JP2016061903A - 結像レンズおよび撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】物体側から像側へ向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、正または負の屈折力を有する第3レンズ群G3を配して構成され、遠距離から近距離へのフォーカシングに際し、第3レンズ群G3を像面Imに対して固定し、第1レンズ群G1と開口絞りSと第2レンズ群G2とを一体的に物体側へ移動させる結像レンズであって、第3レンズ群G3が、物体側から像側へ向かって順に、負レンズL31と正レンズL32の2枚のレンズを配して構成され、第3レンズを構成する前記負レンズL31と正レンズL32の空気間隙:D、第3レンズ群の前記負レンズの物体側面から像面までの機械的距離:L3F−Iが、条件式:(1) 0.20<D/L3F−I<0.60を満足する。
【選択図】図1
Description
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングが行われる。
(1) 0.20 < D/L3F−I < 0.60
を満足する。
図1ないし図5において、上段の図((a)と表示)は「無限遠に合焦している状態」におけるレンズ構成図、中段の図((b)と表示)は「中間距離に合焦している状態」におけるレンズ構成図、下段の図((c)と表示)は「近距離に合焦している状態」を示している。
これら実施の形態の結像レンズは、結像させた像を撮像素子で撮像する場合を想定されており、図1ないし図5において符号CGは「撮像素子のカバーガラス」を示している。
図1ないし図5に示すように「遠距離(上段の図)から近距離(下段の図)へのフォーカシング」に際し、第3レンズ群G3が像面Imに対して固定され、第1レンズ群G1と開口絞りSと第2レンズ群G2とが一体的に物体側へ移動される。
(1) 0.20 < D/L3F−I < 0.60
を満足する。
(1A) 0.25 < D/L3F−I < 0.50
により規制することにより、フォーカシングに伴う「各収差の変動」を、より良好に抑制することができる。
(3) 1.10 < f/f1−2 < 1.40
(4) −0.15<(r3NR−r3PF)/(r3NR+r3PF)<0.05
従って、結像レンズ系の大型化を抑制し易く、各種収差の補正のバランスを良好に保つことが容易である。
(3A) 1.20 < f/f1−2 < 1.30
を満足するようにすると、「結像レンズ系の大型化を抑制し易く、各種収差の補正のバランスを良好に保ち易い」という条件式(3)の効果をより助長できる。
(4A) −0.10<(r3NR−r3PF)/(r3NR+r3PF)<0.00
を満足するようにすると、条件式(4)の「球面収差やコマ収差の抑制効果」をさらに助長できる。
(5) 1.20 < f1/f1−2 < 4.00
(6) −0.15<(r1NR+r2NF)/(r1NR−r2NF)<0.05
の任意の1以上を満足することが好ましい。
(7) 1.58 < nd < 1.63
(8) 62.0 < νd < 70.0
(9) 0.004<θg,F-(-0.001742×νd+0.6490)<0.030
を満足することが好ましい。
θg,F=(ng-nF)/(nF-nC)
で定義される。
(5A) 1.50 < f1/f1−2 < 3.00
を満足するようにすると、条件式(5)の「可動群におけるコマ収差や歪曲収差の発生抑制」の効果をより助長できる。
以下に、図1ないし図5に実施の形態を示した結像レンズの具体的な実施例として、実施例1ないし5を挙げる。
第3レンズ群G3は、前述の如く、物体側から像側へ向かって順次、負レンズL31、正レンズL32を配してなる。
各実施例における記号の意味は以下の通りである。
F:Fナンバ
ω:半画角(無限遠に合焦した状態での半画角)
R:曲率半径
D:面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
θg,F:部分分散比
W.D:ワーキングディスタンス(物体から負レンズL11の物体側面までの距離)
なお、長さの次元を持つ量の単位は、特に断らない限り「mm」である。
f = 50.01,F = 2.45,ω = 9.92
面番号 R D Nd νd θg,F 硝種名
01 29.180 5.00 1.61800 63.33 0.5441 OHARA S-PHM52
02 -157.009 1.51
03 22.556 4.00 1.74320 49.34 0.5531 OHARA S-LAM60
04 41.995 0.86
05 ∞ 3.00 1.56732 42.82 0.5731 OHARA S-TIL26
06 12.234 4.30
07 絞り 3.91
08 -13.328 1.80 1.63980 34.47 0.5922 OHARA S-TIM27
09 52.924 5.00 1.71300 53.87 0.5459 OHARA S-LAL8
10 -19.474 0.20
11 55.227 3.00 1.65100 56.16 0.5482 OHARA S-LAL54
12 -37.986 可変(A)
13 71.849 2.50 1.83400 37.16 0.5776 OHARA S-LAH60
14 23.849 11.95
15 28.463 4.00 1.68893 31.07 0.6004 OHARA S-TIM28
16 100.559 14.036
17 ∞ 0.75 1.51633 64.14 カバーガラス
18 ∞ 。
W.D 無限遠 0.3m 0.2m
A 2.000 7.566 10.550 。
(1) D/L3F-I=0.352
(2) D/f=0.239
(3) f/f1-2=1.25
(4) (r3NR-r3PF)/(r3NR+r3PF)=-0.0882
(5) f1/f1-2=1.96
(6) (r1NR+r2NF)/(r1NR-r2NF)=-0.0428
(7) nd=1.61800
(8) νd=63.33
(9) θg,F-(-0.001742×νd+0.6490)= 0.0055 。
f = 50.00,F = 2.45,ω = 9.92
面番号 R D Nd νd θg,F 硝種名
01 32.061 5.00 1.61800 63.33 0.5441 OHARA S-PHM52
02 -139.329 0.20
03 21.428 4.00 1.74320 49.34 0.5531 OHARA S-LAM60
04 37.150 0.73
05 116.366 3.00 1.56732 42.82 0.5731 OHARA S-TIL26
06 12.500 4.30
07 絞り 3.90
08 -14.500 5.00 1.67270 32.10 0.5988 OHARA S-TIM25
09 73.560 5.00 1.65100 56.16 0.5482 OHARA S-LAL54
10 -20.097 0.20
11 53.722 3.00 1.71300 53.87 0.5459 OHARA S-LAL8
12 -51.528 可変(A)
13 85.541 2.50 1.62230 53.17 0.5542 OHARA S-BSM22
14 25.940 16.24
15 27.554 2.96 1.58144 40.75 0.5774 OHARA S-TIL25
16 68.446 12.226
17 ∞ 0.75 1.51633 64.14 カバーガラス
18 ∞ 。
W.D 無限遠 0.3m 0.2m
A 1.900 7.493 10.450 。
(1) D/L3F-I=0.458
(2) D/f=0.325
(3) f/f1-2=1.24
(4) (r3NR-r3PF)/(r3NR+r3PF)=-0.0302
(5) f1/f1-2=2.07
(6) (r1NR+r2NF)/(r1NR-r2NF)= -0.0741
(7) nd=1.61800
(8) νd=63.33
(9) θg,F-(-0.001742×νd+0.6490)=0.0055 。
f = 50.00,F = 2.45,ω = 9.99
面番号 R D Nd νd θg,F 硝種名
01 32.264 5.00 1.61800 63.33 0.5441 OHARA S-PHM52
02 -177.652 2.61
03 23.418 4.00 1.78590 44.20 0.5631 OHARA S-LAH51
04 45.843 0.77
05 1630.890 3.00 1.60342 38.03 0.5835 OHARA S-TIM5
06 13.278 4.30
07 絞り 3.90
08 -13.780 3.00 1.62004 36.26 0.5879 OHARA S-TIM2
09 44.673 5.00 1.65100 56.16 0.5482 OHARA S-LAL54
10 -18.393 0.20
11 47.326 3.00 1.71300 53.87 0.5459 OHARA S-LAL8
12 -58.035 可変(A)
13 69.224 2.50 1.80610 40.93 0.5701 OHARA S-LAH53
14 22.797 9.05
15 25.136 3.50 1.59551 39.24 0.5803 OHARA S-TIM8
16 87.309 17.956
17 ∞ 0.75 1.51633 64.14 カバーガラス
18 ∞ 。
W.D 無限遠 0.3m 0.2m
A 1.900 7.517 10.475 。
(1) D/L3F-I=0.262
(2) D/f=0.181
(3) f/f1-2=1.24
(4) (r3NR-r3PF)/(r3NR+r3PF)=-0.0488
(5) f1/f1-2=1.81
(6) (r1NR+r2NF)/(r1NR-r2NF)=-0.0186
(7) nd=1.61800
(8) νd=63.33
(9) θg,F-(-0.001742×νd+0.6490)= 0.0055 。
f = 50.00,F = 2.45,ω = 9.92
面番号 R D Nd νd θg,F 硝種名
01 30.592 5.00 1.61800 63.33 0.5441 OHARA S-PHM52
02 -386.855 1.63
03 21.275 4.00 1.78590 44.20 0.5631 OHARA S-LAH51
04 44.410 0.59
05 118.176 3.00 1.60342 38.03 0.5835 OHARA S-TIM5
06 11.488 4.30
07 絞り 4.73
08 -22.114 3.00 1.48749 70.24 0.5300 OHARA S-FSL5
09 -16.612 0.66
10 -12.075 2.00 1.60342 38.03 0.5835 OHARA S-TIM5
11 38.763 5.00 1.65100 56.16 0.5482 OHARA S-LAL54
12 -15.623 0.20
13 44.789 3.00 1.71300 53.87 0.5459 OHARA S-LAL8
14 -235.889 可変(A)
15 66.771 2.50 1.80610 40.93 0.5701 OHARA S-LAH53
16 24.406 12.38
17 26.340 3.50 1.69895 30.13 0.6030 OHARA S-TIM35
18 60.579 12.322
19 ∞ 0.75 1.51633 64.14 カバーガラス
20 ∞ 。
W.D 無限遠 0.3m 0.2m
A 1.900 7.525 10.445 。
(1) D/L3F-I=0.385
(2) D/f=0.248
(3) f/f1-2=1.23
(4) (r3NR-r3PF)/(r3NR+r3PF)=-0.0381
(5) f1/f1-2=2.49
(6) (r1NR+r2NF)/(r1NR-r2NF)=-0.0249
(7) nd=1.61800
(8) νd=63.33
(9) θg,F-(-0.001742×νd+0.6490)=0.0055 。
f = 50.01,F = 2.45,ω = 9.92
面番号 R D Nd νd θg,F 硝種名
01 31.857 5.00 1.60300 65.44 0.5401 OHARA S-PHM53
02 -351.193 4.03
03 18.284 3.03 1.74320 49.34 0.5531 OHARA S-LAM60
04 28.838 0.65
05 53.015 3.00 1.53172 48.84 0.5631 OHARA S-TIL6
06 10.847 4.30
07 絞り 4.14
08 -12.662 2.00 1.63980 34.47 0.5922 OHARA S-TIM27
09 28.313 5.00 1.71300 53.87 0.5459 OHARA S-LAL8
10 -19.018 0.20
11 64.971 3.00 1.65100 56.16 0.5482 OHARA S-LAL54
12 -36.236 可変(A)
13 83.447 2.50 1.85026 32.27 0.5929 OHARA S-LAH71
14 25.471 13.56
15 28.378 4.00 1.84666 23.78 0.6205 OHARA S-TIH53
16 72.625 12.260
17 ∞ 0.75 1.51633 64.14 カバーガラス
18 ∞ 。
W.D 無限遠 0.3m 0.2m
A 2.000 7.568 10.494 。
(1) D/L3F-I=0.401
(2) D/f=0.271
(3) f/f1-2=1.24
(4) (r3NR-r3PF)/(r3NR+r3PF)=-0.0540
(5) f1/f1-2=2.23
(6) (r1NR+r2NF)/(r1NR-r2NF)=-0.0772
(7) nd=1.60300
(8) νd=65.44
(9) θg,F-(-0.001742×νd+0.6490)=0.0052 。
球面収差は、フォーカシングに伴って「プラスからマイナスへと変化する」が、変化量は絶対値としては十分に小さい。
物体側から像側へ向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、正または負の屈折力を有する第3レンズ群G3を配して構成され、遠距離から近距離へのフォーカシングに際し、第3レンズ群G3を像面Imに対して固定し、第1レンズ群G1と開口絞りSと第2レンズ群G2とを一体的に物体側へ移動させる結像レンズであって、第3レンズ群G3が、物体側から像側へ向かって順に、負レンズL31と正レンズL32の2枚のレンズを配して構成され、第3レンズ群を構成する前記負レンズL31と正レンズL32の空気間隙:D、第3レンズ群の前記負レンズの物体側面から像面までの距離:L3F−Iが、条件式:
(1) 0.20 < D/L3F−I < 0.60
を満足する結像レンズ。
[1]記載の結像レンズにおいて、第3レンズ群3Gを構成する負レンズL31と正レンズL32の空気間隔:D、無限遠物体に合焦した状態における全系の焦点距離:fが、条件式:
(2) 0.15 < D/f < 0.40
を満足する結像レンズ。
[1]または[2]記載の結像レンズにおいて、無限遠物体に合焦した状態における全系の焦点距離:f、第1レンズ群と第2レンズ群の合成焦点距離:f1−2が、条件式:
(3) 1.10 < f/f1−2 < 1.40
を満足する結像レンズ。
[1]ないし[3]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、第3レンズ群G3の負レンズL31の像側面の曲率半径:r3NR、第3レンズ群の正レンズL32の物体側面の曲率半径:r3PFが、条件式:
(4) −0.15<(r3NR−r3PF)/(r3NR+r3PF)<0.05
を満足する結像レンズ。
[1]ないし[4]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群G1が、2枚の正レンズL11、L12の像側に、像側に凹面を向けた負レンズL13を配した3枚のレンズにより構成され、第2レンズ群2Gが、2枚の正レンズL22、L23の物体側に、物体側に凹面を向けた負レンズL21を配した3枚のレンズ、もしくは、物体側に凹面を向けた正レンズL21Aと負レンズL21Bを物体側からこの順序に配した4枚のレンズにより構成された結像レンズ。
[5]記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群G1の焦点距離:f1、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の合成焦点距離:f1−2が、条件式:
(5) 1.20 < f1/f1−2 < 4.00
を満足する結像レンズ。
[5]または[6]記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群G1の負レンズL13の像側面の曲率半径:r1NR、第2レンズ群の負レンズの物体側面の曲率半径:r2NFが、条件式:
(6) −0.15<(r1NR+r2NF)/(r1NR−r2NF)<0.05
を満足する結像レンズ。
[5]ないし[7]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、レンズ材料の部分分散比:θg,Fを、該レンズ材料のg線、F線、C線に対する屈折率:ng、nF、nCにより、
θg,F=(ng-nF)/(nF-nC)
で定義するとき、第1レンズ群G1の最も物体側に配される正レンズL11の材質の、屈折率:nd、アッベ数:νd、部分分散比:θg,Fが、条件式:
(7) 1.58 < nd < 1.63
(8) 62.0 < νd < 70.0
(9) 0.004<θg,F-(-0.001742×νd+0.6490)<0.030
を満足する結像レンズ。
[1]ないし[8]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群ないし第3レンズ群を構成する全てのレンズが球面レンズである結像レンズ。
[1]ないし[9]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群ないし第3レンズ群を構成する全てのレンズの材質が、無機固体材料である結像レンズ。
[1]ないし[10]の何れか1に記載の結像レンズを有する撮像装置。
この発明の結像レンズは、上記マシンビジョン用の画像入力装置への使用が可能であるのみならず、デジタルカメラやビデオカメラ、監視カメラ等に用いることもできる。
S 開口絞り
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
Im 像面
CG カバーガラス
L11 第1レンズ群の正レンズ
L12 第1レンズ群の正レンズ
L21 第2レンズ群の負レンズ
L21A 第2レンズ群の正レンズ
L21B 第2レンズ群の負レンズ
L22 第2レンズ群の正レンズ
L23 第2レンズ群の正レンズ
L31 第3レンズ群の負レンズ
L32 第3レンズ群の正レンズ
10 撮像装置
12 照明装置
20 制御手段
30 コンベヤ
WK ワーク
Claims (11)
- 物体側から像側へ向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、開口絞り、正の屈折力を有する第2レンズ群、正または負の屈折力を有する第3レンズ群を配して構成され、遠距離から近距離へのフォーカシングに際し、第3レンズ群を像面に対して固定し、第1レンズ群と開口絞りと第2レンズ群とを一体的に物体側へ移動させる結像レンズであって、
第3レンズ群が、物体側から像側へ向かって順に、負レンズと正レンズの2枚のレンズを配して構成され、
第3レンズ群を構成する前記負レンズと正レンズの空気間隙:D、第3レンズ群の前記負レンズの物体側面から像面までの距離:L3F−Iが、条件式:
(1) 0.20 < D/L3F−I < 0.60
を満足する結像レンズ。 - 請求項1記載の結像レンズにおいて、
第3レンズ群を構成する負レンズと正レンズの空気間隔:D、無限遠物体に合焦した状態における全系の焦点距離:fが、条件式:
(2) 0.15 < D/f < 0.40
を満足する結像レンズ。 - 請求項1または2記載の結像レンズにおいて、
無限遠物体に合焦した状態における全系の焦点距離:f、第1レンズ群と第2レンズ群の合成焦点距離:f1−2が、条件式:
(3) 1.10 < f/f1−2 < 1.40
を満足する結像レンズ。 - 請求項1ないし3の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
第3レンズ群の負レンズの像側面の曲率半径:r3NR、第3レンズ群の正レンズの物体側面の曲率半径:r3PFが、条件式:
(4) −0.15<(r3NR−r3PF)/(r3NR+r3PF)<0.05
を満足する結像レンズ。 - 請求項1ないし4の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
第1レンズ群が、2枚の正レンズの像側に、像側に凹面を向けた負レンズを配した3枚のレンズにより構成され、
第2レンズ群が、2枚の正レンズの物体側に、物体側に凹面を向けた負レンズを配した3枚のレンズ、もしくは、物体側に凹面を向けた正レンズと負レンズを物体側からこの順序に配した4枚のレンズにより構成された結像レンズ。 - 請求項5記載の結像レンズにおいて、
第1レンズ群の焦点距離:f1、第1レンズ群と第2レンズ群の合成焦点距離:f1−2が、条件式:
(5) 1.20 < f1/f1−2 < 4.00
を満足する結像レンズ。 - 請求項5または6記載の結像レンズにおいて、
第1レンズ群の負レンズの像側面の曲率半径:r1NR、第2レンズ群の負レンズの物体側面の曲率半径:r2NFが、条件式:
(6) −0.15<(r1NR+r2NF)/(r1NR−r2NF)<0.05
を満足する結像レンズ。 - 請求項5ないし7の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
レンズ材料の部分分散比:θg,Fを、該レンズ材料のg線、F線、C線に対する屈折率:ng、nF、nCにより、
θg,F=(ng-nF)/(nF-nC)
で定義するとき、第1レンズ群の最も物体側に配される正レンズの材質の、屈折率:nd、
アッベ数:νd、部分分散比:θg,Fが、条件式:
(7) 1.58 < nd < 1.63
(8) 62.0 < νd < 70.0
(9) 0.004<θg,F-(-0.001742×νd+0.6490)<0.030
を満足する結像レンズ。 - 請求項1ないし8の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
第1レンズ群ないし第3レンズ群を構成する全てのレンズが球面レンズである結像レンズ。 - 請求項1ないし9の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
第1レンズ群ないし第3レンズ群を構成する全てのレンズの材質が、無機固体材料である結像レンズ。 - 請求項1ないし10の何れか1項に記載の結像レンズを有する撮像装置。
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