JP2016053790A - 製造管理システム、製造管理用のモバイル端末及び製造管理方法 - Google Patents

製造管理システム、製造管理用のモバイル端末及び製造管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造工程において製造した製品に不良が発生した場合に、不良情報の報知を効果的に行う技術を提供する。【解決手段】タブレット端末10の不良発生管理部30は、タブレット端末10上で実行される製造管理システムアプリケーションとして実現される。不良発生管理部30は、不良情報登録部32と、不良情報編集部34と、管理設定部38とを備える。不良情報登録部32は、ある製品に不良が発生した場合に、不良情報(カメラ16による撮影画像を含む)を製造管理DB50に登録する。作業者は、表示・操作部14に表示された各項目をスタイラス等で押下すると、登録可能な内容が複数表示され、その中から所望のものを選択する。不良情報編集部34は、不良情報が登録されている製品の手直し工程において手直し作業後にその内容を登録する。【選択図】図2

Description

本発明は、製造管理システム、製造管理用のモバイル端末及び製造管理方法に係り、例えば、製造工程中に不具合発生を管理する製造管理システム、製造管理用のモバイル端末及び製造管理方法に関する。
一般に、製品の製造ラインにおいては、製造物の製造状況を把握し、作業者に周知することで製造工程に反映させることが行われる。例えば、製造された製品に不具合が発生した場合に、作業者等は、不具合の内容を所定の台帳等に記録し、掲示等によって不具合の状況を他の作業者等に通知する。
そのような製造管理のシステムにおいて、作業者の利便性を向上させる技術が各種提案されている。例えば、リアルタイム情報と集計情報を明確に分けるとともに、具体的な人間系の管理行動基準を表示することで、表示された製造情報に基づいた素早い管理行動を行なわせることを可能にする製造管理システムがある(例えば、特許文献1参照)。当該技術では、発生した不良項目を上位カテゴリーから順に入力し、1回の入力で選択する項目を少なくすることで、複数ある不良項目の入力操作を簡略化した製造管理システムが開示されている。
特開2001−344006号公報
ところで、製造ラインで製品不良等の不具合が発生した場合、作業者は、不具合内容台帳へ記録し、手直しの為に所定フォーマットのタグに不具合の内容や発生状況等を手書きで記入する。さらに、作業者は所定のタイミングで不良速報等を作成し、他の作業者に不具合の発生状況を知らせる作業を行う。これらの作業は手間であって作業効率を低下することから、対策の技術が求められていた。
本発明の目的は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決する技術を提供することにある。
本発明は、モバイル端末と、前記モバイル端末と接続されるデータベースとを備えた製造管理システムであって、前記モバイル端末は、製造中の部品の不良情報を、前記部品の管理番号及び撮影した画像と関連づけて前記データベースに登録する不良情報登録部と、前記不良情報を、所定の印刷装置からラベルとして出力するラベル出力部と、を備える。
また、前記モバイル端末は、前記データベースに登録された前記不良情報を、前記画像とともに速報情報として印刷媒体又は電子記録媒体によって出力する情報出力部を備えてもよい。
また、前記モバイル端末は、前記不良情報登録部で登録された前記不良情報を編集する情報編集部を備えてもよい。
また、前記モバイル端末は、前記不良情報登録部へのアクセスの際に作業者IDをもとにして、用いる言語を選定する管理設定部を備え、前記データベースは、前記作業者IDと使用言語を関連づけて登録するユーザ管理部を備えてもよい。
本発明の製造管理用のモバイル端末は、製造中の部品の不良情報を、前記部品の管理番号及び撮影した画像と関連づけて所定のデータベースに登録する不良情報登録部と、前記不良情報を、所定の印刷装置からラベルとして出力するラベル出力部と、を備える。
また、前記不良情報登録部へのアクセスの際に前記作業者IDをもとにして、用いる言語を選定する管理設定部を備えてもよい。
本発明の製造管理方法は、製造中の部品の不良情報を、前記部品の管理番号及び撮影した画像と関連づけてモバイル端末を用いて、データベースに登録する不良情報登録工程と、前記不良情報を、所定の印刷装置からラベルとして出力するラベル出力工程と、
を備える。
本発明によれば、製造工程の製品に不良が発生した場合に、不良情報の報知を効果的に行うことができる。
発明の実施形態に係る、製造管理システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 発明の実施形態に係る、タブレット端末の構成を示す機能ブロック図である。 発明の実施形態に係る、タブレット端末で動作する製造管理システムアプリケーションの処理選択画面例を示す図である。 発明の実施形態に係る、製造管理システムにおける不良情報処理工程の概略を示すフローチャートである。 発明の実施形態に係る、不良情報登録処理における不良情報の製造管理DBへの登録処理の具体的な流れを示す図である。 発明の実施形態に係る、不良情報登録処理におけるラベル出力の具体的な流れを示す図である。 発明の実施形態に係る、不良情報登録処理の詳細を示すフローチャートである。 発明の実施形態に係る、不良速報の印刷出力処理の具体的な流れを示す図である。 発明の実施形態に係る、不良速報の印刷出力例を示す図である。 発明の実施形態に係る、不良速報の印刷出力例を示す図である。 発明の実施形態に係る、不良情報編集処理の具体的な流れを示す図である。 発明の実施形態に係る、不良情報編集処理の詳細を示すフローチャートである。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る製造管理システム1の概略構成を示す図である。図示のように、製造管理システム1は、タブレット端末10と、製造管理DB50と、プリンター90とがネットワーク2で接続される。また、タブレット端末10はラベルプリンター92とブルートゥース(登録商標)等の通信を用いて接続する。なお、タブレット端末10の他にスマートフォンやノートPC等のモバイル端末が用いられてもよい。
製造管理システム1は、タブレット端末10を用いてワイヤーハーネス等の製品の製造管理を行う。詳細は後述するが、製造工程で製品に不良が発生したときに、作業者がタブレット端末10を用いて不良情報の登録や編集作業を行う。製造管理DB50は、タブレット端末10で取得した不良情報を保持するデーターベースシステムである。
ここで、製造管理DB50は、不良情報記憶部52と、不良箇所画像記憶部54と、ID管理テーブル56とを備える。
不良情報記憶部52は、製品個別に割り当てられた製品番号等と関連づけて不良情報を記録する不良内容記憶台帳を保持する。この不良内容記憶台帳に書き込まれる不良情報はタブレット端末10が登録及び編集作業を行うもので、不良情報記憶部52にはテキストデータとして記録される。
不良箇所画像記憶部54は、不良情報記憶部52に登録される不良情報のうち、画像データを記録する。つまり、後述するタブレット端末10のカメラ16によって撮影された製品の不良部分の写真を、製品番号と関連づけて保持する。
ID管理テーブル56は、タブレット端末10を扱う作業者を管理ID、アクセス権限、使用言語と関連づけて保持する。ID管理テーブル56のデータは、タブレット端末10の製造管理システムアプリケーションを用いる場合に、認証処理及び使用言語の決定に用いられる。
プリンター90は、製造管理DB50に登録された不良情報について、タブレット端末10や製造管理DB50を操作する端末(例えばパーソナルコンピューター)から指示を受け、所定のタイミングで印刷出力する。
ラベルプリンター92はタブレット端末10とブルートゥース(登録商標)等のような近距離無線通信インターフェイスにより接続される。ラベルプリンター92は、不良情報の登録及び編集がなされた場合に、タブレット端末10の指示を受けて、登録内容や編集内容をラベルとして出力する。出力されたラベルは、手直しの為の所定フォーマットのタグ(以下、「不良品タグ」と称する。)に貼り付けられる。不良品タグは製品毎に不良が発生した製品に関連づけられており、不良発生の検知の度にラベルが貼られる。不良品タグは、不良が発生した製造工程によって複数種類設けられ色分けによって分類されている。不良品とされた製品は、ラベルが貼られた後に手直し工程に送られる。
図2は、タブレット端末10の概略構成を示す機能ブロック図である。タブレット端末10は、主制御部12と、表示・操作部14と、カメラ16と、通信部20と、不良発生管理部30とを備える。
主制御部12は、タブレット端末10の各構成要素を統括的に制御する。表示・操作部14は、例えばタッチ操作機能を備えた液晶表示画面である。作業者等は、スタイラス等の入力手段や指等により表示・操作部14を操作することで所望の処理を実行させる。カメラ16は、タブレット端末10の背面等に設けられた内蔵の撮影手段である。作業者は、このカメラ16を用いて製品の不良箇所を撮影する。
通信部20は、外部機器との通信を行うもので、無線LAN部22と、近距離無線通信部24とを備える。無線LAN部22は、一般的な無線LAN規格の通信インターフェイスである。近距離無線通信部24は、ブルートゥース(登録商標)等のような近距離無線通信インターフェイスである。
不良発生管理部30は、タブレット端末10上で実行される製造管理システムアプリケーションとして実現される。不良発生管理部30は、不良情報登録部32と、不良情報編集部34と、不良速報作成部36と、管理設定部38とを備える。図2及び図3を参照して不良発生管理部30の機能を説明する。
図3は、タブレット端末10で動作する製造管理システムアプリケーションの処理選択画面例を示す図である。表示・操作部14には不良情報登録ボタンB1、不良情報編集ボタンB2、ファイル出力ボタンB3の3つの処理選択ボタンが選択可能に表示される。また、終了ボタンB4及び戻るボタンB5が選択可能に表示される。
不良情報登録ボタンB1が選択されると、不良情報登録部32の機能が実行される。すなわち、不良情報登録部32は、ある製品に初めて不良が発生した場合に、不良情報を製造管理DB50に登録する。登録する項目として、「かんばん又はネーム情報」「不良品タグの種類」「製品品番」「登録年月日」「発生時刻」「連番」「治具No」「変化点有無」「端末」「キャビティ」「電線色」「サイズ」「不具合内容」「電線種類」「芯線露出」「電線キズ端末」「先端からの距離」「キズタイプ名称」「発生工程」「発見工程」「返却先工程」「手直し月日」「手直し者」「手直し確認者」「登録者」「備考」がある。これら項目は基本的には、所定の選択肢から選択可能になっている。例えば、作業者は、表示・操作部14に表示された各項目をスタイラス(タッチペン)等で押下すると、登録可能な内容が複数表示され、その中から所望のものを選択する。
不良情報編集ボタンB2が選択されると、不良情報編集部34の機能が実行される。すなわち、不良情報編集部34は、既に不良情報が登録されている製品の手直し工程において手直し後にその作業の内容を登録する場合や、再び不良が発生した場合に、不良情報を製造管理DB50から呼び出し編集する。手直し後の画像がある場合には不良箇所画像記憶部54に追加される。
ファイル出力ボタンB3が選択されると、不良速報作成部36の機能が実行される。すなわち、不良速報作成部36は、所定形式の不良速報をプリンター90から出力する。ここでは、不良速報作成部36は、製造管理DB50の不良情報記憶部52及び不良箇所画像記憶部54にアクセスして、所望の製造番号の不良情報を呼び出し、所定のフォーマットに変換して表示・操作部14に一旦表示させ、問題なければ作業者の指示によって印刷出力する。
図4は、製造管理システム1における不良情報処理工程の概略を示すフローチャートである。
作業者はタブレット端末10を操作し製造管理システムアプリケーションを起動させる。製造管理DB50に不良情報データファイルが存在しない場合(S10のN)、すなわち、不良情報記憶部52に所望の不良内容記憶台帳が存在しない場合や、アクセス不可能な場合、処理は終了する。
製造管理DB50に不良情報データファイルが存在する場合(S10のY)、タブレット端末10は製造管理DB50からマスターデータを取り込む(S12)。つづいて、タブレット端末10は、作業者から作業者コードすなわち作業者IDを読み込む(S14)。作業者IDには上述のように使用言語が関連づけられており、製造管理システムアプリケーションにおける各処理において、読み込まれた作業者IDによって使用される言語が定まり、管理設定部38に設定される。より具体的には、表示・操作部14に表示される言語、書き込みに用いられる言語が定まる。例えば、作業者IDに関連づけられている使用言語が「タイ語」であれば、表示・操作部14に表示等される言語は、「日本語」及び「タイ語」の両言語となる。
つづいて、作業者は、図3に示した画面にて、処理内容を選択する(S16)。不良情報登録ボタンB1が押下されると(S16のA1)、不良情報登録処理が実行される(S20)。不良情報編集ボタンB2が押下されると(S16のA2)、不良情報編集処理が実行される(S30)。ファイル出力ボタンB3が押下されると(S16のA3)、ファイル出力処理が実行される(S40)。ファイル出力処理とは、不良情報記憶部52や不良箇所画像記憶部54に記録されている不良情報に関して、所望の条件にて抽出した項目を一覧表として印刷出力したり電子データで出力したりする処理である。所望の条件にて抽出した項目とは、例えば、選択日内の不良情報であったり、所望の製品番号の1週間の不良情報ある。また、不良速報が出力されてもよい。
図5は不良情報の製造管理DBへの登録処理の概要を説明する図である。図6は登録した内容のラベル出力処理の概要を説明する図である。図7は不良情報登録処理(図4のS20)のより具体的内容を示すフローチャートである。
図5に示すように、作業者は不良が発生している製品の状態を確認し、不良内容を登録するとともに、タブレット端末10のカメラ16で不良箇所を撮影し、製造管理DB50(不良情報記憶部52、不良箇所画像記憶部54)に登録する。
また、図6に示すように、作業者は不良が発生している製品の状態を確認し、不良内容を登録するとともに、ラベルプリンター92を用いて登録した不良内容をラベル印刷する。印刷されたラベルは、不良品タグに貼付される。
ラベルには、登録した内容が暗号化された2次元コードが記載されている。ここでは、2次元コードに記載される内容には、少なくとも以降の工程で当該製品に関して製造管理DB50にアクセス可能な情報、例えば「かんばん又はネーム情報」や「製品品番」「管理番号」等が含まれる。以降の作業、例えば手直し工程における不良情報編集作業において、この2次元コードを読み込むことで、タブレット端末10やその他の管理装置等は登録した内容を取得することができる。
図7を参照して、不良情報登録処理(図4のS20)のより具体的内容を説明する。不良情報登録処理が開始されると、作業者の操作により、タブレット端末10の不良情報登録部32は管理番号を取得する(S21)。次に、不良情報登録部32は、作業者から不良情報の登録を受け付け(S22)、カメラ16による製品の不良箇所の撮影を行う(S23)。
タブレット端末10にラベル発行ソフトが備わる場合(S24のY)、すわなわち、作業者がラベル発行の権限及びラベルプリンター92を有する場合、不良情報登録部32はラベル発行ソフトを起動し(S25)、登録した内容をもとに所定フォーマットのラベルを印刷出力する(S26)。
ラベル発行ソフトがない場合(S24のN)又はラベル出力が終了すると(S26)、不良情報登録部32は必要に応じて不良速報データを作成し出力し(S27)、不良情報登録処理が終了する(S28)。
図8は不良速報の印刷出力処理の具体的な流れを纏めて示す図である。作業者は、製造管理DB50(不良情報記憶部52、不良箇所画像記憶部54)に記録されている情報から、不良速報として出力するデータを選択し、プリンター90から出力する。
図9及び図10は、不良速報の例を示す図である。図9に示す不良速報では、上段に「工程不良速報」のタイトル、管理番号、発見日、不具合の内容、製品品番等が記載されている。それらの下には、特に左側には不良部位の写真が載っている。また、その右側には、不具合の詳細や指示事項が記載されている。これら内容は、作業者IDに基づき、日本語とともにタイ語で表記されている。不具合の内容は、「電線キズ」であり、写真には実際の不具合の写真とともに正常な状態の写真が比較可能に上下に載っている。上側の写真が製品の不良箇所の写真で、下側の写真が手直し後の正常状態の写真である。また、これら写真のエリアは、予め定まった大きさになっており、自動的に所定のサイズに調整される。
図10に示す不良速報では、上段に「工程不良速報」及び管理番号が記載されている。その次の段には、芯線露出の有無、キズ位置、キズタイプが記載されている。キズタイプは、番号で特定されている。そして、それらの下には、キズタイプの写真例が番号と関連づけられて9種類示されている。各写真には、キズタイプの模式図も併せて載っている。作業者の熟練度に依らずキズタイプの判別が容易になっている。さらに、これらの内容は、図9と同様に、日本語とともにタイ語で示されている。作業者間で使用言語は異なる場合であっても、不良情報の発信・共有が容易となる。
図11は不良情報の編集処理の概要を説明する図である。図12は不良情報編集処理(図4のS30)のより具体的内容を示すフローチャートである。
図11に示すように、作業者は不良情報に追記する内容があると判断すると、不良情報編集部34はカメラ16を用いて、不良情報登録作業によって出力されたラベルの2次元コード(識別コード)を読み取り、製造管理DB50から対象となるデータを取り込む。必要に応じて不良箇所を撮影し、編集後のデータは製造管理DB50(不良情報記憶部52、不良箇所画像記憶部54)に保存されとともに、不良情報登録処理時と同様にラベルプリンター92からラベル印刷されたり、不良速報として出力される。
不良情報編集処理が開始されると、作業者の操作により、タブレット端末10の不良情報編集部34は管理番号を取得する(S31)。次に、不良情報編集部34は、作業者から不良情報の編集を受け付ける(S32)。手直し箇所の撮影があるか否かを作業者から、すなわち表示・操作部14から取得する(S33)。
手直し箇所の撮影がある場合(S33のY)、不良情報編集部34は作業者の操作によりカメラ16による製品の不良箇所の撮影を行う(S34)。
手直し箇所の撮影がない場合(S34のN)または撮影終了後(S34)、不良情報編集部34は作業者の表示・操作部14からの指示のもと不良速報データの編集する(S35)。さらに、不良情報編集部34はラベルプリンター92から新たなラベルを出力する(S36)。
編集すべき内容が残っていれば(S37のN)、不良情報編集部34は管理番号読み込み処理(S31)に戻る。編集が終了であれば(S37のY)、不良情報編集部34は、不良速報データを出力して(S38)、不良情報編集処理を終了させる(S39)。
以上、本実施形態によると、不良情報登録や不良情報編集の際に、作業者は手書きで記入する必要が無く所定の項目から選択するようになっているため、記入フォーマットで悩むことがない。また、入力・表示処理に作業者の使用言語が反映されるため、使用言語が異なる場合でも、作業者間の情報の共有が容易になる。また、不良箇所の画像も不良速報において自動的に大きさが調整されるので、不良速報の作成・編集作業の効率が向上する。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素及びその組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1 製造管理システム
2 ネットワーク
10 タブレット端末
12 主制御部
14 表示・操作部
16 カメラ
20 通信部
22 無線LAN部
24 近距離無線通信部
30 不良発生管理部
32 不良情報登録部
34 不良情報編集部
36 不良速報作成部
38 管理設定部
50 製造管理DB
52 不良情報記憶部
54 不良箇所画像記憶部
56 ID管理テーブル
90 プリンター
92 ラベルプリンター
B1 不良情報登録ボタン
B2 不良情報編集ボタン
B3 ファイル出力ボタン
B4 終了ボタン
B5 戻るボタン

Claims (7)

  1. モバイル端末と、前記モバイル端末と接続されるデータベースとを備えた製造管理システムであって、
    前記モバイル端末は、
    製造中の部品の不良情報を、前記部品の管理番号及び撮影した画像と関連づけて前記データベースに登録する不良情報登録部と、
    前記不良情報を、所定の印刷装置からラベルとして出力するラベル出力部と、
    を備えることを特徴とする製造管理システム。
  2. 前記モバイル端末は、前記データベースに登録された前記不良情報を、前記画像とともに速報情報として印刷媒体又は電子記録媒体によって出力する情報出力部を備えることを特徴とする請求項1に記載の製造管理システム。
  3. 前記モバイル端末は、前記不良情報登録部で登録された前記不良情報を編集する情報編集部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の製造管理システム。
  4. 前記モバイル端末は、
    前記不良情報登録部へのアクセスの際に作業者IDをもとにして、用いる言語を選定する管理設定部を備え、
    前記データベースは、前記作業者IDと使用言語を関連づけて登録するユーザ管理部を備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の製造管理システム。
  5. 製造中の部品の不良情報を、前記部品の管理番号及び撮影した画像と関連づけて所定のデータベースに登録する不良情報登録部と、
    前記不良情報を、所定の印刷装置からラベルとして出力するラベル出力部と、
    を備えることを特徴とする製造管理用のモバイル端末。
  6. 前記不良情報登録部へのアクセスの際に前記作業者IDをもとにして、用いる言語を選定する管理設定部を備えることを特徴とする請求項5に記載の製造管理用のモバイル端末。
  7. 製造中の部品の不良情報を、前記部品の管理番号及び撮影した画像と関連づけてモバイル端末を用いて、データベースに登録する不良情報登録工程と、
    前記不良情報を、所定の印刷装置からラベルとして出力するラベル出力工程と、
    を備えることを特徴とする製造管理方法。
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