JP2016056474A - 補正下着 - Google Patents

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【課題】本発明は、着用者の動作に対する追従性の向上を図った補正下着を提供することを目的とする。【解決手段】補正下着1は、前身頃3と、該前身頃に連続された後身頃4と、を備えて筒状に構成されて、着用者の体形を補正するためのものである。補正下着1は、前身頃が、その上部に設けられた、乳房の変位を抑制する乳房押さえ部30と、該乳房押さえ部から下方側に連続される身頃本体31と、を備え、乳房押さえ部が、一方の乳房から他方の乳房まで一体に連続形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、着用者の体形を補正するための補正下着に関する。
従来、キャミソールやタンクトップの内側に、乳房を覆う一対のカップ部を有する衣類が開示されている。このような一対のカップ部を有する衣類は、一対のカップ部と、一対のカップ部を支持する筒状の身頃部と、を有して構成されている。
一方、一対のカップ部を有する衣類と同様の構成で、体形を補正する補正機能を有する衣類が、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された衣類にあっては、身頃部に補正機能を持たせるために、身頃部を、着用者の胴体を締め付けるような伸縮し難い生地から構成する必要がある。
特開2013−167039号公報
しかしながら、従来の補正機能を有する衣類は、身頃部が伸縮し難い生地から構成されているため、着用者が、手を上げたり伸び上がったりした場合に、各カップ部が各乳房の変位に追従されずに、位置ずれを起こし易い。
本発明は、着用者の動作に対する追従性の向上を図った補正下着を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、前身頃と、該前身頃に連続された後身頃と、を備えて筒状に構成されて、着用者の体形を補正するための補正下着であって、
前記前身頃が、その上部に設けられた、乳房の変位を抑制する乳房押さえ部と、該乳房押さえ部から下方側に連続される身頃本体と、を備え、
前記乳房押さえ部が、一方の乳房から他方の乳房まで一体に連続形成されていることを特徴とする補正下着である。
請求項2に記載の発本明は、請求項1記載の本発明において、前記乳房押さえ部は、ウレタン発泡体からなり、各乳房を覆う凹みを有して構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は請求項2記載の本発明において、前記後身頃は、その上端部が、前記乳房押さえ部の上端部よりも下方側に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至請求項3のうち何れか一項記載の本発明において、さらに、乳房を下側から支持する支持部を備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の本発明は、請求項1乃至請求項4のうち何れか一項記載の本発明において、前記各乳房押さえ部を補強する補強台部を備え、
前記補強台部が、所定の厚みを有するシートから構成されているとともに、前記身頃本体の着用者側の内面に重ねられた状態で、前記乳房押さえ部の下縁及び該下縁の両端に連続された側縁に固定されていることを特徴とする。
請求項1に記載の本発明によれば、前身頃が、その上部に設けられた、乳房の変位を抑制する乳房押さえ部と、該乳房押さえ部から下方側に連続される身頃本体と、を備え、乳房押さえ部が、一方の乳房から他方の乳房まで一体に連続形成されている。このような1つの乳房押さえ部を有しているので、身頃部が伸縮し難い生地から構成された補正下着にあって、例えば着用者が、手を上下に動かしたり、伸び上がったりした場合においても、乳房押さえ部が、着用者の乳房の変位に追従して変位することとなり、着用者の動作に対する追従性の向上を図ることができる。
請求項2に記載の本発明によれば、乳房押さえ部は、ウレタン発泡体から、各乳房を覆う凹みを有して構成されている。これにより、乳房押さえ部が各乳房にフィットされることとなり、着用者の動作に対する追従性を確保しつつ、着用感の向上を図ることができる。
請求項3に記載の本発明によれば、後身頃は、その上端部が、乳房押さえ部の上端部よりも下方側に設けられている。即ち、請求項3に記載の本発明の補正下着は、着用者の背中を露出させたとしても、前身頃と後身頃とで構成された筒状の身頃により、乳房押さえ部が安定して支持されることとなる。よって、乳房の変位を十分に抑制しつつ、着用者の背中を露出させる構成を実現できる。これにより、補正下着を覆うように着用されるアウターウェアが、着用者の背中を露出させる構成のものであったとしても、デザイン性を損なうことがない。
請求項4に記載の本発明によれば、乳房を下側から支持する支持部を備えている。このような支持部により、乳房を下側から押し上げられることとなり、豊かな胸元を演出することができる。さらに、支持部が、乳房押さえ部の着用者から離れた外面に重ねられた状態で固定され、この支持部が、デザイン性を有する素材から構成された場合には、補正下着を覆うように着用されるアウターウェアに影響されることなく、装飾性、ファッション性の向上を図ることができる。
請求項5に記載の本発明によれば、各乳房押さえ部を補強する補強台部が、所定の厚みを有するシートから構成されているとともに、身頃本体の着用者側の内面に重ねられた状態で、乳房押さえ部の下縁及び該下縁の両端に連続された側縁に固定されている。このような補強台部が形成されていることにより、乳房押さえ部が、より一層、各乳房にフィットされることとなり、着用者の動作に対する追従性を十分に確保しつつ、より一層、着用感の向上を図ることができる。
本発明の一実施の形態にかかる補正下着を正面側から見た平面図である。 図1に示された補正下着を背面側から見た平面図である。 図1に示された補正下着を側方側から見た斜視図である。
以下、本発明の例示的一態様である実施形態にかかる補正下着としてのビスチェを図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかるビスチェ1(補正下着)を正面側から見た平面図であり、図2は、図1に示されたビスチェ1を背面側から見た平面図であり、図3は、図1に示されたビスチェ1を側方側から見た斜視図である。
ビスチェ1は、筒状の身頃部2から構成されている。身頃部2は、胴体の正面側を覆う前身頃3と、胴体の背面側を覆う後身頃4とを備えて筒状に形成されている。本実施形態のビスチェ1は、フラダンスを踊る際に着用されるものであり、フラダンス衣装のインナーウエアとして用いられるものである。
前身頃3は、図1に示すように、その上部に設けられた、乳房の変位を抑制する乳房押さえ部30と、乳房押さえ部30の下方側に連続される身頃本体31と、を備えて構成されている。
ここで、図1〜図3に示す矢印Y、X、Z方向は、互いに直交する方向であり、矢印Yは、ビスチェ1が着用された状態(以下、着用状態と称す)の鉛直方向を示し、矢印Xは、ビスチェ1が着用された状態における「一方の乳房」と「他方の乳房」との方向を示し、矢印Zは、ビスチェ1が着用された状態における前身頃3の中心(前中心)と後身頃4の中心(後中心)とが対向する方向を示している。また、本明細書では、矢印Y方向を上下方向と記し、矢印X方向を左右方向と記し、矢印Z方向を前後方向と記す場合がある。
この乳房押さえ部30は、後方側から見て、各乳房を覆う左右の凹み32を有して構成されている。即ち、各凹み32は、前方側から見て、乳房押さえ部30の周縁(上縁3a、下縁3b、左右の側縁3c、3c)よりも前方側に突出して設けられている。各凹み32は、乳房押さえ部30の左右の中心、即ち、着用者の前中心を挟む位置に設けられている。また、これら左右の凹み32の間、及び、各凹み32から乳房押さえ部30の周縁(上縁3a、下縁3b、左右の側縁3c、3c)までの間は、滑らか曲面を有して連続されている。つまり、乳房押さえ部30は、着用状態において、一方の乳房から他方の乳房まで一体に形成されているとともに、滑らかな曲面を有して連続形成されている。
乳房押さえ部30は、ウレタン発泡体からなり、一定の厚さを有するシート状に構成されている。乳房押さえ部30は、前中心を軸とした線対称の平面視ピーナツ形状になるように形成されている。乳房押さえ部30は、その周縁が、上縁3aと、下縁3bと、上下縁3a、3bの両端に連続された両側縁3c、3cと、を有して構成されている。乳房押さえ部30の周縁(上縁3a、下縁3b、左右の側縁3c、3c)は、その上縁3aが下縁3bよりも長くなるように形成されている。
乳房押さえ部30は、着用状態において、その上縁3aは、その両端と前中心とが低い位置になり、両端と前中心との間の中央部が高い位置となるような山型になるように形成されている。この上縁3aにおける両端は、前中心よりも高い位置になるように設けられ、さらに、この上縁3aの前中心は、バストトップよりも高い位置、即ち腕の付け根と略同じ高さ位置になるように形成されている。下縁3bは、略左右方向に沿って設けられている。両側縁3c、3cは、上縁3aの両端から、下方に向かうに従って中心に向かうように斜めに設けられている。また、両側縁3c、3cと下縁3bとの境界は、滑らかな曲線により連続形成されている。
このような乳房押さえ部30を有しているので、例えば着用者が、フラダンスを踊る際に、手を上下に動かしたり、伸び上がったりした場合においても、乳房押さえ部30が、着用者の乳房の変位に追従して変位することとなる。また、乳房押さえ部30に凹み32が形成されていることにより、各凹み32が各乳房にフィットされることとなり、着用者の動作に対する追従性を確保しつつ、着用感の向上を図ることができる。
身頃本体31は、図1に示すように、乳房押さえ部30を保持する保持体34と、保持体34の左右の両側に連続されるとともに、保持体34よりも伸縮性を有する生地から構成された伸縮部35、35と、を備えている。身頃本体31は、着用者の前中心を覆う台形状に形成されている。この身頃本体31は、着用状態において、保持体34と伸縮部35、35との境界位置が、腕の付け根よりも僅かに前中心側に位置するように構成されている。伸縮部35、35は、縦横のうち横地が縦地よりも大きな伸縮性を有するメッシュ素材から構成されていて、身頃部2の周方向の伸縮が、当該周方向に直交する上下方向の伸縮よりも大きくなるように形成されている。
保持体34は、吸湿速乾性に優れた素材から構成されている。この保持体34は、各伸縮部35よりも伸縮し難い素材から構成されていることとなり、着用者の腹部が、滑らかに連続されるように体型を補正している。この保持体34にあっては、上方側から切り欠かれた部分に、乳房押さえ部30の下縁3b及び両側縁3c、3cが連続形成されている。換言すると、切り欠かれた部分の周縁(下縁3b及び両側縁3c、3cが示す位置)は、乳房押さえ部30と保持体34との境界を構成している。以下では、乳房押さえ部30と保持体34との境界(下縁3b及び両側縁3c、3cが示す位置)を境界部36と称す。この境界部36は、保持体34の左右の両側縁34cよりも前中心側に形成されている。
この身頃本体31は、着用状態において、保持体34が、着用者の臍部を覆うように設けられ、その下縁34bは、保持体34の前中心から伸縮部35、35に向かうに従って徐々に高さが高くなるように形成されている。また、保持体34の下縁34bには、伸縮部35、35の下縁35bが連続形成され、この伸縮部35、35の下縁35bは、前中心から離れる方向に進むに従って徐々に高さが高くなるように形成されている。
また、前身頃3は、図1に示すように、左右の乳房を下側から支持する支持部37、37を備えている。支持部37、37は、乳房押さえ部30の着用者から離れた外面に重ねられた状態で固定されている。各支持部37は、縦横のうち横地が縦地よりも大きな伸縮性を有するメッシュ素材から構成されている。本実施形態において、各支持部37は、縦横のうち横地が縦地よりも大きな伸縮性を有するメッシュ素材が2つ折りにされて構成されたものであり、乳房押さえ部30の凹み32の底部(前方側から見た突出形状の頂部)よりも下方側、及び、左右の凹み32よりも伸縮部35、35側を覆うように設けられていて、2つ折りにされたメッシュ素材の折り山の上端が、乳房押さえ部30の上縁3aにおいて、乳房押さえ部30と保持体34との境界よりも僅かに前中心側に位置するように縫い付けられ、その下端が、乳房押さえ部30の下縁3bにおいて、前中心近傍において左右の支持部37、37同士が前後に重なるように縫い付けられている。こうして、支持部37、37は、着用者の前中心部分では、その一部が4重に重ねられている。つまり、支持部37、37の折り山は、腕の付け根から前中心に向かうに従って下方に向けて傾斜するように設けられ、前方側から見た突出形状の頂部を通過するように設けられている。また、この折り山の延在方向(傾斜方向)の伸縮が、当該傾斜方向に直交する方向の伸縮よりも大きくなるように形成されている。
このような支持部37、37が設けられていることにより、乳房を下側から押し上げられることとなり、豊かな胸元を演出することができる。さらに、支持部37、37が、乳房押さえ部30の着用者から離れた外面に重ねられた状態で固定され、この支持部37、37が、デザイン性を有する素材(メッシュ素材)から構成された場合には、ビスチェ1を覆うように着用されるアウターウェアに影響されることなく、装飾性、ファッション性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態において支持部37、37は、メッシュ素材から構成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。支持部37、37は、レース素材から構成されていてもよく、サテン等の光沢のある素材から構成されていてもよく、或いは、保形性を有する素材(不織布)から構成されていてもよい。また、本実施形態において、支持部は、乳房押さえ部30の着用者から離れた外面に重ねられた状態で固定されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、乳房押さえ部30の着用者側の内面に重ねられた状態で固定されていてもよく、或いは、乳房押さえ部30において乳房を支持する下側部分の、内面又は外面に接着固定されていてもよい。即ち支持部は、左右の乳房を下側から支持するように構成されていれば、如何なる素材から構成されていてもよく、如何なる形状であってもよい。
さらに、前身頃3は、図2に示すように、各乳房押さえ部30を補強する補強台部38を備えている。この補強台部38は、所定の厚みを有する不織布(シート)から構成されている。また、補強台部38は、身頃本体31の着用者側の内面に重ねられた状態で、乳房押さえ部30の下縁3b及び両側縁3cの全長に固定されている。
このような補強台部38が形成され、この補強台部38が、着用状態で、バージスライン(乳房下の輪郭線)に沿うように設けられていることにより、乳房押さえ部30が、より一層、各乳房にフィットされることとなり、着用者の動作に対する追従性を十分に確保しつつ、より一層、着用感の向上を図ることができる。
後身頃4は、各伸縮部35と略同一の伸縮性を有する生地から構成されている。後身頃4の上縁4aは、図2に示すように、伸縮部35、35の上縁35aに連続されているとともに、背中心に向かうに従って徐々に高さが低くなるように形成されている。
このような身頃部2は、その上方側の周縁が、乳房押さえ部30の上縁3a、保持体34の境界部36よりも前中心から離れた側に位置する上縁34a、伸縮部35、35の上縁35a、及び、後身頃4の上縁4aを備えて構成されて、これらの上縁3a、34a、35a、4aが滑らかな曲線になるように連続形成されている。
後身頃4は、その上縁4a(上端部)が、乳房押さえ部30の上縁3a(上端部)よりも、何れの位置においても下方側に設けられている従って、ビスチェ1は、着用者の背中を露出させたとしても、前身頃3と後身頃4とで構成された筒状の身頃により、乳房押さえ部30が安定して支持されることとなる。
また、後身頃4には、図3に示すように、着用者がビスチェ1を着用し易くするための補助部41が設けられている。この補助部41は、上下にスライド可能に設けられたスライダー42を有するファスナー43と、着用者の皮膚がファスナー43に巻き込まれるのを防止するように、ファスナー43により開閉される部分を跨いで設けられる跨ぎ部44と、を備えている。このファスナー43は、スライダー42が下端部に位置した状態で、ファスナー43の上端部を開口させて身頃部2の周方向の寸法を大きくするように構成されている。跨ぎ部44は、ファスナー43よりも着用者側に設けられている。跨ぎ部44とファスナー43との間には、ファスナー43の上端部において、スライダー42により開口された部分を接近させた状態で係止するフック(図示しない)が設けられている。
このような補助部41が設けられていることにより、ビスチェ1を着用する際に、ビスチェ1の乳房押さえ部30が身頃本体31よりも上方側に位置する格好で、スライダー42をファスナー43の下端部にスライドさせ、ファスナー43の上端部を開口し、乳房押さえ部30側からその筒形の身頃部2の内部に両足を入れ、ビスチェ1を持ち上げて、乳房押さえ部30の凹み32が乳房を覆う位置に位置付ける。この後、フックにより、開口された部分を接近させた状態で係止して、スライダー42をファスナー43の上端部に向けてスライドさせる。こうして、ビスチェ1を着用する。このような補助部41が設けられていることにより、ビスチェ1を頭から被って着用するのではなく、足側から引き揚げて着用することができる。
また、身頃部2には、伸縮部35、35や後身頃4を補強する補強布5が設けられている。補強布5は、図1、図2の網掛け部分のことである。この補強布5は、伸縮部35、35においては、上端部から下方に延在して設けられ、後身頃4においては、背中心を覆う位置及び、その上下の中間位置にて、所定幅を有して伸縮部35、35に連続形成される帯状に設けられている。このような補強布5が設けられていることにより、着用者の美しい姿勢をサポートしつつ、フラダンス時の動きをサポートしている。
さらに、身頃部2には、図1、図2に示すように、ビスチェ1の所定形状を維持するためのワイヤーボーン61、62、63が設けられている。各ワイヤーボーン61、62、63は、2本ずつ前中心または、後中心を軸とした線対称となるように設けられている。ワイヤーボーン61は、図1に示すように、前中心を軸とした線対称になるように設けられているとともに、前身頃3の前中心と保持体34の左右の側縁34cと間の左右の中心において、保持体34の上縁3bから下縁34bまで連続形成されている。ワイヤーボーン61は、その下端部から上端部に向かうに従って、左右に離れる方向に傾斜して設けられている。ワイヤーボーン62は、伸縮部35、35と後身頃4との境界においてその上縁から下縁まで連続形成されている。ワイヤーボーン63は、図2に示すように、後中心を軸とした線対称になるように設けられているとともに、その下端部から上端部に向かうに従って、後身頃4の後中心から左右に離れる方向に傾斜して設けられている。このようなワイヤーボーン61、62、63が設けられていることにより、ビスチェ1のずり下がり(位置ずれ)を防止しつつ、ビスチェ1の所定形状を維持している。
なお、本発明の実施形態は、フラダンスを踊る際に着用されるものであり、フラダンス衣装のインナーウエアとして用いられるビスチェ1の一例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、着用者が手を上下に動かしたり、伸び上がったりした場合においても、乳房押さえ部30が、着用者の乳房の変位に追従して変位することとなり、よって、着用者の動作に対する追従性の向上を図ったものであればよく、例えば、社交ダンスの衣装やウエディングドレスのインナーウエアとして用いてもよく、日常、家庭の中などで着用する衣服のインナーウエアとして用いてもよい。
また、本実施形態では、ビスチェ1の一例を説明したが、本発明の補正下着は、これに限定されるものではなく、例えば、ボディスーツにも適用することもできる。
前述した各実施形態は本発明の好ましい形態を示したに過ぎず、本発明は、これら実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々改変して実施することができる。かかる改変によってもなお本発明の補正下着の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 ビスチェ(補正下着)
3 前身頃
3a 上縁(前身頃の上端部)
4 後身頃
4a 上縁(後身頃の上端部)
30 乳房押さえ部
31 身頃本体
32 凹み
37 支持部
38 補強台部

Claims (5)

  1. 前身頃と、該前身頃に連続された後身頃と、を備えて筒状に構成されて、着用者の体形を補正するための補正下着であって、
    前記前身頃が、その上部に設けられた、乳房の変位を抑制する乳房押さえ部と、該乳房押さえ部から下方側に連続される身頃本体と、を備え、
    前記乳房押さえ部が、一方の乳房から他方の乳房まで一体に連続形成されていることを特徴とする補正下着。
  2. 前記乳房押さえ部は、ウレタン発泡体からなり、各乳房を覆う凹みを有して構成されていることを特徴とする請求項1記載の補正下着。
  3. 前記後身頃は、その上端部が、前記乳房押さえ部の上端部よりも下方側に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の補正下着。
  4. さらに、乳房を下側から支持する支持部を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか一項記載の補正下着。
  5. 前記各乳房押さえ部を補強する補強台部を備え、
    前記補強台部が、所定の厚みを有するシートから構成されているとともに、前記身頃本体の着用者側の内面に重ねられた状態で、前記乳房押さえ部の下縁及び該下縁の両端に連続された側縁に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか一項記載の補正下着。
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WO2022217752A1 (zh) * 2021-04-14 2022-10-20 广东芘璐产品设计有限公司 一种束腰带

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