JP3173555U - 植物栽培装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 野菜などの実用的な植物を建物内や家庭などの狭い場所や空きスペースで簡単に栽培できる植物栽培装置を提供する。
【解決手段】 可撓性シート3で土壌を収容できる形を備えた土壌収容シート部2と、土壌収容シート部2の下側位置に設置されて土壌収容シート部2から漏れる水を受ける水受け部材6と、土壌収容シート部2内に収容された土壌に水を供給する水供給部材7と、支持部材4と、支持部材4の下部に設けられて地面を移動することを可能にする移動具8とを備えている。支持部材4によって土壌収容シート部2を地面から離れた空中に支持するとともに水受け部材6と水供給部材7とを支持し、移動具8によって移動自在に構成することによって一体型移動式の植物栽培装置1に構成した。
【選択図】 図1

Description

本考案は野菜などの植物を栽培する植物栽培装置に関する。
近年、ガーディニングの愛好者が増えている。土に触れ、自分が栽培する植物が育つことは楽しいものである。特に、野菜などの実益のある植物を栽培することは鑑賞植物を栽培するのとは別の楽しみがある。
なお、下記特許文献にはベランダにおいて植物を鑑賞するのに適した植物容器が提案されている。
特開平11−192022「植物観賞装置」
上記のように、ベランダに比較的、育てやすい観賞植物を栽培する装置も提案されているが、概して小型であり、栽培した野菜を実用的に食する観点から見ると限界がある。
また、ガーディニングには植物を栽培できる広さの庭が必要であり、スペースの少ない都会などでは誰もが楽しめるものではない。田舎に農地を借りて休日に農作業に行くことも行われているが、車などの移動手段が必要であるとともに、コストがかかるという課題がある。
都会暮らしが長い人などにおいて、自分が育てた野菜を食してみたい又は田畑を持っている人と同じように本格的な野菜栽培をしてみたいという希望は予想以上に多いものである。しかし、従来の栽培容器はそれらの要望を満足するものではなかった。
本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、本考案の目的は上記課題を解決できる植物栽培装置を提供することにある。
具体的な目的の一例を示すと、以下の通りである。
(a)野菜などの実用的な植物を建物内や家庭などの狭い場所や空きスペースで簡単に栽培できる植物栽培装置を提供する。
(b)天候や気温などの気象条件に影響を受けにくく、最適な栽培環境を実現しやすい植物栽培装置を提供する。
なお、上記に記載した以外の考案の課題、その解決手段及びその効果は、後述する明細書内の記載において詳しく説明する。
本考案は多面的に表現できるが、例えば、代表的なものを挙げると、次のように構成したものである。なお、下記各考案において、各符号は後述する実施形態との対応関係を分かりやすくするために一例として示したものであり、本考案の各構成要素は、実施形態に記載した符号に係る構成に限定されないことは言うまでもない。
本考案に係る植物栽培装置は、可撓性シート3で土壌を収容できる形を備えた土壌収容シート部2と、前記土壌収容シート部2の下側位置に設置されて前記土壌収容シート部2から漏れる水を受ける水受け部材6と、前記土壌収容シート部2内に収容された土壌に水を供給する水供給部材7と、支持部材4と、前記支持部材4の下部に設けられて地面を移動することを可能にする移動具8とを備え、
前記支持部材4によって前記土壌収容シート部2を地面から離れた空中に支持するとともに前記水受け部材6と前記水供給部材7とを支持し、前記移動具8によって移動自在に構成することによって一体型移動式の植物栽培装置1に構成したことを特徴とする。
水供給部材としては微細な穴を備えた管体で構成される漏水管や、スプリンクラーなどの公知の各種水供給部材を採用できる。
第1考案であれば、支持部材が土壌収容シート部を地面から離れた空中に支持するので水分が重力の作用によって下方に流れ出るとともに、空気中に触れるシート部の面積が大きいので水分蒸発が促進され、水分過剰による根腐れ等の不都合を防止できる。また、土壌収容シート部から漏れた水は水受け部材に溜めることができ、土壌中の肥料などが流出することを防止できる。また、支持部材によって土壌収容シート部と水受け部材と、水供給部材とがそれぞれ一体的に一つの装置として構成され、移動具によって移動自在に構成されているので、大雨や強風のときに植物栽培装置をそれらから守れる場所に簡単に移動させることができる。また、移動具を備えていることによって、ビル等の建物内や家屋の間の通路や家屋の軒先などに移動させることができるので、日中は太陽の光を浴びて植物を生育させるとともに、必要なときは屋内等に避難することが可能になる。このような構成であれば、都会などにおいて農地を確保しにくい人であっても又、農家において実用的な植物の栽培を行なうことができる。
第2考案は、上記各考案において、前記水受け部材6内の水を再び前記水供給部材7に送り、前記土壌に水を供給できるような戻水路13を設けたことを特徴とする。
第2考案であれば、戻水路によって、水及び肥料成分を土壌に再び供給することができ、運転コストを低減することができる。また、肥料成分を外部へ流出させる恐れを低減することができる。
第3考案は、上記各考案において、前記支持部材4が骨格部5を備え、その骨格部5が必要に応じて屋根部17と側面部18の少なくとも一方を装着自在に構成されていることを特徴とする。
前記骨格部として接続パイプ等を使用することができる。
第3考案であれば、側面部を装着することで強風などから植物を守ることができる。また、屋根部を装着することで、雨天のときの水分量を調整できるとともに、日中における日差しが強い場合は屋根部に遮光部材を用いることによって調整することもできる。
第4考案は、上記各考案において、前記水供給部材7に水を供給する給水ポンプ11と、前記戻水路13の水を循環させる戻水ポンプ12と、前記各ポンプ11・12を制御する制御装置15とを有した付属装置14をさらに備えており、前記付属装置14を一体型移動式の植物栽培装置1とは別体として構成したことを特徴とする。
植物栽培装置と付属装置の間の水路の構成は、植物栽培装置が移動できるようにホース等を用いることが好ましい。
第4考案であれば、ポンプ、制御装置を備える付属装置を設けることで植物栽培のシステムを簡単化、効率化できる。また、植物栽培装置だけを雨中又は日中の高温時に放置し、付属装置を室内や軒下に避難させたシステム配置で栽培することも可能になる。
第5考案は、上記各考案において、前記付属装置14は複数の一体型移動式の植物栽培装置1を管理することを特徴とする。
第5考案であれば、複数の一体型移動式の植物栽培装置を管理するので、植物栽培装置を連設した場合の製造コストを低減できる。
第6考案は、上記各考案において、前記付属装置14にも移動具8を備えており、前記付属装置14も移動自在に構成したことを特徴とする。
第6考案であれば、付属装置も移動自在に構成したことで、一体型移動式の植物栽培装置に対する配置位置の自由度を上げることができる。
第7考案は、上記各考案において、照明装置31を前記骨格部5に取付け可能に構成したことを特徴とする。
照明装置としてはLED照明装置が好ましい。
各種の照明装置を取付ける箇所は屋根部や側面部が例示できる。
第7考案であれば、日光が差し込まない建物や家屋の中で植物を栽培することもできる。また、日中の照射量が不足する場合に照明装置で補って栽培することもできる。
第8考案は、上記各考案において、前記制御装置15は植物栽培情報記憶部28を有しており、前記制御装置15が植物栽培情報に基づいて制御を行なうことを特徴とする。
植物栽培情報とは栽培される植物に応じた制御データである。これらの制御データには給水量や、照明装置が取り付けられている場合はその照射量などが含まれる。
第8考案であれば、栽培される植物に対応した植物栽培情報に基づいて最適な制御を行なうことができる。
第9考案は、上記各考案において、表示装置33を備え、前記制御装置15は表示・教示内容記憶部34を備えていることを特徴とする。
表示・教示内容記憶部に記憶されている情報としては、現在の状態を示す表示内容や、栽培者への教示内容が例示できる。なお、教示内容は管理センターの指示によって表示装置に表示されるものであってもよい。
第9考案であれば、表示装置を備えることで、現在の栽培状態に応じて栽培者に適切な情報を与えることができる。
以上説明したように、本考案であれば、野菜などの実用的な植物を建物や家庭などの狭い場所や空きスペースで簡単に栽培できるとともに、天候や気温などの気象条件に影響を受けにくく、最適な栽培環境を実現しやすい植物栽培装置を提供できる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本考案に係る植物栽培装置の第1実施形態を示す斜視図、図2(A)はその正面図、図2(B)はその側面図、図3はこの考案に係る付属装置の一例を示すブロック図、図4は植物栽培装置の他の実施形態を示すブロック図である。
図1及び図2に示すように、この植物栽培装置1は、可撓性シート3で所定形状に構成された土壌収容シート部2と、土壌収容シート部2の下方位置に設置されて土壌収容シート部2から漏れる水を受ける水受け部材6と、土壌収容シート部2内に収容された土壌に各種の手段によって水を供給する水供給部材7と、支持部材4と、移動具8とを備えている。
また、支持部材4によって上記各構成部材を支持するとともに移動具8によって移動自在に構成されている。この構成では、植物栽培装置1は一体型で移動できるものとなっている。
可撓性シート3は合成樹脂フィルム、紙、各種布、不織布のいずれか又はそれらの複合体で構成されている。可撓性シート3は通気性とある程度の透水性を備えており、断面略半円形であることと相まって水はけが良く、植物の根腐れを抑制することができる。
また、所定の高さに土壌収容シート部2が架設されたような状態になっているので、作業者は地面に植えた植物に対して作業する場合に比べて腰への負担が小さい利点もある。
支持部材4は骨格部5及び支持部9を備えている。骨格部5は複数の接続パイプを繋いで、支持部材4は全体として家屋形に形成されている。
骨格部5は屋根の骨格を作る屋根骨格部5aと、側面の骨格を作る側面骨格部5bと、支持板9、土壌収容シート部2などの主構成部材を支持する基台骨格部5cとを有している。
土壌収容シート部2は、立方体形の骨格部5に可撓性シート3の外周縁が取り付けられ、長手方向に延びてかつ下方に向けて土壌の量が少なくなる断面略半円形の収容槽が形成されている。
これにより、可撓性シート3は地面から離れた空中に支持される。
また、基台骨格部5cには支持板9が固設されており、その支持板9に桶部6(水受け部材6)が長手方向に延びるように設けられている。
つまり、桶部6は帯状に延びる土壌収容シート部2の下側域を覆うように設置されており、土壌収容シート部2の下側域から漏れる水を受ける部材である。
桶部6の大きさと形状は特に限定されない。図1、図2では横幅の狭い略断面U字形のものが示してあるが、横幅の広い皿形、箱形のものでも採用できる。桶部6には排水管10が設けられ、桶部6に溜まった水を戻水ポンプ12(図3参照)で排出することができる。
以上のように、支持部材4によって土壌収容シート部2と水受け部材6と水供給部材7とがそれぞれ支持され、一つの装置として構成されている。
屋根部17は屋根骨格部5aに取付けられる部材であり、軽量の板材などで構成されている。同様に、側面部18は側面骨格部5bに取付けられる軽量の板材やシート材である。通常、側面部18には作業者が野菜の手入れをするための扉部やカーテン部が設けられる。
屋根部17及び側面部18を骨格部5に取付自在に構成したので、吊り下げて栽培される植物が強風によって落下するなどの問題が生じることを抑えることができる。また、遮光性の屋根部17及び側面部18で栽培装置1を覆うことで、アスパラガスなどの日光を抑えて育てる植物を栽培することもできる。
図1、図2における屋根部17及び側面部18は想像線で簡略化して描いているが、屋根骨格部5a,側面骨格部5bに簡単に装着できる構成になっている。なお、屋根部17、側面部18の構成もLED照明装置を土壌側に取り付けた板材など各種のものが例示できる。
また、骨格部5や屋根部17又は側面部18に「つる植物」用の支柱を固定できるアタッチメントを予め取り付けておくこともできる。
水供給部材7は土壌より上又は土壌の中に配置された水漏れ管や、スプリンクラーなどの手段で構成され、土壌に必要な水分を供給する部材である。
また、寒冷地で使用する場合には土壌の中にヒータを配設することもできるが、通常は、土壌に供給する水の温度を高くすることで対処する。この場合は給水ポンプ11(図3参照)からの水を昇温するヒータ30(図3参照)を設ける。
水供給部材7は土壌に必要な水を供給できるように、その設置本数が決定される。雨などによって実際に供給された水分量を土壌中の含水量センサ25(図4参照)等によって検出し、水供給部材7によって供給される水分を調節することもできる。雨などによって土壌の水分量が多くなった場合は、水供給部材7からの水分補給は少なくした方が良いからである。
なお、この実施形態では移動具8を360度回転自在なキャスター8で構成したものを示してあるが、移動具8は各種の構成が可能である。例えば、1輪車、4輪車両のような車輪で構成することも可能である。また、レール上を移動する車輪も本考案に係る移動具8として採用することもできる。
図3に示すように、付属装置14の筐体には水道等からの水を供給する給水ポンプ11と桶部6の排水管10からの水を循環させる戻水ポンプ12と、戻水路13と、制御装置15が設けられ、一体型の植物栽培装置1とは別体で構成されている。
戻水路13は水受け部材6内の水を再び水供給部材7に送り、土壌に水を供給できるような水路である。
この実施形態では戻水路13は、桶部6からの水を外部に取り出す排水管10と水供給部材7への給水管16の間を連通する水管で構成されている。その戻水路13内に戻水ポンプ12を設けている。
戻水路13、給水ポンプ11に繋ぐ給水管16又は戻水ポンプ12に繋ぐ排水管10には必要に応じて開閉・調整弁32、ゴミ等を除去するフィルタ装置38、水の温度を上げるヒータ30などが設けられている。
付属装置14の給水ポンプ11によって各植物栽培装置1に水が供給されるとともに、戻水ポンプ12によって給水系に水が戻される。
なお、筐体の底にはキャスター等の移動具8が取り付けられている。
また、植物栽培装置1を複数個設けて、給水管16や排水管10などを接続して一つの付属装置14から水やヒータ30、LED照明装置31、センサ21〜25、表示装置33及び送信装置35の各電源を制御することもできる。一つ一つの植物栽培装置1に水道管や電源を接続するよりも制御が簡単で運転コストも低減できる。この場合、2個の植物栽培装置を接続する場合と、20個の植物栽培装置を接続する場合とでは必要とするポンプの数、その出力も異なるとともに、制御方法も個数に合わせて適宜、設定する。
複数の植物栽培装置1を連設するときは、給水管16及び排水管10は直列又は並列に接続される。
図4は付属装置の制御系の一例を示すブロック図である。
なお、図4において、破線で示したものは通常仕様では装備しておらず、必要な時にオプションとして追加できるものの一例を示している。但し、通常仕様であるかオプションであるかの違いは栽培者の状況・要望に応じて適宜、変わるものである。
この実施形態では全体の制御を行なう制御部20がセンサ処理部19を介して、水温センサ21、気温センサ22、水量センサ23、地温センサ24、含水量センサ25などのセンサ部の各入力に基づいて、プログラム部27のプログラムが植物栽培情報記憶部28の植物毎の栽培情報を参照して、駆動コントローラ29に駆動信号を送る。なお、ROM,RAM等で構成された記憶装置26には全体の制御を行なうプログラム部27と、栽培情報を記憶する植物栽培情報記憶部28と表示・教示内容記憶部34が設けられている。
前記駆動信号は、栽培情報が簡単なものであれば、栽培期間にわたって各種制御対象をコントロールするシーケンス制御で構成することもできる。
最低限、駆動コントローラ29によって駆動されるものは、水供給部材7への給水ポンプ11と桶部6の水を循環するための戻水ポンプ12の駆動である。また、寒冷地においては、給水ポンプ11から供給される水の温度を上げるヒータ30を加えることができる。なお、駆動コントローラ29で制御されるものとしては、LED照明装置31なども挙げることができる。
また、オプションとして液晶表示装置などの表示装置33を付属装置14又は植物栽培装置1に設け、現在の植物の状態、各植物栽培装置1の状態を示す表示内容や、作業者への教示内容を表示装置33に表示させることもできる。また、土壌が異常に乾燥している、土壌中の水分量が多い等の各種の異常な状態をプログラム部27のプログラムが検出して、表示装置33にその状態を教示内容として表示することもできる。
さらに必要に応じて、送信装置35を設けて、定期的に植物栽培装置1の各センサからの検出データと給水量などの駆動データを送信して、管理センター側で異常な状態を検出して、栽培者へ具体的に指示を送るようにすることもできる。
本考案は上記実施形態以外にも本考案の要旨を変更しない範囲で種々の変形を行うことが可能である。
(1)屋根部と側面部を透光性のあるビニール材等で覆うことで、ビニールハウスのように植物栽培装置を構成することができる。
(2)前記実施形態では植物栽培装置を屋根骨格部5a,側面骨格部5bを有するような略屋台形に構成したが、屋根部をドーム形状などにすることも可能である。また、植物栽培装置も平面視で四角形状に構成したものを例示したが、円形、楕円形、菱形などの各種形状とすることも可能である。
(3)前記実施形態では植物栽培装置を接続パイプによる骨格部で構成したが、骨格部を板材などで構成することもできる。
(4)ゴミなどの沈殿槽を排水管10に連通させ、ゴミなどを沈殿させた後の水を図3に示したフィルタ装置38に送ることもできる。
(5)前記実施形態では付属装置14を植物栽培装置1とは別体として構成したが、付属装置14と植物栽培装置1とを一体として構成することもできる。
本考案に係る植物栽培装置の一例を示す斜視図である。 図2(A)は植物栽培装置の正面図、図2(B)はその側面図である。 本考案に係る付属装置の一例を示すブロック図である。 本考案に係る植物栽培装置の他の実施形態を示すブロック図である。
1…一体型移動式の植物栽培装置
2…土壌収容シート部
3…可撓性シート
4…支持部材
5,5a,5b,5c…骨格部
6…桶部(水受け部材)
7…水供給部材
8…移動具
11…給水ポンプ
12…戻水ポンプ
13…戻水路
14…付属装置
15…制御装置
17…屋根部
18…側面部
28…植物栽培情報記憶部
31…LED照明装置(照明装置)
33…表示装置
34…表示・教示内容記憶部

Claims (9)

  1. 可撓性シートで土壌を収容できる形を備えた土壌収容シート部と、前記土壌収容シート部の下側位置に設置されて前記土壌収容シート部から漏れる水を受ける水受け部材と、前記土壌収容シート部内に収容された土壌に水を供給する水供給部材と、支持部材と、前記支持部材の下部に設けられて地面を移動することを可能にする移動具とを備え、
    前記支持部材によって前記土壌収容シート部を地面から離れた空中に支持するとともに前記水受け部材と前記水供給部材とを支持し、前記移動具によって移動自在に構成することによって一体型移動式の植物栽培装置に構成したことを特徴とする植物栽培装置。
  2. 請求項1に記載の植物栽培装置において、前記水受け部材内の水を再び前記水供給部材に送り、前記土壌に水を供給できるような戻水路を設けた植物栽培装置。
  3. 請求項2に記載の植物栽培装置において、前記支持部材が骨格部を備え、その骨格部が必要に応じて屋根部と側面部の少なくとも一方を装着自在に構成されている植物栽培装置。
  4. 請求項2〜請求項3のいずれか一つに記載の植物栽培装置において、前記水供給部材に水を供給する給水ポンプと、前記戻水路の水を循環させる戻水ポンプと、前記各ポンプを制御する制御装置とを有した付属装置をさらに備えており、前記付属装置を一体型移動式の植物栽培装置とは別体として構成した植物栽培装置。
  5. 請求項4に記載の植物栽培装置において、前記付属装置は複数の一体型移動式の植物栽培装置を管理する植物栽培装置。
  6. 請求項4に記載の植物栽培装置において、前記付属装置にも移動具を備えており、前記付属装置も移動自在に構成した植物栽培装置。
  7. 請求項3に記載の植物栽培装置において、照明装置を前記骨格部5に取付け可能に構成した植物栽培装置。
  8. 請求項4に記載の植物栽培装置において、前記制御装置は植物栽培情報記憶部を有しており、前記制御装置が植物栽培情報に基づいて制御を行なう植物栽培装置。
  9. 請求項8に記載の植物栽培装置において、表示装置を備え、前記制御装置は表示・教示内容記憶部を備えている植物栽培装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016054689A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 ヤンマー株式会社 移動栽培装置
CN113212595A (zh) * 2020-02-06 2021-08-06 丰田自动车株式会社 信息处理装置、信息处理方法以及车辆

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