JP2016052833A - 車両用衝撃吸収ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】形状の最適化を図ることにより、エネルギー吸収量をさらに増大させることのできる車両用衝撃吸収ボックスを提供する。
【解決手段】衝撃吸収ボックス50は、第1部材60及び第2部材70を接合することにより閉断面が形成されており、筒形状をなしている。第1部材60には、内側に凹んだ第1凹面63を設ける。第2部材70には、内側に凹んだ第2凹面73を設ける。そして、第1凹面63の凹み度合は、第2凹面73の凹み度合よりも大きくする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用衝撃吸収ボックスに関する。
従来、自動車などの車両において、バンパリインホースメントと、車両の幅方向両側に配置されて車両前後方向に伸びる一対のサイドメンバとの間には、筒状の衝撃吸収ボックスが設けられている(例えば特許文献1など)。この衝撃吸収ボックス(いわゆるクラッシュボックス)は、蛇腹状に連続した座屈変形を繰り返しながら潰れていくことにより衝撃エネルギーを吸収する。
ところで、衝撃吸収ボックスのエネルギー吸収量を増やすには、衝撃吸収ボックスを構成する板材の厚さを厚くしたり、衝撃吸収ボックスの全長を長くするといった方法があるが、これらの場合には衝撃吸収ボックスの重量が増加してしまう。
そこで、特許文献1に記載の衝撃吸収ボックスは、一対の板材を接合することにより閉断面を形成するとともに、その閉断面を多角形状にしている。このように閉断面を多角形状にすると、衝撃吸収ボックスの軸方向における稜線の数(閉断面における頂点の数と一致)が増えるようになるため、衝撃吸収ボックスの重量増加を抑えつつ、エネルギー吸収量を増やすことができる。
特開2011−51473号公報
しかし、近年の車両軽量化等を鑑みると、閉断面の多角形化だけでは、エネルギー吸収量を十分に確保することが難しくなってきており、重量を増加させることなくエネルギー吸収量を増大させるには、衝撃吸収ボックスの形状をさらに変更する必要がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、形状の最適化を図ることにより、エネルギー吸収量をさらに増大させることのできる車両用衝撃吸収ボックスを提供することにある。
上記課題を解決する車両用衝撃吸収ボックスは、第1部材及び第2部材を接合することにより閉断面が形成されている筒形状の衝撃吸収ボックスである。そして、第1部材には、内側に凹んだ第1凹面が設けられており、第2部材には、内側に凹んだ第2凹面が設けられており、第1凹面の凹み度合は、第2凹面の凹み度合よりも大きくされている。
同構成では、第1凹面の凹み度合は、第2凹面の凹み度合よりも大きくされているため、第1凹面が設けられた第1部材は、第2凹面が設けられた第2部材よりも座屈変形しやすい形状になっている。従って、車両衝突時の荷重が車両用衝撃吸収ボックス(以下、衝撃吸収ボックスという)に加わると、座屈変形しやすい第1部材がまず変形し、この第1部材がある程度変形した後に、第2部材が座屈変形するようになる。そして、第2部材がある程度変形すると、第1部材が再び座屈変形する。このように第1部材及び第2部材が交互に連続して変形していくため、第1部材及び第2部材が同時に変形していく場合と比較して、エネルギー吸収量を増大させることができるようになる。
なお、同構成において、第1凹面の凹み度合を第2凹面の凹み度合よりも大きくする構成としては、例えば次のようなものが挙げられる。すなわち、第1凹面及び第2凹面を内側に湾曲した形状で凹ませる場合には、第1凹面の曲率半径を第2凹面の曲率半径よりも小さくすればよい。その他、第1凹面及び第2凹面を内側に屈折した形状で凹ませる場合には、第1凹面の屈折角度を第2凹面の屈折角度よりも小さくすればよい。
上記車両用衝撃吸収ボックスにおいて、第1部材及び第2部材には外側に突出する突出面がそれぞれ設けられており、第1凹面は、第1部材の突出面の両側に設けられており、第2凹面は、第2部材の突出面の両側に設けられていることが好ましい。
同構成によれば、例えば閉断面が四角形状をなす衝撃吸収ボックスにおいて、そのうちの2面を内側に凹んだ第1凹面及び第2凹面にする場合等と比較して、筒形状をなす衝撃吸収ボックスの軸方向における稜線の数(閉断面における頂点の数と一致)が増えるようになるため、エネルギー吸収量をさらに増大させることができる。
上記車両用衝撃吸収ボックスにおいて、第1部材に設けられた突出面及び第2部材に設けられた突出面の少なくとも一方には、ビードが設けられていることが好ましい。
同構成によれば、突出面に設けられたビードの形成部位において座屈変形が起きやすくなるため、エネルギー吸収量を増大させることができる。
上記車両用衝撃吸収ボックスにおいて、突出面にはビードが複数設けられており、各ビードの配設間隔は、車両の前後方向において車両の外側から内側へと向かうにつれて徐々に長くなるように設定されていることが好ましい。
ビードの配設間隔が長くなるほど、隣り合うビード間において衝撃吸収ボックスは変形しやすくなる。そのため、同構成によれば、車両の前後方向において車両の外側から内側へと向かう方向に、つまり車両の前側や後ろ側において衝突荷重が加わる方向に衝撃吸収ボックスが変形して潰れていく過程では、衝撃吸収ボックスの変形が進んでいくほど、同衝撃吸収ボックスは潰れやすくなる。従って、衝撃吸収ボックスの潰れ残りが生じることにより、車両の骨格側に伝わる荷重が増加してしまうことを抑えることができるようになる。
上記車両用衝撃吸収ボックスにおいて、第1凹面を構成する一対の面がなす角度は鋭角であり、第2凹面を構成する一対の面がなす角度は鈍角であることが好ましい。
同構成によれば、第1凹面が第2凹面に対してより一層座屈変形しやすくなるため、より効果的に第1部材及び第2部材を交互に連続して変形させることができるようになる。
上記車両用衝撃吸収ボックスにおいて、車両の幅方向に延びておりその幅方向における中央部が車両の外側に向かって湾曲したバンパリインホースメントの端部と車両前後方向に延びるサイドメンバとの間に当該車両用衝撃吸収ボックスは設けられるとともに、第1部材は車両の車幅方向において内側に配置され、第2部材は車両の車幅方向において外側に配置されることが好ましい。
同構成によれば、バンパリインホースメントの中央部は車両の外側(例えば車両前側や車両後側)に向かって湾曲しているため、車両衝突時には、まず初めにバンパリインホースメントの中央部近傍に衝突荷重が加わりやすい。バンパリインホースメントに加わった衝突荷重は、衝撃吸収ボックスにおいてバンパリインホースメントの中央部に近い部位に、つまり車幅方向における外側の部位ではなく、車幅方向における内側の部位へと先に伝わる。この点、同構成では、衝撃吸収ボックスにおいて、そうした衝突荷重が先に伝わりやすい車幅方向の内側に、座屈変形しやすい上記第1部材を配置するようにしているため、第1部材を第2部材よりも先に効率よく変形させることができる。
車両用衝撃吸収ボックスの一実施形態が適用された車両前部の模式図。 同実施形態における車両用衝撃吸収ボックスの斜視図。 同実施形態における車両用衝撃吸収ボックスの正面図。 同実施形態における車両用衝撃吸収ボックスの右側面図。 同実施形態における車両用衝撃吸収ボックスの左側面図。 同実施形態における車両用衝撃吸収ボックスの平面図。 同実施形態における車両用衝撃吸収ボックスの底面図。 同実施形態における車両用衝撃吸収ボックスの背面図。 同実施形態における車両用衝撃吸収ボックスの長手方向における断面形状を示す模式図。 同実施形態における車両用衝撃吸収ボックスの各領域における変位量と荷重との関係を示すグラフであって、(A)は領域Aでの変位量と荷重との関係を示すグラフ、(B)は領域Bでの変位量と荷重との関係を示すグラフ、(C)は領域Dでの変位量と荷重との関係を示すグラフ、(D)は領域Cでの変位量と荷重との関係を示すグラフ、(E)は領域Eでの変位量と荷重との関係を示すグラフ。 同実施形態における車両用衝撃吸収ボックス及び従来の車両用衝撃吸収ボックスの変位量と荷重との関係をそれぞれ示すグラフ。 同実施形態の変形例における車両用衝撃吸収ボックスの右側面図。 同実施形態の変形例における車両用衝撃吸収ボックスの断面形状を示す模式図。
以下、車両用衝撃吸収ボックスを車両の前部構造に適用した一実施形態について、図1〜図11を参照して説明する。
なお、各図において、車両の前後方向を矢印Lで示すとともに、車両の前方向を「fr」、車両の後ろ方向を「rr」と示す。また、車両の上下方向を矢印Hで示すとともに、車両の上方向を「up」、車両の下方向を「dn」と示す。また、車幅方向を矢印Wで示すとともに、この車幅方向における車両の内側方向を「in」、同車幅方向における車両の外側方向を「out」と示す。
図1に示すように、車両には、車両前後方向に延びる車両骨格部材としてのフロントサイドメンバ10が2つ並んでおり、フロントサイドメンバ10の車両前側の端面には、衝撃吸収ボックス50が連結されている。
衝撃吸収ボックス50の車両前側には、フロントバンパの骨格を構成するバンパリインホースメント13が連結されている。このバンパリインホースメント13は、車両の幅方向に延びており、その幅方向における中央部は車両の外側に向かって、つまり車両前側に向かって湾曲している。このバンパリインホースメント13の両端部に、衝撃吸収ボックス50がそれぞれ設けられている。
なお、フロントサイドメンバ10やバンパリインホースメント13に対する衝撃吸収ボックス50の連結は、ボルトによる締結や、スポット溶接、アーク溶接、ろう付けなど、適宜の固定態様を用いることができる。
図2に、衝撃吸収ボックス50の斜視構造を示す。同図2に示される衝撃吸収ボックス50は、車両の左前部に設置されるものであり、車両の右前部に設置される衝撃吸収ボックスはこれと左右対称になっている。なお、以下では、衝撃吸収ボックス50において車両前側の端部を「前端部」といい、衝撃吸収ボックス50において車両後側の端部を「後端部」という。
衝撃吸収ボックス50は、平板を板金加工した第1部材60と、同じく平板を板金加工した第2部材70とを接合することにより閉断面が形成されている多角筒形状の構造体である(本実施形態では、一例として14角の筒形状である)。
より詳細には、衝撃吸収ボックス50の長手方向を軸方向としたときに、その軸方向と平行に2分割された一対の半割体で構成されており、その半割体のうちの一方が上記第1部材60であり、他方が上記第2部材70である。そして筒形状をなすように、第1部材60の側端縁部61及び第2部材70の側端縁部71をそれぞれ重ね合わせてスポット溶接することにより、衝撃吸収ボックス50が組み立てられている。なお、本実施形態では、第1部材60及び第2部材70を冷間圧延鋼板にて形成しているが、他の材料で形成してもよい。
第1部材60の側端縁部61及び第2部材70の側端縁部71を重ね合わせた平板状の部位であって、車両上方に位置する部位は、衝撃吸収ボックス50の上側面51を構成している。
同様に、第1部材60の側端縁部61及び第2部材70の側端縁部71を重ね合わせた平板状の部位であって、車両下方に位置する部位は、衝撃吸収ボックス50の下側面52を構成している。
なお、上側面51と下側面52とは、衝撃吸収ボックス50の長手方向に直交する断面において互いに平行をなしている。
図1〜図8に示すように、衝撃吸収ボックス50を構成する側壁は、前端部から後端部に向けて徐々に広がっていくように形成されている。
図2、図3、図8等に示すように、第1部材60には、衝撃吸収ボックス50の外側に突出する平板状の第1突出面62が設けられている。第1部材60において、第1突出面62と上側面51との間には、衝撃吸収ボックス50の内側に湾曲して凹んだ第1凹面63が設けられている。なお、第1凹面63の車両上方の辺と上側面51の辺との間は傾斜面64によって繋がっている。
同様に、第1部材60において、第1突出面62と下側面52との間にも、衝撃吸収ボックス50の内側に湾曲して凹んだ第1凹面63が設けられている。なお、第1凹面63の車両下方の辺と下側面52の辺との間も、上記傾斜面64とは異なる別の傾斜面64によって繋がっている。
このように、第1突出面62の両側には、衝撃吸収ボックス50の内側に湾曲して凹んだ第1凹面63がそれぞれ設けられている。
また、第2部材70には、衝撃吸収ボックス50の外側に突出する平板状の第2突出面72が設けられている。この第2突出面72は、衝撃吸収ボックス50の長手方向に直交する断面において、上記第1突出面62と平行をなしている。また、第1突出面62及び第2突出面72は、衝撃吸収ボックス50の長手方向に直交する断面において、上側面51及び下側面52と直交するように形成されている。
第2部材70において、第2突出面72と上側面51との間には、衝撃吸収ボックス50の内側に湾曲して凹んだ第2凹面73が設けられている。なお、第2凹面73の車両上方の辺と上側面51の辺とは直接繋がっている。
同様に、第2部材70において、第2突出面72と下側面52との間にも、衝撃吸収ボックス50の内側に湾曲して凹んだ第2凹面73が設けられている。なお、第2凹面73の車両下方の辺と下側面52の辺とは直接繋がっている。
このように、第2突出面72の両側にも、衝撃吸収ボックス50の内側に湾曲して凹んだ第2凹面73がそれぞれ設けられている。
図3に示すように、第1凹面63の曲率半径R1は、第2凹面73の曲率半径R2よりも小さくされており、これにより第1凹面63の凹み度合は、第2凹面73の凹み度合よりも大きくされている。
また、第1凹面63を構成する一対の平面(図3に示す平面63A及び平面63B)がなす角度A1は鋭角(A1<90°)にされている。一方、第2凹面73を構成する一対の面(図3に示す平面73A及び平面73B)がなす角度A2は鈍角(A2>90°)にされている。
図4、図6、図7に示すように、第1突出面62の長手方向の長さは、第2突出面72の長手方向の長さよりも長くされており、衝撃吸収ボックス50の前端部は斜めに傾斜している。この前端部における傾斜形状は、バンパリインホースメント13の形状に合わせたものであり、バンパリインホースメント13が車幅方向において湾曲しておらず、直線形状をなしている場合には、第1突出面62の長手方向の長さを第2突出面72の長手方向の長さと同じにすることができる。
図5等に示すように、第1突出面62には、衝撃吸収ボックス50の長手方向に対して直交する方向に延びるビード65が5つ設けられている。各ビード65の配設間隔は、衝撃吸収ボックス50の前端側から順に、間隔P1、間隔P2、間隔P3、間隔P4とすると、間隔P1は、間隔P2よりもやや長く設定されている。また、間隔P2、間隔P3、間隔P4の順に、ビード65の配設間隔は長くなるように設定されている。従って、間隔P2〜間隔P4の間においては、車両の前後方向において車両の外側から内側へと向かうにつれて、つまり車両の前側から後ろ側へと向かうにつれて、ビード65の配設間隔は徐々に長くなるように各ビード65は設けられている。
先の図1に示すように、第1凹面63が設けられている第1部材60は、車幅方向において内側に配置され、第2凹面73が設けられている第2部材70は、車幅方向において外側に配置されるように、衝撃吸収ボックス50は、バンパリインホースメント13とフロントサイドメンバ10との間に設けられている。
次に、図9及び図10を参照して、上記衝撃吸収ボックス50に衝突荷重相当の圧力を加えたときの変位量及び荷重(より詳細には軸圧縮荷重)の変化を説明する。なお、変位量とは、衝突荷重を加える前の衝撃吸収ボックス50の前端部先端の位置を基準位置「0」として、この基準位置からの前端部先端の位置変化量を示す値である。従って、衝突荷重によって衝撃吸収ボックス50が長手方向に座屈変形して潰れていくほど、変位量は多くなっていく。
まず、図9に、衝撃吸収ボックス50の長手方向に直交する断面を複数の領域に分けた分割態様を示す。
図9に示すように、衝撃吸収ボックス50において、第1突出面62の形成領域を「領域A」とする。また、第1凹面63及び傾斜面64の形成領域を「領域B」とする。また、上側面51及び下側面52の形成領域を「領域C」とする。また、第2凹面73においてその湾曲中心WCを境にして上側面51に繋がる面73Bが形成されている領域と、同じく湾曲中心WCを境にして下側面52に繋がる面73Bが形成されている領域とを「領域D」とする。そして、残りの領域、つまり第2突出面72の形成領域と、第2凹面73において湾曲中心WCを境にして第2突出面72に繋がる面73Aが形成されている2つの領域とを「領域E」とする。
図10に、衝撃吸収ボックス50の上記各領域における変位量及び荷重の関係を示す。なお、図10に示した変位量の目盛(H1〜H6)は、図10の(A)〜(E)において同一である。また、図10に示した荷重の目盛(−N1〜N4)も、図10の(A)〜(E)において同一である。
図10(A)〜図10(E)に示すように、衝撃吸収ボックス50の各領域では、変位量の増加に伴って荷重は周期的な増減を繰り返す。
ここで、図10(A)及び図10(C)に示すように、領域Aにおける荷重変化の波長と領域Dでの荷重変化の波長とは、概ね互いに逆位相になっている。そのため、領域A及び領域Dでの荷重変化の増減は互いに相殺されやすい。
同様に、図10(B)及び図10(D)に示すように、領域Bにおける荷重変化の波長と領域Cでの荷重変化の波長も、概ね互いに逆位相になっている。そのため、領域B及び領域Cでの荷重変化の増減は互いに相殺されやすい。
こうした理由により、図11に実線L1にて示すように、本実施形態の衝撃吸収ボックス50全体としての荷重変化は、上述したような第1凹面63や第2凹面73を備えていない従来の衝撃吸収ボックスにおける荷重変化(二点鎖線L2)と比較して、荷重変化の増減が抑制されていることが確認された。このようにして荷重変化の増減が抑制されると、軸圧縮荷重の平均値が高くなるためエネルギー吸収量が多くなり、単位質量当たりのエネルギー吸収効率は向上する。
以上説明した本実施形態によれば、以下の作用効果を得ることができる。
(1)第1凹面63の凹み度合は、第2凹面73の凹み度合よりも大きくされているため、第1凹面63が設けられた第1部材60は、第2凹面73が設けられた第2部材70よりも座屈変形しやすい形状になっている。従って、車両衝突時の荷重が衝撃吸収ボックス50に加わると、座屈変形しやすい第1部材60がまず変形し、この第1部材60がある程度変形した後に、第2部材70が座屈変形するようになる。そして、第2部材70がある程度変形すると、第1部材60が再び座屈変形する。このように第1部材60及び第2部材70が交互に連続して変形していくため、第1部材60及び第2部材70が同時に変形していく場合と比較して、エネルギー吸収量を増大させることができる。
(2)第1部材60及び第2部材70には、外側に突出する第1突出面62及び第2突出面72がそれぞれ設けられている。そして第1凹面63は、第1部材60に設けられた第1突出面62の両側に設けられており、第2凹面73は、第2部材70に設けられた第2突出面72の両側に設けられている。そのため、例えば閉断面が四角形状をなす衝撃吸収ボックスにおいて、そのうちの2面を、内側に凹んだ第1凹面63及び第2凹面73にする場合等と比較して、衝撃吸収ボックスの軸方向における稜線の数(閉断面における頂点の数と一致)が増えるようになる。そして、このように稜線の数が増えるために、エネルギー吸収量をさらに増大させることができる。
(3)第1突出面62にはビード65が設けられており、こうしたビード65の形成部位では座屈変形が起きやすくなるため、エネルギー吸収量を増大させることができる。
(4)先の図5に示したように、第1突出面62にはビード65が複数設けられており、各ビードの配設間隔は、車両の前後方向において車両の外側から内側へと向かうにつれて徐々に長くなるように設定されている。このようにしてビード65の配設間隔を長くするほど、隣り合うビード65間において衝撃吸収ボックス50は変形しやすくなる。そのため、車両の前後方向において車両の外側から内側へと向かう方向に、つまり車両の前側において衝突荷重が加わる方向に衝撃吸収ボックス50が変形して潰れていく過程では、衝撃吸収ボックス50の変形が進んでいくほど、衝撃吸収ボックス50は潰れやすくなる。従って、衝撃吸収ボックス50の潰れ残りが生じることにより、車両の骨格側に伝わる荷重が増加してしまうことを抑えることができるようになる。
(5)先の図3に示したように、第1凹面63を構成する一対の面がなす角度A1は鋭角にされており、第2凹面73を構成する一対の面がなす角度A2は鈍角にされている。従って、第1凹面63は、第2凹面73に対してより一層座屈変形しやすくなるため、より効果的に第1部材60及び第2部材70を交互に連続して変形させることができるようになる。
(6)先の図1に示したように、車両の幅方向に延びておりその幅方向における中央部が車両の外側(前方)に向かって湾曲したバンパリインホースメント13の端部と車両前後方向に延びるフロントサイドメンバ10との間に衝撃吸収ボックス50は設けられている。
そして、上記第1凹面63が設けられた第1部材60は、車幅方向において内側に配置されており、上記第2凹面73が設けられた第2部材70は、車幅方向において外側に配置されている。
こうした本実施形態によれば、バンパリインホースメント13の中央部は車両の外側に向かって湾曲しているため、車両衝突時には、まず初めにバンパリインホースメントの中央部近傍に衝突荷重が加わりやすい。バンパリインホースメント13に加わった衝突荷重は、衝撃吸収ボックス50においてバンパリインホースメント13の中央部に近い部位に、つまり車幅方向における外側の部位ではなく、車幅方向における内側の部位に対して先に伝わる。この点、本実施形態では、衝撃吸収ボックス50において、そうした衝突荷重が先に伝わりやすい車幅方向の内側に、座屈変形しやすい第1部材60を配置するようにしているため、第1部材60を第2部材70よりも先に効率よく変形させることができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・ビード65の配設個数、配設間隔、配設位置等は、適宜変更することができる。また、ビード65は必ずしも設ける必要はなく省略してもよい。
・図12に示すように、第2部材70に設けられた第2突出面72にも、上述したビード65を設けてもよい。また、第1突出面62のビード65を省略して、第2突出面72のみにビード65を設けてもよい。
・第1凹面63及び第2凹面73は、内側に湾曲した形状であったが、他の態様にて内側に凹んだ形状としてもよい。そうした一例を図13に示す。
同図13に示すように、第1凹面63及び第2凹面73を内側に屈折した形状で凹ませてもよい。この場合には、第1凹面63の屈折角度K1を第2凹面73の屈折角度K2よりも小さくすれば、第1凹面63の凹み度合を第2凹面73の凹み度合よりも大きくすることができる。
・衝撃吸収ボックス50における第1凹面63及び第2凹面73の配設数や配設位置は、適宜変更することができる。
・第1突出面62、第2突出面72、上側面51、及び下側面52の形状は、適宜変更することができる。
・先の図3に示した角度A1(第1凹面63を構成する一対の面がなす角度)を、鈍角であって且つ角度A2(第2凹面73を構成する一対の面がなす角度)よりも小さい角度にしてもよい。また、角度A2を、鋭角であって且つ角度A1よりも大きい角度にしてもよい。これら変形例の場合でも、第1凹面63を構成する一対の面がなす角度A1は、第2凹面73を構成する一対の面がなす角度A2よりも小さくなるため、第1凹面63は、第2凹面73に対して座屈変形しやすくなる。従って、上記(5)に準じた作用効果を得ることができる。
・先の図1に示したように、上記実施形態では、第1凹面63が設けられた第1部材60を車両の内側に配置し、第2凹面73が設けられた第2部材70を車両の外側に配置した。この他、第1凹面63が設けられた部材を車両の外側に配置し、第2凹面73が設けられた部材を車両の内側に配置してもよい。また、第1凹面63が設けられた部材を車両の上方側に配置し、第2凹面73が設けられた部材を車両の下方側に配置してもよい。また、第1凹面63が設けられた部材を車両の下方側に配置し、第2凹面73が設けられた部材を車両の上方側に配置してもよい。
・衝撃吸収ボックス50を車両前側に、より詳細にはフロントサイドメンバ10の車両前側の端面に設けるようにしたが、衝撃吸収ボックス50の配設位置は適宜変更することができる。例えば、車両後側に、より詳細にはリヤサイドメンバの車両後側の端面に上述したような衝撃吸収ボックス50を設けてもよい。また、このようにして車両後側に衝撃吸収ボックス50を設ける場合には、車両の後ろ側から前側へと向かうにつれてビード65の配設間隔が徐々に長くなるように各ビード65を設けるようにすれば、車両方向からの衝突荷重を吸収するに際して、上記(4)に準じた作用効果を得ることができる。また、そうしたサイドメンバの端面だけではなく、他のメンバの端面、例えばサスペンションメンバの車両前側の端面などに上述したような衝撃吸収ボックス50を設けてもよい。
10…フロントサイドメンバ、13…バンパリインホースメント、50…衝撃吸収ボックス、51…上側面、52…下側面、60…第1部材、61…側端縁部、62…第1突出面、63…第1凹面、64…傾斜面、65…ビード、70…第2部材、71…側端縁部、73…第2凹面。

Claims (6)

  1. 第1部材及び第2部材を接合することにより閉断面が形成されている筒形状の車両用衝撃吸収ボックスであって、
    前記第1部材には、内側に凹んだ第1凹面が設けられており、
    前記第2部材には、内側に凹んだ第2凹面が設けられており、
    前記第1凹面の凹み度合は、前記第2凹面の凹み度合よりも大きくされている
    ことを特徴とする車両用衝撃吸収ボックス。
  2. 前記第1部材及び前記第2部材には外側に突出する突出面がそれぞれ設けられており、
    前記第1凹面は、前記第1部材の前記突出面の両側に設けられており、
    前記第2凹面は、前記第2部材の前記突出面の両側に設けられている
    請求項1に記載の車両用衝撃吸収ボックス。
  3. 前記第1部材に設けられた前記突出面及び前記第2部材に設けられた前記突出面の少なくとも一方にはビードが設けられている
    請求項2に記載の車両用衝撃吸収ボックス。
  4. 前記突出面にはビードが複数設けられており、各ビードの配設間隔は、車両の前後方向において車両の外側から内側へと向かうにつれて徐々に長くなるように設定されている
    請求項3に記載の車両用衝撃吸収ボックス。
  5. 前記第1凹面を構成する一対の面がなす角度は鋭角であり、前記第2凹面を構成する一対の面がなす角度は鈍角である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用衝撃吸収ボックス。
  6. 車両の幅方向に延びておりその幅方向における中央部が車両の外側に向かって湾曲したバンパリインホースメントの端部と車両前後方向に延びるサイドメンバとの間に当該車両用衝撃吸収ボックスは設けられるとともに、
    前記第1部材は車両の車幅方向において内側に配置され、前記第2部材は車両の車幅方向において外側に配置される
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用衝撃吸収ボックス。
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