるものである。
排気用冷却ファン48,48は、各々、ヒートシンク用収容空間から受熱冷却風を吸引し、その受熱冷却風を、排気流路46,46および排気口18,18を介して筐体11の外部に向かって送風するものである。
この2つの排気用冷却ファン48,48は、各々、ヒートシンク31の冷却効率の観点から、ヒートシンク31に近接した位置に設けられる。
この図の例において、2つの排気用冷却ファン48,48は、各々、ヒートシンク31の上方において、当該ヒートシンク31と僅かな間隙を介して対向した状態で配置されている。また、2つの排気用冷却ファン48,48は、各々、隔壁43,43を介して吸気用冷却ファン45と並列配置されており、一方の排気用冷却ファン48は、ヒートシンク31における一方のフィン群32Aの上方に位置されており、他方の排気用冷却ファン48は、ヒートシンク31における他方のフィン群32Bの上方に位置されている。
冷却機構において、ヒートシンク用吸気口16と排気口18,18とは、光源部20に垂直な方向において、ヒートシンク用吸気口16のレベル位置が、排気口18,18のレベル位置よりも光源部側にあるように配設されていることが好ましい。
光源部20に垂直な方向におけるヒートシンク用吸気口16のレベル位置を、排気口18のレベル位置より光源部側とすることにより、ヒートシンク用吸気口16と排気口18,18とを所期の配置位置に配設することができる。具体的には、ヒートシンク用吸気口16を、ヒートシンクに近接して位置させ、かつ排気口18,18と離間して位置させると共に、排気口18,18を、光源部20から離間して位置させることができる。
このような構成の光照射装置10によれば、光透過窓部材15の直下位置(図3における直下位置)に搬送された処理対象物に対して、光源部20の複数の発光素子22からの光を、光透過窓部材15を介して照射することにより、処理対象物の処理が行われる。
この光照射装置10においては、処理対象物の処理動作中、すなわち光源部20において発光素子22が点灯状態とされている場合には、冷却機構によって筐体11の内部に冷却風が導入され、その冷却風によってヒートシンク31が冷却される。
ここに、筐体11の内部における冷却風の流動路について説明する。
筐体11の内部においては、吸気用冷却ファン45,45および排気用冷却ファン48,48を駆動することにより、ヒートシンク用吸気口16から排気口18,18に向かって冷却風が流動する。
具体的に説明すると、光照射装置10において、筐体11の内部には、吸気用冷却ファン45,45によってヒートシンク用吸気口16を介して冷却風が取り込まれる。ヒートシンク用吸気口16を介して筐体11の内部に取り込まれた冷却風は、先ず、吸気用冷却ファン45,45および流路出口(冷却風供給口)に向かってヒートシンク用吸気流路41を流動する。そして、ヒートシンク用吸気口16の流路出口に至った冷却風は、ヒートシンク31(ヒートシンク収容空間)に向かって流出し、ヒートシンク31の裏面(受風面)に吹付けられる。このヒートシンク31の裏面に吹付けられた冷却風は、その一部が、フィン群32Aを構成する複数のフィン33の間を、当該裏面に沿って幅狭側面部13Dに向かって流動し、残りの一部が、フィン群32Bを構成する複数のフィン33の間を、当該裏面に沿って幅狭側面部13Eに向かって流動する。このようにして、ヒートシンク31の裏面に沿って幅狭側面部13D,13Eに向かって流動した冷却風は、各々、排気用冷却ファン48,48によって導かれて当該幅狭側面部13D,13Eに沿って排気流路46,46の流路入口(冷却風排出口)に向かって流動する。そして、排気流路46,46の流路入口に導かれた冷却風は、各々、排気流路46,46を流動して排気口18,18に至り、当該排気口18,18から筐体11の外部に排出される。
而して、光照射装置10においては、ヒートシンク用吸気口16が筐体11の周面(具体的には、板部材14)におけるヒートシンク31に近接した位置に設けられている。そのため、ヒートシンク用吸気流路41が極めて短くなっており、ヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風が直ちにヒートシンク31に吹付けられることとなる。その結果、ヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風が、ヒートシンク用吸気流路41を流動する過程において、電装部25の熱を受熱して温められることが抑制されるため、当該冷却風によってヒートシンクを効率的に冷却することができる。
従って、光照射装置10によれば、光源部20における基板21の裏面に当接して配置されたヒートシンク31を効率的に冷却することができるため、光源部20を十分に冷却することができる。
また、光照射装置10においては、ヒートシンク31の裏面(受風面)に複数のフィン33が並設されており、当該複数のフィン33の各々が光源部20の長手方向に沿って伸びるように配置されている。そのため、ヒートシンク用吸気流路41から流出した冷却風を、複数のフィン33によって、光源部20の長手方向に沿って流動するように誘導することができる。その結果、ヒートシンク用吸気流路41からの冷却風の流出量が少ない場合であっても、その冷却風をヒートシンク31の全体にわたって流動させることができて、効率よく光源部20を冷却することができる。
また、光照射装置10においては、ヒートシンク用吸気口16が、光源部20に垂直な方向における、排気口18,18のレベル位置より光源部側のレベル位置に設けられていると共に、排気口18,18が、筐体11におけるヒートシンク用吸気口16が形成された面以外の面(具体的には、上端面部13B)に設けられている。そのため、排気口18,18から排出された受熱冷却風(排気風)、すなわちヒートシンク31の熱を受熱した冷却風が、ヒートシンク用吸気口16からヒートシンク用吸気流路41に入り込むことを防止することができる。その結果、光源部20をより一層冷却することができる。しかも、排気口18,18が光源部20から離間して位置されているため、排気口18,18から筐体11の外部に排出された受熱冷却風が、処理対象物に吹付けられ、それに起因して弊害が生じることを防止できる。
また、光照射装置10は、ヒートシンク用吸気口16が板部材14に形成され、排気口18,18が上端面部13Bに形成されていることから、幅広側面部13Cおよび幅狭側面部13D,13Eのいずれかに当接した状態で他の装置を配置することができる。
具体的には、例えば光照射装置10を、紫外線硬化型のインクを用いたインクジェットプリンタに用いる場合においては、光照射装置10における幅広側面部13Cに、インクを射出するヘッド部が当接配置される。
図5は、本発明の光照射装置の構成の他の例の外観を示す説明用斜視図である。図6は、図5におけるA−A線の断面を示す説明用断面図である。
この光照射装置50は、電装部用吸気口51が形成されており、冷却機構が冷却風によって電装部25を冷却する電装部冷却機能を有するものであること以外は、図1の光照射装置10と同様の構成を有するものである。
電装部用吸気口51は、筐体11の内部に、当該筐体11の外部から電装部25を冷却するための冷却風を導入するためのものである。この電装部用吸気口51は、図6に示されているように、ヒートシンク用吸気口16よりも吸気用冷却ファン45,45から離間した位置に配設される。
そして、電装部用吸気口51は、筐体11の内部における2つの隔壁43,43の間の空間に連通しており、この電装部用吸気口51においては、吸気用冷却ファン45,45によって、筐体11の内部(具体的には、2つの隔壁43,43の間の空間)に、冷却風が導入される。すなわち、ヒートシンク用吸気流路41の上流側(図6における上側)には、当該ヒートシンク用吸気流路41と連通し、吸気用冷却ファン45,45によって電装部用吸気口51から取り込まれた冷却風がヒートシンク用吸気流路41に向かって流動する電装用吸気流路55が形成されている。
このようにして、冷却機構は、ヒートシンク冷却機能と共に電装部冷却機能を有するもとのとされている。
電装部用吸気口51は、排気口18,18が形成されている面以外の面に形成されていることが好ましく、特に筐体11の周面に形成されていることが好ましい。
電装部用吸気口51が筐体11における排気口18,18が形成されている面以外の面に形成されていることにより、排気風が、電装部用吸気口51から電装用吸気流路55、および当該電装用吸気流路55を介してヒートシンク用吸気流路41に入り込むことを防止することができる。
また、電装部用吸気口51が筐体11の周面に形成されている場合には、当該電装部用吸気口51は、電装部25の冷却効率の観点から、2つの隔壁43,43の間の空間における上端面部側の空間端面と電装部25との間に位置するように、または電装部25と対向するように形成されていることが好ましい。
この図の例において、電装部用吸気口51は、筐体11の周面を構成する板部材14における、ヒートシンク用吸気口16と上端面部側の縁部との間の上端面部13Bに近接した位置に形成されている。
冷却機構において、吸気口(具体的には、ヒートシンク用吸気口16および電装部用吸気口51)と、排気口18,18とは、光源部20に垂直な方向において、吸気口のレベル位置が、排気口18,18のレベル位置よりも光源部側にあるように配設されていることが好ましい。
光源部20に垂直な方向における吸気口のレベル位置を、排気口18のレベル位置より光源部側とすることにより、吸気口と排気口18,18とを所期の配置位置に配設することができる。具体的には、ヒートシンク用吸気口16を、ヒートシンク31に近接して位置させ、かつ排気口18,18と離間して位置させることができる。また、電装部用吸気口51を、2つの隔壁43,43の間の空間における上端面部側の空間端面と電装部25との間、または電装部25と対向するように位置させ、かつ排気口18,18と離間して位置させることができる。また、排気口18,18を、光源部20から離間して位置させることができる。
電装部用吸気口51は、電装部25の冷却効率の観点から、光源部20の長手方向に伸びる横長形状を有するものであることが好ましい。
ここに、横長形状の電装部用吸気口51は、1つの横長スリットによって形成されていてもよく、また並設された複数の横長スリットにより形成されていてもよい。また、横長形状の電装部用吸気口51は、複数のスリットが光源部20の長手方向に配置された複数のスリットによって形成されたものであってもよい。
この図の例において、電装部用吸気口51は、2つの隔壁43,43の間において光源部20の長手方向に伸びる複数の横長スリット51Aよりなるものである。
また、電装部用吸気口51は、図5および図6に示されているように、ヒートシンク31に向かう方向に傾斜するルーバー51Bを備えたものであることが好ましい。
電装部用吸気口51が吸気用冷却ファン45,45に向かう方向に傾斜するルーバー51Bを備えたものであることにより、電装部用吸気口51から取り込まれる冷却風を、効率的に電装部25に沿って流動させることができる。
このような構成の光照射装置50によれば、光透過窓部材15の直下位置(図3における直下位置)に搬送された処理対象物に対して、光源部20の複数の発光素子22からの光を、光透過窓部材15を介して照射することにより、処理対象物の処理が行われる。そして、光照射装置10においては、処理対象物の処理動作中、すなわち光源部20において発光素子22が点灯状態とされている場合には、冷却機構によって筐体11の内部に冷却風が導入され、その冷却風によってヒートシンク31および電装部25が冷却される。
ここに、筐体11の内部における冷却風の流動路について説明する。
筐体11の内部においては、吸気用冷却ファン45,45および排気用冷却ファン48,48を駆動することにより、ヒートシンク用吸気口16および電装部用吸気口51から排気口18,18に向かって冷却風が流動する。
具体的に説明すると、光照射装置50において、筐体11の内部には、吸気用冷却ファン45,45によってヒートシンク用吸気口16および電装部用吸気口51を介して冷却風が取り込まれる。電装部用吸気口51を介して筐体11の内部に取り込まれた冷却風は、ヒートシンク用吸気流路41に向かって、電装部25に沿って電装部用吸気流路55を流動し、ヒートシンク用吸気流路41の流路入口において、ヒートシンク用吸気口16を介して筐体11の内部に取り込まれた冷却風に合流する。また、ヒートシンク用吸気口16を介して筐体11の内部に取り込まれた冷却風は、電装部用吸気口51を介して筐体11の内部に取り込まれた冷却風と共に、吸気用冷却ファン45,45および流路出口(冷却風供給口)に向かってヒートシンク用吸気流路41を流動する。そして、ヒートシンク用吸気口16の流路出口に至った冷却風は、ヒートシンク31(ヒートシンク収容空間)に向かって流出し、ヒートシンク31の裏面(受風面)に吹付けられる。このヒートシンク31の裏面に吹付けられた冷却風は、その一部が、フィン群32Aを構成する複数のフィン33の間を、当該裏面に沿って幅狭側面部13Dに向かって流動し、残りの一部が、フィン群32Bを構成する複数のフィン33の間を、当該裏面に沿って幅狭側面部13Eに向かって流動する。このようにして、ヒートシンク31の裏面に沿って幅狭側面部13D,13Eに向かって流動した冷却風は、各々、排気用冷却ファン48,48によって導かれて当該幅狭側面部13D,13Eに沿って排気流路46,46の流路入口(冷却風排出口)に向かって流動する。そして、排気流路46,46の流路入口(冷却風排出口)に導かれた冷却風は、各々、排気流路46,46を流動して排気口18,18に至り、当該排気口18,18から筐体11の外部に排出される。
このような構成の光照射装置50においては、ヒートシンク用吸気口16が筐体11の周面(具体的には、板部材14)におけるヒートシンク31に近接した位置に設けられている。そのため、ヒートシンク用吸気流路41が極めて短くなっており、ヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風が直ちにヒートシンク31に吹付けられることとなる。その結果、ヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風が、ヒートシンク用吸気流路41を流動する過程において、電装部25の熱を受熱して温められることが抑制されるため、当該冷却風によってヒートシンクを効率的に冷却することができる。
また、電装部用吸気口51が設けられていることから、当該電装部用吸気口51から導入される冷却風によって電装部25が冷却されるため、電装部25からの熱によって筐体11が温められることが抑制される。その結果、ヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風が、筐体11を介して、電装部25の熱を受熱して温められることを抑制することができる。
従って、光照射装置50によれば、光源部20における基板21の裏面に当接して配置されたヒートシンク31を効率的に冷却することができるため、光源部20を十分に冷却することができる。
この光照射装置50においては、電装部用吸気口51を介して電装部用吸気流路55に導入されて電装部25に沿って流動し、その電装部25の熱を受熱した冷却風が、ヒートシンク用吸気流路41を介してヒートシンク31に吹付けられる。
然るに、筐体11には、ヒートシンク用吸気口16が、電装部用吸気口51よりもヒートシンク41に近接した位置に設けられており、このヒートシンク用吸気口16から導入された冷却風がヒートシンク31に吹付けられる。そのため、ヒートシンク31は、ヒートシンク用吸気口16から導入される冷却風によって効率的に冷却される。その結果、後述の実験例から明らかなように、光源部20を十分に冷却することができる。
また、光照射装置50においては、ヒートシンク31の裏面(受風面)に複数のフィン33が並設されており、当該複数のフィン33の各々が光源部20の長手方向に沿って伸びるように配置されている。そのため、ヒートシンク用吸気流路41から流出した冷却風を、光源部20の長手方向に沿って流動するように誘導することができる。その結果、ヒートシンク用吸気流路41からの冷却風の流出量が少ない場合であっても、その冷却風をヒートシンク31の全体にわたって流動させることができて、効率よく光源部20を冷却することができる。
また、光照射装置50においては、吸気口(ヒートシンク用吸気口16および電装部用吸気口51)が、光源部20に垂直な方向における、排気口18,18のレベル位置より光源部側のレベル位置に設けられていると共に、排気口18,18が、筐体11における吸気口が形成された面以外の面(具体的には、上端面部13B)に設けられている。そのため、排気口18,18から排出された冷却風(排気風)が、吸気口からヒートシンク用吸気流路41に入り込むことを防止することができる。その結果、光源部20をより一層冷却することができる。しかも、排気口18,18が光源部20から離間して位置されているため、排気口18,18から筐体11の外部に排出された冷却風(排気風)が、処理対象物に吹付けられ、それに起因して弊害が生じることを防止できる。
本発明の光照射装置においては、上記の実施の形態に限定されず、種々の変更を加えることが可能である。
例えば光照射装置は、筐体と光源部とヒートシンクとを備え、当該筐体の内部にヒートシンク用吸気流路が形成され、当該ヒートシンク用吸気流路に吸気用冷却ファンが設けられた光照射ユニットの複数が、互いに隣接して並設されたものであってもよい。光照射ユニットの具体例としては、例えば図1に係る光照射装置10と同様の構成を有するもの、および図5に係る光照射装置50と同様の構成を有するものなどが挙げられる。
複数の光源ユニットを備えた光照射装置の一例としては、図5に係る光照射装置50と同様の構成を有する光照射ユニットの複数が、互いに隣接する光照射ユニットにおける幅狭側面(図5において、筐体本体12における幅狭側面部13D,13E)同士が当接した状態で並設されてなるものが挙げられる。
このような複数の光源ユニットを備えた光照射装置は、紫外線硬化型のインクを用いたインクジェットプリンタに好適に用いられる。この複数の光源ユニットを備えた光照射装置をインクジェットプリンタに用いる場合においては、並設する光源ユニットの数を調整することにより、当該光照射装置の長手幅(光源部の長手方向の寸法)を、ヘッド部の大きさ(長手方向の寸法)に応じて変更することができる。また、ヘッド部は、光源ユニットにおける筐体の幅広側面(例えば、図5における、筐体本体12における幅広側面部13Cまたは板部材14に該当する面)に当接配置される。ここに、光源ユニットにおいては、吸気口(具体的には、ヒートシンク用吸気口16、および必要に応じて設けられる電装部用吸気口51)および排気口は、隣接する光源ユニットおよびヘッド部に閉塞されることのないような位置に形成される。具体的には、吸気口は、ヘッド部が当接されていない幅広側面に形成され、一方、排気口は、他端面(光放射用開口が形成されていない端面)に形成される。
また、光照射装置は、ヒートシンク冷却機能を有する冷却機構と電装部冷却機能を有する冷却機構とが別個に設けられたものであってもよい。
また、筐体の内部におけるヒートシンク用吸気流路および排気流路の配置位置は、図1および図5の例に限定されず、筐体の内部における構成部材の配置位置などに応じて、適宜に定めることができる。
以下、本発明の作用効果を確認するために行った実験例について説明する。
〔実験例1〕
図5および図6の構成に基づいて、筐体(11)の周面に、ヒートシンク用吸気口(16)と電装部用吸気口(51)とが設けられ、当該筐体(11)の上面に排気口(18)が設けられた光照射装置(以下、「光照射装置(1)」ともいう。)を作製した。
また、光照射装置(1)において、筐体(11)の周面には2つの吸気口(具体的には、ヒートシンク用吸気口(16)および電装部用吸気口(51))を設けず、筐体(11)の上面に、2つの隔壁(43,43)の間の空間に連通する1つの吸気口を設けたこと以外は、当該光照射装置(1)と同様の構成を有する光照射装置(以下、「比較用光照射装置(1)」ともいう。)を作製した。
作製した光照射装置(1)および比較用光照射装置(1)について、光源部(20)の複数の発光素子(22)を、同様の点灯条件によって点灯し、筐体(11)の内部の温度(具体的には、光源部(20)の温度および光源部(20)の周囲温度)を測定した。その結果、光照射装置(1)の内部の温度は、84.9〜87.1℃であった。一方、比較用光照射装置(1)の内部温度は、107.9〜110.2℃であった。
以上の結果から、本発明に係る光照射装置(1)によれば、光源部(20)を十分に冷却できることが明らかとなった。
また、本発明に係る光照射装置(1)においては、電装部(25)に沿って流動し、その電装部(25)の熱を受熱した冷却風が、ヒートシンク用吸気流路(41)を介してヒートシンク31に吹付けられる構成のものであっても、光源部(20)を十分に冷却できることが確認された。
10 光照射装置
11 筐体
12 筐体本体
12A 開口
13A 下端面部
13B 上端面部
13C 幅広側面部
13D,13E 幅狭側面部
14 板部材
15 光透過窓部材
16 ヒートシンク用吸気口
16A 横長スリット
16B ルーバー
18 排気口
18A 貫通孔
19 固体ネジ
20 光源部
21 基板
22 発光素子
23 封止レンズ
25 電装部
29 固定ネジ
31 ヒートシンク
32A,32B フィン群
33 フィン
33A 凹部
41 ヒートシンク用吸気流路
43 隔壁
45 吸気用冷却ファン
46 排気流路
48 排気用冷却ファン
50 光照射装置
51 電装部用吸気口
51A 横長スリット
51B ルーバー
55 電装用吸気流路

Claims (6)

  1. 一端面に光放射用開口が形成された扁平な筐体の内部に、当該光放射用開口に沿って設けられた、基板の表面に複数の発光素子が並設されてなる長尺な光源部と、当該光源部における基板の裏面側に、当該裏面に当接して配設されたヒートシンクとを備えてなる光照射装置において、
    前記筐体の内部には、当該筐体に形成された吸気口を介して外部から導入される冷却風が前記ヒートシンクに向かって流動する吸気流路が形成され、当該吸気流路における当該ヒートシンクに近接した位置に、吸気用冷却ファンが設けられており、
    前記吸気口が、前記筐体における互いに対向する前記一端面および他端面以外の周面に形成されていることを特徴とする光照射装置。
  2. 前記ヒートシンクにおける、前記吸気流路から流出した冷却風を受風する受風面には、複数のフィンが並設されており、当該複数のフィンが、それぞれ前記光源部の長手方向に沿って伸びるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  3. 前記筐体の内部には、前記吸気流路から流出して前記ヒートシンクに沿って流動した冷却風が当該筐体に形成された排気口に向かって流動する排気流路が、前記吸気流路における冷却風の流動方向とは逆方向に伸びるように形成され、当該排気流路における当該ヒートシンクに近接した位置に、排気用冷却ファンが設けられており、
    前記吸気口が、前記光源部に垂直な方向において、前記排気口のレベル位置より光源部側のレベル位置に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光照射装置。
  4. 前記排気口が、筐体における前記吸気口が形成された面以外の面に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の光照射装置。
  5. 前記吸気流路は、筐体の内部における前記光源部の長手方向の中央領域に設けられた、当該光源部に垂直な方向に伸びる2つの隔壁の間の空間によって構成されており、当該2つの隔壁の間の空間の両側に、当該隔壁に沿うように排気流路が配設されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の光照射装置。
  6. 前記筐体と前記光源部と前記ヒートシンクとを備え、当該筐体の内部に前記吸気流路が形成され、当該吸気流路に吸気用冷却ファンが設けられた光照射ユニットの複数が、互いに隣接して並設されてなることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の光照射装置。
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