JP2016051837A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続不良及びクラックの発生を抑制した半導体装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】配線基板の第1パッドと第1半導体チップの第1電極とを第1はんだ層を介して位置合わせすると共に、第1半導体チップと配線基板との間に、第1仮留め材を配する工程と、第1半導体チップと配線基板とを第1仮留め材によって固定する工程と、配線基板の第2パッドと第2半導体チップの第2電極とを第2はんだ層を介して位置合わせすると共に、第2半導体チップと配線基板との間に、第2仮留め材を配する工程と、第2半導体チップと配線基板とを第2仮留め材によって固定する工程と、第1半導体チップ及び第2半導体チップを配線基板に固定した後、第1はんだ層及び第2はんだ層の融点以上の温度で加熱して、第1パッドと第1電極とを接合すると共に、第2パッドと第2電極とを接合する工程と、を含む。
【選択図】図9

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。例えば、本発明は、配線基板上に半導体チップが実装された半導体装置の製造方法に関する。
配線基板の両面に、チップサイズの異なる半導体チップをフリップ実装する技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の半導体装置は、配線基板に対し、一方の面に半導体素子が樹脂材料により接続されていて、かつ、もう一方の面に半導体素子よりも大きな面積をもつ半導体素子が樹脂材料により配線基板に接続されているマルチチップモジュールであって、大きい方の面積をもつ半導体素子の、樹脂材料により配線基板に接続されている面の反対側の面にも樹脂材料が塗布されている構造を有する。
特開2006−210566号公報
以下の分析は、本発明の観点から与えられる。
近年、半導体装置の薄型化に伴い、配線基板及び半導体チップの薄型化が進行している。特許文献1に記載のような半導体装置において、配線基板や半導体チップを薄くすると、チップクラックや接続不良が生じる恐れがある。例えば、配線基板の両面に、異なる半導体チップを実装した場合、第1面に実装した半導体チップとその反対側の第2面に実装した半導体チップが重複していない領域が生ずる。この半導体チップが重複していない領域においては、配線基板に両面から掛かる負荷が異なることになる。このため、配線基板が撓むことによって、配線基板と半導体チップとの電気的接続が解離してしまう。一方、配線基板の撓みを抑制するために、半導体チップ実装時に高荷重を掛けると、半導体チップに応力が掛かり、半導体チップにクラックが発生してしまう。
本発明の第1視点によれば、半導体装置の製造方法は、第1面に少なくとも1つの第1パッド、及び第1面とは反対側の第2面に少なくとも1つの第2パッドを有する配線基板を準備する工程と、少なくとも1つの第1電極を有する第1半導体チップを準備する工程と、少なくとも1つの第2電極を有する第2半導体チップを準備する工程と、第1パッドと第1電極とを第1はんだ層を介して位置合わせすると共に、第1半導体チップと配線基板との間に、第1半導体チップと配線基板とを固定するための第1仮留め材を配する工程と、第1半導体チップと配線基板とを第1仮留め材によって固定する工程と、第2パッドと第2電極とを第2はんだ層を介して位置合わせすると共に、第2半導体チップと配線基板との間に、第2半導体チップと配線基板とを固定するための第2仮留め材を配する工程と、第2半導体チップと配線基板とを第2仮留め材によって固定する工程と、第1半導体チップ及び第2半導体チップを配線基板に固定した後、第1はんだ層及び第2はんだ層の融点以上の温度で加熱して、第1パッドと第1電極とを接合すると共に、第2パッドと第2電極とを接合する工程と、を含む。
半導体チップと配線基板との接続不良の発生を抑制することができる。半導体チップにおける不具合の発生を抑制することができる。
本開示の第1実施形態に係る半導体装置の概略平面投影図。 図1に示す半導体装置の概略断面図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図。
以下の説明において、図面参照符号は発明の理解のために付記しているものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。各実施形態において、同じ要素には同じ符号を付してある。
上記各視点の好ましい形態を以下に記載する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1面に少なくとも1つの第1パッド、及び第1面とは反対側の第2面に少なくとも1つの第2パッドを有する配線基板を準備する工程と、少なくとも1つの第1電極を有する第1半導体チップを準備する工程と、少なくとも1つの第2電極を有する第2半導体チップを準備する工程と、第1パッドと第1電極とを第1はんだ層を介して位置合わせすると共に、第1半導体チップと配線基板との間に、第1半導体チップと配線基板とを固定するための第1仮留め材を配する工程と、第1半導体チップと配線基板とを第1仮留め材によって固定する工程と、第2パッドと第2電極とを第2はんだ層を介して位置合わせすると共に、第2半導体チップと配線基板との間に、第2半導体チップと配線基板とを固定するための第2仮留め材を配する工程と、第2半導体チップと配線基板とを第2仮留め材によって固定する工程と、第1半導体チップ及び第2半導体チップを配線基板に固定した後、第1はんだ層及び第2はんだ層の融点以上の温度で加熱して、第1パッドと第1電極とを接合すると共に、第2パッドと第2電極とを接合する工程と、を含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1仮留め材は樹脂である。第1半導体チップと配線基板とを固定する工程において、第1仮留め材が溶融し、第1はんだ層が溶融しない温度で第1仮留め材を加熱する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第2はんだ層の融点は、第2仮留め材の融点よりも100℃以上高い。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第2仮留め材は樹脂である。第2半導体チップと配線基板とを固定する工程において、第2仮留め材が溶融し、第2はんだ層が溶融しない温度で第2仮留め材を加熱する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第2はんだ層の融点は、第2仮留め材の融点よりも100℃以上高い。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1仮留め材を配する工程は、第1仮留め材を第1半導体チップに供給する工程を含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1仮留め材を配する工程は、第1仮留め材を配線基板に供給する工程を含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第2仮留め材を配する工程は、第2仮留め材を第2半導体チップに供給する工程を含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第2仮留め材を配する工程は、第2仮留め材を配線基板に供給する工程を含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップと配線基板とを固定する工程及び第2半導体チップと配線基板とを固定する工程において、配線基板の第1面方向から平面投影視した場合、第1半導体チップ及び第2半導体チップは、第1半導体チップと第2半導体チップとが重複していない領域を形成するように、配線基板に固定される。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップと第2半導体チップとは、同じ大きさ及び同じ形状を有する半導体チップである。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップ及び第2半導体チップの平面形状は略長方形である。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップと配線基板とを固定する工程及び第2半導体チップと配線基板とを固定する工程において、配線基板の第1面方向から平面投影視した場合、第1半導体チップ及び第2半導体チップは、第1半導体チップが第2半導体チップ対して45°〜135°回転した状態で、配線基板に固定される。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップと第2半導体チップは、大きさ又は形状が異なる半導体チップである。
上記第1視点の好ましい形態によれば、半導体装置の製造方法は、第1半導体チップと配線基板との間において第1仮留め材の周囲にアンダーフィル樹脂を充填する工程をさらに含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、半導体装置の製造方法は、第2半導体チップと配線基板との間において第2仮留め材の周囲にアンダーフィル樹脂を充填する工程をさらに含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1パッドと第1電極とを接合すると共に、第2パッドと第2電極とを接合する工程は、第1半導体チップ及び第2半導体チップを固定した配線基板をリフロー炉内に収容し、第1はんだ層及び第2はんだ層の融点以上の温度で加熱する工程を含む。
本開示の第1実施形態に係る半導体装置について説明する。図1に、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の概略平面投影図を示す。図2に、図1に示す半導体装置の概略断面図を示す。図1及び図2は、半導体装置1の一例として、BGA(Ball Grid Array)型の半導体装置を示す。
半導体装置1は、配線基板2を有する。配線基板2は、例えば、厚さ90μm程度の略矩形状の板状体とすることができる。配線基板2は、例えばガラスエポキシ基板等の絶縁基材3と、絶縁基板3の両面に形成された例えばCu等からなる所定の配線パターンと、絶縁基板3の両面に形成された例えばソルダーレジスト膜等からなる絶縁膜4,5と、を有する。絶縁膜4、5には開口部6、7が形成されている。絶縁基材3の一面側の絶縁膜4の開口部6から露出した配線パターンは少なくとも1つの第1接続パッド8となり、他面側の絶縁膜5の開口部7から露出した配線パターンは少なくとも1つの第2接続パッド9及び少なくとも1つのランド10となる。ランド10は、例えば半導体チップの配置領域の外側の領域に、例えば配線基板の4つの辺に沿って、2列で配置することができる。第1接続パッド8及び第2接続パッド9はそれぞれ対応するランド10に、所定の配線パターンを介して電気的に接続することができる。絶縁膜4,5の開口部から露出した第1接続パッド8、第2接続パッド9及び複数のランド10の表面には、例えば、Ni/Auメッキ(不図示)を形成することができる。配線基板2は、ガラスエポキシ基板等のリジットな配線基板を用いた場合について説明したが、ポリイミド基板等を用いたフレキシブルな配線基板を用いるように構成しても良い。
半導体装置1は、配線基板2の一面の略中央領域に実装された第1半導体チップ11をさらに有する。第1半導体チップ11は、例えばDRAMのメモリチップである。第1半導体チップ11は、例えば、長辺と短辺の長さが異なる略長方形のシリコン基板と、シリコン基板の一面に配された所定のメモリ回路と、該メモリ回路に内部接続された少なくとも1つの電極パッド12と、電極パット12上に配されたバンプ電極13と、を有する。電極パッド12は、例えば、半導体チップの対向する2つの短辺に沿ってそれぞれ配置することができる。バンプ電極13は、第1半導体チップ11の一面から突出するように形成することができる。バンプ電極13は、例えばCuからなるピラー部と、ピラー部の表面に形成されたはんだ層14とから構成することができる。第1半導体チップ11のバンプ電極13は、配線基板2の一面側の絶縁膜4の開口部6から露出された第1接続パッド8に、はんだ層14を介して電気的に接続することができる。第1半導体チップ11と配線基板2の間には、樹脂充填材を配することができる。樹脂充填材は、例えば、第1半導体チップ11と配線基板2の間の略中央部位に配置された第1樹脂充填材15、例えばNCF(Non−Conductive Film)、及び第1樹脂充填材15の周囲に配置された第2樹脂充填材16、例えばUF(アンダーフィル)材、を有する。第1樹脂充填材15は、バンプ電極13の配列領域よりも内側に存在すると好ましい。第1樹脂充填材15は、第1半導体チップ11と配線基板2とを接合する機能を有する。はんだ層14は、バンプ電極13及び配線基板2の第1接続パッド8のうちのいずれか一方にあればよく、配線基板2の第1接続パッド8上に配することもできる。
半導体装置1は、配線基板2の一面上に配された例えば熱硬化性のエポキシ樹脂等の封止樹脂17をさらに有する。第1半導体チップ11は封止樹脂17によって覆われる。
半導体装置1は、配線基板2の他面の中央領域に実装された第2半導体チップ18をさらに有する。第2半導体チップ18は、例えばDRAMのメモリチップである。第2半導体チップ18は、例えば第1半導体チップ11と同じように、長辺と短辺の長さが異なる略長方形の板状であるメモリチップとすることができる。第2半導体チップ18は、例えば、対向する2つの短辺に沿って配された少なくとも1つの電極パッド19と、電極パッド19上に、第2半導体チップ18の一面から突出するように配されたバンプ電極20と、を有する。バンプ電極20は、第1半導体チップと同様にして、例えば、Cuからなるピラー部と、はんだ層21と、を有することができる。図1及び図2に示す形態においては、第1半導体チップ11及び第2半導体チップ18は、同じ形状及び同じ大きさを有する。図1に示すような平面投影視した場合、第2半導体チップ18は、第1半導体チップ11に対して略90°回転した状態で配線基板2の他面にフリップチップ実装されている。第1半導体チップ11と第2半導体チップ18の回転角度は、例えば、10°〜170°、好ましくは45°〜135°、より好ましくは80°〜100°とすることができる。第2半導体チップ18のバンプ電極20は、それぞれ配線基板2の一面側の絶縁膜5の開口部7から露出した第2接続パッド9にはんだ層21を介して電気的に接続することができる。第2半導体チップ18と配線基板2との間の隙間には、樹脂充填部材を配することができる。樹脂充填材は、例えば、第2半導体チップ18と配線基板2の間の略中央部位に配置された第1樹脂充填材22、例えばNCF、及び第1樹脂充填材22の周囲に配置された第2樹脂充填材23、例えばUF材、を有する。第1樹脂充填材22は、バンプ電極13の配列領域よりも内側に存在すると好ましい。第1樹脂充填材22は、第2半導体チップ18と配線基板2とを接合する機能を有する。はんだ層21は、バンプ電極20及び配線基板2の第2接続パッド9のうちのいずれか一方にあればよく、配線基板2の第2接続パッド9上に配することもできる。
半導体装置1は、配線基板2の他面の周辺領域に配置されたランド10上に、外部電極となるはんだボール24をさらに有する。
第1実施形態に係る半導体装置によれば、配線基板に複数のメモリチップをフリップチップ実装にて搭載したことで、半導体装置の薄型化を図ることができる。例えば、略長方形の板状で、対向する2つの短辺に沿って複数のバンプ電極が配置された第1半導体チップと第2半導体チップを、配線基板の上下面に、互いに90°回転配置した状態でフリップチップ実装するように構成したことで、第1半導体チップ及び第2半導体チップのそれぞれの短辺に形成されたバンプ電極を、それぞれ対応する辺に沿って配置されたランドに配線することができる。これにより、一部への配線の集中を避けて、2つの半導体チップの等長配線化を図ることができる。さらに基板の配線の密集を避けることによって、配線基板の製造歩留を向上し、半導体装置の製造コストを低減することができる。
次に、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。図3〜図18に、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図を示す。図3〜図6は、半導体チップの形成工程を示す。図7〜図13は、配線基板への半導体チップの搭載工程を示す。図14〜図18に、半導体チップの封止工程等を示す。
まず、配線基板に実装する半導体チップの形成工程について説明する。少なくとも1つのチップ領域29を有する半導体ウエハ28を準備する(図3)。複数のチップ領域は略長方形状でマトリクス状に配することができる。それぞれのチップ領域29はダイシングライン30によって区画されている。それぞれのチップ領域29は分割後に半導体チップとなる領域であり、第1半導体チップ11及び第2半導体チップ18と同様に構成されている。
次に、半導体ウエハ28の一面にバックグラインド用の表面保護テープ31を貼り付ける。それぞれのチップ領域29のバンプ電極13(20)は、表面保護テープ31に埋め込まれるように配置される。表面保護テープ31を貼り付けた半導体ウエハ28をバックグラインド装置(不図示)にセットする。半導体ウエハ28の裏面をバックグラインド装置の研削砥石32により研削し、半導体ウエハ28を所望の厚さ、例えば100μm程度まで薄型化する(図4)。
次に、薄型化した半導体ウエハの裏面を、リング状の治具に貼り渡したダイシングテープ33に搭載する。次に、半導体ウエハ28の表面側の表面保護テープ31を除去する。
次に、ダイシングテープ33に搭載された半導体ウエハ28のそれぞれのチップ領域29(11、18)に、仮留め材34を搭載する(図5)。仮留め材34は、半導体チップを配線母基板26に実装する際に、半導体チップを配線母基板26上に仮に固定するための材料である。仮留め材34は、例えば、個片の樹脂フィルム、例えばNCF材、とすることができる。仮留め材34の融点は、はんだの融点よりも低いと好ましい。仮留め材34の融点は、はんだの融点よりも100℃以上低いと好ましい。仮留め材34が樹脂フィルムである場合、仮留め材34は、吸着コレット35により搭載することができる。仮留め材34は、半導体チップ実装時に半導体チップのバンプ電極よりも内側に存在するように配すると好ましい。仮留め材34は、半導体チップよりサイズが小さく、バンプ電極から離間するようにチップ領域の一面に配置すると好ましい。例えばチップ搭載用の仮留め材34はチップ領域の中心領域に配置すると好ましい。尚、仮留め材34は個片化しやすいよう四角形状としたが、バンプ電極から離間し半導体チップを配線基板に搭載できる構成であれば、どのような形状及びサイズでも良い。
次に、半導体ウエハ28を、ダイシング装置(不図示)の高速回転のダイシングブレード36によりダイシングライン30において切断する(図6)。これにより、半導体ウエハ28は、それぞれのチップ領域29毎に切断分離される。その後、切断分離されたチップ領域29をダイシングテープ33からピックアップすることで、樹脂フィルム付きの半導体チップを得ることができる。
次に、半導体チップの実装工程について説明する。まず、少なくとも1つの製品領域25を有する配線母基板26を準備する(図7)。製品領域25は、図1及び図2に示す配線基板2となる領域である。それぞれの製品領域25の構成は図1及び図2に示す配線基板2と同様である。配線母基板26の少なくとも1つの製品領域25はマトリクス状に配することができる。それぞれの複数の製品領域25は複数のダイシングライン27により区画されている。
次に、少なくとも第2接続パッド上を覆うようにフラックス層38を形成する(図8)。フラックス層38は、例えば、フラックス供給機構37により配線母基板26の他面側にフラックスをスプレー塗布又はポッティングすることによって形成することができる。
次に、配線母基板26をフリップチップボンディング装置(不図示)のステージに搭載する。次に、ボンディングツール39により第2半導体チップ18の裏面を保持し、第2半導体チップ18の複数のバンプ電極20をそれぞれ対応する第2接続パッド9に合わせるようにアライメントする。バンプ電極20と第2接続パッド9との間にははんだ層21が介している。次に、ボンディングツール39を下降し、第2半導体チップ18を、仮留め材34を介して配線母基板26の製品領域25に搭載する(図9)。搭載時における第2半導体チップ18の加熱温度は、はんだ層21の融点未満かつ仮留め材34の融点以上の温度、例えば100℃程度の低温であると好ましい。加熱温度は、第2半導体チップ18のバンプ電極20上のはんだ層21の融点未満であるため、はんだ層21は、対応する第2接続パッド9に完全には接合しない。はんだ層21と第2接続パッド9との間には仮留め材34が存在しないので、はんだ層21と第2接続パッド9とは接触した状態となる。はんだ層21は、接合状態に近い状態に変形すると好ましい。これに対して、仮留め材34は例えば100℃程度で溶融状態となり、第2半導体チップ18は仮留め材34を介して配線母基板26の製品領域25に仮固着される。仮留め材34が加熱時の第2半導体チップ18及び配線母基板26の撓みを抑制するため、搭載時に第2半導体チップ18に掛ける荷重は、仮留め材が存在せずに半導体チップを搭載する場合よりも低く設定することができる。
次に、例えば、フラックス供給機構37により配線母基板26の一面側にフラックスをスプレー塗布又はポッティングすることによって、少なくとも第1接続パッド8上を覆うようにフラックス層40を形成する(図10)。
次に、ボンディングツール39により第1半導体チップ11の裏面を保持し、第1半導体チップ11の複数のバンプ電極13をそれぞれ対応する第1接続パッド8に合わせるようにアライメントする。バンプ電極13と第1接続パッド8との間にははんだ層14が介している。次に、ボンディングツール39を下降し、第1半導体チップ11を、仮留め材34を介して配線母基板26の製品領域25の一面に搭載する(図11)。搭載時における第1半導体チップ11の加熱温度は、はんだ層14の融点未満かつ仮留め材34の融点以上の温度、例えば100℃程度の低温であると好ましい。加熱温度は、第1半導体チップ11のバンプ電極13上のはんだ層14は融点未満であるため、対応する第1接続パッド8に完全には接合しない。はんだ層14と第1接続パッド8との間には仮留め材34が存在しないので、はんだ層14と第1接続パッド8とは接触した状態となる。はんだ層14は、接合状態に近い状態に変形すると好ましい。これに対して、仮留め材34は例えば100℃程度で溶融状態となり、第1半導体チップ11は仮留め材34を介して配線母基板26の製品領域25の一面に仮固着される。仮留め材34が加熱時の第1半導体チップ11及び配線母基板26の撓みを抑制するため、搭載時に第1半導体チップ11に掛ける荷重は、仮留め材が存在せずに半導体チップを搭載する場合よりも低く設定することができる。
次に、上面に第1半導体チップ11、下面に第2半導体チップ18が、仮留め材34を介して搭載された配線母基板26は、所定時間、リフロー炉41に入れられる(図12)。リフロー炉41内の温度は、バンプ電極上に形成されたはんだ層の融点以上、例えば240℃程度の高温に設定される。これにより、第1半導体チップ11のバンプ電極13上のはんだ層14及び第2半導体チップ18のバンプ電極20上のはんだ層21が溶融する。
加熱によって、第1半導体チップ11のバンプ電極13は、はんだ層14を介して配線基板の第1接続パッド8に接合される。第2半導体チップ18のバンプ電極20は、はんだ層21を介して配線基板の第2接続パッド9に接合される(図13)。また、第1接続パッド及び第2接続パッド上に供給されていたフラックス層38、40は、リフロー炉41内での加熱により気化される。上記工程において仮留め材34によって仮固定しているので、リフロー炉41内においてはんだ層14,21と接続パッド8,9との接合時に半導体チップ11,18に荷重を掛ける必要がない。このため、荷重に起因するチップクラックの発生を抑制することができる。
リフロー炉から配線母基板を取り出す。これにより、製品領域25の上下面にそれぞれ第1半導体チップ11及び第2半導体チップ22がフリップチップ接合された配線母基板が得られる(図14)。尚、リフロー炉から配線基板を取り出した後、フラックス層を洗浄により除去するように構成してもよい。
次に、塗布装置(不図示)のディスペンサ42により、第1半導体チップ11の近傍にアンダーフィル材43を塗布する(図15)。第1半導体チップ11の近傍に塗布されたアンダーフィル材43は毛細管現象により、配線母基板26の製品領域25と第1半導体チップ11との間の隙間に充填される。アンダーフィル材43が充填された後、所定温度で硬化することで、第2樹脂充填材16が形成される。配線基板2の下面の製品領域25と第2半導体チップ18との間の隙間も同様にポッティングによりアンダーフィル材が充填される。
次に、配線母基板26の一面上においてそれぞれの製品領域25に搭載された複数の第1半導体チップ11を一括的に覆う封止樹脂層17を形成する(図16)。モールド工程では、例えば、上型と下型からなるモールド金型(不図示)で配線母基板26を型閉めし、上型のキャビティに溶融した封止樹脂を充填することで行うことができる。その後所定の温度、例えば175℃で熱処理することで、封止樹脂層17が熱硬化される。その後、ベーク炉に、配線母基板を入れて、所定の温度、例えば175℃で所定時間、熱処理することで封止樹脂層17を完全に硬化させる。これにより、図16に示すように配線母基板26の複数の製品領域25の一面を一括的に覆う封止樹脂層17が形成される。
次に、配線母基板26のランド10上に、外部電極となるはんだボール24を形成する(図17)。ボールマウント工程では、例えば、配線母基板26の複数のランド10の配置に合わせて複数の吸着孔が形成されたマウントツール44を用いて、例えば半田等からなるはんだボール24をマウントツール44の吸着孔に保持し、保持されたボールにフラックスを転写形成し、配線母基板26の複数のランド10に一括搭載することができる。すべてのランド10にはんだボール24を搭載した後、配線母基板26を所定温度でリフローすることで、配線母基板26のランド10上に外部電極が形成される。
次に、外部電極の形成された配線母基板26をダイシングライン27に沿って、個々の製品領域25毎に切断・分離する(図18)。基板分割工程では、例えば、配線母基板26の封止樹脂層17を、ダイシングテープ45に貼着固定した状態で、ダイシング装置(不図示)の高速回転のダイシングブレード46により回転研削することで、ダイシングラインに沿って切断することができる。そして切断後、ダイシングテープ45から個片化された製品領域25をピックアップすることで、図1及び図2に示すようなBGAの半導体装置1を得ることができる。
第1実施形態においては、はんだ層を含むバンプ電極を有する第1半導体チップ及び第2半導体チップを、配線基板の上下面にそれぞれ仮留め部材を介して搭載し、配線基板をリフロー炉内ではんだ層の融点以上に加熱し、バンプ電極をはんだ層を介して配線基板に接合するように構成したことで、半導体チップ及び配線基板に大きな荷重を加えることなく、良好に接合できる。そのため、薄い配線基板の上下面にサイズや配置が異なる半導体チップを搭載することによる接合不良(特に、半導体チップが重なり合っていない領域における接合不良)やチップクラックの発生を抑制することができる。これにより、半導体装置の信頼性及び製造歩留を向上できる。さらに薄い配線基板及び半導体チップを用いることができ、BGAの半導体装置の薄型化にも寄与することができる。
第1実施形態においては、配線基板の上下面に2つの同じ構成のメモリチップを搭載した例について説明したが、第1実施形態に係る発明は、DRAMとFlashのメモリチップ等、2つの異なる構成の半導体チップを、配線基板の上下面に搭載する場合にも適用することができる。すなわち、第1半導体チップと第2半導体チップとは大きさ及び形状のすくなくとも一方が異なってもよい。さらに、第1実施形態に係る発明は、配線基板の一つの製品領域の上下面に複数の半導体チップを搭載する場合にも適用することができる。
本開示の第2実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。製造する半導体装置は第1実施形態と同様である。図19〜図22に、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための概略工程図を示す。第1実施形態においては、半導体チップ実装前に仮留め材を半導体チップに配したが、第2実施形態においては、配線母基板に仮留め材を配する。
図8に示す工程までは、第1実施形態と同様である。次に、配線母基板26上に仮留め材34を供給する(図19)。仮留め材34の形態は第1実施形態と同様とすることができる。仮留め材34は、半導体チップの実装箇所に供給する。仮留め材34は、半導体チップのバンプ電極よりも内側に配すると好ましい。仮留め材34は、半導体チップよりサイズを小さくすると好ましく、例えばチップ領域搭載領域の中心領域に配置すると好ましい。仮留め材34は、例えば、ディスペンサ42によって配線母基板26上に塗布することができる。
次に、図9に示す工程と同様にして、第2半導体チップ18を、仮留め材34を介して配線母基板26の製品領域25に搭載する(図20)。半導体チップの実装方法は第1実施形態と同様とすることができる。
次に、図10に示す工程と同様にして、反対側の面のフラックス層38を形成する。次に、図19に示す工程と同様にして、配線母基板26の反対側の面上に仮留め材34を供給する(図21)。次に、図20に示す工程と同様にして、第1半導体チップ11を、仮留め材34を介して配線母基板26の製品領域25に搭載する(図22)。次に、図12〜図18に示す工程と同様にして半導体装置を製造する。
第2実施形態における上記以外の形態は第1実施形態と同様である。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第2実施形態においては、第1実施形態よりも仮留め材の供給量を変更しやすくなり、異なるバンプ配置の半導体チップにも容易に適用することができる。
上記の特許文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の半導体装置の製造方法は、上記実施形態に基づいて説明されているが、上記実施形態に限定されることなく、本発明の全開示に枠内において、かつ本発明の基本的技術思想に基づいて、種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)に対し種々の変形、変更及び改良を含むことができることはいうまでもない。また、本発明の全開示の枠内において、種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ・置換ないし選択が可能である。
本発明のさらなる課題、目的及び展開形態は、請求の範囲を含む本発明の全開示事項からも明らかにされる。
本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1 半導体装置
2 配線基板
3 絶縁基材
4,5 絶縁膜
6,7 開口部
8 第1接続パッド
9 第2接続パッド
10 ランド
11 第1半導体チップ
12 電極パッド
13 バンプ電極
14 はんだ層
15 第1樹脂充填材
16 第2樹脂充填材
17 封止樹脂層
18 第2半導体チップ
19 電極パッド
20 バンプ電極
21 はんだ層
22 第1樹脂充填材
23 第2樹脂充填材
24 はんだボール
25 製品領域
26 配線母基板
27 ダイシングライン
28 半導体ウエハ
29 チップ領域
30 ダイシングライン
31 表面保護テープ
32 研削砥石
33 ダイシングテープ
34 仮留め材
35 吸着コレット
36 ダイシングブレード
37 フラックス供給機構
38 フラックス層
39 ボンディングツール
40 フラックス層
41 リフロー炉
42 ディスペンサ
43 アンダーフィル材
44 マウントツール
45 ダイシングテープ
46 ダイシングブレード

Claims (17)

  1. 第1面に少なくとも1つの第1パッド、及び前記第1面とは反対側の第2面に少なくとも1つの第2パッドを有する配線基板を準備する工程と、
    少なくとも1つの第1電極を有する第1半導体チップを準備する工程と、
    少なくとも1つの第2電極を有する第2半導体チップを準備する工程と、
    前記第1パッドと前記第1電極とを第1はんだ層を介して位置合わせすると共に、前記第1半導体チップと前記配線基板との間に、前記第1半導体チップと前記配線基板とを固定するための第1仮留め材を配する工程と、
    前記第1半導体チップと前記配線基板とを前記第1仮留め材によって固定する工程と、
    前記第2パッドと前記第2電極とを第2はんだ層を介して位置合わせすると共に、前記第2半導体チップと前記配線基板との間に、前記第2半導体チップと前記配線基板とを固定するための第2仮留め材を配する工程と、
    前記第2半導体チップと前記配線基板とを前記第2仮留め材によって固定する工程と、
    前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップを前記配線基板に固定した後、前記第1はんだ層及び前記第2はんだ層の融点以上の温度で加熱して、前記第1パッドと前記第1電極とを接合すると共に、前記第2パッドと前記第2電極とを接合する工程と、
    を含む、半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1仮留め材は樹脂であり、
    前記第1半導体チップと前記配線基板とを固定する工程において、前記第1仮留め材が溶融し、前記第1はんだ層が溶融しない温度で前記第1仮留め材を加熱する、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2はんだ層の融点は、前記第2仮留め材の融点よりも100℃以上高い、請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第2仮留め材は樹脂であり、
    前記第2半導体チップと前記配線基板とを固定する工程において、前記第2仮留め材が溶融し、前記第2はんだ層が溶融しない温度で前記第2仮留め材を加熱する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2はんだ層の融点は、前記第2仮留め材の融点よりも100℃以上高い、請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1仮留め材を配する工程は、前記第1仮留め材を前記第1半導体チップに供給する工程を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第1仮留め材を配する工程は、前記第1仮留め材を前記配線基板に供給する工程を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第2仮留め材を配する工程は、前記第2仮留め材を前記第2半導体チップに供給する工程を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第2仮留め材を配する工程は、前記第2仮留め材を前記配線基板に供給する工程を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第1半導体チップと前記配線基板とを固定する工程及び前記第2半導体チップと前記配線基板とを固定する工程において、前記配線基板の前記第1面方向から平面投影視した場合、前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップは、前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとが重複していない領域を形成するように、前記配線基板に固定される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとは、同じ大きさ及び同じ形状を有する半導体チップである、請求項1〜10のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップの平面形状は略長方形である、請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記第1半導体チップと前記配線基板とを固定する工程及び前記第2半導体チップと前記配線基板とを固定する工程において、前記配線基板の前記第1面方向から平面投影視した場合、前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップは、前記第1半導体チップが前記第2半導体チップ対して45°〜135°回転した状態で、前記配線基板に固定される、請求項11又は12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記第1半導体チップと前記第2半導体チップは、大きさ又は形状が異なる半導体チップである、請求項1〜10のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記第1半導体チップと前記配線基板との間において前記第1仮留め材の周囲にアンダーフィル樹脂を充填する工程をさらに含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記第2半導体チップと前記配線基板との間において前記第2仮留め材の周囲にアンダーフィル樹脂を充填する工程をさらに含む、請求項1〜15のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  17. 前記第1パッドと前記第1電極とを接合すると共に、前記第2パッドと前記第2電極とを接合する工程は、前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップを固定した前記配線基板をリフロー炉内に収容し、前記第1はんだ層及び前記第2はんだ層の融点以上の温度で加熱する工程を含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
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