JP2014119772A - サーバ装置、サーバ装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

サーバ装置、サーバ装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者に面倒を与えることなく、当該利用者と相性の良い相手を紹介する。
【解決手段】複数の利用者のそれぞれによって各々が操作される端末装置20と通信可能な管理サーバ10は、複数の利用者のうち、第1利用者と、当該第1利用者を除いた1以上の第2利用者とを決定する決定部131と、第1記憶部TB11から読み出した第1情報を、第2利用者の端末装置20に提示させる第1提示部141と、提示された第1情報に対する第2情報を第2利用者の端末装置20から受け付ける受付部121と、受け付けられた第2情報を、第1利用者の端末装置20に提示させる第2提示部142と、を具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば利用者に対して、当該利用者と相性の良い相手を知らせる技術に関する。
近年、高機能携帯電話機のような端末装置にインストールされたアプリケーションプログラム(アプリ)を実行することによって、チャットなどのコミュニケーションが盛んに行われている。この種のコミュニケーションは、当該端末装置において当該利用者のフレンドリストに登録された相手利用者の端末装置と、当該コミュニケーションのサービスを提供する管理サーバ(サーバ装置)を経由して通信することによって実現される。
このようなコミュニケーションは、実社会において面識のある知人同士を中心に広く利用されているが、最近では、面識のない相手とコミュニケーションするために利用されることもある。
そこで、互いに見知らぬ利用者間のコミュニケーションを仲介(マッチング)するサービスが提供されつつある(例えば特許文献1参照)。このサービスは、予めユーザから自己の個人情報(プロフィール)、および希望相手の情報(希望相手プロフィール)を受け付けておき、これらの情報が互いに合致するユーザ同士を仲介する、というものである。
特開2002−109025号公報
しかしながら、このサービスでは、予め利用者から自己の個人情報のみならず、所望する希望相手の情報を入力する手間を強いることになるので、利用者からみれば面倒である、と印象を与えてしまうことが否定できない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的の1つは、利用者に面倒である旨の印象を与えることなく、利用者と相性の良い相手を紹介することが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明が採用する手段を説明する。なお、本発明の理解を容易にするために、以下では図面の参照符号を便宜的に括弧書で付記するが、本発明を図示の形態に限定する趣旨ではない。
本発明に係るサーバ装置(10)は、複数の利用者のそれぞれによって各々が操作される端末装置(20)と通信可能なサーバ装置(10)であって、前記複数の利用者のうち、第1利用者と、当該第1利用者を除いた1以上の第2利用者とを決定する決定部(131)と、複数の第1情報を記憶する第1記憶部(TB11)から読み出した第1情報を、前記第2利用者の端末装置(20)に提示させる第1提示部(141)と、提示された第1情報に対する第2情報を前記第2利用者の端末装置(20)から受け付ける受付部(121)と、受け付けられた第2情報を、前記第1利用者の端末装置に提示させる第2提示部(142)と、を具備することを特徴とする。
このサーバ装置(10)では、複数の利用者のうち、第1利用者および第2利用者が決定されると、質問のような第1情報が第2利用者に提示される一方、提示された第1情報に対して第2利用者が第2情報を回答すると、当該第2情報が第1利用者に提示される。したがって、このサーバ装置(10)によれば、第1利用者は、第2利用者によって回答された第2情報を面倒な操作をすることなく知ることができ、また、例えば第2利用者とコミニュケーションする前に、当該第2利用者の性格、嗜好などを把握することができる。
なお、第1情報は、典型的には質問であるが、その情報それ自体のみならず、その情報を識別するための識別情報が含まれる。同様に、第2情報は、典型的には質問に対する回答であるが、その情報それ自体のみならず、その情報を識別するための識別情報が含まれる。
サーバ装置(10)において、前記決定部(131)は、前記複数の利用者のうち、2以上の利用者をそれぞれ第1利用者として決定するとともに、決定した第1利用者のそれぞれに対して前記第2利用者を決定し、前記受付部(121)は、提示された第1情報に対して受け付けた第2情報を当該第1情報および当該第2利用者に対応付けて第2記憶部(TB12)に記憶させる構成としても良い。
この構成によれば、第1利用者は複数人決定されるとともに、第1利用者のそれぞれに対して第2利用者が決定される。このため、ある利用者は、第1利用者として決定される場合もあれば、第2利用者として決定される場合もある。したがって、第2記憶部(TB12)では、第1利用者として決定された利用者であっても、第2利用者として回答した第2情報が対応付けられて記憶される場合もある。また、ある利用者は、ある時期に第1利用者と第2利用者との両方に決定される場合もある。
この構成において、前記受付部(121)は、当該第1情報に対する第2情報を当該第2利用者の端末装置から受け付けたか否かを示す受付情報を、当該第1利用者と、当該第2利用者と、提示された第1情報とに対応付けて第3記憶部(TB13)に記憶させた態様としても良い。この態様によれば、決定された第1利用者に対応付けられて提示された第1情報に対する第2情報が第2利用者から受け付けられた否かが受付情報により判る。
この態様において、前記第2記憶部(TB12)において第2利用者としての一の利用者に対応付けられて記憶された第2情報と、前記第2記憶部(TB12)において第2利用者としての前記一の利用者以外の他の利用者に対応付けられて記憶された第2情報のうち、前記第3記憶部(TB13)において第1利用者としての当該一の利用者に対応付けられるとともに前記受付情報によって第2利用者の端末装置(20)から受け付けたことが示される第2情報と、を比較した結果に基づいて、当該一の利用者に関連する利用者を当該他の利用者の中から特定するマッチング処理部(132)を備えても良い。
この構成によれば、一の利用者に対応付けられた第2情報と、当該一の利用者からの第1情報に対して他の利用者が回答した第2情報との比較によって当該一の利用者に関連する利用者が当該他の利用者の中から特定される。換言すれば、当該一の利用者以外の第1情報に対して他の利用者が回答した第2情報は、比較の対象から除外される。
なお、比較した結果に基づいて特定する、とは、第2情報の一致数が相対的に多い者を特定すること、または、一致数がしきい値以上(質問・回答数を分母)である者を特定すること、などをいう。
また、マッチング処理部(132)を備える態様では、前記第2記憶部(TB12)において第2利用者および第1情報に対応付けられた第2情報が記憶されている場合に、前記第3記憶部(TB13)において前記受付情報が当該第1情報に対する第2情報を当該第2利用者の端末装置(20)から受け付けていないことを示しているとき、前記第1提示部(141)は、当該第1情報を当該第2利用者の端末装置(20)に提示させるのを抑止する態様が好ましい。
この態様によれば、提示された第1情報に対して第2利用者が第2情報ですでに回答しているときに、同じ第1情報が第2利用者に提示されることが抑えられる。
なお、この態様において、受付部(121)は、当該受付情報を、受け付けたことを示す内容に変更する態様としても良い。
受付情報が第3記憶部(TB13)に記憶される構成において、前記第1記憶部(TB11)は、決定された第1利用者のそれぞれに対応付けて第1情報を記憶し、前記決定部(131)により決定された2以上の第1利用者のそれぞれによる要求に応じて、当該利用者に対応する第1情報を更新する第1情報更新部(133)を備える構成としも良い。
この構成によれば、第1利用者毎に対応付けられて記憶された第1情報は、各第1利用者の要求に応じて更新される。ここで、更新には、追加、変更が含まれる。
なお、更新(追加・変更)された第1情報のみを第1利用者のそれぞれに対応付けて記憶しても良い。
また、受付情報が第3記憶部(TB13)に記憶される構成において、当該第3記憶部(TB13)において第1情報に対する第2情報が第2利用者の端末装置(20)から受け付けられていることを前記受付情報が示している場合、前記第2提示部(142)は、前記第2記憶部(TB12)に記憶された第2情報であって当該受付情報に対応付けられた第2情報を、当該受付情報に対応付けられた第1利用者の端末装置(20)に提示させても良い。
また、本発明は、サーバ装置(10)のみならず、サーバ装置(10)の制御方法や、コンピュータをサーバ装置(10)として機能させるプログラムとしても概念することができる。
なお、上記プログラムは記録媒体に記録させても良い。この記録媒体を用いれば、例えば上記コンピュータに上記プログラムをインストールすることができる。ここで、上記プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
実施形態に係る管理サーバを含むシステムの構成を示す図である。 同システムにおける管理サーバの構成を示すブロック図である。 同システムにおける端末装置の構成を示すブロック図である。 同システムの機能ブロック図である。 管理サーバにおける利用者情報記憶部の記憶内容の一例を示す図である。 管理サーバにおける第1記憶部の記憶内容の一例を示す図である。 管理サーバにおける第2記憶部の記憶内容の一例を示す図である。 管理サーバにおける第3記憶部の記憶内容の一例を示す図である。 決定されたグループの一例を示す図である。 同システムの動作概要を示すフローチャートである。 同システムのグループ決定処理を示すフローチャートである。 同システムの質問処理を示すフローチャートである。 回答者の端末装置に提示される画面の一例を示す図である。 回答者の端末装置に提示される画面の一例を示す図である。 質問者の端末装置に提示される画面の一例を示す図である。 質問者の端末装置に提示される画面の一例を示す図である。 質問者の端末装置に提示される画面の一例を示す図である。 同システムのマッチング処理を示すフローチャートである。 端末装置に提示される画面の一例を示す図である。 応用・変形例に係るシステムの機能ブロック図である。 応用・変形例に係る第1記憶部の記憶内容の一例を示す図である。
<実施形態の概要>
自分のフレンドリストに登録された他の利用者をコミュニケーションの相手として選択可能な態様において、面識のない相手については、相手の性格や、趣味、嗜好などにおいて自分との相性の良さを事前に知った上で、自分のフレンドリストに登録することが好ましいと言える。
そこで、本実施形態では、ある利用者が、自分の端末装置のフレンドリストに面識のない相手を登録する前に、管理サーバ(サーバ装置)が、第1に、複数の候補者を選定するとともに、これらの選定した候補者のそれぞれに複数の質問を提示して、それらの質問に対する回答結果を取得し、第2に、当該利用者にも同じ質問を提示して、それらの質問に対する回答結果を取得し、第3に、選定した候補者のなかから、当該利用者の回答結果と一致する(または類似性が高い)回答した者を特定して、当該利用者に提示する構成とした。
図10は、この実施形態の動作概要を示すフローチャートである。詳細については後述するので、ここでは概要的な説明に留める。管理サーバは、複数の端末装置のそれぞれと通信可能に接続されるが、この図においては、便宜的に利用者A〜Dが操作する端末装置のそれぞれと管理サーバとが通信可能に接続された状態を示している。
まず、利用者Aの端末装置においてコミュニケーション用のアプリが初めて実行されたとき(ステップSa10)、すなわち、利用者Aが他の利用者とコミュニケーションする前に、管理サーバは、利用者Aを質問者の立場とし、利用者Aを除く他の利用者のうち複数の利用者を回答者の立場とするグループを決定する(ステップSb10)。ここでは便宜的に、利用者B、C、Dが回答者の立場として決定されたものとする。
次に、管理サーバは、回答者の立場となる利用者B、C、Dの端末装置に、例えば予め用意された複数の質問を、順番に(またはランダムに)提示させる(ステップSb20)。このとき、管理サーバは、あたかも利用者Aに対応したキャラクターから質問が発せられたかのように、利用者B、C、Dの端末装置に見せかける。すなわち、利用者B、C、Dに質問しているのは、実際には、管理サーバであって、利用者Aに対応したキャラクター(もしくは利用者A)が質問しているわけではない。また、利用者Aに対応したキャラクターから質問が発せられるので、利用者Aから質問が直接発せられた場合と比較して、利用者B、C、Dが質問に回答する際の抵抗感や心理的障壁を低下させることができる。
利用者B、C、Dの端末装置のそれぞれでは、質問が提示されて、その質問に対する回答があれば、管理サーバに返信される(ステップSc10)。管理サーバは、返信された回答を利用者Aの端末装置に送信する。管理サーバは、利用者Aの端末装置に、質問およびその回答を提示させる(ステップSa20)。したがって、この時点で、利用者Aは、利用者B、C、Dに提示された質問と、その回答とを知ることができる。
このような質問は、所定の数(例えば100問、ステップSb30の判別結果が「Yes」となるまで)だけ、時間をおいて繰り返し実行される。
一方で、利用者Aは、他のグループにあっては回答者の立場として選定される。すなわち、利用者Aは、自己のグループでは質問者の立場であるが、当該他のグループでは回答者の立場になる。このため、利用者Aは、利用者B、C、Dと同様な質問に対して回答することになる。したがって、複数の質問に対する回答が、利用者A、B、C、Dから得られることになる。
このように複数の質問に対する回答が利用者A、B、C、Dから得られると、管理サーバは、マッチング処理を実行する(ステップSb40)。詳細には、管理サーバは、利用者Aの回答に対して例えば最も回答が一致している人物を利用者B、C、Dのなかから特定するとともに、特定した利用者を、利用者Aと相性の良い相手として当該利用者Aの端末装置に提示させる(ステップSa30)。
このため、利用者Aは、利用者B、C、Dによって回答された情報を知ることができるとともに、フレンドリストに登録してコミュニケーションする前に、相性の良さそうな人物を知ることができる。
なお、この人物を利用者Aが自己のフレンドリストに登録するか否かは、利用者Aの自由意思に委ねられる。
<実施形態の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る管理サーバ(サーバ装置)を含むシステムの全体的な構成を示す図である。
この図に示されるように、システム1では、複数の端末装置20−1、20−2、20−3、20−4、…が、移動通信網Nb、ゲートウェイ15およびインターネットNaを介して管理サーバ10に接続された構成となっている。端末装置20−1、20−2、20−3、…については、一般的に説明するために、符号における「−(ハイフン)」以下を省略して単に「20」とする。端末装置20は、表示パネル210に重ねられたタッチパネル220を有し、利用者が表示パネル210に表示された画面に対してタッチ操作等することで、必要な情報の入力や各種の指示が与えられる構成となっている。
管理サーバ10は、複数の利用者のなかから選定した利用者に対して質問提示画面を提示して回答を得たり、これらの回答結果から、ある利用者と相性の良い利用者を特定したり、複数の利用者に対してチャットの機能を提供したりするサービスを提供するものである。
図2は、管理サーバ10のハードウェア的な構成を示すブロック図である。この図に示されるように、管理サーバ10は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)101と、CPU101の主記憶として機能するRAM(Random Access Memory)102と、ブートプログラムなどを記憶したROM(Read Only Memory)103と、ネットワークを介して通信するためのインターフェース(I/F)105と、RTC(Real Time Clock)106と、ストレージユニット108と、を含む。
RTC106は、現在の時刻情報を例えば年月日時分秒の形式で出力する。
ストレージユニット108では、CPU101によって管理されるデータベース118が構築される。なお、ストレージユニット108には、管理サーバ10が端末装置20の利用者に上記サービスを提供するためのサービスプログラムなどが記憶される。また、データベース118には、後述するように利用者や、質問、回答などに関する情報が管理される。
なお、管理サーバ10は、図1および図2においては1台で構築されているが、2台以上に分散させるとともに外部からみたときに仮想的に1台であるかのようにみえる構成としても良い。一方で、管理サーバ10の一部の機能を他のサービスを提供しているサーバで構築しても良い。また、管理サーバ10が中継サーバを介して端末装置20と接続するように構成しても良い。
図3は、端末装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。この図に示されるように、端末装置20は、CPU201と、メモリ202と、通信ユニット204と、表示パネル210と、タッチパネル220と、を含む。
このうち、CPU201は端末装置20の全体を制御し、メモリ202は基本プログラムや、上記サービスの提供を受けるためのコミュニケーション用のアプリなどを不揮発性に記憶する。このアプリは、例えば特定の配信サイトからダウンロードされて端末装置20にインストールされたものである。通信ユニット204は、移動通信網Nbを介して管理サーバ10と通信するものである。
表示パネル210は、例えば液晶表示装置や有機EL(Electro Luminescence)装置などのフラットディスプレイである。タッチパネル220は、詳細な説明については省略するが、表示パネル210と一体に構成され、表示パネル210によって表示された画面に対する操作位置(二次元座標値)を検出してCPU201に供給する。CPU201は、当該検出情報に基づいてタッチ位置の移動方向や、移動速度、タッチ操作など、タッチパネル220への操作内容を特定する。
ここで、特定可能なタッチ操作の種類には、例えばタップ、フリック、ドラッグ、ピンチ等が含まれる。このうち、タップとは、表示画面を指で軽く叩く操作である。フリックとは、画面に表示された対象物を指で軽く払う操作である。ドラッグとは、画面に表示された対象物を指で接触させた状態で移動させる操作である。ピンチとは、表示画面に二本の指を接触させた状態で広げたり狭めたりする操作である。
なお、端末装置20は、移動通信網Nbに限られず、無線LAN(Local Area Network)に接続される構成であっても良い。無線LANに接続される場合、端末装置20は、無線基地局(アクセスポイント)およびインターネットNaを経由して、上記管理サーバ10に接続される。
端末装置20は、携帯電話機に限られず、タブレット型コンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などでも良い。
管理サーバ10においては、上記サービスプログラムを実行することによって、また、端末装置20においては、上記サービスの提供を受けるためのアプリを実行することによって、それぞれ次のような機能ブロックが構築される。
図4は、システム1で構築される機能ブロックを示す図である。
この図においては、システム1のうち、管理サーバ10と、複数台のうち、ある1台について着目した端末装置20とで構築される機能ブロックを示している。
この図に示されるように、管理サーバ10の側では、受付部121および管理部130のほか、データベース118において利用者情報記憶部TB10、第1記憶部TB11、第2記憶部TB12および第3記憶部TB13の4つの記憶部が構築される。なお、これらの4つの記憶部の詳細については後述する。
受付部121は、端末装置20から各種の情報、例えば回答や各種の指示などの情報等を受け付けたり、管理部130を介して記憶部に情報を記憶させたりする。
管理部130は、受け付けられた情報にしたがって各種の処理を実行したり、各部に指示をしたり、上記4つの記憶部を管理したりする。また、管理部130は、決定部131、マッチング処理部132、第1提示部141、第2提示部142および利用者情報取得部151を内包する。
このうち、決定部131は、例えば、ある利用者の端末装置20にインストールされたアプリが初めて起動されたときに、当該利用者を質問者の立場とし、他の利用者を回答者の立場とするグループを決定するものである。このため、複数の利用者のそれぞれには、必ず質問者の立場となるグループが存在するとともに、他のグループにおいて回答者の立場となる場合もあり得る。また、ここでいう質問者とは、利用者が自らの意志で質問を提示するのではなく、システムにおいて、自己に対応したキャラクターがあたかも質問を提示しているかのように回答者に対して見せられる者である。
マッチング処理部132は、予め定められた条件を充足したとき、例えば、あるグループにおける回答者に対して異なる質問が所定の回数だけ提示されたときに、当該グループにおいて質問者の立場となる利用者に相性の良い相手を、当該回答者の立場にある利用者のなかから特定するものである。
第1提示部141は、回答者の立場となる利用者の端末装置20に対し、あたかも質問者に対応したキャラクターから質問が発せられたかのような質問提示画面の表示を指示するとともに、当該質問提示画面の表示に必要な情報を送信するものである。
第2提示部142は、回答者の立場となる利用者の端末装置20から質問に対する回答が受け付けられたときに、質問者の立場にある利用者の端末装置20に対し、あたかも当該利用者に対応したキャラクターが質問に対応する回答を当該回答者から受け取ったような回答提示画面の表示を指示するとともに、当該回答提示画面の表示に必要な情報を送信するものである。
利用者情報取得部151は、利用者情報記憶部TB10から、利用者の名前やキャラクター情報を取得する。
一方、端末装置20の側では、表示部205、操作検出部231、管理部233、送信部235および表示制御部237が構築される。
表示部205は、表示パネル210の表示領域に設けられて、各種の内容を表示する。
操作検出部231は、タッチパネル220の検出信号から、表示部205に対する操作を検出して、当該操作を示す操作情報を出力する。
管理部233は、操作検出部231から供給される操作情報にしたがって各種の処理を実行するほか、表示部205での表示に必要な情報を表示制御部237に供給したり、管理サーバ10から各種情報を受信したり、管理サーバ10に送信すべき各種情報を送信部235に供給したりする。
送信部235は、管理部233から供給された情報を管理サーバ10に送信する。
表示制御部237は、表示部205で表示される表示内容を制御する。例えば表示制御部237は、表示部205に対し、端末装置20の利用者が回答者の立場となっている場合に第1提示部141による指示があったとき、質問提示画面を表示させ、当該利用者が質問者の立場となっている場合に第2提示部142による指示があったとき、回答提示画面を表示させる。
なお、図4においては、説明の便宜上、ある1台の端末装置20に着目して、当該端末装置20と管理サーバ10との情報やメッセージなどの授受について図示しているに過ぎない。管理サーバ10は、実際には、複数の端末装置20から情報を受け付け、逆に、複数の端末装置20に情報を送信する。このため、図において、受付部121に向かう多数の矢印は、着目した端末装置20を除いた他の端末装置からも情報を受け付けることを示し、管理部130から向かう多数の矢印は、当該端末装置20以外の他の端末装置にも指示や情報などが送信されることを示している。
また、図1におけるインターネットNaや、ゲートウェイ15、移動通信網Nb、また、図2におけるI/F105、図3における通信ユニット204などについては、情報やメッセージ等の伝送経路に過ぎないので、図4において図示を省略している。
説明の便宜上、管理サーバ10の側において管理される4つの記憶部について、利用者情報記憶部TB10、第1記憶部TB11、第2記憶部TB12および第3記憶部TB13のそれぞれについて順番に説明する。
<利用者情報記憶部>
上述したように質問提示画面では、質問者の立場にある利用者に対応したキャラクターから質問が発せられたかのように表示される一方、回答提示画面では、あたかも質問者の立場にある利用者に対応したキャラクターが質問に対応する回答を回答者から受け取ったように表示される。利用者情報記憶部TB10は、利用者のそれぞれに対応してキャラクターを表示させるための情報などを記憶したものである。
図5は、利用者情報記憶部TB10で記憶される内容の一例を示す図である。
この図に示されるように、利用者情報記憶部TB10では、利用者IDごとに、利用者の名前情報およびキャラクター情報が対応付けられて記憶される。
このうち、利用者IDは、利用者を一意に識別する情報であり、例えば対応する利用者が端末装置20でアプリを初めて起動されたときの登録時に、管理サーバ10との通信によって管理部130によって付与される。この利用者IDは、当該利用者の端末装置20にも供給されて、当該端末装置20に登録される。
名前情報は、利用者を識別する名前であり、例えば上記登録時において利用者によって入力されたものや、管理部130によって暫定的に定められたものなどが用いられる。
キャラクター情報は、本実施形態では、利用者に対応したペット、例えば犬の写真像やイラスト像などを規定する画像情報である。この画像情報には、質問場面や、回答提示場面などの各種場面に応じた画像が複数設定される。また、この画像情報は、後述するように動き(モーション)を伴う。このため、キャラクター画像としては、例えば頭部や、胴部、両手、両足などに部位に相当するポリゴンでデフォルメして表すとともに、これらの関節において一定のルールで動きを与える構成としても良いし、動きをコマ送りで規定する画像の集合体としても良い。このようなキャラクター情報は、例えば管理サーバ10で予め複数種類で用意されたものを利用者が登録時に選択する構成となっている。
なお、特に図示しないが、利用者情報記憶部TB10では、利用者IDごとに、利用者の属性情報、例えば年齢や性別などが登録されても良い。
<第1記憶部>
回答者の立場となる利用者の端末装置20では、質問提示画面にて質問が提示される。このときの質問内容を規定するものが、第1記憶部TB11における質問テーブルである。
図6は、第1記憶部TB11で記憶される質問テーブルの一例を示す図である。
この図に示されるように、質問テーブルでは、質問IDごとに、第1情報としての質問情報が対応付けられて記憶される。質問情報は、例えば予めシステム側で用意された「好きな漫画は?」や、「好きな食べ物は?」、「趣味は?」などといった具体的な質問を示す情報であり、質問IDは、これらの質問情報を一意に識別するための情報である。
このため、質問テーブルを参照することによって、質問IDから具体的な質問情報を特定することができる。
なお、利用者に、質問に対する回答として予め用意された複数の選択肢からいずれかを選択させる場合、特に図示しないが、質問IDに対して、回答となる複数の選択肢の情報(テキストや識別情報)が紐付けられて記憶される。
<第2記憶部>
回答者の立場となる利用者の端末装置20で提示された質問に対して、当該利用者が回答すると、その回答を示す回答情報が管理サーバ10に送信される。このときの回答情報を記憶するのが第2記憶部TB12における回答テーブルである。
図7は、第2記憶部TB12で記憶される回答テーブルの一例を示す図である。
この図に示されるように、回答テーブルでは、回答者IDおよび質問IDごとに、第2情報としての回答情報とが対応付けられて記憶される。回答者IDは、質問に対して回答した利用者を識別する情報であり、当該利用者の利用者IDが用いられる。回答情報は、回答した内容を示す情報であり、例えば質問IDが「003」である「趣味は?」という質問に対して「音楽鑑賞」という具体的な回答を示す情報である。このため、回答テーブルを参照することによって、どの利用者がどういう質問に対して、どのような内容を回答したのかを特定することができる。
なお、第2記憶部TB12において、回答者IDで識別される利用者が、質問IDで識別される質問に対して回答していない場合、当該回答者IDおよび当該質問IDに対応付けられる回答情報は空欄である(または空欄である旨を示す情報が格納される)。換言すれば、第2記憶部TB12において、回答者IDおよび質問IDに対応付けられる回答情報が空欄であれば、当該回答者IDで示される利用者が当該質問IDで識別される質問に対して未回答であることが判る。
<第3記憶部>
上述したように本実施形態では、ある利用者を質問者の立場とし、他の利用者を回答者の立場とするグループが決定される。また、ある利用者は、自己に対応するグループでは質問者の立場となるが、他のグループにおいて回答者の立場となる場合もある。この場合に、当該利用者は、複数のグループにわたって回答者の立場となることもあり得る。複数のグループにわたって回答者の立場となるときに、同じ内容の質問が繰り返し提示されてしまうと、回答者となる利用者に煩わしさを与えてしまう。
そこで、本実施形態では、第3記憶部TB13におけるグループ/受付情報登録テーブルで、グループの構成を示す情報とともに、そのグループにおいて質問に対する回答がなされているかを利用者ごとに示す受付情報を登録することにした。
図8は、第3記憶部TB13におけるグループ/受付情報登録テーブルの一例を示す図である。
この図に示されるように、グループ/受付情報登録テーブルでは、質問者ID、回答者IDおよび質問IDごとに、受付情報が対応付けられる。質問者IDは、質問者の立場となる利用者を識別する情報であり、利用者IDが用いられる。受付情報は、質問者IDで識別される利用者を質問者の立場としたときに、質問IDで特定される質問に対して、回答者IDで識別される利用者が回答した回答情報を(管理サーバ10が)受け付けたか否かを示す情報であり、具体的には、「未」は受け付けていない状態を示し、「済」は受け付けている状態を示している。
ここで、グループは、質問者の立場となる1人の利用者と、1人以上の回答者の立場となる利用者とで構成され、回答者の立場となる利用者には複数の質問が提示される。このため、詳細については後述するが、1つのグループでは、回答者の立場となる利用者のそれぞれに対し、質問の数だけ質問IDおよび受付情報の組が対応付けられることになる。
図9は、グループの例を示す図である。この図において、太字の矢印の根元側(矢の反対側)は、質問者の立場となる利用者を示し、矢印側は、回答者の立場となる利用者を示している。ここでは、質問者の立場となる利用者の利用者IDをグループ名として便宜的に表記している。
例えば、図においてグループAは、利用者IDが「A」である利用者を質問者の立場とし、利用者IDが「B」、「C」、「D」である利用者を回答者の立場としたグループを示している。なお、以降においては説明の簡略化および動作概要の説明と合わせるために、利用者IDが「A」である利用者については、利用者Aと表記する。同様に、利用者IDが「B」、「C」、「D」、「X」、「Y」、「Z」である利用者については、利用者B、C、D、X、Y、Zと表記する。
また、あるグループにおいて質問者の立場である利用者は、別のグループにおいて回答者の立場となることもある。図においては、利用者Aは、グループAにおいては質問者の立場であるが、利用者Xを質問者の立場としたグループXにおいては回答者の立場となっている。
一方、あるグループにおいて回答者の立場である利用者は、別のグループにおいても回答者の立場になることがある。図において、グループAにおいて回答者の立場にある利用者Cは、利用者Yを質問者の立場としたグループYにおいても回答者の立場となっており、同様に、グループAにおいて回答者の立場にある利用者Dは、利用者Zを質問者の立場としたグループZにおいても回答者の立場となっている。
<システムの動作>
次に、システム1の動作について説明する。すでに動作概要については説明しているので、ここでは管理サーバ10で実行されるグループ決定処理、質問処理およびマッチング処理のそれぞれについて順に説明することにする。
<グループ決定処理>
図11は、グループ決定処理の動作を示すフローチャートである。
管理サーバ10においてグループ決定処理が実行される契機は、本実施形態では、上述したように端末装置20にインストールされたアプリが初めて実行されたときである。
当該アプリが初めて実行された端末装置20において管理部233は、その旨の情報を、送信部235を介して管理サーバ10に送信する(図10におけるステップSa10)。このときの情報を、受付部121を介して管理部130が受け付けたとき、当該管理部130における決定部131がグループ決定処理を実行する(図10におけるステップSb10)。
図11において、ある端末装置20においてアプリが初めて実行された旨の情報を、受付部121を介して受け付けた管理部130は、当該端末装置20における利用者を一意に識別する利用者IDを生成して、利用者情報記憶部TB10に新規に登録する(ステップSb101)。また、管理部130は、生成した利用者IDを当該端末装置20に供給する。これにより、当該端末装置20では、当該利用者IDが記憶部(図示省略)に登録される。
また、管理部130は、生成した利用者IDに対し、当該利用者の名前情報およびキャラクター情報を関連付けて利用者情報記憶部TB10に新規に登録させる。このときの名前情報については、例えば当該端末装置20との通信によって利用者が入力や指定したものが用いられる。キャラクター情報については当該端末装置20との通信によって複数提示したもののなかから利用者が選択したものを用いても良いし、管理部130が自動的に決定したものを用いても良い。
次に、決定部131は、新規に登録した利用者を質問者の立場とし、それ以外の利用者を回答者の立場とするグループを決定する(ステップSb102)。このときに回答者の立場とする利用者については、利用者情報記憶部TB10においてすでに登録されている利用者(利用者ID)のなかから、ランダムに決定しても良いし、登録時に例えば性別や年齢などの情報を利用者に入力させて登録しておき、質問者の立場となる利用者に一致または近いものを順に決定しても良い。なお、利用者の性別や年齢などの情報については、例えば利用者情報記憶部TB10においてその他の情報として登録されたものを用いることができる。
決定部131は、新規にグループを決定すると、第3記憶部TB13のグループ/受付情報登録テーブルにおいて、質問者の立場となる利用者に対して回答者の立場となる利用者のそれぞれに、複数の質問IDのそれぞれを対応付けて新規に登録する(ステップSb103)。
例えば、利用者Aを質問者の立場とし、利用者B、C、Dを回答者の立場としたグループAが決定されて、利用者B、C、Dのそれぞれに対し質問IDが「001」から「100」までの100個の質問を提示する場合、図8のグループ/受付情報登録テーブルにおいて、グループAで示されるように規定される。ただし、この図では、各質問IDのそれぞれに対応付けられた受付情報において「済」となっているものがあるが、グループ決定直後の段階では、未だ回答者の立場となる利用者に質問を提示していないので、当該質問IDに関連付けられる受付情報は、すべて「未」で登録される。
また、決定部131は、第2記憶部TB12に対して、回答者の立場となる利用者に、複数の質問IDのそれぞれを対応付けて新規に登録する。このとき、当該利用者は、まったく回答していないので、当該質問IDに対応付けられる回答情報はすべて空欄である。
このように端末装置20でアプリが初めて起動されたとき、当該端末装置を操作する利用者が利用者情報記憶部TB10に登録されるとともに、当該利用者を質問者の立場とするグループが管理サーバ10において決定されて、第3記憶部TB13のグループ/受付情報登録テーブルに登録される。
この後、管理部130は、各グループに対して質問処理(ステップSb20)を、時間を置いて、質問内容を変更しながらの質問処理が所定回数となるまで(ステップSb30の判別結果が「Yes」になるまで)、繰り返し実行する。
なお、この質問処理は、第3記憶部TB13のグループ/受付情報登録テーブルに登録されたグループのすべてについて対応して実行されるが、ここでは、上述したグループAに着目して、当該グループAについての質問処理を例にとって説明することにする。
<質問処理>
図12は、グループについての質問処理の動作を示すフローチャートである。
本実施形態において、1つのグループについての質問処理は、例えば予め設定された時刻(例えば午後8時)で10分ごとに10回(10問)ずつ実行される。
このため、RTC106(図2参照)によって出力される時間情報が上記設定時刻に至ったときに、管理部130は、第3記憶部TB13のグループ/受付情報登録テーブルにアクセスして、着目しているグループにおいて回答者の立場となっている利用者(利用者ID)と、質問内容に対応する質問IDを特定する(ステップSb201)。例えば、着目グループがグループAであれば、利用者B、C、Dを特定する。また、この説明において、質問IDについては「1」から「100」までのうち、ランダムに1つ特定するが、すでに当該グループにおいて特定された質問IDは除かれる。なお、質問IDについては、ランダムではなく、「1」から「100」まで順番に特定しても良い。
次に、管理部130は、第2記憶部TB12の回答テーブルにアクセスして、回答者の立場にある利用者(回答者ID)のなかに、予定されている質問(質問ID)に対して回答済みである者がいるか否かを判別する(ステップSb202)。
あるグループにおいて、質問者の質問に対して回答者が未回答であれば、第3記憶部TB13のグループ/受付情報登録テーブルにおいて、当該質問者の質問者IDと当該回答者IDと当該質問の質問IDとに対応する受付情報は「未」であり、第2記憶部TB12の回答テーブルにおいて、当該回答者IDと当該質問IDとに対応する回答情報は空欄である。
一方、第3記憶部TB13のグループ/受付情報登録テーブルにおいて、受付情報が「未」であるが、第2記憶部TB12の回答テーブルにおいて対応する回答欄には回答情報が格納されている場合がある。すなわち、この場合とは、当該回答者IDで識別される利用者は、当該質問IDに対応する質問に対し、着目しているグループではなく、別のグループにおいて既に回答していることを意味する。
例えば、グループAで回答者の立場となる利用者B、C、Dに、質問IDが「003」である質問を提示する場合に、受付情報は図8に示されるように「未」であるが、回答テーブルが図7に示されるような内容であったとする。この場合、利用者B、Cには、回答情報が格納されていないので、当該質問については未回答であることが判る。一方、利用者Dには、回答情報が格納されているので、当該質問についてはグループA以外の他のグループにおいて回答者の立場として既に回答済みであることが判る。具体的には、図8に示されるように、利用者Dは、グループZにおいて回答者の立場で回答済みであることが判る。
管理部130は、回答者として予定されている利用者のなかに、予定されている質問に対して回答済みの者がいれば(ステップSb202の判別結果が「Yes」であれば)、その回答済みの者を、着目しているグループにおいて当該質問IDに対応した質問をする対象者から除外する(ステップSb203)。上記の例でいえば、利用者Dは、質問IDが「003」である質問の対象者から除外される。換言すれば、質問の対象者は、利用者B、Cに設定される。
一方、管理部130は、回答者として予定されている利用者のなかに、予定されている質問に対して回答済みの者がいなければ(ステップSb202の判別結果が「No」であれば)、ステップSb203がスキップされて、次のステップSb204に移行する。換言すれば、回答者として予定されている利用者から、当該質問IDに対応した質問の対象者から除外される者がいないので、当該グループにおける回答者の立場にある利用者全員が質問の対象者に設定される。
そして、第1提示部141は、質問の対象者に設定された利用者に対して質問IDに対応する質問提示処理を実行する(ステップSb204)。詳述すると、第1に、利用者情報取得部151は、利用者情報記憶部TB10にアクセスして、質問の対象者(回答者として予定されている利用者)の利用者IDに対応付けられた名前情報およびキャラクター情報を取得するとともに、質問者の立場にある利用者IDに対応付けられた名前情報およびキャラクター情報を取得する一方、第1提示部141は、第1記憶部TB11にアクセスして、予定されている質問の質問IDに対応付けられた質問情報を取得する。第2に、第1提示部141は、質問の対象者に設定された一の利用者の端末装置20に対して、自己が取得した質問情報と、利用者情報取得部151で取得された当該一の利用者(利用者ID)に対応付けられた名前情報、キャラクター情報と、質問者の立場にある利用者(利用者ID)に対応付けられた名前情報、キャラクター情報とを送信して、これらの情報を用いた質問提示画面の提示を指示する。第1提示部141は、送信および指示を、質問の対象者に設定された利用者のそれぞれについて実行する。
ここで、特定のグループにおいて回答者として予定されている利用者のうち、予定されている質問に対して回答済みの者については、当該質問IDに対応した質問をする対象者から除外される。換言すれば、第1提示部141は、回答済みの利用者に対して、同じ質問の提示されてしまうのを抑止する。このため、当該グループにおいて回答者として予定されている利用者に対して、すでに回答した質問と同じ質問が2度以上提示されないので、当該利用者に煩わしさを与えないで済ませることができる。
例えば質問者の立場にある利用者が利用者Aであり、質問の対象者が利用者B、Cであり、質問IDが「003」である場合、第1提示部141は、利用者Bの端末装置20に対し、質問IDの「003」に対応付けられた質問情報と、当該利用者Bに対応付けられた名前情報、キャラクター情報と、利用者Aに対応付けられた名前情報、キャラクター情報とを送信する。また、第1提示部141は、利用者Cの端末装置20に対し、質問IDの「003」に対応付けられた質問情報と、当該利用者Cに対応付けられた名前情報、キャラクター情報と、利用者Aに対応付けられた名前情報、キャラクター情報とを送信する。
なお、第1提示部141は、質問IDに関連付けられる質問に対する回答として予め複数の選択肢が用意されている場合、当該複数の選択肢についての情報を、端末装置20に送信する。
一方、質問提示画面の提示が指示された端末装置20では、管理部233が、受信した各種情報に基づいて質問提示画面を作成して、表示制御部237に供給する。表示制御部237は、当該質問提示画面を表示部205に表示させる(ステップSc101)。
図13は、質問提示画面の一例を示す図である。この図に示される質問提示画面は、回答者の立場にある利用者Bの端末装置20に提示される場合であって、質問者を利用者Aとし、質問IDが「003」の場合の例である。
なお、この質問提示画面は、端末装置20において管理サーバ10から各種情報とともに質問の提示の指示を受信したことを契機として、例えばそれまで実行していた処理に割り込んで表示される。
この質問提示画面では、質問者を表象するキャラクター272が回答者を表象するキャラクター276に対して、質問IDに対応する質問をするかのように表示される。
詳細には、キャラクター272は、質問者の立場である利用者Aに関連付けられたキャラクター情報で規定されたペット画像であり、ここでは質問場面に対応する画像情報が用いられて、画面奥側からキャラクター276に向かって問いかけるように表示される。このキャラクター272の近傍には、質問IDの「003」に対応付けられた質問情報があたかもキャラクター272から発せられたかのように吹き出し274で表示されている。このため、回答者の立場にある利用者Bにとってみれば、利用者Aから質問が直接発せられた場合と比較して、質問に回答する際の抵抗感や心理的障壁が低下する。
また、表示部205において画面手前側となるように配置するキャラクター276は、回答者の立場である利用者Bに関連付けられたキャラクター情報で規定されたペット画像、すなわち当該端末装置20を操作する自分自身である利用者Bに対応したペット画像である。
このように提示された質問に対しては、例えば回答が選択式であれば、ソフトウェアボタン257を操作したときに、図14に示されるようにプルダウンメニュー258で表示される選択肢のなかから選択することによって回答することができる。ここでは、同図に示されるようにプルダウンメニュー258を用いて「読書」と回答したものとする。
なお、選択肢が多数用意されて、1回のプルダウンメニュー258に収まらない場合、例えばスライドバー259を移動させる操作や、当該プルダウンメニュー258に対するフリックなどの操作によって、選択肢がスクロールするように表示される。
質問に対して回答したとき、端末装置20において質問処理が終了して、質問提示画面の提示させるために中断していた処理が再開する。ただし、次の質問が発生したら、再び質問提示画面が表示される。
ところで、質問に対する回答は、必ずしなければならない、という性質のものではない。このため、質問提示画面の提示させるために中断していた処理を再開するために、図13または図14に示されるようなソフトウェアボタン261をタッチ操作して、あるいは、プルダウンメニュー258に追加された「パス」の項目を操作して、当該質問を無視する指定を加えても良い。
なお、質問に対する回答として用意される選択肢は、上述したように質問IDに関連付けられて端末装置20に送信されたものが用いられる。
また、質問に対する回答として、選択式以外の例としては、例えば図15に示されるように、回答を入力するためのフィールド263を表示させるとともに、このフィールド263に、ソフトウェアキーボード(図示省略)を用いて回答となるテキストを回答者が入力する構成としても良い。
さて、回答が入力された端末装置20では、操作検出部231が回答情報を管理部233に供給し、管理部233は、当該回答情報とともに当該端末装置20を操作する利用者の利用者ID(回答者ID)を、質問IDに関連付けて、送信部235を介して管理サーバ10に送信する(ステップSc102)。
管理サーバ10において質問ID、当該回答情報および利用者ID(回答者ID)を受け付けた受付部121は、これらの情報に基づいて、管理部130を介して第2記憶部TB12および第3記憶部TB13を更新させる(ステップSb205)。
詳細には、受付部121は、管理部130を介して、第2記憶部TB12の回答テーブルに対しては、受け付けた利用者ID(回答者ID)と質問IDとに対応して、受け付けた回答情報を記憶させ、第3記憶部TB13のグループ/受付情報登録テーブルに対しては、質問者の立場にある利用者ID(質問者ID)と回答者IDと質問IDとに対応した受付情報を「済」に変更させる(「済」の受付情報を記憶させる)。
これにより、回答情報が回答テーブルに登録されるとともに、質問者によってなされた質問IDで特定される質問に対し、当該質問の対象者に設定された利用者から回答があった旨がグループ/受付情報登録テーブルの受付情報として登録される。
上記の例でいえば、回答者の立場にある利用者Bが、質問IDが「003」である質問に対して「読書」として回答とした場合であるから、受付部121は、管理部130を介して、図7で示されるように第2記憶部TB12の回答テーブルにおいて、回答者IDが「B」であって質問IDが「003」であった回答情報の欄に「読書」を登録し、図8で示されるように第3記憶部TB13のグループ/受付情報登録テーブルにおいて、質問者IDが「A」であり、回答者IDが「B」であり、質問IDが「003」である受付情報を「未」から「済」に更新する。
なお、この例では、利用者Cから回答がある場合もある。利用者Cから回答があったときも、利用者Bである場合と同様に、管理部130は、第2記憶部TB12および第3記憶部TB13を更新する。
次に、第2提示部142は、回答者の回答内容を質問者の立場にある利用者に提示させる処理を実行する(ステップSb206)。詳述すると、第1に、第2提示部142は、第1記憶部TB11にアクセスして、質問IDに対応する質問情報を取得するとともに、利用者情報取得部151を介して利用者情報記憶部TB10にアクセスして、回答者の利用者IDに対応付けられた名前情報およびキャラクター情報、および、質問者の立場にある利用者IDに対応付けられたキャラクター情報を取得する。第2に、第2提示部142は、質問者の立場にある利用者の端末装置20に対して、取得した回答者の名前情報およびキャラクター情報と、質問者のキャラクター情報と、質問情報と、ステップSb205で受け付けられた回答情報とを送信して、回答提示画面の表示を指示する。
上記の例でいえば、質問者の立場にある利用者Aが、質問IDが「003」である質問をあたかも提示して、利用者Bである回答者が「読書」と回答した場合であるから、第2提示部142は、利用者Aが操作する端末装置20に、質問情報としての「趣味は?」と、質問者のキャラクター情報と、回答者の名前情報である「プー」と回答者のキャラクター情報と、回答情報としての「読書」と、を送信して、回答提示画面の表示を指示する。
一方、回答提示画面の表示が指示された端末装置20では、管理部233が、受信した各種情報に基づいて回答提示画面を作成して、表示制御部237に供給する。表示制御部237は、当該回答提示画面を表示部205に表示させる(ステップSa201)。
図16は、回答提示画面の一例を示す図である。この図に示される回答提示画面は、質問者の立場にある利用者Aの端末装置20に提示される場合の例である。
なお、この回答提示画面は、端末装置20において管理サーバ10から各種情報とともに提示の指示を受信したことを契機として、例えばそれまで実行していた処理に割り込んで表示される。すなわち、端末装置20において、このサービス以外の機能を実行していた場合であっても、回答提示画面の表示が管理サーバ10から指示されたときには、それまで実行していた機能を中断する形で、この回答提示画面が表示される。
この回答提示画面では、質問者、すなわち利用者Aからみれば自己を表象するキャラクター272が、(1)の画面手前側から(2)の奥側に向かって移動して、回答者を表象するキャラクター276に対して質問内容を吹き出し281で問いかけるとともに、再び(3)の画面手前側に向かって移動して、回答内容を吹き出し283で、質問者の立場にある利用者Aに提示する内容となっている。
このような回答提示画面によれば、質問者の立場にある利用者Aに対し、あたかも自分の分身であるキャラクター272が利用者Bの回答内容を取得したかのような感覚を与えることができる。
なお、図16では、キャラクター276が、(1)、(2)および(3)の3体で独立して表示されているが、実際には、(1)から(3)まで、キャラクター276の1体が、移動するように動きを伴うアニメーションで表示される。
この回答提示画面において、利用者は、例えばソフトウェアボタン255をタッチ操作すると、回答提示画面の表示が終了して、回答提示画面の表示させるために中断していた処理が再開する。ただし、次の回答が発生したら、再び回答提示画面が表示される。
なお、回答提示画面が表示された後、図12のフローチャートにおいては特に図示していないが、質問者の立場にある利用者は回答の一覧を表示させることもできる。
詳細には、質問者の立場にある利用者が、表示部205に対して回答の一覧の要求をしたときに、管理部233は、当該要求とともに当該端末装置20を操作する利用者の利用者IDを、送信部235を介して管理サーバ10に送信する。管理サーバ10では、管理部130が、第3記憶部TB13にアクセスして、当該利用者IDを質問者とするグループにおいて、受付情報が「済」となっている回答者ID、質問IDを特定する。次に、管理部130は、第1記憶部TB11にアクセスして、特定した質問IDに対応する質問情報を取得する一方、第2記憶部TB12にアクセスして、特定した回答者ID、質問IDで特定される回答情報を取得する。利用者情報取得部151は、利用者情報記憶部TB10にアクセスして、当該回答者IDに対応付けられたキャラクター情報および名前情報を取得する。管理部130は、これら取得した質問情報、回答情報、キャラクター情報および名前情報をセットにして、当該回答の一覧を要求した端末装置20に返信する。
なお、第3記憶部TB13にアクセスして、当該利用者IDを質問者とするグループにおいて、受付情報が「済」となっている回答者ID、質問IDのセットが多数ある場合、管理部130は、複数のすべてのセットを当該端末装置20に返信しても良いし、所定数、例えば直近に回答のあった10セットを当該端末装置20に返信しても良い。
図17は、回答の一覧画面の一例を示す図である。この図に示される一覧画面は、質問者の立場にある利用者Aの端末装置20に、回答者の立場にある利用者B、C、Dの回答が一覧表示された場合の例である。
この一覧画面において、吹き出し291は、図5の利用者情報記憶部TB10において(0B)、図6の第1記憶部TB11において(1B)、図7の第2記憶部TB12において更新後の内容の(2B)、および、図8の第3記憶部TB13において更新後の(3B)で紐付けられる回答内容である。すなわち、質問者の立場にある利用者Aによって「趣味は?」という質問(質問ID:「003」)に対して、名前情報が「プー」である利用者Bによる「読書」という回答内容と、当該利用者Bのキャラクター276とが対応付けられて表示された例である。この例によれば、質問者の立場にある利用者Aにとって、利用者Bから回答が直接発せられた場合と比較して、回答を得る際の抵抗感や心理的障壁が低下する。
また、吹き出し292は、利用者情報記憶部TB10において(0C)、第1記憶部TB11において(1C)、第2記憶部TB12において(2C)、および、第3記憶部TB13において(3C)で紐付けられる回答内容であり、吹き出し293は、利用者情報記憶部TB10において(0D)、第1記憶部TB11において(1D)、第2記憶部TB12において(2D)、および、第3記憶部TB13において(3D)で紐付けられる回答内容である。吹き出し292におけるキャラクター277は、利用者Cに対応したものであり、吹き出し293におけるキャラクター278は、利用者Cに対応したものである。
なお、ここでは、質問IDを異ならせて例えば回答があった順で表示させた例であるが、同じ質問IDで揃えて回答者ごとにどのように回答したのを比較できるように表示させても良いし、また、1人の回答者が異なる質問でどのように回答したのかを表示させても良い。さらに、回答が多いために表示部205において1画面で表示しきれない場合、例えばフリック操作やスライドバー(図示省略)を移動させる操作などによって、スクロール表示させるようにしても良い。
また、一覧画面において、利用者は、例えばソフトウェアボタン255をタッチ操作すると終了する。
<マッチング処理>
あるグループについて、所定数の質問がなされると、マッチング処理が実行される(ステップSb40)。そこで次に、マッチング処理について利用者Aを質問者の立場とするグループAを例にとって説明する。
なお、利用者Aは、グループAでは質問者の立場であるが、図8および図9に示したように、利用者Xを質問者の立場としたグループXでは回答者の立場にある。ここでは、利用者Aは、利用者Xを質問者の立場とした質問IDが「001」から「100」までの質問に対して回答しているものとする。
図18は、マッチング処理の動作を示すフローチャートである。
まず、マッチング処理部132は、所定数の質問がなされたグループを特定する(ステップSb401)。なお、グループXにおいてはすでに所定数の質問がなされているが、ここでは、所定数の質問がなされたグループがグループAである場合を例にとって説明する。
次に、マッチング処理部132は、第3記憶部TB13にアクセスして、特定したグループにおいて受付情報が「未」である回答者IDおよび質問IDを次の比較対象から除外する(ステップSb402)。これは、当該グループにおいて、受付情報が「未」である場合とは、次の第1の場合または第2の場合のいずれかである。詳細には、第1の場合としては、特定されたグループにおいて回答者の立場にある利用者が、別のグループにおいて回答者の立場で回答した場合であり、第2の場合としては、特定されたグループにおいて回答者の立場にある利用者に当該質問が提示されたが、当該質問に対して回答していない場合(パスなどを指定した場合)である。第2の場合では、回答していないので、ここでは、第1の場合が問題になる。すなわち、第1の場合では、特定されたグループにおいて回答者の立場にある利用者が、当該グループにおいて質問者に対して回答したわけではない。このため、受付情報が「未」である回答者IDおよび質問IDで特定される回答情報については、当該質問者の立場にある利用者のマッチングにおいて用いないこととしたのである。
さて、マッチング処理部132は、第2記憶部TB12にアクセスして、質問IDを順番に「001」から「100」まで着目しながら、特定したグループにおいて回答者の立場にある利用者の回答情報が当該グループにおいて質問者の立場にある利用者の回答情報に一致している数を、回答者の立場にある利用者ごとに集計する(ステップSb403)。このとき、受付情報が「未」である回答者の回答内容は、一致しているか否かの比較対象から除外される。
そして、マッチング処理部132は、特定したグループにおいて質問者に対して回答情報の一致数が最も多い回答者(利用者ID)を特定する(ステップSb404)。
次に、利用者情報取得部151は、利用者情報記憶部TB10にアクセスして、利用者IDで識別される利用者の名前情報およびキャラクター情報を取得し、マッチング処理部132は、利用者情報取得部151で取得された情報を、特定しているグループにおいて質問者の立場にある利用者の端末装置20に送信して、特定結果画面の提示を指示する(ステップSb405)。
一方、特定結果画面の提示が指示された端末装置20、すなわち、特定されたグループにおいて質問者の立場にある利用者の端末装置20では、管理部233が、受信した各種情報に基づいて特定結果画面を作成して、表示制御部237に供給する。表示制御部237は、当該特定結果画面を表示部205に表示させる(ステップSa30)。
図19(a)は、特定結果画面の一例を示す図である。この図に示される特定結果画面は、グループAにおいて質問者の立場にある利用者Aの端末装置20に、当該グループAにおいて回答者の立場にある利用者B、C、Dのうち、利用者Cがマッチング処理によって特定された場合の例である。
詳細には、自己である利用者Aを表象するキャラクター272が、吹き出し295において、マッチング処理によって特定された利用者Cの名前情報について、キャラクター情報を用いて知らせている。これにより、当人である利用者Aは、自分の回答内容と類似性が高いために、相性が良さそうな人物が利用者Cであることを知ることになる。
なお、例えば利用者Aが、吹き出し295の表示部分をタッチ操作すると、管理部233は、表示部205による表示内容を、利用者Cを紹介するための利用者Cのマイページに移行させる。利用者Cのマイページには、特に図示しないが、利用者Cに関するプロフィールなどが公開されるほか、利用者Cを、マイページの閲覧している利用者(ここでは利用者A)のフレンドリストに登録するためのソフトウェアボタン等が含まれる。利用者Cのマイページを閲覧する利用者Aが、利用者Cとチャットするために、利用者Aは自身のフレンドリストに利用者Cを登録する。すなわち、利用者Aが、マッチング処理によって特定された利用者Cのマイページを閲覧し、マイページに含まれるフレンドリストに登録するためのソフトウェアボタン(図示省略)を操作すると、利用者Aのフレンドリストに利用者Cが登録される。
これにより、利用者Aが、自己のフレンドリストにおいて利用者Cを選択するとともに、テキストなどのメッセージを入力して送信する旨を指示すると、当該メッセージが、管理サーバ10を経由して利用者Cの端末装置20に送信される。利用者Cは、利用者Aによるメッセージに対して返答することができる。利用者Cが利用者Aのメッセージに返答すると、当該メッセージが管理サーバ10を経由して利用者Aの端末装置20に送信される。利用者A、Cのそれぞれの端末装置20では、互いのメッセージが時系列で表示される。
一方、利用者Cの端末装置20(表示部205)で表示される利用者Aのメッセージを利用者Cがタッチ操作すると、利用者Aを紹介するための利用者Aのマイページに移行する。このマイページには、同様に利用者Aをフレンドリストに登録するためのソフトウェアボタン等が含まれている。利用者Cは、そのソフトウェアボタンを操作することで、自己のフレンドリストに利用者Aを登録することができる。
フレンドリストに登録された利用者は、メッセージを送信する相手(チャットの相手)として選択することができる。上述した例では、利用者Aと利用者Cとが互いのフレンドリストに登録されたので、利用者Aと利用者Cとはいつでもメッセージを送信し合うことが可能となる。
したがって、以降、利用者A、C同士では、タイムラインを共有した擬似的なチャットが行われることになる。なお、ここでは、利用者A、Cによるチャットを例にとって説明したが、3人以上の利用者同士によるチャットも可能である。またここでは、利用者A(C)が、利用者C(A)をフレンドリストに登録する場合について説明したが、自己判断の結果、フレンドリストに登録しない場合もあり得る。すなわち、マッチング処理によって特定された相手を、フレンドリストに登録するか否かは、利用者の自由意志に委ねられる。
マッチング処理が、所定数の質問がなされたグループについて実行される場合、このマッチング処理の結果画面は、例えばそれまで実行していた処理に割り込んで表示される。このため、利用者は、例えばソフトウェアボタン255をタッチ操作すると、管理部233は、結果画面の表示を終了させて、中断していた処理を再開させる。
なお、マッチング処理を実行するタイミングについては、所定数の質問がなされた時点でなく、例えば、利用者の要求があった時点でも良い。利用者の要求とは、端末装置20に対して所定の操作をしたときである。端末装置20において、このような操作を検出した操作検出部231は、当該操作を示す操作情報を出力し、管理部233は、管理サーバ10に対して送信部235を介して、マッチング処理の実行を要求する。管理サーバ10では、受付部121を介して当該要求を受け付けたマッチング処理部132が、マッチング処理を実行する。
ここで、利用者の要求によってマッチング処理が実行される場合、当該利用者を質問者とするグループにおいて、回答者の立場の利用者から十分な数の回答が得られていない状況や、当該質問者の立場にある利用者が他のグループにおいて回答者の立場で十分な数を回答していない状況にあることが想定される。このような状況では、回答者の立場にある利用者の回答情報と質問者の立場にある利用者の回答情報とが一致している数が極めて少数となってしまい、マッチング処理を要求した利用者に、相性の良い利用者を十分な精度で提示できない可能性がある。
そこで、このような状況であれば、管理部233は、例えば図19(b)に示されるような結果画面を表示させて、詳細には、相性の良い利用者を見つけることができない旨を、吹き出し296によって、要求した利用者を表象するキャラクター272から発せられるかのように表示させても良い。
なお、利用者の要求によってマッチング処理が実行される場合、回答数が少ない状況であっても、強制的にマッチング処理を実行させても良い。
このように本実施形態では、質問者の立場となる利用者(第1利用者)と、回答者の立場となる利用者(第2利用者)とを含んだグループが決定されると、質問内容(第1情報)が回答者の立場となる利用者に提示される一方、提示された質問内容に対して回答者の立場となる利用者が回答すると、その回答内容(第2情報)が質問者の立場となる利用者に提示される。このため、実施形態によれば、質問者の立場となる利用者は、回答者の立場にある利用者による当該質問内容に対する回答内容を知ることができる。
また、マッチング処理によって、質問者の立場にある利用者に、回答内容が類似する利用者が、回答者の立場となった利用者の中から特定されて提示されるので、利用者に面倒である旨の印象を与えることなく、質問者である利用者と相性の良い相手が紹介されることになる。
<応用・変形例>
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、例えば次に述べるような各種の応用・変形が可能である。なお、次に述べる応用・変形の態様は、任意に選択された一または複数を適宜に組み合わせることもできる。
<質問の設定>
実施形態において、質問情報は、例えば予めシステム側で用意されていたが、質問者の立場となる利用者が自由に設定することができる構成としても良い。
具体的には、図20に示されるように管理部130に第1情報更新部133が設けられる。一方、図21に示されるように第1記憶部TB11の質問テーブルにおいて、質問IDおよび質問情報に質問者IDを対応付けて記憶させる。質問テーブルにおいて、システム側で用意された質問情報については、質問者IDとして、利用者を意味しないID、例えば「999」で記憶される。一方、利用者によって設定される質問情報については、当該利用者の利用者ID(質問者ID)に対応付けられて記憶される。
そして、質問処理において、質問者の立場となる利用者が質問を提示する場合に、当該利用者の利用者ID(質問者ID)に対応する質問情報を、回答者の立場となる利用者の端末装置20に提示させる構成とすれば良い。
このような構成において、利用者から要求があれば、当該利用者の利用者IDに対応付けられる質問情報を、当該利用者の指示にしたがって書き換える(更新する)ようにしても良い。
このような構成によれば、質問者の立場となる利用者は、システム側で用意された質問ではなく、自分が知りたい質問に対する回答を知ることができるだけでなく、マッチングの精度を向上させることにも役立つことになる。
<回答の形式等>
上述した実施形態においてマッチング処理では、質問者の立場にある利用者の回答情報に一致する数が多い回答者を特定する構成としたが、フィールド263(図15参照)を用いたフリー入力による回答や、質問者によって設定された質問に対する回答などを想定した場合、一致する数をカウントする構成では対応できないことが考えられる。
そこで、質問を複数のカテゴリーに分類するとともに、あるカテゴリーでは、質問者の立場にある利用者の利用者の質問に対して、回答内容を問わず、回答者の立場にある利用者が回答した数をマッチング処理の判断に用いても良い。
例えば、回答内容を問わず、回答した数が最も多い質問のカテゴリーが一致する利用者を、マッチング処理で特定するようにしても良いし、回答内容の一致数に基づく判断と併用し、複数のカテゴリーで重み付けてして特定するようにしても良い。
なお、利用者によって設定された質問については、当該質問を設定した利用者が当該質問に対して自己の回答を登録しておく一方、当該質問が提示された回答者の回答が登録された回答に一致するときに、質問者の回答に回答者の回答が一致したと判断する構成にしても良い。
<受付情報>
実施形態では、質問者(質問者IDで識別される利用者)によってなされた質問(質問IDで識別される質問)に対し、当該質問の対象者に設定された回答者(回答者IDで識別される利用者)から回答があったときに受付情報を「未」から「済」に変更する構成としたが、本発明は、これに限られない。
例えば、回答者の立場にある利用者のうち、予定されている質問に対して回答済みである者については、ステップSb203において、当該質問の対象から除外されるが、このときに、受付情報を「未」から「済」に変更する構成としても良い。
この構成において、受付情報は、質問者(質問者IDで識別される利用者)による質問に対して、回答者(回答者IDで識別される利用者)が回答した回答情報を当該利用者の端末装置20から受け付けたか否か、という意味となり、マッチング処理に利用される回答内容が、質問者による質問による回答内容であったかどうかまでは不要となる。
また、この構成において、質問者の立場にある利用者に、回答の一覧画面(図17参照)を表示させる場合に、他のグループですでに回答された内容が、利用されて表示されることになる。
一方、マッチング処理において受付情報が「未」である回答情報が比較対象から除外されないので、対象となる回答情報を増え、その分、マッチング処理の精度を向上することにもなる。
<クラウド等>
実施形態では、管理サーバ10がデータベース118を内包して管理する構成としていたが、管理サーバ10以外のサーバで管理する構成、すなわちクラウドコンピューティングで管理するようにしても良い。
また、実施形態では、利用者の名前情報やキャラクター情報は管理サーバ10の側における利用者情報記憶部TB10で記憶したが、端末装置20側で記憶しても良いし、上記のようにクラウドコンピューティングで管理するようにしても良い。
<その他>
実施形態では、端末装置20がタッチパネル220を有する構成として説明したが、ハードウェアのキーやスイッチなどの操作子を有し、これらの操作子を介して各種の入力操作や指示をする構成としても良い。
実施形態では、グループ決定処理が実行される契機を、端末装置20にインストールされたアプリが初めて実行されたときとしたが、これ以外であっても良い。例えば、利用者が端末装置20を介して要求したときとしても良い。また、あるグループに対して一連の質問・回答のサイクルが終了してマッチング処理まで完了した後において、当該質問者に対し他の利用者を回答者とした新たなグループを設定しても良い。
実施形態では、第2記憶部TB12において、回答者IDで識別される利用者が、質問IDで識別される質問に対して回答していない場合、当該回答者IDおよび当該質問IDに対応付けられる回答情報は空欄(または空欄である旨を示す情報が格納される)であるとしたが、回答された場合にレコードを追加し、回答されていないものは単にレコードが存在しない、という構成でも良い。
<付記>
上述した実施形態や、応用・変形例からは、利用者に面倒である旨の印象を与えることなく、利用者と相性の良い相手を紹介する、という観点より、以下の発明が把握される。
すなわち、複数の利用者のそれぞれによって各々が操作される端末装置(20)と通信可能なサーバ装置(10)であって、前記複数の利用者のうち、第1利用者と、当該第1利用者を除いた1以上の第2利用者とを決定する決定部(131)と、前記複数の利用者毎にキャラクター情報を記憶する利用者情報記憶部(TB10)から、前記第1利用者に対応するキャラクター情報を取得する利用者情報取得部(151)と、取得されたキャラクター情報で示されるキャラクターと、第1情報とを対応付けて、前記第2利用者の端末装置(20)に提示させる第1提示部(141)と、提示された第1情報に対する第2情報を前記第2利用者の端末装置(20)から受け付ける受付部(121)と、受け付けられた第2情報を、前記第1利用者の端末装置(20)に提示させる第2提示部(142)と、を具備するサーバ装置(10)が把握される。
このサーバ装置(10)では、複数の利用者のうち、第1利用者および第2利用者が決定されると、質問のような第1情報が第2利用者に提示される一方、提示された第1情報に対して第2利用者が第2情報を回答すると、当該第2情報が第1利用者に提示される。したがって、このサーバ装置(10)によれば、第1利用者は、第2利用者によって回答された第2情報を面倒な操作をすることなく知ることができる。このため、例えば第2利用者とコミニュケーションする前に、当該第2利用者の性格、嗜好などを把握することができる。
また、第1情報は、第1利用者のキャラクターに対応付けられて第2利用者に提示されるので、キャラクターの提示によって第2利用者が第1情報に回答する際に抱く心理的障壁を低下させることができる。
なお、第1情報は、典型的には質問であるが、その情報それ自体のみならず、その情報を識別するための識別情報が含まれる。同様に、第2情報は、典型的には質問に対する回答であるが、その情報それ自体のみならず、その情報を識別するための識別情報が含まれる。また、第1情報は、予め用意されたものであっても良いし、第1利用者が設定したものであっても良い。
サーバ装置(10)において、前記第2提示部(142)は、取得された第1利用者に対応するキャラクター情報で示されるキャラクターによって前記第2情報を、前記第1利用者の端末装置に提示させる構成としても良い。
この構成によれば、第2利用者によって回答された第2情報が当該第1利用者のキャラクターによって第1利用者に提示される。このため、第1利用者に対して、あたかも自分の分身が第1情報に対する第2情報を取得したかのような感覚を与えることができる。
また、サーバ装置(10)において、前記利用者情報取得部(151)は、前記利用者情報記憶部(TB10)から、前記第2利用者に対応するキャラクター情報を取得し、前記第2提示部は、取得された第2利用者に対応するキャラクター情報で示されるキャラクターと前記第2情報とを対応付けて、前記第1利用者の端末装置に提示させる構成としても良い。
この構成によれば、第2利用者によって回答された第2情報が当該第2利用者のキャラクターに対応付けられて第1利用者に提示される。このため、第2利用者に対応するキャラクターの提示によって第1利用者が第2利用者に抱く心理的障壁を低下させることができる。
サーバ装置(10)において、前記決定部(131)は、前記複数の利用者のうち、2以上の利用者をそれぞれ第1利用者として決定するとともに、決定した第1利用者のそれぞれに対して前記第2利用者を決定し、前記受付部(121)は、提示された第1情報に対して受け付けた第2情報を当該第1情報および当該第2利用者に対応付けて第2記憶部(TB12)に記憶させる構成としても良い。
この構成によれば、第1利用者は複数人決定されるとともに、第1利用者のそれぞれに対して第2利用者が決定される。このため、ある利用者は、第1利用者として決定される場合もあれば、第2利用者として決定される場合もある。したがって、第2記憶部(TB12)では、第1利用者として決定された利用者であっても、第2利用者として回答した第2情報が対応付けられて記憶される場合もある。また、ある利用者は、ある時期に第1利用者と第2利用者との両方に決定される場合もある。
この構成において、前記受付部(121)は、当該第1情報に対する第2情報を当該第2利用者の端末装置から受け付けたか否かを示す受付情報を、当該第1利用者と、当該第2利用者と、提示された第1情報とに対応付けて第3記憶部(TB13)に記憶させた態様としても良い。この態様によれば、決定された第1利用者に対応付けられて提示された第1情報に対する第2情報が第2利用者から受け付けられた否かが受付情報により判る。
この態様において、前記第2記憶部(TB12)において第2利用者としての一の利用者に対応付けられて記憶された第2情報と、前記第2記憶部(TB12)において第2利用者としての前記一の利用者以外の他の利用者に対応付けられて記憶された第2情報のうち、前記第3記憶部(TB13)において第1利用者としての当該一の利用者に対応付けられるとともに前記受付情報によって第2利用者の端末装置(20)から受け付けたことが示される第2情報と、を比較した結果に基づいて、当該一の利用者に関連する利用者を当該他の利用者の中から特定するマッチング処理部(132)を備えても良い。
この構成によれば、一の利用者に対応付けられた第2情報と、当該一の利用者からの第1情報に対して他の利用者が回答した第2情報との比較によって当該一の利用者に関連する利用者が当該他の利用者の中から特定される。換言すれば、当該一の利用者以外の第1情報に対して他の利用者が回答した第2情報は、比較の対象から除外される。
なお、比較した結果に基づいて特定する、とは、第2情報の一致数が相対的に多い者を特定すること、または、一致数がしきい値以上(質問・回答数を分母)である者を特定すること、などをいう。
また、マッチング処理部(132)を備える態様では、前記第2記憶部(TB12)において第2利用者および第1情報に対応付けられた第2情報が記憶されている場合に、前記第3記憶部(TB13)において前記受付情報が当該第1情報に対する第2情報を当該第2利用者の端末装置(20)から受け付けていないことを示しているとき、前記第1提示部(141)は、当該第1情報を当該第2利用者の端末装置(20)に提示させるのを抑止する態様が好ましい。
この態様によれば、提示された第1情報に対して第2利用者が第2情報ですでに回答しているときに、同じ第1情報が第2利用者に提示されることが抑えられる。
なお、この態様において、受付部(121)は、当該受付情報を、受け付けたことを示す内容に変更する態様としても良い。
受付情報が第3記憶部(TB13)に記憶される構成において、前記第1記憶部(TB11)は、決定された第1利用者のそれぞれに対応付けて第1情報を記憶し、前記決定部(131)により決定された2以上の第1利用者のそれぞれによる要求に応じて、当該利用者に対応する第1情報を更新する第1情報更新部(133)を備える構成としも良い。
この構成によれば、第1利用者毎に対応付けられて記憶された第1情報は、各第1利用者の要求に応じて更新される。ここで、更新には、追加、変更が含まれる。
なお、更新(追加・変更)された第1情報のみを第1利用者のそれぞれに対応付けて記憶しても良い。
また、受付情報が第3記憶部(TB13)に記憶される構成において、当該第3記憶部(TB13)において第1情報に対する第2情報が第2利用者の端末装置(20)から受け付けられていることを前記受付情報が示している場合、前記第2提示部(142)は、前記第2記憶部(TB12)に記憶された第2情報であって当該受付情報に対応付けられた第2情報を、当該受付情報に対応付けられた第1利用者の端末装置(20)に提示させても良い。
把握される発明としては、サーバ装置(10)のみならず、サーバ装置(10)の制御方法や、コンピュータをサーバ装置(10)として機能させるプログラムとしても概念することができる。
なお、上記プログラムは記録媒体に記録させても良い。この記録媒体を用いれば、例えば上記コンピュータに上記プログラムをインストールすることができる。ここで、上記プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
1…システム、10…管理サーバ、20…端末装置、101、201…CPU、118…データベース、121…受付部、130…管理部、131…決定部、132…マッチング処理部、133…第1情報更新部、141…第1提示部、142…第2提示部。

Claims (9)

  1. 複数の利用者のそれぞれによって各々が操作される端末装置と通信可能なサーバ装置であって、
    前記複数の利用者のうち、第1利用者と、当該第1利用者を除いた1以上の第2利用者とを決定する決定部と、
    複数の第1情報を記憶する第1記憶部から読み出した第1情報を、前記第2利用者の端末装置に提示させる第1提示部と、
    提示された第1情報に対する第2情報を前記第2利用者の端末装置から受け付ける受付部と、 受け付けられた第2情報を、前記第1利用者の端末装置に提示させる第2提示部と、
    を具備することを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記決定部は、
    前記複数の利用者のうち、2以上の利用者をそれぞれ第1利用者として決定するとともに、決定した第1利用者のそれぞれに対して前記第2利用者を決定し、
    前記受付部は、
    提示された第1情報に対して受け付けた第2情報を当該第1情報および当該第2利用者に対応付けて第2記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記受付部は、
    当該第1情報に対する第2情報を当該第2利用者の端末装置から受け付けたか否かを示す受付情報を、当該第1利用者と、当該第2利用者と、提示された第1情報とに対応付けて第3記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記第2記憶部において第2利用者としての一の利用者に対応付けられて記憶された第2情報と、
    前記第2記憶部において第2利用者としての前記一の利用者以外の他の利用者に対応付けられて記憶された第2情報のうち、前記第3記憶部において第1利用者としての当該一の利用者に対応付けられるとともに前記受付情報によって第2利用者の端末装置から受け付けたことが示される第2情報と、
    を比較した結果に基づいて、当該一の利用者に関連する利用者を当該他の利用者の中から特定するマッチング処理部を
    備えることを特徴とする請求項3に記載のサーバ装置。
  5. 前記第2記憶部において第2利用者および第1情報に対応付けられた第2情報が記憶されている場合に、
    前記第3記憶部において前記受付情報が当該第1情報に対する第2情報を当該第2利用者の端末装置から受け付けていないことを示しているとき、
    前記第1提示部は、当該第1情報を当該第2利用者の端末装置に提示させるのを抑止する
    ことを特徴とする請求項4に記載のサーバ装置。
  6. 前記第1記憶部は、決定された第1利用者のそれぞれに対応付けて第1情報を記憶し、
    前記決定部により決定された2以上の第1利用者のそれぞれによる要求に応じて、当該利用者に対応する第1情報を更新する第1情報更新部を、
    備えることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載のサーバ装置。
  7. 前記第3記憶部において第1情報に対する第2情報が第2利用者の端末装置から受け付けられていることを前記受付情報が示している場合、
    前記第2提示部は、前記第2記憶部に記憶された第2情報であって当該受付情報に対応付けられた第2情報を、当該受付情報に対応付けられた第1利用者の端末装置に提示させる
    ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載のサーバ装置。
  8. 複数の利用者のそれぞれによって各々が操作される端末装置と通信可能なサーバ装置の制御方法であって、
    前記複数の利用者のうち、第1利用者と、当該第1利用者を除いた1以上の第2利用者とを決定するステップと、
    複数の第1情報を記憶する第1記憶部から読み出した第1情報を、前記第2利用者の端末装置に提示させるステップと、
    提示された第1情報に対する第2情報を前記第2利用者の端末装置から受け付けるとともに、受け付けた第2情報を当該第1情報および当該第2利用者に対応付けて第2記憶部に記憶させるステップと、
    前記第2記憶部に記憶された第2情報を、前記第1利用者の端末装置に提示させるステップと、
    を具備することを特徴とするサーバ装置の制御方法。
  9. 複数の利用者のそれぞれによって各々が操作される端末装置と通信可能なコンピュータを、
    前記複数の利用者のうち、第1利用者と、当該第1利用者を除いた1以上の第2利用者とを決定する決定部、
    複数の第1情報を記憶する第1記憶部から読み出した第1情報を、前記第2利用者の端末装置に提示させる第1提示部、
    提示された第1情報に対する第2情報を前記第2利用者の端末装置から受け付けるとともに、受け付けた第2情報を当該第1情報および当該第2利用者に対応付けて第2記憶部に記憶させる受付部、および、
    前記第2記憶部に記憶された第2情報を、前記第1利用者の端末装置に提示させる第2提示部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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