JP2016057747A - アイコン表示装置及びアイコン表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コントロール枠33内の中央に表示される選択アイコンと、前記選択アイコンを中心としてコントロール枠33内の周囲の定位置に配置される非選択アイコンと、コントロール枠内におけるドラッグ操作によるアイコン移動を表示するコントロール画像生成部と、前記ドラッグ操作及びその移動方向を検出するドラッグ移動検出部と、を備え、前記コントロール画像生成部は、前記ドラッグ操作の移動方向元に対応する非選択アイコンが中央に引き出された場合に、同時に中央に表示されていた前記選択アイコンがコントロール枠33の周囲の定位置に退避して非選択アイコンとなるよう表示する。
【選択図】図4
Description
閉塞されたコントロール枠内の中央に表示される選択アイコンと、前記選択アイコンを中心として前記コントロール枠内の周囲の定位置に配置される非選択アイコンと、前記コントロール枠内におけるなぞり操作(ドラッグ、スワイプ、フリップ)によるアイコン移動を表示するコントロール画像生成部と、
前記なぞり操作及びその移動方向を検出するドラッグ移動検出部と、を備え、
前記コントロール画像生成部は、
前記なぞり操作の移動方向元に対応する非選択アイコンが中央に引き出された場合に、同時に中央に表示されていた前記選択アイコンが前記コントロール枠の周囲の定位置に退避して非選択アイコンとなるよう表示する
ことを特徴としている。
前記非選択アイコンは、その一部が前記コントロール枠内に表示される
ことを特徴としている。
前記非選択アイコンは、前記選択アイコンに比較して小さく表示される
ことを特徴としている。
前記非選択アイコンは、前記選択アイコンに比較して透過率を高くして表示される
ことを特徴としている。
前記各アイコンの前記定位置を、前記コントロール枠内の周囲に等間隔に配置する
ことを特徴としている。
前記コントロール枠を円形とした
ことを特徴としている。
前記なぞり操作中において、前記選択アイコンは連続して小さくなるよう表示され、前記定位置で非選択アイコンに変わる最小化位置となる
ことを特徴としている。
前記なぞり操作中において、前記選択アイコンは連続して透過率が高くなるよう表示され、前記定位置が非選択アイコンに変わる最大透過率位置となる
ことを特徴としている。
前記非選択アイコンが前記コントロール枠の中央に移動して選択アイコンに変わり、それと同時に前記選択アイコンのコマンドが実行される
ことを特徴としている。
前記ディスプレイ画面においてタップ操作を検出するタップ検出部を備え、
前記選択アイコンがタップ操作された時に、前記選択アイコンのコマンドが実行される
ことを特徴としている。
操作部2はディスプレイ内にタッチパネルを備え、タッチパネル上における指の動きとしてのドラッグ、スワイプ、フリップなどのなぞり操作、タップ、ピンチイン/ピンチアウト、長押し等のタッチ操作及びタッチパネル内での操作位置が検出可能なように構成されている。
HDD6には、CPU3でロードされるアイコン表示プログラムを含む楽譜編集プログラムが、ネットワークインターフェイス7を介して所定のURLからダウンロードされて記憶されている。
アイコン表示装置は、情報端末のディスプレイ画面としてのタッチパネル装置10と、タッチパネル装置10におけるタッチ操作を検出するタッチ操作検出部11と、タッチ操作の内容を検出するドラッグ移動検出部12及びタップ検出部13と、操作内容に基づく画像生成を行うコントロール画像生成部14と、生成された画像を表示する表示装置20を備えている。
タップ検出部13は、ディスプレイ画面において、タップの操作が行われた場合に、当該操作をタップ操作として検出する。
図3は、情報端末において楽譜編集アプリを動作させた場合の表示装置20におけるディスプレイ画面図である。ディスプレイ画面30には、作曲や編集作業を行うための五線31と、その上方に各種の楽譜編集を行うため複数個(この例の場合は6個)のコントロール画像32が表示されている。各コントロール画像32は、同種の又は関連する機能毎のアイコンが集約してカテゴライズされ、区別し易いようにそれぞれ異なる色調で表示されている。
また、非選択アイコンは、コントロール枠33の中心側の一部が表示されている。表示される一部でアイコン内容が判別できるようにしている。
コントロール画像32Bは、五線上に入力した音符や休符などの音楽記号を均等に整列する「整列」アイコンb1、楽譜のタイトルやテンポなどの楽譜全体のプロパティ、あるいは選択したパートのパート名、キー、譜表などのパートのプロパティ、あるいは選択した発想評語のフォントや演奏方法のプロパティを設定する「プロパティ」アイコンb2、入力した楽譜全体あるいは選択した小節の移調を行う「移調」アイコンb3の3種類から選択できるように構成されている。
コントロール画像32Cは、直前の操作を元に戻す「アンドゥ」アイコンc1、直前の操作をやり直す「リドゥ」アイコンc2の2種類から選択できるように構成されている。
コントロール画像32Dは、楽譜の演奏を開始する「演奏開始」アイコンd1、演奏を停止する「演奏停止」アイコンd2の2種類から選択できるように構成されている。
コントロール画像32Fは、操作内容等の説明を求める「ヘルプ」アイコンf1、作成した楽譜の一元管理と閲覧を行うライブラリ画面へ遷移する「ライブラリ」アイコンf2、アプリ全体の各種設定を行う「アプリの設定」アイコンf3、指以外の場所が画面にタッチして不用意に意図しない操作が行われてしまうことを防止するためのリストガードビューの表示をスイッチする「リストガード」アイコンf4の4種類から選択できるように構成されている。
その場合、アイコン表示プログラムにより、ドラッグ移動検出部12において、ドラッグ操作による移動方向について、12方向が検知できるよう設定される。
すなわち、コントロール枠33内でドラッグ操作を行った場合、ドラッグ移動検出部12において移動方向及び移動距離が検出され、ドラッグ操作の移動方向元に対応する非選択アイコンが中央に引き出されて選択アイコンとなり、それと同時に中央に表示されていた選択アイコンがコントロール枠33の周囲の定位置に退避して非選択アイコンとなる。
また、ドラッグ操作中でアイコンが完全に入れ替わらない(選択アイコンが最小化及び最大透過率に移行して非選択アイコンになり、新たな選択アイコンが中央に表示されるに至らない)うちに、ディスプレイ画面でのドラッグ操作を中断したような場合に、検出された移動距離が予め決められた所定量以下である時には、アイコンの入れ替えはキャンセルされ、移動距離が所定量を超えた時には、コントロール枠33内の中央に表示して選択アイコンとするアイコン入れ替えが行われる。
また、定位置で最大透過率位置となる非選択アイコンは、選択アイコンに比較して透過率を高くして表示される。非選択アイコンは、選択アイコンに対して30%(最大透過率)の透過率で表示される。
そして、コントロール枠33内における各アイコンのドラッグ操作による移動途中(ドラッグ操作中)についても、ドラッグ操作位置に沿って引き出されるアイコンと退避するアイコンから成る一対のアイコンが移動するアニメーション表示が行われる。
コントロール画像32Aでは、「手書き入力モード」、「発想標語入力モード」、「メモ入力モード」の3種類のモードに切換可能となっており、各アイコンは非選択アイコンとして退避して表示される配置箇所(定位置)がコントロール枠の均等位置(120度の等間隔)になるように表示されている。
一対のアイコンのアニメーション表示は、ドラッグ操作の移動元に位置する非選択アイコンが順次大きく且つ透過率が低くなるようにドラッグ操作の移動方向へ引き出されるとともに、コントロール枠33の中央に位置していた選択アイコンが順次小さく且つ透過率が高くなるように移動しながらコントロール枠33の周囲の所定位置に向かって退避する画像表示で行われる。
コントロール枠33内での移動量が予め設定された所定量を超えた場合は、引き出されたアイコンが選択アイコンとしてコントロール枠33の中央位置に表示するアイコンの入れ替えが行われ(ステップ66)、モード切換の処理を終了する。
コントロール画像32Bは、「整列」、「プロパティ」「移調」の3種類のコマンドに切換可能となっており、各アイコンは非選択アイコンとして退避して表示される配置箇所(定位置)がコントロール枠33の均等位置(120度間隔)になるように表示されている。
コントロール画像32Fでは、「ヘルプ」、「ライブラリ」、「アプリの設定」、「リストガード」の4種類のコマンドに切換可能となっており、各アイコンは非選択アイコンとして退避して表示される配置箇所(定位置)がコントロール枠33の均等位置(90度の等間隔)になるように表示されている。
コントロール画像32Cでは、「アンドゥ」、「リドゥ」の2種類のコマンドに切換可能となっており、各アイコンは非選択アイコンとして退避して表示される配置箇所(定位置)がコントロール枠33の均等位置(180度間隔となる左右位置)になるように表示されている。
「アンドゥ」アイコンc1が選択アイコンとしてコントロール枠33の中央に表示される状態から、コントロール枠33における左側から右側に矢印Xに沿ったドラッグ操作を行った場合、ドラッグ操作の移動方向元に対応する非選択アイコンである「リドゥ」アイコンc2がドラッグ操作方向に引き出され、同時に「アンドゥ」アイコンc1が定位置である左位置に退避する。その結果、「リドゥ」アイコンc2が中央に位置して選択アイコンとなる。
その際に、コマンド内容が理解できる程度に非選択アイコンの一部がコントロール枠33内に表示されるようにしたので、限られた領域で多数の非選択アイコンを表示することができるとともに、非選択アイコンの内容を認識することができる。
コマンドに対応するアイコンを引っ張り出す方向は変化せずに一定(非選択アイコンは定位置に配置)なので、コマンド選択を間違えることなく、モード切換操作を覚え易くすることができる。
非選択アイコンは小さく且つ透過率を大きく表示するので、選択アイコンが目立つように表示できる。
また、ドラッグ操作によりアイコンが入れ替わる様子をアニメーション表示することで、誤操作を防止するとともに、モード切換を視覚的に表示することができる。
Claims (11)
- ディスプレイ画面にコマンド用アイコンを表示する装置であって、
閉塞されたコントロール枠内の中央に表示される選択アイコンと、前記選択アイコンを中心として前記コントロール枠内の周囲の定位置に配置される非選択アイコンと、前記コントロール枠内におけるなぞり操作によるアイコン移動を表示するコントロール画像生成部と、
前記なぞり操作及びその移動方向を検出するドラッグ移動検出部と、を備え、
前記コントロール画像生成部は、
前記なぞり操作の移動方向元に対応する非選択アイコンが中央に引き出された場合に、同時に中央に表示されていた前記選択アイコンが前記コントロール枠の周囲の定位置に退避して非選択アイコンとなるよう表示する
ことを特徴とするアイコン表示装置。 - 前記非選択アイコンは、その一部が前記コントロール枠内に表示される請求項1に記載のアイコン表示装置。
- 前記非選択アイコンは、前記選択アイコンに比較して小さく表示される請求項1に記載のアイコン表示装置。
- 前記非選択アイコンは、前記選択アイコンに比較して透過率を高くして表示される請求項1に記載のアイコン表示装置。
- 前記各アイコンの前記定位置を、前記コントロール枠内の周囲に等間隔に配置する請求項1に記載のアイコン表示装置。
- 前記コントロール枠を円形とした請求項1に記載のアイコン表示装置。
- 前記なぞり操作中において、前記選択アイコンは連続して小さくなるよう表示され、前記定位置で非選択アイコンに変わる最小化位置となる請求項3に記載のアイコン表示装置。
- 前記なぞり操作中において、前記選択アイコンは連続して透過率が高くなるよう表示され、前記定位置で非選択アイコンに変わる最大透過率位置となる請求項4に記載のアイコン表示装置。
- 前記非選択アイコンが前記コントロール枠の中央に移動して選択アイコンに変わり、それと同時に前記選択アイコンのコマンドが実行される請求項1に記載のアイコン表示装置。
- 前記ディスプレイ画面においてタップ操作を検出するタップ検出部を備え、
前記選択アイコンがタップ操作された時に、前記選択アイコンのコマンドが実行される請求項1に記載のアイコン表示装置。 - 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のアイコン表示装置を動作させるためのプログラムであって、前記各部をコンピュータ上に構築することを特徴とするアイコン表示プログラム。
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