JP2016055027A - 食器乾燥庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理中に頻繁に使用する食器類を、使用のつど、短時間で殺菌して清潔な状態にすることができる食器乾燥庫を提供する。
【解決手段】食器乾燥庫1は、収納庫20に収容された食器類5、6、7を乾燥させるように制御する制御部10と、収納庫20の収納空間23に紫外線を照射する照射部12とを備えており、制御部10は、収納庫20内の食器類を乾燥する乾燥モード、および、照射部12を動作させて収納庫20内の食器類5、6、7に対し紫外線の照射を行う殺菌専用モードの2モードを個別に実行するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、収納庫内に収容された食器類を乾燥する食器乾燥庫に関する。
従来には、特許文献1に示すように、収納庫内の食器類を乾燥した後に、殺菌灯から紫外線を照射して食器類を殺菌できるようにした食器乾燥庫が提案されている。この文献のものは、同文献の図2のフローチャートに記載があるように、食器の洗浄、食器の乾燥、および食器の殺菌を連続して行う構成となっている。
特開2008−259576号公報
ところで、キッチンにおいて洗浄をする対象は、食事が終わった後の食器だけではない。まな板や包丁、ふきんも洗浄や乾燥、殺菌の対象とされる。従来の食器乾燥庫には、まな板や包丁、ふきんを食器といっしょに収納庫に収容させて、洗浄、乾燥、殺菌できるようにしたものもある。
特に、まな板は、食事後だけではなく調理中に、たとえば肉をカットしたのちに野菜をカットする場合などにおいて、対象とする食材の処理ごとに食材をまな板に載せ置く前に清潔な状態にしておくために、使用前に洗浄をすることが通例である。つまり、まな板は調理中に頻繁に洗浄や殺菌をする必要がある。
しかしながら、まな板を、特許文献1に示したような食器乾燥庫を用いて洗浄などをすれば、殺菌までに長時間を要してしまい、調理中の必要なときにすぐに使用することができない。
なお、短時間でまな板を清潔にする方法として殺菌液などに漬け置きする方法があるが、まな板が大きいため容易に漬け置きすることはできない。
また、殺菌液を用いて食器類を殺菌する場合には、最終的にはまな板に付着した殺菌液をきれいに除去しなければならず、おもいのほか時間を要する。さらに、食器類に殺菌液のにおいが残ることもあり、すぐに利用するのに抵抗を感じる利用者もいる。
このように、調理中に頻繁に使用するまな板などの食器類を、短時間で清潔な状態にできる適切な方法は従来にはなく、食器類を短時間で清潔な状態にできる装置の開発が望まれていた。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、調理中に頻繁に使用する食器類を、使用のつど、短時間で殺菌して清潔な状態にすることができる食器乾燥庫を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の食器乾燥庫は、収納庫に収容された食器類を乾燥させるように制御する制御部を有した食器乾燥庫であって、収納庫の収納空間に紫外線を照射する照射部を備えており、制御部は、収納庫内の食器を乾燥する乾燥モード、および、照射部を動作させて収納庫内の食器類に対し紫外線の照射を行う殺菌専用モードの2モードを個別に実行するようにしたことを特徴とする。
本発明の食器乾燥庫によれば、上述した構成となっているため、調理中に頻繁に使用する食器類を、使用のつど、短時間で殺菌して清潔な状態にすることができる。
本発明の一実施形態に係る食器乾燥庫の基本制御ブロック図である。 食器乾燥庫を有するキッチンユニットの部分斜視図である。 食器乾燥庫の概略縦断面斜視図である。 (a)、(b)は、まな板の収容態様の2例を示す概略縦断面図である。 キセノンランプと設置部に載せ置かれたまな板との位置関係を示す模式図である。(a)は概略縦断面図、(b)は概略横断面図である。 食器乾燥庫の基本動作の説明図である。(a)は殺菌専用モード、(b)は乾燥モードの各概略フローチャートである。 キセノンランプの発光タイミングを示すタイムチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。まず、食器乾燥庫の基本構成について説明する。
この食器乾燥庫1は、収納庫20の収納空間23に収容された食器類を乾燥する装置である。食器乾燥庫1としては、洗浄機能のない食器乾燥庫1または洗浄機能を有する食器洗い乾燥庫が挙げられる。また、収納物としては、食器7のみならず、まな板5、包丁などの調理器具や布巾6を含む食器類(図4(a)(b)参照)が挙げられる。
以下の実施形態に係る食器乾燥庫1は、収納庫20の収納空間23に紫外線を照射するキセノンランプ12aと、キセノンランプ12aに電力を供給し、一度の殺菌動作で間欠的に複数回の発光、照射をさせる発光部11とを備えている(図1等参照)。
ついで、食器乾燥庫1の詳細な構成について、図1〜図7にもとづいて説明する。
食器乾燥庫1は、図1に示すように、内部基本構成として、各部を制御する制御部10と、3つのキセノンランプ12a、12a、12aよりなる照射部12を有し、これらに電力を供給し、これらを制御部10と協働して動作させる発光部11とを備えている。食器乾燥庫1はさらに、乾燥ファン(不図示)、乾燥ヒータ(不図示)などを制御部10と協働して動作させる乾燥部13や、乾燥モード/殺菌専用モードの切り替えがなされるモード設定部14、その他の設定操作や開始操作などがなされる操作部15を備えている。
食器乾燥庫1は、図2に示すように、キッチンユニット3の天板の下方に組み込まれた引き出し式の乾燥庫であって、キッチンユニット3に形成された箱体21の箱内空間に対して引き出し部22を出し入れ自在とした物理構造となっている。
この引き出し部22の内部空間が食器類の収納空間23とされ、引き出し部22が閉じて収納空間23が箱内空間に納まり閉空間となった状態で、殺菌、乾燥の動作が可能とされる。これらの殺菌、乾燥動作は利用者の操作により実行されるようになっており、その操作部15は、図2に示すように、操作ボタンなどが外部に操作可能に露出された状態に箱体21の開口側に配されている。
図3〜図5は、食器乾燥庫1の収納庫20内を概略的に示した図である。図3は縦断面斜視図であり、図4(a)(b)は模式的に示した縦断面図であり、図5(a)は模式的に示した左縦断面図であり、図5(b)は模式的に示した横断面図である。図2は引き出し部22が引き出された状態を図示したものであるが、図3〜図5はいずれも、引き出し部22の収納空間23が閉空間となった状態を示した図である。
箱体21の前方は開口しており、その開口に引き出し部22を出し入れできるようになっている。図3に示すように、箱内空間の上部には階段状の仕切り板24が取り付けられており、仕切り板24と箱体21の天井部21aとの間には、上述した発光部11や制御部10などの各部を構成する種々の電子部品や基板などが配設されている。また、キセノンランプ12a、12aは下方の収納空間23を臨むように、仕切り板24に設けた開口部24cに組み付けられている。
仕切り板24は、正面から見た左が高く、右が低く形成された階段形状とされ、左板24aの下方の空間には背の高い収納物(たとえば、後述する立てた状態のまな板5)を収容できるようになっている。また、キセノンランプ12a、12aは右板24b側に配設されている。このキセノンランプ12aはUVキセノン管12bを有してなる。なお、仕切り板24の形状、キセノンランプ12aの取り付け位置は、図例のものに限定されない。
引き出し部22は、前板22a(図2参照)と背板22b(図3参照)と底板22c(図3参照)とを外郭として備えている。前板22aと背板22bとは、複数の連結棒22d、22d、・・・および底板22cで連結されている。また、前板22aの上端には前方に突き出た取っ手22eが形成されている。
引き出し部22の内部(収納空間23)にはさらに、食器置き部25、まな板立て部27、まな板5を横置き(寝かせ置き)するための設置部26、布巾掛け部29が配設されている。
食器置き部25は、複数の棒状体25a、25aを水切りのために間隔を空けて設けた網板部よりなり、底板22cのやや上方に配されている。棒状体25a、25aは前板22aと背板22bとを結ぶ連結棒22d、22d間に架設されている(図3、図4(a)(b)参照)。
まな板立て部27は、収納空間23のほぼ中央の高さ位置に配されている。まな板立て部27は、前板22aと背板22bとを結ぶように、所定間隔を空けて並べるように設けた3本の棒材(左棒材部)で構成されており、それぞれの棒材間にまな板5を立てかけられるようになっている(図3、図4(a)(b)参照)。図4(b)はまな板5を立てかけた状態を示している。
設置部26は、上述したまな板立て部27(左棒材部)と、前板22aと背板22bとを結ぶように左棒材部と同一高さに設けた4本の棒材よりなる右棒材部28とよりなる(図3、図4(a)(b)参照)。図4(a)に示すように、この両棒材部の上にまな板5を寝かせるように載置することができる。つまり、この設置部26は、まな板5をその表面(調理用面)を上方に向けて設置できるようになっている。
布巾掛け部29は、収納空間23の上部に配されており、前板22aと背板22bとを結ぶように、所定間隔を空けて並べた4本の棒材で構成されている(図3、図4参照)。
この布巾掛け部29を構成する棒材および最上部の連結棒22dは、まな板5を図4(a)に示すように寝かせ置きしやすくするために、取り外しができるようになっている。
ついで、照射部12のキセノンランプ12a、12a、12aによる収容物に対する殺菌の態様について、具体的に説明する。
キセノンランプ12aは、発光することで紫外線を出力する構成となっている。図3、図4に示すように、照射部12の3つのキセノンランプ12a、12a、12aは下方に向けられ、収納空間23に紫外線を照射する構成となっている。
キセノンランプ12aは、上述したようにUVキセノン管12b(図3参照)を有してなる。このUVキセノン管12bは、その位置から70mm下方へ発光した場合、紫外線の照射範囲が420mm×230mm程度であることが実験によりあきらかになっている。よって、このキセノンランプ12aを直線状に3つ並べ、かつ、キセノンランプ12aの約70mm下方に設置部26を設ければ、標準的な寸法のまな板5の一方の表面のほぼ全体に紫外線を直接照射することができる。
本実施形態のものでは、キセノンランプ12aは、その長手方向が収納空間23の奥行き方向と合致するように、3つのキセノンランプ12a、12a、12aが直線状に並べてある(図5(a)(b)参照)。
発光部11は、操作部15が操作された際に、制御部10との協働により複数の(本例では3つの)キセノンランプ12a、12a、12aを発光させ、複数のキセノンランプ12a、12a、12aに紫外線の照射動作をさせる構成となっている。この照射動作は、殺菌専用モードと乾燥モードの2種の動作モード下において実行されるようになっている(図6(a)(b)参照)。この2種の動作モードは、モード設定部14によって、いずれかに設定されるようになっている。
殺菌専用モードは、キセノンランプ12aの紫外線照射により収納庫20内の食器類の殺菌のみを行うモードである(図6(a)のS101)。一方、乾燥モードは、乾燥部13による食器類の乾燥と、キセノンランプ12aの紫外線照射による食器類の殺菌とを実行するモードである(図6(b)のS201、S202)。この乾燥モードでは、殺菌は乾燥が終了したのちに行われる。
殺菌専用モードは、乾燥の利用とは関係なく利用できるモードであるため、たとえば、調理中に食材ごとに頻繁に洗浄する必要がある、まな板5などの食器類の殺菌に利用することができる。
このような殺菌専用モードでは、少なくともまな板5に関しては、図4(a)、図5に示すように、まな板5を寝かせ置きすればよい。このように設置すれば、キセノンランプ12aから照射される紫外線をまな板5の調理面に直接受けることができる。そのため、まな板5の効率的な殺菌を行うことができる。
また、乾燥モードの実行は、食後などに洗浄したのちの多くの食器類をまとめて乾燥することを目的としている。そのため、図4(b)に示すように、このモードでは、食器7は食器置き部25に置き、まな板5はまな板立て部27に立て、布巾6は布巾掛け部29に掛けた状態にして実行することが望ましい。
以上のように、本食器乾燥庫1は2種のモードで食器類を殺菌できるようになっているので、殺菌の対象物によっては使い分けができる。
特に、殺菌専用モードは食器類を乾燥させることなく殺菌のみを行うモードであるため、手早く殺菌だけを実行することができる。たとえば、上述したように、まな板5は調理中に食材ごとに頻繁に洗浄、殺菌することが望ましいが、このように殺菌専用モードでの殺菌が可能となっているため、乾燥を実行することなく、殺菌のみを行うことができる。この殺菌動作は後述するように短時間で完了するため、調理中に実施しても、短時間でまな板5を清潔な状態にすることができ、すぐに別の食材の調理ができるようになり、利便性が高い。もちろん、まな板5のみならず、包丁や布巾6、食器7も短時間で殺菌でき、使い勝手がよい。
また、乾燥モードでは食器類の乾燥動作ののちに殺菌動作が連続実行されるので、乾燥後の殺菌のし忘れを防止することができる。なお、乾燥モードにおける殺菌動作は、操作部15による設定により実行の可否が選択されるようにしてもよい。
また、このような食器乾燥庫1によれば、紫外線の照射に際して、対象となる食器類の表面などに特殊な処理を施しておく必要がないので、食器類の種類に関係なく、収容可能な寸法であればどのような食器類であっても殺菌対象とすることができる。
さらに、この食器乾燥庫1は、殺菌液への漬け置きなどが困難な、まな板5のような大きな寸法のものにとって、特に有効である。また、この食器乾燥庫1によれば、殺菌液などの化学物質を使わないので、安心して利用することができる。
つぎに、照射部12(複数のキセノンランプ12a、12a、12a)の発光の動作態様について説明する。
複数のキセノンランプ12a、12a、12aは、一度の殺菌動作において、それぞれが間欠的に複数回の発光を行うように制御される。また、複数のキセノンランプ12a、12a、12aは各キセノンランプ12aが順に発光するようになっており、図7に示したタイムチャートのように、発光を繰り返す動作構成となっている。
このように、本実施形態の食器乾燥庫1は、発光部11が制御部10との協働により照射部12(複数のキセノンランプ12a、12a、12a)を連動制御する構成となっている。
本実施形態の例では、各キセノンランプ12aの1回のオン(発光)は、図7に示すように、瞬間的なパルス発光となっており、各キセノンランプ12aが数回〜10回発光する構成となっている。本発明者らの実験によれば、パルス発光でも殺菌効果があること、および合計20回の発光(まな板5に対する照射)で、99%以上が除菌されていることが確認されている。たとえば、2、3分で、3つのキセノンランプ12a、12a、12aで、合計20回の発光がなされるようにすればよい。
このように、この食器乾燥庫1は、一度の殺菌動作で、キセノンランプ12aがパルス発光し、間欠動作する構成であるため、使用電力量を少なくでき、キセノンランプ12aを長持ちさせることができる。また、複数のキセノンランプ12a、12a、12aを用いる構成であるため、個々のキセノンランプ12a、12a、12aの劣化をさらに遅くすることができる。
このキセノンランプ12a(UVキセノン管12b)の、UVランプ(10Wタイプ)との比較実験等によれば、次のような差異があることが判明している。
(a)UVキセノン管12bの照射エネルギーは、70mmの直接照射の場合、UVランプの約13倍である。よってパルス発光でも効果がある。
(b)UVランプでは連続発光が必要であるが、UVキセノン管12bではパルス発光でよいため、照射時間は少なくてすむ。たとえば、UVキセノン管12bを2回発光させた場合(パルス発光、休止、パルス発光)、休止を5秒とすれば、UVランプで同程度の照射エネルギーを得ようとした場合の照射時間の1/3程度の稼動時間ですむ。
(c)UVランプは蛍光灯であるため、5℃以下、40℃以上で使用すると寿命が短くなる。
(d)UVランプは低温始動性が悪く立ち上がりも遅い。立ち上がりが遅いためスタート時の除菌能力が低くなるおそれがある。UVキセノン管12bは一定した除菌能力がある。
(e)UVランプは水銀を使用しているが、UVキセノン管12bは水銀を使用していない。つまり環境面での優位性がある。
また、照射部12に対し電力供給し制御する発光部11は3つのキセノンランプ12a、12a、12aに対して1つ設ければよいため、大掛かりな構成にはならず、製造コストを低く抑えることができる。
以上に示したキセノンランプ12a、12a、12aの発光態様は、操作部15で設定変更できるようにしてもよい。たとえば、調理面の小さいまな板5を対象とすることを考慮して、隣接する2つのキセノンランプ12a、12aのみを用いる構成に変更できるようにすればよい。また、キセノンランプ12aのオン(パルス)の時間やオン回数、オン間隔などを変更できるようにしてもよい。
このように、利用者が発光態様を設定変更できるようにすることで、使用態様に応じて、殺菌性をさらに高めたり、殺菌効率をよくしたり、使用電力をさらに低減したりすることができる。たとえば対象とする菌の種類に対応させて、発光態様を簡単に変更することもできる。
以上には、食器乾燥庫1としてキッチンユニット3に組み込まれたものを例示した。このように、食器乾燥庫1がキッチンユニット3に組み込まれているので、使い勝手がよい。特に、調理中に頻繁に使用する、寸法の大きなまな板5を殺菌する場合に効果的である。上述の例のように、キセノンランプ12aが下方に向けて紫外線を照射する構成となっているので、まな板5を殺菌するためには、まな板5を調理面を上方に向けて設置部26に載置するだけでよく、きわめて使いやすい。
この設置部26は、上述の実施形態の例では、キセノンランプ12aの約70mm下方に配してあるが、この距離を変更できるように、棒材の付け替えができるようにしてもよい。
また、食器乾燥庫1はキッチンユニット3に組み込まれたものに限定されない。さらに、食器乾燥庫1は洗浄機能を有した食器洗い乾燥庫であってもよい。
が、そうでなくてもよい。
また、上述の実施形態の例は、水平に配置したまな板5に上方より紫外線を照射する構成となっているが、下方より照射する構成であってもよいし、縦置きしたまな板5に対して側方から照射する構成であってもよい。さらに、まな板5を紫外線の主たる照射対象とはせず、布巾6を主たる対象とした内部構造であってもよい。ようするに、少なくとも照射部12(キセノンランプ12a)が収納空間23のいずれかの部位に対して紫外線を照射する構成であれば、どのような内部構造であってもよい。
また、上述の実施形態の例では、設置部26がキセノンランプ12aの約70mm下方に配してあるが、この距離を変更できるように、棒材の付け替えができるようにしてもよい。
また、食器乾燥庫1は、まな板5の寝かせ置き用の設置部26を有さない構成であってもよい。たとえば、別体の水切りカゴを収容できるものでは、上方からの紫外線を受けられるように、その水切りカゴの上にまな板5を載せ置くように使用してもよい。
1 食器乾燥庫
3 キッチンユニット
5 まな板(食器類)
6 布巾(食器類)
7 食器(食器類)
10 制御部
11 発光部
12 照射部
14 モード設定部
20 収納庫
26 設置部

Claims (3)

  1. 収納庫に収容された食器類を乾燥させるように制御する制御部を有した食器乾燥庫であって、
    前記収納庫の収納空間に紫外線を照射する照射部を備えており、
    前記制御部は、前記収納庫内の食器類を乾燥する乾燥モード、および、前記照射部を動作させて前記収納庫内の食器類に対し紫外線の照射を行う殺菌専用モードの2モードを個別に実行するようにしたことを特徴とする食器乾燥庫。
  2. 請求項1において、
    前記制御部は、前記乾燥モードにおいて、前記収納庫内の食器類を乾燥させた後に、前記食器類に紫外線を照射することができる構成となっている、食器乾燥庫。
  3. 請求項1または2において、
    前記収納庫はキッチンユニットの天板の下方に組み込まれており、
    前記照射部は、前記収納庫内の上部に配され、下方に向けて紫外線を照射する構成とされており、
    前記収納庫内には、まな板をその表面を上方に向けて設置できる設置部が形成されている、食器乾燥庫。
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