JP2016058127A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作時の信頼性を高めた半導体記憶装置を提供する。【解決手段】第1の方向(X方向)に延在し、第1の方向に対し交差する第2の方向(Y方向)と、第1の方向及び第2の方向に対し交差する第3の方向(Z方向)に配置されたワード線と、第3の方向に延在し、第1の方向及び第2の方向に配置されたビット線BLと、ワード線とビット線BLの間に設けられ、記憶素子MCとして機能する可変抵抗層VRと、複数のビット線BLが共通に接続されたグローバルビット線と、ビット線BLとグローバルビット線の間に設けられた選択素子STrと、記憶素子MCに対する読み出し、書き込み、消去の各動作を実行可能な制御回路と、選択素子STrよりグローバルビット線側に設けられ、選択素子STrに流れる電流の大きさに応じて、選択素子STrに印加される電圧の大きさを調整する抵抗素子Rsとを備える。【選択図】図5A

Description

本明細書に記載の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
従来から、電圧の印加により抵抗値が変化する可変抵抗素子を、記憶素子として用いる半導体記憶装置が提案されている。また、従来から、基板に対し垂直方向に形成された第1の配線と、基板に対し水平方向に形成された第2の配線との交差部に、前述の可変抵抗素子を設けた立体型のメモリセルアレイ構造が知られている。
特開2013−120618号公報
実施の形態に係る半導体記憶装置は、動作時の信頼性を高めた半導体記憶装置を提供する。
一の実施形態に係る半導体記憶装置は、第1の方向に延在し、前記第1の方向に対し交差する第2の方向と、前記第1の方向及び前記第2の方向に対し交差する第3の方向とに、それぞれ所定の間隔を空けて配置された複数のワード線と、前記第3の方向に延在し、前記第1の方向及び前記第2の方向に、それぞれ所定の間隔を空けて配置された複数のビット線と、前記ワード線と前記ビット線との間に設けられ、記憶素子として機能する可変抵抗層と、前記複数のビット線が共通に接続されたグローバルビット線と、前記ビット線と前記グローバルビット線との間に設けられた選択素子と、前記記憶素子に対する読み出し、書き込み、消去の各動作を実行可能な制御回路と、前記選択素子より前記グローバルビット線側に設けられ、前記選択素子に流れる電流の大きさに応じて、前記選択素子に印加される電圧の大きさを調整する機能を有する抵抗素子と、を備える。
他の実施形態に係る半導体記憶装置は、第1の方向に延在し、前記第1の方向に対し交差する第2の方向と、前記第1の方向及び前記第2の方向に対し交差する第3の方向とに、それぞれ所定の間隔を空けて配置された複数のワード線と、前記第3の方向に延在し、前記第1の方向及び前記第2の方向に、それぞれ所定の間隔を空けて配置された複数のビット線と、前記ワード線と前記ビット線との間に設けられ、記憶素子として機能する可変抵抗層と、前記複数のビット線が共通に接続されたグローバルビット線と、前記ビット線と前記グローバルビット線との間に設けられた選択素子と、前記記憶素子に対する読み出し、書き込み、消去の各動作を実行可能な制御回路と、前記選択素子より前記ワード線側に設けられ、前記選択素子に流れる電流の大きさに応じて、前記選択素子に印加される電圧の大きさを調整する機能を有する抵抗素子と、を備える。
一の実施形態に係る半導体記憶装置の制御方法は、第1の方向に延在し、前記第1の方向に対し交差する第2の方向と、前記第1の方向及び前記第2の方向に対し交差する第3の方向とに、それぞれ所定の間隔を空けて配置された複数のワード線と、前記第3の方向に延在し、前記第1の方向及び前記第2の方向に、それぞれ所定の間隔を空けて配置された複数のビット線と、前記ワード線と前記ビット線との間に設けられ、記憶素子として機能する可変抵抗層と、前記複数のビット線が共通に接続されたグローバルビット線と、前記ビット線と前記グローバルビット線との間に設けられた選択素子と、前記記憶素子に対する読み出し、書き込み、消去の各動作を実行可能な制御回路と、前記選択素子より前記グローバルビット線側に設けられ、前記選択素子に流れる電流の大きさに応じて、前記選択素子に印加される電圧の大きさを調整する機能を有する可変抵抗素子と、を備えた半導体記憶装置の制御方法であって、選択された前記記憶素子に対応する前記選択素子と前記グローバルビット線駆動回路との間の前記グローバルビット線の長さに応じて、前記可変抵抗素子の抵抗値を調整する。
第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。 メモリセルアレイの構成を示す回路図である。 メモリセルアレイの構成を示す概観斜視図である。 メモリセルアレイの構成を示す平面模式図である。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の動作原理を説明するための図である。 図5Aに対応する比較形態の図である。 メモリセルアレイ及び周辺回路の一部を抜粋した図である。 GBL駆動回路及びその周辺回路を抜粋した回路図(その1)である。 GBL駆動回路及びその周辺回路を抜粋した回路図(その2)である。 図6で説明したGBL駆動回路の変形例を示す回路図である。 図6で説明したGBL駆動回路の変形例を示す回路図である。 図6で説明したGBL駆動回路の変形例を示す回路図である。 第2の実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイ及び周辺回路の一部を抜粋した図である。 メモリセルアレイの上面模式図である。 第2の実施形態に係る半導体記憶装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイ及び周辺回路の一部を抜粋した図である。 ワード線駆動回路の構成を示す回路図である。
次に、実施の形態に係る半導体記憶装置を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。当該半導体記憶装置は、メモリセルアレイ11、ワード線ドライバ12、ビット線ドライバ13及び制御回路14を備える。メモリセルアレイ11は、互いに交差する方向に延在するビット線BL及びワード線WLを含み、当該ビット線BL及びワード線WLの交差部には、メモリセルMCが設けられている。後述するように、メモリセルMCは、抵抗値の高低によりデータを記憶可能な可変抵抗素子を含む。
ワード線ドライバ12は、電圧調整回路121を含み、ワード線WL及び制御回路14に接続されている。電圧調整回路121は、選択ワード線電圧及び非選択ワード線電圧を含む、種々の電圧を生成する。ワード線ドライバ12は、制御回路14から与えられたアドレス情報に基づき、前記の種々の電圧をワード線WLに供給する。
ビット線ドライバ13は、電圧調整回路131を含み、ビット線BL及び制御回路14に接続されている。電圧調整回路131は、選択ビット線電圧及び非選択ビット線電圧を含む、種々の電圧を生成する。ビット線ドライバ13は、制御回路14から与えられたアドレスに基づき、前記の種々の電圧をビット線BLに供給する。
制御回路14は、外部のホストまたはメモリコントローラから入力されたコマンドに従い、ワード線ドライバ12及びビット線ドライバ13を制御する。以上の動作により、選択ワード線WL及び選択ビット線BLは所定電圧を印加され、メモリセルMCに対してセット動作またはリセット動作が実行される。これらの動作については図3で説明する。
図2は、メモリセルアレイ11の構成を示す回路図である。図2において、X方向、Y方向及びZ方向は互いに直交し、X方向は紙面に対し垂直方向である。図2に示す構造は、X方向に繰り返し設けられている。メモリセルアレイ11は、前述のワード線WL、ビット線BL及びメモリセルMC以外に、選択トランジスタSTr、グローバルビット線GBL及び選択ゲート線SGを含む。
ワード線WLは、X方向(第1の方向)に延在し、Y方向(第2の方向)及びZ方向(第3の方向)に所定ピッチをもって配列されている。図2では、Z方向に配列されたワード線WLのうち、選択ゲート線SGに最も近い側に配置されたワード線をWL1と表記し、以下同様にWL2、WL3、WL4と表記するものとする。ビット線BLは、Z方向に延在し、X方向及びY方向に所定ピッチをもってマトリクス状に配置されている。メモリセルMCは、ワード線WLとビット線BLとが交差する領域に配置され、可変抵抗素子を含んでいる。図示するように、ワード線WLは、2つのメモリセルMCにより共有されている。
選択トランジスタSTrは、ビット線BLの一端とグローバルビット線GBLとの間に設けられている。グローバルビット線GBLは、Y方向に延在し、X方向に所定ピッチをもって配列されている。1本のグローバルビット線GBLは、Y方向に配列された複数の選択トランジスタSTrの一端に共通接続されている。すなわち、1本のグローバルビット線GBLは、Y方向に配列された複数のビット線BLの一端に共通に接続されている。
選択ゲート線SGは、X方向に延在し、Y方向に所定ピッチをもって配列されている。1本の選択ゲート線SGは、X方向に配列された複数の選択トランジスタSTrのゲートに共通に接続されている。
図3は、メモリセルアレイ11の構成を示す概観斜視図である。基板20上に、Y方向に延びる複数のグローバルビット線GBLの層が形成され、その上にX方向に延びる複数の選択ゲート線SGの層が形成され、更にその上にX方向に延びるワード線WL(WL1〜WL4)の層が複数積層して形成されている。Z方向に延びる柱状のビット線BLは、ワード線WLの間にマトリクス状に配置されている。ビット線BL及び選択ゲート線SGには、例えばポリシリコンが用いられる。ワード線WL及びグローバルビット線GBLには、例えば高濃度に不純物をドーピングした低抵抗半導体や、金属材料が用いられる。
ビット線BLの基板20側の端部には、柱状の半導体層22が形成されている。半導体層22は、例えば、基板20側から順にN+型半導体層22a、P−型半導体層22b及びN+型半導体層22cが順に積層されて形成されている。また、P−型半導体層22bを、その機能から、チャネル層22bと呼ぶ場合もある。チャネル層22bと選択ゲート線SGの間には、ゲート絶縁膜24が形成されている。ゲート絶縁膜24には、例えば酸化シリコン(SiO)が用いられる。半導体層22、ゲート絶縁膜24、及び選択ゲートSGは、1本のグローバルビット線GBLに接続された複数のビット線BLの中から、所望のビット線BLを選択するための選択トランジスタSTrとして機能する。
ワード線WLと対向するビット線BLの側面には、可変抵抗層VRが形成されている。可変抵抗層VRは、低抵抗状態(LRS)と高抵抗状態(HRS)の少なくとも2つの抵抗値を遷移する素材であり、ワード線WLとビット線BLの交差部において、データを記憶するメモリセルMCの一部として機能する。可変抵抗層VRには、例えば、例えば酸化ハフニウム(HfO)が用いられるが、他にもTiO、ZnMn、NiO、AlO、SrZrO、Pr0.7Ca0.3MnO等を含む薄膜層が適宜用いられる。
図4は、図3のメモリセルアレイ11を上方(基板20の反対側)から見た平面図である。図4に示すように、X方向に延在する複数のワード線WLは、Y方向に延在する基部によって1本おきに束ねられ、互いに対向する櫛歯状の電極パターンを形成している。各櫛型の電極パターンには、同一の電圧が与えられる。
メモリセルMCへのデータの書き込み/読み出し/消去を行う際には、選択トランジスタSTrの両側に位置する選択ゲート線SGに所定の電圧を印加し、当該選択トランジスタSTrを導通状態とする。これにより、グローバルビット線GBLからビット線BLに対し、書き込み/読み出し/消去のための所定電圧(例えば、接地電圧)が印加される。これと同時に、ワード線WL1〜WL4のうち任意の選択ワード線に対し、所定の選択電圧(例えば、電源電圧)を印加し、その他のワード線に対しては非選択電圧(例えば、接地電位)を印加する。以上の動作により、可変抵抗層VRのうち、選択されたビット線BLとワード線WLに挟まれた領域に電流が流れ、データの書き込み/読み出し/消去が行われる。当該領域は、図3に示すように、メモリセルMCとして機能する。
データの書き込み(セット動作)は、可変抵抗層VRの抵抗値を、第1の状態(例えば、高抵抗状態)から第2の状態(例えば、低抵抗状態)に変化させることにより行う。データの消去(リセット動作)は、可変抵抗層VRの抵抗値を、第2の状態(低抵抗状態)から第1の状態(高抵抗状態)に変化させることにより行う。メモリセルMCからのデータ読み出しの場合には、可変抵抗層VRの抵抗値は変化しない。データの消去は、複数のメモリセルをまとめたブロック単位により行ってもよい。
ここで、図3における半導体層22の形成工程において、実効サイズや不純物濃度に関するばらつきが生じ、選択トランジスタSTrの電流−電圧特性にばらつきが生じ、そのことが半導体記憶装置の動作に影響を与える場合がある。例えば、データの書き込み時(セット動作時)においては、選択トランジスタSTrにより過渡電流を制限し、低抵抗状態(LRS)への移行が過度に低抵抗とならないようにすることが好ましい。しかし、選択トランジスタSTrにおける電流−電圧特性のばらつきが大きいと、可変抵抗層VRにおける低抵抗状態(LRS)の抵抗値ばらつきが大きくなり、メモリセルの動作マージンを確保することが難しくなる場合がある。
以下に示す実施形態では、選択トランジスタSTrにおける電流−電圧特性のばらつきを抑制し、動作時の信頼性を高めた半導体記憶装置について説明する。
図5Aは第1の実施形態に係る半導体記憶装置の動作原理を説明するための図であり、図5Bは図5Aに対応する比較形態の図である。図5Aの符号Aは、メモリセルアレイ11の一部を抜き出した等価回路図である。選択トランジスタSTrの一端は、ビット線BLを介してメモリセルMCに接続され、他端は抵抗素子Rsを介して接地されている。よって、選択トランジスタSTrは、メモリセルMC側が高電位(ドレイン)、反対側が低電位(ソース)となっている。抵抗素子Rsの抵抗値は、例えば50kΩとすることができる。
メモリセルMCには、ワード線(不図示)から電圧Vpが印加され、これにより選択トランジスタSTrのメモリセルMC側の端子には、ドレイン電圧Vdが印加されている。選択トランジスタSTrのゲート端子には、ゲート電圧Vgが印加されている。その結果、選択トランジスタSTrには、ドレイン電流Idが流れている。
図5Aの符号Bは、符号A中に示す選択トランジスタSTrにおける、ドレイン電圧Vdとドレイン電流Idとの関係を示すグラフである。ドレイン電圧Vdが増加するに従って、ドレイン電流Idも非線形に増加するが、前述した選択トランジスタSTrにおける電流−電圧特性のバラつきにより、増加の度合いに所定の誤差(例えば、4%以下)が生じている。
図5Bの比較形態では、符号Aに示すように、選択トランジスタSTrと接地電位との間に抵抗素子Rsが設けられていない。その結果、符号Bのグラフにおいて、電流−電圧特性のバラつきに基づく誤差は、図5Aの場合に比べて大きく(例えば、10%以下)となっている。
上記のような現象が生じる理由は、以下の通りである。すなわち、選択トランジスタSTrと接地電位との間に抵抗素子Rsを挿入することで、抵抗素子Rsにおいて、ドレイン電流Idと抵抗値Rsの積であるId×Rsに相当する電圧降下が発生する。その結果、選択トランジスタSTrのソース電位が上昇し、実効的なドレイン−ソース間電圧VdsもId×Rsだけ減少する(Vds=Vd−Id×Rs)。更に、実効的なゲート−ソース間電圧VgsもId×Rsだけ減少する(Vgs=Vg−Id×Rs)。
上記のドレイン−ソース間電圧Vds及びゲート−ソース間電圧Vgsの低下は、共に選択トランジスタSTrのドレイン−ソース間に流れるドレイン電流Idを減少させる方向に作用する(ネガティブフィードバック)。そして、元のドレイン電流Idが大きいほど、上記のネガティブフィードバックによる電圧降下量も大きくなるため、実効的なドレイン−ソース間電圧Vdsの減少量も大きくなる。その結果、抵抗素子Rsを挿入しない場合に比べ、選択トランジスタSTrにおける電流−電圧特性のバラつきを抑制することができる。
以上のように、本実施形態に係る半導体記憶装置によれば、選択トランジスタSTrよりもグローバルビット線GBL側に抵抗素子Rsを設けることで、選択トランジスタSTrに流れる電流の大きさに応じて、選択トランジスタSTrに印加される電圧の大きさを調整することができる。これにより、選択トランジスタSTrにおける電流−電圧特性のばらつきに基づく、動作時の不具合の発生を抑制することができる。
抵抗素子Rsは、従来から知られているメモリセルアレイ及び周辺回路の構成と別に設けても良いが、既に存在する構成を利用することができれば、コスト等の点から好ましい。以下、本実施形態の好ましい具体例について更に詳細に説明する。
図6は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置における、メモリセルアレイ11及び周辺回路の一部を抜粋した図である。ビット線BLの両側にメモリセルMCが接続され、ビット線BLの一端は選択トランジスタSTrを介してグローバルビット線GBLに接続されている。選択トランジスタSTrのゲート端子には、選択ゲート線SGが接続されている。グローバルビット線GBLには、複数のビット線BLが平行に接続され、端部にはグローバルビット線駆動回路(以下、「GBL駆動回路40」とする。)が接続されている。
GBL駆動回路は、高電位側の電源VUB(第1の電源)に接続されたP型(第1導電型)の第1トランジスタTr1と、低電位側の電源VLOW(第2の電源)に接続されたN型(第2導電型)の第2トランジスタTr2とを含むCMOS回路である。第1トランジスタTr1及び第2トランジスタTr2は、電源VUB及び電源VLOWの間に直列に接続され、接続部のノードにはグローバルビット線GBLが接続されている。第1トランジスタTr1のゲート端子には第1ゲート電圧VC_SHが、第2トランジスタのゲート端子には第2ゲート電圧VC_SLが、それぞれ供給されている。
ここで、従来から知られているグローバルビット線の駆動回路では、第1トランジスタTr1及び第2トランジスタTr2のゲートに同じ電圧が供給される。これにより、一方のトランジスタが完全なオン状態、他方のトランジスタが完全なオフ状態となり、電源VUB及び電源VLOWのいずれか一方が、グローバルビット線GBLに供給される。
これに対し、図6に示すGBL駆動回路40では、第1トランジスタTr1のゲート端子と第2トランジスタTr2のゲート端子に対し、それぞれ異なる電圧(第1ゲート電圧VC_SH、第2ゲート電圧VC_SL)を供給可能である。例えば、グローバルビット線GBLの選択時において、第1ゲート電圧VC_SHは、P型の第1トランジスタTr1を完全にオフにするための十分に高い電圧となる。
これに対し、第2ゲート電圧VC_SLは、N型の第2トランジスタTr2を完全にオンにするための電圧よりは低く、完全にオフにするための電圧よりは高い電圧となる。すなわち、第2トランジスタTr2は、第2ゲート電圧VC_SLの大きさに応じて、抵抗値が変化する可変抵抗として機能する。この第2ゲート電圧VC_SLを適切に調整することで、抵抗素子Rs(図5Aの符号A参照)の抵抗値を所望の値(例えば、50kΩ)に設定し、選択トランジスタSTrにおける電流−電圧特性のばらつきをより効果的に抑制することができる。
ここで、第2ゲート電圧VC_SLの値が小さいほど、抵抗素子としての第2トランジスタTr2の抵抗値は大きくなり、選択トランジスタSTrにおける電流−電圧特性のばらつきを小さくすることができる。しかし、抵抗素子Rsの値が大きすぎると、メモリセルMCに十分な電流を流すためには大きな電圧を印加しなければならず、消費電力等の観点から好ましくない。従って、抵抗素子Rsを可変抵抗とする場合は、メモリセルMCに流れる電流と、選択トランジスタSTrにおける電流−電圧特性のばらつき抑制効果の両方を考慮して、適切な抵抗値を算出することが好ましい。
次に、GBL駆動回路におけるトランジスタ(Tr1、Tr2)のゲート端子に、異なる電圧(VC_SH、VC_SL)を供給するための構成について説明する。図7は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の周辺回路の一部を抜粋した回路図である。GBL駆動回路40における、第1トランジスタTr1のゲート端子にはCMOS回路42の出力端子が、第2トランジスタTr2のゲート端子にはCMOS回路43の出力端子が、それぞれ接続されている。CMOS回路42及び43は、GBL駆動回路40を選択するためのカラム選択回路60として機能する。
COMS回路42及び43は、それぞれGBL駆動回路40と同じく、直列に接続された第1トランジスタTr1及び第2トランジスタTr2を含む。COMS回路42及びCMOS回路43の入力端子(ゲート端子)は、共にカラム選択/非選択電圧(0V/high)の供給端子に接続されている。
CMOS回路42における第1トランジスタTr1のドレイン端子は、第1ゲート電圧VC_SHの電源に接続されている。CMOS回路43における第1トランジスタTr1のドレイン端子は、第2ゲート電圧VC_SLの電源に接続されている。CMOS回路42及びCMOS回路43における第2トランジスタTr2のソース端子は、共に接地電位VC_U(0V)に接続されている。
GBL駆動回路40が接続された電源線(VUB、VLOW)には、他のGBL駆動回路41が共通に接続されている。当該他のGBL駆動回路41における第1トランジスタTr1及び第2トランジスタTr2のゲート端子は、それぞれCMOS回路44及びCMOS回路45の出力端子に接続されている。CMOS回路44及び45は、GBL駆動回路41を選択するためのカラム選択回路61として機能する。
CMOS回路44及び45の構成は、前述のCOMS回路42及び43と同様である。CMOS回路44における高電位側の電源端子は、CMOS回路42における高電位側の電源端子と共通化され、第1ゲート電圧VC_SHの電源に接続されている。CMOS回路45における高電位側の電源端子は、CMOS回路43における高電位側の電源端子と共通化され、第2ゲート電圧VC_SLの電源に接続されている。
例えば、カラム選択回路60(CMOS回路42及び43)においてカラム選択状態(0V)となった場合、P型の第1トランジスタTr1はオン状態、N型の第2トランジスタTr2はオフ状態となる。その結果、CMOS回路42の出力端子からは第1ゲート電圧VC_SHが、CMOS回路43の出力端子からは第2ゲート電圧VC_SLが出力され、それぞれGBL駆動回路40に供給される。以上のように、カラム選択回路60及び61(CMOS回路42〜45)の入力端子に供給されるカラム選択/非選択電圧を適宜変更することで、GBL駆動回路40〜41のゲート端子に供給する電圧を切り替えることができる。
図8は、図7の変形例として、2次元デコードを行う場合の例である。GBL駆動回路40及び41の構成と、これらに接続されるカラム選択回路60及び61(CMOS回路42〜45)の構成は図7と共通である。図8では、GBL駆動回路40及び41の第2トランジスタTr2に対し、直接低電位側の電源VLOWが接続されるのではなく、グループ選択回路52が接続されている点が図7と異なる。また、GBL駆動回路40とゲート端子が共通のGBL駆動回路50と、GBL駆動回路41とゲート端子が共通のGBL駆動回路51が図示され、共にグループ選択回路53に接続されている。
グループ選択回路52及び53は、CMOS回路43〜45と同じく、第1トランジスタTr1及び第2トランジスタTr2が直列に接続された構成を有する。第1トランジスタTr1ドレイン端子は、高電位側の電源VUBに接続され、第2トランジスタTr2のソース端子は、共低電位側の電源VLOWに接続されている。第1トランジスタTr1及び第2トランジスタTr2のゲート端子は、共通のグループ選択/非選択電圧(high/0V)に接続されている。グループ選択回路52及び53は、グループ選択電圧(high)が供給された場合には電圧VLOWを、グループ非選択電圧(0V)が供給された場合には電圧VUBを、それぞれ出力する。
ここで、例えばGBL駆動回路40が選択される場合、カラム選択回路60にはカラム選択電圧(0V)が、カラム選択回路61にはカラム非選択電圧(high)が、それぞれ供給される。その結果、カラム選択回路60に共通に接続されたGBL駆動回路40及び50に対し、第1ゲート電圧VC_SH及び第2ゲート電圧VC_SLが供給される。
更に、GBL駆動回路40が選択される場合、グループ選択回路52にはグループ選択電圧(high)が、グループ選択回路53にはグループ非選択電圧(0V)が、それぞれ供給される。これにより、GBL駆動回路40に対しては電圧VLOWが、GBL駆動回路50に対しては電圧VUBがそれぞれ供給される。その結果、GBL駆動回路40からは電圧VLOW(実際には第2トランジスタTr2における電圧降下分だけVLOWよりも高い電圧となる)が、GBL駆動回路50からは電圧VUBが、それぞれ出力される。以上のように、4つのGBL駆動回路(40、41、50、51)のうち、結果的にGBL駆動回路40のみが選択される形となる。
図7に示すデコード方式(1次元デコード)の場合、N本のグローバルビット線に対し、N組のGBL駆動回路とN組のカラム選択回路が必要になる。これに対し、図8に示すデコード方式(2次元デコード)の場合、カラム選択回路をN1組、グループ選択回路をN2組とした場合に、N=N1×N2を満たす必要がある。ここで、N1とN2が共に3以上であれば、N=N1×N2>N1+N2となるから、図8の2次元デコード方式の方が、図7に比べてCMOS回路の数を削減し、回路面積を縮小することができる点で有利である。
図9A〜図9Cは、図6で説明したGBL駆動回路の変形例を示す図である。図6と異なり、第1トランジスタTr1及び第2トランジスタTr2には、共通の電圧VC_Sが供給され、動作時には一方のトランジスタが完全にオン状態、他方のトランジスタが完全にオフ状態となる。代わりに、CMOS回路の一部に、例えばポリシリコン等により形成された抵抗素子Rsが挿入されている。
図9Aでは、第1トランジスタTr1と第2トランジスタTr2の接続部とグローバルビット線GBLとの間に、抵抗素子Rsが挿入されている。図9Bでは、第1トランジスタTr1と第2トランジスタTr2の接続部と第2トランジスタTr2との間に、抵抗素子Rsが挿入されている。図9Cでは、第2トランジスタTr2と電源VLOWとの間に、抵抗素子Rsが挿入されている。
図9A〜図9Cの構成では、グローバルビット線GBLと電源VLOWの間に、抵抗素子Rsが挿入されている。これにより、第2トランジスタTr2を抵抗素子として使用しない場合でも、選択トランジスタSTrにおける電流−電圧特性のばらつきを抑制することができる。なお、図6のように第2トランジスタTr2を抵抗素子として使用しつつ、図9A〜図9Cに示す抵抗素子Rsを更に挿入する構成としてもよい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、グローバルビット線の配線抵抗に応じて、抵抗素子の抵抗値を変化させる例である。
図10は、第2の実施形態に係る半導体記憶装置における、メモリセルアレイ11及び周辺回路の一部を抜粋した図である。第1の実施形態(図6)と共通する部分については説明を省略する。
図10に示すように、実際のグローバルビット線GBLは、配線抵抗RGBLが備わっている。当該配線抵抗は、図5Aに示す抵抗素子Rsと同じく、電圧降下により選択トランジスタSTrの電圧−電流特性のばらつきを抑制する機能を有する。従って、新たに付加する抵抗素子Rsの抵抗値を決定する際には、グローバルビット線GBLにおける配線抵抗RGBLを考慮することが好ましい。
配線抵抗RGBLの大きさは、配線の長さ、すなわち、選択されたメモリセルMCに対応する選択トランジスタSTrから、GBL駆動回路40までのグローバルビット線GBLの長さに比例する。すなわち、GBL駆動回路40に近い領域(GBL Near)ほど配線抵抗が小さく、GBL駆動回路40から遠い領域(GBL Far)ほど配線抵抗が大きくなる。
ここで、上述のグローバルビット線GBLの長さを測る目安となるのが、図11に示すグローバルワード線GWLのアドレス(GWLアドレス)である。以下、この点について説明する。
図11は、Z方向から見たメモリセルアレイ11の上面模式図である。符号Aは全体図、符号Bは一部領域の拡大図である。符号Aに示すように、Y方向にグローバルビット線GBLが延在し、これと交差するX方向にグローバルワード線GWLが延在している。グローバルビット線GBLの一方の端部には、GBL駆動回路40が交互に設けられている。グローバルビット線GBLとグローバルワード線GWLの交差領域には、図4にて説明した対向する櫛状のワード線WLの配線パターンの組(以下、「WL櫛70」とする。)が設けられている。
符号Bに示すように、より詳細に見ると、X方向に延在するグローバルワード線GWLに対し、Y方向に延在する複数のソース線SL(電源線)が設けられている。グローバルワード線GWLとソース線SLの交差領域には、ワード線選択トランジスタ80が設けられている。ワード線選択トランジスタ80のゲート端子はグローバルワード線GWLに接続され、ソース/ドレイン端子は一方がソース線SLに、他方がWL櫛70にそれぞれ接続されている。
ここで、データの読み出し・書き込み・消去動作が行われる場合、選択メモリセルに接続されたWL櫛70に対応するグローバルワード線GWLが選択される。グローバルワード線GWLとグローバルビット線GBLは、符号Aにて示したように互いに直交しているから、グローバルワード線GWLのアドレスが決定されると、選択メモリセルに対応する選択トランジスタSTrからGBL駆動回路40までの距離もほぼ決定される。従って、図11に示す回路構成によれば、グローバルワード線GWLのアドレスに基づき、グローバルビット線GBLの配線抵抗を算出することが可能となる。
図12は、第2の実施形態に係る半導体記憶装置の動作を示すフローチャートである。最初に、制御回路14が、選択メモリセルに対応するグローバルワード線GWLのアドレス(GWLアドレス)を取得する(ステップS10)。次に、制御回路14は、取得されたGWLアドレスに基づき、GBL駆動回路40のゲート電圧を調整する(ステップS12)。より詳細には、GBL駆動回路40のうち第2トランジスタTr2のゲート電圧VC_SLを調整し、第2トランジスタTr2の抵抗値を適切な値に設定する。
例えば、図10において、グローバルビット線GBLの配線抵抗RGBLと抵抗素子Rsとしての第2トランジスタTr2の抵抗値の合計を、50kΩとすることが好ましいと仮定する。この場合、例えば配線抵抗RGBLが40kΩなら抵抗素子Rsの抵抗値は10kΩ、配線抵抗RGBLが10kΩなら抵抗素子Rsの抵抗値は40kΩというように、抵抗素子Rsの抵抗値を調整する。このように、グローバルビット線GBLの配線抵抗RGBLを考慮して、抵抗素子Rsの抵抗値を決定することにより、いずれの選択トランジスタSTrが選択された場合においても、抵抗による電圧降下の値を等しくすることができる。その結果、選択トランジスタSTrにおける電流−電圧特性のばらつきを、より効果的に抑制することができる。
なお、第2の実施形態では、上述のようにGWLアドレスに基づき、抵抗素子Rsの抵抗値を調整する例について説明した。しかし、他の方法でグローバルビット線GBLの長さ(GBL駆動回路40から選択トランジスタSTrまでの距離)ないし配線抵抗を算出し、これらの値に基づき抵抗素子Rsの抵抗値を適宜調整する構成とすることも可能である。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、抵抗素子をグローバルビット線側ではなく、ワード線側に挿入した例である。
図13は、第3の実施形態に係る半導体記憶装置の回路構成の一部を抜粋した図であり、図11に示したWL櫛70の一部を図示している。メモリセルMCの一端はワード線WL(WL櫛70)に、他端はビット線BLにそれぞれ接続されている。ワード線選択トランジスタ80の一端はWL櫛70に接続され、他端は抵抗素子Rsを介して接地されている。
ここで、本実施形態では、バイポーラ方式のメモリセルMC(セット動作時とリセット動作時とで、電流の流れる方向が逆になる可変抵抗素子)を使用する。このため、例えばリセット動作時においては、第1の実施形態(図6)の場合と異なり、ビット線BL側が高電位、ワード線WL側が低電位になるものとする。この場合、図5A及び図5Bで説明した選択トランジスタSTrにおける電流−電圧特性のばらつきと同様に、ワード線選択トランジスタ80における電流−電圧特性のばらつきが生じるが、図13のように接地電位側に抵抗素子Rsを挿入することで、図5Aの場合と同様に電流−電圧特性のばらつきを抑制することができる。
図14は、ワード線駆動回路81の構成例を示す図である。ワード線駆動回路81では、GBL駆動回路40と同じく、高電位側の電源(VUX)と低電位側の電源(VWLSEL)との間に、第1トランジスタTr1及び第2トランジスタTr2が直列に接続され、両者の接続されたノードが出力端子となっている。第1トランジスタTr1のゲート端子には第1ゲート電圧VR_SHが、第2トランジスタTr2のゲート端子には第2ゲート電圧VR_SLが、それぞれ供給されている。そして、ワード線駆動回路81の出力は、図10のソース線SLに接続されている。本実施形態では、ワード線WLの選択は、ソース線SLによるグループ選択と、グローバルワード線GWLによる二次元デコードによって行われる。
WL櫛70がグループ非選択の場合、第1ゲート電圧VR_SH及び第2ゲート電圧VR_SLとして共にローレベルの電圧が供給され、第1トランジスタTr1はオンになり、第2トランジスタTr2はオフになる。その結果、WL櫛70に対応するグローバルワード線GWLが選択された場合でも、WL櫛70にはワード線非選択電圧VUXが供給される。一方、WL櫛70がグループ選択された場合、第1ゲート電圧VR_SHにはハイレベルの電圧が供給され、第2ゲート電圧VR_SLには中間レベルの電圧が供給される。これにより、WL櫛70に対応するグローバルワード線GWLが選択された場合、WL櫛70にはワード線選択電圧VWLSELが供給されるが、第2トランジスタTr2が第2ゲート電圧VR_SLの値に応じた可変抵抗として機能することで、第2トランジスタTr2において電圧降下が生じる。その結果、第1の実施形態におけるGBL駆動回路40と同じく、ワード線駆動回路81を抵抗素子Rsとして利用することができる。
なお、第3の実施形態における抵抗素子は、図13のようにワード線駆動回路81と別に設けてもよく(図12では、接地電位で記載されている部分に、ワード線駆動回路81が接続される)、図14のようにワード線駆動回路81の一部が抵抗素子Rsを兼ねる形としてもよい。また、図9のように、ワード線駆動回路81の一部に更に抵抗素子Rsを設ける構成としてもよい。
第1〜第2の実施形態では、選択トランジスタSTrから見てグローバルビット線GBL側に抵抗素子Rsを挿入し、第3の実施形態では、ワード線選択トランジスタ80から見てワード線側に抵抗素子Rsを挿入した。これらの構成は、いずれか一方のみを採用してもよいし、両方を合わせて採用することも可能である。
[その他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、半導体記憶装置は、複数のワード線と、複数のビット線と、可変抵抗層と、グローバルビット線と、選択素子と、制御回路と、抵抗素子とを備えていても良い。上記複数のワード線は、第1の方向に延在し、この第1の方向に対し交差する第2の方向と、上記第1の方向及び上記第2の方向に対し交差する第3の方向とに、それぞれ所定の間隔を空けて配置されていても良い。上記複数のビット線は、上記第3の方向に延在し、上記第1の方向及び上記第2の方向に、それぞれ所定の間隔を空けて配置されていても良い。上記可変抵抗層は、上記ワード線と上記ビット線との間に設けられ、記憶素子として機能しても良い。上記グローバルビット線には、上記複数のビット線が共通に接続されていても良い。上記選択素子は、上記ビット線と上記グローバルビット線との間に設けられていても良い。上記制御回路は、記憶素子に対する読み出し、書き込み、消去の各動作を実行可能であっても良い。上記抵抗素子は、上記選択素子より上記ワード線側に設けられ、上記選択素子に流れる電流の大きさに応じて、上記選択素子に印加される電圧の大きさを調整する機能を有していても良い。
また、上記半導体記憶装置において、上記抵抗素子は、可変抵抗であっても良い。
また、上記半導体記憶装置において、上記複数のワード線は、上記第1の方向に対向する櫛型形状の配線パターンとして束ねられていても良い。また、上記抵抗素子は、上記櫛型形状の配線パターンに接続されたワード線駆動回路であっても良い。
また、上記半導体記憶装置において、上記ワード線駆動回路は、第1の電源に接続された第1導電型の第1トランジスタと、第2の電源に接続された第2導電型の第2トランジスタと、を含んでいても良い。また、上記ワード線における上記櫛型形状の配線パターンは、上記第1トランジスタの出力端子と上記第2トランジスタの出力端子とが接続されるノードに接続されていても良い。また、上記制御回路は、上記第1トランジスタの制御端子及び上記第2トランジスタの制御端子に、それぞれ異なる電圧を印加可能であっても良い。
また、半導体記憶装置の一の制御方法においては、複数のワード線と、複数のビット線と、可変抵抗層と、グローバルビット線と、選択素子と、制御回路と、可変抵抗素子とを備えた半導体記憶装置を制御しても良い。上記複数のワード線は、第1の方向に延在し、上記第1の方向に対し交差する第2の方向と、上記第1の方向及び上記第2の方向に対し交差する第3の方向とに、それぞれ所定の間隔を空けて配置されていても良い。上記複数のビット線は、上記第3の方向に延在し、上記第1の方向及び上記第2の方向に、それぞれ所定の間隔を空けて配置されていても良い。上記可変抵抗層は、上記ワード線と上記ビット線との間に設けられ、記憶素子として機能しても良い。上記グローバルビット線には、上記複数のビット線が共通に接続されていても良い。上記選択素子は、上記ビット線と上記グローバルビット線との間に設けられていても良い。上記制御回路は、上記記憶素子に対する読み出し、書き込み、消去の各動作を実行可能であっても良い。上記可変抵抗素子は、上記選択素子より上記グローバルビット線側に設けられ、上記選択素子に流れる電流の大きさに応じて、上記選択素子に印加される電圧の大きさを調整する機能を有していても良い。また、この制御方法においては、選択された上記記憶素子に対応する上記選択素子と上記グローバルビット線駆動回路との間の上記グローバルビット線の長さに応じて、上記可変抵抗素子の抵抗値を調整しても良い。
また、半導体記憶装置の他の制御方法においては、複数のワード線と、複数のビット線と、可変抵抗層と、グローバルビット線と、選択素子と、制御回路と、グローバルビット線駆動回路とを備えた半導体記憶装置制御しても良い。上記複数のワード線は、第1の方向に延在し、上記第1の方向に対し交差する第2の方向と、上記第1の方向及び上記第2の方向に対し交差する第3の方向とに、それぞれ所定の間隔を空けて配置されていても良い。上記複数のビット線は、上記第3の方向に延在し、上記第1の方向及び上記第2の方向に、それぞれ所定の間隔を空けて配置されていても良い。上記可変抵抗層は、上記ワード線と上記ビット線との間に設けられ、記憶素子として機能しても良い。上記グローバルビット線は、上記複数のビット線が共通に接続されていても良い。上記選択素子は、上記ビット線と上記グローバルビット線との間に設けられていても良い。上記制御回路は、上記記憶素子に対する読み出し、書き込み、消去の各動作を実行可能であっても良い。上記グローバルビット線駆動回路は、上記グローバルビット線における、上記選択素子と反対側の端部に接続されていても良い。また、上記グローバルビット線駆動回路は、第1の電源に接続された第1導電型の第1トランジスタと、第2の電源に接続された第2導電型の第2トランジスタと、を含んでいても良い。また、上記グローバルビット線は、上記第1トランジスタの出力端子と上記第2トランジスタの出力端子とが接続されるノードに接続されていても良い。また、この制御方法においては、選択された上記記憶素子に対応する上記選択素子と上記グローバルビット線駆動回路との間の上記グローバルビット線の長さに応じて、上記第1トランジスタの制御端子及び上記第2トランジスタの制御端子に印加する電圧の少なくとも一方を決定しても良い。
また、例えばこのような制御方法を用いる場合、上記グローバルビット線は、上記第2の方向に延在していても良い。また、上記複数のワード線は、上記第1の方向に対向する櫛型形状の配線パターンに束ねられ、上記櫛型形状の配線パターンは更に、ワード線選択回路の制御線を介して上記第1の方向に延在するグローバルワード線に共通に接続されていても良い。また、選択された上記記憶素子に対応する上記グローバルワード線のアドレスに応じて、上記第1トランジスタの制御端子及び上記第2トランジスタの制御端子に印加する電圧の少なくとも一方を決定しても良い。

Claims (6)

  1. 第1の方向に延在し、前記第1の方向に対し交差する第2の方向と、前記第1の方向及び前記第2の方向に対し交差する第3の方向とに、それぞれ所定の間隔を空けて配置された複数のワード線と、
    前記第3の方向に延在し、前記第1の方向及び前記第2の方向に、それぞれ所定の間隔を空けて配置された複数のビット線と、
    前記ワード線と前記ビット線との間に設けられ、記憶素子として機能する可変抵抗層と、
    前記複数のビット線が共通に接続されたグローバルビット線と、
    前記ビット線と前記グローバルビット線との間に設けられた選択素子と、
    前記記憶素子に対する読み出し、書き込み、消去の各動作を実行可能な制御回路と、
    前記選択素子より前記グローバルビット線側に設けられ、前記選択素子に流れる電流の大きさに応じて、前記選択素子に印加される電圧の大きさを調整する機能を有する抵抗素子と、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記抵抗素子は、可変抵抗であることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 第1の方向に延在し、前記第1の方向に対し交差する第2の方向と、前記第1の方向及び前記第2の方向に対し交差する第3の方向とに、それぞれ所定の間隔を空けて配置された複数のワード線と、
    前記第3の方向に延在し、前記第1の方向及び前記第2の方向に、それぞれ所定の間隔を空けて配置された複数のビット線と、
    前記ワード線と前記ビット線との間に設けられ、記憶素子として機能する可変抵抗層と、
    前記複数のビット線が共通に接続されたグローバルビット線と、
    前記ビット線と前記グローバルビット線との間に設けられた選択素子と、
    前記記憶素子に対する読み出し、書き込み、消去の各動作を実行可能な制御回路と、
    前記グローバルビット線における、前記選択素子と反対側の端部に接続されたグローバルビット線駆動回路と、を備え、
    前記グローバルビット線駆動回路は、第1の電源に接続された第1導電型の第1トランジスタと、第2の電源に接続された第2導電型の第2トランジスタと、を含み、
    前記グローバルビット線は、前記第1トランジスタの出力端子と前記第2トランジスタの出力端子とが接続されるノードに接続され、
    前記制御回路は、前記第1トランジスタの制御端子及び前記第2トランジスタの制御端子に、それぞれ異なる電圧を印加可能であることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 前記制御回路は、選択された前記記憶素子に対応する前記選択素子と前記グローバルビット線駆動回路との間の前記グローバルビット線の長さに応じて、前記第1トランジスタの制御端子及び前記第2トランジスタの制御端子に印加する電圧の少なくとも一方を決定することを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記グローバルビット線は、前記第2の方向に延在し、
    前記複数のワード線は、前記第1の方向に対向する櫛型形状の配線パターンに束ねられ、前記櫛型形状の配線パターンは更に、ワード線選択回路の制御線を介して前記第1の方向に延在するグローバルワード線に共通に接続され、
    前記制御回路は、選択された前記記憶素子に対応する前記グローバルワード線のアドレスに応じて、前記第1トランジスタの制御端子及び前記第2トランジスタの制御端子に印加する電圧の少なくとも一方を決定することを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  6. 第1の方向に延在し、前記第1の方向に対し交差する第2の方向と、前記第1の方向及び前記第2の方向に対し交差する第3の方向とに、それぞれ所定の間隔を空けて配置された複数のワード線と、
    前記第3の方向に延在し、前記第1の方向及び前記第2の方向に、それぞれ所定の間隔を空けて配置された複数のビット線と、
    前記ワード線と前記ビット線との間に設けられ、記憶素子として機能する可変抵抗層と、
    前記複数のビット線が共通に接続されたグローバルビット線と、
    前記ビット線と前記グローバルビット線との間に設けられた選択素子と、
    前記記憶素子に対する読み出し、書き込み、消去の各動作を実行可能な制御回路と、
    前記選択素子より前記ワード線側に設けられ、前記選択素子に流れる電流の大きさに応じて、前記選択素子に印加される電圧の大きさを調整する機能を有する抵抗素子と、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
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