JP2016054689A - 移動栽培装置 - Google Patents

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Hisaya Yamada
久也 山田
保 萩原
Tamotsu Hagiwara
保 萩原
哲 壺井
Toru Tsuboi
哲 壺井
哲平 川口
Teppei Kawaguchi
哲平 川口
高志 越智
Takashi Ochi
高志 越智
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Abstract

【課題】植物を栽培する複数の栽培ベンチ10を循環させる閉ループ状の移動栽培装置1において、トマトやキュウリ等を栽培する場合、誘引棒の立設状態の安定性に欠けるという問題を解消する。
【解決手段】搬送方向を互いに逆向きにして平行状に並ぶ一対の搬送コンベヤ40A,40Bと、一対の案内装置20A,20Bとを閉ループ状に配置する。一対の移載装置21A,21Bの駆動によって、各案内装置20A(20B)上にある複数の栽培ベンチ10を玉突き状に搬送し、複数の栽培ベンチ10を循環させる。各栽培ベンチ10は、植物を栽培する栽培槽2と、栽培槽2を収容するフレーム枠体11とを備える。フレーム枠体11の前後の長手側部側には、植物の茎及び/又は幹を誘引する縦長の誘引棒16を支持する支柱支持体15を取り付ける。
【選択図】図12

Description

本願発明は、野菜や花卉といった植物を密植状態で栽培できる移動栽培装置に関する。
従来、複数の横長な栽培ベンチを用いて果菜類を栽培する技術は知られている。例えば特許文献1や特許文献2には、各栽培ベンチをその長手方向に平行な行方向(横方向)か、又は前記長手方向に直交する列方向(縦方向)かのいずれか一方にのみ移動させる構成の移動栽培装置が開示されている。
また、特許文献3には、各栽培ベンチを行方向及び列方向の両方に移動可能にする構成の移動栽培装置が開示されている。この場合、行方向に延びるフレームや列方向に延びるフレームにコロ群を設けている。行方向のフレームごとに、行方向に延びる1本のスプライン動力軸及び個別のベルト伝動系を介して、行方向に並ぶコロ群に動力伝達する一方、列方向のフレームごとに、列方向に延びる1本のスプライン動力軸及び個別のベルト伝動系を介して、列方向に並ぶコロ群に動力伝達することによって、各栽培ベンチを行方向及び列方向の両方に移動可能にしている。
特開平9−56259号公報 特開2001−78577号公報 特開平11−289871号公報
ところで、この種の移動栽培装置で栽培される野菜としては、例えばイチゴやホウレンソウのように培地に沿って茎や幹を成長させるタイプのものが多いが、トマトやキュウリ等を栽培することも可能である。トマトやキュウリ等を栽培する場合、茎や幹が成長する際に、草勢維持のために縦長の誘引棒を用いて誘引する必要がある。誘引は、トマトやキュウリ等の成長を助けると共にその果実を保護し、果実の色、形状、品質等を確保するのに必須である。
しかし、従来は、誘引棒を用いるにあたって、ロックウールや培土等の培地に誘引棒を直接差し込んでいただけであるから、栽培ベンチを移動させる移動栽培装置では移動時の振動等で誘引棒が倒れてしまうというように、誘引棒の立設状態の安定性に欠けるという問題があった。
本願発明は、上記のような現状を検討して改善を図った移動栽培装置を提供することを技術的課題として成されたものである。
請求項1の発明は移動栽培装置に係り、植物を栽培する栽培槽及び当該栽培槽を収容する収容部を有する栽培ベンチと、前記栽培ベンチを移動させる搬送手段とを備え、植物の茎及び/又は幹を誘引する縦長の誘引棒を支持する支柱支持体を前記収容部に設けているというものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の移動栽培装置において、前記搬送手段は、搬送方向を互いに逆向きにして平行状に並ぶ一対の搬送コンベヤと、前記両搬送コンベヤ間をつなぐ一対の案内装置とを備え、前記両搬送コンベヤと前記両案内装置とよって閉ループを形成し、前記各搬送コンベヤ上にある栽培ベンチを搬送下流側の前記案内装置に向けて移動させる一対の移載装置を備え、前記各移載装置の駆動によって前記各案内装置上の複数の栽培ベンチを玉突き状に搬送し、前記閉ループ内で前記複数の栽培ベンチを循環させるように構成し、前記各栽培ベンチは、前記収容部としてのフレーム枠体を備え、前記フレーム枠体の前後の長手側部側に前記支柱支持体を取り付けているというものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の移動栽培装置において、前記フレーム枠体は、上面側を構成する矩形枠状の上フレーム枠と、下面側を構成する矩形枠状の下フレーム枠と、前記上下のフレーム枠をつなぐ複数の縦フレームとを備えており、前記各縦フレームは、中空状に構成すると共に上端側を上向きに開口していて、前記支柱支持体を兼ねているというものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載の移動栽培装置において、前記誘引棒は前記各縦フレームに抜き差し可能に差し込み装着しているというものである。
本願発明によると、植物を栽培する栽培槽及び当該栽培槽を収容する収容部を有する栽培ベンチと、前記栽培ベンチを移動させる搬送手段とを備え、植物の茎及び/又は幹を誘引する縦長の誘引棒を支持する支柱支持体を前記収容部に設けているから、ロックウールや培土等の培地に誘引棒を直接差し込んだりせずに、前記誘引棒を前記支柱支持体に装着すれば、前記各栽培ベンチの移動時の振動等によって前記誘引棒が倒れるおそれがなく、前記各栽培ベンチに前記誘引棒を安定的に支持できる。
請求項2の発明によると、前記搬送手段は、搬送方向を互いに逆向きにして平行状に並ぶ一対の搬送コンベヤと、前記両搬送コンベヤ間をつなぐ一対の案内装置とを備え、前記両搬送コンベヤと前記両案内装置とよって閉ループを形成し、前記各搬送コンベヤ上にある栽培ベンチを搬送下流側の前記案内装置に向けて移動させる一対の移載装置を備え、前記各移載装置の駆動によって前記各案内装置上の複数の栽培ベンチを玉突き状に搬送し、前記閉ループ内で前記複数の栽培ベンチを循環させるように構成し、前記各栽培ベンチは、前記収容部としてのフレーム枠体を備え、前記フレーム枠体の前後の長手側部側に前記支柱支持体を取り付けているから、請求項1の場合と同様に、前記各栽培ベンチの移動時の振動等によって前記誘引棒が倒れるおそれがなく、前記各栽培ベンチに前記誘引棒を安定的に支持できる。従って、移動栽培装置において前記誘引棒を用いて成長させるトマトやキュウリ等の植物を栽培するにあたり、当該植物の成長を確実に手助けできる。前記移動栽培装置によって、イチゴやホウレンソウだけでなくトマトやキュウリ等も効率よく栽培できるから、前記移動栽培装置の適用範囲が広がり、前記移動栽培装置の汎用性を向上できる。
請求項3の発明によると、前記フレーム枠体は、上面側を構成する矩形枠状の上フレーム枠と、下面側を構成する矩形枠状の下フレーム枠と、前記上下のフレーム枠をつなぐ複数の縦フレームとを備えており、前記各縦フレームは、中空状に構成すると共に上端側を上向きに開口していて、前記支柱支持体を兼ねているから、前記支柱支持体を別途設けたりする必要がなく、前記フレーム枠体の強度メンバーである前記縦フレームを有効利用して、それだけ前記フレーム枠体の構造を簡素化できる。前記フレーム枠体の部品点数を削減してコスト抑制を図れる。
請求項4の発明によると、前記誘引棒は前記各縦フレームに抜き差し可能に差し込み装着しているから、例えばイチゴやホウレンソウのように前記誘引棒の不要な植物の栽培では、前記誘引棒を引き抜いて撤去しておけばよい。従って、前記移動栽培装置の適用範囲拡大に寄与できる。
実施形態における移動栽培装置の概略平面図である。 搬送コンベヤの平面図である。 引き込み装置の平面図である。 引き込み装置の斜視図である。 係合爪体及び係脱用アクチュエータの一部切り欠き斜視図である。 栽培ベンチの斜視図である。 引き込み装置による係合前の状態を示す側面図である。 引き込み装置の係合状態を示す側面図である。 引き込み装置の引き込み終了状態を示す側面図である。 引き込み装置の係合解除状態を示す側面図である。 空気圧回路及びコントローラの機能ブロック図である。 栽培ベンチの使用態様を示す一部切り欠き側面図である。
以下に、本願発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1及び図2を参照しながら、移動栽培装置1の概略構造について説明する。以下の説明において必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば「左右」「上下」等)を用いる場合は、図1において紙面に直交する方向を平面視とし、紙面上下方向を前後方向又は縦方向(列方向と言ってもよい)とし、紙面左右方向を左右方向又は横方向(行方向と言ってもよい)とする。これらの用語は説明の便宜のために用いたものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
なお、実施形態では、縦方向及び横方向がいずれも水平面(地面)に対して平行(重力方向に対して垂直)であるが、本願発明はこれに限定されるものではなく、イチゴやホウレンソウといった果菜類や葉菜類等の野菜若しくは花卉の栽培に支障を来さない程度で、縦方向及び横方向が水平面に対して多少傾斜していても構わない。
図1及び図2に示すように、実施形態の移動栽培装置1は、イチゴやホウレンソウ、又はトマトやキュウリといった野菜又は花卉等の植物を栽培する複数の栽培ベンチ10を循環搬送する閉ループ状のものである。この場合の移動栽培装置1は、搬送方向を互いに逆向きにして平行状に並ぶ一対の搬送コンベヤ40A,40Bと、一方の搬送コンベヤ40A(40B)の搬送下流側から他方の搬送コンベヤ40B(40A)の搬送上流側に各栽培ベンチ10を案内する一対の案内装置20A(20B)と、搬送コンベヤ40A,40B上の栽培ベンチ10を搬送下流側の案内装置20A,20Bに向けて移動させる移載装置としての一対の引き込み装置21A,21Bとを備えている。一対の搬送コンベヤ40A,40Bと一対の案内装置20A,20Bとが、複数の栽培ベンチ10を循環搬送するために閉ループ状に構成されている。一対の搬送コンベヤ40A,40Bと一対の案内装置20A,20Bとは搬送手段に相当するものである。
一対の搬送コンベヤ40A,40Bは、前後方向(縦方向)に間隔を開けた状態で平行状に並べられている。それぞれ栽培ベンチ10を互いに逆向きの搬送方向(横方向)に搬送するように構成されている。一対の案内装置20A,20Bは、左右方向(横方向)に間隔を開けた状態で平行状に並べられていて、それぞれ栽培ベンチ10を互いに逆向きの方向(縦方向)に案内するように構成されている。
手前側搬送コンベヤ40Aの左半部は第1案内装置20Aの手前側に位置し、手前側搬送コンベヤ40Aの右半部は第2案内装置20Bの手前側に位置している。奥側搬送コンベヤ40Bの左半部は第1案内装置20Aの奥側に位置し、奥側搬送コンベヤ40Bの右半部は第2案内装置20Bの奥側に位置している。各搬送コンベヤ40A,40Bはいずれも、各案内装置20A,20Bとの間で栽培ベンチ10を受け渡し可能に構成されている。各栽培ベンチ10は、手前側搬送コンベヤ40A→第1案内装置20A→奥側搬送コンベヤ40B→第2案内装置20B→手前側搬送コンベヤ40Aの順に、図1の平面視時計回りに循環搬送される。なお、循環搬送方向は図1の平面視反時計回りにしてもよいことは言うまでもない。
図6及び図12を参照しながら、栽培ベンチ10の詳細構造について説明する。栽培ベンチ10は、上向き開口横長箱状の容器である栽培槽としてのプランタ2と、プランタ2が収容される収容部としての横長箱枠状のフレーム枠体11とを備えている。プランタ2は栽培用の土等を収容するものであり、その底面には余分な水及び薬液を外部に排出する排出穴(図示省略)が形成されている。プランタ2上面の前後縁部には、フレーム枠体11の上面側を構成する矩形枠状の上フレーム枠12のうち前後の長手側部に係合する係止片部2aが形成されている。係止片部2aを上フレーム枠12の長手側部に引っ掛かり係合させることによって、プランタ2が栽培ベンチ10に支持されている。
フレーム枠体11の下面側を構成する矩形枠状の下フレーム枠18には、栽培ベンチ10を各案内装置20A,20B上で摺動させる摺動体としての車輪13が二個一組の計四組取り付けられている。計四組の車輪13は、各案内装置20A(20B)の案内レール35(詳細は後述する)の配置幅に合わせた間隔で、栽培ベンチ10の横方向に並べて配置されている。なお、摺動体は各案内装置20A(20B)側に設けてもよい。また、摺動体は車輪13に限らず、コロ、スライダー又はローラといった別の構造でもよい。下フレーム枠18の上面側には、プランタ2下面の排出穴から排出される余分な水及び薬液を回収する受け樋14が取り付けられている。各栽培ベンチ10の受け樋14に集められた水及び薬液は、案内装置20A,20Bの長手方向(縦方向)に沿って延びる回収樋30A,30B(図1参照)にてまとめられて回収される。
なお、フレーム枠体11の下部中央側には、栽培ベンチ10にて栽培される植物の各種情報を記憶するICタグ(図示省略)が設けられている。ICタグの使用によって、植物のトレーサビリティを向上できる。
下フレーム枠18の搬送方向前後一方の長手側部には、平面視コ字状に形成された当接フレーム19が設けられている。当接フレーム19の左右両縦パイプ部19bが下フレーム枠18側に溶接固定されている。当接フレーム19の横パイプ部19aが、各案内装置20A,20B上で前後いずれか一方にある栽培ベンチ10の下フレーム枠18に当接可能になっている。当接フレーム19の横パイプ部19aを隣の栽培ベンチ10に当接させた状態では、隣り合う栽培ベンチ10の間に各案内装置20A,20Bの長手方向(縦方向)に沿って適宜間隔(実施形態では500mm程度)が開くことになる。
なお、当接フレーム19を着脱可能(付け替え可能)に構成したり長さ調節可能に構成したりすれば、隣り合う栽培ベンチ10間の配置間隔を変更して、栽培ベンチ10を増設したり削減したりでき、植物の種類や品種によって栽培ベンチ10の増減を図れて便利である。当接フレーム19は図示の構造に限らない。隣の栽培ベンチ10に当接した状態で、隣り合う栽培ベンチ10の間に各案内装置20A,20Bの長手方向(縦方向)に沿って適宜間隔を開け得るように、各栽培ベンチ10から突出した構造であればよい。
フレーム枠体11は、前述した上フレーム枠12及び下フレーム枠18と、上下のフレーム枠12,18をつなぐ複数の縦フレーム15とを備えている。各縦フレーム15は、上下フレーム枠12,18における前後の長手側部の延びる横方向に沿って、適宜間隔を空けて並んでいる。各縦フレーム15は中空パイプ状に構成している。各縦フレーム15の下端側は下フレーム枠18の上面側に溶接固定している。各縦フレーム15の上端側は上フレーム枠12を貫通した状態で上フレーム枠12に溶接固定している。各縦フレーム15の上端面は上向きに開口している。
フレーム枠体11の前後の長手側部側には、植物の茎及び/又は幹を誘引する縦長の誘引棒16を支持する支柱支持体を取り付けている。実施形態では、各縦フレーム15が支柱支持体を兼ねている。すなわち、各縦フレーム15には、その上端開口部15aから縦フレーム15内に誘引棒16を抜き差し可能に差し込み装着することが可能になっている。なお、有底筒状の支柱支持体をフレーム枠体11に取り付けたりすることももちろん可能である。
上記の構成によると、フレーム枠体11の前後の長手側部側に、植物の茎及び/又は幹を誘引する縦長の誘引棒16を支持する支柱支持体15を取り付けているから、各栽培ベンチ10の移動時の振動等によって誘引棒16が倒れるおそれがなく、各栽培ベンチ10に誘引棒16を安定的に支持できる。従って、移動栽培装置1において誘引棒16を用いて成長させるトマトやキュウリ等の植物を栽培するにあたり、当該植物の成長を確実に手助けできる。移動栽培装置1によって、イチゴやホウレンソウだけでなくトマトやキュウリ等も効率よく栽培できるから、移動栽培装置1の適用範囲が広がり、移動栽培装置1の汎用性を向上できる。
また、フレーム枠体11は、上面側を構成する矩形枠状の上フレーム枠12と、下面側を構成する矩形枠状の下フレーム枠18と、上下のフレーム枠12,18をつなぐ複数の縦フレーム15とを備えており、各縦フレーム15は、中空状に構成すると共に上端側を上向きに開口していて、支柱支持体を兼ねているから、支柱支持体を別途設けたりする必要がなく、フレーム枠体11の強度メンバーである縦フレーム15を有効利用して、それだけフレーム枠体11の構造を簡素化できる。フレーム枠体11の部品点数を削減してコスト抑制を図れる。
更に、誘引棒16は各縦フレーム15に抜き差し可能に差し込み装着しているから、例えばイチゴやホウレンソウのように誘引棒16の不要な植物の栽培では、誘引棒16を引き抜いて撤去しておけばよい。従って、移動栽培装置1の適用範囲拡大に寄与できる。
次に、図1〜図5を参照しながら、搬送コンベヤ40A,40B及び案内装置20A,20Bの詳細構造について説明する。前述の通り、一対の搬送コンベヤ40A,40Bと一対の案内装置20A,20Bとは、複数の栽培ベンチ10を循環搬送するために閉ループ状に構成されている。
両搬送コンベヤ40A,40Bの基本的な構造は同じである。各搬送コンベヤ40A(40B)は、複数本の脚にて支持される左右横長の二本のコンベヤフレーム47を備えている。両コンベヤフレーム47の左右両端部の間に、駆動スプロケット42の対と従動スプロケット43の対とが回転可能に軸支されている。両コンベヤフレーム47の間には、駆動及び従動スプロケット42,43を介して2本の略平行なコンベヤチェン41が配置されている。コンベヤチェン41は、駆動及び従動スプロケット42,43に掛け回されている。チェン及びスプロケット伝動系を介して、駆動スプロケット42の駆動軸に搬送モータ45A(45B)を動力伝達可能に連結させ、当該搬送モータ45A(45B)によって2本の略平行なコンベヤチェン41を同期させて同一方向に回動させるように構成されている。
両コンベヤチェン41には、各案内装置20A(20B)から受け渡された栽培ベンチ10の車輪13を載せる載置板46が適宜間隔を開けて取り付けられている。栽培ベンチ10の各車輪13が対応する載置板46に載った状態で、搬送モータ45A(45B)にて一対のコンベヤチェン41を回転駆動させることによって、各搬送コンベヤ40A(40B)が栽培ベンチ10を横方向に搬送する。
実施形態では、手前側搬送コンベヤ40Aの手前側スペース(特に第2案内装置20B寄りの手前側スペース)が、作業者の作業スペースとして設定される。作業者は、作業スペースにおいて種々の作業(例えば収穫作業、草取り作業、剪定作業及びプランタ2交換作業等)を行える。また、両搬送コンベヤ40A,40Bの長手中途部には、各搬送コンベヤ40A(40B)にて横方向搬送される栽培ベンチ10に向けて水を散布する灌水装置31が配置されている。
更に、移動栽培装置1において作業スペースから最も離れた位置、すなわち奥側搬送コンベヤ40B側には、防除装置32(薬液噴霧装置)が配置されている。防除装置32は、奥側搬送コンベヤ40Bにて横方向搬送される栽培ベンチ10に向けて防除剤や薬液を散布するものである。実施形態の防除装置32は、奥側搬送コンベヤ40Bの長手中途部に配置されている。従って、作業スペースに居る作業者に防除剤や薬液が付着するおそれを確実に防止できる点で優れている。
一方、両案内装置20A,20Bの基本的な構造は同じである。各案内装置20A,20Bは、多数の支柱や横フレームによってその骨組を構成していて、栽培ベンチ10の車輪13が走行する複数本の案内レール35(実施形態では四本)を備えている。案内レール35群は、左右方向(横方向)に間隔を空けて並べられ、多数の支柱や横フレームからなる骨組にて支持されている。各案内レール35は前後方向(縦方向)に長い金属板を折り曲げ、縦方向から見て概ね上方に開口するV字形状に形成されている。このような断面V字状の案内レール35によって、車輪13を脱輪させることなく、複数の栽培ベンチ10を各搬送コンベヤ40A(40B)まで容易に案内できる。
各案内装置20A(20B)の搬送上流側の下部には、各搬送コンベヤ40A(40B)の搬送下流側に移動した栽培ベンチ10をこれに対峙する案内装置20A(20B)に向けて縦方向に搬送する手段として、引き込み装置21A(21B)を設けている。実施形態では、栽培ベンチ10を図1の平面視時計回りに循環搬送させるため、第1案内装置20Aの手前側の下部に送り側引き込み装置21Aを、第2案内装置20Bの奥側の下部に戻り側引き込み装置21Bをそれぞれ配置している。そして、図1の平面視反時計回りの循環搬送にも対応できるように、第1案内装置20Aの奥側の下部に戻り側引き込み装置21Bを、第2案内装置20Bの手前側の下部に送り側引き込み装置21Aをそれぞれ配置している。すなわち、循環搬送方向に合わせて、図1の平面視で互いに対角線上の位置関係にある引き込み装置21A,21Bを稼働させる。
以下には、説明の便宜上、図1の平面視時計回りの循環搬送に対応する各引き込み装置21A(21B)を例に挙げて説明する。これら各引き込み装置21A(21B)の基本的な構造はいずれも同じである。図3及び図4に示すように、各引き込み装置21A(21B)は、対応する搬送コンベヤ40A(40B)上の栽培ベンチ10に下方から係脱可能な一対の係合爪体51と、各係合爪体51を栽培ベンチ10に係脱させる係脱用アクチュエータとしての昇降電磁ソレノイド52と、両係合爪体51を案内装置20A(20B)に沿って縦方向に往復動させる往復用アクチュエータとしてのエアシリンダ53とを備えている。
実施形態では、各案内装置20A(20B)の骨組である一対の横フレーム54の搬送上流側に、横方向に延びる前後一対の梁フレーム55がボルト締結されている。両梁フレーム55には、シリンダ架台56が溶接等によって固着されている。シリンダ架台56上には、各搬送コンベヤ40A(40B)の搬送下流側から離れる方にピストンロッド57を位置させた状態で、エアシリンダ53が設けられている。なお、各横フレーム54は、四本の案内レール35のうち内側二本のものの下方に位置している。
エアシリンダ53を挟んで左右両側には、縦方向に延びる丸棒状のスライドバー58が配置されている。この場合、シリンダ架台56の前後両側端部に、左右外向きに突出する横桟ブラケット59(実施形態では四本)の基端側が固定されている。各横桟ブラケット59の先端側にバー支持板60が立設されている。エアシリンダ53を挟んで左右一方側にある一対のバー支持板60に、左右一方のスライドバー58の前後各端部が固定され、左右他方側にある一対のバー支持板60に、左右他方のスライドバー58の前後各端部が固定されている。両スライドバー58は縦方向に平行状に並んでいる。
各スライドバー58にはスライダー61(図7〜図10参照)が摺動可能に被嵌されている。両スライダー61の上面側に平板状の移動プレート62が取り付けられている。移動プレート62の下面側のうち両スライダー61の間の箇所は、連結ロッド63を介して、エアシリンダ53におけるピストンロッド57の先端側に連結されている。従って、移動プレート62は、エアシリンダ53におけるピストンロッド57の伸縮動によって、両スライドバー58に沿った縦方向に往復動するように構成されている。
移動プレート62上面の左右両端側に、係合爪体51がそれぞれ上下回動可能に配置されている。移動プレート62上面のうち各搬送コンベヤ40A(40B)の搬送下流側から遠い方の左右コーナ部に、軸支金具64が立設されている。係合爪体51における本体アーム65の基端側が、枢支ピン軸66を介して軸支金具64に回動可能に枢支されている。係合爪体51の本体アーム65は各搬送コンベヤ40A(40B)の搬送下流側に近づくように延びている。本体アーム65の先端側に、各搬送コンベヤ40A(40B)上にある栽培ベンチ10の下フレーム枠18に係脱可能な爪部67が設けられている。
両係合爪体51の爪部67は、エアシリンダ53のピストンロッド57を短縮させた状態で、各搬送コンベヤ40A(40B)の搬送下流側の上方に位置し、各搬送コンベヤ40A(40B)と栽培ベンチ10の下フレーム枠18との間に入り込む。エアシリンダ53のピストンロッド57を伸長させた状態では、両係合爪体51の爪部67が各搬送コンベヤ40A(40B)の搬送下流側から遠ざかる。各引き込み装置21A(21B)は、栽培ベンチ10を縦方向に搬送しない待機状態(初期状態と言ってもよい)において、エアシリンダ53のピストンロッド57を伸長させた状態で保持する。これは、両係合爪体51の爪部67を、各搬送コンベヤ40A(40B)上で搬送途次にある栽培ベンチ10に干渉しない(引っ掛からない)ように、各搬送コンベヤ40A(40B)の搬送下流側から遠ざけておくためである。
図5に示すように、移動プレート62下面のうち各搬送コンベヤ40A(40B)の搬送下流側に近い方の左右コーナ部に、昇降電磁ソレノイド52が設けられている。各昇降電磁ソレノイド52の昇降ロッド68は上向きに突出していて、移動プレート62を貫通している。各昇降ロッド68の先端側が、対応する係合爪体51における本体アーム65の長手中途部に連結されている。各係合爪体51は、対応する昇降電磁ソレノイド52における昇降ロッド68の昇降動によって、枢支ピン軸66回りに上下回動するように構成されている。すなわち、両係合爪体51の上下回動によって、各搬送コンベヤ40A(40B)上にある栽培ベンチ10の下フレーム枠18に爪部67を係合させたり、下フレーム枠18と爪部67との係合を解除させたりする。
一方の搬送コンベヤ40A(40B)の搬送下流側に移動した栽培ベンチ10をこれに対峙する案内装置20A(20B)に受け渡す際は、一方の引き込み装置21A(21B)におけるエアシリンダ53のピストンロッド57を短縮させ、両係合爪体51の爪部67を各搬送コンベヤ40A(40B)と、栽培ベンチ10の下フレーム枠18との間に入り込ませる(図7参照)。次いで、両昇降電磁ソレノイド52の昇降ロッド68を上昇動させて両係合爪体51を上向き回動させ、栽培ベンチ10の一方の下フレーム枠18に、両係合爪体51の爪部67を下方から係合させる(図8参照)。
それから、下フレーム枠18と両爪部との係合を維持した状態で、各エアシリンダ53のピストンロッド57を伸長させて、一方の搬送コンベヤ40A(40B)上の栽培ベンチ10を案内装置20A(20B)に向けて引き込み、一方の各搬送コンベヤ40A(40B)側にあった栽培ベンチ10の下フレーム枠18を、案内装置20A(20B)側にある栽培ベンチ10の当接フレーム19(横パイプ部19a)に当接させる(図9参照)。その結果、案内装置20A(20B)上にある複数の栽培ベンチ10が次々と玉突き状に追突して、案内装置20A(20B)の最下流側にある栽培ベンチ10が他方の搬送コンベヤ40B(40A)の搬送上流側に押し出される。すなわち、両昇降電磁ソレノイド52の駆動によって両係合爪体51を栽培ベンチ10に係合させたのち、エアシリンダ53の駆動によって両係合爪体51を搬送下流側の案内装置20A(20B)に向けて移動させることによって、案内装置20A(20B)上にある複数の栽培ベンチ10を玉突き状に搬送するのである。
その後、両昇降電磁ソレノイド52の昇降ロッド68を下降動させて両係合爪体51を下向き回動させ、栽培ベンチ10の一方の下フレーム枠18と両係合爪体51の爪部67との係合を解除する(図10参照)。なお、実施形態では、隣り合う栽培ベンチ10が玉突き状に搬送される際、第1案内装置20A上では、搬送上流側の栽培ベンチ10の下フレーム枠18奥側面が搬送下流側の栽培ベンチ10の当接フレーム19(横パイプ部19a)に当接する。第2案内装置20B上では、搬送上流側の栽培ベンチ10の当接フレーム19(横パイプ部19a)が搬送下流側の栽培ベンチ10の下フレーム枠18奥側面に当接する。
各搬送コンベヤ40A(40B)の搬送上流側には、各案内装置20A(20B)の最下流側から受け渡される栽培ベンチ10の縦方向搬送(玉突き搬送)を規制するストッパー部材23が着脱可能に取り付けられている。
実施形態では、当接フレーム19が手前側搬送コンベヤ40Aに向く姿勢で各栽培ベンチ10を移動栽培装置1(各搬送コンベヤ40A(40B)及び各案内装置20A(20B))上に載置する。このため、手前側搬送コンベヤ40Aのストッパー部材23は、当接フレーム19と当接する関係上、平面視で手前側にはみ出した姿勢で取り付けられている。奥側搬送コンベヤ40Bのストッパー部材23は、当接フレーム19ではなく栽培ベンチ10の下フレーム枠18と当接する関係上、平面視で奥側搬送コンベヤ40Bと重なる姿勢で取り付けられている。
また、図1の平面視時計回り及び反時計回りの両方の循環搬送に対応する目的で、各搬送コンベヤ40A(40B)の搬送上流側だけでなく搬送下流側にも、ストッパー部材23が配置されている。実施形態では、各搬送コンベヤ40A(40B)の搬送上流側に二個、搬送下流側に二個の計四個のストッパー部材23が配置されている。
玉突き搬送によって各案内装置20A(20B)の最下流側の栽培ベンチ10が他方の搬送コンベヤ40B(40A)に乗り移る際は、前記最下流側の栽培ベンチ10の下フレーム枠18奥側面又は当接フレーム19(横パイプ部19a)がストッパー部材に当接して、前記最下流側の栽培ベンチ10の車輪13が載置板46に載った状態で、他方の搬送コンベヤ40B(40A)の搬送上流側において停止する。すなわち、各搬送コンベヤ40B(40A)上の定位置に確実に乗り移りできる。
その後は、各搬送コンベヤ40B(40A)の駆動によって栽培ベンチ10を搬送下流側に移動させるが、その際に、搬送上流側及び搬送下流側のストッパー部材23の存在によって、栽培ベンチ40において各搬送コンベヤ40B(40A)と直交する縦方向の位置ずれを防止しながら、栽培ベンチ10をストッパー部材23に沿って搬送下流側に案内する。従って、各搬送コンベヤ40B(40A)上でも、栽培ベンチ10を好適な姿勢でスムーズに横方向に搬送できる。
次に、図11を参照しながら、移動栽培装置1の空気圧回路70構造を説明する。移動栽培装置1の空気圧回路70は、エアシリンダ53に高圧空気を供給するコンプレッサ71と、各引き込み装置21A(21B)のエアシリンダ53とを備えている。なお、図11では、図1の平面視反時計回りの循環搬送に対する各引き込み装置21A(21B)のエアシリンダ53の図示を省略している。
コンプレッサ71と各エアシリンダ53とは、5ポート3位置切換型の方向切換電磁弁72を介して接続されている。方向切換電磁弁72は、制御手段としてのコントローラ75に電気的に接続された一対の電磁ソレノイド73を有している。方向切換電磁弁73は、コントローラ75からの指令に基づく各電磁ソレノイド73の励磁によって、エアシリンダ53のピストンロッド57を伸長動させる伸長位置と、ピストンロッド57の動作を停止させる停止位置と、ピストンロッド57を短縮動させる短縮位置とに切換駆動するように構成されている。
制御手段としてのコントローラ75は、栽培ベンチ10群の循環搬送に関する各搬送コンベヤ40A(40B)及び各引き込み装置21A(21B)の駆動制御を実行するものである。コントローラ75には、係脱用アクチュエータとしての左右一対の昇降電磁ソレノイド52、手前側搬送コンベヤ40Aの第1搬送モータ45Aに対する第1モータドライバ74A、奥側搬送コンベヤ40Bの第2搬送モータ45Bに対する第2モータドライバ74B、及び前述した各方向切換電磁弁72の一対の電磁ソレノイド73等が接続されている。
本願発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。その他各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
1 移動栽培装置
10 栽培ベンチ
11 フレーム枠
12 上フレーム枠
15 縦フレーム
16 誘引棒
18 下フレーム枠
19 当接フレーム
20A,20B 案内装置
21A,21B 引き込み装置
23 ストッパー部材
40A,40B 搬送コンベヤ
45A,45B 搬送モータ
51 係合爪体
52 昇降電磁ソレノイド
53 エアシリンダ
70 空気圧回路
71 コンプレッサ

Claims (4)

  1. 植物を栽培する栽培槽及び当該栽培槽を収容する収容部を有する栽培ベンチと、前記栽培ベンチを移動させる搬送手段とを備え、植物の茎及び/又は幹を誘引する縦長の誘引棒を支持する支柱支持体を前記収容部に設けている、
    移動栽培装置。
  2. 前記搬送手段は、搬送方向を互いに逆向きにして平行状に並ぶ一対の搬送コンベヤと、前記両搬送コンベヤ間をつなぐ一対の案内装置とを備え、前記両搬送コンベヤと前記両案内装置とよって閉ループを形成し、
    前記各搬送コンベヤ上にある栽培ベンチを搬送下流側の前記案内装置に向けて移動させる一対の移載装置を備え、前記各移載装置の駆動によって前記各案内装置上の複数の栽培ベンチを玉突き状に搬送し、前記閉ループ内で前記複数の栽培ベンチを循環させるように構成し、
    前記各栽培ベンチは、前記収容部としてのフレーム枠体を備え、前記フレーム枠体の前後の長手側部側に前記支柱支持体を取り付けている、
    請求項1に記載の移動栽培装置。
  3. 前記フレーム枠体は、上面側を構成する矩形枠状の上フレーム枠と、下面側を構成する矩形枠状の下フレーム枠と、前記上下のフレーム枠をつなぐ複数の縦フレームとを備えており、前記各縦フレームは、中空状に構成すると共に上端側を上向きに開口していて、前記支柱支持体を兼ねている、
    請求項2に記載の移動栽培装置。
  4. 前記誘引棒は前記各縦フレームに抜き差し可能に差し込み装着している、
    請求項3に記載の移動栽培装置。
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