JP2016057447A - 光合分岐結合器及びマルチコア光ファイバ伝送システム - Google Patents

光合分岐結合器及びマルチコア光ファイバ伝送システム Download PDF

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隆 松井
和秀 中島
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和秀 中島
浩太郎 齊藤
Kotaro Saito
浩太郎 齊藤
泰志 坂本
Yasushi Sakamoto
泰志 坂本
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Abstract

【課題】マルチコア光ファイバで用いることのできる光合分岐結合器及びマルチコア光ファイバ伝送システムを提供する。【解決手段】光合分岐結合器の一つであるアド・ドロップ30は、複数のコアを有するマルチコアファイバ10−1が接続されるマルチコアファイバ接続部34−1と、マルチコアファイバ10−1の各コアからの光が入射され、複数のコアの少なくともいずれかかからの光を分岐又は結合する光回路31と、マルチコアファイバ10−1とは異なる単一コア光ファイバ20−1が接続されかつ光回路31を通過した少なくとも一部の光を出射する光ファイバ接続部39−2とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、光合分岐結合器及びマルチコア光ファイバ伝送システムに関する。
データセンター内のサーバー間やサーバーとクライアント間、またデータセンター間における通信トラフィックの飛躍的な増加に伴い、データセンター等では光ファイバを用いた配線が急速に普及している。特に波長850nm帯で発振するVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER)は他の光源に比較して安価に流通しているため、1G〜10Gbit/s伝送にはVCSELを用いたマルチモードファイバ(Multi mode fiber、MMF)伝送が広く用いられる。また通信容量を増加させるため多数の端末と光ファイバを敷設するほか、例えば非特許文献1のように、テープ心線を用いて複数の光ファイバを一括で利用し並列伝送を行うなど、光ファイバの本数に応じた大容量化が図られている。そのため、データセンター内の光ファイバ配線は、年々、輻輳する傾向にあり、近い将来、配線変更や廃止等の作業が困難な状況に陥ることが想定されている。
ここで最近、複数のコア領域を有するマルチコア光ファイバや複数の伝搬モードを伝搬可能な数モード光ファイバが、空間多重技術を用いることによる飛躍的な伝送容量拡大に向け、活発に検討されている。特にマルチコア光ファイバは、1本の光ファイバによりコアの数だけ伝送容量を増やすことができるため、新たな大容量光伝送媒体として注目を集めている。しかしながら、マルチコア光ファイバでは、(1)ファイバ内の複数のコアから特定のコアを流れる光信号を入出力させる光デバイス(光アド・ドロップ器)が世の中に存在しない、(2)マルチコア光ファイバ同士、或いはマルチコア光ファイバと単一コア光ファイバを接続し、光合分波させる光カプラが世の中に存在しない、などの理由から事実上使用することができない、という問題があった。
金森 弘雄、"FTTHを支える光受動部品"、[online]、平成23年7月、住友電工、[平成26年08月12日検索]、インターネット〈url:http://www.sei.co.jp/tr/pdf/special/sei10675.pdf〉
前記課題を解決するために、本発明は、マルチコア光ファイバで用いることのできるアド・ドロップ及びマルチコア光ファイバ同士、或いはマルチコア光ファイバと単一コア光ファイバを接続して光合分波させる光カプラとして機能する光合分岐結合器及びマルチコア光ファイバ伝送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明の光合分岐結合器は、複数のコア領域を有するマルチコア光ファイバの任意のコアに対する光波の合分波を行う光合分波器、もしくは任意のコア数を有する光ファイバとマルチコア光ファイバとを結合する光分岐器、もしくはその両方を用いる。
具体的には、本願発明の光合分岐結合器は、複数のコアを有するマルチコアファイバが接続されるマルチコアファイバ接続部と、前記マルチコアファイバの各コアからの光が入射され、前記複数のコアの少なくともいずれかかからの光を分岐又は結合する光回路と、前記マルチコアファイバとは異なる光ファイバが接続されかつ前記光回路を通過した少なくとも一部の光を出射する光ファイバ接続部と、を備える。
本願発明の光合分岐結合器は、複数のコアを有するマルチコアファイバが接続されるマルチコアファイバ接続部と、単一のコアを有する第1の光ファイバが接続される第1の光ファイバ接続部と、単一のコアを有する第2の光ファイバが接続される第2の光ファイバ接続部と、前記マルチコアファイバ接続部に接続された前記マルチコアファイバの各コアからの光が入射され、前記複数のコアのうちの特定のコアからの光を前記第1の光ファイバへ出射し、前記第2の光ファイバから出射された光を前記特定のコアへ入射させる光回路と、を備えてもよい。
本願発明の光合分岐結合器は、前記マルチコアファイバ接続部は、周方向の中心に前記マルチコアファイバが配置可能であり、前記マルチコアファイバに備わる前記複数のコアに対して一定の相対位置に溝を有し、前記マルチコアファイバの周方向に回転可能なフェルールと、前記光回路の光路に対して前記一定の相対位置に、前記溝と填めあわせることの可能な突起を有するスリーブと、を備え、前記フェルールに配置された前記マルチコアファイバに備わる各コアからの光が、前記フェルールの回転角度に応じ、前記光回路の異なる光路に入射してもよい。
具体的には、本願発明のマルチコア光ファイバ伝送システムは、複数のコアを備え、第1の複数の光信号を、光信号ごとに異なるコアで伝搬する第1のマルチコアファイバと、前記第1のマルチコアファイバが備える前記複数のコアの少なくともいずれかの伝搬した光信号を第2の複数の光信号に分岐する光合分岐結合器と、複数のコアを備え、前記光合分岐結合器で分岐された前記第2の複数の光信号を光信号ごとに異なるコアで伝搬する第2のマルチコアファイバと、を備える。
本願発明のマルチコア光ファイバ伝送システムは、1つの送信器から送信された光信号を分岐して前記第1の複数の光信号を生成する光分岐器をさらに備えてもよい。
具体的には、本願発明のマルチコア光ファイバ伝送システムは、受信器に接続された単一のコアを有する第1の光ファイバと、送信器に接続された単一のコアを有する第2の光ファイバと、複数のコアを備え、複数の光信号を光信号ごとに異なるコアで伝搬するマルチコアファイバと、前記複数のコアのうちの特定のコアからの光信号を前記第1の光ファイバへ分離し、前記第2の光ファイバからの光信号を前記特定のコアへ結合する光合分岐結合器と、を備える。
本発明によれば、マルチコア光ファイバで用いることのできるアド・ドロップ及びマルチコア光ファイバ同士、或いはマルチコア光ファイバと単一コア光ファイバを接続して光合分波させる光カプラとして機能する光合分岐結合器及びマルチコア光ファイバ伝送システムを提供することができる。
本発明の実施形態1に係るマルチコア光ファイバ伝送システムの構成の一例を示す。 本発明の実施形態1に係るマルチコア光ファイバ伝送システムの構成の他の例を示す。 本発明の実施形態2に係るアド・ドロップの構成の一例を示す。 本発明の実施形態2に係る回転機構の構成の一例を示す。 本発明の実施形態2に係るフェルールの断面図の一例を示す。 本発明の実施形態2に係るフェルールへのマルチコア光ファイバの固定パターンの一例であり、(a)はA−A’断面におけるマルチコア光ファイバ10の固定の一例であり、(b)はA−A’断面におけるマルチコア光ファイバ10の固定の他の例であり、(c)はB−B’断面におけるマルチコア光ファイバ32の固定の一例であり、(d)はB−B’断面におけるマルチコア光ファイバ32の固定の他の例を示す。 本発明の実施形態3に係る光回路の構成の一例を示す。 本発明の実施形態4に係る光回路の構成の一例を示す。 本発明の実施形態4に係る光回路の構成の他の例を示す。 本発明の実施形態5に係る光回路の構成の一例を示す。 本発明の実施形態6に係るマルチコア光ファイバ伝送システムの構成の一例を示す。 本発明の実施形態7に係る光分岐器の構成の一例を示す。 本発明の実施形態8に係る光分岐器の構成の一例を示す。 本発明の実施形態9に係る光分岐器の構成の一例を示す。 本発明の実施形態10に係る光分岐器の構成の一例を示す。 本発明の実施形態11に係るマルチコア光ファイバ伝送システムの構成の一例を示す。 本発明の実施形態11に係るマルチコア光ファイバ伝送システムの構成の他の例を示す。 本発明の実施形態12に係る光分岐器の構成の一例を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1に、実施形態1に係るマルチコア光ファイバ伝送システムの構成例を示す。本実施形態に係るマルチコア光ファイバ伝送システムは、アド・ドロップ30−1と、光分岐器40とを備える。アド・ドロップ30−1は、本実施形態に係る光合分岐結合器の一例であり、入射された光の一部を別に入射された光に置き換えて出射する。光分岐器40は、本実施形態に係る光合分岐結合器の一例であり、入射した光を分岐して出射する。
本実施形態に係るマルチコア光ファイバ伝送システムは、第1のマルチコアファイバとして機能するマルチコア光ファイバ10−1と、第2のマルチコアファイバとして機能するマルチコア光ファイバ10−2、10−3、10−4、10−5とを備える。マルチコア光ファイバ10−1を伝搬する光信号は、第1の複数の光信号に相当する。
本実施形態に係るマルチコア光ファイバ伝送システムは、第1の光ファイバとして機能する単一コア光ファイバ20−1と、第2の光ファイバとして機能する単一コア光ファイバ20−2と、マルチコア光ファイバ10−1と、光合分岐結合器として機能するアド・ドロップ30−1とを備える。単一コア光ファイバ20−1は、受信器60−1に接続され、単一コア光ファイバ20−2は、送信器50−5に接続される。
本実施形態に係るマルチコア光ファイバ伝送システムは、第1の光ファイバとして機能する単一コア光ファイバ20−3と、第2の光ファイバとして機能する単一コア光ファイバ20−4と、マルチコア光ファイバ10−5と、光合分岐結合器として機能するアド・ドロップ30−2とを備える。単一コア光ファイバ20−3は、受信器60−2に接続され、単一コア光ファイバ20−4は、送信器50−6に接続される。
図1では、マルチコア光ファイバ10−1に接続されるアド・ドロップ30−1により、マルチコア光ファイバ10−1内のいずれか1つもしくは複数のコアを伝搬する光波と、他のコアを伝搬する光波とを、それぞれ異なる光ファイバに入射し、1本のマルチコア光ファイバ10−1から異なる2以上の経路へ光配線を行い、光波のアド・ドロップが可能となる。
マルチコア光ファイバ10−1は、コア10−1aと、10−1bと、10−1cと、10−1dの複数のコアを備える。異なるコアであるコア10−1a、10−1b、10−1c、10−1dは、それぞれ、送信器50−2、50−1、50−3、50−4が出射した光信号を伝搬する。
アド・ドロップ30−1は、光回路として機能し、コア10−1a、10−1b、10−1cに伝搬する光信号が入射される。アド・ドロップ30−1とマルチコア光ファイバ10−1との接続部はマルチコアファイバ接続部として機能する。アド・ドロップ30−1は、入射した光信号のうち、コア10−1a、10−1b、10−1cに伝搬する光信号を光分岐器40に転送し、コア10−1dを伝搬する光信号を単一コア光ファイバ20−1に出射する。単一コア光ファイバ20−1は第1の光ファイバとして機能し、アド・ドロップ30−1と単一コア光ファイバ20−1との接続部は、第1の光ファイバ接続部として機能する。
受信器60−1は、単一コア光ファイバ20−1に伝搬する光信号を受信する。送信器50−5は出力光を単一コア光ファイバ20−2に出射する。単一コア光ファイバ20−2を伝搬する光はアド・ドロップ30−1に入射する。単一コア光ファイバ20−2は第2の光ファイバとして機能し、アド・ドロップ30−1と単一コア光ファイバ20−2との接続部は、第2の光ファイバ接続部として機能する。単一コア光ファイバ20−2からアド・ドロップ30−1へ入射した光信号は、コア10−1dに出射され、光分岐器40に転送される。
また、マルチコア光ファイバ10−1に接続される光分岐器40は、任意の1つのコアから入射される光波を複数に分岐し、光分岐器40に接続される他のマルチコア光ファイバ内の複数のコアへ光波を入射することができる。ここで、マルチコア光ファイバ10−1と光分岐器40との接続部は、マルチコアファイバ接続部として機能する。また、光分岐器40と、マルチコア光ファイバ10−3、10−2、10−4、10−5との接続部は、光ファイバ接続部として機能する。
例えば、光分岐器40は、コア10−1a、10−1b、10−1c、10−1dから入射した光信号のそれぞれを4つに分岐し、それぞれ異なるマルチコア光ファイバ10−3、10−2、10−4、10−5に出射する。光分岐器40でそれぞれ4つに分岐された光信号は、第2の複数の光信号に相当する。各コアは入射した光信号を伝搬し、それぞれ異なる受信器に出射する。例えば、コア10−1bから出射された光信号は、光分岐器40で4つに分岐され、マルチコア光ファイバ10−2が備えるコア10−2a、10−2b、10−2c、10−2dに入射される。また、コア10−2a、10−2b、10−2c、10−2dを伝搬された光信号は、それぞれ、受信器60−3、60−4、60−5、60−6で受光される。
これにより、マルチコア光ファイバ10−1の任意のコアを伝搬した光信号を、光分岐器40および他のマルチコア光ファイバを通じて多数の受信器に送信することができ、効率的に通信を行うことができる。
このように、上述したアド・ドロップ30−1もしくは光分岐器40またはその両方を有し、マルチコア光ファイバ10−1、10−2、10−3、10−4及び10−5を用いてネットワークシステムの構築をすることにより、少ない光ファイバケーブルにより柔軟かつ効率的に配線することができる。なお、図1では、入射端のマルチコア光ファイバの各コアである10−1a、10−1b、10−1c、10−1dに複数の異なる送信器50−1、50−2、50−3及び50−4を接続することとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図2に示すように、単一コア光ファイバに光分岐器40を接続し、単一の送信器50−1から単一コア光ファイバを介して入射された光信号を光分岐器40によって分岐し、マルチコア光ファイバの複数のコア10a、10b、10c及び10dへ入射することもできる。
(実施形態2)
図3に、実施形態2に係るアド・ドロップ30の構成例を示す。本実施形態に係るアド・ドロップ30は、実施形態1で説明したアド・ドロップ30−1及び30−2として機能する。本実施形態に係るアド・ドロップ30は、光回路31と、マルチコア光ファイバ32−1及び32−2と、単一コア光ファイバ33−1及び33−2と、マルチコアファイバ接続部34−1及び34−2と、光ファイバ接続部39−1及び39−2とを備える。
光回路31には、マルチコア光ファイバ32−1及び32−2、単一コア光ファイバ33−1及び33−2が接続される。マルチコア光ファイバ32−1及び32−2と光回路31との接続部は、マルチコアファイバ接続部として機能する。単一コア光ファイバ33−1と光回路31との接続部は、第2の光ファイバ接続部として機能し、単一コア光ファイバ33−2と光回路31との接続部は、第1の光ファイバ接続部として機能する。
マルチコア光ファイバ10−1のコアのそれぞれは、伝搬する光信号を、マルチコアファイバ接続部34−1及びマルチコア光ファイバ32−1を介して、光回路31に出射する。また、単一コア光ファイバ20−2のコアは、伝搬する光信号を、光ファイバ接続部39−1及び単一コア光ファイバ33−1を介して、光回路31に出射する。
光回路31は、マルチコア光ファイバ32−1及び単一コア光ファイバ33−1が有するコアを伝搬する光が入射され、いずれかのコアを伝搬する光を分岐又は結合する。具体的には、光回路31は、マルチコア光ファイバ32−1及び単一コア光ファイバ33−1が有するコア10−1a、10−1b、10−1c、10−1dのうち、一部のコア10−1dを伝搬する光を単一コア光ファイバ33−2に出射する。また、光回路31は、単一コア光ファイバ33−1を伝搬する光をコア10−2dに出射する。コア10−1a、10−1b、10−1cのそれぞれは、伝搬する光信号を、それぞれコア10−2a、10−2b、10−2cに出射する。コア10−2aは、伝搬する光信号を受信器60−1に出射し、コア10−2dは伝搬する光信号を受信器60−4に出射する。また、単一コア光ファイバ20−1は、伝搬する光信号を受信器60−5に出射する。
マルチコアファイバ接続部34−1は、マルチコア光ファイバ10−1が備えるコアのそれぞれと、マルチコア光ファイバ32−1が備えるコアのそれぞれを光学的に接続する。また、マルチコアファイバ接続部34−2は、マルチコア光ファイバ10−2が備えるコアのそれぞれと、マルチコア光ファイバ32−2が備えるコアのそれぞれを光学的に接続する。マルチコア光ファイバ32−1及び32−2に備わる各コアは、光回路31の光導波路に予め接続されている。
光ファイバ接続部39−1は、単一コア光ファイバ20−2と単一コア光ファイバ33−1を接続する。また、光ファイバ接続部39−2は、単一コア光ファイバ20−1と単一コア光ファイバ33−2を接続する。単一コア光ファイバ33−1及び33−2に備わる各コアは、光回路31の光導波路に予め接続されている。光ファイバ接続部39を、光回路31を通過した光の一部が通過する。
本実施形態では、アド・ドロップ30が、単一コア光ファイバ20−2及び20−1に接続される光ファイバ接続部39−1及び39−2を備える例を示すが、本発明はこれに限定されない。例えば、光ファイバ接続部39−1及び39−2の代わりにマルチコアファイバ接続部34−1又は34−2を備えてもよい。その際、光ファイバ接続部39−1及び39−2に接続されていた単一コア光ファイバ20を、マルチコア光ファイバ32としてもよい。
図4に、マルチコアファイバ接続部34が有する回転機構の構造例を示す。マルチコアファイバ接続部34は、本実施形態のマルチコアファイバ接続部34−1及び34−2として機能する。マルチコアファイバ接続部34は、フェルール34aと、スリーブ34bと、フェルール34cを備える。
アド・ドロップ30内のマルチコア光ファイバ10の端末がフェルール34aに接続され、アド・ドロップ30に接続されるマルチコア光ファイバ32の端末がフェルール34cに接続される。マルチコア光ファイバ10は、本実施形態のマルチコア光ファイバ10−1及び10−2として機能し、マルチコア光ファイバ32は、本実施形態のマルチコア光ファイバ32−1及び32−2として機能する。
スリーブ34bの両端に、フェルール34a及びフェルール34cが挿入される。フェルール34a及びフェルール34cは、スリーブ34bに挿入された状態で、フェルール34a及びフェルール34cの周方向に回転する。フェルール34a及び34cは、それぞれの回転角度に応じて、それぞれが有する光ファイバのコアを光結合させる。
フェルール34a及び34cは少なくとも1つの溝を備え、本実施形態に係るフェルール34aは、溝34a−1、34a−2、34a−3及び34a−4を備え、フェルール34cは、溝34c−1、34c−2、34c−3及び34c−4を備える。フェルール34a及び34cが2以上の溝を有する場合、溝は等間隔で配置されることが好ましい。
スリーブ34bは、フェルール34a及びフェルール34cが有する溝に填め合わされるピンなどの突起34b−1を備える。突起34b−1は、対向するフェルール34a及びフェルール34cが備える溝と填め合わされ、フェルール34a及びフェルール34cを特定の角度で固定する。対向するフェルール34a及び34cが有する溝の断面形状は任意である。ただし、フェルール34a及び34cの双方が等間隔の溝を有する場合、片方だけが等間隔の溝を有する場合がある。溝の断面形状は、例えば、三角形、四角形などの多角形状及び円形状である。
図5に、フェルール34aの断面図を示す。図5は、図4のA−A’の位置での断面図である。マルチコア光ファイバ10は、フェルール34aの周方向の中心に配置される。そのため、マルチコア光ファイバ10の周方向と、フェルール34aの周方向は一致する。溝34−m1、34−m2、34−m3及び34−m4は断面が三角形状の溝であり、溝34−m5、34−m6、34−m7及び34−m8は断面が四角形状の溝である。また、マルチコア光ファイバ10は、フェルール34aに、フェルール34aが備える溝の数に対応して、回転対称に固定する。図5では、フェルール34aに、1本のマルチコア光ファイバ10を固定する場合を示したが、複数のマルチコア光ファイバ10を固定してもよい。ここでは、フェルール34aについて説明したが、フェルール34cも、フェルール34aと同じ断面形状を有することが好ましい。
図6には、4つの溝を有したフェルール34a及び34cに対して、4コアのマルチコア光ファイバ10及び32を固定する例として、(a)、(b)及び(c)、(d)のそれぞれ2パターンを示す。図6(a)及び図6(b)は、図4のA−A’位置での断面におけるマルチコア光ファイバ10の固定を示し、図6(c)及び図6(d)は、図4のB−B’位置での断面におけるマルチコア光ファイバ32の固定を示す。
コア10a、10b、10c、10dは、マルチコア光ファイバ10の中心を基準として回転対称に配置される。また、コア32a、32b、32c、32dも、マルチコア光ファイバ32の中心を基準として回転対称に配置される。なお、図6(a)〜図6(d)以外の固定パターンであっても、マルチコア光ファイバ10又は32のコアとフェルール34a又は34cの溝の相対位置が一定となればよい。
本実施形態では、マルチコア光ファイバ10のコアとフェルール34aの溝の相対位置及びマルチコア光ファイバ32のコアとフェルール34cの溝の相対位置が一定である。そのため、マルチコア光ファイバ10の各コアを伝搬する光信号が、フェルール34a及びフェルール34cの回転角度に応じて、マルチコア光ファイバ32の各コアに入射する。そのため、マルチコア光ファイバ10の各コアを伝搬する光は、フェルール34a及びフェルール34cの回転角度に応じて、光回路31の異なる光路に入射する。
本実施形態のマルチコアファイバ接続部34−1では、フェルール34aに固定されるコアは、コア10−1a、10−1b、10−1c、10−1dであり、フェルール34cに固定されるコアは、コア32−1a、32−1b、32−1c、32−1dである。フェルール34aでは図6(a)、フェルール34cでは図6(c)のパターンで固定されているとすると、コア10−1aと32−1a、コア10−1bと32−1b、コア10−1cと32−1c、コア10−1dと32−1dが光結合する。この状態から、フェルール34aを時計回りに90度回転させると、コア10−1aと32−1b、コア10−1bと32−1c、コア10−1cと32−1d、コア10−1dと32−1aが光結合する。ここで、本実施形態では、マルチコア光ファイバ32−1は光回路31に接続されている。そのため、マルチコア光ファイバ10の各コアを伝搬する光は、フェルール34a及びフェルール34cの回転角度に応じて、光回路31の異なる光路に入射する。
本実施形態では、マルチコアファイバ接続部34は、光結合するフェルール34aが備えるマルチコア光ファイバ10のコアと、フェルール34cが備えるマルチコア光ファイバ10のコアの組合せを変更する。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、マルチコアファイバ接続部34は、フェルール34a及びフェルール34cの片方又は両方に複数のマルチコア光ファイバ10を備え、フェルール34a又はフェルール34cの回転角度に応じて、任意のマルチコア光ファイバ10を伝搬する光信号又は任意のコアを伝搬する光信号をアド・ドロップする構成としてもよい。
(実施形態3)
図7に、実施形態3に係る光回路31の構造を示す。図7における光回路31は、光回路31の光路として機能する光導波路31a、31b、31c、31d及び31eを備え、マルチコア光ファイバ32−1及び32−2、単一コア光ファイバ33−1及び33−2のそれぞれのコアと結合する構造と特定の導波路がアド・ドロップする構造を有している。ここで、マルチコア光ファイバ32−1は、コア32−1a、32−1b、32−1c及び32−1dを備え、マルチコア光ファイバ32−2は、コア32−2a、32−2b、32−2c及び32−2dを備える。また、単一コア光ファイバ33−1は、コア33−1aを備え、単一コア光ファイバ33−2は、コア33−2aを備える。
コア32−1aは、光導波路31aを介してコア32−2aと接続され、コア32−1bは光導波路31bを介してコア32−2bと接続される。コア32−1cは光導波路31dを介してコア33−2aと接続され、コア32−1dは光導波路31cを介してコア32−2dと接続される。コア33−1aは、光導波路31eを介してコア32−2cと接続される。そのため、マルチコア光ファイバ32−1に入力された光のうち、コア32−1cに入射した光は、光回路31によってコア33−1aに入射した光に置き換えられ、置き換えられた光がコア32−2cに出力される。また、コア32−1cに入射した光は、コア33−2aから出力される。図7においては、4つの導波路の内の1つがアド・ドロップする構造となっているが、マルチコアファイバのM個のコアに対応して、M個の導波路の内、任意のx個の導波路がアド・ドロップする構造も可能である。
(実施形態4)
図8に、実施形態4に係るアド・ドロップ30の構造を示す。本実施形態に係るアド・ドロップ30は、実施形態1で説明したアド・ドロップ30−1及び30−2として機能する。図8におけるアド・ドロップ30は、一方のマルチコア光ファイバ10からの出射光の光軸間隔を拡げるレンズ35、出射光を平行光にするレンズ36、光軸を変えるミラー37により構成され、マルチコア光ファイバ10−1の特定コアの光波のアド・ドロップを行なう。アド・ドロップ30には、マルチコアファイバ接続部34−3及び34−4が接続され、マルチコアファイバ接続部34−3と34−4には、それぞれマルチコア光ファイバ10−1と10−2が接続される。レンズ35、レンズ36及びミラー37は、一体で光回路として機能する。
具体的には、マルチコア光ファイバ10−1のコア10a、10b、10cからアド・ドロップ30に入射した光信号は、それぞれ光路30−L1、30−L2、30−L3を通り、マルチコア光ファイバ10−2の同じコアに転送される。しかし、コア10dからアド・ドロップ30に入射した光信号は、光路30−L4に転送され、また、光路30−L5を伝搬する光信号がコア10dに転送される。光路30−L4及び30−L5の終端である端部30−L4E及び30−L5Eは、光ファイバ接続部として機能する。
接続するマルチコア光ファイバ10−1のマルチコアファイバ接続部34−3からの出射光は、アド・ドロップ30内のレンズに直接結合を行なうもしくは、アド・ドロップ30にマルチコア光ファイバを備え、接続点においてPC(Physical Contact)接続を行うこともできる。例えば、アド・ドロップ30の接続点において、マルチコア光ファイバとマルチコアファイバ接続部34−3及び34−4とを接着剤で固定してもよいし、実施形態3で説明したフェルール34a及びスリーブ34bを用いて固定してもよい。
また、光軸間隔を拡げる方法としては、図9のように、一端の角が研磨された光ファイバ38を用いて、アド・ドロップを行なう光波のみ屈折させる方法も可能である。光ファイバ38を用いる場合、光ファイバ38、レンズ35、レンズ36及びミラー37は、一体で光回路として機能する。また、レンズ35として、GRINレンズもしくはマイクロレンズアレイを用いることでも、光軸間隔を拡げることができる。レンズ36として、コリメートレンズもしくはマイクロレンズアレイを用いることでも、出射する光の光路が平行な平行光とすることができる。
(実施形態5)
図10に、実施形態5に係るアド・ドロップ30の構造例を示す。本実施形態に係るアド・ドロップ30は、実施形態1で説明したアド・ドロップ30−1及び30−2として機能する。本実施形態に係るアド・ドロップ30は、光ファイバ30−F1と、30−F2と、30−F3と、30−F4と、30−F5と、マルチコアファイバ接続部34−3及び34−4を備える。本実施形態では、コア10a、10b、10cは、それぞれ光ファイバ30−F1、30−F2、30−F3に接続され、コア10dは光ファイバ30−F4及び30−F5に接続される。光ファイバ30−F1、30−F2、30−F3、30−F4、30−F5は、一体として光回路として機能する。
光ファイバ30−F4及び30−F5は、それぞれ端部30−F4E及び30−F5Eを備える。端部30−F4Eは第1の光ファイバ接続部として機能し、端部30−F5Eは、第2の光ファイバ接続部として機能する。本実施形態では、コア10dを伝搬する光は、光ファイバ30−F4から出力され、光ファイバ30−F5を伝搬する光に置き換えられる。
図10におけるアド・ドロップ30は、マルチコア光ファイバ10と接続するバンドル化した光ファイバ30−F1、30−F2、30−F3、30−F4、30−F5により構成され、特定のシングルコア光ファイバ30−F4及び30−F5の端部30−F4E及び30−F5Eをコネクタ化して光ファイバ接続部として機能させることで、アド・ドロップを行なう。光ファイバ30−F1、30−F2、30−F3、30−F4、30−F5は接着剤等でバンドルする代わりに、溶融延伸してバンドルする事も可能である。
(実施形態6)
図11は、実施形態6に係る、1つの送信器50−1からの光信号を光分岐器40−1によりマルチコア光ファイバ10−1における複数のコアで共有して伝送するマルチコア光ファイバ伝送システムの構成例を示す。本実施形態に係るマルチコア光ファイバ伝送システムは、光分岐器40−1及び40−2と、アド・ドロップ30−2とを備える。
光分岐器40−1は、1つの送信器50−1から送信された光信号を分岐して複数の光信号を生成する。光分岐器40−1でN=4分岐された光信号は、実施形態1における第1の複数の光信号に相当する。光分岐器40−2は、本実施形態に係る光合分岐結合器の一例であり、入射した光を分岐して出射する。また、アド・ドロップ30−2は、本実施形態に係る光合分岐結合器の一例であり、入射された光の一部を別に入射された光に置き換えて出射する。
図11の構成では、コア数N=4であるマルチコア光ファイバ10−1と単一コア光ファイバ(図示せず)とを接続する光分岐器40−1により、1つの送信器50−1の出射光を単一コア光ファイバに入力し、単一コア光ファイバからの出射光を光分岐器40−1でN=4分岐し、マルチコア光ファイバ10−1の各コア10−1a、10−1b、10−1c、10−1dに入射する。
光分岐器40−2とマルチコア光ファイバ10−1との接続部は、マルチコアファイバ接続部として機能する。また、光分岐器40−2とマルチコア光ファイバ10−2、10−3、10−4、10−5の接続部は、光ファイバ接続部として機能する。
光分岐器40−1と同様の光分岐部器40−2を用いて、マルチコア光ファイバ10−1のコア10−1bからの出射光を更に分岐し、別のコア数M=4であるマルチコア光ファイバ10−2のコア10−2a、10−2b、10−2c、10−2dへと光波を入射させる。コア10−2a、10−2b、10−2c、10−2dは、伝搬する光信号を、それぞれ受信器60−4、60−3、60−5、60−6に出射する。
また、コア10−1a、10−1c、10−1dは、伝搬する光信号を光分岐器40−2へ出射する。また、光分岐器40−2は、コア10−1aから入射した光信号を4つに分岐してマルチコア光ファイバ10−3に出射し、コア10−1cから入射した光信号を4つに分岐してマルチコア光ファイバ10−4に出射し、コア10−1dから入射した光信号を4つに分岐してマルチコア光ファイバ10−5に出射する。
マルチコア光ファイバ10−3の各コアは、伝搬する光を受信器60−7、60−8、60−9、60−10に出射し、マルチコア光ファイバ10−4の各コアは、伝搬する光を受信器60−11、60−12、60−13、60−14に出射する。また、マルチコア光ファイバ10−5の各コアは、伝搬する光を受信器60−15、60−16、60−17、60−18に出射する。ただし、マルチコア光ファイバ10−5にはアド・ドロップ30−2が挿入されているので、アド・ドロップ30−2は、コア10−5dを伝搬する光信号を、単一コア光ファイバ20−4を介して入射した光信号と入れ替える。
アド・ドロップ30−2とマルチコア光ファイバ10−5の接続部はマルチコアファイバ接続部として機能する。また、アド・ドロップ30−2と単一コア光ファイバ20―3との接続部は、第1の光ファイバ接続部として機能し、アド・ドロップ30−2と単一コア光ファイバ20―4との接続部は、第2の光ファイバ接続部として機能する。アド・ドロップ30−2は、コア10−5dを伝搬する光信号を、単一コア光ファイバ20−3に出射して受信器60−2に受信させ、送信器50−6から単一コア光ファイバ20−4を介して入射した光信号をコア10−5dから出射させる。
これにより1つの送信器50−1の光信号を空間的にNxM=16に分岐して伝搬することができる。このシステムではNxMの受信器に対して1つの送信器を共有するため低コストでシステム構築できるうえ、マルチコア光ファイバを用いることによりN+1本の光ファイバのみで構成されるため光配線を容易かつ効率的に行うことができる。
(実施形態7)
図12は実施形態7に係る光分岐器40の構造例を示す。本実施形態に係る光分岐器40は、実施形態1で説明した光分岐器40、実施形態6で説明した光分岐器40−1及び40−2として機能する。図12における光分岐器40は、ビームスプリッタ42−1、42−2及び42−3、ミラー41−1及び41−2の空間光結合器を備える。ビームスプリッタ42−1、42−2及び42−3、ミラー41−1及び41−2は、一体として光回路として機能する。
単一コア光ファイバ43は光ファイバ接続部に相当し、マルチコア光ファイバ44はマルチコアファイバ接続部に相当する。また、本実施形態に係る単一コア光ファイバ43及びマルチコア光ファイバ44は、それぞれ図3に示した光ファイバ接続部39−1及びマルチコアファイバ接続部34−2をさらに備えてもよい。その際、単一コア光ファイバ43は、図3の単一コア光ファイバ33−1に相当し、マルチコア光ファイバ44は、図3のマルチコア光ファイバ32−2に相当する。
ビームスプリッタ42−1、42−2及び42−3は、単一コア光ファイバ43より出力された単一の光線の光路40−L1を複数に分岐する。ミラー41−1及び41−2は、ビームスプリッタ42−1、42−2及び42−3で分岐された光の光路を調整し、マルチコア光ファイバ44の各コアへ光波を入射する。例えば、図12に示した構造では、単一コア光ファイバ43の光路が40−L1である出射光をビームスプリッタ42−1により2分岐し、分岐された各光波をミラー41−1及び41−2により光路を調整する。調整後の光路が40−L2及び40−L3である。
後段に設置した2つのビームスプリッタ42−2及び42−3により光路40−L2及び40−L3の光波をそれぞれ2分岐することによって全体で40−L4、40−L5,40−L6及び40−L7の4つに分岐する。光路40−L4、40−L5,40−L6、40−L7を伝搬する光を、それぞれコア44a、44b、44d、44cに入射させる。空間光結合器を用いた光分岐器40は、ビームスプリッタやミラーを任意の位置に設置し光路を柔軟に変更できることから、マルチコア光ファイバにおいて様々なコア配置に対応し設計でき、好ましい。
(実施形態8)
図13に実施形態8に係る光分岐器40の構造例を示す。本実施形態に係る光分岐器40は、実施形態1で説明した光分岐器40、実施形態6で説明した光分岐器40−1及び40−2として機能する。
図13における光分岐器40は、光導波路45−1及び45−2を有し、光導波路基板上で分岐導波路を形成することによって所望の分岐数に分岐する。光導波路45−1及び45−2は光回路として機能する。例えば、図13に示した構造では、垂直方向に2分岐導波路を有する光導波路45−1により、単一コア光ファイバ20(図示せず)から出射された光を端部45−1a_INに入射し、光を45−1aと45−1bの2つの光路に分岐する。端部45−1a_INは、光ファイバ接続部として機能し、端部45−1a_OUT、45−2a_OUT、45−1b_OUT及び45−2b_OUTは一体としてマルチコアファイバ接続部として機能する。この光導波路45−1の後段に、水平方向に分岐導波路を有する光導波路を積層した積層光導波路45−2を接続し、前段の光導波路45−1において45−1aと45−1bの2つの光路に分岐した光波を、さらにそれぞれ2分岐する。
光路45−1aを伝搬する光は光路45−1aと光路45−2aを伝搬する光に分岐され、光路45−1aと光路45−2aを伝搬する光はそれぞれ、端部45−1a_OUT、45−2a_OUTから出射する。また、光路45−1bを伝搬する光は、光路45−1bと光路45−2bを伝搬する光に分岐され、光路45−1bと光路45−2bを伝搬する光はそれぞれ、端部45−1b_OUT、45−2b_OUTから出射する。端部45−1a_OUT、45−2a_OUT、45−1b_OUT、45−2b_OUTから出射する光のそれぞれは、マルチコア光ファイバ10(図示せず)が有するコアと光結合する。
そのため、光路45−1aに入射した光は全体として4分岐しマルチコア光ファイバへ接続する。一般的な光導波路は平面上に導波路を形成することから、単一コア光ファイバ20と2次元的にコアが配置されるマルチコア光ファイバ10とを接続することはできない。しかし、図13のように積層光導波路45−2と90度回転した光導波路45−1とを接続した光導波路を用いることにより、単一コア光ファイバ20からマルチコア光ファイバ10への分岐接続を実現することができる。光導波路を用いた光分岐器40は、非常に低損失で光分岐を実現できるとともに、光導波路と光ファイバを比較的低損失で接続できることから、低損失な光分岐器40を実現でき好ましい。
(実施形態9)
図14に、実施形態9に係る光分岐器40の構造例を示す。本実施形態に係る光分岐器40は、実施形態1で説明した光分岐器40、実施形態6で説明した光分岐器40−1及び40−2として機能する。
図14における光分岐器40は、多角錐状に研磨されたレンズ46を備える。レンズ46は光回路として機能し、入射した光を分岐する。本実施形態では、単一コア光ファイバ43は光ファイバ接続部に相当し、マルチコア光ファイバ44はマルチコアファイバ接続部に相当する。また、本実施形態に係る単一コア光ファイバ43及びマルチコア光ファイバ44は、それぞれ図3に示した光ファイバ接続部39−1及びマルチコアファイバ接続部34−2をさらに備えてもよい。その際、単一コア光ファイバ43は、図3の単一コア光ファイバ33−1に相当し、マルチコア光ファイバ44は、図3のマルチコア光ファイバ32−2に相当する。
単一コア光ファイバ43の光路40−L1を伝搬する光は、N角錐状に研磨されたレンズ46により、N個の光路に分岐する。レンズ46での光の分岐数は任意である。図14では、単一コア光ファイバ43を出射した光路が40−L1である信号光は、レンズ46により光路が40−L2、40−L3、40−L4及び40−L5である4つの信号光に分岐される。レンズ46の多角錐の確度、レンズ長、レンズと単一コア光ファイバ43の間の距離を調節することで分岐された光波の間隔を調節し、所望のマルチコア光ファイバ44に低損失で接続でき、小型な光分岐器40を実現でき好ましい。
(実施形態10)
図15に、実施形態10に係る光分岐器40の構造例を示す。本実施形態に係る光分岐器40は、実施形態1で説明した光分岐器40、実施形態6で説明した光分岐器40−1及び40−2として機能する。本実施形態に係る光分岐器40は、溶融延伸マルチコア光ファイバ47を備える。溶融延伸マルチコア光ファイバ47は、入射した光を分岐する。
本実施形態では、単一コア光ファイバ43は光ファイバ接続部に相当し、溶融延伸マルチコア光ファイバ47のマルチコア部47−3において、コア47−3a、47−3b、47−3c、47−3dが表出する面はマルチコアファイバ接続部として機能する。ただし、マルチコア光ファイバの端部を溶融延伸マルチコア光ファイバ47とする場合には、マルチコア部47−3がマルチコアファイバ接続部として機能する。
図15における溶融延伸マルチコア光ファイバ47は、マルチコア光ファイバの一端がテーパー状に溶融延伸されており、その一端は単一コア状の単一コア部47−1となるように形成される。このコア47−1aが表出する溶融延伸マルチコア光ファイバ47の一端である単一コア部47−1と、単一コア光ファイバ43の接続点では、単一コア光ファイバ43の出射光を光路40−L1を通して、コア47−1aから効率よく溶融延伸マルチコア光ファイバ47に入射することができる。またテーパー状の溶融延伸部47−2では、緩やかに単一コア光ファイバの形状である単一コア部47−1からマルチコア光ファイバのコア形状であるマルチコア部47−3に変形するため、入射された光波は各コアへ低損失に伝搬される。
溶融延伸部47−2は加熱または放電を行いながらマルチコア光ファイバを引っ張ることで形成できることから容易に作成でき、テーパー導波路は空間系や光導波路と比較して波長依存性が小さいことから広波長域な光分岐器40を実現でき、好ましい。溶融延伸マルチコア光ファイバ47を用いることで、単一コア光ファイバ43の出射光を溶融延伸マルチコア光ファイバ47のコア47−3a、47−3b、47−3c、47−3dへ効率よく分岐することができる。
(実施形態11)
図16に、実施形態11に係るマルチコア光ファイバ伝送システムの構成例を示す。本実施形態に係るマルチコア光ファイバ伝送システムでは、送信器50と、光分岐器40と、マルチコア光ファイバ10と、受信器60とを備える。光分岐器40は、本実施形態に係る光合分岐結合器の一例であり、入射した光を分岐して出射する。本実施形態は、図11に示した実施形態6から光分岐器40−1及びマルチコア光ファイバ10−2を省略した構成である。マルチコア光ファイバ10は、第1のマルチコアファイバとして機能する。
図16では、光分岐器40は、光ファイバ(図示せず)を伝搬した送信器50の出力信号を、光路40−L1、40−L2、40−L3及び40−L4の4つの光路を通る光に分岐する。光分岐器40と光ファイバの接続部は、光ファイバ接続部として機能する。コア数Nのマルチコア光ファイバ10のコア10a、10b、10c及び10dは、入射した光路40−L1、40−L2、40−L3及び40−L4の光を伝搬し、マルチコア光ファイバの各コアからの出力信号を受光器60が一括で受光する。光分岐器40が、光路40−L1、40−L2、40−L3及び40−L4を出射する部分は、マルチコアファイバ接続部として機能する。そのため、コア10a、10b、10c及び10dに同じ信号が伝搬し、全コアを1つの経路とみなすことができる。
図17に、本実施形態に係るマルチコア光ファイバ伝送システムの他の構成例を示す。本実施形態の他の構成例に係るマルチコア光ファイバ伝送システムは、送信器50と、マルチコア光ファイバ10と、受信器60とを備える。図17の本実施形態の他の構成例は、図16に示した本実施形態の構成例から光分岐器40を省略した構成である。
送信器50は、入力部51と、TDM(Time Division Multiplexing)分離部52と、LD(Laser Diode)53とを備える。入力部51は、伝送する信号を生成して、電気信号としてTDM分離部52に入力する。TDM分離部52は、入力部51から入力された電気信号を、マルチコア光ファイバ10が有するコアの数に応じて、時間分割多重伝送できるように分岐、分離して出力する。LD53は、TDM分離部52から入力された電気信号を光に変換して、マルチコア光ファイバ10の各コアに入力する。
受信器60は、PD(Photo Diode)61と、TDM復号部62と、出力部63とを備える。PD61はマルチコア光ファイバ10の各コアから出力された光を電気信号に変換する。TDM復号部62は、PD61が出力した時分割多重伝送された電気信号を合成して、伝送された信号を復号して出力する。出力部63は、TDM復号部62から出力された電気信号を、任意の形式に変換して出力する。
マルチコア光ファイバ10と、送信器50と、受信器60を用いて、図17に示すように並列伝送を行い、送信器50及び受信器60においてMUX/DEMUX処理を行うことにより、各コアの信号速度のN倍の高速伝送を行うことができる。この場合、各コアには異なる信号が伝搬し、マルチコア光ファイバ10の中を各信号が並列伝送することとなる。その際、マルチコア光ファイバ10は、アド・ドロップ30又は光分岐器40を有してもよい。
本実施形態に係るマルチコア光ファイバ伝送システムでは、例えば、それほど高速なネットワークシステムが要求されない時期において、図16のシステム構成により、安価なマルチモード送受信器を用いてシステム構築を行う。その後、高速なネットワークシステムが必要になった際に、同じマルチコア光ファイバ10をそのまま用いて、送受信器のみを変更し図17の構成にするだけで、高速な通信システムへのアップグレードを実現できる。
このように、本実施形態に係る図16及び図17の構成によれば、マルチコア光ファイバ10を端末間に敷設することで、端末のみの変更によって必要な通信容量を実現するネットワークシステムを構築できるため、ネットワークシステムの変更ごとの光配線の敷設・変更等が生じず、好ましい。なお、本実施形態に係る図16及び図17における光分岐器40には、図12〜図15で説明した光分岐器40を用いることにより、単一の送信器50からマルチコア光ファイバ10の複数のコアへ光波を入射することができる。
(実施形態12)
図18に実施形態12に係る光分岐器40の構造例を示す。本実施形態に係る光分岐器40は、実施形態1で説明した光分岐器40、実施形態6で説明した光分岐器40−1及び40−2、実施形態11で説明した光分岐器40として機能する。
本実施形態に係る光分岐器40は、溶融延伸マルチコア光ファイバ48を備える。溶融延伸マルチコア光ファイバ48は、マルチモードコア部48−1で表出するコア48−1aから入射された光信号を、低損失で溶融延伸部48−2及びマルチコア部48−3を伝搬させ、マルチコア部48−3で表出するコア48−3a、48−3b、48−3c、48−3dから光信号を出射する。
ここで、マルチモードコア部48−1のうちコア48−1aが表出する部分は光ファイバ接続部として機能し、マルチコア部48−3のうちコア48−3a、48−3b、48−3c、48−3dが表出する部分はマルチコアファイバ接続部として機能し、溶融延伸部48−2は光回路として機能する。
ここで、マルチモード光ファイバの端部をマルチモードコア部48−1とする場合には、マルチモードコア部48−1は光ファイバ接続部として機能する。また、マルチコア光ファイバの端部をマルチコア部48−3とする場合には、マルチコア部48−3はマルチコアファイバ接続部として機能する。
ここで、コア48−1aから入射する光信号を出力する送信器50がマルチモード光源の場合、電界分布が通常の単一モード光ファイバを伝搬する単一モード光に比べて広がっており、送信器50と光分岐器40との接続損失の増加が懸念される。そのため、例えば図18の溶融延伸マルチコア光ファイバ48のように、マルチモードコア部48−1とマルチコア部48−3との接続点において、テーパー状の溶融延伸部48−2を設けて接続する。これにより光波が光ファイバの中心付近に集中し、マルチモードコア部48−1から、マルチコア部48−3に効率よく光波を入射できるため、接続損失を改善でき効率的に光波を入射できる。
本発明の光合分岐結合器及びマルチコア光ファイバ伝送システムは、通信産業に適用することができる。
10、10−1、10−2、10−3、10−4、10−5:マルチコア光ファイバ
10a、10b、10c、10d、10−1a、10−1b、10−1c、10−1d、10−2a、10−2b、10−2c、10−2d、10−5a、10−5b、10−5c、10−5d:コア
20、20−1、20−2、20−3、20−4:単一コア光ファイバ
30、30−1、30−2:アド・ドロップ
30−F1、30−F2、30−F3、30−F4、30−F5:光ファイバ
30−F4E、30−F5E:端部
30−L1、30−L2、30−L3、30−L4、30−L5:光路
31:光回路
31a、31b、31c、31d、31e:光導波路
32、32−1、32−2:マルチコア光ファイバ
32−1a、32−1b、32−1c、32−1d、32−2a、32−2b、32−2c、32−2d:コア
33−1、33−2:単一コア光ファイバ
33−1a、33−2a:コア
34、34−1、34−2、34−3、34−4:マルチコアファイバ接続部
34a:フェルール
34a−1、34a−2、34a−3、34a−4:溝
34b:スリーブ
34b−1:突起
34c:フェルール
34c−1、34c−2、34c−3、34c−4:溝
34−m1、34−m2、34−m3、34−m4、34−m5、34−m6、34−m7、34−m8:溝
35:GRINレンズ
36:コリメートレンズ
37:ミラー
38:一端の角が研磨された光ファイバ
39、39−1、39−2:光ファイバ接続部
40、40−1、40−2:光分岐器
40−L1、40−L2、40−L3、40−L4、40−L5,40−L6、40−L7:光路
41−1、41−2:ミラー
42−1、42−2、42−3:ビームスプリッタ
43:単一コア光ファイバ
44:マルチコア光ファイバ
44a、44b、44c、44d:コア
45−1、45−2:光導波路
45−1a、45−1b、45−2a、45−2b:光路
45−1a_IN:端部
45−1a_OUT、45−1b_OUT、45−2a_OUT、45−2b_OUT:端部
46:レンズ
47:溶融延伸マルチコア光ファイバ
47−1:単一コア部
47−1a:コア
47−2:溶融延伸部
47−3:マルチコア部
47−3a、47−3b、47−3c、47−3d:コア
48:溶融延伸マルチコア光ファイバ
48−1:マルチモードコア部
48−1a:コア
48−2:溶融延伸部
48−3:マルチコア部
48−3a、48−3b、48−3c、48−3d:コア
50、50−1、50−2、50−3、50−4、50−5、50−6:送信器
51:入力部
52:TDM分離部
53:LD
60、60−1、60−2、60−3、60−4、60−5、60−6、60−7、60−8、60−9、60−10、60−11、60−12、60−13、60−14、60−15、60−16、60−17、60−18:受信器
61:PD
62:TDM復号部
63:出力部

Claims (6)

  1. 複数のコアを有するマルチコアファイバが接続されるマルチコアファイバ接続部と、
    前記マルチコアファイバの各コアからの光が入射され、前記複数のコアの少なくともいずれかかからの光を分岐又は結合する光回路と、
    前記マルチコアファイバとは異なる光ファイバが接続されかつ前記光回路を通過した少なくとも一部の光を出射する光ファイバ接続部と、
    を備える光合分岐結合器。
  2. 複数のコアを有するマルチコアファイバが接続されるマルチコアファイバ接続部と、
    単一のコアを有する第1の光ファイバが接続される第1の光ファイバ接続部と、
    単一のコアを有する第2の光ファイバが接続される第2の光ファイバ接続部と、
    前記マルチコアファイバ接続部に接続された前記マルチコアファイバの各コアからの光が入射され、前記複数のコアのうちの特定のコアからの光を前記第1の光ファイバへ出射し、前記第2の光ファイバから出射された光を前記特定のコアへ入射させる光回路と、
    を備える光合分岐結合器。
  3. 前記マルチコアファイバ接続部は、
    周方向の中心に前記マルチコアファイバが配置可能であり、前記マルチコアファイバに備わる前記複数のコアに対して一定の相対位置に溝を有し、前記マルチコアファイバの周方向に回転可能なフェルールと、
    前記光回路の光路に対して前記一定の相対位置に、前記溝と填めあわせることの可能な突起を有するスリーブと、
    を備え、
    前記フェルールに配置された前記マルチコアファイバに備わる各コアからの光が、前記フェルールの回転角度に応じ、前記光回路の異なる光路に入射する、
    請求項1又は2の光合分岐結合器。
  4. 複数のコアを備え、第1の複数の光信号を、光信号ごとに異なるコアで伝搬する第1のマルチコアファイバと、
    前記第1のマルチコアファイバが備える前記複数のコアの少なくともいずれかの伝搬した光信号を第2の複数の光信号に分岐する請求項1又は請求項1を引用する請求項3に記載の光合分岐結合器と、
    複数のコアを備え、前記光合分岐結合器で分岐された前記第2の複数の光信号を光信号ごとに異なるコアで伝搬する第2のマルチコアファイバと、
    を備えるマルチコア光ファイバ伝送システム。
  5. 1つの送信器から送信された光信号を分岐して前記第1の複数の光信号を生成する光分岐器をさらに備える、
    請求項4に記載のマルチコア光ファイバ伝送システム。
  6. 受信器に接続された単一のコアを有する第1の光ファイバと、
    送信器に接続された単一のコアを有する第2の光ファイバと、
    複数のコアを備え、複数の光信号を光信号ごとに異なるコアで伝搬するマルチコアファイバと、
    前記複数のコアのうちの特定のコアからの光信号を前記第1の光ファイバへ分離し、前記第2の光ファイバからの光信号を前記特定のコアへ結合する請求項2又は請求項2を引用する請求項3に記載の光合分岐結合器と、
    を備えるマルチコア光ファイバ伝送システム。
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