JP2016060739A - 未成熟柿果実粉末組成物とその製造方法 - Google Patents

未成熟柿果実粉末組成物とその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、未成熟柿果実「青柿」を原料として、未成熟柿果実粉末組成物とその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 未成熟柿果実(開花から成熟2週間前までの間に摘果された柿果実「青柿」を言う)を収穫後なるべく早くに凍結保存して後、半解凍にした状態で蔕部を除去し、前記蔕部の除去された未成熟柿果実を、果皮を含んだ状態で分割したブロック片にカットし、該分割ブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去した後、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、未成熟柿果実粉末組成物に粉末化する未成熟柿果実粉末組成物とその製造方法。
【選択図】図8

Description

本発明は、開花から成熟2週間前までの間に摘果された未成熟柿果実「青柿」を原料として、青柿の成分及び風味を失うことなく粉末にすべく、収穫された青柿を凍結保存したものを解凍後に分割し、爾後一次乾燥させてから凍結保存して長期間の保存を可能にし、その後必要に応じて、分割品を解凍させて後に二次乾燥を行ない粉砕・粉末加工した未成熟柿果実粉末組成物とその製造方法に関するものである。
従来、西条柿などの栽培で収穫する柿のサイズを大きくすることが求められている。このように一般的な柿栽培では、1本の樹木に多くの柿を実らせると、果実が小玉化して商品価値が下がることから、成熟果実を大玉化して商品価値を上げるために、開花から成熟2週間前までの間に未成熟柿果実と呼ばれる「青柿」を間引きする摘果作業など、柿の成長過程における各段階において、「摘蕾」や「摘果」作業が行われている。
該摘果作業等で取り除かれた大量の未成熟果実「青柿(マビキ柿)」は、特に他の用途もなく、摘果された柿畑一帯、足の踏み場もない程、覆い尽くされて廃棄処分されているのが現状である。このような状況で廃棄処分となる「青柿(マビキ柿)」を地域資源として有効利用することが望まれて開発利用する動きもみられ、栽培過程で間引かれ廃棄される未成熟柿果実「青柿」を粉末化するものとしては、例えば、特許文献1に示される未成熟柿果実粉末組成物とその製造方法、特許文献2に示される血糖値低下効果を有する柿果実粉末組成物が提案されている。
特開2008−63332号公報 特開2013−35803号公報
特許文献1のものは、開花から成熟2週間前までの間に摘果された未成熟柿果実を原料として、未成熟柿果実から蔕部を除去する工程と、前記蔕部の除去された前記未成熟柿果実を、果皮を含んだ状態で小片状にカットするカット工程と、小片状にカットされた未成熟柿果実片を乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去する乾燥工程と、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、粉末化する粉末化工程とからなり、組成物の水分が5.5〜10%、タンニン酸が3.3〜15%含有してなることを特徴とする未成熟柿果実粉末組成物。と未成熟柿果実片を乾燥、粉砕した未成熟柿果実粉末組成物の製造方法、により該未成熟柿果実粉末組成物を含有する脂質代謝改善剤、及び胆汁酸の排泄促進剤、さらには抗肥満剤及び排便促進剤に関するものである。
しかしながら、この特許文献1の未成熟柿果実片を乾燥させる方法としては、例えば、天日に長時間晒すことによって自然乾燥を行うもの、或いは乾燥機等(例えば、電熱器等)を利用し、強制的に乾燥させる方法等、周知の機器及び手段を用いることもできる。と説明されている。特許文献2の柿果実粉末組成物の加工も特許文献1と同様の加工工程が説明されている。天日に長時間晒すことによって自然乾燥を行うことは天候の変動によって乾燥にむらがでて良好な乾燥が遂行できないという課題がある。また乾燥機等を利用して一般的な熱風乾燥方式を採用すると、乾燥により小片状にカットされた未成熟柿果実片の果皮が褐色に変化する過乾燥になりやすいという課題がある。また収穫した青柿は軟弱で2〜3日の短時間にぐしゃぐしゃになって腐りやすく品質劣化を起こしやすいものであり、青柿の保存の問題と良好な乾燥状態にした未成熟柿果実片を得難いという不安があるものである。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、青柿を収穫後なるべく早くに凍結保存して青柿の品質劣化を防ぎ、かつ冷凍した青柿を半解凍にしてから小片状にカットし、爾後、未成熟柿果実片の果皮が褐色に変化するのを防止しつつ一次乾燥させてから凍結保存して長期間の保存を可能にし、その後必要に応じて、分割品を解凍させて後に二次乾燥を行ない粉砕・粉末加工した未成熟柿果実粉末組成物とその製造方法を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、第一に、未成熟柿果実(開花から成熟2週間前までの間に摘果された柿果実「青柿」を言う)を収穫後なるべく早くに凍結保存して後、半解凍にした状態で蔕部を除去し、前記蔕部の除去された未成熟柿果実を、果皮を含んだ状態で分割したブロック片にカットし、該分割ブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去した後、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、未成熟柿果実粉末組成物に粉末化したことを特徴とする未成熟柿果実粉末組成物を得ることができ、第二に、分割ブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去した後、冷凍保存させて保管して後に必要に応じて順次冷凍保存してある未成熟柿果実片を取り出して、遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら再乾燥させて後、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、未成熟柿果実粉末組成物に粉末化したことを特徴とする未成熟柿果実粉末組成物が得られ、第三に、未成熟柿果実粉末組成物の水分が10〜15%、タンニン酸が20〜35%を含有してなることを特徴とする未成熟柿果実粉末組成物を得ることができる。
従って、未成熟柿果実を収穫後なるべく早くに凍結保存して品質の劣化を防止し、かつ凍結保存した未成熟柿果実を半解凍して分割加工して乾燥させるので、糖の褐変による変色を防ぐことができて良質な乾燥未成熟柿果実片を得ることができる。これにより品質の良い未成熟柿果実粉末組成物の粉末を得ることができる。また一次乾燥したものを冷凍保存して後、再乾燥させて使用するようにすると市場のニーズに応じてその都度タイミング良く未成熟柿果実粉末組成物を加工出荷することができる。
第四に、未成熟柿果実(開花から成熟2週間前までの間に摘果された柿果実「青柿」を言う)を収穫後なるべく早くに凍結保存して後、半解凍にした状態で蔕部を除去し、前記蔕部の除去された未成熟柿果実を、果皮を含んだ状態で分割したブロック片にカットし、該分割ブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去した後、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、未成熟柿果実粉末組成物に粉末化する粉末化工程とからなることを特徴とする未成熟柿果実粉末組成物の製造方法とする。
第五に、未成熟柿果実を収穫後なるべく早く−18℃以下に凍結保存して後、水洗して半解凍にした状態で蔕部を除去し、前記蔕部の除去された前記未成熟柿果実を、果皮を含んだ状態で縦方向の柿繊維に沿わせて4分割のブロック片にカットし、該4分割のブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて自然に近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去し、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、未成熟柿果実粉末組成物に粉末化する粉末化工程とからとからなることを特徴とする未成熟柿果実粉末組成物の製造方法とする。
第六に、分割ブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去した後、冷凍保存させて保管して後に必要に応じて順次冷凍保存してある未成熟柿果実片を取り出して、遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら再乾燥させて後、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、未成熟柿果実粉末組成物に粉末化したことを特徴とする未成熟柿果実粉末組成物の製造方法とし、第七に、未成熟柿果実粉末組成物の水分が10〜15%、タンニン酸が20〜35%を含有してなることを特徴とする未成熟柿果実粉末組成物の製造方法。を採用していることを特徴とする。
従って、この方法により、未成熟柿果実を収穫後なるべく早くに凍結保存して品質の劣化を防止し、かつ凍結保存した未成熟柿果実を半解凍して分割加工して乾燥させるので、糖の褐変による変色を防ぐことができて良質な乾燥未成熟柿果実片を得ることができる。これにより品質の良い未成熟柿果実粉末組成物の粉末を得ることができる。
請求項1〜7の発明によれば、未成熟柿果実を収穫後なるべく早くに凍結保存して品質の劣化を防止し、かつ凍結保存した未成熟柿果実を半解凍状態で果皮を含んだ状態でブロック片に分割するので分割加工を容易確実に遂行でき、その後分割加工したブロック片を赤外線(中赤外線と遠赤外線)と紫外線を乾燥機に取り入れることにより自然に近い形で殺菌しながら乾燥させさせるので、糖の褐変による変色を防ぐことができて良質な乾燥未成熟柿果実片を得ることができる。そしてこれを冷凍保存して必要に応じて冷凍庫から取り出して未成熟柿果実片を再乾燥させることにより計画的に粉砕・粉末に加工することができる。これにより効率的な未成熟柿果実粉末組成物の製造方法を提供できて、かつ、品質の良い未成熟柿果実粉末組成物の粉末を得ることができる。
これにより、次の(a)〜(g)のタンニン由来の各種効果が得られる品質の良いタンニン入りの未成熟柿果実粉末組成物を製造することができる。
(a)腸からの糖質や脂質の吸収を抑制し、肥満やメタボリック症候群の予防・防止に効果的である。
(b)口臭を押さえることができ、更に虫歯の予防にも効く。
(c)便やおならの悪臭や体臭を抑えることができる。
(d)胃腸からのアルコールの吸収を抑制するとともにアセトアルデヒドを速やかに排出し、二日酔いを防止することができる。
(e)血圧を下げ、高血圧を予防することができる。
(f)消臭作用の特性を活かして、エアコンのフィルターに用いる。畳縁の布やベットシーツ、カーペットに染みこませることにより、消臭ができる。
(g)犬や猫等のペットの餌に混ぜたり、ペット用品に染みこませることにより消臭することができる。
(h)お茶、抹茶、パン、蕎麦などに混入することにより、品質の良いタンニン入りの食品を提供することができる。
未成熟柿果実をパウダーにするまでの工程説明図。(冷凍青柿の解凍) 未成熟柿果実をパウダーにするまでの工程説明図。(青柿のヘタ取り分割) 未成熟柿果実をパウダーにするまでの工程説明図。(分割青柿の乾燥) 未成熟柿果実をパウダーにするまでの工程説明図。(乾燥青柿の冷凍保存) 未成熟柿果実をパウダーにするまでの工程説明図。(乾燥青柿の粉砕準備) 未成熟柿果実をパウダーにするまでの工程説明図。(乾燥青柿の一次粉砕) 未成熟柿果実をパウダーにするまでの工程説明図。(乾燥青柿の二次粉砕) 乾燥装置の側面図。 乾燥装置の平面図。
以下に具体的な実施形態例を説明する。図1〜図7は西条柿の未成熟柿果実(開花から成熟2週間前までの間に摘果された柿果実「青柿」を言う)をパウダーにするまでの工程を説明するものである。
柿畑に栽培される西条柿の摘果作業(6月下旬〜7月下旬)で収穫された未成熟柿果実「青柿」は軟弱で2〜3日の短時間にぐしゃぐしゃになって腐りやすく品質劣化を起こしやすいものである。そのため、消毒をしていない青柿を収穫後なるべく早く(一日以内)に冷凍庫に入れて−18℃以下に凍結保存する。この凍結保存により、青柿が凍結すると可溶性タンニンが不溶性に変わり、可溶性タンニンが減少する利点が生じる。これにより、以後の加工により得られる乾燥果実に水または温湯を入れたり、掛け流すと、一部可溶性の低分子物質(糖、ポリフェノールなど)が溶け出して、機能性成分の品質が劣る恐れがあるが、可溶性タンニンが不溶性に変わって残っているので品質劣化が少ないことになる利点がある。
図1は、パウダーにするまでの工程(1)(冷凍青柿の半解凍)を示す。冷凍庫で−18℃以下の凍結保存で冷凍した青柿1を、水を掛け流しながら水洗して半解凍にした状態に解凍する。青柿の場合、熟柿と異なり、水分が少ないことと凍結保存による乾燥促進もあり水分が少なくなっており、10〜30分程度で半解凍する。
図2は、パウダーにするまでの工程(2)(青柿のヘタ取り分割)を示す。半解凍した青柿1の蔕部2を取り、前記蔕部2の除去された前記未成熟柿果実1を、果皮を含んだ状態で縦方向の柿繊維に沿わせて4分割のブロック片1aにカットする。縦方向の柿繊維に横断して輪切りにしても良いが、柿繊維に沿って縦方向に分割するとサクッと切断できる利点がある。また必ずしも4分割にする必要はなく2分割若しくは3分割にしても良いが、4分割は、2分割したものを更に2分割することで容易に分割加工ができる利点がある。果皮を含んだままで分割すると皮剥ぎの工数が削減できるとともに分割ブロック片1aがぐしゃぐしゃにならない利点がある。そして分割したブロック片1aを受け皿(トレイ)3に並べる。
図3は、パウダーにするまでの工程(3)(分割青柿の乾燥)を示す。果皮を含んだ状態で分割加工した半解凍の青柿ブロック片1aを受け皿3に並べた状態で、以下の図7、図8で説明する乾燥機6に入れる。該分割ブロック片1aにカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて自然に近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去して一次乾燥させる。青柿収穫後の凍結保存により一度乾燥、凍結されているもので、柿内部の水分は20〜25%程度であり、解凍時に出来た表面の水滴を飛ばすのみで一次乾燥を効率的に行える。
図4は、パウダーにするまでの工程(4)(乾燥青柿の冷凍保存)を示す。一次乾燥した青柿ブロック片1aをパウダー加工するまでに保存袋4等に詰めて再度冷凍庫に凍結保存しておく。乾燥後に凍結保存した青柿ブロック片1aはこの状態で、冷凍保存すれば青柿の丸ごと保管に比べて保管スペースを小さくして2〜3年は保存できる。そして、必要に応じて粉末加工のために解凍することになるが、保存された青柿ブロック片1aの解凍も早く、再乾燥時間(二次乾燥)も早く出来る。再乾燥は、一次乾燥と同様の乾燥機を用いて、順次冷凍保存してある未成熟柿果実片を取り出して、遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら再乾燥させて柿内部の水分を10〜15%程度にした後、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、未成熟柿果実粉末組成物に粉末化したことを特徴とする未成熟柿果実粉末組成物が得られそして、第一段階での粉砕も短時間で可能となる。
図5は、パウダーにするまでの工程(5)(乾燥青柿の粉砕準備)を示す。このものをミキサー5にかけて、第一段階の粗粉砕を行う。ミキサー5に入れて上から見た状態。図の下に白く見えるものはミキサー5の蓋である。ミキサーは粗粉砕(一次粉砕)に使用するものでミキサーの大きさ形態は問わないものである。
図6は、パウダーにするまでの工程(6)(乾燥青柿の一次粉砕)を示す。ミキサー5を用いて粗粉砕品1bにした第一段階の粉砕状況(一次粉砕)である。
図7は、パウダーにするまでの工程(7)(乾燥青柿の二次粉砕)を示す。一次粉砕した粗粉砕品1bを、第二段階でパウダー器(図示省略)にいれ、加工に必要なメッシュNOまで回転粉砕する。パウダー器はボールミル形式でステンレス容器を円形にしたものに、直径30ミリのステンレス球を複数個入れて回転する。粉砕パウダー器で、顆粒に適したメッシュNO:20(0.85ミリ)〜30(0.424ミリ)まで細分化して仕上げ粉砕する。このように顆粒品1cにしたものを、爾後にカプセル詰めの加工にする。
本発明の未成熟柿果実粉末組成物は、未成熟の柿果実を凍結保存して柿果実に含まれる可溶性タンニンを不溶性に変えて可溶性タンニンが減少するようにしておく。その後で、半解凍にした未成熟柿果実を原料として、未成熟柿果実に含まれる水分を所定の水分率以下になるまで乾燥除去し、乾燥させた後、さらに粉砕機等(例えば、ミキサーやボールミル等)の粉砕手段によって粉末化することにより、未成熟柿果実粉末組成物を得ることができる。
図7は乾燥装置の側面図、図8は乾燥装置の平面図を示す。該乾燥装置6は、開閉ドア7で室内を開放若しくは密閉される乾燥室8を有しており、乾燥室8の後壁9背面に空洞形成された後室通路10に、高熱交換器A、冷却器B、ドレンC、冷凍機D、吸い込みフィルターEからなる温風又は冷風を吹き出す乾燥機11が設置され、乾燥室8の上壁12上面に空洞形成された上室通路13に、吹き出し口ファン14、循環ファン15、紫外線ランプ16、赤外線ランプ17(遠赤外線ランプと中赤外線ランプが並設されている)が配置されている。そして、乾燥室8と後室通路10は吸い込みフィルターEを介して連通され、後室通路10と上室通路12は連通されており、また、上室通路12の前方は開放通路18が形成されて乾燥室8に連通されている。したがって、乾燥室の空気は、乾燥機11から吹き出し口ファン14を経て開放通路18を巡り、図8の矢印に示すように温風又は冷風が循環するように構成されている。
乾燥室8には前記に説明した乾燥品を載置する受け皿3が出し入れ自在に保持する棚受けが構成されており、この棚受けに受け皿3を保持させ、吹き出し口ファン14で乾燥した風を出して循環ファン風を起流させることによって乾燥品の湿度をとり乾燥促進させる。吸い込みフィルターEで塵埃を除去し、冷却器Bを通過させることによって湿度を取る。そして、湿度がなくなった風を熱交換器Aで温風にする。紫外線ランプ16と赤外線ランプ17によってオゾンが発生し、乾燥室8内を殺菌する。
乾燥機で配慮した点を補足的に説明する。紫外線ランプ16を人に見えるところに露出しておくと人体に悪い影響があり、万一、直接的に人の目で見た場合に失明する危険性と1メートル以内で直接あたると皮膚にシミが出来る恐れがある。また紫外線は光源から1メートル以内しか殺菌効果が発揮されない。そこで、本発明では2本の直管状の紫外線ランプ16を遮蔽された上室通路13内に配置する。そして、上室通路13内の天井と中天井の隙間60〜70センチであり、この空間で循環風を通過させる時に殺菌することができる。また、間接紫外線は人体に影響は殆ど無いことから上室通路13内に設置している。太陽光線と同様で赤外線と紫外線が使用されることによりオゾンが発生する。それによって乾燥室内の殺菌効果と防カビ効果が出ることになる。開閉ドア7を開放すると紫外線ランプ16の電源は切りにされ、。開閉ドア7を閉鎖すると紫外線ランプ16の電源は入りにされて、人に対する安全性を確保している。
また、上室通路13内に赤外線ランプ17(遠赤外線ランプと中赤外線ランプが並設されている)が左右に3個づつ合計6個配置されているが、赤外線ランプは何処に設けても効果を発揮するものである。特に反射熱が良いというデータがあり、赤外線は鋼物以外はすべて通過する性質がある。そして、反射熱(輻射熱)は天日乾燥では絶対必要なことから、乾燥室8内の壁は反射に適したステンレス製の金属板張りにしている。
運転サイクルに関して説明する。運転前にサーモ設定をしておく。電源スイッチを入れると冷凍機Dが運転する。乾燥室8の庫内温度がサーモ設定した設定温度(例えば30℃)より低ければ庫内温度を上げるため、冷凍機Dの外気吹き出す温風を電磁弁操作によって切り換えて、乾燥室8の庫内に温風(冷風に近い温風30℃より高め)を取り入れるようにする。
所定のサーモ設定温度(例えば30℃)になれば、乾燥室8の庫内を冷やさなければならないので、電磁弁の切り替えによって温風を外気へ噴出させる。
このように、本発明によれば、分割ブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて乾燥機内の温度を上昇させたり下降させたりして、過乾燥による果肉が硬くなる弊害を防ぎ果肉の細胞分裂を誘起させないようにして果肉の色艶を保持しながら、天日干しに近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去することができる。
収穫した青柿を凍結しないで乾燥させると2昼夜以上の時間を要するが、凍結保存したものを半解凍した状態で乾燥させると一昼夜半の時間で済む。これによって乾燥時間の短縮が図れる利点がある。
本発明の未成熟柿果実粉末組成物は、従来の特定の成分をエキスとして抽出する方法と比べ、収穫後なるべく早くに凍結保存して後凍結保存して、未成熟柿果実に含まれる可溶性タンニンを不溶性に変えて可溶性タンニンが減少するようにしておく。そして、果実及び果皮をそのまま、換言すれば果実を”まるごと”含んだものとすることができ、特に、未成熟柿果実には水分、食物繊維、蛋白質、脂質、NFE(糖、タンニン酸等を含む)、及び灰分等の物質が多量に含まれているため、これらを無駄にすることなく、容易に体内に摂取できる態様の粉末状の組成物を得る事ができる。また、該未成熟柿果実粉末組成物よりなる脂質代謝改善剤及び胆汁酸の排泄促進剤、さらには抗肥満剤及び排便促進剤を調製することができる。
これらにより、次の(a)〜(g)のタンニン由来の各種効果が得られる品質の良いタンニン入りの未成熟柿果実粉末組成物を製造することができる。
(a)腸からの糖質や脂質の吸収を抑制し、肥満やメタボリック症候群の予防・防止に効果的である。
(b)口臭を押さえることができ、更に虫歯の予防にも効く。
(c)便やおならの悪臭や体臭を抑えることができる。
(d)胃腸からのアルコールの吸収を抑制するとともにアセトアルデヒドを速やかに排出し、二日酔いを防止することができる。
(e)血圧を下げ、高血圧を予防することができる。
(f)消臭作用の特性を活かして、エアコンのフィルターに用いる。畳縁の布やベットシーツ、カーペットに染みこませることにより、消臭ができる。
(g)犬や猫等のペットの餌に混ぜたり、ペット用品に染みこませることにより消臭することができる。
h)お茶、抹茶、パン、蕎麦などに混入することにより、品質の良いタンニン入りの食品を提供することができる。
これらの特有な効果を有する未成熟柿果実粉末組成物を、顆粒状に形成することにより液体と違って持ち運びに対して軽くて便利になり、これらを常温保存できる商品パッケージに袋詰めすることにより取り扱いが便利になる。そして、この柿顆粒物をコーヒー、紅茶に入れて飲めばポルフェノールが豊富にあるため、肌はスベスベとなり、皺もある程度なくなる。口内炎や口臭に悩んでいる場合も、柿顆粒物をコップ一杯のお湯に溶かして、うがいをしながら飲んでも良し、お酒の飲み過ぎによる二日酔いの場合にも、柿顆粒物をそのまま水で飲めばよい。米飯類や麺類に混合して食することにより、胃炎や腎炎、十二指腸潰瘍などの予防になり、毎日飲めば心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳卒中、脳血栓の予防など健康管理に寄与できる利点がある。
したがって、本発明の未成熟柿果実粉末組成物によれば、従来は廃棄処分等がされていた摘果された幼果、及び収穫の2週間以上前に摘果された未成熟柿果実を有効に利用して、水分、食物繊維、蛋白質、脂質、NFE(糖、タンニン酸等を含む)、及び灰分などを含有した未成熟柿果実粉末組成物を得る事ができる。さらに、該未成熟柿果実粉末組成物よりなる脂質代謝改善作用を奏する脂質代謝改善剤、及び胆汁酸の排泄を促進する胆汁酸の排泄促進剤、さらには肥満を予防する抗肥満剤、及び便の排泄を促進する排便促進剤を調製することができる。この結果、原料となる未成熟果実の確保が比較的容易であって、原料が安定に供給される未成熟柿果実粉末組成物の製造方法を提供するのみならず、利用されることなく廃棄されていた摘果、或いは収穫2週間前に摘果された未成熟果実を有効に利用できるようになり、果実栽培農家の経営に貢献できる。
なお、青柿を収穫し、収穫後なるべく早くに冷凍庫に凍結保存すること。その後、凍結保存していた青柿を冷凍庫から取り出して半解凍にした状態で蔕部を除去し、前記蔕部の除去された未成熟柿果実を、果皮を含んだ状態で分割したブロック片にカットし、該分割ブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去して、袋詰め、若しくはコンテナ詰めなどの工程、すなわち図1〜図4の工程を柿農家などに依頼して納入していただくこともできる。このようにすると柿農家の方にも仕事が回せることになって地域活性化に寄与させる貢献効果が奏することになる。そして、農家から納入された未成熟柿果実片を、袋詰め、若しくはコンテナ詰めなどの手段で集荷してこれを冷凍庫に保存しておき、商品化計画に応じて図5〜図7の加工工程を遂行して、爾後、粉末化した未成熟柿果実粉末組成物を適宜な商品パッケージ袋に袋詰めして出荷販売していくものであり、商品パッケージ袋への袋詰め作業などにも地域の新たな雇用創出が期待できる利点がある。
青柿をパウダーにするのに、蔕を除去しているが、除去した蔕を乾燥させて青柿をパウダーにするときに蔕も混入して同時にパウダーにしても良い。
1 青柿
1a ブロック片1a
3 受け皿(トレイ)
1b 粗粉砕品
1c 顆粒品
6 乾燥機
8 乾燥室
11 乾燥機

Claims (7)

  1. 未成熟柿果実(開花から成熟2週間前までの間に摘果された柿果実「青柿」を言う)を収穫後なるべく早くに凍結保存して後、半解凍にした状態で蔕部を除去し、前記蔕部の除去された未成熟柿果実を、果皮を含んだ状態で分割したブロック片にカットし、該分割ブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去した後、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、未成熟柿果実粉末組成物に粉末化したことを特徴とする未成熟柿果実粉末組成物。
  2. 分割ブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去した後、冷凍保存させて保管して後に必要に応じて順次冷凍保存してある未成熟柿果実片を取り出して、遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら再乾燥させて後、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、未成熟柿果実粉末組成物に粉末化したことを特徴とする請求項1に記載の未成熟柿果実粉末組成物。
  3. 未成熟柿果実粉末組成物の水分が10〜15%、タンニン酸が20〜35%を含有してなることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の未成熟柿果実粉末組成物。
  4. 未成熟柿果実(開花から成熟2週間前までの間に摘果された柿果実「青柿」を言う)を収穫後なるべく早くに凍結保存して後、半解凍にした状態で蔕部を除去し、前記蔕部の除去された未成熟柿果実を、果皮を含んだ状態で分割したブロック片にカットし、該分割ブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去した後、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、未成熟柿果実粉末組成物に粉末化する粉末化工程とからなることを特徴とする未成熟柿果実粉末組成物の製造方法。
  5. 未成熟柿果実を収穫後なるべく早く−18℃以下に凍結保存して後、水洗して半解凍にした状態で蔕部を除去し、前記蔕部の除去された前記未成熟柿果実を、果皮を含んだ状態で縦方向の柿繊維に沿わせて4分割のブロック片にカットし、該4分割のブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて自然に近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去し、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、未成熟柿果実粉末組成物に粉末化する粉末化工程とからとからなることを特徴とする請求項4に記載の未成熟柿果実粉末組成物の製造方法。
  6. 分割ブロック片にカットされた半解凍状態の未成熟柿果実片を遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら乾燥させ、前記未成熟柿果実片に含有される水分を除去した後、冷凍保存させて保管して後に必要に応じて順次冷凍保存してある未成熟柿果実片を取り出して、遠赤外線、赤外線、紫外線を照射し、温風や冷風を循環する通風乾燥機を用いて天日干しに近い形で殺菌しながら再乾燥させて後、乾燥した未成熟柿果実片を粉砕し、未成熟柿果実粉末組成物に粉末化したことを特徴とする請求項4若しくは請求項5に記載の未成熟柿果実粉末組成物の製造方法。
  7. 未成熟柿果実粉末組成物の水分が10〜15%、タンニン酸が20〜35%を含有してなることを特徴とする請求項4、請求項5、請求項6のいずれかに記載の未成熟柿果実粉末組成物の製造方法。
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