JP2016056649A - ドアロックシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子キーの存否を確認する必要無しに荷室内に電子キーが閉じ込められてしまうことを防止する。【解決手段】ドアロックシステム10の荷室は、車両の室内とは独立して区画されている。ボンネットは、荷室を開閉する。ドアロックユニット39は、ボンネットとは独立して車両ドアをロックする。車両制御部44は、利用者が携帯する電子キー11との所定の通信が行われたことによってドアロックユニット39を駆動制御する。開放検知部36は、ボンネットが開放状態であることを検知する。車両制御部44は、開放検知部36によりボンネットが開放状態であることが検知されている場合には、所定の通信が行われた場合でも、ドアロックユニット39をアンロック状態からロック状態に制御することを禁止する。【選択図】図1

Description

この発明は、ドアロックシステムに関する。
従来、電子キーシステムを備えた車両において、携帯機が応答する電波を発信する発信機をトランク内に設置し、トランクが解錠状態から施錠状態に変化した場合に発信機からトランク内に電波を発信する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術において、携帯機は、発信機から発信される電波を受信すると識別情報を含む信号を応答するので、制御部は、携帯機からの応答の有無に基づいてトランク内に携帯機が閉じ込められたことを検知する。制御部は、車内に携帯機が存在せず、かつ、携帯機がトランク内に閉じ込められたことを検知した場合には、電気的処理(警報やトランクの開放等)を行う。
特開2006−77408号公報
しかしながら、上記従来の技術においては、トランク内に発信機を設置するための十分なスペースを確保することが困難な場合には、トランク内に直接電波を発信して携帯機の存否を確認することができないという問題がある。また、MR車のように、ボンネットがトランクとなる場合、機構上、電磁的にフードを開放するポップアップ機構を設けることが困難であるという問題がある。
ところで、トランク内への携帯機の閉じ込めは、車両のドアが全てロックされた状態でトランクのみが開放されているときに、携帯機をトランク内に置いたままトランクを閉めてしまい、トランクを開ける手法が無くなるといった状況で発生する。トランクは通常、車内に設置されたトランク開放レバーの操作、携帯機のボタン操作、トランク外側に設けられたスイッチを操作した際にトランク外側に存在する正規の携帯機との通信を行うこと、のいずれかによってのみ開放することができる。このため、一度トランクを閉じてしまうと、いずれかの操作を行わないとトランクを開放することができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電子キーの存否を確認する必要無しに荷室内に電子キーが閉じ込められてしまうことを防止することが可能なドアロックシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係るドアロックシステムは、車両の室内(例えば、実施形態での室内31)とは独立して区画された荷室(例えば、実施形態での荷室32)と、該荷室を開閉するフード(例えば、実施形態でのボンネット33)と、該フードとは独立して前記車両のドア(例えば、実施形態での車両ドア38)をロックするドアロック機構(例えば、実施形態でのドアロックユニット39)と、利用者が携帯する電子キー(例えば、実施形態での電子キー11)との所定の通信が行われたことによって前記ドアロック機構を駆動制御する制御手段(例えば、実施形態での車両制御部44)と、を備えるドアロックシステムであって、前記フードが開放状態であることを検知する開放検知手段(例えば、実施形態での開放検知部36)を備え、前記制御手段は、前記開放検知手段により前記フードが開放状態であることが検知されている場合には、前記所定の通信が行われた場合でも、前記ドアロック機構をアンロック状態からロック状態に制御することを禁止する。
(2)上記(1)に記載のドアロックシステムは、前記車両の外部に対して報知を行う報知手段(例えば、実施形態でのスピーカ40、インジケータ41)を備え、前記制御手段は、前記ドアロック機構をアンロック状態からロック状態に制御することを禁止した際に、前記報知手段を駆動させる。
(3)上記(2)に記載のドアロックシステムは、前記車両のドア近傍に配置されるロックセンサ(例えば、実施形態でのロックセンサ37)を備え、前記電子キーは、前記ロックセンサが操作された場合に送信される所定の信号を受信することで所定の応答信号を返信し、前記制御手段は、前記応答信号を受信した場合に前記所定の通信が行われたことを検知するとともに、当該所定の通信が行われた場合にのみ、前記報知手段を駆動させる。
(4)上記(3)に記載のドアロックシステムでは、前記荷室は、前記車両の室内よりも車両前後方向の前方側に位置し、前記フードは、前記車両の室内に設けられるレバー(例えば、実施形態での操作レバー34)の操作により機械的に開放可能なボンネット(例えば、実施形態でのボンネット33)である。
上記(1)に記載の態様に係るドアロックシステムによれば、フードが開放状態であればドアロック機構をアンロック状態からロック状態に制御することを禁止する制御手段を備えるので、フードが閉じられたとしても再び開放することができる。これにより電子キーとの通信により荷室内における電子キーの存否を確認することなく、荷室内に電子キーを閉じ込む可能性がある状況の発生そのものを防止することができる。システムの構成に要する費用が嵩むことを防止し、荷室内に対して通信を行なう通信機などの特別な構成の搭載に要するスペースを必要とせずに、低コストかつ省スペースで効果的に電子キーの閉じ込めを防止することができる。
さらに、上記(2)の場合、ドアロック機構をアンロック状態からロック状態に制御することを禁止した際に報知を行なう制御手段を備えるので、ドアロック機構をロックできない状況であることを利用者に的確に認識させることができる。
さらに、上記(3)の場合、ロックセンサの操作に応じた所定の信号を受信する電子キーとの所定の通信が行われたことを検知したとき、即ち通信範囲に電子キーが存在し、ロック状態にできる場合にのみ報知手段を駆動させるため、車両に搭載されるバッテリの浪費を防止しつつ、効果的に報知を行うことができる。
さらに、上記(4)の場合、車両のフロント側に配置されるボンネット内が荷室となる車両において、ボンネットに関連する従来の構成を変更する必要がないため、低コストかつ省スペースで効果的に電子キーの閉じ込めを防止することができる。
本発明の実施形態に係るドアロックシステムの構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係るドアロックシステムのロックセンサ、操作レバー、ボンネットラッチ、および車両制御部を模式的に示す図。 本発明の実施形態に係るドアロックシステムの動作を示すフローチャート。
以下、本発明の一実施形態に係るドアロックシステムについて添付図面を参照しながら説明する。
実施形態によるドアロックシステム10は、図1に示すように、車両1の電子キー11と、車両1に搭載される車載システム12と、を備えている。
電子キー11は、車両1の運転者が所持する通信端末である。電子キー11は、車載システム12との間で無線通信を行う。電子キー11は、例えば、車載システム12から送信されるリクエスト信号に応答する応答信号、および所定の車載機器の作動を指示する信号などを、固有の識別情報とともに送信する。所定の車載機器の作動は、車両1の駆動源(内燃機関またはモータなど)の始動または停止、および後述する車両1のドアロックユニット39の駆動による車両ドア38の施錠または解錠などである。
電子キー11は、通信部21、操作スイッチ22、および制御部23を備えている。
通信部21は、後述する車両通信部42との間で無線通信を行なう。
操作スイッチ22は、操作者の入力操作を受け付けて、所定の車載機器の作動を指示する指令信号を出力する。
制御部23は、電子キー11の動作を統括的に制御する。
制御部23は、車両通信部42から送信されるリクエスト信号を通信部21が受信した場合に、このリクエスト信号が正規のリクエスト信号であるか否かを判定する。制御部23は、受信したリクエスト信号が正規のリクエスト信号であると判定すると、このリクエスト信号に対する応答として固有の識別情報を有する応答信号を車両通信部42に送信することを通信部21に指示する。制御部23は、操作スイッチ22から指令信号が出力されると、この指令信号を車両通信部42に送信することを通信部21に指示する。
車載システム12は、図2に示すように、車両1の室内31とは独立して区画された荷室32と、荷室32を開閉するボンネット33と、室内31に設けられる操作レバー34にワイヤー34aによって機械的に接続されるボンネットラッチ35と、を備えている。
荷室32は、車両1の室内31よりも車両前後方向の前方側に配置されている。
ボンネットラッチ35は、操作レバー34が操作されていない場合には、荷室32を閉じるボンネット33を機械的に保持する。ボンネットラッチ35は、操作レバー34が操作された場合には、ボンネット33を機械的に開放する。
車載システム12は、ボンネット33の開放状態を機械的に検知する開放検知部36と、ドアロックユニット39の駆動による車両ドア38の施錠を指示する指令信号を出力するロックセンサ37と、を備えている。開放検知部36およびロックセンサ37は、後述する車両制御部44に接続されている。
開放検知部36は、例えばボンネットラッチ35の周辺などに配置される機器式スイッチである。開放検知部36は、ボンネット33が開放状態であることを示す信号を車両制御部44に出力する。
ロックセンサ37は、例えば車両ドア38の周辺に配置されるタッチスイッチまたは機械式スイッチなどである。ロックセンサ37は、操作者の入力操作を受け付けて、ドアロックユニット39の駆動による車両ドア38の施錠または解錠を指示する指令信号を車両制御部44に出力する。
車載システム12は、ドアロックユニット39と、スピーカ40と、インジケータ41と、を備えている。
ドアロックユニット39は、ボンネットラッチ35によるボンネット33の開放または閉鎖とは独立して、車両ドア38を解錠または施錠する。ドアロックユニット39は、車両ドア38の解錠または施錠を行なうドアロック機構(図示略)と、車両制御部44により制御されてドアロック機構を駆動するドアロックアクチュエータ(図示略)とを備えている。
スピーカ40は、車両制御部44により制御されて所定の警報音または警報音声を出力する。
インジケータ41は、車両制御部44により制御されて所定の警報表示を行なう。
車載システム12は、車両通信部42と、バッテリ43と、車両制御部44と、を備えている。
車両通信部42は、電子キー11との間で無線通信を行う。
バッテリ43は、車載システム12において電力供給を行なう。
車両制御部44は、車載システム12を統括的に制御する。
車両制御部44は、車両1の外部において車両ドア38の周辺領域に設けられる所定のエントリー領域に所定のタイミングでリクエスト信号を送信することを車両通信部42に指示する。所定のタイミングは、例えば、全ての車両ドア38が閉状態においてロックセンサ37が操作されたときなどである。車両制御部44は、このリクエスト信号に応答して電子キー11から送信される応答信号が車両通信部42によって受信されると、電子キー11との所定の通信が行われたと判定する。車両制御部44は、電子キー11との所定の通信が行われたと判定すると、開放検知部36の検知結果に応じてドアロックユニット39を制御する。車両制御部44は、開放検知部36によりボンネット33が開放状態であることが検知されていない場合には、ドアロックユニット39の駆動による車両ドア38の施錠(ドアロック)を許可する。車両制御部44は、開放検知部36によりボンネット33が開放状態であることが検知されている場合には、ドアロックユニット39の駆動による車両ドア38の施錠を禁止する。車両制御部44は、ドアロックユニット39の駆動による車両ドア38の施錠を禁止する場合には、少なくともスピーカ40およびインジケータ41の何れかによって、車両ドア38の施錠禁止を報知する。
実施形態によるドアロックシステム10は上記構成を備えており、次に、このドアロックシステム10の動作の一例について説明する。
先ず、車両制御部44は、電子キー11との所定の通信が行われたか否かを判定する(ステップS01)。
この判定結果が「NO」の場合、車両制御部44は、処理をエンドに進める(ステップS01のNO側)。
一方、この判定結果が「YES」の場合、車両制御部44は、処理をステップS02に進める(ステップS01のYES側)。
次に、車両制御部44は、車両1の全ての車両ドア38が閉状態であるか否かを判定する(ステップS02)。
この判定結果が「NO」の場合、車両制御部44は、処理をエンドに進める(ステップS02のNO側)。
一方、この判定結果が「YES」の場合、車両制御部44は、処理をステップS03に進める(ステップS02のYES側)。
次に、車両制御部44は、車両1の電源ポジションがオフであるか否かを判定する(ステップS03)。
この判定結果が「NO」の場合、車両制御部44は、処理をステップS04に進める(ステップS03のNO側)。
一方、この判定結果が「YES」の場合、車両制御部44は、処理をステップS05に進める(ステップS03のYES側)。
そして、車両制御部44は、少なくともスピーカ40およびインジケータ41の何れかによって、車両1の電源ポジションがオンであることを報知する警報を出力する。そして、処理をエンドに進める(ステップS04)。
次に、車両制御部44は、ボンネット33が開放状態であるか否かを判定する(ステップS05)。
この判定結果が「NO」の場合、車両制御部44は、処理をステップS06に進める(ステップS05のNO側)。
一方、この判定結果が「YES」の場合、車両制御部44は、処理をステップS07に進める(ステップS05のYES側)。
そして、車両制御部44は、車両ドア38の施錠(ドアロック)を許可し、ドアロックユニット39の駆動により車両ドア38を施錠する。そして、処理をエンドに進める(ステップS06)。
そして、車両制御部44は、車両ドア38の施錠(ドアロック)を禁止する(ステップS07)。
そして、車両制御部44は、少なくともスピーカ40およびインジケータ41の何れかによって、車両ドア38の施錠禁止を報知する。そして、処理をエンドに進める(ステップS08)。
車両1停止時に運転者が、例えば、車両1のイグニッションをオフとし、操作レバー34によってボンネット33を開放し、電子キー11を所持しながら車両1から降車した場合、車両制御部44は、車両ドア38を解錠から施錠に制御することを禁止する。
したがって、運転者が電子キー11またはロックセンサ37の操作によって車両ドア38の施錠を指示したとしても、車両ドア38は解錠状態に維持される。
また、運転者が降車後に電子キー11を荷室32に入れたままボンネット33を閉じた後にロックセンサ37の操作によって車両ドア38の施錠を指示したとしても、電子キー11が所定のエントリー領域外に存在するので、電子キー11との所定の通信は行われず、車両ドア38は解錠状態に維持される。
車両ドア38が解錠状態であれば、運転者は、ボンネット33を閉じたとしても室内31の操作レバー34によって再びボンネット33を開放することができる。
上述したように、実施形態によるドアロックシステム10によれば、ボンネット33が開放状態であれば車両ドア38を解錠から施錠に制御することを禁止する車両制御部44を備えるので、ボンネット33が閉じられたとしても室内31の操作レバー34によって再び開放することができる。これにより電子キー11との通信により荷室32内における電子キー11の存否を確認することなく、荷室32内に電子キー11を閉じ込む可能性がある状況の発生そのものを防止することができる。例えば荷室32内に対して通信を行なう通信機および電気的に動作するボンネット33のラッチ機構などの特別な構成を必要とせずに、システムの構成に要する費用および搭載スペースが増大することを防止し、低コストかつ省スペースで効果的に電子キーの閉じ込めを防止することができる。
さらに、車両ドア38を解錠から施錠に制御することを禁止した際に報知を行なう車両制御部44を備えるので、ドアロックユニット39の駆動により車両ドア38を施錠できない状況であることを利用者に的確に認識させることができる。
さらに、ロックセンサ37の操作に応じた所定の信号を受信する電子キー11との所定の通信が行われたことを検知したとき、即ち通信範囲に電子キー11が存在し、ロック状態にできる場合にのみ報知を行なうため、車両1に搭載されるバッテリ43の浪費を防止しつつ、効果的に報知を行うことができる。
さらに、車両1のフロント側に配置されるボンネット33内が荷室32となる車両1において、ボンネット33に関連する従来の構成を変更する必要がないため、低コストかつ省スペースで効果的に電子キー11の閉じ込めを防止することができる。
以下、上述した実施形態の変形例について説明する。
上述した実施形態において、車両制御部44は、ロックセンサ37が操作されたときのリクエスト信号を受信した電子キー11からの応答信号が車両通信部42によって受信された場合に電子キー11との所定の通信が行われたと判定したが、これに限定されない。
車両制御部44は、例えば、オートロック機能を有する場合には、車両通信部42による応答信号の受信が途切れた場合(つまり、電子キー11が車両1から所定距離以上離れた場合)に電子キー11との所定の通信が行われたと判定してもよい。オートロック機能を有する車両制御部44は、車両1のイグニッションがオフかつ全ての車両ドア38が閉状態の場合に、車両1の外部の所定領域に所定タイミングで繰り返してリクエスト信号を送信する。車両制御部44は、リクエスト信号に応答する電子キー11からの応答信号が車両通信部42によって受信される状態から、応答信号が車両通信部42によって受信されない状態へと変化した場合に電子キー11との所定の通信が行われたと判定する。車両制御部44は、電子キー11との所定の通信が行われたと判定すると、開放検知部36の検知結果に応じてドアロックユニット39を制御する。
この変形例によれば、車両制御部44がオートロック機能、つまり電子キー11が車両1から所定距離以上離れた場合に車両ドア38を自動的に施錠する機能を有する場合であっても、荷室32内に電子キー11を閉じ込む可能性がある状況の発生そのものを防止することができる。
上述した実施形態において、電子キー11は、車両1から送信されるリクエスト信号に対する応答として固有の識別情報を有する応答信号を送信するとしたが、これに限定されない。
電子キー11は、例えば、リクエスト信号に対して応答する機能を有していなくてもよい。車両制御部44は、例えば、電子キー11の操作スイッチ22から車両ドア38の施錠を指示する信号が出力され、この信号が通信部21を介して車両通信部42に受信された場合に電子キー11との所定の通信が行われたと判定する。この場合、車両制御部44は、車両1の内部および外部を含む領域において少なくとも室内31内全域以外の領域を所定のエントリー領域として、この所定のエントリー領域内の電子キー11から送信される信号に対して判定を行なう。
さらに、車載システム12は、例えば、電気的に動作するボンネットラッチ35を備えてもよい。車両制御部44は、電子キー11の操作スイッチ22からボンネット33の開放(つまり荷室32の開放)を指示する信号が出力され、この信号が通信部21を介して車両通信部42に受信された場合に電子キー11との所定の通信が行われたと判定してもよい。
上述した実施形態において、車両制御部44は、電子キー11との所定の通信が行われ、かつボンネット33が開放状態である場合に、車両ドア38の施錠を禁止する、つまり車両ドア38を解錠から施錠に制御することを禁止するとしたが、これに限定されない。
車載システム12は、例えば、車両1の室内31に設けられるシルコンスイッチなどのように、操作者の操作によってドアロックユニット39を機械的に駆動することによって車両ドア38の施錠または解錠を行なう操作部材を備えてもよい。車両制御部44は、車両ドア38の施錠を禁止する制御として、操作部材によって車両ドア38が機械的に施錠されている場合に、ドアロックユニット39の駆動により車両ドア38を施錠から解錠に制御してもよい。
上述した実施形態において、車載システム12は、車両1の室内31よりも車両前後方向の前方側に配置される荷室32を閉じるボンネット33を備えるとしたが、これに限定されない。車載システム12は、車両1の他の箇所に配置される荷室32を備えるとともに、ボンネット33の代わりに荷室32を閉じるフードなどを備えてもよい。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…車両、10…ドアロックシステム、11…電子キー、12…車載システム、21…通信部、22…操作スイッチ、23…制御部、31…室内、32…荷室、33…ボンネット(フード)、34…操作レバー(レバー)、35…ボンネットラッチ35…開放検知部(開放検知手段)、37…ロックセンサ、38…車両ドア、39…ドアロックユニット(ドアロック機構)、40…スピーカ(報知手段)、41…インジケータ(報知手段)、42…車両通信部、43…バッテリ、44…車両制御部(制御手段)

Claims (4)

  1. 車両の室内とは独立して区画された荷室と、該荷室を開閉するフードと、該フードとは独立して前記車両のドアをロックするドアロック機構と、利用者が携帯する電子キーとの所定の通信が行われたことによって前記ドアロック機構を駆動制御する制御手段と、を備えるドアロックシステムであって、
    前記フードが開放状態であることを検知する開放検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記開放検知手段により前記フードが開放状態であることが検知されている場合には、前記所定の通信が行われた場合でも、前記ドアロック機構をアンロック状態からロック状態に制御することを禁止する、
    ことを特徴とするドアロックシステム。
  2. 前記車両の外部に対して報知を行う報知手段を備え、
    前記制御手段は、前記ドアロック機構をアンロック状態からロック状態に制御することを禁止した際に、前記報知手段を駆動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のドアロックシステム。
  3. 前記車両のドア近傍に配置されるロックセンサを備え、
    前記電子キーは、前記ロックセンサが操作された場合に送信される所定の信号を受信することで所定の応答信号を返信し、
    前記制御手段は、前記応答信号を受信した場合に前記所定の通信が行われたことを検知するとともに、当該所定の通信が行われた場合にのみ、前記報知手段を駆動させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のドアロックシステム。
  4. 前記荷室は、前記車両の室内よりも車両前後方向の前方側に位置し、
    前記フードは、前記車両の室内に設けられるレバーの操作により機械的に開放可能なボンネットである、
    ことを特徴とする請求項3に記載のドアロックシステム。
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