JP2016056296A - ホットメルト粘着剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】芳香族ビニル化合物単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(P)と炭素−炭素不飽和二重結合の少なくとも一部が水素添加されていてもよい共役ジエン化合物単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(Q)とを有する、数平均分子量が20,000〜500,000である芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I)と、メタクリル酸エステル単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(A)とアクリル酸エステル単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(B)とを有するアクリル系ブロック共重合体(II)とを含有するホットメルト粘着剤組成物であって、芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I):アクリル系ブロック共重合体(II)の質量比が99:1〜41:59であるホットメルト粘着剤組成物。
【選択図】なし
Description
これらスチレン系ブロック共重合体を含む粘着剤組成物の問題を解決する手段として、アクリル系ブロック共重合体をスチレン系ブロック共重合体よりも多く含む粘着剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、オレフィン系重合体に対する接着性向上という目的では、主として複合成形体や成形品の用途であるが、スチレン系ブロック共重合体、アクリル系ブロック共重合体、変性オレフィン系重合体を含有するエラストマー組成物(例えば、特許文献2)、アクリル系ブロック共重合体とオレフィン系重合体を含有する組成物(例えば、特許文献3)などが検討されている。
しかしながら、従来いずれの方法によっても、極性の高い被着体だけでなく、ポリエチレン、ポリプロピンレン等のポリオレフィンからなる被着体など極性の低い被着体に対する粘着性に優れ、且つしかも再剥離時等に被着体の汚染を少なくすることは困難であった。
[1]芳香族ビニル化合物単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(P)と炭素−炭素不飽和二重結合の少なくとも一部が水素添加されていてもよい共役ジエン化合物単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(Q)とを有する、数平均分子量が20,000〜500,000である芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I)と、
メタクリル酸エステル単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(A)とアクリル酸エステル単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(B)とを有するアクリル系ブロック共重合体(II)とを含有するホットメルト粘着剤組成物であって、
芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I):アクリル系ブロック共重合体(II)の質量比が99:1〜41:59であるホットメルト粘着剤組成物;
[2]前記アクリル系ブロック共重合体(II)中の重合体ブロック(A)の含有量が5〜50質量%である[1]に記載のホットメルト粘着剤組成物;
[3]前記アクリル系ブロック共重合体(II)が、式:(A)−(B)で表されるジブロック共重合体、式:(A)−(B)−(B’)で表されるトリブロック共重合体、および式:(A)−(B)−(A)で表されるトリブロック共重合体[但し、前記式中(A)はメタクリル酸エステル単位からなる重合体ブロック(A)、(B)はアクリル酸エステル単位からなる重合体ブロック(B)、(B’)は(B)とは異なる構造のアクリル酸エステル単位からなる重合体ブロック(B)を示し、−は各重合体ブロックの結合手を示す。]より選択される少なくとも1種のアクリル系ブロック共重合体である[1]または[2]に記載のホットメルト粘着剤組成物;
[4]前記重合体ブロック(B)を構成するアクリル酸エステル単位が、
一般式 CH2=CH−COOR1 (1)
(式中、R1は炭素数1〜5の有機基を示す)で表されるアクリル酸エステル(b−1)および、
一般式 CH2=CH−COOR2 (2)
(式中、R2は炭素数6〜12の有機基を示す)で表されるアクリル酸エステル(b−2)に由来する構造単位であり、かつ、前記アクリル酸エステル(b−1)および前記アクリル酸エステル(b−2)の質量比[(b−1)/(b−2)]が70/30〜0/100である[1]〜[3]のいずれかに記載のホットメルト粘着剤組成物;
[5]前記芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I)における重合体ブロック(P)の数平均分子量が2,500〜100,000であり、重合体ブロック(Q)の数平均分子量が10,000〜400,000である[1]〜[4]のいずれかに記載のホットメルト粘着剤組成物;
[6]前記重合体ブロック(P)を構成する芳香族ビニル化合物がスチレンおよびα-メチルスチレンから選択される少なくとも1種である[1]〜[5]のいずれかに記載のホットメルト粘着剤組成物;
[7]芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I):アクリル系ブロック共重合体(II)の質量比が90:10〜51:49である[1]〜[6]のいずれかに記載のホットメルト粘着剤組成物;
[8]さらに粘着付与樹脂を含む[1]〜[7]のいずれかに記載のホットメルト粘着剤組成物;
[9]前記粘着付与樹脂が、芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I)の重合体ブロック(Q)およびアクリル系ブロック共重合体(II)の重合体ブロック(B)に対して相溶性である[8]に記載のホットメルト粘着剤組成物;
[10]前記粘着付与樹脂が、ロジン系樹脂である[8]または[9]に記載のホットメルト粘着剤組成物;
[11][1]〜[10]のいずれかに記載のホットメルト粘着剤組成物からなる粘着層を有する積層体;
[12][1]〜[10]のいずれかに記載のホットメルト粘着剤組成物からなる粘着層を有する粘着テープ;および
[13][1]〜[10]のいずれかに記載のホットメルト粘着剤組成物からなる粘着層を有する粘着フィルム;
を提供することにより達成される。
本発明において用いる芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I)は、芳香族ビニル化合物単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(P)と共役ジエン化合物単位からなり、炭素−炭素不飽和二重結合の少なくとも一部が水素添加されていてもよい少なくとも1個の重合体ブロック(Q)とを有する。上記芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I)の全体の数平均分子量は20,000〜500,000である。
また、重合体ブロック(Q)は、共役ジエン化合物単位に加えて、芳香族ビニル化合物単位が含まれていることも好ましい一態様である。重合体ブロック(Q)に芳香族ビニル化合物単位が含まれている場合には、重合体ブロック(Q)における芳香族ビニル化合物単位の割合は、40質量%以下が好ましく、35質量%以下がより好ましく、30質量%以下がさらに好ましい。共役ジエン化合物単位に加えて、芳香族ビニル化合物単位が含まれている場合には、それらの結合形態は、特に制限されず、例えば完全交互、ランダム、テーパー、一部ブロック状、またはそれら2種以上の組み合わせであってもよい。
[(P)−(Q)]n
[(P)−(Q)]n−(P)
(Q)−[(P)−(Q)]n
[(P)−(Q)]n−Z
[(Q)−(P)]n−Z
(式中、nは1〜30の整数、Zはカップリング部位(カップリング剤がポリマー末端と反応して化学結合を形成した後のカップリング部位、− は各重合体ブロックの結合手を示す。)を表す。なお、式中複数の重合体ブロック(P)、重合体ブロック(Q)が含まれる場合には、それらは同一構造の重合体ブロックであってもよいし、異なる構造の重合体ブロックであってもよい。)で表されるものであることが好ましい。ここで、「異なる構造」とは、重合体ブロックを構成するモノマー単位、分子量、分子量分布、立体規則性、および複数のモノマー単位を有する場合には各モノマー単位の比率および共重合の形態(ランダム、グラジェント、ブロック)のうち少なくとも1つが異なる構造を意味する。また上記nの値は、1〜15であることが好ましく、1〜8であることがより好ましく、1〜4であることがさらに好ましい。上記の構造の中でも、[(P)−(Q)]n、[(P)−(Q)]n−(P)、(Q)−[(P)−(Q)]nで表される直鎖状のブロック共重合体、および[(P)−(Q)]n−Zで表されるスター状のブロック共重合体が好ましく、(P)−(Q)で表されるジブロック共重合体、(P)− (Q)−(P)で表されるトリブロック共重合体、および[(P)−(Q)]n−Zで表されるスター状のブロック共重合体が、ホットメルト粘着剤組成物とした際に粘着耐久性に優れる観点からより好ましい。また、上記ジブロック共重合体、トリブロック共重合体、およびスター状のブロック共重合体のうち少なくとも2つのブロック共重合体の混合物も、ホットメルト塗工性や粘着性が優れる観点から好ましい。
本発明において用いるアクリル系ブロック共重合体(II)は、メタクリル酸エステル単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(A)と、アクリル酸エステル単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(B)とを有する。
上記アクリル酸エステルは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、重合体ブロック(B)中に含まれるアクリル酸エステル単位の割合は、重合体ブロック(B)中60質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、90質量%以上がさらに好ましい。
[(A)−(B)]n
[(A)−(B)]n−A
(B)−[(A)−(B)]n
[(A)−(B)]n−(B’)
[(A)−(B)]n−Z
[(B)−(A)]n−Z
(式中、nは1〜30の整数、Zはカップリング部位(カップリング剤がポリマー末端と反応して化学結合を形成した後のカップリング部位、− は各重合体ブロックの結合手を示す。)を表す。なお、式中複数のA、Bが含まれる場合には、それらは同一構造の重合体ブロックであってもよいし、異なる構造の重合体ブロックであってもよい。)で表されるものであることが好ましい。ここで、「異なる構造」とは、重合体ブロックを構成するモノマー単位、分子量、分子量分布、立体規則性、および複数のモノマー単位を有する場合には各モノマー単位の比率および共重合の形態(ランダム、グラジェント、ブロック)のうち少なくとも1つが異なる構造を意味する。また上記nの値は、1〜15であることが好ましく、1〜8であることがより好ましく、1〜4であることがさらに好ましい。上記の構造の中でも、[(A)−(B)]n、[(A)−(B)]n−(A)、(B)−[(A)−(B)]n、[(A)−(B)]n−(B’)で表される直鎖状のブロック共重合体が好ましく、(A)−(B)で表されるジブロック共重合体、式:(A)−(B)−(B’)で表されるトリブロック共重合体、および式:(A)− (B)−(A)で表されるトリブロック共重合体が、ホットメルト粘着剤組成物の粘着耐久性に優れる観点からより好ましい。
また、本発明に用いる上記アクリル系ブロック共重合体(II)中の重合体ブロック(B)の含有量は95〜50質量%であることが好ましく、上記と同様の観点から90〜50質量%であることがより好ましく、90〜60質量%であることがさらに好ましく、90〜65質量%であることがよりさらに好ましく、90〜75質量%であることが特に好ましい。
AlR3R4R5 (3)
(式中、R3、R4およびR5はそれぞれ独立して置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有していてもよいシクロアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有していてもよいアラルキル基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ基またはN,N−二置換アミノ基を表すか、或いはR3が上記したいずれかの基であり、R4およびR5が一緒になって置換基を有していてもよいアリーレンジオキシ基を形成している。)
で表される有機アルミニウム化合物が挙げられる。
本発明のホットメルト粘着剤組成物では、芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I):アクリル系ブロック共重合体(II)の質量比が99:1〜41:59の範囲にある。このような質量比で、芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I)およびアクリル系ブロック共重合体(II)が含まれることにより、均一で安定したホットメルト塗工が可能となり、極性の低い被着体に対する粘着力に優れるだけでなく再剥離時などに粘着剤による被着体の汚染も少なくなる。被着体に対する粘着力に優れ、再剥離時などの被着体の汚染が少ない特性が得られる点から、芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I):アクリル系ブロック共重合体(II)の質量比は、90:10〜51:49の範囲であることが好ましく、90:10〜60:40の範囲であることがより好ましい。
本発明のホットメルト粘着剤組成物は、該ホットメルト粘着剤組成物からなる粘着剤層を含む積層体などの形態での粘着製品(例えば粘着テープまたは粘着フィルム)に好適に用いられる。
また、表面保護用やマスキング用の粘着テープまたはフィルム等において、基材と粘着剤の間の密着力を高めるため、基材と粘着剤の間のアンカー層に本発明のホットメルト粘着剤組成物を使用することもできる。その場合、基材層とアンカー層と粘着剤層を共押出することにより層構造を一度に形成してもよい。
(1)容積1.5リットルの攪拌装置付き耐圧容器の内部を窒素で置換した後、シクロヘキサン680g、sec−ブチルリチウム0.89mmolを含有するsec−ブチルリチウムのシクロヘキサン溶液0.54gを加えた。
(2)続いて、これにスチレン9.1gを添加し、60℃にて1時間攪拌した。
(3)引き続き、イソプレン102gを1時間かけて滴下し、60℃にて1時間攪拌した。
(4)さらに、これにスチレン9.1gを添加し、60℃にて1時間攪拌した。
(5)メタノ−ル1gを添加して重合反応を停止した後、得られた反応液を10kgのメタノール/アセトン混合溶液(メタノール:アセトン=1:1(質量比))中に注ぎ、沈殿物を析出させた。その後、沈殿物を回収し、乾燥させることにより、芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I−1)119gを得た。
(1)2Lの三口フラスコの内部を窒素で置換した後、室温にて攪拌しながら、トルエン870gと1,2−ジメトキシエタン40gを加え、続いて、イソブチルビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノキシ)アルミニウム40mmolを含有するトルエン溶液80gを加え、さらにsec−ブチルリチウム5.7mmolを含有するsec−ブチルリチウムのシクロヘキサン溶液3.5gを加えた。
(2)続いて、これにメタクリル酸メチル22gを加えた。反応液は当初、黄色に着色していたが、室温にて60分間攪拌後には無色となった。
(3)引き続き、重合液の内部温度を−30℃に冷却し、アクリル酸n−ブチル290gを2時間かけて滴下し、滴下終了後−30℃にて5分間攪拌した。
(4)メタノ−ル4gを添加して重合反応を停止した後、得られた反応液を15kgのメタノール中に注ぎ、液状沈殿物を析出させた。その後、液状沈殿物を回収し、乾燥させることにより、アクリル系ブロック共重合体(II−1)311gを得た。
(1)2Lの三口フラスコの内部を窒素で置換した後、室温にて攪拌しながら、トルエン870gと1,2−ジメトキシエタン40gを加え、続いて、イソブチルビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノキシ)アルミニウム40mmolを含有するトルエン溶液80gを加え、さらにsec−ブチルリチウム3.3mmolを含有するsec−ブチルリチウムのシクロヘキサン溶液2.0gを加えた。
(2)続いて、これにメタクリル酸メチル34gを加えた。反応液は当初、黄色に着色していたが、室温にて60分間攪拌後には無色となった。
(3)引き続き、重合液の内部温度を−30℃に冷却し、アクリル酸n−ブチル240gを2時間かけて滴下し、滴下終了後−30℃にて5分間攪拌した。
(4)さらに、これにメタクリル酸メチル34gを加え、一晩室温にて攪拌した。
(5)メタノ−ル4gを添加して重合反応を停止した後、得られた反応液を15kgのメタノール中に注ぎ、沈殿物を析出させた。その後、沈殿物を回収し、乾燥させることにより、アクリル系ブロック共重合体(II−2)307gを得た。
(1)2Lの三口フラスコの内部を窒素で置換した後、室温にて攪拌しながら、トルエン870gと1,2−ジメトキシエタン40gを加え、続いて、イソブチルビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノキシ)アルミニウム40mmolを含有するトルエン溶液80gを加え、さらにsec−ブチルリチウム4.1mmolを含有するsec−ブチルリチウムのシクロヘキサン溶液2.5gを加えた。
(2)続いて、これにメタクリル酸メチル33gを加えた。反応液は当初、黄色に着色していたが、室温にて60分間攪拌後には無色となった。
(3)引き続き、重合液の内部温度を−30℃に冷却し、アクリル酸n−ブチル120gとアクリル酸2−エチルヘキシル120gの混合物を2時間かけて滴下し、滴下終了後−30℃にて5分間攪拌した。
(4)さらに、これにメタクリル酸メチル33gを加え、一晩室温にて攪拌した。
(5)メタノ−ル4gを添加して重合反応を停止した後、得られた反応液を15kgのメタノール中に注ぎ、沈殿物を析出させた。その後、沈殿物を回収し、乾燥させることにより、アクリル系ブロック共重合体(II−3)305gを得た。
(1)2Lの三口フラスコの内部を窒素で置換した後、室温にて攪拌しながら、トルエン870gと1,2−ジメトキシエタン40gを加え、続いて、イソブチルビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノキシ)アルミニウム40mmolを含有するトルエン溶液80gを加え、さらにsec−ブチルリチウム4.4mmolを含有するsec−ブチルリチウムのシクロヘキサン溶液2.7gを加えた。
(2)続いて、これにメタクリル酸メチル36gを加えた。反応液は当初、黄色に着色していたが、室温にて60分間攪拌後には無色となった。
(3)引き続き、重合液の内部温度を−30℃に冷却し、アクリル酸2−エチルヘキシル240gを2時間かけて滴下し、滴下終了後−30℃にて5分間攪拌した。
(4)さらに、これにメタクリル酸メチル36gを加え、一晩室温にて攪拌した。
(5)メタノ−ル4gを添加して重合反応を停止した後、得られた反応液を15kgのメタノール中に注ぎ、沈殿物を析出させた。その後、沈殿物を回収し、乾燥させることにより、アクリル系ブロック共重合体(II−4)311gを得た。
また、前記合成例2〜5で得たアクリル系ブロック共重合体(II−1)〜(II−4)の構造、各重合体ブロックの含有量、数平均分子量(Mn)、重量平均分子量(Mw)、および分子量分布(Mw/Mn)を表2に示す。
なお、芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I−1)およびアクリル系ブロック共重合体(II−1)〜(II−4)のMw、Mn、Mw/Mn、および各重合体ブロックの含有量は以下の方法によって測定した。
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下GPCと略記する)により標準ポリスチレン換算の分子量として求めた。
・ 装置:東ソー株式会社製GPC装置「HLC−8020」
・ 分離カラム:東ソー株式会社製「TSKgel GMHXL」、「G4000HXL」および「G5000HXL」を直列に連結
・ 溶離剤:テトラヒドロフラン
・ 溶離剤流量:1.0ml/分
・ カラム温度:40℃
・ 検出方法:示差屈折率(RI)
プロトン核磁気共鳴分光法(1H−NMR)によって求めた。
・ 装置:日本電子株式会社製核磁気共鳴装置「JNM−ECX400」
・溶媒:重水素化クロロホルム
芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体の1H−NMRスペクトルにおいて、4.6〜4.8ppmおよび5.0〜5.2ppmのシグナルは、それぞれ、3,4−イソプレン単位のオレフィン性プロトン(C=CH2)および1,4−イソプレン単位のオレフィン性プロトン(−CH=C)に帰属され、また、6.3〜7.3ppmのシグナルは、スチレン単位のベンゼン環プロトンに帰属される。これらの積分値の比から各単量体のモル比を求め、これを単量体単位の分子量をもとに質量比に換算することによって各重合体ブロックの含有量を求めた。
また、アクリル系ブロック共重合体の1H−NMRスペクトルにおいて、3.5〜3.7ppmおよび3.8〜4.1ppmのシグナルは、それぞれ、メタクリル酸メチル単位のエステル基(−O−CH3)およびアクリル酸n−ブチル単位のエステル基およびアクリル酸2−エチルヘキシル単位のエステル基(−O−CH2−)に帰属される。これらの積分値の比から各単量体のモル比を求め、これを単量体単位の分子量をもとに質量比に換算することによって各重合体ブロックの含有量を求めた。
・ 粘着付与樹脂:商品名「Foral 85」、Pinova社製、水添ロジンエステル樹脂、軟化点 85℃、ガラス転移温度 約38℃。
・ 可塑剤:商品名「NX−90」、日本サン石油社製、ナフテン系プロセスオイル
合成例1で得られた芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I−1)、合成例2〜5で得られたアクリル系ブロック共重合体(II−1)〜(II−4)、上記粘着付与樹脂および可塑剤を表3に示す配合組成の割合で溶融混合(温度180℃)し、ホットメルト粘着剤組成物を得た。
次いで、得られたホットメルト粘着剤組成物をポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(東洋紡社製エステルフィルムE5000、厚み50μm)上に厚み25μmになるようにホットメルト塗工(塗工温度180℃)して、PETフィルム層/粘着剤層の構成からなる粘着フィルムを得た。得られた粘着フィルムを幅25mm×長さ150mmに切断して粘着テープとし、粘着物性を下記の方法にて評価した。
粘着テープを被着体(ガラス板、ステンレス板(SUS304)、アクリル板(PMMA)、ポリエチレン板)に2kgのゴムローラーを用いて23℃で圧着した後、23℃、50%RHの条件で24時間保管し、300mm/分の速度で180°引きはがし粘着力を測定した。上記の条件以外はJIS Z0237に準拠して測定した。
上記の方法により粘着力を測定した後、被着体面の粘着テープを貼った跡を目視にて観察し、下記の判定基準によって被着体への汚染性を評価した。
○: 被着体面に粘着テープを貼った跡が全くみられない。(汚染なし)
△: 被着体面に粘着テープを貼った跡が弱くみられる。(汚染ややあり)
×: 被着体面に粘着テープを貼った跡が強くみられる。(汚染あり)
合成例1で得られた芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I−1)、合成例3で得られたアクリル系ブロック共重合体(II−2)、上記粘着付与樹脂および可塑剤を表3に示す配合組成の割合で溶融混合(温度180℃)し、ホットメルト粘着剤組成物を得た。
次いで、得られたホットメルト粘着剤組成物をポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(東洋紡社製エステルフィルムE5000、厚み50μm)上にホットメルト塗工(塗工温度180℃)を試みたところ、ホットメルト粘着剤組成物が溶融タンク内で分離して組成が不均一になったため、均一にホットメルト塗工することができなかった。
Claims (13)
- 芳香族ビニル化合物単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(P)と炭素−炭素不飽和二重結合の少なくとも一部が水素添加されていてもよい共役ジエン化合物単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(Q)とを有する、数平均分子量が20,000〜500,000である芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I)と、
メタクリル酸エステル単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(A)とアクリル酸エステル単位からなる少なくとも1個の重合体ブロック(B)とを有するアクリル系ブロック共重合体(II)とを含有するホットメルト粘着剤組成物であって、
芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I):アクリル系ブロック共重合体(II)の質量比が99:1〜41:59であるホットメルト粘着剤組成物。 - 前記アクリル系ブロック共重合体(II)中の重合体ブロック(A)の含有量が5〜50質量%である請求項1に記載のホットメルト粘着剤組成物。
- 前記アクリル系ブロック共重合体(II)が、式:(A)−(B)で表されるジブロック共重合体、式:(A)−(B)−(B’)で表されるトリブロック共重合体、および式:(A)−(B)−(A)で表されるトリブロック共重合体[但し、前記式中(A)はメタクリル酸エステル単位からなる重合体ブロック(A)、(B)はアクリル酸エステル単位からなる重合体ブロック(B)、(B’)は(B)とは異なる構造のアクリル酸エステル単位からなる重合体ブロック(B)を示し、−は各重合体ブロックの結合手を示す。]より選択される少なくとも1種のアクリル系ブロック共重合体である請求項1または2に記載のホットメルト粘着剤組成物。
- 前記重合体ブロック(B)を構成するアクリル酸エステル単位が、
一般式 CH2=CH−COOR1 (1)
(式中、R1は炭素数1〜5の有機基を示す)で表されるアクリル酸エステル(b−1)および、
一般式 CH2=CH−COOR2 (2)
(式中、R2は炭素数6〜12の有機基を示す)で表されるアクリル酸エステル(b−2)に由来する構造単位であり、かつ、前記アクリル酸エステル(b−1)および前記アクリル酸エステル(b−2)の質量比[(b−1)/(b−2)]が70/30〜0/100である請求項1〜3のいずれか1項に記載のホットメルト粘着剤組成物。 - 前記芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I)における重合体ブロック(P)の数平均分子量が2,500〜100,000であり、重合体ブロック(Q)の数平均分子量が10,000〜400,000である請求項1〜4のいずれか1項に記載のホットメルト粘着剤組成物。
- 前記重合体ブロック(P)を構成する芳香族ビニル化合物がスチレンおよびα-メチルスチレンから選択される少なくとも1種である請求項1〜5のいずれか1項に記載のホットメルト粘着剤組成物。
- 芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I):アクリル系ブロック共重合体(II)の質量比が90:10〜51:49である請求項1〜6のいずれか1項に記載のホットメルト粘着剤組成物。
- さらに粘着付与樹脂を含む請求項1〜7のいずれか1項に記載のホットメルト粘着剤組成物。
- 前記粘着付与樹脂が、芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体(I)の重合体ブロック(Q)およびアクリル系ブロック共重合体(II)の重合体ブロック(B)に対して相溶性である請求項8に記載のホットメルト粘着剤組成物。
- 前記粘着付与樹脂が、ロジン系樹脂である請求項8または9に記載のホットメルト粘着剤組成物。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のホットメルト粘着剤組成物からなる粘着層を有する積層体。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のホットメルト粘着剤組成物からなる粘着層を有する粘着テープ。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のホットメルト粘着剤組成物からなる粘着層を有する粘着フィルム。
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