JP2016050101A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】片面が印刷された記録紙を印刷部へ再供給するための再供給通路の構成を工夫することで、プリンタ本体が大型化するのを抑える。【解決手段】収容トレイ21内の最上部の記録紙Pの上方に両面搬送ガイド40が配設されることで、両面搬送ガイド40と記録紙Pとの間に再供給通路16が設けられる。印刷部25で片面が印刷された記録紙Pは、排出ローラ27の逆回転によってスイッチバックされ、搬送通路15と再供給通路16とを繋ぐスイッチバック通路17に送り出される。スイッチバック通路17を通過することで搬送の向きが逆向きとなった記録紙Pは、再供給ローラ28によって再供給通路16に送り出されて収容トレイ21内に戻されるとともに、送り出しローラ32に受け渡される。【選択図】図2
Description
本発明は、プリンタに関するものである。
従来より、印刷部で片面が印刷された記録紙を印刷部へ再供給して反対側の面に印刷を行うことで、記録紙の両面に印刷を行うプリンタが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1には、片面が印刷されたシートの両面印刷を行うにあたって、排出ローラを逆回転させてシートの先端後端が逆転した状態でシート再給送搬送部へ搬送し、カセットからの搬送路に合流させることで、感光ドラムでシートの反対側の面に印刷するようにした構成が記載されている。
特許文献2には、用紙を反転させるための反転部や、反転された用紙を給紙搬送部に送り込むための両面搬送路などを有する両面反転ユニットを備えた構成が記載されている。そして、両面印刷のときには、一面に画像が形成された用紙を両面反転ユニット内に送り込んで用紙をスイッチバックで反転した後、給紙搬送部に再給紙し、給紙搬送部によって用紙を画像形成部に送り込み、画像形成部によって用紙を搬送しながら用紙の他面に画像を形成するようにしている。
しかしながら、従来の画像形成装置では、カセットから排出シート積載台に至る通常の記録紙の搬送通路とは異なる通路として、シート再給送搬送部(特許文献1参照)や両面反転ユニット(特許文献2参照)を別途設ける必要があるので、装置が大型化するとともにコストがかかってしまうという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、片面が印刷された記録紙を印刷部へ再供給するための再供給通路の構成を工夫することで、プリンタ本体が大型化するのを抑えることにある。
本発明の一態様は、複数枚の記録紙を収容可能な収容トレイと、該収容トレイが着脱可能に取り付けられるプリンタ本体と、該プリンタ本体内の所定の搬送通路に沿って該記録紙を搬送する搬送ローラと、該記録紙に対して印刷を行う印刷部とを備え、片面が印刷された該記録紙を該印刷部へ再供給して反対側の面に印刷を行うことで該記録紙の両面に印刷を行うプリンタを対象としている。そして、前記収容トレイ内の最上部の記録紙を前記搬送通路へ送り出す送り出しローラと、前記収容トレイ内の最上部の記録紙を覆うように該記録紙の上方に配設されて該記録紙との間に再供給通路を区画する両面搬送ガイドと、前記印刷部で印刷された前記記録紙をスイッチバックさせて、該搬送通路と前記再供給通路とを繋ぐスイッチバック通路に送り出すスイッチバックローラと、前記スイッチバック通路を通過する前記記録紙を前記再供給通路に送り出す再供給ローラとを備えている。
この態様では、収容トレイ内の最上部の記録紙と両面搬送ガイドとの間に再供給通路を設け、印刷部で片面が印刷された記録紙をスイッチバックさせて、スイッチバック通路及び再供給通路に送り出すようにしている。つまり、片面が印刷された記録紙がスイッチバックされて収容トレイ内に戻されることとなる。これにより、再供給専用の通路をプリンタ本体内に別途設ける必要が無いため、プリンタ本体が大型化するのを抑えることができる。
そして、上の態様のプリンタにおいて、前記送り出しローラは、前記収容トレイ内の最上部の記録紙に圧着する圧着位置と、該記録紙から離れる待避位置との間で移動可能に構成され、前記両面搬送ガイドは、前記送り出しローラの圧着位置又は待避位置への移動動作にそれぞれ連動して、前記記録紙に当接又は該記録紙から離れるように移動可能に構成されていてもよい。
この態様では、送り出しローラの圧着位置への移動動作に連動して両面搬送ガイドが移動して記録紙に当接する。また、送り出しローラの待避位置への移動動作に連動して両面搬送ガイドが移動して記録紙から離れる。これにより、両面搬送ガイドを記録紙に当接又は記録紙から離れるように移動させるための機構を別途設ける必要が無い。また、このような機構を別途設ける場合に比べて、コスト低減を図ることができる。
また、上の態様のプリンタにおいて、前記両面搬送ガイドは、前記送り出しローラ側の先端部に設けられ、前記収容トレイ内の最上部の記録紙に当接するガイドローラと、前記スイッチバック通路側の基端部に設けられ、前記ガイドローラが上下動するように前記両面搬送ガイドを回動可能に支持する支持軸と、前記送り出しローラの圧着位置又は待避位置への移動動作にそれぞれ連動して、前記ガイドローラが前記記録紙に当接又は該記録紙から離れるように前記両面搬送ガイドを回動させるリンク部とを備えた構成であってもよい。
この態様では、送り出しローラの圧着位置への移動動作に連動して両面搬送ガイドが回動し、ガイドローラが記録紙に当接する。また、送り出しローラの待避位置への移動動作に連動して両面搬送ガイドが回動し、ガイドローラが記録紙から離れる。これにより、両面搬送ガイドを回動させるための回動機構を別途設ける必要が無い。
また、上の態様のプリンタにおいて、前記リンク部は、前記両面搬送ガイドに設けられたリンク軸と、前記送り出しローラを回転可能に支持する本体部に設けられ、前記リンク軸が摺動可能に嵌め込まれる係合溝が形成されたリンク係合部とを備え、前記両面搬送ガイドは、前記送り出しローラの移動動作に連動して前記リンク軸が前記係合溝内を相対移動することで、前記支持軸を中心に回動するように構成されていてもよい。
この態様では、送り出しローラの圧着位置への移動動作に連動してリンク軸が係合溝内を相対移動することで両面搬送ガイドが回動し、ガイドローラが記録紙に当接する。また、送り出しローラの待避位置への移動動作に連動してリンク軸が係合溝内を相対移動することで両面搬送ガイドが回動し、ガイドローラが記録紙から離れる。
また、上の態様のプリンタにおいて、前記両面搬送ガイドは、前記送り出しローラ側の先端部に設けられ、前記収容トレイ内の最上部の記録紙に当接するガイドローラと、前記スイッチバック通路側の基端部に設けられ、前記ガイドローラが上下動するように該両面搬送ガイドを回動可能に支持する支持軸とを備え、前記収容トレイを前記プリンタ本体から取り外したときに、前記支持軸を中心に回動することで基端部から先端部に向かって斜め下方に傾斜しており、前記収容トレイは、前記プリンタ本体に対してスライド移動させたときに前記ガイドローラに当接する傾斜面を有して該ガイドローラを傾斜面に沿って上昇させるためのリフト部を備えた構成であってもよい。
この態様では、収容トレイをプリンタ本体にセットする際のスライド動作に連動して、ガイドローラがリフト部の傾斜面に沿って上昇する。これにより、両面搬送ガイドを回動させてガイドローラを持ち上げるための回動機構を別途設ける必要が無い。
本発明によれば、片面が印刷された記録紙をスイッチバックさせて収容トレイ内に戻すようにしたので、再供給専用の通路をプリンタ本体内に別途設ける必要が無く、プリンタ本体が大型化するのを抑えることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
《実施形態1》
図1及び図2に示すように、プリンタ10は、プリンタ本体20と、プリンタ本体20の下部側に着脱自在に取り付けられた収容トレイ21とを備えている。なお、本実施形態では、収容トレイ21が取り付けられる側をプリンタ前側といい、その反対側をプリンタ後側という。また、プリンタ前後方向に対して水平に直交する方向をプリンタ幅方向という。
図1及び図2に示すように、プリンタ10は、プリンタ本体20と、プリンタ本体20の下部側に着脱自在に取り付けられた収容トレイ21とを備えている。なお、本実施形態では、収容トレイ21が取り付けられる側をプリンタ前側といい、その反対側をプリンタ後側という。また、プリンタ前後方向に対して水平に直交する方向をプリンタ幅方向という。
収容トレイ21には、複数枚の記録紙Pが厚み方向に積層された状態で収容されている。収容トレイ21は、プリンタ本体20に対してスライド移動させることによって着脱自在に取り付けられる。
プリンタ本体20は、収容トレイ21内の記録紙Pを所定の搬送通路15へ送り出す送り出し部30と、レーザー記録方式で記録紙Pの片面に印刷を行う印刷部25と、印刷部25で印刷されたトナー像を定着させる定着部26と、印刷後の記録紙Pをプリンタ本体20の外側に排出する排出ローラ27とを備えている。
図3にも示すように、送り出し部30は、内部に伝動ギア(図示省略)が収納された本体部31と、本体部31のプリンタ前側で回転可能に支持された送り出しローラ32と、本体部31のプリンタ後側に取り付けられてプリンタ幅方向に延びる回動軸33とを有する。送り出し部30は、収容トレイ21の上方に配設されている。
送り出しローラ32は、本体部31を挟んでプリンタ幅方向に2つ設けられており、駆動モータ(図示省略)の回転駆動力が伝動ギアを介して伝達されることで、回転駆動するようになっている。送り出しローラ32は、本体部31とともに回動軸33を中心に回動することで、収容トレイ21内の最上部の記録紙Pに圧着する圧着位置と、記録紙Pから離れる待避位置との間で移動可能となっている。
送り出しローラ32は、収容トレイ21内の最上部の記録紙Pに圧着しながら図2で時計回り方向に回転駆動することで、最上部の記録紙Pだけを収容トレイ21の外側へ送り出す。
送り出しローラ32により収容トレイ21の外側に送り出された記録紙Pは、プリンタ本体20側の搬送通路15を通って搬送ローラ24に受け渡される。搬送ローラ24によって搬送された記録紙Pは、印刷部25へ供給される。
また、プリンタ本体20のプリンタ前側壁には、記録紙Pを手差し挿入することが可能な手差し開口部11が形成されている。手差し開口部11は、プリンタ前側から見て、搬送ローラ24に対してスムーズに記録紙Pを手差し挿入可能な位置に形成されている。手差し挿入された記録紙Pについても同様に、搬送ローラ24によって印刷部25へ供給される。
印刷部25は、所定の画像データに基づいて記録紙Pに印刷を行うものであり、感光ドラム25aと、感光ドラム25aに対向して配設された転写ローラ25bと、感光ドラム25aへの帯電などを行う現像部25cと、感光ドラム25aにレーザー光を照射するレーザスキャニングユニット25d(LSU:Laser Scanning Unit)とを有する。
感光ドラム25aは、現像部25cによってその表面が帯電され、レーザスキャニングユニット25dから画像信号に対応したレーザー光が照射されることで潜像が形成される。そして、感光ドラム25aにトナーを近づけることで表面にトナー像が形成される。
転写ローラ25bは、記録紙Pを感光ドラム25aに圧着させることにより、感光ドラム25a表面に形成されたトナー像を記録紙Pに転写させる。これにより、記録紙Pの片面に画像が印刷される。
印刷部25で印刷された記録紙Pは、定着部26に向かって搬送される。定着部26は、定着ローラ26a及び加圧ローラ26bを有しており、トナーが転写された記録紙Pを加熱及び加圧することで、トナーを記録紙Pに定着させる。
定着部26でトナーが定着された記録紙Pは、排出ローラ27に向かって搬送される。排出ローラ27は、図2で時計回り方向に正回転することで、記録紙Pをプリンタ本体20の外側に排出させる。排出ローラ27によって排出された記録紙Pは、記録紙Pを受け止めるための載置台12に載置される。
ここで、本実施形態に係るプリンタ10は、片面が印刷された記録紙Pをスイッチバックさせて印刷部25へ再供給して反対側の面に印刷を行うことで記録紙Pの両面に印刷することが可能となっている。以下、両面印刷を行うための構成について説明する。
収容トレイ21の上方には、収容トレイ21内の最上部の記録紙Pを覆うように、板状の両面搬送ガイド40が配設されている。両面搬送ガイド40と記録紙Pとの間には、再供給通路16が区画形成されている。
図4及び図5に示すように、両面搬送ガイド40におけるプリンタ前側の先端部は、プリンタ幅方向の中央部が切り欠かれている。これにより、両面搬送ガイド40の先端部には、プリンタ幅方向に間隔をあけて2つのローラ支持部41が設けられる。
ローラ支持部41の先端には、ガイドローラ42が回転可能に支持されている。ローラ支持部41におけるガイドローラ42の近傍には、湾曲状に盛り上がった補強部43が設けられている。また、2つのローラ支持部41に跨がるように、リンク軸44が連結されている。リンク軸44は、後述するリンク部35(図6参照)を構成している。2つのローラ支持部41の間には、送り出しローラ32が配設されている。
両面搬送ガイド40におけるプリンタ後側の基端部には、プリンタ幅方向に延びる支持軸45がそれぞれ設けられている。支持軸45は、プリンタ本体20に取り付けられており、ガイドローラ42が上下動するように両面搬送ガイド40を回動可能に支持している。
図6及び図7に示すように、送り出し部30の本体部31の下面には、リンク係合部36が設けられている。リンク係合部36には、プリンタ後側が開口した係合溝36aが形成されている。係合溝36aには、両面搬送ガイド40のリンク軸44が摺動可能に嵌め込まれている。このように、リンク係合部36とリンク軸44とによって、送り出しローラ32の圧着位置又は待避位置への移動動作に連動して両面搬送ガイド40を回動させるためのリンク部35が構成されている。
ここで、収容トレイ21内の記録紙Pの枚数が多い場合(図6参照)と、枚数が少ない場合(図7参照)とで、送り出し部30の回動角度が変化する。そのため、リンク係合部36の係合溝36aの奥行長さは、記録紙Pの収容枚数にかかわらず、リンク軸44が係合溝36a内を相対移動することで、送り出し部30と両面搬送ガイド40との相対位置が変化可能となるように設定されている。
このような構成とすれば、送り出しローラ32の圧着位置への移動動作に連動してガイドローラ42が記録紙Pに当接するように両面搬送ガイド40を回動させる一方、送り出しローラ32の待避位置への移動動作に連動してガイドローラ42が記録紙Pから離れるように両面搬送ガイド40を回動させることができる。
図2に示すように、搬送通路15における定着部26と排出ローラ27との間には、搬送通路15と再供給通路16とを繋ぐスイッチバック通路17が設けられている。スイッチバック通路17には、再供給ローラ28が配設されている。
ここで、記録紙Pに両面印刷を行う場合には、片面が印刷されて定着部26より送り出された記録紙Pを、搬送の向きが逆向きとなるようにスイッチバックさせる必要がある。
排出ローラ27は、図2で時計回り方向に回転して記録紙Pを載置台12に排出する正回転と、図2で反時計回り方向に回転して記録紙Pをスイッチバック通路17に戻す逆回転とを行うように構成されている。つまり、排出ローラ27がスイッチバックローラを構成している。なお、排出ローラ27とは別にスイッチバックローラを設けた構成としてもよい。
ここで、排出ローラ27が、定着部26より搬送されてきた記録紙Pを受け取る際には、排出ローラ27は正回転している。そして、記録紙Pの後端が搬送通路15とスイッチバック通路17との分岐位置を通り過ぎるまで、排出ローラ27によって載置台12側へ搬送される。なお、記録紙Pの後端が搬出ローラ27を通過する直前まで搬送してもよい。
ここで、記録紙Pの後端がスイッチバック可能な位置まで搬送されたかを検知するためには、例えば、搬送ローラ24と感光ドラム25aとの間に配設されたペーパーインセンサ(図示省略)で記録紙Pの先端位置を検知しておき、搬送ローラ24の回転数に基づいて紙送り量を算出するようにすればよい。
その後、排出ローラ27を逆回転させて、記録紙Pを後端側からスイッチバック通路17へ向けて搬送する。排出ローラ27によりスイッチバックされた記録紙Pは、スイッチバック通路17を通過して再供給ローラ28に受け渡される。記録紙Pは、スイッチバック通路17を通過することで搬送の向きが逆向きとなる。スイッチバック通路17を通過する記録紙Pは、再供給ローラ28によって、両面搬送ガイド40と収容トレイ21内に収容されている次の記録紙Pとの間に設けられた再供給通路16へ搬送され、送り出しローラ32に受け渡される。
なお、最後の1枚の記録紙Pを印刷しているときには、収容トレイ21内に記録紙Pが収容されていない状態となる。この場合には、両面搬送ガイド40と収容トレイ21の底面との間に再供給通路16が区画形成される。
このように、再供給通路16を通って収容トレイ21内に収容された記録紙Pの下面は、印刷部25によって最初に印刷された面とは反対側の面であり、未だ印刷されていない面である。そして、最初の印刷時と同様に反対側の面にも印刷することで、記録紙Pの両面に印刷されることになる。
以上のように、本実施形態に係るプリンタ10では、片面が印刷された記録紙Pをスイッチバックさせて収容トレイ21内に戻すようにしたので、再供給専用の通路をプリンタ本体20内に別途設ける必要が無く、プリンタ本体20が大型化するのを抑えることができる。
《実施形態2》
図8は、本実施形態2に係るプリンタの収容トレイをスライド移動させたときの側面断面図である。以下、前記実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図8は、本実施形態2に係るプリンタの収容トレイをスライド移動させたときの側面断面図である。以下、前記実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図8に示すように、両面搬送ガイド40におけるプリンタ前側の先端部には、ガイドローラ42が設けられている。両面搬送ガイド40におけるプリンタ後側の基端部には、ガイドローラ42が上下動するように両面搬送ガイド40を回動可能に支持する支持軸45が設けられている(図2参照)。
ここで、両面搬送ガイド40は、収容トレイ21を取り外したときに、支持軸45を中心に回動することでプリンタ後側からプリンタ前側に向かって斜め下方に傾斜している。
収容トレイ21のプリンタ後側の端部には、ガイドローラ42に対応する位置にリフト部22が設けられている。リフト部22は、収容トレイ21をスライド移動させたときにガイドローラ42に当接する傾斜面22aと、傾斜面22aの上端部からプリンタ前側に向かって水平方向に延びる水平面22bとを有する。
ここで、収容トレイ21をスライド移動させると、図9に示すように、ガイドローラ42がリフト部22の傾斜面22aに沿って上昇する。その後、図10に示すように、ガイドローラ42がリフト部22の水平面22bに乗り上げ、水平面22bに沿って水平方向に相対移動する。そして、図11に示すように、ガイドローラ42は、リフト部22の水平面22bから収容トレイ21内の最上部の記録紙Pに当接して、記録紙Pの上面に沿って相対移動する。
これにより、収容トレイ21をプリンタ本体20にセットする際のスライド動作に連動して、ガイドローラ42を記録紙Pの上面に当接するように持ち上げることができる。
《その他の実施形態》
前記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
前記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
本実施形態では、レーザー記録方式の印刷部25を備えたレーザープリンタについて説明したが、インクジェット記録方式の印刷部25を備えたインクジェットプリンタであってもよい。
また、本実施形態では、両面搬送ガイド40をプリンタ本体20側に取り付けるようにした構成について説明したが、両面搬送ガイド40を収容トレイ21側に取り付けるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明は、片面が印刷された記録紙を印刷部へ再供給するための再供給通路の構成を工夫することで、プリンタ本体が大型化するのを抑えることができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
10 プリンタ
15 搬送通路
16 再供給通路
17 スイッチバック通路
20 プリンタ本体
21 収容トレイ
22 リフト部
22a 傾斜面
24 搬送ローラ
25 印刷部
27 排出ローラ(スイッチバックローラ)
28 再供給ローラ
31 本体部
32 送り出しローラ
35 リンク部
36 リンク係合部
36a 係合溝
40 両面搬送ガイド
42 ガイドローラ
44 リンク軸
45 支持軸
P 記録紙
15 搬送通路
16 再供給通路
17 スイッチバック通路
20 プリンタ本体
21 収容トレイ
22 リフト部
22a 傾斜面
24 搬送ローラ
25 印刷部
27 排出ローラ(スイッチバックローラ)
28 再供給ローラ
31 本体部
32 送り出しローラ
35 リンク部
36 リンク係合部
36a 係合溝
40 両面搬送ガイド
42 ガイドローラ
44 リンク軸
45 支持軸
P 記録紙
Claims (5)
- 複数枚の記録紙を収容可能な収容トレイと、該収容トレイが着脱可能に取り付けられるプリンタ本体と、該プリンタ本体内の所定の搬送通路に沿って該記録紙を搬送する搬送ローラと、該記録紙に対して印刷を行う印刷部とを備え、片面が印刷された該記録紙を該印刷部へ再供給して反対側の面に印刷を行うことで該記録紙の両面に印刷を行うプリンタであって、
前記収容トレイ内の最上部の記録紙を前記搬送通路へ送り出す送り出しローラと、
前記収容トレイ内の最上部の記録紙を覆うように該記録紙の上方に配設されて該記録紙との間に再供給通路を区画する両面搬送ガイドと、
前記印刷部で印刷された前記記録紙をスイッチバックさせて、該搬送通路と前記再供給通路とを繋ぐスイッチバック通路に送り出すスイッチバックローラと、
前記スイッチバック通路を通過する前記記録紙を前記再供給通路に送り出す再供給ローラとを備えたことを特徴とするプリンタ。 - 請求項1において、
前記送り出しローラは、前記収容トレイ内の最上部の記録紙に圧着する圧着位置と、該記録紙から離れる待避位置との間で移動可能に構成され、
前記両面搬送ガイドは、前記送り出しローラの圧着位置又は待避位置への移動動作にそれぞれ連動して、前記記録紙に当接又は該記録紙から離れるように移動可能に構成されていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項2において、
前記両面搬送ガイドは、
前記送り出しローラ側の先端部に設けられ、前記収容トレイ内の最上部の記録紙に当接するガイドローラと、
前記スイッチバック通路側の基端部に設けられ、前記ガイドローラが上下動するように前記両面搬送ガイドを回動可能に支持する支持軸と、
前記送り出しローラの圧着位置又は待避位置への移動動作にそれぞれ連動して、前記ガイドローラが前記記録紙に当接又は該記録紙から離れるように前記両面搬送ガイドを回動させるリンク部とを備えたことを特徴とするプリンタ。 - 請求項3において、
前記リンク部は、
前記両面搬送ガイドに設けられたリンク軸と、
前記送り出しローラを回転可能に支持する本体部に設けられ、前記リンク軸が摺動可能に嵌め込まれる係合溝が形成されたリンク係合部とを備え、
前記両面搬送ガイドは、前記送り出しローラの移動動作に連動して前記リンク軸が前記係合溝内を相対移動することで、前記支持軸を中心に回動するように構成されていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1において、
前記両面搬送ガイドは、
前記送り出しローラ側の先端部に設けられ、前記収容トレイ内の最上部の記録紙に当接するガイドローラと、
前記スイッチバック通路側の基端部に設けられ、前記ガイドローラが上下動するように該両面搬送ガイドを回動可能に支持する支持軸とを備え、
前記収容トレイを前記プリンタ本体から取り外したときに、前記支持軸を中心に回動することで基端部から先端部に向かって斜め下方に傾斜しており、
前記収容トレイは、前記プリンタ本体に対してスライド移動させたときに前記ガイドローラに当接する傾斜面を有して該ガイドローラを傾斜面に沿って上昇させるためのリフト部を備えていることを特徴とするプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014177805A JP2016050101A (ja) | 2014-09-02 | 2014-09-02 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Country | Link |
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2014
- 2014-09-02 JP JP2014177805A patent/JP2016050101A/ja active Pending
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