JP5845200B2 - メッセージ閲覧システム、サーバ、端末装置、制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、文章の感情を特定できない場合であっても、利用者に興味を抱かせることが可能な技術を提供することにある。
なお、ここでいうメッセージ閲覧システム(1)は、管理サーバ(10)と端末装置(20)とで構成されるものであり、また、画面とは、利用者が操作する端末装置(20)の表示部(211)で表示されるものである。メッセージとは、本文である文字情報をいうときもあるが、これに限られず、静止画や、動画像、音声であっても良いし、これらを含んでも良い。したがって、メッセージの閲覧には、動画像や音声などの再生も含まれる。また、利用者の投稿とは、利用者が操作する端末装置からメッセージを投稿することをいう。
ここで、コンピュータをサーバ(10)として機能させるプログラムは記録媒体に記録されても良い。この記録媒体を用いれば、例えば上記コンピュータに上記プログラムをインストールすることができる。ここで、上記プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
また、コンピュータを端末装置(20)として機能させるプログラムについても同様に記録媒体に記録されても良い。コンピュータを端末装置として機能させるプログラムには、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶される上記プログラムのコードは、端末装置(20)で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでも良い。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置(20)で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、上記プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置(20)で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていても良い。
この図に示されるように、メッセージ閲覧システム1では、管理サーバ10とSNSサーバ50と複数の端末装置20−1、20−2、20−3、…とが、インターネットNa、ゲートウェイ12および移動通信網Nbを介して接続された構成となっている。
SNSサーバ50は、SNS運営者によって運営されるものであり、メッセージ閲覧システム1の外部に設けられている。このSNSサーバ50は、SNS会員(以下、単に「会員」という。)同士が交流するためのSNS(第1サービス)を提供するために、会員に関する情報や、会員から投稿されたメッセージなどを管理する。
本実施形態では、管理サーバ10は、会員のうち、後述する条件を満たした利用者に、後述する第1機能から第4機能までのサービス(第2サービス)を提供する。このため、管理サーバ10は、第1機能から第4機能までのサービスの提供に必要な情報を管理する。
なお、以下においては、会員のうち、第1機能から第4機能までのサービスの提供を受ける利用者によって操作される端末装置20−1、20−2、20−3、…について、端末装置を特定せずに一般的に説明するために、符号のうち「−(ハイフン)」以下を省略して単に「20」とする。
端末装置20は、移動通信網Nbに限られず、無線LAN(Local Area Network)に接続される構成であっても良い。無線LANに接続される構成において、端末装置20は、無線基地局(アクセスポイント)およびインターネットNaを経由して、上記SNSサーバ50と管理サーバ10に接続される。また、端末装置20は、携帯電話機に限られず、タブレット型のコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などでも良い。
また、図1では、SNSサーバ50と管理サーバ10とのそれぞれを1台で構築しているが、2台以上に分散(仮想的な1台のサーバで構成)させても良い。
一方で、SNSサーバ50と管理サーバ10とを1台で構築しても良い。
また、管理サーバ10がSNSサーバ50と端末装置20とを中継するように構成しても良い。
SNSサーバ50で管理される会員から投稿されたメッセージは、メッセージ閲覧システム1に係る端末装置20以外のインターネットNaを介して接続される外部コンピュータからもアクセス可能である。しかしながら、メッセージ閲覧システム1に係る端末装置20からアクセスした場合には、後述する第1機能から第4機能までのサービスの提供を受けることが可能である。
CPU201は、記憶部205に記憶された各種のプログラムを実行することで端末装置20の各部を制御する。記憶部205は、不揮発性メモリなどであり、上記サービスを提供するためのアプリケーションプログラムや、後述するアバター(利用者画像)などを格納する。このアプリケーションプログラムは、特定の配信サイトからダウンロードされて、端末装置20にインストールされたものである。通信部204は、移動通信網Nbや無線LANなど介して管理サーバ10と通信する。RTC206は、現在時刻の時間情報を出力する。
ここで、検出可能なタッチ操作の種類には、例えばタップ、フリック、ドラッグ、ピンチ等が含まれる。このうち、タップとは、表示画面を指で軽く叩く操作である。フリックとは、画面に表示された対象物を指で軽く払う操作である。ドラッグとは、画面に表示された対象物を指で接触させた状態で移動させる操作である。ピンチとは、表示画面に二本の指を接触させた状態で広げたり狭めたりする操作である。
すなわち、第1機能では、端末装置20において主体者を含む複数人がグループ化される。このグループ化に際し、端末装置20の利用者である主体者は、グループに他の会員を登録したり、反対に登録した他の会員を削除したりして、グループを編集する。この編集の際に、会員に対応するアバターが表示部211に表示される、というサービスが主体者に提供される。
次に、第2機能では、グループの構成員に対応したアバターが、当該構成員の投稿や応答に応じた配置で表示される、というサービスが提供される。
さらに、第3機能では、各アバターが、当該構成員の投稿内容や投稿形式に応じたモーションで表示される、というサービスが提供される。
そして、第4機能では、主体者が、ある仲間の投稿に対し、アイコンのタップ操作や、利用者のアバターをタッチ操作等することによって応答したとき、当該仲間のアバターが、応答操作に応じたモーションで表示される、というサービスが提供される。自己の投稿に対して、別の仲間が応答したときに、自己に対応するアバターに、当該応答内容に応じたモーションやアイコンが付加される。
なお、各機能のサービスの提供するための動作説明については、適宜分けて説明することにする。
ここで、本実施形態においては説明の便宜上、「応答」を次の4形式としている。すなわち、投稿に対する驚きを示す「クラッカー」、投稿に対する感嘆を示す「へぇ」、投稿に対する賛同、賞賛等を示す「イイネ」、および、投稿に対してテキストで返信する「コメント」の4形式としている。
なお、「投稿」および「応答」については、例えば「転送」等のこれらの以外の形式が加わっても良いのはもちろんである。
また、「応答」については、その「応答」の元となる「投稿」の投稿IDと投稿した会員IDとに紐付けられるとともに、応答した利用者の会員IDと当該応答の形式に応じた投稿IDと応答内容と発信日時とに対応付けられてSNSサーバ50の記憶部または管理サーバ10の記憶部105に記憶される。
詳細には、「投稿」と、「応答」のうち「コメント」とは、SNSサーバ50の記憶部に投稿IDと関連付けて記憶される。一方、「応答」のうち「コメント」以外については、管理サーバ10の記憶部105に記憶される。つまり、SNSサーバ50の記憶部に記憶される「投稿」と「コメント」とは、インターネットNaを介して接続される外部コンピュータからもアクセス可能である。一方、「応答」のうち「コメント」以外については、本メッセージ閲覧システム1に係る端末装置20、すなわち、会員のうち、第1機能から第4機能までのサービスの提供を受ける利用者によって操作される端末装置20のみからしかアクセスできない。
なお、「投稿」および「応答」が、あるグループの構成員に対して発信される場合には、当該「投稿」および「投稿」は、当該グループを特定する情報(グループID)に対応付けられる。また、SNSサーバ50の記憶部に記憶される「投稿」と、「応答」のうち「コメント」とを対応付けた記憶内容や、管理サーバ10の記憶部105に記憶される「コメント」以外によって投稿・応答履歴が形成される。このような投稿・応答履歴を用いた画面の一例については、後述することにする。
まず、実施形態に係るメッセージ閲覧システム1において、上記第1機能のサービスを提供する際の動作について説明する。
この図に示されるように、管理サーバ10側では、CPU101がサービスプログラムを実行することによって受付部151および管理部152が構築される。一方、端末装置20側では、CPU201がアプリケーションプログラムを実行することによって、入力指示部251、描画部252および表示制御部253が構築される。詳細には、主体者が主に上記第1機能によるサービスの提供を受けるための操作をしたときに、管理サーバ10と端末装置20とで図4に示される機能ブロックが構築される。
なお、この図では、インターネットNa、ゲートウェイ12および移動通信網Nbについては、データを単に中継するのみであるので、図示を省略している。
なお、図4においては、説明の便宜上、ある1台の端末装置20に着目して、当該端末装置20と管理サーバ10との情報やメッセージなどの授受について図示しているに過ぎない。管理サーバ10の受付部151、管理部152は、実際には、複数の端末装置20から情報を受け付け(あるいは、受信し)、逆に、管理部152は、複数の端末装置20に情報を送信する。
このうち、ユーザ登録テーブルは、SNSサーバ50でSNSに登録されている会員のうち、第1機能から第4機能までのサービスの提供を受ける利用者を、図5に示されるように、複数の英数字で一意に識別する会員IDと、例えば通し番号で識別する利用者IDとを対応付けて記憶するテーブルである。本実施形態において、SNSによって提供されている既存のサービスを利用している会員の全てが、第1機能から第4機能までのサービスを利用しているとは限らないため、第1機能から第4機能までのサービスを提供するために利用者IDを付与して利用者を特定することにしている。
これにより、会員IDが付与された会員であっても、ユーザ登録テーブルにおいて利用者IDが登録されていなければ、第1機能から第4機能までのサービスの提供を受けることができる利用者ではない、逆にいえば、ユーザ登録テーブルにおいて会員IDと利用者IDとが対応付けられていれば、当該会員は第1機能から第4機能までのサービスを提供することができる利用者である、と管理部152が判別することができる。
グループテーブルでは、図6に示されるように、主体者に対してグループIDで識別されるグループが1または複数登録される。
各グループには、グループ名称が付与されるとともに、主体者を中心とした仲間aから仲間iまでにわたって利用者のSNSの会員IDが設定される。SNS上で仲間関係(友達関係)が構築されている会員IDについては、管理部152がSNSサーバ50に問合せることで取得される。仲間は、SNSの会員ではあるものの、第1機能から第4機能までのサービスを利用している利用者とは限らないため、会員IDで管理することになっている。
したがって、主体者については、SNSの会員であって、第1機能から第4機能までのサービスの提供を受けるかことができる利用者であるが、主体者が設定したグループを構成する仲間については、当該会員であるものの、第1機能から第4機能までのサービスの提供を受けることができない者、すなわち非利用者である場合がある。
図6の例において、矢印で示されるグループは、利用者IDが「1」である利用者が1番目に設定したグループであり、「チームA」というグループ名称が付与されて仲間aから仲間hまで設定されて、仲間iが未設定の状態である。
画像記憶部261には、例えば次のようにして、仲間および自己のアバターの画像情報が記憶される。詳細には、第1機能から第4機能までのサービスの提供を受けるため利用者として登録されるときに、当該利用者の分身としてのアバターが当該利用者によって作成、選択などされて、当該アバターの画像情報が利用者IDに対応付けられて記憶部105の画像記憶部121に記憶される。このため、第1機能から第4機能までのサービスの提供を受けることのできる利用者になるためには、自身を示すアバターの登録が必要となる。
ここで、主体者によって、あるグループに、ある仲間が登録されたときに、管理部152は、第1に、ユーザ登録テーブルを参照して、当該仲間の会員IDに利用者IDが付与されているか否かを判別する。管理部152は、第2に、当該仲間の会員IDに利用者IDが付与されていれば、当該利用者IDに対応したアバターの画像情報を、当該利用者IDとともに当該主体者の端末装置20の画像記憶部261に転送する。一方、管理部152は、第3に、当該仲間の会員IDに利用者IDが付与されていなければ、例えば黒アバター(規定画像)の画像情報を、当該会員IDとともに当該端末装置20の画像記憶部261に転送する。これにより、主体者の端末装置20においては、画像記憶部261に、登録した仲間に対応したアバターの画像情報が利用者ID(または会員ID)に対応付けられて記憶されることになる。
なお、自己のアバターについては、登録時に記憶部105(画像記憶部121)に記憶されたアバターの画像情報を、管理部151が、端末装置20に転送することによって、画像記憶部261に記憶される。
表示部211は、フレームバッファにレンダリングされた描画情報にしたがって画像を表示する。
一方、領域B2には、グループに登録する仲間の候補が、左右に並べられて配置している。なお、図において領域B2には三体のアバターのみが表示されているが、左右へのフリック操作によって、他のアバターを出現させて候補にすることができる。また、三体のうち、左右のアバターは、すでに仲間h、eとして登録されているので、重複登録を避けるための登録不可を示すマークが付与されている。
詳細には、領域B1については、表示制御部253は、管理部152に対し、グループIDが「1」であるグループの仲間a〜iについての情報を要求する。一方、管理部152は、グループテーブルを参照して、当該グループを構成する仲間a〜iの情報を取得する。これにより、管理部152は、仲間a〜hについては会員IDを、仲間iについては未設定である旨を、それぞれ取得する。次に、管理部152は、取得した会員IDに利用者IDが対応付けられているか否かについて、ユーザ登録テーブルを参照して判別する。管理部152は、取得した会員IDに利用者IDが対応付けられていれば、その利用者IDを、利用者IDが対応付けられていなければ、取得した会員IDを、それぞれ表示制御部253に返信する。なお、この例では、仲間a〜hの会員IDは、すべて利用者IDに対応付けられている。
なお、グループ編集の第1機能において仲間に対応する地点は、図8に示されるように、主体者を中心とするサークルであって、手前側を仲間iに対応する地点とし、反時計回りに、順次、仲間h、g、f、e、d、c、b、aに対応する地点として定められる。また、後述するように、第2機能以降において、仲間に対応する地点は、各種条件によって変更される場合がある。
なお、このようにアバターが登録されると、この操作情報が受付部151を介して管理部152に通知される。管理部152は、グループテーブルにおいて、当該グループの仲間iに、当該アバターに対応する会員IDを登録する。
また、領域B2において、元のアバターには、仲間iへの登録に伴って登録不可を示すマークが付与される。
この場合、当該仲間として登録された者には、アバターが登録(対応付けられて)いないので、予め定められた規定画像としての黒アバターが表示される。
なお、このようにアバターが削除されると、この操作情報が入力指示部251から受付部151を介して管理部152に供給されて、管理部152は、グループテーブルにおける当該グループから、ドラッグされたアバターに対応する会員IDを削除する。
このため、主体者が、黒アバターで表示されている会員に対して、第1機能から第4機能までのサービスを経由してコミュニケーションを図ろうとしたときに、次のような処理のいずれかが実行される。このような処理としては、第1に、黒アバターで表示されている会員が非利用者であるために、第1機能から第4機能までのサービスを経由したコミュニケーションが不可能である旨の画面を提示する処理(第1処理)、第2に、第1機能から第4機能までのサービスを経由してコミュニケーションするための操作を無効化する処理(第2処理)、および、第3に、当該会員に対して第1機能から第4機能までのサービスの提供を受けるための手続(登録)を促す処理(第3処理)、が挙げられる。
この通知画面では、例えば招待されたことを示すメッセージとともに、当該招待を承認することを指定するソフトウェアボタン293と、拒否することを指定するソフトウェアボタン294とが表示される。ここで、ソフトウェアボタン294が操作されたとき、この通知画面の表示が終了する一方、ソフトウェアボタン293が操作されたとき、第1機能から第4機能までのサービスの提供を受けることができる利用者として手続きをするためのサイトへ移行する。当該会員は、当該サイトにおいて自己を示すアバターなどを設定することによって、利用者として登録されることになる。
そして、表示制御部253は、特定利用者のうち、第2サービスが提供されない者(非利用者)の利用者画像として所定の規定画像(例えば黒アバター)を表示部211に表示させる。これにより、第1利用者(主体者)は、第1サービスを基本として、さらに別の第2サービスが提供される場合であっても、第2サービスの提供を受けている利用者と、第2サービスの提供を受けていない非利用者を容易に区別することができるようになる。ここで、第2サービスとは、利用者画像(例えばアバター)を利用したサービスであって、例えば、掲示板やチャットのようなコミュニティサービスやゲームなどである。
例えば図4では、描画部252および表示制御部253について端末装置20側に設けた構成を例示したが、図13に示すように、管理サーバ10側に設けた構成としても良い。この構成では、例えば管理サーバ10側の描画部252は、画像記憶部121に記憶されたアバターの画像情報を、管理部152を介して読み出すとともに、アバターの配置情報で示される地点に当該アバターを配置したウェブ画面を作成して、端末装置20に送信する一方、端末装置20は、ブラウザによって当該ウェブ画面を表示する。
この構成によれば、端末装置20側でアバターの画像情報を記憶する必要がないし、アバターの描画処理も不要となるので、端末装置20側での負担を軽減することができる。
次に、メッセージ閲覧システム1において、上記第2機能のサービスを提供する際の動作について説明する。
この図に示されるように、端末装置20側においては、第1機能のサービスを提供する際の機能ブロック(図4参照)に対して割当部254、位置決定部255および位置変更部256が加わるとともに、管理サーバ10側における記憶部105では、ユーザ登録テーブル、グループテーブルに加えて、親密度テーブルが管理される。
もっとも、方向性を問題とせずに、両者の和の平均値を親密度として扱っても良い。
まず、受付部151は、いずれかの端末装置20において、前回処理時から現時点までに利用者のいずれかによる応答があったか否かを判別する(ステップSa11)。応答があれば(ステップSa11の判別結果が「Yes」であれば)、受付部151は、当該応答の内容、形式を管理部152に通知し、管理部152は、親密度テーブルにおいて、当該応答の内容、形式に応じて基準利用者と対象利用者とを特定し、当該基準利用者からみた当該対象利用者への親密度を、当該応答の態様に応じて値だけアップさせる(ステップSa12)。
また例えば、ある利用者(基準利用者)の投稿に対して、別の利用者(対象利用者)がコメント以外の形式(クラッカー、へぇ、イイネ)で応答したとき、基準利用者からみた対象利用者への親密度が「3」だけアップされる(図16の(2)参照)。
そのほかにも、図16の(3)から(5)までの応答があったときにも同様に、親密度がアップされる。
基準利用者による投稿に対して対象利用者が応答してくれたとき、当該基準利用者からすれば当該対象利用者に一種の親近感を発生させる事象となるので、本実施形態では、基準利用者からみた対象利用者への親密度をアップさせる構成となっている。
一方、対象利用者による応答がなければ(ステップSa11の判別結果が「No」であれば)、ステップSa12におけるテーブルの更新がスキップされる。
一方、現在時刻が27時前または27時を過ぎて一律ダウン処理が終了した場合(ステップSa13の判別結果が「No」である場合)、ステップSa14におけるテーブルの更新がスキップされる。
なお、投稿と、応答のうち「コメント」についてはSNSサーバ50に記憶され、応答のうち「コメント」以外については管理サーバ10に記憶されているので、管理部152は、SNSサーバ50と、自己の記憶部105との双方にアクセスして、投稿・応答履歴を取得することになる。
ステップSa15の判別結果が「Yes」であれば、管理部152は、当該仲間である者(主体者)からみた当該投稿をした者(対象利用者)に対する親密度を「3」だけダウンさせる(ステップSa16)。これにより、ある者の投稿に対して仲間が一定期間応答しなかったときに、当該仲間からみた投稿者への親密度がダウンされる(図16の(7)参照)。
まず、第2機能によるサービスを所望する主体者は、端末装置20における入力指示部251に対するタッチ操作等によって当該サービスの提供を受けたい旨を指示するとともに、表示させたいグループを選択する。入力指示部251は、選択されたグループのグループIDを主体者の利用者IDとともに出力し、受付部151は、当該利用者IDおよび当該グループIDの情報を管理部152に通知する(ステップSb11)。
なお、ここでいう最終投稿時間とは、仲間が最後に投稿した時間をいう。
本実施形態において、グループの利用者に対応したアバターの基準位置については、平面視したときに主体者を中心にした仮想円であって、互いに一定距離を保った地点に配置させる状態が基本であり、この基本配置の状態から投稿、応答や親密度に応じて表示位置を変更する構成となっている。なお、平面視の状態を表示部211に表示させると、立体感に乏しくなるので、本実施形態では、後述する例のように配置を俯瞰状態で表示することにしている。ただし、俯瞰状態では距離感を正しく表すことができない場合があるので、配置および距離については平面視した状態で説明することにする。
この図において、C0は、グループの構成員に対応するアバターを配置する際に基準となる地点である。地点C0を中心とした円周Dと、地点C0からみて6時の方向に延在する直線との交点が地点C9である。地点C9から時計回りで順に地点C8、C7、C6、…、C2、C1が等間隔で配置している。換言すれば、地点C1〜C9は、地点C0を中心として40度の角度ずつ順次回転させた9本の放射状直線と円周Dとの各交点である。
また、地点C0〜C9は、それぞれに割り当てられたアバターを表示する際の基準となる。このため以下においては、地点C0〜C9は、それぞれに割り当てられたアバターの基準位置ということになる。
したがって、最終投稿時間が三日以上経過している仲間のアバターについては、投稿時間の順にしたがった割当の対象から除外されることになる。
また例えば、ある利用者が投稿したときに、その投稿に対して、他の利用者による1以上の応答があったときに、その応答のうち、最終の応答時間を、その利用者の判断根拠としても良い。
これにより、位置決定部255では、例えば図24に示されるような一次配置が決定される。なお、図24の一次配置は、仲間a〜iにそれぞれ図7に示されるようなアバターが対応している場合であって、投稿順が、最新のものから仲間c、d、h、e、g、b、a、f、iである場合であって、図20に示した規則にしたがって基準位置C1〜C9を割り当てた場合の例である。
ここで、表示グリッドとは、図23(b)において「+」字で示されるような格子点であって、表示部211において、複数ピクセルおきに縦および横方向に仮想的に配列したものである。
位置決定部255は、表示グリッドのうち、基準位置に対応するピクセルに最も近いものに「合わせ位置」が一致するようにアバターの立ち位置を決定する。仲間eに対応するアバターでいえば、図23(c)で示されるように立ち位置を決定する。後述する位置変更部256についても、合わせ位置をグリッドに一致させてアバターを描画したときの状態をシミュレートした上で、アバターの立ち位置を変更する。
この図において、基準範囲Ar0は、基準位置C0を中心とした円の内側領域である。基準範囲Ar1〜Ar9の各々も同様に、それぞれ基準位置C1〜C9を中心とした円の内側領域である。なお、基準範囲Ar0の半径は、基準範囲Ar1〜Ar9の各半径よりも大きいが、この大小関係については任意である。
このため、図に示されるように、位置決定部255は、基準位置C9に割り当てられた仲間(基準利用者)に対応するアバターについて、当該基準位置C9から基準位置C2に向かって、基準位置C2に割り当てられた仲間(対象利用者)への親密度の大きさに応じた距離の立ち位置Ca9に移動させる。
また、ここでの説明は、基準利用者からみた1人の対象利用者への親密度で説明しているが、実際には、複数の対象利用者への親密度が発生している場合もある。複数の対象利用者への親密度が発生している場合、位置決定部255は、基準利用者に対応するアバターを、例えば個々の対象利用者への親密度に応じて移動した点集合の重心に移動させる。
なお、投稿に対する応答が存在しなければ(ステップSb17の判別結果が「No」であれば)、ステップSb18の処理はスキップする。
詳細には、位置変更部256は、グループの構成員による投稿に対して他の構成員による応答が紐付けられている場合に、当該応答者に対応するアバターの立ち位置を、投稿者に対応するアバターの立ち位置に接近した投稿者接近位置に変更する(三次配置)。
この図において、投稿者接近位置とは、本実施形態にあっては、対象となる応答者の基準位置と投稿者に対応するアバターの立ち位置とを結ぶ直線上であって、投稿者に対応するアバターの立ち位置から距離rだけ離れた地点としている。
例えば基準位置C2にアバターが割り当てられた仲間の投稿に対し、基準位置C1にアバターが割り当てられた仲間が応答したとき、位置変更部256は、基準位置C1に割り当てられたアバターの立ち位置を、基準位置C2に割り当てられたアバターの立ち位置Ca2に向かった投稿者接近位置Cb1に変更する。
また、例えば基準位置C9にアバターが割り当てられた仲間の投稿に対し、基準位置C8にアバターが割り当てられた仲間が応答したとき、位置変更部256は、基準位置C8に割り当てられたアバターの立ち位置を、基準位置C9に割り当てられたアバターの立ち位置Ca9に向かった投稿者接近位置Cb8に変更する。
なお、投稿者接近位置については、上記に限られず、基準範囲から超えて投稿者に接近すれば良い。このため、投稿者の基準位置から距離rだけ離れた地点としても良い。
そこで、位置変更部256は、次のようにして、顔が隠れないようにアバターの立ち位置を微修正する(ステップSb20)。
位置変更部256では、微修正に係るアバターを、変更された移動情報に基づいて再度、配置し直す。これにより、図23(f)に示されるように、アバター同士が接近しても、互いの顔部分が視認されるように微修正される。
なお、図26の三次配置において、仲間bのアバターの顔部分についても、仲間iのアバターによって隠されるので、仲間iのアバターに接近する仲間bのアバターを、顔部分が隠れない地点まで移動させる(接近方向とは逆方向に戻す)ように微修正し、この微修正についての移動情報を得る。
終了後、ある程度の時間が経過して、再び、アバター配置処理の実行が指示されると、それまでの期間において、親密度テーブルの内容が更新されるので、アバターの表示位置は、前回の実行時とは異なり、再度実行指示における投稿や応答、親密度に応じて変更される。特に、投稿がなされると、最終投稿時間が更新されるだけでなく、基準位置への割り当ても変更されることになる。
ここで、例えば、アバター配置処理が再び実行されて四次配置が決定されたときに、前回の表示されたアバターの立ち位置から、今回の四次配置で決定された位置まで、各アバターが歩いて移動するようなモーションが与えられると、前回から今回の状態変化をアバターのモーションで視覚的に知ることができる。
これにより、複数の利用者のうち、一部または全部である複数の特定利用者に対応した利用者画像(例えばアバター)は、当初、画面における基準位置に割り当てられて、当該基準位置を表示位置として決定される。その後、ある利用者の投稿に対して別の利用者が応答すると、当該別の利用者(応答者)に対応した利用者画像の表示位置が、投稿した利用者(投稿者)に対応した利用者画像に接近した位置に変更される。このため、自分以外の利用者の投稿に対して応答した利用者を一見して把握することができる。
そこで、上述したように一次配置、二次配置および三次配置に対応した状態で順番にアバターを表示部211に表示させると、一旦、二次配置の表示画面で親密度を反映した立ち位置でアバターが表示されるので、グループ構成員における親密度をアバターの立ち位置で正しく表示する機会が担保されることになる。
仲間a〜iに対応するアバターを基準位置C1〜C9にそれぞれ固定的に割り当てた場合の一次配置は、図29に示される通りとなる。固定的に割り当てた場合において、四次表示画面の終了後、ある程度の時間が経過して、再び、アバター配置処理の実行が指示されたときに、それまでの期間において親密度テーブルの内容が更新されていても、一次配置においてアバターに割り当てられる基準位置は変更されない。したがって、固定的に割り当てた場合には、主体者からみれば、自己を含めた構成員の親密度変化を感じ取りやすくなる。
例えば図30に示されるように、投稿者のアバターの周辺に、円形の固定位置(1)〜(9)を設けて、当該投稿者に対して応答があった場合に、当該投稿者からみた応答者の親密度と当該応答者からみた当該投稿者の親密度との平均値が高い順に固定位置(1)、(2)、(3)、…、を割り当てて当該応答者のアバターを配置するようにしても良い。このとき、固定位置(1)〜(9)の各々については、それらの中心点を「合わせ位置」としてアバターが描画されてもアバター(の顔部分)が重ならないように配置が定められているのが望ましい。
このような固定位置に応答者のアバターを配置させる構成にすると、投稿に対して多数の仲間が応答しても、見難くなることはないし、また、応答者と投稿者との親密度の順番を知ることもできる。さらに、顔が隠れないようする処理(図23の(d)、(e)、(f)参照)を不要とすることができる。
この構成では、例えば表示部211で表示すべき画面を管理サーバ10側で作成して、ウェブ画面として端末装置20に送信し、端末装置20がブラウザによって当該ウェブ画面を表示する構成となる。また、この構成では、管理サーバ10側の描画部252は、画像記憶部121に記憶されたアバターの画像情報を、管理部152を介して読み出して用いる。この構成によれば、画像記憶部261においてアバターの画像情報を記憶する必要がないし、アバターの描画処理も不要となるので、端末装置20側での負担を軽減することができる。
メッセージ閲覧システム1において、上記第3機能のサービスを提供する際の動作について説明する。
この図に示されるように、端末装置20側では、第1機能の機能ブロック(図4参照)に対して判別部257、設定部258が構築されるとともに、記憶部205では、画像記憶部261に加えてキーワード記憶部262、モーション記憶部263が管理される。
第3機能では、アバターに対応した仲間による投稿があった場合に、当該投稿に含まれる文章から感情が特定できたとき、アバターには当該感情に応じてモーション(動き)が与えられる。本実施形態においては、感情に応じたモーションとして例えば「喜び」、「嬉しい」、「怒り」、「悲しみ」、「疑問」および「焦り」の6形式が想定されている。一方、感情が特定できないとき、アバターには当該投稿の形式に応じたーションが与えられる。上述したように本実施形態においては、投稿の形式として「つぶやき」、「日記」、「フォト」および「チェックイン」の4形式が想定されている。ここで、感情が特定できないときや当該投稿の形式が「チェックイン」であれば、アバターには投稿の形式に応じたモーションが与えられる。この「チェックイン」については、投稿内容に感情表現が含まれないことが多いため感情の特定を判断せず、「飲食系」、「買い物」および「その他」の3形式に応じたモーションが与えられる。
なお、「チェックイン」の形式は、例えば投稿の文章に含まれる属性データで識別される。
また、アバターに対応した仲間が一定期間にわたって投稿しない場合、アバターは待機しているようなモーションが与えられる。なお、モーションの形式については、これらに限られないことはいうまでもない。
図34は、キーワード記憶部262の記憶内容を示す図である。この図に示されるように、キーワード記憶部262では、上記6形式の感情のそれぞれに、当該感情を特徴付ける感情キーワードが1以上対応付けられて記憶されている。感情には、図に示されるように優先度が規定されている。これは、1つ投稿から複数の感情が特定されときに、優先度の高い感情のいずれか1つが特定できるようにするためである。なお、感情キーワードには、感情に関係する単語のほかに、感情を表現する際に用いられる、いわゆる顔文字も含まれる。また、この記憶内容は、例えば管理サーバ10の記憶部105に記憶されていたものをキーワード記憶部262に転送したものが用いられる。
このようなモーション情報は、アバター毎に対応させても良いし、各アバターにわたって共通化したものを用いても良い。
なお、このモーション情報は、例えば管理サーバ10の記憶部105に予め記憶されていたものをモーション記憶部263に転送したものが用いられる。
また、アバターの画像情報が、ビットマップデータで規定されている場合、モーション情報は、その感情や投稿形式などをコマ送りで表現するビットマップデータの集合体であれば良い。
続いて、判別部257は、取得した最終投稿時間からRTC206で示される現在時刻までの期間が一定期間(例えば三日)以上であるか否かを判別する(ステップSc12)。
なお、(a)の柔軟体操は、アバターの両腕を回転させるモーションであり、(b)の挨拶は、アバターの右手を挙げるモーションであり、(c)の睡眠は、イビキを示す擬声語を図に示されるように順番に繰り返して表示するモーションである。
そして、判別部257は、この集計値から、当該投稿の感情が特定できたか否かを判別する(ステップSc17)。詳細には、判別部257は、集計値がすべてゼロでないとき、判別結果を「Yes」として、すなわち感情を特定できたと判別する。このとき、判別部257は、集計値が最大なものをその投稿の感情として特定し、集計値が同じものがあれば、図34において優先度の高い方を、当該投稿の感情として特定して、その特定結果を設定部258に通知する。
すなわち、「喜び」は、図36(a)で示されるように、アバターの両腕を上げ下げさせて万歳するモーションであり、「嬉しい」は、同図(b)で示されるように、アバターの上半身を視線方向からみて左右に揺らすモーションであり、「怒り」は、同図(c)で示されるように、アバターの両肩を震わすモーションである。また、「悲しみ」は、同図(d)で示されるように、アバターの両目から涙が溢れるモーションであり、「疑問」は、同図(e)で示されるように、アバターが首をひねるモーションであり、「焦り」は、同図(f)で示されるように、アバターから汗が噴き出るモーションである。
設定部258は、着目しているアバターに対し、特定されたスポットカテゴリーに対応するモーションを選択する(ステップSc21)。詳細には、設定部258は、特定されたスポットカテゴリーが飲食系であれば、図38(a)で示されるように、アバターがカップで珈琲を飲むモーションを選択し、買い物系であれば、同図(b)で示されるように、左手に紙袋を提げて、上半身を左右に揺らしながら歩くモーションを選択する。なお、設定部258は、特定されたスポットカテゴリーが飲食系でも買い物系でもないとき、同図(c)で示されるように、その他として、左手に持った旗を振り回すようなモーションを選択する。なお、チェックインの形式については、投稿の際に取得した店舗情報や位置情報などから特定される。
この表示画面では、「投稿」同士を比較したとき、上に位置するものほど時間的に後になされた例である。例えば、(3)の「投稿」と(5)の「応答」とを比較したときに、上に位置する(3)の「投稿」は(5)の「投稿」よりも時間的に後になされている。また、同じ「投稿」に紐付けられた「応答」同士を比較したとき、上に位置するものほど時間的に後になされた例である。例えば同じ(3)の「投稿」に紐付けられた(1)、(2)の「応答」同士を比較したとき、上に位置する(1)の「応答」は(2)の「応答」よりも時間的に後になされている。
いずれの「投稿」および「応答」には、それを発信した者を示すためのアバターの簡易画像とともに、名前、形式、発信日時、テキスト(メッセージ)が関連付けられて表示される。また、「日記」に対応するテキストは一部しか表示できないので、詳細な表示に移行するためのソフトウェアボタン324が表示されている。
なお、ボタン313が主体者によって操作されると、入力フィールド311に入力されたテキストが、入力指示部251、受付部151、管理部152を介してSNSサーバ50に供給されて、投稿した主体者の会員IDと投稿ID(つぶやきID等)とテキストと発信日時とグループIDに対応付けられて投稿・応答履歴に追加記憶される。
さらに、設定部258は、利用者からの投稿が特定形式以外(例えば「チェックイン」)の場合に、投稿の形式に対応したモーション情報を選択するようにしても良い。つまり、感情の種類を特定しにくい投稿形式に対しては、判別部257での感情の種類を特定の判別を行わないようにすることも可能である。
これにより、投稿が特定形式であって、投稿の文章から感情が特定できたときには、当該感情に対応したモーションが当該投稿をした利用者の利用者画像(例えばアバター)に設定され、投稿の文章から感情が特定できないときには、投稿の形式に応じたモーションが当該利用者の利用者画像に設定される。したがって、複数の利用者のいずれから投稿があったときに、利用者画像に様々なモーションを与えることができるだけでなく、そのモーションから投稿の文章内容や投稿の形式を一見して知らせることができるので、サービスの提供を受ける利用者に興味を抱かせることが可能になる。
この構成では、例えば表示部211で表示すべき画面を管理サーバ10側で作成して、ウェブ画面として端末装置20に送信し、端末装置20がブラウザによって当該ウェブ画面を表示する構成となる。この構成では、モーション記憶部およびキーワード記憶部は、管理サーバ10側の記憶部105に記憶される。また、この構成において、管理サーバ10側の判別部257は、管理部152を介してキーワード記憶部にアクセスし、設定部258は、同様に管理部152を介してモーション記憶部にアクセスする。なお、この構成では、時間情報の取得は、管理サーバ10側のRTC106が用いられる。この構成によれば、端末装置20側に、キーワードの抽出や、モーション情報の設定、アバターの描画処理などが不要となるので、端末装置20側での負担を軽減することができる。
さらに、複数の形式のうち特定形式の投稿の文章からキーワード記憶部に記憶されたキーワードが含まれるか否かで感情の種類のいずれかを特定できるか、いずれも特定できないかを判別する判別部257を備える。そして、利用者からの投稿が特定形式(例えば「つぶやき」、「日記」、「フォト」)の場合で、判別部257で感情の種類を特定できたとき、特定した感情に対応したモーション情報を選択し、選択したモーション情報に基づいて、当該投稿した利用者に対応した利用者画像のモーションを設定する設定部258を備える。
くわえて、設定部258は、判別部257で特定できなかったときは、特定形式に対応したモーション情報を選択する構成としても良いし、利用者からの投稿が特定形式以外(例えば「チェックイン」)の場合に、投稿の形式に対応したモーション情報を選択するようにしても良い。
第3機能のサービスの提供にあたって、図32に示されるように画像記憶部が端末装置20に構築される場合には、描画部252が当該画像記憶部を参照するので、画像参照部として機能する。また、図42に示されるように画像記憶部が管理サーバ10に構築される場合には、管理部152が当該画像記憶部を参照するので、画像参照部として機能する。なお、特に図示しないが、画像記憶部が外部サーバに構築される場合には、描画部252、管理部152または別途の機能ブロックが外部サーバにおける画像記憶部を参照する。このため、描画部252、管理部152または別途の機能ブロックのいずれかが画像参照部として機能する。
図32に示されるようにキーワード記憶部が端末装置20に構築される場合には、判別部257が当該キーワード記憶部を参照するので、キーワード参照部として機能する。また、図42に示されるようにキーワード記憶部が管理サーバ10に構築される場合には、管理部152が当該キーワード記憶部を参照するので、キーワード参照部として機能する。なお、特に図示しないが、キーワード記憶部が外部サーバに構築される場合には、判別部257、管理部152または別途の機能ブロックのいずれか外部サーバにおけるキーワード記憶部を参照するので、当該いずれかがキーワード参照部として機能する。
同様に、図32に示されるようにモーション記憶部が端末装置20に構築される場合には、設定部258が当該モーション記憶部を参照するので、モーション参照部として機能する。また、図42に示されるようにモーション記憶部が管理サーバ10に構築される場合には、管理部152が当該キーワード記憶部を参照するので、モーション参照部として機能する。なお、特に図示しないが、モーション記憶部が外部サーバに構築される場合には、設定部258、管理部152または別途の機能ブロックが外部サーバにおけるモーション記憶部を参照するので、設定部258、管理部152または別途の機能ブロックのいずれかがモーション参照部として機能する。
続いて、メッセージ閲覧システム1における上記第4機能について説明する。
この第4機能においては、第2機能における四次配置に基づく表示画面に対して、投稿があったことを示す吹き出しが図43に示されるように表示される。なお、投稿がなければ、吹き出しが示されない。
この図に示されるように、端末装置20側においては、第1機能の機能ブロック(図4参照)に対して判別部257、設定部258が構築されるとともに、記憶部205では、画像記憶部261に加えてモーション記憶部263および絵柄記憶部264が管理され、管理サーバ10側における記憶部105ではリアクションテーブルが管理される。
ここで、応答形式については、本実施形態では、アイコン操作等する形式と、投稿した仲間に対応したアバターをタッチ操作等する形式と、コメントで応答する形式との3形式に分けられる。このうち、アイコン操作等による応答形式とアバターのタッチ操作等による応答形式とは、それぞれ定型応答文に対応している。詳細には、アイコン操作等による応答形式には、定型応答文に対応した「クラッカー」、「へぇ」および「イイネ(ハート)」の3形式があり、アバターのタッチ操作等による応答形式には、定型応答文に対応した「パンチ」、「胴上げ」、「くるくる」および「なでなで」の4形式がある。
モーション記憶部263は、アイコン操作等による3形式と、アバターのタッチ操作等による4形式とのそれぞれに対応したアニメーション情報およびモーション情報を記憶する。
絵柄記憶部264は、アバターに対し応答形式に応じて付加されるアイコンを記憶する。このアイコンは、例えば管理サーバ10の記憶部105に記憶されていたものを絵柄記憶部264に転送したものが用いられる。
なお、アイコンは、応答形式を規定するものと、アバターに対し当該応答形式に応じて付加表示されるものとの2種類があるので、混同を避けるために、後者に係るアイコンを絵柄画像と称することにする。
また、利用者の応答内容を記録するためのものがリアクションテーブルであり、管理サーバ10の記憶部105に記憶される。
これらの図に示されるように、各投稿には、SNSサーバ50にて一意に識別するためのIDがそれぞれ付与される。そして、一つの投稿に対し応答があったとき、応答者の利用者ID毎に、各応答形式におけるリアクション数の合計値が記憶される。
なお、図45および図46では、リアクションテーブルを投稿形式で分類したが、投稿形式を特定する識別IDを投稿毎に付与して、1つのテーブルで管理しても良い。
なお、この図の表示画面では、アバターに対応した仲間が「つぶやき」の投稿したことによって、当該アバターに図37(a)のモーションが付与された例である(第3機能)。
また、アイコン281は、「クラッカー」に対応するものであり、枠272に示される投稿に対して驚きで応答する場合に用いられる。アイコン282は、「へぇ」に対応するものであり、当該投稿に対して感嘆で応答する場合に用いられる。アイコン283は、「イイネ(ハート)」に対応するものであり、当該投稿に対して賛同、賞賛等で応答する場合に用いられる。アイコン284は、「コメント」に対応するものであり、投稿に対してテキストで返信する場合に用いられる。アイコン285は、いわゆる閉じるボタンであり、仲間による投稿に対して応答することを終了して、図43の画面に戻ることを指示する場合に用いられる。
なお、「履歴」と付された吹き出し271をタッチ操作すると、例えば後述するように当該投稿および当該投稿に紐付けられた応答の履歴が時間の順で表示される。
なんらかの応答操作をしたと判別したならば(ステップSd11の判別結果が「Yes」であれば)、判別部257は、当該応答操作がいずれかのアイコンをタップした操作であるか否かを判別する(ステップSd12)。
この判別結果が「No」であれば、判別部257は、当該タップされたアイコンが閉じるボタンに相当するアイコン285であるか否かを判別する(ステップSd14)。このアイコン285がタップされたのであれば(ステップSd14における判別結果が「Yes」であれば)、このリアクション設定処理が終了する。
また例えば、アイコン282がタップされたのであれば、設定部258は、「へぇ」なる文字を絵柄画像として選択し、当該文字が初期サイズで画面下側から移動しながら拡大して、画面の中央部付近で停止するアニメーション情報を選択し、投稿者に対応するアバターが例えば2回うなずくモーション情報を選択する。なお、このように情報が選択されると、描画部252は、「へぇ」なる文字を初期サイズでアバターの足下近傍から浮かび上がりつつ徐々にサイズが拡大してアバターの頭部付近で停止し、当該アバターが2回うなずくように描画する。なお、アイコン282がタップされる毎に、例えば「へぇ」なる文字の初期サイズを10%ずつ拡大するように描画する。
図49は、アイコン283がタップされた場合の表示画面の例である。アイコン283がタップに応じて反転するとともに、アバターには、アイコン283へのタップに応じて喜ぶ(図36(a)参照)モーションが付与される。
ここで、応答した主体者は、投稿に対する応答者になる。このため、管理部152は、設定部258から通知された内容にしたがってリアクションテーブルを更新する(ステップSd16)。詳細には、管理部152は、対象となっている投稿の形式であって、投稿者に対応する利用者ID、主体者(応答者)の利用者ID、および、タップされたアイコンの種別に対応する回数を、通知されたタップ数分だけアップカウントする。
すなわち、アバターへのタッチ操作が頭部または腹部に対するタップであれば、応答形式が「パンチ」であると特定される。ここで、頭部に対するタップであれば、アバターがのけぞるようなモーション情報が選択され、腹部に対するタップであれば、アバターが前屈みとなるようなモーション情報が選択される。このとき、アバターが苦痛でゆがむような表情をモーション情報に加えても良い。
図50は、アバターの頭部がタップされた場合の表示画面の例である。タップされた部位が応じてヒットマーク286が表示される。
一方、アバターへの操作が繰り返し左右に往復させる軌跡を描くような操作であれば、応答形式が「くるくる」であると特定されて、アバターが回転するようなモーション情報が選択される。
さらに、アバターへのタッチ操作が頭部を左右に振る軌跡を描くような操作であれば、応答形式が「なでなで」であると特定されて、照れながら頭部を揺らすようなモーション情報が選択される。
なお、応答形式が「胴上げ」、「くるくる」、「なでなで」であると特定された場合のモーションについては特に図示はしないが、アバターが喜び、または、嬉しさの表情を浮かべるようなモーション情報を加えても良い。
また、これ以外のタッチ操作であれば、例えば当該タッチ操作が無効である旨を判別して何も処理を実行しない構成としても良い。
自己の投稿に対して他の利用者がどのように応答したのかについては、表示部211において中心に表示された自己のアバターに反映される。
また、例えば図52に示されるような画面が表示されたとき、「へぇ」という文字が出現していることから、自己の投稿に対して「へぇ」という応答があったことが判る。また、自己に対応するアバターには、「へぇ」に対応して例えば2回うなずくモーションが付与される。
一方、自己の投稿に対して応答が複数ある場合に、設定部258は、リアクションテーブルのうち、累計した値が最大である形式に対応したモーション情報を1つ選択するとともに、当該形式に対応した絵柄画像を選択して、描画部252が、選択に応じた画面を描画する構成としても良い。
この場合に、設定部258は、リアクションテーブルのうち、累計した値が大きい形式の順に、対応したモーション情報および絵柄情報を選択して、主体者に対応するアバターに設定しても良い。例えば、自己の投稿に対して応答の数が「イイネ(ハート)」、「へぇ」の順にあった場合に、図51に示した画面の後、図52に示した画像に変化することになる。モーションおよび絵柄画像の順序は、応答の形式毎に累計した値が大きい順に限られず、ランダムであっても良い。
なお、図52の画面において、「応答数」と付された吹き出し273がタップされると、図53に示されるように、リアクションの詳細(形式、累計値、相手の名前)が表示される。このうち「相手の名前」とは、例えば投稿に対して最も速く「応答」した者の名前であり。
一方で、自己の投稿に対して、別の利用者が応答したときに、自己に対応するアバターを、当該別の利用者による応答の形式に応じてモーションしたり、アバター周辺に絵柄画像がアニメーションで表示したりする。
この構成では、例えば表示部211で表示すべき画面を管理サーバ10側で作成して、ウェブ画面として端末装置20に送信し、端末装置20がブラウザによって当該ウェブ画面を表示する構成となる。この構成では、モーション記憶部およびキーワード記憶部は、管理サーバ10側の記憶部105に記憶される。また、この構成において、管理サーバ10側の判別部257は、管理部152を介してキーワード記憶部にアクセスし、設定部258は、同様に管理部152を介してモーション記憶部にアクセスする。なお、この構成では、時間情報の取得は、管理サーバ10側のRTC106が用いられる。この構成によれば、端末装置20側に、モーション情報の設定や、アバターの描画処理などが不要となるので、端末装置20側での負担を軽減することができる。
第4機能のサービスの提供にあたって、図44に示されるように画像記憶部が端末装置20に構築される場合には、描画部252が画像参照部として機能し、図56に示されるように画像記憶部が管理サーバ10に構築される場合には、管理部152が画像参照部として機能する。なお、特に図示しないが、画像記憶部が外部サーバに構築される場合には、描画部252、管理部152または別途の機能ブロックのいずれかが画像参照部として機能する。
同様に、図44に示されるようにモーション記憶部が端末装置20に構築される場合には、設定部258がモーション参照部として機能し、図56に示されるようにモーション記憶部が管理サーバ10に構築される場合には、管理部152がモーション参照部として機能する。なお、特に図示しないが、モーション記憶部が外部サーバに構築される場合には、設定部258、管理部152または別途の機能ブロックのいずれかがモーション参照部として機能する。
このような構成にあっては、SNSにおいて多数のグループが形成されるとともに、あるグループを構成する会員のうち、所定の手続きをした複数の利用者同士でメッセージの閲覧サービスが提供される。このとき、グループを構成する会員でメッセージの閲覧が可能となるのは、所定の手続きをした利用者であり、主体者の意志とは無関係である。このため、利用者に対応したアバターを当該利用者の投稿や応答に応じた配置で表示する場合に、端末装置で表示するには多すぎる状況も発生し得る。
そこで、このような構成において、割当部254は、あるグループを構成する会員でメッセージの閲覧可能な複数の利用者のうち、所定の選定条件を満たす例えば9名を、ステップSb13で主体者とともに特定利用者として選定し、当該特定利用者のアバターを投稿や応答に応じて配置しても良い。
なお、所定の選定条件の例としては、複数の利用者のうち、最新に投稿/応答した者の上位9名以内であることや、投稿数/応答数が多い上位9名以内であることなどが挙げられる。このような選定条件を導入したとき、例えば主体者以外のアバターは、その時々の状況に応じて変化することになる。また、所定の選定条件の他の例としては、主体者に予め選択された利用者であることなどが挙げられる。
上述した実施形態や、応用・変形の態様からは、文章の感情を特定できない場合であっても、利用者に興味を抱かせる技術を提供する、という観点より、以下の発明が把握される。
ここで、投稿に対する応答が前記複数の形式のいずれかの形式で選択可能であり、前記設定部(258)は、利用者からの応答が前記特定形式の場合で、前記判別部(257)で感情の種類を特定できたとき、特定した感情に対応したモーション情報を選択し、前記判別部(257)で特定できなかったときは前記特定形式に対応したモーション情報を選択し、選択したモーション情報に基づいて、投稿した利用者または応答した利用者に対応した利用者画像のモーションを設定しても良い。
Claims (9)
- 複数の利用者の間で、複数の形式のいずれかの1の形式の投稿によって交換されるメッセージの閲覧サービスを提供するメッセージ閲覧システムであって、
画面上で表示される利用者画像であって、前記複数の利用者のそれぞれに対応した利用者画像を記憶する画像記憶部と、
前記利用者画像のモーションを定義したモーション情報を、感情の種類または投稿の形式に関連付けて記憶するモーション記憶部と、
前記感情の種類に応じたキーワードを記憶するキーワード記憶部と、
前記複数の形式のうち、予め定められた1の特定形式の投稿の文章から前記キーワード記憶部に記憶されたキーワードが含まれるか否かで感情の種類のいずれかを特定できるか、いずれも特定できないかを判別する判別部と、
利用者からの投稿が前記特定形式の場合で、前記判別部で感情の種類を特定できたとき、特定した感情に対応したモーション情報を選択し、選択したモーション情報に基づいて、当該投稿した利用者に対応した利用者画像のモーションを設定する設定部と、
を備え、
前記設定部は、
前記判別部で特定できなかったときは、前記特定形式に対応したモーション情報を選択する
ことを特徴とするメッセージ閲覧システム。 - 前記設定部は、
利用者からの投稿が前記特定形式以外の場合に、前記投稿の形式に対応したモーション情報を選択する
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ閲覧システム。 - 前記設定部は、投稿が所定期間経過した場合に、前記設定されたモーションから初期状態のモーションに切り替える
ことを特徴とする請求項1または2に記載のメッセージ閲覧システム。 - 複数の利用者の間で、複数の形式のいずれかの1の形式の投稿によって交換されるメッセージを、端末装置で閲覧させるサービスを提供するメッセージ閲覧システムにおけるサーバであって、
画面上で表示される利用者画像であって、前記複数の利用者のそれぞれに対応した利用者画像を記憶する画像記憶部を参照する画像参照部と、
前記利用者画像のモーションを定義したモーション情報を、感情の種類または投稿の形式に関連付けて記憶するモーション記憶部を参照するモーション参照部と、
前記感情の種類に応じたキーワードを記憶するキーワード記憶部を参照するキーワード参照部と、
前記複数の形式のうち、予め定められた1の特定形式の投稿の文章から前記キーワード記憶部に記憶されたキーワードが含まれるか否かで感情の種類のいずれかを特定できるか、いずれも特定できないかを判別する判別部と、
利用者からの投稿が前記特定形式の場合で、前記判別部で感情の種類を特定できたとき、特定した感情に対応したモーション情報を選択し、選択したモーション情報に基づいて、当該投稿した利用者に対応した利用者画像のモーションを設定する設定部と、
を備え、
前記設定部は、
前記判別部で特定できなかったときは、前記特定形式に対応したモーション情報を選択する
ことを特徴とするサーバ。 - 複数の利用者の間で、複数の形式のいずれかの1の形式の投稿によって交換されるメッセージを、端末装置で閲覧させるサービスを提供するメッセージ閲覧システムにおけるサーバの制御方法であって、
画面上で表示される利用者画像であって、前記複数の利用者のそれぞれに対応した利用者画像を記憶する画像記憶部を参照するステップと、
前記利用者画像のモーションを定義したモーション情報を、感情の種類または投稿の形式に関連付けて記憶するモーション記憶部を参照するステップと、
前記感情の種類に応じたキーワードを記憶するキーワード記憶部を参照するキーワードステップと、
前記複数の形式のうち、予め定められた1の特定形式の投稿の文章から前記キーワード記憶部に記憶されたキーワードが含まれるか否かで感情の種類のいずれかを特定できるか、いずれも特定できないかを判別する判別ステップと、
利用者からの投稿が前記特定形式の場合で、前記判別ステップで感情の種類を特定できたとき、特定した感情に対応したモーション情報を選択し、選択したモーション情報に基づいて、当該投稿した利用者に対応した利用者画像のモーションを設定する設定ステップと、
を備え、
前記設定ステップは、
前記判別ステップで特定できなかったときは、前記特定形式に対応したモーション情報を選択する
ことを特徴とするサーバの制御方法。 - 複数の利用者の間で、複数の形式のいずれかの1の形式の投稿によって交換されるメッセージを、端末装置で閲覧させるサービスを提供するコンピュータを、
画面上で表示される利用者画像であって、前記複数の利用者のそれぞれに対応した利用者画像を記憶する画像記憶部を参照する画像参照部、
前記利用者画像のモーションを定義したモーション情報を、感情の種類または投稿の形式に関連付けて記憶するモーション記憶部を参照するモーション参照部、
前記感情の種類に応じたキーワードを記憶するキーワード記憶部を参照するキーワード参照部、
前記複数の形式のうち、予め定められた1の特定形式の投稿の文章から前記キーワード記憶部に記憶されたキーワードが含まれるか否かで感情の種類のいずれかを特定できるか、いずれも特定できないかを判別する判別部、および、
利用者からの投稿が前記特定形式の場合で、前記判別部で感情の種類を特定できたとき、特定した感情に対応したモーション情報を選択し、選択したモーション情報に基づいて、当該投稿した利用者に対応した利用者画像のモーションを設定する設定部、
として機能させ、
前記設定部は、
前記判別部で特定できなかったときは、前記特定形式に対応したモーション情報を選択する
プログラム。 - 複数の利用者の間で、複数の形式のいずれかの1の形式の投稿によって交換されるメッセージの閲覧サービスを提供するサーバと通信可能な端末装置であって、
画面上で表示される利用者画像であって、前記複数の利用者のそれぞれに対応した利用者画像を記憶する画像記憶部を参照する画像参照部と、
前記利用者画像のモーションを定義したモーション情報を、感情の種類または投稿の形式に関連付けて記憶するモーション記憶部を参照するモーション参照部と、
前記感情の種類に応じたキーワードを記憶するキーワード記憶部を参照するキーワード参照部と、
前記複数の形式のうち、予め定められた1の特定形式の投稿の文章から前記キーワード記憶部に記憶されたキーワードが含まれるか否かで感情の種類のいずれかを特定できるか、いずれも特定できないかを判別する判別部と、
利用者からの投稿が前記特定形式の場合で、前記判別部で感情の種類を特定できたとき、特定した感情に対応したモーション情報を選択し、選択したモーション情報に基づいて、当該投稿した利用者に対応した利用者画像のモーションを設定する設定部と、
を備え、
前記設定部は、
前記判別部で特定できなかったときは、前記特定形式に対応したモーション情報を選択する
ことを特徴とする端末装置。 - 複数の利用者の間で、複数の形式のいずれかの1の形式の投稿によって交換されるメッセージの閲覧サービスを提供するサーバと通信可能な端末装置の制御方法であって、
画面上で表示される利用者画像であって、前記複数の利用者のそれぞれに対応した利用者画像を記憶する画像記憶部を参照するステップと、
前記利用者画像のモーションを定義したモーション情報を、感情の種類または投稿の形式に関連付けて記憶するモーション記憶部を参照するステップと、
前記感情の種類に応じたキーワードを記憶するキーワード記憶部を参照するキーワードステップと、
前記複数の形式のうち、予め定められた1の特定形式の投稿の文章から前記キーワード記憶部に記憶されたキーワードが含まれるか否かで感情の種類のいずれかを特定できるか、いずれも特定できないかを判別する判別ステップと、
利用者からの投稿が前記特定形式の場合で、前記判別ステップで感情の種類を特定できたとき、特定した感情に対応したモーション情報を選択し、選択したモーション情報に基づいて、当該投稿した利用者に対応した利用者画像のモーションを設定する設定ステップと、
を備え、
前記設定ステップは、
前記判別ステップで特定できなかったときは、前記特定形式に対応したモーション情報を選択する
ことを特徴とする端末装置の制御方法。 - 複数の利用者の間で、複数の形式のいずれかの1の形式の投稿によって交換されるメッセージの閲覧サービスを提供するサーバと通信可能なコンピュータを、
画面上で表示される利用者画像であって、前記複数の利用者のそれぞれに対応した利用者画像を記憶する画像記憶部を参照する画像参照部、
前記利用者画像のモーションを定義したモーション情報を、感情の種類または投稿の形式に関連付けて記憶するモーション記憶部を参照するモーション参照部、
前記感情の種類に応じたキーワードを記憶するキーワード記憶部を参照するキーワード参照部、
前記複数の形式のうち、予め定められた1の特定形式の投稿の文章から前記キーワード記憶部に記憶されたキーワードが含まれるか否かで感情の種類のいずれかを特定できるか、いずれも特定できないかを判別する判別部、および、
利用者からの投稿が前記特定形式の場合で、前記判別部で感情の種類を特定できたとき、特定した感情に対応したモーション情報を選択し、選択したモーション情報に基づいて、当該投稿した利用者に対応した利用者画像のモーションを設定する設定部、
として機能させ、
前記設定部は、
前記判別部で特定できなかったときは、前記特定形式に対応したモーション情報を選択する
プログラム。
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