JP2006212025A - 乾燥粉末食品 - Google Patents

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Abstract

【目的】 加熱乾燥の長所と凍結乾燥の長所とを生かした乾燥方法によって、自然環境で生産された植物性の食材を、それらに含まれる栄養素を保ったままで乾燥、粉末化して、長期に保存でき、しかも調理せずに簡単に摂取することができる乾燥粉末食品として提供することを目的とする。
【構成】 穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が熱風による乾燥、遠赤外線による乾燥又は凍結乾燥のいずれかか、それらの組合せであることを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、乾燥粉末食品に関し、特に乾燥方法を工夫することにより食品の栄養価と味と乾燥効率を高めた乾燥粉末食品に関する。
古来から人類は、自然の環境下で採取され或いは栽培された植物や、狩猟又は漁獲された動物、或いは畜養した鳥や獣又はその生産物などを、食料として利用してきていた。しかし近代には、文化の発達と人口の増加により、食料の増産の必要性が次第に高まって、特に穀物などの主食用作物の栽培技術や品種改良が進み、農薬や人工肥料を多用する人工的環境での食料生産量が増加してきた。
一方、人間の食物に対する嗜好の多様化や調理法の多様化に伴って、人間が生活してきた地域の生産物に適応してきた体質とは、必ずしも適合していない食品を摂取する機会が多くなり、このため生活習慣の不適合による体調不良の発生が指摘されるに至っている。そこで、前記のような、人間が生存するに必要なエネルギーを確保するための人工的環境で生産された食料では、健康で文化的生活をすることは難しい、との主張が共感を呼ぶに至り、自然な環境下で生産された食料を人工的な精製や調理加工を加えないまま、食品として摂取したいという要求が出ている。
このような要求に応えるため、発明者は先に、人工的な精製や加熱等を加えていない自然環境で生産された穀物や野菜等の植物性の原料を乾燥粉末させて、それらに含まれる栄養素を生の状態のまま摂取できるようにした乾燥粉末食品とその製造方法を提案した(特許文献1参照。)。
特開2004−24124号公報
先の発明では、発明者は植物性の原料の乾燥方法として凍結乾燥(フリーズ・ドライ)を提案した。凍結乾燥は、洗浄して必要に応じて適宜の大きさに切断した食品材料を、例えば−45℃に設定した予備冷凍装置に入れて、1昼夜程度凍結保存した後、真空乾燥器に移し、乾燥器内を減圧して凍結した氷を気化させて除去して、残留水分が5重量%以下の多孔質乾燥食品材料とし、この凍結乾燥食品材料を、例えば80メッシュの篩網を備えた粉砕器などに通して砕き微細な粉末とするものである。この方法は、油や食塩等の添加物を加えずに乾燥処理が可能で、乾燥後の水分量が少なく、多量処理に適している。
一方、乾燥方法には凍結乾燥以外に熱風乾燥や遠赤外線乾燥などの加熱乾燥法がある。加熱乾燥方法は、いわゆる天日干の乾燥に近く、残留水分量を凍結乾燥ほど低くすることはできないが、葉菜や根菜など食品によっては乾燥によって糖度が上がり甘味や旨味を引き出すことができるとともに、シイタケなどの茸類では天日干でなくても熱風乾燥や遠赤外線乾燥などの加熱乾燥でもビタミンDを増やすことができるなどの効果があることが知られている。また、冷凍乾燥に比べると設備にかかる費用が比較的安い。
本発明は、これらの加熱乾燥の長所と凍結乾燥の長所とを生かした乾燥方法に基づいて、自然環境で生産された生の食材を、それらに含まれる栄養素を保ったままで乾燥し、さらに粉末化して、腐敗や劣化を起こすことなく長期に保存でき、しかも調理せずに簡単に摂取できる食品としての乾燥粉末食品を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、乾燥粉末食品において、穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が熱風による乾燥であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項2に記載の発明は、乾燥粉末食品において、 穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が遠赤外線による乾燥であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項3に記載の発明は、乾燥粉末食品において、穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が熱風による乾燥と凍結乾燥との組みあわせであることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項4に記載の発明は、乾燥粉末食品において、 穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が遠赤外線による乾燥と凍結乾燥との組みあわせであることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項5に記載の発明は、乾燥粉末食品において、 穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が遠赤外線による乾燥と熱風による乾燥と凍結乾燥との組みあわせであることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項6に記載の発明は、乾燥粉末食品において、 穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が遠赤外線による乾燥と熱風による乾燥との組みあわせであることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、乾燥及び粉末化を行う前に、前記穀物及び前記葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ食品を、次亜塩素酸ナトリウムと水との混合物で殺菌し、洗浄することを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、乾燥及び粉末化を行う前に、前記穀物及び前記葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ食品を、次亜塩素酸ナトリウムと塩酸または酢酸と水との混合物で殺菌し、洗浄することを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項9に記載の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、さらにその請求項に記載の乾燥方法で乾燥した山菜類、果実類、茸類及び藻類の中から選ばれた1種類以上の全乾燥粉末を含むことを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の乾燥粉末食品において、乾燥及び粉末化を行う前に、前記山菜類、果実類、茸類及び藻類の中から選ばれた1種類以上の食品を、次亜塩素酸ナトリウムと水との混合物で殺菌し、洗浄することを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項11に記載の発明は、請求項9に記載の乾燥粉末食品において、乾燥及び粉末化を行う前に、前記山菜類、果実類、茸類及び藻類の中から選ばれた1種類以上の食品を、次亜塩素酸ナトリウムと塩酸または酢酸と水との混合物で殺菌し、洗浄することを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項12に記載の発明は、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、前記穀類は、玄米、発芽玄米、大麦、小麦、燕麦、はと麦、高粱、蕎麦、稗、ごま、黍、粟、アマランサス、キヌア、とうもろこし、大豆、小豆、蚕豆、えんどう、いんげん豆から選ばれた少なくとも1種以上の穀物であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項13に記載の発明は、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、前記葉菜類は、ケール、キャベツ、レタス、チシャ、サラダ菜、白菜、小松菜、ほうれん草、春菊、青梗菜、水菜、野沢菜、パセリ、セロリ、よもぎ、大根葉、あしたば、ブロッコリ、カリフラワ、モロヘイヤ、葱、にら、芹、クレソンから選ばれた少なくとも1種以上の葉菜であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項14に記載の発明は、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、前記根菜類は、人参、大根、蕪、じゃがいも、さつまいも、山芋、里芋、タロ芋、こんにゃく、ごぼう、ジンセン、蓮根、ウコン、うど、もやし、玉葱から選ばれた少なくとも1種以上の根菜であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項15に記載の発明は、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、前記果菜類は、かぼちゃ、トマト、なす、きゅうり、ゴーヤー、ピーマン、しし唐、おくら、パブリカ、冬瓜、アボガド、ゆず、かんぴょう、ズッキーニ、唐辛子から選ばれた少なくとも1種以上の果菜であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項16に記載の発明は、請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、前記山菜類は、茶、桑、蕗、蕨、つくし、こごみ、たらの芽、ぜんまい、うど、むかご、銀杏、筍、のびる、ぎぼうしから選ばれた少なくとも1種以上の山菜であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項17に記載の発明は、請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、前記果実類は、梅、桃、みかん、オレンジ、グレープフルーツ、りんご、柿、梨、ぶどう、いちご、西瓜、メロン、瓜、さくらんぼ、栗、あんず、すもも、なつめ、クコ、レモン、カリン、パパイヤ、マンゴー、パッションフルーツ、ブルーベリから選ばれた少なくとも1種以上の果実であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項18に記載の発明は、請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、前記茸類は、まいたけ、椎茸、松茸、しめじ、えのきだけ、エリンギ、香茸、きくらげ、アガリクス、メシマコブ、レイシから選ばれた少なくとも1種以上の茸であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項19に記載の発明は、請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、前記藻類は、わかめ、こんぶ、海苔、ひじき、スピルリナ、岩海苔、もずく、ふのり、青海苔、めかぶ、アーサ、まつもから選ばれた少なくとも1種以上の藻であるであることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項20に記載の発明は、請求項1乃至請求項19のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、水溶性難消化性植物繊維を増量材として加えたことを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項21に記載の発明は、請求項20に記載の乾燥粉末食品において、前記水溶性難消化性植物繊維がデキストリンであることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項22に記載の発明は、請求項20に記載の乾燥粉末食品において、前記水溶性難消化性植物繊維がオリゴ糖であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項23に記載の発明は、請求項1乃至請求項22のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、前記乾燥粉末食品を包装する前に紫外線を用いて殺菌することを特徴とする。
以上に述べたように、本発明の乾燥粉末食品は、穀物や野菜等の植物性の原料を用いた乾燥粉末食品であって、精製や変質が加わっていない生の自然生産物に含まれる栄養素を、欠けることなく含んでおり、しかも多種多数の植物食品を用いて製造されているので、健康維持のために必要な栄養素をバランス良く含み、また、極めて効率よく消化吸収されるので、胃腸にも負担がかからないという効果がある。また、長期間にわたって劣化を起こすことなく保存でき、何時でも水だけで簡単に摂取できる効果もある。したがって、健康維持の補助食品としても、災害時などの緊急食品としても利用価値が高い。
さらに、乾燥方法を選ぶことで食材に適した乾燥を行って食味を引き出すことができ、また、複数の乾燥方法を適用することで、乾燥を容易に短時間に低運転費用で実行することができ、乾燥粉末化作業が効率化されるという効果も有している。
また、乾燥粉末化前の食品の洗浄消毒に次亜塩素酸ナトリウムを用い、ことに弱アルカリ性または中性に近い状況で殺菌力を強くして用い、さらに、包装前の食品を紫外線で消毒するので、衛生的である。
また、増量材として水溶性難消化性植物繊維を含めるので、整腸作用や血糖値調節効果があり、服用時に一時的な糖の吸収で血糖値が上がるのを抑え、且つ、養分の吸収を助ける働きがある。
乾燥は、古くから利用されてきた食品加工技術の一つである。脱水によって食品を変質させずに水分活性の低い状態にすると、殆どの食品や食品材料は非常に安定した状態となり、食品を劣化させる要因である微生物の繁殖や酵素の作用を抑え、かつ軽量になるので、長期保存や輸送に適した状態となる。
本発明は、自然環境で生産された生の植物性の食材料を人工的な調理方法を加えずに乾燥した後、粉末にして、そのままの形で摂取できる食品として提供することを目的としている。種々の植物性の食材料の乾燥粉末を組み合わせることにより、本来の生活環境と一致した人間の体質に適した多種類の食材を、調理を必要とせずに簡単に摂取することができ、日常の栄養補助食品として、あるいは災害時などの緊急食品として利用することができる乾燥粉末食品を提供することができる。
食品を乾燥させる通常用いられる代表的な方法には、天日干、熱風乾燥、遠赤外線乾燥、凍結乾燥などの方法がある。食品は乾燥によって、また、乾燥方法によって、生とは異なる食味が引き出せることが知られている。
熱風乾燥は、バーナーなどの熱源から熱交換器を介して送風機で熱風を作り、この熱風を多孔板を通して多孔板上の乾燥対象物の間を通過させて乾燥させる方法で、乾燥のはじめには除湿を行い、ある程度乾燥が進行すると熱風を循環させて乾燥を行う。装置や運転費用が比較的廉価で、多量に安定した乾燥加工ができ、熱交換率は極めて良いという長所がある。食品の場合、乾燥温度は常温から150℃の範囲であるが、通常40℃〜50℃程度の温度で行なわれる。この方法による残留水分量は10%〜20%程度である。
遠赤外線乾燥は、遠赤外線による加熱原理を応用した乾燥で、遠赤外線ヒーターにより遠赤外線を直接、被乾燥物に照射して行う。輻射によるため、熱の伝達効率は高く、冷風と組み合わせると50℃以下の比較的低温での乾燥が可能になる。この方法によると残留水分量を10%程度にすることができる。
凍結乾燥は、乾燥対象物を一旦−30℃〜−45℃の予備冷凍装置に入れて、1昼夜程度凍結保存し、その後、真空乾燥器に移し、乾燥器内を減圧して凍結した氷を気化させて除去する方法で乾燥を行う。この方法では、乾燥対象物が物理的、化学的変化を殆ど受けずに乾燥され、残留水分が5重量%以下にすることができるなど、乾燥の効果は大きい。しかし、設備費用や装置の運転費用が他の乾燥方法に比べて高価になるという問題がある。
これらの乾燥方法は、それぞれ単独に行うだけではなく、組み合わせて行うことで、単独の場合とは異なった効果を上げることもできる。例えば、熱風乾燥と遠赤外線乾燥を組み合わせると、比較的短時間で残留水分量10%程度の乾燥を廉価な運転費用で実現することができ、また、乾燥対象物によっては単純な乾燥とは異なった食味を引き出すことができる。また、熱風乾燥と凍結乾燥または遠赤外線乾燥と凍結乾燥とを組み合わせると、比較的短時間かつ低運転費用で残留水分を5重量%以下にすることができ、乾燥対象物によっては単純な乾燥とは異なった食味を引き出すことができる。勿論、熱風乾燥と遠赤外線乾燥と凍結乾燥とを組み合わせた乾燥方法を採ることもできる。
乾燥対象物としては、穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含むことで、味と栄養のバランスを保つことができる。さらに、山菜類と、果実類と、茸類と、藻類とに属する各種の食品材料を含むようにすることもできる。また、酵母や乳酸菌、酢酸菌などの微生物粉末、更には各種生薬のエキスなどを、水に対する分散性を損なわない限り、適宜に配合することもできる。
このような本発明の乾燥粉末食品に配合して用いられる食品材料は、それぞれの種類の群について少なくとも1種以上を用いる必要があるが、使用する品種の数には制限がなく、例示として列挙された品種以外にも適宜の品種の食品材料を、追加して使用することができる。その結果、使用する食品材料の品種が多くなることは望ましいことで、30品種以上、更には50品種以上の食品材料を使用して乾燥粉末食品を得ることが、むしろ好ましい。
上記の食品材料は、言うまでもなく清浄な自然食品であることが望ましく、その調達に当たって、検収者は生産や流通の過程などを全て調査した上で、各食品材料の鮮度や非汚染性などを確認できたものだけを、受入れて使用することが肝要である。こうして受け入れた食品材料は、それぞれの品種ごとに、粉末化して貯留しておき、こうして準備された各粉末化食品材料を、配合処方に従って計量し混合して本発明の乾燥粉末食品を製造するが、その手順については、以下に詳細に説明する。
先ず、入荷した食品材料は、その品質状態を入念にチェックしたのち、食用に適しない部分や不純物を取り除き、水のシャワーで充分に洗浄して清浄化する。この際、穀類等の乾燥食品は清浄水に浸漬して充分に吸水させておき、また最後の段階で、例えば400ppmの次亜塩素酸ナトリウムを含む水を用いるなどの方法で、殺菌することが望ましい。
この際、次亜塩素酸ナトリウムと水に塩酸や酢酸を加えて液を弱アルカリ性ないしは中性にすると殺菌効果はさらに高まる。
こうして殺菌、清浄化された食品材料は、必要に応じて適宜の大きさに切断し、計量したのち、各種の乾燥方法で乾燥し、乾燥した後の食品材料を、例えば80メッシュ以上の篩網を備えた粉砕器などに通して砕き、この篩を通らない粒子を含まない微細な粉末としたのち、貯槽に移して貯留する。
このようにして、得られた各粉末化食品材料は、いずれもそれぞれの材料の生きた状態のまま全部を乾燥し、且つ粉末化したものである。従って、例えば穀類に分類される食品材料は、その種皮や胚芽などを含んだ状態のまま、乾燥粉末化された全粒粉末であり、その他の葉菜類や根菜類などに分類される食品材料も、表層に覆われて生きた状態のままの組織全部を、乾燥し且つ粉末化して得た全粉末となったものである。
これらの各粉末化食品材料の準備が整ったのち、配合処方に従ってそれぞれの粉末化食品材料を計量して順次に混合する。その際に混合物に対して紫外線照射などによる殺菌処理を加え、無菌の乾燥粉末食品とする。そして、この乾燥粉末食品は、必要に応じて水分及びガス不透過性の容器、例えば合成樹脂フィルムと金属箔とのラミネートシートで形成した袋などに、所定の量、例えば1食に適した量を封入して、製品とする。
上記の本発明の乾燥粉末食品は、長期にわたって劣化を起こすことなく保存でき、これを食するときには、例えばコップなどに適量の水を注ぎ、これに開封した容器に入っている乾燥粉末食品を投入すると、乾燥粉末食品は直ちに水になじんで水中に沈下し分散する。こうして生成した分散液は、一部は水に溶解することがあるが、大部分は吸水した食品粒子となって、沈降を起こすこともなく安定な懸濁液となるので、そのまま飲用することができる。
食品材料のうち、穀類としては、玄米、発芽玄米、大麦、小麦、燕麦、はと麦、高粱、蕎麦、稗、ごま、黍、粟、アマランサス、キヌア、とうもろこし、大豆、小豆、蚕豆、えんどう、いんげん豆から少なくとも1種以上の穀物を選んで用いる。穀類は乾燥粉末食品を構成する食品材料としてもっとも含有率が多いので、全体の味や栄養価を決定する決め手となる。
食品材料のうち、葉菜類としては、ケール、キャベツ、レタス、チシャ、サラダ菜、白菜、小松菜、ほうれん草、春菊、青梗菜、水菜、野沢菜、パセリ、セロリ、よもぎ、大根葉、あしたば、ブロッコリ、モロヘイヤ、葱、にら、芹、クレソンから少なくとも1種以上の葉菜を選んで用いる。これらの葉菜類はビタミンA、ビタミンCなどのビタミン類やミネラル、植物繊維などを含むので、ビタミン類、ミネラル分の補給と消化吸収を助ける働きを有している。
食品材料のうち、根菜類としては、人参、大根、蕪、じゃがいも、さつまいも、山芋、里芋、タロ芋、こんにゃく、ごぼう、ジンセン、蓮根、ウコン、うど、もやし、玉葱から少なくとも1種以上を選んで用いる。これらの根菜類もビタミン類、ミネラル分や植物繊維あるいは人参などのようにβカロチンを含むものもあるので、貴重な栄養素となる。
食品材料のうち、果菜類としては、かぼちゃ、トマト、なす、きゅうり、ゴーヤー、ピーマン、しし唐、おくら、パブリカ、冬瓜、アボガド、ゆず、かんぴょう、ズッキーニ、唐辛子から少なくとも1種以上をえらんで用いる。これらの果菜類は、ビタミン類を多く含んでいるとともに、発ガンを押える物質を含んでいるものが多く、また、植物繊維を豊富に有しているものも多い。
食品材料のうち、山菜類としては、茶、桑、蕗、蕨、つくし、こごみ、たらの芽、ぜんまい、うど、むかご、銀杏、筍、のびる、ぎぼうしから少なくとも1種以上を選んで用いる。これらの山菜類は、ミネラルやビタミン、繊維質を多量に含む食品である。
食品材料のうち、果物類としては、梅、桃、みかん、オレンジ、グレープフルーツ、りんご、柿、梨、ぶどう、いちご、西瓜、メロン、瓜、さくらんぼ、栗、あんず、すもも、なつめ、クコ、レモン、カリン、パパイヤ、マンゴー、パッションフルーツ、ブルーベリから少なくとも1種以上を選んで用いる。これらの果物類は、糖質、ビタミンC、ミネラルなどを含んでおり、独特の香りや味を有しているので乾燥粉末食品全体の味付け、香り付けなどにも有効である。
食品材料のうち、茸類としては、まいたけ、椎茸、松茸、しめじ、えのきだけ、エリンギ、香茸、きくらげ、アガリクス、メシマコブ、レイシから少なくとも1種以上を選んで用いる。これらの茸類は、カロリーが低く、ビタミンBや植物繊維、鉄分やカルシューム分などのミネラルなどを多く含んでいる。
食品材料のうち、藻類としては、わかめ、こんぶ、海苔、ひじき、スピルリナ、岩海苔、もずく、ふのり、青海苔、めかぶ、アーサ、まつもから少なくとも1種以上を選んで用いる。藻類は茸類と同様にカロリーが低く、ビタミンBや植物繊維、鉄分やカルシューム分などのミネラルなどを多く含み、乾燥粉末食品全体の増量に適している。
さらに、増量材としてデキストリンやオリゴ糖などの水溶性難消化性繊維を加えても良い。このような水溶性難消化性繊維は乾燥粉末食品からの糖分の吸収を穏やかにし、血糖値の上昇を防ぐ働きがある。しかし、乾燥粉末食品中のミネラル分やビタミン類などの各種栄養素の吸収は妨げることはなく、これらの栄養分が効率的に消化吸収されるのを助ける働きを有している。
このようにしてえられた食品材料の粉末を所定の配合比で混合し、この混合粉末を紫外線などで殺菌し、ポリエチレンラミネートしたアルミニウム箔の包装袋に、1食分として15〜40gを窒素ガスと共に封入して、本発明の乾燥粉末食品とする。配合比の一例としては、穀類の全粒粉末を80部以上とし、残りは葉菜類、果菜類を主体に、根菜類、山菜類、果実類、茸類及び藻類を少しづつ加える。
このようにして得られた乾燥粉末食品1袋分を、約100cc〜200ccの水に投入したところ、数秒程度で水中に分散してままこ状態の塊となる部分はなく、略均一な懸濁液となった。これを飲用したところ容易に飲み干すことができた。その味に癖はなくて美味であった。
本発明の乾燥粉末食品は、穀物や野菜等多種類の植物性の原料を用いた乾燥粉末食品であって、健康維持のために必要な栄養素をバランス良く含み、また、極めて効率よく消化吸収されるので、胃腸にも負担がかからず、長期間にわたって保存でき、何時でも水だけで簡単に摂取できる。したがって、健康維持の補助食品としても、災害時などの緊急食品としても利用価値が高い。

Claims (23)

  1. 穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が熱風による乾燥であることを特徴とする乾燥粉末食品。
  2. 穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が遠赤外線による乾燥であることを特徴とする乾燥粉末食品。
  3. 穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が熱風による乾燥と凍結乾燥との組みあわせであることを特徴とする乾燥粉末食品。
  4. 穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が遠赤外線による乾燥と凍結乾燥との組みあわせであることを特徴とする乾燥粉末食品。
  5. 穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が遠赤外線による乾燥と熱風による乾燥と凍結乾燥との組みあわせであることを特徴とする乾燥粉末食品。
  6. 穀物の全粒乾燥粉末と、葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ全乾燥粉末とを少なくとも含み、それぞれの乾燥方法が遠赤外線による乾燥と熱風による乾燥との組みあわせであることを特徴とする乾燥粉末食品。
  7. 乾燥及び粉末化を行う前に、前記穀物及び前記葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ食品を、次亜塩素酸ナトリウムと水との混合物で殺菌し、洗浄することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の乾燥粉末食品。
  8. 乾燥及び粉末化を行う前に、前記穀物及び前記葉菜類、根菜類及び果菜類の中からそれぞれ1種類以上を選んだ食品を、次亜塩素酸ナトリウムと塩酸または酢酸と水との混合物で殺菌し、洗浄することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の乾燥粉末食品。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の乾燥粉末食品において、さらにその請求項に記載の乾燥方法で乾燥した山菜類、果実類、茸類及び藻類の中から選ばれた1種類以上の全乾燥粉末を含むことを特徴とする乾燥粉末食品。
  10. 乾燥及び粉末化を行う前に、前記山菜類、果実類、茸類及び藻類の中から選ばれた1種類以上の食品を、次亜塩素酸ナトリウムと水との混合物で殺菌し、洗浄することを特徴とする請求項9に記載の乾燥粉末食品。
  11. 乾燥及び粉末化を行う前に、前記山菜類、果実類、茸類及び藻類の中から選ばれた1種類以上の食品を、次亜塩素酸ナトリウムと塩酸または酢酸と水との混合物で殺菌し、洗浄することを特徴とする請求項9に記載の乾燥粉末食品。
  12. 前記穀類は、玄米、発芽玄米、大麦、小麦、燕麦、はと麦、高粱、蕎麦、稗、ごま、黍、粟、アマランサス、キヌア、とうもろこし、大豆、小豆、蚕豆、えんどう、いんげん豆から選ばれた少なくとも1種以上の穀物であることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品。
  13. 前記葉菜類は、ケール、キャベツ、レタス、チシャ、サラダ菜、白菜、小松菜、ほうれん草、春菊、青梗菜、水菜、野沢菜、パセリ、セロリ、よもぎ、大根葉、あしたば、ブロッコリ、カリフラワ、モロヘイヤ、葱、にら、芹、クレソンから選ばれた少なくとも1種以上の葉菜であることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品。
  14. 前記根菜類は、人参、大根、蕪、じゃがいも、さつまいも、山芋、里芋、タロ芋、こんにゃく、ごぼう、ジンセン、蓮根、ウコン、うど、もやし、玉葱から選ばれた少なくとも1種以上の根菜であることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品。
  15. 前記果菜類は、かぼちゃ、トマト、なす、きゅうり、ゴーヤー、ピーマン、しし唐、おくら、パブリカ、冬瓜、アボガド、ゆず、かんぴょう、ズッキーニ、唐辛子から選ばれた少なくとも1種以上の果菜であることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品。
  16. 前記山菜類は、茶、桑、蕗、蕨、つくし、こごみ、たらの芽、ぜんまい、うど、むかご、銀杏、筍、のびる、ぎぼうしから選ばれた少なくとも1種以上の山菜であることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品。
  17. 前記果実類は、梅、桃、みかん、オレンジ、グレープフルーツ、りんご、柿、梨、ぶどう、いちご、西瓜、メロン、瓜、さくらんぼ、栗、あんず、すもも、なつめ、クコ、レモン、カリン、パパイヤ、マンゴー、パッションフルーツ、ブルーベリから選ばれた少なくとも1種以上の果実であることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品。
  18. 前記茸類は、まいたけ、椎茸、松茸、しめじ、えのきだけ、エリンギ、香茸、きくらげ、アガリクス、メシマコブ、レイシから選ばれた少なくとも1種以上の茸であることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品。
  19. 前記藻類は、わかめ、こんぶ、海苔、ひじき、スピルリナ、岩海苔、もずく、ふのり、青海苔、めかぶ、アーサ、まつもから選ばれた少なくとも1種以上の藻であるであることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の乾燥粉末食品。
  20. 水溶性難消化性植物繊維を増量材として加えたことを特徴とする請求項1乃至請求項19のいずれかに記載の乾燥粉末食品。
  21. 前記水溶性難消化性植物繊維がデキストリンであることを特徴とする請求項20に記載の乾燥粉末食品。
  22. 前記水溶性難消化性植物繊維がオリゴ糖であることを特徴とする請求項20に記載の乾燥粉末食品。
  23. 前記乾燥粉末食品を包装する前に紫外線を用いて殺菌することを特徴とする請求項1乃至請求項22のいずれかに記載の乾燥粉末食品。
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