JP2016055026A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】魅力的な演出をバランス良く出現させる。【解決手段】本発明の一実施形態に係る遊技機は、遊技機の稼働期間毎に相異なる演出出現率の情報を対応付けて記憶した記憶手段と、遊技機の稼働期間を計時する計時手段と、計時した稼働期間に対応する演出出現率に基づいて、出現させる演出を決定する決定手段とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、遊技機に関する。
弾球遊技機(以下、パチンコ機という)において、「演出」はその遊技機の魅力を左右する重要なファクターである。このため、メーカー各社からは、遊技者の興味をより引き付けるべく、日々多様な演出が提案されている。実際、魅力的な演出を搭載した遊技機は、遊技者の間でも人気が高い。
演出の中には、出現率が非常に低いレア演出やプレミア演出と呼ばれる演出も存在する。このような演出は、演出自体も豪華であり大当り信頼度も高い傾向にあるため、遊技者の間で特に好まれやすい。また、遊技者の中には、このような演出を見たいがため遊技を行う者も少なくない。
この点に関する技術として、遊技機の中には、遊技者が演出切替ボタンを操作することにより、遊技者自身が自分の好みのキャラクター演出を選択できるようにしたものもある(特許文献1参照)。
特開2012−179290号公報
しかしながら、遊技者が前評判などで話題のレア演出やプレミア演出の存在は知っていても、そのような演出の出現率は非常に低いため、一度もそのような演出を見られないまま遊技に飽きたり遊技を止めてしまう恐れがある。しかしその一方、そのような演出を頻繁に出現させてしまうと、もはやレア演出やプレミア演出とはいえなくなり、それら演出自体の価値が低下するという恐れもある。
即ち、パチンコ機の演出においては、遊技者の掴みを得るためある程度は熱い演出を出現させたいという側面と、演出自体の価値を確保できるよう熱い演出の出現率を絞らざるを得ないという側面との間で、両者のバランスのとり方が困難であるという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑み提案されたものであり、一つの側面では、魅力的な演出をバランス良く出現させることを目的とする。
本発明の一態様に係る遊技機は、遊技機の稼働期間毎に相異なる演出出現率の情報を対応付けて記憶した記憶手段と、遊技機の稼働期間を計時する計時手段と、計時した稼働期間に対応する演出出現率に基づいて、出現させる演出を決定する決定手段とを備える。
本発明の実施形態によれば、一つの側面では、魅力的な演出をバランス良く出現させることができる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ機の外観図である。 本発明の一実施形態に係るパチンコ機の制御系構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る大当たり時の発生演出振り分けテーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るハズレ時の発生演出振り分けテーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る発生演出の決定処理を示すフローチャート図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。
<構成>
(遊技機の外観構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の外観図である。図1に示されるように、パチンコ機(弾球遊技機)10は、前面枠101の前面に前面ガラス枠102が左方向に回動可能に取り付けられている。また、前面枠101の内側には、盤面上に映像表示装置103、始動口104、大入賞口105、風車及び釘などが配置された遊技盤106が設けられている。
また、前面枠101の下部には、遊技球の上受皿107及び下受皿108が設けられている。また、下部パネル109には、遊技球を発射するための操作ハンドル110が右方向に回動可能に取り付けられている。
本発明の一実施形態に係るパチンコ機10は、いわゆるデジタルパチンコ機(デジパチ機)である。遊技者が操作ハンドル110を操作し、上受皿107上の遊技球の打ち出しを行うと、遊技盤106内に遊技球が打ち出される。打ち出された遊技球が始動口104に入賞すると、パチンコ機10内部では、大当たり抽選が行われる。また、始動口104に遊技球が入賞すると同時に映像表示装置103に表示された図柄(例えば、3つの数字図柄など)が変動し、大当たり抽選に当選した場合、例えば、停止図柄が揃うなどして、大当たり状態が発生する。大当たり状態が発生すると、大入賞口105が大当たりラウンド数の回数分、開閉する。
また、映像表示装置103の図柄変動に伴い、大当たりへの期待を盛り上げるための演出が発生する。演出は、大当たり信頼度(期待度)の異なる複数種類の様々な演出が搭載されており、遊技者は、大当たり信頼度の高い発生演出を期待したり、また演出内容そのものを楽しみながら、遊技を行う。
(遊技機の制御系構成)
図2は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の制御系構成を示す図である。図2に示されるように、パチンコ機10は、基板系として、主基板120及び周辺基板121を有している。
主基板120は、メイン制御部としての機能を有するメイン制御基板である。主基板120は、各種演算、パチンコ機10の制御等を行うCPU120aと、パチンコ機10の各種制御プログラムや遊技大当たり抽選用の抽選テーブル、大当たり時及びハズレ時の発生演出振り分けテーブル等を記憶したROM120bと、プログラムの作業領域としての又は一時的なデータ(保留メモリの保留玉の乱数値等)の記憶等を行う書き換え可能なRAM120cと、ボタンやセンサ等からの入力、周辺基板121にコマンドを送出する等の出力を行う入出力部120dと、パチンコ機10が設置されその稼働が開始してからの稼働期間(稼働時間)を計時する時計120eとを備えている。
また、主基板120は、大当たりの抽選処理、周辺基板121に対する大当たり時及びハズレ時の発生演出用のコマンドの送信や、遊技機に関する規則、規格等に基づいた動作を行うように構成されている。
周辺基板121は、サブ制御部としての機能を有するサブ制御基板である。周辺基板121は、主基板120から受信した遊技に要するコマンドに応じて演出処理を実行する。周辺基板121は、演出制御等を行うCPU121aと、映像表示装置103、照明装置122、スピーカ123の制御を行うプログラムを記憶したROM121bと、プログラムの作業領域としての又は一時的なデータの記憶を行うRAM121cと、映像表示装置103の駆動を行うVDP(Video Display Processor)121eと、スピーカ123から音声や効果音を発生するための音源IC121fと、入出力部121dとを備えている。
また、周辺基板121のROM121bには、映像表示装置103、照明装置122、スピーカ123を用いて様々な演出を行うための演出データが記憶されている。周辺基板121は、主基板120から出力される信号によって、ROM121bに記憶している演出データから演出内容を決定し、決定した演出内容を実現する。例えば、周辺基板121は、決定した演出内容に基づいて、映像表示装置103に映像を出力させたり、照明装置122に照明を稼働させる。
始動口104は、センサを有しており、遊技球が始動口104へ入賞すると、センサが遊技球の入賞を検知し、始動信号を主基板120に送信する。主基板120は、始動信号を受信すると乱数値を取得し、当該乱数値と、大当たり抽選用の抽選テーブルとに基づいて、大当たり抽選を実行する。また、主基板120は、遊技球が始動口104へ入賞すると、周辺基板121に映像表示装置103に表示された図柄を変動させる。
大入賞口105は、主基板120からの開閉信号すると、アタッカー(四角いフタが開くタイプの役物)を開閉する。主基板120は、大当たり抽選に当選した場合、大入賞口105に大当たりラウンド数分の開閉信号を送信する。また、大入賞口105は、1ラウンド当りの入賞遊技球を検知するセンサを有している。主基板120は、入賞遊技球の検知信号を受信すると、払出ユニット(図示せず)に所定数の遊技球の払い出しを実行させる。
操作ハンドル110は、遊技者が遊技盤106内に遊技球を打ち出すための操作部である。操作ハンドル110は発射装置と接続されており、操作ハンドル110が右方向に回転操作されると、発射装置は前面枠101内側の遊技盤106に向かって、上受皿107から供給される遊技球を打ち出す。
<発生演出振り分けテーブル>
次いで、発生演出振り分けテーブルについて説明する。発生演出振り分けテーブルは、大きく、大当たり時の発生演出振り分けテーブルと、ハズレ時の発生演出振り分けテーブルとに大別される。
(大当たり時の発生演出振り分けテーブル)
図3は、本発明の一実施形態に係る大当たり時の発生演出振り分けテーブルの一例を示す図である。
上述したように、打ち出された遊技球が始動口104に入賞すると、パチンコ機10内部では、主基板120により大当たり抽選が行われる。また、始動口104に遊技球が入賞すると同時に映像表示装置103に表示された図柄(例えば、3つの数字図柄など)が変動し、演出も発生する。ここで、主基板120は、大当たり抽選に当選した場合、大当たり時の発生演出振り分けテーブルを参照し、搭載される複数種類の演出のうち、いずれの大当たり演出を発生させるかを決定する。
なおこの場合、既に大当たり抽選に当選しているため、決定された演出の種類に関わらずどの演出であっても、映像表示装置103に表示された停止図柄(例えば、3つの数字図柄など)が揃うなどして、大当たり状態が発生する。
図3に示されるように、大当たり時の発生演出振り分けテーブルは、パチンコ機10が設置され稼働が開始してからの期間(稼働期間という)に応じて、3つのテーブルT1、T2、T3を有している。つまり、パチンコ機10が設置され稼働が開始してからの稼働期間に応じて、参照されるテーブルが異なっている。テーブルt1、t2、t3は、それぞれパチンコ機10の稼働期間が期間1(初期)、期間2(中期)、期間3(後期)である場合に参照される。
また、テーブルT1、T2、T3を参照すると、各テーブルでは、「演出種類」ごとにそれぞれの「振り分け率」が規定される。
「演出種類」は、パチンコ機10に搭載される演出の種類である。具体的に、パチンコ機10には、演出P(大当たり信頼度100%のプレミア演出)、演出A(大当たり信頼度が非常に高いレア激アツ演出)、演出B、演出C、演出D、演出Eという6種類の演出が搭載されている。
「振り分け率」は、発生演出の振り分け率である。つまり、大当たり抽選に当選した場合、「振り分け率」に従って、搭載される「演出種類」の演出の中から、いずれの演出を発生させるかが決定(選択・抽選)される。
ここで、テーブルT1、T2、T3の演出Aに着目する。テーブルT1の場合、演出Aの振り分け率は15%である。つまり、大当たり抽選に当選した場合、15%の確率で演出Aが発生する。一方、テーブルT2の場合、演出Aの振り分け率は10%である。つまり、大当たり抽選に当選した場合、10%の確率で演出Aが発生する。また、テーブルT3の場合、演出Aの振り分け率は5%である。つまり、大当たり抽選に当選した場合、5%の確率で演出Aが発生する。
これは即ち、同一演出であっても、パチンコ機10が設置され稼働が開始してからの稼働期間に応じて、演出Aの出現率が変化することを意味している。つまり、パチンコ機10の稼働開始から間もない期間の間、演出Aは、本来の基準出現率(例えば、5%)よりも発生しやすくなり(例えば、15%)、パチンコ機10の稼働期間が経過するにつれ、演出Aは発生しにくくなり(例えば、10%)、最終的に本来の基準出現率(例えば、5%)に落ち着く。そもそも、演出Aは、大当たり信頼度が非常に高いレア激アツ演出であるので、本来的には頻繁に発生しにくい演出ではある。しかし、テーブルT1やT2によれば、パチンコ機10の稼働開始から間もない期間では、演出Aを発生しやすくすることが可能である。
これにより、例えば、前評判などで話題の演出Aを楽しみにしている遊技者がパチンコ機10の遊技を行う場合、新装初日から間もない一時的な間(いわばお祭り期間)、演出Aを見られる可能性が高くなる。そして、演出Aの魅力的な演出価値(豪華さ等)が遊技者の好奇心に強く訴求することで、新台パチンコ機10に対する遊技者の支持を得ることが可能となる。また、稼働期間が経過するにつれて、演出Aは本来的な出現率に収束するため、レア演出としての大当たり信頼度の低下を防止することができる。なお、パチンコ機10が遊技者の支持を得ることができていれば、パチンコ機10は飽きられることなくその後にも末永い長期稼働を見込むことが可能である。
一方、テーブルT1、T2、T3の演出Eにも着目する。テーブルT1の場合、演出Eの振り分け率は7%である。一方、テーブルT2の場合、演出Eの振り分け率は12%である。また、テーブルT3の場合、演出Eの振り分け率は17%である。これは、一義的には、各テーブルにおいて、演出Aの振り分け率を増やした分、演出Eの振り分け率を下げたものである。
しかしこれもまた、同一演出であっても、大当たり時、パチンコ機10が設置され稼働が開始してからの稼働期間に応じて、演出Eの出現率が変化することも意味している。つまり、パチンコ機10の稼働開始から間もない期間の間、演出Eは、本来の基準出現率(例えば、17%)よりも発生しにくくなり(例えば、7%)、パチンコ機10の稼働期間が経過するにつれ、演出Eは発生しやすくなり(例えば、10%)、最終的に本来の基準出現率(例えば、17%)に落ち着く。そもそも、演出Eの演出価値(豪華さ等)は、レアな演出Aに及ばないものである。このため、稼働開始から間もない間は、演出Aの振り分け率を増やした分、演出Eの振り分け率は小さくしても、遊技者の支持低下にはつながりにくい。むしろ、演出Aの魅力的な演出価値が遊技者の好奇心に強く訴求する効果の方が大きいといえる。またさらに、稼働期間が経過するにつれ、演出Eは大当たり時の出現率(例えば、17%)がアップするので、遊技者に対して、なかなか当たらない演出Eでも当たることがあるという意外な驚きも付与しうる。
(ハズレ時の発生演出振り分けテーブル)
図4は、本発明の一実施形態に係るハズレ時の発生演出振り分けテーブルの一例を示す図である。
打ち出された遊技球が始動口104に入賞すると、パチンコ機10内部では、主基板120により大当たり抽選が行われる。また、始動口104に遊技球が入賞すると同時に映像表示装置103に表示された図柄(例えば、3つの数字図柄など)が変動し、演出も発生する。ここで、主基板120は、大当たり抽選に当選しない場合、ハズレ時の発生演出振り分けテーブルを参照し、搭載される複数種類の演出のうち、いずれのハズレ演出を発生させるかを決定する。
なおこの場合、大当たり抽選には当選していないため、決定された演出の種類に関わらずどの演出であっても、映像表示装置103に表示された停止図柄(例えば、3つの数字図柄など)が揃うことはなく、ハズレとなる。
図4に示されるように、ハズレ時(大当たり非当選時)の発生演出振り分けテーブルは、パチンコ機10が設置され稼働が開始してからの期間に応じて、3つのテーブルt1、t2、t3を有している。つまり、パチンコ機10が設置され稼働が開始してからの稼働期間に応じて、参照されるテーブルが異なっている。テーブルt1、t2、t3は、それぞれパチンコ機10の稼働期間が期間1(初期)、期間2(中期)、期間3(後期)である場合に参照される。
ここで、テーブルt1、t2、t3の演出Aに着目する。テーブルt1の場合、演出Aの振り分け率は3%である。一方、テーブルT2の場合、演出Aの振り分け率は3%である。また、テーブルt3の場合、演出Aの振り分け率は1%である。
これは即ち、同一演出であっても、パチンコ機10が設置され稼働が開始してからの稼働期間に応じて、ハズレ時においても、演出Aの出現率が変化することを意味している。つまり、パチンコ機10の稼働開始から間もない期間の間、ハズレ時にも、演出Aは、本来の基準出現率(例えば、1%)よりも発生しやすくなり(例えば、3%)、パチンコ機10の稼働期間が経過するにつれ、演出Aは発生しにくくなり(例えば、2%)、最終的に本来の基準出現率(例えば、1%)に落ち着く。そもそも、演出Aは、大当たり信頼度が非常に高いレア激アツ演出であるので、本来的には頻繁に発生しにくい演出ではある。しかし、テーブルT1やT2によれば、パチンコ機10の稼働開始から間もない期間では、ハズレ時にも、演出Aを発生しやすくすることが可能である。
<発生演出の決定処理>
図5は、本発明の一実施形態に係る発生演出の決定処理を示すフローチャート図である。本フローチャートの動作主体は、パチンコ機10の主基板120である。
S1:主基板120は、遊技球が始動口104に入賞したか否かを判定する。遊技球が始動口104へ入賞すると、始動口104のセンサが遊技球の入賞を検知し、始動信号を主基板120に送信する。主基板120は、始動信号を受信した場合、遊技球が始動口104に入賞したと判定する。
S2:主基板120は、遊技球が始動口104に入賞した場合、大当たり抽選を実行する。大当たり抽選を実行する場合、主基板120は、1つの遊技球の入賞につき、乱数値を1つ取得(生成)する。次いで、主基板120は、大当たり抽選用の抽選テーブルを参照し、取得した乱数値が大当たり抽選用の抽選テーブルで規定される大当たり値と一致するか否かを判定することで、大当たり抽選を実行する。そして、取得した乱数値が大当たり値と一致する場合、大当たりとなる。
S3:主基板120は、時計120eから、パチンコ機10が稼働開始してからの稼働期間を示す「期間」を取得する。例えば、時計120eは、パチンコ機10が店舗に設置され、初めて稼働が開始される新装時点で、「期間」のカウントを開始している。よって、例えば、新装時点から1週間が経過している場合、主基板120は、時計120eから、「期間」として、1週間という値を取得する。また、新装時点から1週間が経過している場合、主基板120は、時計120eから、「期間」として、1週間という値を取得する。また、例えば、新装時点から1か月が経過している場合、主基板120は、時計120eから、「期間」として、1か月という値を取得する。なお、主基板120は、○年○月○日○時○分というようにいわゆる時計時刻を取得の上、新装時点から計算して、「期間」を算出することも可能である。
S4:主基板120は、S2で大当たりに当選したか否かを判定する。大当たりに当選した場合、S5へ進む。一方、大当たりに当選しない場合(ハズレの場合)、S10へ進む。
S5:主基板120は、S3で取得した「期間」が期間1であるか否かを判定する。なお、期間1は、予め設定される所定期間値であり、一例として、期間1=2週間(0.5か月)とすることができる。「期間」が期間1である場合、S6へ進む。「期間」が期間1でない場合、S7へ進む。
S6:主基板120は、大当たり時の発生演出振り分けテーブルのうち、期間1において適用されるテーブルT1(図3)を参照し、発生演出を決定する。テーブルT1が適用される場合、大当たり時の発生演出は、6種類の演出のうち、演出P:演出A:演出B:演出C:演出D:演出E=5%:15%:30%:40%:3%:7%という振り分け率で決定される。なお、具体的に演出Aに着目すれば、パチンコ機10の新装時点から最初の2週間の間は、本来より演出Aが発生・出現しやすくなっている。
S7:主基板120は、S3で取得した「期間」が期間2であるか否かを判定する。なお、期間2は、予め設定される期間1よりも後の所定期間値であり、一例として、期間2=1か月とすることができる。「期間」が期間2である場合、S8へ進む。「期間」が期間2でない場合、S9へ進む。
S8:主基板120は、大当たり時の発生演出振り分けテーブルのうち、期間2において適用されるテーブルT2(図3)を参照し、発生演出を決定する。テーブルT2が適用される場合、大当たり時の発生演出は、6種類の演出のうち、演出P:演出A:演出B:演出C:演出D:演出E=5%:10%:30%:40%:3%:12%という振り分け率で決定される。
S9:主基板120は、大当たり時の発生演出振り分けテーブルのうち、期間3において適用されるテーブルT3(図3)を参照し、発生演出を決定する。テーブルT3が適用される場合、大当たり時の発生演出は、6種類の演出のうち、演出P:演出A:演出B:演出C:演出D:演出E=5%:5%:30%:40%:3%:17%という振り分け率で決定される。なおここで、期間2(例えば、1か月)が経過以降は、全て期間3とした。
S10:S10からは、S4で大当たりに当選しない場合(ハズレの場合)について説明する。主基板120は、S3で取得した「期間」が期間1であるか否かを判定する。「期間」が期間1である場合、S11へ進む。「期間」が期間1でない場合、S12へ進む。
S11:主基板120は、ハズレ時の発生演出振り分けテーブルのうち、期間1において適用されるテーブルt1(図4)を参照し、発生演出を決定する。テーブルt1が適用される場合、ハズレ時の発生演出は、6種類の演出のうち、演出P:演出A:演出B:演出C:演出D:演出E=0%:3%:9%:15%:30%:43%という振り分け率で決定される。なお、具体的に演出Aに着目すれば、パチンコ機10の新装時点から最初の2週間の間は、ハスレ時にも、本来より演出Aが発生・出現しやすくなっている。つまり、大当たり時、ハズレ時を含め、トータル的に本来より演出Aの出現率がアップするようになっている。
S12:主基板120は、S3で取得した「期間」が期間2であるか否かを判定する。「期間」が期間2である場合、S13へ進む。「期間」が期間2でない場合、S14へ進む。
S13:主基板120は、ハズレ時の発生演出振り分けテーブルのうち、期間2において適用されるテーブルt2(図4)を参照し、発生演出を決定する。テーブルt2が適用される場合、ハズレ時の発生演出は、6種類の演出のうち、演出P:演出A:演出B:演出C:演出D:演出E=0%:3%:9%:15%:30%:44%という振り分け率で決定される。
S14:主基板120は、ハズレ時の発生演出振り分けテーブルのうち、期間3において適用されるテーブルt3(図4)を参照し、発生演出を決定する。テーブルt3が適用される場合、ハズレ時の発生演出は、6種類の演出のうち、演出P:演出A:演出B:演出C:演出D:演出E=0%:3%:9%:15%:30%:45%という振り分け率で決定される。
S15:主基板120は、発生演出を決定すると、S2の抽選結果(大当たり又はハズレ)及び決定した発生演出用のコマンドを周辺基板121に送信する。なお、周辺基板121は、主基板120から出力されるコマンドに応じて、ROM121bに記憶している演出データから、決定された発生演出に該当する演出内容を決定し、決定した演出内容を実現する。例えば、周辺基板121は、その演出内容に基づいて、映像表示装置103に映像を出力させたり、照明装置122に照明を稼働させる。
<総括>
以上、本実施形態に係るパチンコ機10は、同一演出であっても、パチンコ機10が設置され稼働が開始してからの稼働期間に応じて、演出の発生する出現率を変化させる。つまり、パチンコ機10の稼働開始から間もない期間の間、演出価値が特に高い演出を、本来の基準出現率よりも発生しやすくする。これにより、例えば、前評判などで話題の演出Aを楽しみにしている遊技者がパチンコ機10の遊技を行う場合、新装初日から間もない一時的な間、演出Aを見られる可能性が高くなる。そして、演出Aの魅力的な演出価値が遊技者の好奇心に強く訴求することで、新台パチンコ機10に対する遊技者の支持を得ることが可能となる。また、稼働期間が経過するにつれて、演出Aは本来的な出現率に収束するため、レア演出としての大当たり信頼度の低下を防止することができる。なお、パチンコ機10が遊技者の支持を得ることができていれば、パチンコ機10は飽きられることなくその後にも末永い長期稼働を見込むことが可能である。
以上、本実施形態に係るパチンコ機10によれば、魅力的な演出をバランス良く出現させることができる。
なお、本発明の好適な実施の形態により、特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨及び範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正及び変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細及び添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
例えば、パチンコ機10が設置され稼働が開始してからの稼働期間に応じて、演出の発生する出現率を変化させることを応用し、ある演出Xについて、最初の稼働期間の間は、本来の基準出現率よりも小さくする。これにより、なかなか発生しないいわば隠れ演出Xを発掘する楽しみができるため、パチンコ機10は飽きられることなくその後にも末永い長期稼働を見込むことが可能である。
また、遊技機としてのパチスロ機を含むスロット機にも適用できる。
10 パチンコ機
120 主基板
120b ROM
120e 時計

Claims (4)

  1. 遊技機の稼働期間毎に相異なる演出出現率の情報を対応付けて記憶した記憶手段と、
    遊技機の稼働期間を計時する計時手段と、
    計時した稼働期間に対応する演出出現率に基づいて、出現させる演出を決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記決定手段は、
    遊技機の稼働期間が所定の稼働期間を経過する前は、基準となる出現率よりも大きい出現率に基づいて、出現させる演出を決定し、
    所定の稼働期間を経過した後は、前記基準となる出現率に基づいて、出現させる演出を決定すること、
    を特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 複数種類の演出を有し、
    前記決定手段は、
    遊技機の稼働期間が所定の稼働期間を経過する前は、前記複数種類の演出のうち特定の演出を、前記基準となる出現率よりも大きい出現率に基づいて、出現させること、
    を特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記特定の演出は、
    前記複数種類の演出のうち、相対的に演出価値が高い演出であること、
    を特徴とする請求項3記載の遊技機。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018023436A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2018023437A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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