JP2016053776A - 広告表示システム、広告表示方法、及び広告表示プログラム - Google Patents

広告表示システム、広告表示方法、及び広告表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】各広告主が提供する広告(特にリアルタイム性を有する広告)を利用者に効率的に提示することのできる広告表示システムを実現する。【解決手段】関心語句入力手段310は、利用者による関心語句の入力を受け付ける。データ送信手段330は、関心語句入力手段310によって入力された関心語句及び利用者情報取得手段300によって取得された利用者情報をサーバに送信する。サーバから携帯端末装置には、利用者情報及び関心語句に応じた広告データが送信される。キャッチフレーズ・関心語句表示手段340は、サーバから送信された広告データに基づいて、関心語句または広告のキャッチフレーズを表示する。広告表示手段350は、利用者によって選択された表示対象語句(関心語句またはキャッチフレーズ)に対応する広告を表示する。【選択図】図14

Description

本発明は、携帯端末装置の利用者の興味に応じた広告を当該携帯端末装置に表示する広告表示システム、広告表示方法、及び広告表示プログラムに関する。
近年、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を用いたリアルタイム性を有するコミュニケーションが盛んに行われている。SNSでは、つぶやきと呼ばれる短い文や単語・語句が多数の携帯端末装置から発信される。その発信された情報は、逐次、SNSを利用している各携帯端末装置の画面上に表示され、比較的短い時間で画面上から消えていく。
また、近年、位置情報を利用したSNSも提供されている。これにより、多数の携帯端末装置の利用者が位置に関する情報を共有することが可能となっている。例えば、携帯端末装置の画面上に地図が表示されている状態で当該携帯端末装置の利用者が地図上の或る店舗のマークをタップ(画面を指で軽くたたくこと)すると、他の携帯端末装置の利用者によって発信された当該店舗に関するコメント等の情報が表示される。このように、携帯端末装置の利用者は、画面上に表示されている地図上の位置を指定して、その指定した位置にある店舗等に関する鮮度の高い情報を得ることができる。なお、以下において、「携帯端末装置の利用者」のことを単に「利用者」という。
さらに、近年、携帯端末装置に付随するカメラで撮影している映像(以下、便宜上「風景映像」という。)にエアタグと呼ばれる仮想的画像を付加して表示する拡張現実技術(AR技術)が発達しつつある。このような拡張現実技術を用いることにより、携帯端末装置の画面上に風景映像を表示しつつ、風景映像内の店舗の映像に重ねて当該店舗に関する情報をエアタグとして表示することができる。
ところで、飲食物や各種商品の提供を行っている店舗においてインターネットのホームページを用いて自店舗の情報を提供することが従来より行われている。一般に、インターネットのホームページでは、互いにリンク付けがなされた多数のページを用いて多くの情報が提供されている。しかしながら、インターネットのホームページは比較的少ない量の情報の提供には適しておらず、その時その時に応じた広告(すなわち、リアルタイム性を有する広告)を利用者に提供することのできるシステムの実現が望まれている。このような点に鑑み、特開2013−127399号公報には、鮮度良く有意な施設情報を提示できるナビゲーション装置の発明が開示されている。特開2013−127399号公報に開示されたナビゲーション装置によれば、誘導ルート沿いの施設に対応する地図上の位置からの吹き出しの形態で、比較的新しく投稿された情報の中から推奨すべき情報(おすすめ情報)が表示される。
なお、本件発明に関連して、特開2014−102832号公報には、検索語の入力を必要とせず位置(座標)に基づいてコンテンツの検索を行う地図サービスシステムの発明が開示されている。
特開2013−127399号公報 特開2014−102832号公報
ところが、特開2013−127399号公報に開示された発明によれば、おすすめ情報は比較的新しく投稿された情報の中から抽出されるので、広告主(店舗の広告を提供する主体)は、或る期間に渡って広告を提示したいとき、当該期間中に何度も広告情報を投稿しなければならない。また、広告主は、広告情報の配信先の利用者を選択することができないので、広告情報の効率的な配信が行われない。また、検索語句は予め登録されている語句の中からしか選択することができないので、利用者は、自分の関心のある語句を検索語句として情報を検索することができない。このように、従来技術によれば、リアルタイム性を有する情報に関して、広告主が提供する情報と利用者の求める情報との間での効果的なマッチングが行われていない。
そこで本発明は、各広告主が提供する広告(特にリアルタイム性を有する広告)を利用者に効率的に提示することのできる広告表示システムを実現することを目的とする。
第1の発明は、ネットワークを介して互いに接続された携帯端末装置とサーバとによって構成される広告表示システムであって、
前記携帯端末装置は、
当該携帯端末装置を所持する利用者に関する情報である利用者情報を取得する利用者情報取得手段と、
前記利用者に関心語句を入力させるための関心語句入力手段と、
前記利用者情報取得手段によって取得された利用者情報及び前記関心語句入力手段によって入力された関心語句を前記サーバに送信するデータ送信手段と
を備え、
前記サーバは、
簡易広告と前記簡易広告に割り当てられたキャッチフレーズとを含む広告データを保持する広告データ保持手段と、
前記データ送信手段によって送信された関心語句に応じた簡易広告を含む、前記データ送信手段によって送信された利用者情報に応じた広告データを、前記広告データ保持手段に保持されている広告データの中から検索する広告検索手段と、
前記広告検索手段によって検索された広告データを表示用広告データとして前記携帯端末装置に送信する広告送信手段と
を備え、
前記携帯端末装置は、更に、
前記表示用広告データに基づいて、前記簡易広告に割り当てられているキャッチフレーズまたは前記関心語句入力手段によって入力された関心語句を表示する語句表示手段と、
前記語句表示手段によって表示されたキャッチフレーズまたは関心語句である表示対象語句のうち前記利用者によって選択された表示対象語句に対応する広告データに含まれる簡易広告を表示する広告表示手段と
を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記サーバは、更に、前記広告データを提供している店舗の位置を示す店舗位置データを含む店舗データを保持する店舗データ保持手段を備え、
前記広告検索手段は、前記表示用広告データを提供している店舗についての前記店舗位置データを前記店舗データ保持手段から検索し、
前記広告送信手段は、更に、前記広告検索手段によって検索された店舗位置データを前記携帯端末装置に送信し、
前記語句表示手段は、前記携帯端末装置の画面上に地図が表示されている状態において、前記広告送信手段によって送信された店舗位置データの示す位置に対応付けて前記表示対象語句を表示することを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記データ送信手段は、前記関心語句入力手段による前記関心語句の入力が行われていない場合に前記利用者情報取得手段によって取得された利用者情報のみを前記サーバに送信することが可能なように構成され、
前記広告検索手段は、前記データ送信手段によって前記利用者情報のみが前記サーバに送信されたときには、前記データ送信手段によって送信された利用者情報に応じた全ての広告データを前記広告データ保持手段に保持されている広告データの中から検索し、
前記語句表示手段は、前記関心語句入力手段による前記関心語句の入力が行われていなければ、前記表示用広告データに含まれるキャッチフレーズを表示することを特徴とする。
第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明において、
前記サーバは、更に、前記携帯端末装置に各広告データが表示され得る期間である広告表示期間を設定する広告表示期間設定手段を備え、
前記広告検索手段は、前記広告表示期間設定手段によって設定された表示期間が現時点を含んでいる広告データのみを検索することを特徴とする。
第5の発明は、第1から第4までのいずれかの発明において、
前記サーバは、更に、前記表示対象語句が表示される際の点滅の態様を表す点滅パターンを広告データ毎に設定する点滅パターン設定手段を備え、
前記語句表示手段は、各広告データについての表示対象語句を表示する際、前記点滅パターン設定手段によって設定された点滅パターンに従って当該表示対象語句を点滅させることを特徴とする。
第6の発明は、第1から第5までのいずれかの発明において、
前記サーバは、前記広告データを提供している各店舗での待ち時間を入力するための待ち時間入力手段を更に備え、
各店舗の広告データが前記携帯端末装置に表示される際、前記待ち時間入力手段によって入力された待ち時間に基づいて求められる予測待ち時間が表示されることを特徴とする。
第7の発明は、第1から第6までのいずれかの発明において、
前記携帯端末装置は、更に、前記利用者の現在位置から前記広告データを提供している店舗のうち前記利用者によって選択された店舗までの経路の探索を行い、探索結果として得られた提示経路を表示する経路探索手段を備えることを特徴とする。
第8の発明は、第7の発明において、
前記携帯端末装置は、更に、
撮影中の映像を表示する映像表示手段と、
前記提示経路の案内に供される情報としての拡張現実画像を前記映像表示手段によって表示されている映像に重ねて表示する拡張現実画像表示手段と
を備えることを特徴とする。
第9の発明は、第1から第8までのいずれかの発明において、
前記携帯端末装置は、更に、前記広告データを提供している店舗の評価情報を入力するための評価情報入力手段を備え、
前記評価情報入力手段によって入力された評価情報は、当該評価情報に対応する店舗の広告データが各携帯端末装置に表示される際に表示されることを特徴とする。
第10の発明は、第1から第9までのいずれかの発明において、
前記利用者情報取得手段は、前記利用者の現在位置を表す情報を前記利用者情報として取得することを特徴とする。
第11の発明は、第1から第9までのいずれかの発明において、
前記利用者情報取得手段は、前記利用者の属性を表す情報を前記利用者情報として取得することを特徴とする。
第12の発明は、第1から第9までのいずれかの発明において、
前記利用者情報取得手段は、前記利用者の所持する携帯端末装置で行われた操作内容を表す情報を前記利用者情報として取得することを特徴とする。
第13の発明は、前記サーバと、前記携帯端末装置と、前記表示用広告データの送信対象とする携帯端末装置を選別するための利用者選別手段を備える店舗端末装置とによって構成される、第1から第12までのいずれかの発明に係る広告表示システムであって、
前記広告検索手段は、各携帯端末装置に送信すべき広告データを検索する際、前記利用者選別手段によって当該携帯端末装置を送信対象とした店舗の広告データのみを検索することを特徴とする。
第14の発明は、第13の発明において、
前記店舗端末装置は、更に、各携帯端末装置についての前記利用者情報をリアルタイムで表示する利用者情報表示手段を備えることを特徴とする。
第15の発明は、簡易広告と前記簡易広告に割り当てられたキャッチフレーズとを含む広告データを保持する広告データ保持手段を備えたサーバと携帯端末装置とがネットワークを介して互いに接続されることによって構成された広告表示システムを利用した広告表示方法であって、
前記携帯端末装置を所持する利用者に関する情報である利用者情報を取得する利用者情報取得ステップと、
前記携帯端末装置において前記利用者が関心語句を入力するための関心語句入力ステップと、
前記利用者情報取得ステップで取得された利用者情報及び前記関心語句入力ステップで入力された関心語句を前記携帯端末装置から前記サーバに送信するデータ送信ステップと、
前記サーバにおいて、前記データ送信ステップで送信された関心語句に応じた簡易広告を含む、前記データ送信ステップで送信された利用者情報に応じた広告データを、前記広告データ保持手段に保持されている広告データの中から検索する広告検索ステップと、
前記広告検索ステップで検索された広告データを表示用広告データとして前記サーバから前記携帯端末装置に送信する広告送信ステップと、
前記携帯端末装置において、前記表示用広告データに基づいて、前記簡易広告に割り当てられているキャッチフレーズまたは前記関心語句入力ステップで入力された関心語句を表示する語句表示ステップと、
前記語句表示ステップで表示されたキャッチフレーズまたは関心語句である表示対象語句のうち前記利用者によって選択された表示対象語句に対応する広告データに含まれる簡易広告を表示する広告表示ステップと
を含むことを特徴とする。
第16の発明は、簡易広告と前記簡易広告に割り当てられたキャッチフレーズとを含む広告データを保持する広告データ保持手段を備えたサーバと携帯端末装置とがネットワークを介して互いに接続されることによって構成された広告表示システムにおいて前記携帯端末装置で実行される広告表示プログラムであって、
前記携帯端末装置を所持する利用者に関する情報である利用者情報を取得する利用者情報取得ステップと、
前記利用者が関心語句を入力するための関心語句入力ステップと、
前記利用者情報取得ステップで取得された利用者情報及び前記関心語句入力ステップで入力された関心語句を前記サーバに送信するデータ送信ステップと、
前記データ送信ステップで前記サーバに送信された利用者情報及び関心語句に応じて前記サーバから送信される広告データに基づいて、前記簡易広告に割り当てられているキャッチフレーズまたは前記関心語句入力ステップで入力された関心語句を表示する語句表示ステップと、
前記語句表示ステップで表示されたキャッチフレーズまたは関心語句である表示対象語句のうち前記利用者によって選択された表示対象語句に対応する広告データに含まれる簡易広告を表示する広告表示ステップと
を前記携帯端末装置に含まれるコンピュータのCPUがメモリを利用して実行することを特徴とする。
第17の発明は、第16の発明において、
前記広告データを提供している店舗の位置を示す店舗位置データを前記サーバから受信する店舗位置データ受信ステップを更に含み、
前記語句表示ステップでは、前記携帯端末装置の画面上に地図が表示されている状態において、前記店舗位置データ受信ステップで受信された店舗位置データの示す位置に対応付けて前記表示対象語句が表示されることを特徴とする。
第18の発明は、第16または第17の発明において、
前記関心語句入力ステップで前記関心語句が入力されなかったときには、前記語句表示ステップでは、前記サーバから送信された広告データに含まれるキャッチフレーズが表示されることを特徴とする。
第19の発明は、第16から第18までのいずれかの発明において、
前記利用者の現在位置から前記広告データを提供している店舗のうち前記利用者によって選択された店舗までの経路の探索を行い、探索結果として得られた提示経路を表示する経路探索ステップを更に含むことを特徴とする。
第20の発明は、第19の発明において、
撮影中の映像を表示する映像表示ステップと、
前記提示経路の案内に供される情報としての拡張現実画像を前記映像表示ステップで表示された映像に重ねて表示する拡張現実画像表示ステップと
を更に含むことを特徴とする。
第21の発明は、第16から第20までのいずれかの発明において、
前記広告データを提供している店舗の評価情報を入力するための評価情報入力ステップを更に含み、
前記評価情報入力ステップで入力された評価情報は、当該評価情報に対応する店舗の広告データが各携帯端末装置に表示される際に表示されることを特徴とする。
第22の発明は、第16から第21までのいずれかの発明において、
前記利用者情報取得ステップでは、前記利用者の現在位置を表す情報が前記利用者情報として取得されることを特徴とする。
第23の発明は、第16から第21までのいずれかの発明において、
前記利用者情報取得ステップでは、前記利用者の属性を表す情報が前記利用者情報として取得されることを特徴とする。
第24の発明は、第16から第21までのいずれかの発明において、
前記利用者情報取得ステップでは、前記利用者の所持する携帯端末装置で行われた操作内容を表す情報が前記利用者情報として取得されることを特徴とする。
第25の発明は、簡易広告と前記簡易広告に割り当てられたキャッチフレーズとを含む広告データを保持する広告データ保持手段を備えたサーバと携帯端末装置とがネットワークを介して互いに接続されることによって構成された広告表示システムにおいて前記サーバで実行される広告表示プログラムであって、
前記携帯端末装置を所持する利用者の情報である利用者情報と前記携帯端末装置で前記利用者によって入力された関心語句とを前記携帯端末装置から受け取り、前記関心語句に応じた簡易広告を含む、前記利用者情報に応じた広告データを、前記広告データ保持手段に保持されている広告データの中から検索する広告検索ステップと、
前記広告検索ステップで検索された広告データを表示用広告データとして前記携帯端末装置に送信する広告送信ステップと
を前記サーバに含まれるコンピュータのCPUがメモリを利用して実行することを特徴とする。
第26の発明は、第25の発明において、
前記サーバは、更に、前記広告データを提供している店舗の位置を示す店舗位置データを含む店舗データを保持する店舗データ保持手段を備え、
前記広告検索ステップでは、前記表示用広告データを提供している店舗についての前記店舗位置データが前記店舗データ保持手段から検索され、
前記広告送信ステップでは、更に、前記広告検索ステップで検索された店舗位置データが前記携帯端末装置に送信されることを特徴とする。
第27の発明は、第25または第26の発明において、
前記サーバが前記利用者情報及び前記関心語句のうち前記利用者情報のみを前記携帯端末装置から受け取ったとき、前記広告検索ステップでは、前記利用者情報に応じた全ての広告データが前記広告データ保持手段に保持されている広告データの中から検索されることを特徴とする。
第28の発明は、第25から第27までのいずれかの発明において、
前記携帯端末装置に各広告データが表示され得る期間である広告表示期間を設定する広告表示期間設定ステップを更に含み、
前記広告検索ステップでは、前記広告表示期間設定ステップで設定された表示期間が現時点を含んでいる広告データのみが検索されることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、携帯端末装置とサーバとによって構成される広告表示システムにおいて、携帯端末装置には、利用者に関心語句を入力させるための関心語句入力手段が設けられ、サーバには、簡易広告とその簡易広告に割り当てられたキャッチフレーズとを含む広告データを保持する広告保持手段が設けられる。このような構成において、関心語句入力手段によって入力された関心語句に応じた簡易広告を含む広告データが広告保持手段から検索され、その検索された広告データは携帯端末装置に送信される。そして、携帯端末装置では、関心語句に応じた広告が表示される。ここで、利用者が関心語句の入力を随時行うことによって、その時その時の関心事に関連する広告のみを携帯端末装置の画面上に表示させることが可能となる。すなわち、利用者にとって不必要な広告の配信は行われず、利用者にとって有用な広告のみが携帯端末装置に表示される。以上より、各広告主が提供する広告を利用者に効率的に提示することのできる広告表示システムが実現される。
上記第2の発明によれば、携帯端末装置で表示対象語句(関心語句またはキャッチフレーズ)が表示される際、地図上において各表示対象語句は対応する店舗の位置に表示される。
上記第3の発明によれば、利用者は、自己の関心事に関わらず、様々な店舗が提供している広告のキャッチフレーズを参照することが可能となる。
上記第4の発明によれば、広告主は、自店舗の広告について、表示期間を設定することができる。このため、比較的短期間だけ有効な広告を随時提供したいような場合に、広告毎に表示期間を適宜に設定することにより、例えば古い広告が利用者に提示されることが防止され、その時その時に応じて有用な広告を利用者に提示することが可能となる。
上記第5の発明によれば、広告主は、関心語句・キャッチフレーズが点滅表示されるよう、各広告について点滅パターンを設定することができる。このため、広告主は、自店舗の広告を目立たせたり鮮度良く見せることが可能となる。また、店舗毎に点滅パターンが異なっていれば、画面上に多数の関心語句・キャッチフレーズが表示されていても、単調な表示とはならずに互いの識別が容易となる。
上記第6の発明によれば、広告主は、自店舗の待ち時間を登録することができる。そして、携帯端末装置には、店舗の広告が表示される際に、当該店舗を利用した場合の予測待ち時間が表示される。このため、利用者にとっては時間の有効活用が可能となり、店舗にとっては当該店舗での利用者の実際の待ち時間を短くすることが可能となる。
上記第7の発明によれば、利用者は、目的の店舗までの経路がわからない場合であっても、比較的容易に当該店舗に到達することが可能となる。
上記第8の発明によれば、利用者は、経路探索手段によって提示された経路をたどって目的の店舗へと向かう際、当該経路の案内に供される情報としての拡張現実画像を風景映像中に重ねて表示させることができる。このため、広告主は、利用者の現在位置から自店舗までの経路が複雑なものであっても、利用者を自店舗に確実に誘導することが可能となる。
上記第9の発明によれば、利用者は、目的の店舗の広告とともに当該店舗に関して他の多数の利用者によって投稿された情報を参照することが可能となる。
上記第10の発明によれば、広告検索手段は利用者の現在位置に応じて広告データを検索することが可能となる。このため、各店舗の広告データを例えば当該各店舗に近い位置にいる利用者だけに配信することが可能となる。
上記第11の発明によれば、広告検索手段は利用者の属性に応じて広告データを検索することが可能となる。このため、各店舗の広告データを当該各店舗がターゲットとしている利用者だけに配信することが可能となる。
上記第12の発明によれば、広告検索手段は利用者の操作内容に応じて広告データを検索することが可能となる。このため、各店舗の広告データを例えば当該各店舗に関連のある操作を行った利用者だけに配信することが可能となる。
上記第13の発明によれば、広告主は、自店舗の広告の配信先を選別することが可能となる。このため、ターゲットを絞った広告の配信を行うことが可能となり、ヒット率(来店数/広告の配信数)が高くなる。また、利用者にとっては例えば自己のプロファイル等に適合しない店舗の広告が配信されなくなるので、所望の店舗の情報の入手や利用する店舗の決定が容易となる。このように、広告主が提供する情報と利用者の求める情報との間で、より効果的なマッチングが行われるようになる。これにより、広告主及び利用者の双方の満足度が高められる。
上記第14の発明によれば、広告主は、この広告表示システムを使用中の利用者の状況を参照しつつ、自店舗の広告の配信先を選別することが可能である。このため、広告主がリアルタイムで利用者の状況を確認しつつターゲットを絞った広告の配信を行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る広告表示システムを実現する機器構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、一言広告サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、補助記憶装置の詳細な構成を示す図である。 上記実施形態において、携帯端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、広告テーブルのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記実施形態において、表示期間テーブルのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記実施形態において、点滅パターンテーブルのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記実施形態において、位置指定テーブルのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記実施形態において、プロファイル指定テーブルのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記実施形態において、操作内容指定テーブルのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記実施形態において、店舗テーブルのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記実施形態において、待ち時間テーブルのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記実施形態において、評価情報テーブルのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記実施形態において、携帯端末装置の詳細な機能構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、利用者に関心語句を入力させるための画面の一例を示す図である。 上記実施形態において、関心語句として「安い」という語句が入力された画面の一例を示す図である。 上記実施形態において、表示モードが地図モードに設定されているときにキャッチフレーズ・関心語句表示手段によって表示される画面の一例を示す図である。 上記実施形態において、表示モードが地図モードに設定されているときにキャッチフレーズ・関心語句表示手段によって表示される画面の一例を示す図である。 上記実施形態において、表示モードがARモードに設定されているときにキャッチフレーズ・関心語句表示手段によって表示される画面の一例を示す図である。 上記実施形態において、表示モードがタイムラインモードに設定されているときにキャッチフレーズ・関心語句表示手段によって表示される画面の一例を示す図である。 上記実施形態において、広告表示手段によって一言広告が表示された画面の一例を示す図である。 上記実施形態において、広告表示手段によって一言広告及び広告画像が表示された画面の一例を示す図である。 上記実施形態において、広告表示手段によって詳細広告が表示された画面の一例を示す図である。 上記実施形態において、経路探索手段によって経路探索が実行されたときに表示される画面の一例を示す図である。 上記実施形態において、AR誘導手段によって表示される画面の一例を示す図である。 上記実施形態において、一言広告サーバの詳細な機能構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、広告検索手段による広告データの検索について説明するための図である。 上記実施形態において、広告検索手段による広告データの検索について説明するための図である。 上記実施形態において、店舗端末装置の詳細な機能構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、位置情報に基づく選別を検討するための画面例を示す図である。 上記実施形態において、プロファイル情報に基づく選別を検討するための画面例を示す図である。 上記実施形態において、プロファイル情報に基づく選別を検討するための画面例を示す図である。 上記実施形態において、操作情報に基づく選別を検討するための画面例を示す図である。 上記実施形態において、位置情報に基づく選別が行われるときに表示される画面例を示す図である。 上記実施形態において、プロファイル情報に基づく選別が行われるときに表示される画面例を示す図である。 上記実施形態において、操作情報に基づく選別が行われるときに表示される画面例を示す図である。 上記実施形態において、携帯端末装置と一言広告サーバとの間で行われる典型的な処理の流れについて説明するためのフローチャートである。 上記実施形態において、店舗端末装置と一言広告サーバとの間で行われる典型的な処理の流れについて説明するためのフローチャートである。 上記実施形態の第1の変形例において、表示パターンテーブルのレコードフォーマットの一例を示す図である。 上記実施形態の第1の変形例において、表示パターンの指定について説明するための図である。 上記実施形態の第2の変形例において、キャッチフレーズのサイネージ表示の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。なお、以下において、「アプリケーションソフトウェア」のことを「アプリ」と略記している。
<1.全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る広告表示システムを実現する機器構成を示すブロック図である。この広告表示システムは、インターネットなどの通信回線を介して互いに接続された一言広告サーバ10、詳細広告サーバ20、携帯端末装置30、及び店舗端末装置40によって構成される。なお、通常、携帯端末装置30及び店舗端末装置40はそれぞれ複数存在する。詳細広告サーバ20についても複数存在することがある。
一言広告サーバ10は、利用者に提示するための簡易な広告を保持し、携帯端末装置30からの要求に応じて当該携帯端末装置30に広告データを送信する。詳細広告サーバ20は、利用者に提示するための詳細な広告を保持する。携帯端末装置30は、利用者によって入力された後述の関心語句に応じて、当該利用者の関心のある商品等を提供する店舗の広告を画面上に表示する。店舗端末装置40は、一言広告サーバ10に登録されている広告についての各種設定や広告の配信先の選別を行う。
本実施形態においては、この広告表示システムを実現するために、広告表示アプリが携帯端末装置30にインストールされる。この広告表示アプリは、利用者の関心のある商品等を提供する店舗の広告を表示するためのソフトウェアである。利用者は、所定の操作により広告表示アプリを起動することができる。また、店舗端末装置40にも、この広告表示システム用のアプリがインストールされる。なお、店舗端末装置40にインストールされるアプリのことを以下「店舗用アプリ」という。
図2は、一言広告サーバ10のハードウェア構成を示すブロック図である。一言広告サーバ10は、コンピュータであって、CPU11、ROM12、RAM13、通信制御部14、補助記憶装置15、入力操作部16、及び表示部17を有している。CPU11は、この一言広告サーバ10の全体を制御するために各種演算処理等を行う。ROM12は、読み出し専用のメモリであって、例えばこの一言広告サーバ10の起動時にCPU11に実行させる初期プログラムなどを格納する。RAM13は、書き込み可能な揮発性のメモリであって、実行中のプログラムやデータ等を一時的に格納する。通信制御部14は、外部へのデータ送信の制御や外部からのデータ受信の制御を行う。補助記憶装置15は、磁気ディスク装置などであって、電源がオフされても保持されるべき各種プログラム・各種データを格納する。入力操作部16は、マウスやキーボードによるオペレータからの入力を受け付ける。表示部17は、例えば、オペレータが作業を行うための各種画面を表示する。なお、詳細広告サーバ20及び店舗端末装置40もコンピュータであり、一言広告サーバ10と同様のハードウェア構成を有している。
図3は、補助記憶装置15の詳細な構成を示す図である。図3に示すように、一言広告サーバ10内の補助記憶装置15には、プログラム格納部50と一言広告DB(データベース)52と店舗DB(データベース)54とが含まれている。プログラム格納部50には、広告表示プログラム500が格納されている。一言広告DB52には、広告テーブル521、表示期間テーブル522、点滅パターンテーブル523、位置指定テーブル524、プロファイル指定テーブル525、及び操作内容指定テーブル526が格納されている。店舗DB54には、店舗テーブル541、待ち時間テーブル542、及び評価情報テーブル543が格納されている。なお、一言広告DB52内の各テーブル及び店舗DB54内の各テーブルについての詳しい説明は後述する。
本実施形態においては、一言広告サーバ10と携帯端末装置30と店舗端末装置40とに広告表示プログラムがインストールされる。但し、一言広告サーバ10にインストールされるプログラムの内容と携帯端末装置30にインストールされるプログラムの内容と店舗端末装置40にインストールされるプログラムの内容とは互いに異なっている。
一言広告サーバ10内において、広告表示プログラム500は、補助記憶装置15に格納される。一言広告サーバ10が起動すると、補助記憶装置15に格納されている広告表示プログラム500がRAM13に読み出され、そのRAM13に読み出された広告表示プログラム500をCPU11が実行する。これにより、携帯端末装置30からの要求に応じた広告データの検索や送信を行うなど、後述する各種機能が提供される。なお、広告表示プログラム500は補助記憶装置15に代えてROM12に格納されていても良い。
図4は、携帯端末装置30のハードウェア構成を示すブロック図である。携帯端末装置30は、コンピュータであって、CPU31、フラッシュROM32、RAM33、通信制御部34、映像撮影部(カメラ)35、GPS処理部36、入力操作部37、表示部38、及び角度センサ39を有している。CPU31は、この携帯端末装置30の全体を制御するために各種演算処理等を行う。フラッシュROM32は、書き込み可能な不揮発性のメモリであって、携帯端末装置30の電源がオフされても保持されるべき各種プログラム・各種データを格納する。RAM33は、書き込み可能な揮発性のメモリであって、実行中のプログラムやデータ等を一時的に格納する。通信制御部34は、外部へのデータ送信の制御や外部からのデータ受信の制御を行う。映像撮影部(カメラ)35は、利用者による操作に基づいて、現在位置から見える風景の撮影を行う。GPS処理部36は、GPS衛星から受信する電波に基づいて、利用者の現在位置を特定するための位置情報(緯度・経度の情報)を取得する。入力操作部37は、例えばタッチパネルであって、利用者による入力操作を受け付ける。表示部38は、CPU31からの指令に基づいて、画像の表示を行う。角度センサ39は、この携帯端末装置30の向きや傾きを示す角度情報を取得する。
携帯端末装置30内において、広告表示アプリを実現する広告表示プログラムは、フラッシュROM32に格納される。利用者によって広告表示アプリの起動が指示されると、フラッシュROM32に格納されている広告表示プログラムがRAM33に読み出され、そのRAM33に読み出された広告表示プログラムをCPU31が実行することにより、広告表示アプリの機能が提供される。なお、広告表示プログラムは、典型的にはインターネットなどの通信回線を介して一言広告サーバ10あるいは他のサーバから携帯端末装置30にダウンロードされ、当該携帯端末装置30内のフラッシュROM32にインストールされる。
<2.テーブル>
次に、本実施形態で使用されるデータベース(DB)に含まれているテーブルについて説明する。但し、以下に説明するテーブルの構成は一例であって、本発明はこれに限定されない。なお、或る1件分の広告に関するデータ(一群のデータ)に着目して説明をするとき、その着目したデータのことを「着目広告データ」という。また、「着目広告データ」内の広告(具体的には、後述する広告テーブル521内の一言広告、広告画像など)のことを「着目広告」という。
<2.1 一言広告DB内のテーブル>
図3に示すように、一言広告DB52には、広告テーブル521、表示期間テーブル522、点滅パターンテーブル523、位置指定テーブル524、プロファイル指定テーブル525、及び操作内容指定テーブル526が含まれている。
広告テーブル521は、広告主が利用者に提供したい広告を登録するためのテーブルである。表示期間テーブル522は、各広告を利用者に提供する期間についての情報を登録するためのテーブルである。点滅パターンテーブル523は、各広告をどのように点滅させつつ表示させるかについての情報を登録するためのテーブルである。位置指定テーブル524は、各広告を配信する範囲(地理的範囲)を指定するためのテーブルである。プロファイル指定テーブル525は、各広告の配信対象とする利用者の属性を指定するためのテーブルである。操作内容指定テーブル526は、各広告をどのような操作が行われた携帯端末装置30に配信するかを指定するためのテーブルである。
図5は、広告テーブル521のレコードフォーマットの一例を示す図である。広告テーブル521には、項目名をそれぞれ「広告ID」、「店舗名」、「キャッチフレーズ」、「一言広告」、「広告画像」、及び「詳細広告リンク」とする複数の項目が含まれている。広告テーブル521の各項目のフィールド(個々のデータが格納される領域)には、それぞれ以下のような内容のデータが格納される。「広告ID」には、着目広告データを他の広告データと識別するためのID(一意の番号)が格納される。「店舗名」には、着目広告を提供している店舗の名称が格納される。「キャッチフレーズ」には、着目広告のキャッチフレーズを表す語句が格納される。「一言広告」には、比較的少ない文字数で構成される広告文が格納される。「広告画像」には、広告主が用意した広告画像を特定する記述(例えばフルパス名)が格納される。「詳細広告リンク」には、携帯端末装置30の画面上で一言広告あるいは広告画像がタップされたときに表示する詳細広告へのリンク先を特定する記述(例えばリンク先のアドレス)が格納される。
なお、広告主が広告データの登録を行う際、必ずしも広告テーブル521の全ての項目にデータを登録する必要はない。例えば、広告として広告画像や詳細広告を利用者に提示する必要がなければ、それらの項目についてはデータを登録する必要がない。
図6は、表示期間テーブル522のレコードフォーマットの一例を示す図である。表示期間テーブル522には、項目名をそれぞれ「広告ID」、「表示開始時点」、及び「表示終了時点」とする複数の項目が含まれている。表示期間テーブル522の各項目のフィールドには、それぞれ以下のような内容のデータが格納される。「広告ID」には、着目広告データを他の広告データと識別するためのID(一意の番号)が格納される。「表示開始時点」には、携帯端末装置30への着目広告の表示を開始する時点を特定する記述(例えば、年月日及び時刻)が格納される。「表示終了時点」には、携帯端末装置30への着目広告の表示を終了する時点を特定する記述(例えば、年月日及び時刻)が格納される。
図7は、点滅パターンテーブル523のレコードフォーマットの一例を示す図である。点滅パターンテーブル523には、項目名をそれぞれ「広告ID」及び「点滅パターン」とする複数の項目が含まれている。点滅パターンテーブル523の各項目のフィールドには、それぞれ以下のような内容のデータが格納される。「広告ID」には、着目広告データを他の広告データと識別するためのID(一意の番号)が格納される。「点滅パターン」には、携帯端末装置30の画面上に着目広告を表示する際の点滅パターンを特定する記述が格納される。なお、点滅パターンについての詳しい説明は後述する。
図8は、位置指定テーブル524のレコードフォーマットの一例を示す図である。位置指定テーブル524には、項目名をそれぞれ「広告ID」、「左上座標」、及び「右下座標」とする複数の項目が含まれている。位置指定テーブル524の各項目のフィールドには、それぞれ以下のような内容のデータが格納される。「広告ID」には、着目広告データを他の広告データと識別するためのID(一意の番号)が格納される。「左上座標」には、着目広告の配信先の範囲(以下、「広告配信範囲」という。)の左上の位置を示す地理座標が格納される。「右下座標」には、広告配信範囲の右下の位置を示す地理座標が格納される。
図9は、プロファイル指定テーブル525のレコードフォーマットの一例を示す図である。プロファイル指定テーブル525には、項目名をそれぞれ「広告ID」及び「プロファイル」とする複数の項目が含まれている。プロファイル指定テーブル525の各項目のフィールドには、それぞれ以下のような内容のデータが格納される。「広告ID」には、着目広告データを他の広告データと識別するためのID(一意の番号)が格納される。「プロファイル」には、着目広告の配信対象とする利用者の属性を特定する記述が格納される。例えば、配信対象を50歳以上の利用者に限定する場合、「年齢>50」というような記述が格納される。
図10は、操作内容指定テーブル526のレコードフォーマットの一例を示す図である。操作内容指定テーブル526には、項目名をそれぞれ「広告ID」及び「操作内容」とする複数の項目が含まれている。操作内容指定テーブル526の各項目のフィールドには、それぞれ以下のような内容のデータが格納される。「広告ID」には、着目広告データを他の広告データと識別するためのID(一意の番号)が格納される。「操作内容」には、着目広告の配信対象とする携帯端末装置30で行われた操作内容を特定する記述が格納される。例えば、着目広告を提供している店舗への経路検索が行われた携帯端末装置30を配信対象とする場合、その操作内容を特定する記述が格納される。
なお、広告テーブル521、表示期間テーブル522、点滅パターンテーブル523、位置指定テーブル524、プロファイル指定テーブル525、及び操作内容指定テーブル526に含まれているレコードは、各テーブルの「広告ID」によって互いに関連付けられている。
<2.2 店舗DB内のテーブル>
図3に示すように、店舗DB54には、店舗テーブル541、待ち時間テーブル542、及び評価情報テーブル543が含まれている。なお、或る1つの店舗に関するデータ(一群のデータ)に着目して説明をするとき、その着目した店舗のことを「着目店舗」という。
店舗テーブル541は、広告を配信する店舗の基本的情報を登録するためのテーブルである。待ち時間テーブル542は、各店舗の待ち時間を登録するためのテーブルである。評価情報テーブル543は、利用者によって投稿された各店舗についての評価情報を登録するためのテーブルである。
図11は、店舗テーブル541のレコードフォーマットの一例を示す図である。店舗テーブル541には、項目名をそれぞれ「店舗名」及び「店舗位置」とする複数の項目が含まれている。店舗テーブル541の各項目のフィールドには、それぞれ以下のような内容のデータが格納される。「店舗名」には、着目店舗の名称が格納される。「店舗位置」には、着目店舗の位置を特定する地理座標が格納される。
図12は、待ち時間テーブル542のレコードフォーマットの一例を示す図である。待ち時間テーブル542には、項目名をそれぞれ「店舗名」及び「待ち時間」とする複数の項目が含まれている。待ち時間テーブル542の各項目のフィールドには、それぞれ以下のような内容のデータが格納される。「店舗名」には、着目店舗の名称が格納される。「待ち時間」には、着目店舗での待ち時間(例えば、飲食店であれば、入店から席に案内されるまでの時間)が格納される。
図13は、評価情報テーブル543のレコードフォーマットの一例を示す図である。評価情報テーブル543には、項目名をそれぞれ「店舗名」、「評価値」、及び「評価文」とする複数の項目が含まれている。評価情報テーブル543の各項目のフィールドには、それぞれ以下のような内容のデータが格納される。「店舗名」には、着目店舗の名称が格納される。「評価値」には、着目店舗の評価を表した数値が格納される。例えば、5段階での評価が行われる場合には1〜5までの数値のいずれかが格納される。「評価文」には、着目店舗についての評価文が格納される。
なお、広告テーブル521、店舗テーブル541、待ち時間テーブル542、及び評価情報テーブル543に含まれているレコードは、各テーブルの「店舗名」によって互いに関連付けられている。
<3.機能構成>
次に、携帯端末装置30、一言広告サーバ10、及び店舗端末装置40の機能構成について説明する。なお、詳細広告サーバ20はこの広告表示システムにおいて詳細広告を保持するという機能しか有していないので、詳細広告サーバ20の機能構成についての説明は省略する。
<3.1 携帯端末装置>
図14は、携帯端末装置30の詳細な機能構成を示すブロック図である。携帯端末装置30は、利用者情報取得手段300、関心語句入力手段310、評価情報入力手段320、データ送信手段330、キャッチフレーズ・関心語句表示手段340、広告表示手段350、評価情報表示手段355、経路探索手段360、AR誘導手段370、カメラ撮影・表示手段380、及びセンサ情報取得手段390を有している。
ところで、本実施形態に係る携帯端末装置30には表示モードとして3つのモード(地図モード、ARモード、及びタイムラインモード)が用意されている。利用者は、この広告表示アプリを実行中、表示モードを上記3つのモードのいずれかに設定することができる。表示モードが地図モードに設定されていれば、携帯端末装置30の表示部38には、地図が表示される。表示モードがARモードに設定されていれば、携帯端末装置30の表示部38には、映像撮影部(カメラ)35で撮影されている風景映像がエアタグと呼ばれる仮想的画像とともに表示される。表示モードがタイムラインモードに設定されていれば、携帯端末装置30の表示部38には、各種情報を時系列で表した画面が表示される。
利用者情報取得手段300は、携帯端末装置30を所持する利用者に関する情報である利用者情報Duを取得する。本実施形態においては、利用者情報Duとして、位置情報、プロファイル情報、及び操作情報が利用者情報取得手段300によって取得される。位置情報は、利用者の現在位置を特定するための緯度及び経度の情報である。位置情報は、GPS処理部36(図4参照)がGPS衛星から受信する電波に基づいて取得される。プロファイル情報は、利用者の属性を表す情報である。例えば、性別、年齢、職業などがプロファイル情報である。このようなプロファイル情報を取得することができるよう、例えばこの広告表示アプリには、各種プロファイル情報を利用者に入力させるためのメニューが設けられている。利用者は、携帯端末装置30への広告表示アプリのインストール後に、当該メニューを用いて各種プロファイル情報の入力を行う。これにより、広告表示アプリの実行中に利用者情報取得手段300がプロファイル情報を取得することが可能となる。操作情報は、利用者の携帯端末装置30で行われた操作内容を特定する情報である。例えば、「或る店舗への経路探索の実行」、「或る店舗のクーポンのダウンロードの実行」などが操作情報である。このような操作情報は、携帯端末装置30に保持されている操作履歴の情報に基づいて取得される。
関心語句入力手段310は、利用者に関心のある語句(関心語句)を入力させるための画面を表示部38に表示し、当該利用者による関心語句の入力を受け付ける。図15は、利用者に関心語句を入力させるための画面の一例を示す図である。このような画面において、利用者は、例えば「安い」、「おいしい冷酒」、「スタミナ料理」というような語句を関心語句入力欄61に入力する。図16は、関心語句として「安い」という語句が入力された画面の一例を示す図である。なお、図15に示した画面によれば1つの語句だけを関心語句として入力することができるが、本発明はこれに限定されない。関心語句として複数の語句を入力することができるようにしても良い。
評価情報入力手段320は、利用者が利用した店舗の評価に関する情報(評価情報)を当該利用者に入力させるための画面を表示部38に表示し、当該利用者による評価情報の入力を受け付ける。この評価情報入力手段320を用いて、利用者は、評価対象の店舗を指定して、当該店舗についての評価値及び評価文を入力する。この評価情報入力手段320を用いて入力されたデータは、一言広告サーバ10に送信された後、評価情報テーブル543に格納される。
評価情報入力手段320による評価情報の入力に関し、いわゆる「なりすまし」を防止するために、所定の操作履歴・移動履歴がなければ評価情報の入力を行うことができないようにしても良い。例えば、或る店舗についての評価情報の入力を「当該店舗から一定距離以上離れた位置で当該店舗の広告を表示し、当該店舗に一定時間以上滞在した」旨の履歴がある場合に限って受け付けるようにしても良い。
データ送信手段330は、利用者情報取得手段300によって取得された利用者情報Du、関心語句入力手段310によって入力された関心語句Pi、及び評価情報入力手段320によって入力された評価情報Deを一言広告サーバ10に送信する。なお、通常、関心語句Piと評価情報Deとは異なるタイミングで一言広告サーバ10に送信される。また、通常、関心語句Piは利用者情報Duとともに一言広告サーバ10に送信される。
キャッチフレーズ・関心語句表示手段340は、表示部38に広告を表示するために一言広告サーバ10から送信されるデータ(以下、「表示用広告データ」という。)Ddaに基づいて、関心語句または各広告に割り当てられているキャッチフレーズを表示部38に表示する。このキャッチフレーズ・関心語句表示手段340によって語句表示手段が実現されている。なお、表示用広告データDdaは、利用者情報取得手段300によって取得された利用者情報Du及び関心語句入力手段310によって入力された関心語句Piに応じて一言広告サーバ10から携帯端末装置30に送信される。キャッチフレーズや関心語句の表示のされ方は、後述するように、表示モードに応じて異なる。以下、表示部38に表示されるキャッチフレーズ及び関心語句を総称して「表示対象語句」という。
表示対象語句が携帯端末装置30の表示部38に表示される際には、点滅パターンテーブル523に格納されている点滅パターンの情報に従って、点滅表示が行われる。このような点滅表示が行われるよう、一言広告サーバ10から携帯端末装置30に送信される表示用広告データDdaには、点滅パターンの情報が含まれている。
本実施形態では、関心語句入力手段310による関心語句の入力が行われていれば、入力された関心語句を含む一言広告の広告データに対応するように当該関心語句が表示される。一方、関心語句入力手段310による関心語句の入力が行われていなければ、表示モードに応じて定まる表示対象の広告の全てについてのキャッチフレーズが表示される。なお、関心語句・キャッチフレーズの表示に関するルールはこれには限定されない。例えば、関心語句入力手段310による関心語句の入力が行われているときに、入力された関心語句を含むキャッチフレーズが表示されるようにしても良いし、入力された関心語句を含む一言広告に対応するキャッチフレーズが表示されるようにしても良い。
表示モードが地図モードに設定されていれば、地図上に関心語句またはキャッチフレーズが表示される。その際、一言広告サーバ10からサーバ表示用広告データDdaとともに送られる店舗位置データDpに基づいて、各表示対象語句は、地図上において、対応する店舗の位置に表示される。例えば、関心語句入力手段310によって「安い」という語句が入力されていたと仮定する。この場合、例えば図17に示すような画面が表示部38に表示される。図17に示す例では、「安い」という語句を含む一言広告を提供している店舗の位置に、「安い」という語句が吹き出し形状で表示されている。また、例えば、関心語句入力手段310による関心語句の入力が行われていないと仮定する。この場合、例えば、図18に示すような画面が表示部38に表示される。図18に示す例では、表示範囲内の位置する店舗が提供している全ての広告のキャッチフレーズが表示されている。但し、広告配信範囲、プロファイル、操作内容を指定している広告については、条件に該当する場合にのみ当該広告のキャッチフレーズが表示される。
表示モードがARモードに設定されていれば、映像撮影部(カメラ)35で撮影されている風景映像中に関心語句またはキャッチフレーズが表示される。その際、各表示対象語句は、対応する店舗が表示されている位置に表示される。関心語句入力手段310によって「安い」という語句が入力されていれば、例えば図19に示すような画面が表示部38に表示される。
表示モードがタイムラインモードに設定されていれば、タイムライン上に関心語句またはキャッチフレーズが表示される。その際、表示開始時点が現時点に近い広告に対応する表示対象語句ほど画面の上方に表示される。例えば、関心語句入力手段310による関心語句の入力が行われていないと仮定する。この場合、例えば図20に示すような画面が表示部38に表示される。図20に示す例では、符号63の矢印で示すキャッチフレーズを有する広告の表示開始時点が現地点に最も近い。なお、各広告についての表示開始時点は、表示期間テーブル522より取得される。
広告表示手段350は、表示部38に表示されている表示対象語句(関心語句またはキャッチフレーズ)が利用者によってタップされると、そのタップされた表示対象語句に対応する一言広告をポップアップ表示する。例えば、図17に示す画面が表示されているときに符号62の矢印で示す関心語句がタップされると、図21に示すように一言広告がタップされた関心語句の近くにポップアップ表示される。なお、ポップアップ表示の対象となっている広告に関して一言広告だけでなく広告画像も登録されている場合には、図22に示すように、一言広告及び広告画像の双方が表示部38にポップアップ表示される。また、一言広告及び広告画像のうち広告画像のみが登録されている場合には、広告画像が表示部38にポップアップ表示される。
また、詳細広告が設けられている広告については、広告表示手段350は、一言広告または広告画像の所定の位置が利用者によってタップされると、詳細広告を表示する。例えば図23に示すように広告画像が表示されているときに符号64で示すクーポン保存ボタンがタップされると、詳細広告としてのクーポンが表示される。利用者は、表示されたクーポンを携帯端末装置30の内部に保存することができる。
評価情報表示手段355は、利用者が画面上で選択している店舗についての評価情報Deを一言広告サーバ10から受け取り、当該評価情報Deを表示部38に表示する。これにより、利用者は、他の様々な利用者によって評価情報入力手段320を用いて入力された評価情報Deを参照することができる。なお、評価情報Deを表示するタイミングについては、一言広告や広告画像と同じタイミングで表示されるようにしても良いし、利用者の指示に基づく適宜のタイミングで表示されるようにしても良い。
経路探索手段360は、利用者情報Duとしての位置情報と利用者によって選択された店舗(以下、「対象店舗」という。)の位置情報Psとに基づいて、利用者の現在位置から対象店舗までの経路の探索を行い、その探索結果としての経路を表示部38に表示する。経路探索手段360による経路探索が実行されると、例えば図24に示すような画面が表示部38に表示される。図24に示す例では、利用者の現在位置から対象店舗までの経路が太実線65で示されている。
経路探索手段360は、また、探索結果に基づいて、利用者の現在位置から対象店舗までの移動時間を算出する。そして、経路探索手段360は、その算出された移動時間と一言広告サーバ10から送られる待ち時間データDwとに基づいて、利用者が対象店舗に到着した後の予測待ち時間を算出する。予測待ち時間は、例えば、対象店舗の広告とともに表示部38に表示される。予測待ち時間は、例えば、次のように算出される。予測待ち時間の算出直後に利用者が対象店舗に予約を入れることを想定し、待ち時間データDwの示す時間から探索結果に基づいて算出された移動時間を減ずることによって得られる時間が予測待ち時間とされる。但し、待ち時間データDwの示す時間よりも探索結果に基づいて算出された移動時間の方が大きい場合は、予測待ち時間は0とされる。
カメラ撮影・表示手段380は、利用者による操作に基づき現在位置から見える風景の撮影を行い、その撮影で得られる風景映像Viを表示部38に表示する。なお、カメラ撮影・表示手段380は、ハードウェアとしての映像撮影部(カメラ)35(図4参照)によって実現される。センサ情報取得手段390は、携帯端末装置30の向き・傾きを示す情報(センサ情報)Dsを取得する。なお、センサ情報取得手段390は、ハードウェアとしての角度センサ39(図4参照)によって実現される。
AR誘導手段370は、センサ情報取得手段390によって取得されたセンサ情報Dsと経路探索手段360による探索結果Reとに基づいて、カメラ撮影・表示手段380によって得られた風景映像Viを表示部38に表示しつつ、拡張現実技術を用いて利用者を対象店舗に誘導する。具体的には、AR誘導手段370は、利用者が経路探索手段360による探索結果Reとしての経路をたどって対象店舗へと向かう際に当該利用者にとって有用となるような情報を表すエアタグ(拡張現実画像)を風景映像Viに重ねて表示する。例えば、AR誘導手段370は、図25に示すような画像を表示部38に表示する。図25に示す例では、対象店舗へと向かう経路を表す矢印形状のエアタグ66が風景映像に重ねて表示されている。
<3.2 一言広告サーバ>
図26は、一言広告サーバ10の詳細な機能構成を示すブロック図である。一言広告サーバ10は、広告データ保持手段100、店舗データ保持手段110、広告登録手段120、広告設定手段122、広告消去手段124、広告検索手段130、広告送信手段140、待ち時間入力手段150、評価情報登録手段160、及び利用者情報送信手段170を有している。
広告データ保持手段100は、一言広告や各広告に割り当てられたキャッチフレーズなど広告に関する各種データである広告データを保持する。なお、この広告データ保持手段100は、一言広告DB52に相当する。店舗データ保持手段110は、広告を提供する店舗に関する各種データである店舗データを保持する。なお、店舗データ保持手段110は、店舗DB54に相当する。
広告登録手段120は、広告データ保持手段100への新規の広告の登録を行う。具体的には、広告登録手段120は、広告テーブル521へのレコードの追加を行う。すなわち、各広告について、広告ID、店舗名、キャッチフレーズ、一言広告、広告画像、及び詳細広告リンクの登録が行われる。但し、必ずしも全ての項目の登録が行われる必要はない。例えば、一言広告、広告画像、及び詳細広告リンクのうち一言広告だけが登録されても良い。なお、新規の広告の登録を行うための構成要素を店舗端末装置40に設ける構成とし、店舗端末装置40から送られたデータに基づいて一言広告サーバ10内の広告登録手段120が広告データ保持手段100への新規の広告の登録を行うようにしても良い。
広告設定手段122には、広告表示期間設定手段1221、点滅パターン設定手段1222、及び配信対象設定手段1223が含まれている。
まず、広告表示期間設定手段1221について説明する。特にリアルタイム性を有する広告表示システムにおいて、比較的短期間だけ広告が提示されることを広告主が望むことがある。例えば、飲食店において、日替わりのメニューや週替わりのメニューが広告として提示されることがある。そこで、本実施形態では、各広告について表示期間を設定することが可能となっている。具体的には、広告表示期間設定手段1221によって、着目広告についての表示開始時点及び表示終了時点の設定が行われる。なお、広告データ保持手段100に着目広告の登録が行われた時点からの表示期間の長さの設定が行われるようにしても良い。広告表示期間設定手段1221によって設定された表示期間に関する情報は、表示期間テーブル522に格納される。
次に、点滅パターン設定手段1222について説明する。広告主にとっては、携帯端末装置30の画面上に広告が表示される際に自店舗の広告が利用者に着目されることが好ましい。そこで、本実施形態では、関心語句・キャッチフレーズが点滅表示されるよう各広告について点滅パターンを設定することが可能となっている。点滅パターンとしては、例えば、オン期間(広告の語句を明るく表示する期間)の長さ及びオフ期間(広告の語句を暗く表示する期間)の長さを登録できるようにしても良いし、オフ期間の長さのみを登録できるようにしても良い。このような点滅パターンの設定が点滅パターン設定手段1222によって行われる。点滅パターン設定手段1222によって設定された点滅パターンに関する情報は、点滅パターンテーブル523に格納される。
次に、配信対象設定手段1223について説明する。後述するように、店舗端末装置40では、広告主が自店舗の広告の配信対象を選別することが可能となっている。店舗端末装置40から一言広告サーバ10には、選別内容を示す選別情報Dtが送信される。配信対象設定手段1223は、その選別情報Dtに基づいて、当該選別情報Dtの送信元の店舗についての広告データの配信先の携帯端末装置30を選別するための設定を行う。具体的には、選別情報Dtに基づいて、位置指定テーブル524、プロファイル指定テーブル525、及び操作内容指定テーブル526の更新が行われる。
広告消去手段124は、広告表示期間設定手段1221によって設定された表示期間を過ぎた広告データを広告データ保持手段100から削除する。表示期間を過ぎた旨の判断は、表示期間テーブル522の表示終了時点のデータに基づいて行われる。なお、広告データに表示フラグを設けておき、表示期間を過ぎた広告データの表示フラグをOFFに設定するようにしても良い。
広告検索手段130は、携帯端末装置30から送られた利用者情報Du及び関心語句Piに基づいて、広告データ保持手段100から所望の広告データDaを検索する。例えば、広告テーブル521に図27に示すようなレコードが格納されていて、プロファイル指定テーブル525に図28に示すようなレコードが格納されていると仮定する。また、携帯端末装置30から「安い」という関心語句Pi及び利用者情報Duとして「“性別=男”and“年齢=55”」というプロファイル情報が送られてきたと仮定する。この場合、関心語句Piのみに基づけば、広告IDが“0001”、“0003”、“0004”、及び“0006”である4件の広告データ(一言広告に「安い」という語句が含まれているデータ)が検索される(図27を参照)。しかしながら、本実施形態では、利用者情報Duも考慮して広告データの検索が行われる。従って、上記4件の広告データのうち「“性別=男”and“年齢=55”」という条件を満たす広告データのみが検索される。具体的には、広告IDが“0003”及び“0004”である2件の広告データが検索される。なお、ここでは、利用者情報Duとしてプロファイル情報のみに着目したが、位置情報(位置指定テーブル524に格納されているデータ)及び操作情報(操作内容指定テーブル526に格納されているデータ)も考慮して広告データの検索が行われる。また、携帯端末装置30から送られた利用者情報Du中の位置情報に基づいて、利用者の現在位置から所定の距離に位置する店舗についての広告データのみが検索されるようにしても良い。
また、広告検索手段130は、携帯端末装置30に送信すべき広告データDaを提供している店舗の位置を特定するためのデータ(店舗位置データDp)を店舗データ保持手段110から検索する。広告テーブル521から取得されるレコードには店舗名の情報Dmが含まれている。その店舗名の情報Dmに基づいて、店舗テーブル541から店舗位置データDpを取得することができる。
さらに、広告検索手段130は、店舗名の情報Dmに基づいて、待ち時間テーブル542から待ち時間データDwを取得する。さらにまた、広告検索手段130は、店舗名の情報Dmに基づいて、評価情報テーブル543から評価情報De(評価値及び評価文)を取得する。
広告送信手段140は、広告検索手段130によって検索された広告データDaを表示用広告データDdaとして携帯端末装置30に送信する。また、広告送信手段140は、店舗位置データDp、待ち時間データDw、及び評価情報Deを携帯端末装置30に送信する。
待ち時間入力手段150は、各店舗で予測される待ち時間の情報の待ち時間テーブル542への登録を行う。携帯端末装置30では、待ち時間テーブル542に格納されているデータ(待ち時間データDw)に基づいて、各店舗で予測される待ち時間の表示が行われる。このため、正確な待ち時間の情報を利用者に提供するためには、待ち時間の情報はできるだけリアルタイムで更新されることが好ましい。なお、待ち時間の情報の登録を行うための構成要素を店舗端末装置40に設ける構成とし、店舗端末装置40から送られたデータに基づいて一言広告サーバ10内の待ち時間入力手段150が待ち時間テーブル542への待ち時間の情報の登録を行うようにしても良い。
評価情報登録手段160は、携帯端末装置30から送信される評価情報Deを受け取り、当該評価情報Deの店舗データ保持手段110への登録を行う。具体的には、携帯端末装置30から送信される評価情報Deが評価情報テーブル543に格納される。
利用者情報送信手段170は、この広告表示アプリを使用中の利用者に関する情報(各携帯端末装置30から送信される上述の利用者情報Du)を各店舗端末装置40に送信する。例えば、この広告表示アプリを使用中の利用者が100人いれば、それら100人についての利用者情報Duが各店舗端末装置40に送信される。なお、利用者の現在位置の情報に基づいて、各店舗端末装置40にこの広告表示アプリを使用中の利用者のうち店舗から所定範囲内に位置する利用者のみについての利用者情報Duが送信されるようにしても良い。
<3.3 店舗端末装置>
図29は、店舗端末装置40の詳細な機能構成を示すブロック図である。店舗端末装置40は、利用者情報表示手段410と利用者選別手段420と選別情報送信手段430とを有している。
利用者情報表示手段410は、一言広告サーバ10から送信される利用者情報Duに基づいて、広告の配信対象とする携帯端末装置30の選別(利用者の選別)を広告主が検討するための画面を表示する。なお、一言広告サーバ10から送信される利用者情報Duは、広告表示アプリを使用中の利用者に関する情報である。利用者情報表示手段410によって表示される画面はリアルタイムで更新される。本実施形態では、利用者情報表示手段410は、位置情報に基づく選別を検討するための画面、プロファイル情報に基づく選別を検討するための画面、及び操作情報に基づく選別を検討するための画面を表示することが可能となっている。
図30は、位置情報に基づく選別を検討するための画面例を示す図である。図30に示す例では、自店舗の位置が星形のマークで示され、この広告表示アプリを使用中の携帯端末装置30の位置が円形のマークで示されている。なお、自店舗の位置は地図の中心に配置されている。このような画面が表示されることにより、広告主は、自店舗の周辺における利用者の分布を把握することができる。
図31は、プロファイル情報に基づく選別を検討するための画面例を示す図である。図31に示す例では、自店舗の位置が星形のマークで示され、この広告表示アプリを使用中の男性の利用者の位置が円形のマークで示され、この広告表示アプリを使用中の女性の利用者の位置が四角形のマークで示されている。このような画面が表示されることにより、広告主は、自店舗の周辺における属性別(この場合は男女別)の利用者の分布を把握することができる。また、特定の属性を持つ利用者のみの位置を地図上に表示させることができるようにしても良い。例えば、図32に示すように、この広告表示アプリを使用中の女性のみの利用者の分布を地図上に表示させるようにしても良い。
図33は、操作情報に基づく選別を検討するための画面例を示す図である。図33に示す例では、自店舗に対して行われた操作内容別の利用者の人数が表示されている。なお、人数のカウントについては、現時点から或る一定の時間以内に行われた操作のみをカウントするようにしても良いし、各携帯端末装置30におけるこの広告表示アプリの直近の起動後に行われた操作のみをカウントするようにしても良い。
利用者選別手段420は、広告の配信対象とする携帯端末装置30を広告主に選別させるための画面を表示し、広告主による入力を受け付ける。本実施形態では、利用者選別手段420を用いて位置情報に基づく選別、プロファイル情報に基づく選別、及び操作情報に基づく選別を行うことが可能となっている。
図34は、位置情報に基づく選別が行われるときに表示される画面例を示す図である。図34に示す例では、広告の配信対象とする携帯端末装置30の店舗からの距離を入力することが可能となっている。図35は、プロファイル情報に基づく選別が行われるときに表示される画面例を示す図である。図35に示す例では、広告の配信対象とする携帯端末装置30の利用者の属性(性別及び年齢)を指定することが可能となっている。例えば、性別については、「男女」、「男」、及び「女」のいずれかをタップすることによって指定が行われる。図36は、操作情報に基づく選別が行われるときに表示される画面例を示す図である。図36に示す例では、広告の配信対象とする携帯端末装置30で行われた操作内容を指定することが可能となっている。
以上より、広告主は、この利用者選別手段420を用いて、自店舗の広告の配信先を位置情報、プロファイル情報、及び操作情報に基づいて選別することができる。例えば、図34に示す画面において、半径入力欄67に「300」と入力されたと仮定する。この場合、自店舗の広告データは、自店舗から半径300m以内の距離に位置する携帯端末装置30のみに配信される。より詳しくは、或る携帯端末装置30からの要求に応じて一言広告サーバ10で広告データの検索が行われたとき、当該携帯端末装置30が自店舗から半径300m以内に位置していれば、自店舗の広告データは検索されて当該携帯端末装置30に送信される。しかしながら、当該携帯端末装置30が自店舗から半径300m以内に位置していなければ、自店舗の広告データは検索されず、当該携帯端末装置30に自店舗の広告データは送信されない。
選別情報送信手段430は、利用者選別手段420によって行われた選別内容を選別情報Dtとして一言広告サーバ10に送信する。
<4.処理フロー>
<4.1 携帯端末装置−一言広告サーバ間の処理>
図37に示すフローチャートを参照しつつ、携帯端末装置30と一言広告サーバ10との間で行われる典型的な処理の流れについて説明する。携帯端末装置30では、まず、広告表示アプリが起動される(ステップS100)。その後、利用者情報取得手段300による現在位置情報(利用者の現在位置を特定する情報)などの利用者情報の取得が行われる(ステップS110)。その後、利用者は、関心語句入力手段310(図15参照)を用いて関心語句の入力を行う(ステップS120)。なお、関心語句の入力は行われないこともある。そして、データ送信手段330によって、「利用者情報Du」または「利用者情報Du及び関心語句Pi」が携帯端末装置30から一言広告サーバ10に送信される(ステップS130)。
次に、一言広告サーバ10が、「利用者情報Du」または「利用者情報Du及び関心語句Pi」を受信する(ステップS200)。そして、広告検索手段130は、広告データ保持手段100に格納されている広告データの中から、その受信したデータに応じた広告データDaを検索する(ステップS210)。ステップS200で利用者情報Duのみが受信されたときには、利用者情報Duに基づく条件に該当する全ての広告データDaが検索される。ステップS200で利用者情報Du及び関心語句Piが受信されたときには、利用者情報Duに基づく条件に該当する広告データの中から関心語句Piを含む一言広告を有する広告データDaが検索される。また、ステップS210では、広告検索手段130によって、上述したように店舗位置データDp、待ち時間データDw、及び評価情報Deが取得される。広告データの検索後、表示用広告データDda(広告検索手段130によって検索された広告データDa)、店舗位置データDp、待ち時間データDw、及び評価情報Deが、広告送信手段140によって携帯端末装置30に送信される(ステップS220)。
その後、携帯端末装置30は、一言広告サーバ10から送信された表示用広告データDda等を受信する(ステップS140)。そして、キャッチフレーズ・関心語句表示手段340によって、関心語句またはキャッチフレーズが表示される(ステップS150)。ステップS120で関心語句の入力が行われていれば、ステップS150では例えば図17に示すような画面(関心語句が表示された画面)が表示される。ステップS120で関心語句の入力が行われていなければ、ステップS150では例えば図18に示すような画面(キャッチフレーズが表示された画面)が表示される。
キャッチフレーズ・関心語句表示手段340によって表示された関心語句またはキャッチフレーズが利用者によってタップされると、広告表示手段350によって一言広告が表示される(ステップS160)。このステップS160では、例えば図21に示すような画面が表示される。なお、ステップS160では、例えば図22に示すように一言広告及び広告画像が表示されても良い。また、広告テーブル521に一言広告が登録されておらず広告画像のみが登録されている広告データについては、ステップS160で広告画像のみが表示されても良い。
さらに、一言広告あるいは広告画像が利用者によってタップされると、タップされた一言広告あるいはタップされた広告画像にリンク付けがなされている詳細広告が広告表示手段350によって表示される(ステップS170)。
その後、利用者によって対象店舗までの経路探索の実行の指示がなされると、経路探索手段360による経路探索が行われ、探索結果としての経路が表示される(ステップS180)。このステップS180では、例えば図24に示すような画面が表示される。さらに、利用者によってAR誘導の指示がなされると、AR誘導手段370による拡張現実技術を用いた、対象店舗への利用者の誘導が行われる(ステップS190)。このステップS190では、例えば図25に示すような画像(風景映像中にエアタグが重ねて表示された画像)が表示される。なお、センサ情報Dsより得られる携帯端末装置30の傾きに応じて、地図表示と風景映像表示とが切り替えられる。
なお、ステップS110によって利用者情報取得ステップが実現され、ステップS120によって関心語句入力ステップが実現され、ステップS130によってデータ送信ステップが実現され、ステップS150によって語句表示ステップが実現され、ステップS160によって広告表示ステップが実現され、ステップS180によって経路探索ステップが実現され、ステップS190によって映像表示ステップ及び拡張現実画像表示ステップが実現されている。また、ステップS210によって広告検索ステップが実現され、ステップS220によって広告送信ステップが実現されている。
<4.2 店舗端末装置−一言広告サーバ間の処理>
次に、図38に示すフローチャートを参照しつつ、店舗端末装置40と一言広告サーバ10との間で行われる典型的な処理の流れについて説明する。店舗端末装置40で店舗用アプリが起動されると(ステップS300)、起動情報が一言広告サーバ10に送信され(不図示)、一言広告サーバ10から店舗端末装置40に広告表示アプリを使用中の利用者に関する情報(利用者情報Du)が送信される(ステップS400)。
店舗端末装置40は、一言広告サーバ10から送信された利用者情報Duを受信する(ステップS310)。その後、店舗端末装置40では、利用者情報表示手段410によって、広告の配信対象とする携帯端末装置30の選別(利用者の選別)を広告主が検討するための画面が表示される(ステップS320)。そして、利用者選別手段420によって、自店舗の広告の配信対象とする利用者の選別が行われる(ステップS330)。利用者選別手段420によって行われた選別内容は、選別情報送信手段430によって選別情報Dtとして一言広告サーバ10に送信される(ステップS340)。
一言広告サーバ10は、店舗端末装置40から送信された選別情報Dtを受信する(ステップS410)。一言広告サーバ10では、その選別情報Dtに基づいて、配信対象設定手段1223によって位置指定テーブル524、プロファイル指定テーブル525、及び操作内容指定テーブル526の更新が行われる(ステップS420)。
<5.効果>
本実施形態に係る広告表示システムによれば、携帯端末装置30には、利用者に関心語句を入力させるための関心語句入力手段310が設けられている。一言広告サーバ10には、比較的少ない文字数で構成される広告文である一言広告や広告のキャッチフレーズなどを含む広告データを保持する広告データ保持手段100(一言広告DB52)が設けられている。このような構成において、関心語句入力手段310によって入力された関心語句を含む一言広告の広告データが広告データ保持手段100から検索され、その検索された広告データは携帯端末装置30に送信される。そして、携帯端末装置30では、利用者の関心語句に応じた広告が表示される。ここで、利用者が関心語句の入力を随時行うことによって、その時その時の関心事に関連する広告のみを携帯端末装置30の画面上に表示させることが可能となる。すなわち、利用者にとって不必要な広告の配信は行われず、利用者にとって有用な広告のみが携帯端末装置30に表示される。以上より、各広告主が提供する広告を利用者に効率的に提示することのできる広告表示システムが実現される。
また、携帯端末装置30では、広告情報として、まずキャッチフレーズまたは関心語句が表示される。キャッチフレーズや関心語句はきわめて短い語句であるため、携帯端末装置30の表示部38はパソコン等の表示部に比べてかなり小さいにもかかわらず、利用者にとって有用な情報が効率的に携帯端末装置30の表示部38に表示される。
また、広告主は、自店舗の広告について、表示期間を設定することが可能である。このため、比較的短期間だけ有効な広告を随時提供したいような場合に、広告毎に表示期間を適宜に設定することにより、例えば古い広告が利用者に提示されることが防止され、その時その時に応じて有用な広告を利用者に提示することが可能となる。ここで、上述したように、広告データの検索は利用者によって入力された関心語句に基づいて行われる。以上より、リアルタイム性を有する情報に関して、広告主が提供する情報と利用者の求める情報との間での効果的なマッチングが行われるようになる。
また、広告主は、利用者情報表示手段410によって広告表示アプリを使用中の利用者の状況を参照しつつ、利用者選別手段420を用いて、自店舗の広告の配信先を利用者に関する各種情報(位置情報、プロファイル情報、及び操作情報)に基づいて選別することが可能である。このため、広告主がリアルタイムで利用者の状況を確認しつつターゲットを絞った広告の配信を行うことが可能となり、ヒット率(来店数/広告の配信数)が高くなる。また、利用者にとっては、遠くの店舗や自己のプロファイルに適合しない店舗の情報が画面上に表示されないので、所望の店舗の情報の入手や利用する店舗の決定が容易となる。このように、広告主が提供する情報と利用者の求める情報との間で、より効果的なマッチングが行われるようになる。これにより、広告主及び利用者の双方の満足度が高められる。
また、広告主は、関心語句・キャッチフレーズが点滅表示されるよう、各広告について点滅パターンを設定することが可能となっている。このため、広告主は、自店舗の広告を目立たせたり鮮度良く見せることが可能となる。また、店舗毎に点滅パターンが異なっていれば、画面上に多数の関心語句・キャッチフレーズが表示されていても、単調な表示とはならずに互いの識別が容易となる。
また、広告主は、各店舗の待ち時間を登録することが可能となっている。そして、携帯端末装置30には、例えば店舗の広告が表示される際に、当該店舗を利用した場合の予測待ち時間が表示される。このため、利用者にとっては時間の有効活用が可能となり、店舗にとっては当該店舗での利用者の実際の待ち時間を短くすることが可能となる。
また、携帯端末装置30には、目的地までの経路探索を行う経路探索手段360が設けられている。このため、利用者は、対象店舗までの経路がわからない場合であっても、比較的容易に対象店舗に到達することが可能となる。さらに、携帯端末装置30には、利用者が対象店舗へと向かう際に当該利用者にとって有用な情報を表すエアタグを風景映像に重ねて表示するAR誘導手段370が設けられている。このため、広告主は、利用者の現在位置から自店舗までの経路が複雑なものであっても、利用者を自店舗に確実に誘導することが可能となる。
また、携帯端末装置30には、利用者が各店舗についての評価情報を入力するための評価情報入力手段320及び他の様々な利用者によって入力された評価情報を表示部38に表示する評価情報表示手段355が設けられている。これにより、利用者は、対象店舗の広告とともに対象店舗に関して他の多数の利用者によって投稿された情報を参照することが可能となる。
<6.変形例など>
<6.1 第1の変形例>
上記実施形態においては表示対象語句(キャッチフレーズ・関心語句)が表示される際の点滅パターンを設定することが可能であるが、さらに、指定したパターンで表示状態と非表示状態とが繰り返されるよう当該パターンの指定が行えるようにしても良い(本変形例の構成)。
本変形例では、一言広告サーバ10には、上述のパターン(以下、「表示パターン」という。)を指定するための手段(表示パターン設定手段)が設けられる。また、一言広告DB52(図3参照)には、上記実施形態で設けられているテーブルに加えて、表示パターンテーブル527が設けられる。図39は、表示パターンテーブル527のレコードフォーマットの一例を示す図である。表示パターンテーブル527には、項目名をそれぞれ「広告ID」、「基準時点」、「表示期間」、及び「非表示期間」とする複数の項目が含まれている。表示パターンテーブル527の各項目のフィールドには、それぞれ以下のような内容のデータが格納される。「広告ID」には、着目広告データを他の広告データと識別するためのID(一意の番号)が格納される。「基準時点」には、この表示パターンでの表示(すなわち、表示状態と非表示状態との繰り返し)を開始する時点を特定する記述(例えば、年月日及び時刻)が格納される。「表示期間」には、表示状態を維持する期間の長さを特定する記述が格納される。「非表示期間」には、非表示状態を維持する期間の長さを特定する記述が格納される。
例えば、広告主は、自店舗の広告について、図40に示すように毎時00分から15分間だけ表示されることを望むことがある。このような場合に、広告主は、表示パターン設定手段を用いて表示パターンの設定を行う。表示パターン設定手段によって設定された情報は、表示パターンテーブル527に格納される。
表示パターンの設定が行われた広告については、表示期間に相当する期間にだけ各携帯端末装置30の画面上に表示される。このため、各携帯端末装置30では、表示されていた広告が突然消えたり、その消えた広告が突然現れたりする。このように、広告の表示に関してゲーム性を持たせることが可能となる。
<6.2 第2の変形例>
上記実施形態においては表示対象語句の点滅表示が可能であるが、これに代えて、表示対象語句のサイネージ表示を可能にしても良い(本変形例の構成)。なお、サイネージ表示とは、広告等の表示に関して、例えば秒単位で表示内容を切り替えたり動画表示を行うことをいう。このようなサイネージ表示を可能にするため、一言広告DB52には、サイネージ表示用の動画を登録するためのサイネージ表示テーブルが設けられる。そして、サイネージ表示テーブルへの登録が行われている広告データについては、携帯端末装置30で表示対象語句のサイネージ表示が行われる。例えば「お得な定食」というキャッチフレーズが割り当てられている広告データに関し、携帯端末装置30の画面上にキャッチフレーズが表示される際、例えば図41に示すようなサイネージ表示が行われる。
<6.3 第3の変形例>
上記実施形態においては、利用者の現在位置と店舗の位置との間の距離(直線距離)に基づいて当該店舗の広告データの配信の可否が決定されていたが、本発明はこれに限定されない。経路探索手段を用いて算出される移動時間(利用者が現在位置から店舗まで移動したときに要する移動時間)に基づいて各店舗の広告データについての各携帯端末装置30への配信の可否が決定されるようにしても良い。
<6.4 第4の変形例>
上記実施形態においては経路探索手段360は携帯端末装置30に設けられていたが、経路探索手段が一言広告サーバ10に設けられる構成(本変形例の構成)を採用することもできる。この場合、携帯端末装置30で利用者によって経路探索の実行が指示されると、経路探索の実行に必要な情報(利用者の現在位置の情報、対象店舗の位置の情報)が携帯端末装置30から一言広告サーバ10に送信される。その後、一言広告サーバ10で経路の探索が実行され、その探索結果が携帯端末装置30に送信される。そして、探索結果としての経路が携帯端末装置30の表示部38に表示される。
また、本変形例によれば、探索結果に基づいて算出される移動時間(利用者が現在位置から店舗まで移動したときに要する移動時間)と「店舗のクーポンのダウンロードを実行した」というような操作情報とに基づいて店舗への利用者の来店時刻を一言広告サーバ10で予測することが可能となる。その予測された来店時刻の情報を一言広告サーバ10から店舗端末装置40に送信することによって、店舗側において予測来店時刻に応じて来店準備を進めることが可能となる。
なお、携帯端末装置30及び一言広告サーバ10の双方に経路探索手段を設けるようにしても良い。
10…一言広告サーバ
20…詳細広告サーバ
30…携帯端末装置
40…店舗端末装置
100…広告データ保持手段
110…店舗データ保持手段
120…広告登録手段
122…広告設定手段
1221…広告表示期間設定手段
1222…点滅パターン設定手段
1223…配信対象設定手段
124…広告消去手段
130…広告検索手段
140…広告送信手段
150…待ち時間入力手段
160…評価情報登録手段
170…利用者情報送信手段
300…利用者情報取得手段
310…関心語句入力手段
320…評価情報入力手段
330…データ送信手段
340…キャッチフレーズ・関心語句表示手段
350…広告表示手段
355…評価情報表示手段
360…経路探索手段
370…AR誘導手段
380…カメラ撮影・表示手段
390…センサ情報取得手段
410…利用者情報表示手段
420…利用者選別手段
430…選別情報送信手段

Claims (28)

  1. ネットワークを介して互いに接続された携帯端末装置とサーバとによって構成される広告表示システムであって、
    前記携帯端末装置は、
    当該携帯端末装置を所持する利用者に関する情報である利用者情報を取得する利用者情報取得手段と、
    前記利用者に関心語句を入力させるための関心語句入力手段と、
    前記利用者情報取得手段によって取得された利用者情報及び前記関心語句入力手段によって入力された関心語句を前記サーバに送信するデータ送信手段と
    を備え、
    前記サーバは、
    簡易広告と前記簡易広告に割り当てられたキャッチフレーズとを含む広告データを保持する広告データ保持手段と、
    前記データ送信手段によって送信された関心語句に応じた簡易広告を含む、前記データ送信手段によって送信された利用者情報に応じた広告データを、前記広告データ保持手段に保持されている広告データの中から検索する広告検索手段と、
    前記広告検索手段によって検索された広告データを表示用広告データとして前記携帯端末装置に送信する広告送信手段と
    を備え、
    前記携帯端末装置は、更に、
    前記表示用広告データに基づいて、前記簡易広告に割り当てられているキャッチフレーズまたは前記関心語句入力手段によって入力された関心語句を表示する語句表示手段と、
    前記語句表示手段によって表示されたキャッチフレーズまたは関心語句である表示対象語句のうち前記利用者によって選択された表示対象語句に対応する広告データに含まれる簡易広告を表示する広告表示手段と
    を備えることを特徴とする、広告表示システム。
  2. 前記サーバは、更に、前記広告データを提供している店舗の位置を示す店舗位置データを含む店舗データを保持する店舗データ保持手段を備え、
    前記広告検索手段は、前記表示用広告データを提供している店舗についての前記店舗位置データを前記店舗データ保持手段から検索し、
    前記広告送信手段は、更に、前記広告検索手段によって検索された店舗位置データを前記携帯端末装置に送信し、
    前記語句表示手段は、前記携帯端末装置の画面上に地図が表示されている状態において、前記広告送信手段によって送信された店舗位置データの示す位置に対応付けて前記表示対象語句を表示することを特徴とする、請求項1に記載の広告表示システム。
  3. 前記データ送信手段は、前記関心語句入力手段による前記関心語句の入力が行われていない場合に前記利用者情報取得手段によって取得された利用者情報のみを前記サーバに送信することが可能なように構成され、
    前記広告検索手段は、前記データ送信手段によって前記利用者情報のみが前記サーバに送信されたときには、前記データ送信手段によって送信された利用者情報に応じた全ての広告データを前記広告データ保持手段に保持されている広告データの中から検索し、
    前記語句表示手段は、前記関心語句入力手段による前記関心語句の入力が行われていなければ、前記表示用広告データに含まれるキャッチフレーズを表示することを特徴とする、請求項1または2に記載の広告表示システム。
  4. 前記サーバは、更に、前記携帯端末装置に各広告データが表示され得る期間である広告表示期間を設定する広告表示期間設定手段を備え、
    前記広告検索手段は、前記広告表示期間設定手段によって設定された表示期間が現時点を含んでいる広告データのみを検索することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の広告表示システム。
  5. 前記サーバは、更に、前記表示対象語句が表示される際の点滅の態様を表す点滅パターンを広告データ毎に設定する点滅パターン設定手段を備え、
    前記語句表示手段は、各広告データについての表示対象語句を表示する際、前記点滅パターン設定手段によって設定された点滅パターンに従って当該表示対象語句を点滅させることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の広告表示システム。
  6. 前記サーバは、前記広告データを提供している各店舗での待ち時間を入力するための待ち時間入力手段を更に備え、
    各店舗の広告データが前記携帯端末装置に表示される際、前記待ち時間入力手段によって入力された待ち時間に基づいて求められる予測待ち時間が表示されることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載の広告表示システム。
  7. 前記携帯端末装置は、更に、前記利用者の現在位置から前記広告データを提供している店舗のうち前記利用者によって選択された店舗までの経路の探索を行い、探索結果として得られた提示経路を表示する経路探索手段を備えることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項に記載の広告表示システム。
  8. 前記携帯端末装置は、更に、
    撮影中の映像を表示する映像表示手段と、
    前記提示経路の案内に供される情報としての拡張現実画像を前記映像表示手段によって表示されている映像に重ねて表示する拡張現実画像表示手段と
    を備えることを特徴とする、請求項7に記載の広告表示システム。
  9. 前記携帯端末装置は、更に、前記広告データを提供している店舗の評価情報を入力するための評価情報入力手段を備え、
    前記評価情報入力手段によって入力された評価情報は、当該評価情報に対応する店舗の広告データが各携帯端末装置に表示される際に表示されることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項に記載の広告表示システム。
  10. 前記利用者情報取得手段は、前記利用者の現在位置を表す情報を前記利用者情報として取得することを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項に記載の広告表示システム。
  11. 前記利用者情報取得手段は、前記利用者の属性を表す情報を前記利用者情報として取得することを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項に記載の広告表示システム。
  12. 前記利用者情報取得手段は、前記利用者の所持する携帯端末装置で行われた操作内容を表す情報を前記利用者情報として取得することを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項に記載の広告表示システム。
  13. 前記サーバと、前記携帯端末装置と、前記表示用広告データの送信対象とする携帯端末装置を選別するための利用者選別手段を備える店舗端末装置とによって構成される、請求項1から12までのいずれか1項に記載の広告表示システムであって、
    前記広告検索手段は、各携帯端末装置に送信すべき広告データを検索する際、前記利用者選別手段によって当該携帯端末装置を送信対象とした店舗の広告データのみを検索することを特徴とする、広告表示システム。
  14. 前記店舗端末装置は、更に、各携帯端末装置についての前記利用者情報をリアルタイムで表示する利用者情報表示手段を備えることを特徴とする、請求項13に記載の広告表示システム。
  15. 簡易広告と前記簡易広告に割り当てられたキャッチフレーズとを含む広告データを保持する広告データ保持手段を備えたサーバと携帯端末装置とがネットワークを介して互いに接続されることによって構成された広告表示システムを利用した広告表示方法であって、
    前記携帯端末装置を所持する利用者に関する情報である利用者情報を取得する利用者情報取得ステップと、
    前記携帯端末装置において前記利用者が関心語句を入力するための関心語句入力ステップと、
    前記利用者情報取得ステップで取得された利用者情報及び前記関心語句入力ステップで入力された関心語句を前記携帯端末装置から前記サーバに送信するデータ送信ステップと、
    前記サーバにおいて、前記データ送信ステップで送信された関心語句に応じた簡易広告を含む、前記データ送信ステップで送信された利用者情報に応じた広告データを、前記広告データ保持手段に保持されている広告データの中から検索する広告検索ステップと、
    前記広告検索ステップで検索された広告データを表示用広告データとして前記サーバから前記携帯端末装置に送信する広告送信ステップと、
    前記携帯端末装置において、前記表示用広告データに基づいて、前記簡易広告に割り当てられているキャッチフレーズまたは前記関心語句入力ステップで入力された関心語句を表示する語句表示ステップと、
    前記語句表示ステップで表示されたキャッチフレーズまたは関心語句である表示対象語句のうち前記利用者によって選択された表示対象語句に対応する広告データに含まれる簡易広告を表示する広告表示ステップと
    を含むことを特徴とする、広告表示方法。
  16. 簡易広告と前記簡易広告に割り当てられたキャッチフレーズとを含む広告データを保持する広告データ保持手段を備えたサーバと携帯端末装置とがネットワークを介して互いに接続されることによって構成された広告表示システムにおいて前記携帯端末装置で実行される広告表示プログラムであって、
    前記携帯端末装置を所持する利用者に関する情報である利用者情報を取得する利用者情報取得ステップと、
    前記利用者が関心語句を入力するための関心語句入力ステップと、
    前記利用者情報取得ステップで取得された利用者情報及び前記関心語句入力ステップで入力された関心語句を前記サーバに送信するデータ送信ステップと、
    前記データ送信ステップで前記サーバに送信された利用者情報及び関心語句に応じて前記サーバから送信される広告データに基づいて、前記簡易広告に割り当てられているキャッチフレーズまたは前記関心語句入力ステップで入力された関心語句を表示する語句表示ステップと、
    前記語句表示ステップで表示されたキャッチフレーズまたは関心語句である表示対象語句のうち前記利用者によって選択された表示対象語句に対応する広告データに含まれる簡易広告を表示する広告表示ステップと
    を前記携帯端末装置に含まれるコンピュータのCPUがメモリを利用して実行することを特徴とする、広告表示プログラム。
  17. 前記広告データを提供している店舗の位置を示す店舗位置データを前記サーバから受信する店舗位置データ受信ステップを更に含み、
    前記語句表示ステップでは、前記携帯端末装置の画面上に地図が表示されている状態において、前記店舗位置データ受信ステップで受信された店舗位置データの示す位置に対応付けて前記表示対象語句が表示されることを特徴とする、請求項16に記載の広告表示プログラム。
  18. 前記関心語句入力ステップで前記関心語句が入力されなかったときには、前記語句表示ステップでは、前記サーバから送信された広告データに含まれるキャッチフレーズが表示されることを特徴とする、請求項16または17に記載の広告表示プログラム。
  19. 前記利用者の現在位置から前記広告データを提供している店舗のうち前記利用者によって選択された店舗までの経路の探索を行い、探索結果として得られた提示経路を表示する経路探索ステップを更に含むことを特徴とする、請求項16から18までのいずれか1項に記載の広告表示プログラム。
  20. 撮影中の映像を表示する映像表示ステップと、
    前記提示経路の案内に供される情報としての拡張現実画像を前記映像表示ステップで表示された映像に重ねて表示する拡張現実画像表示ステップと
    を更に含むことを特徴とする、請求項19に記載の広告表示プログラム。
  21. 前記広告データを提供している店舗の評価情報を入力するための評価情報入力ステップを更に含み、
    前記評価情報入力ステップで入力された評価情報は、当該評価情報に対応する店舗の広告データが各携帯端末装置に表示される際に表示されることを特徴とする、請求項16から20までのいずれか1項に記載の広告表示プログラム。
  22. 前記利用者情報取得ステップでは、前記利用者の現在位置を表す情報が前記利用者情報として取得されることを特徴とする、請求項16から21までのいずれか1項に記載の広告表示プログラム。
  23. 前記利用者情報取得ステップでは、前記利用者の属性を表す情報が前記利用者情報として取得されることを特徴とする、請求項16から21までのいずれか1項に記載の広告表示プログラム。
  24. 前記利用者情報取得ステップでは、前記利用者の所持する携帯端末装置で行われた操作内容を表す情報が前記利用者情報として取得されることを特徴とする、請求項16から21までのいずれか1項に記載の広告表示プログラム。
  25. 簡易広告と前記簡易広告に割り当てられたキャッチフレーズとを含む広告データを保持する広告データ保持手段を備えたサーバと携帯端末装置とがネットワークを介して互いに接続されることによって構成された広告表示システムにおいて前記サーバで実行される広告表示プログラムであって、
    前記携帯端末装置を所持する利用者の情報である利用者情報と前記携帯端末装置で前記利用者によって入力された関心語句とを前記携帯端末装置から受け取り、前記関心語句に応じた簡易広告を含む、前記利用者情報に応じた広告データを、前記広告データ保持手段に保持されている広告データの中から検索する広告検索ステップと、
    前記広告検索ステップで検索された広告データを表示用広告データとして前記携帯端末装置に送信する広告送信ステップと
    を前記サーバに含まれるコンピュータのCPUがメモリを利用して実行することを特徴とする、広告表示プログラム。
  26. 前記サーバは、更に、前記広告データを提供している店舗の位置を示す店舗位置データを含む店舗データを保持する店舗データ保持手段を備え、
    前記広告検索ステップでは、前記表示用広告データを提供している店舗についての前記店舗位置データが前記店舗データ保持手段から検索され、
    前記広告送信ステップでは、更に、前記広告検索ステップで検索された店舗位置データが前記携帯端末装置に送信されることを特徴とする、請求項25に記載の広告表示プログラム。
  27. 前記サーバが前記利用者情報及び前記関心語句のうち前記利用者情報のみを前記携帯端末装置から受け取ったとき、前記広告検索ステップでは、前記利用者情報に応じた全ての広告データが前記広告データ保持手段に保持されている広告データの中から検索されることを特徴とする、請求項25または26に記載の広告表示プログラム。
  28. 前記携帯端末装置に各広告データが表示され得る期間である広告表示期間を設定する広告表示期間設定ステップを更に含み、
    前記広告検索ステップでは、前記広告表示期間設定ステップで設定された表示期間が現時点を含んでいる広告データのみが検索されることを特徴とする、請求項25から27までのいずれか1項に記載の広告表示プログラム。
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