JP2016049952A - 車両用ブロアモータ制御装置 - Google Patents

車両用ブロアモータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016049952A
JP2016049952A JP2014178210A JP2014178210A JP2016049952A JP 2016049952 A JP2016049952 A JP 2016049952A JP 2014178210 A JP2014178210 A JP 2014178210A JP 2014178210 A JP2014178210 A JP 2014178210A JP 2016049952 A JP2016049952 A JP 2016049952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotational speed
command value
speed
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014178210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6398485B2 (ja
Inventor
幸人 末廣
Yukito Suehiro
幸人 末廣
秀宣 鈴木
Hidenori Suzuki
秀宣 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2014178210A priority Critical patent/JP6398485B2/ja
Publication of JP2016049952A publication Critical patent/JP2016049952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6398485B2 publication Critical patent/JP6398485B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

【課題】過熱状態を解消するために回転速度を低下させる制御を行っている場合でも、ユーザの操作に基づく回転速度の変更が可能な車両用ブロアモータ制御装置を提供する。【解決手段】マイコン32は、エアコンECU82を介して入力されたユーザのスイッチ操作による指令値に従ってモータ52の回転速度を制御する。マイコン32は、指令値に従ってモータ52の回転速度を制御している際に、サーミスタ54Aによって回路の過熱を検知すると、モータ52の回転速度を過熱状態が解消するまで所定の減速度で段階的に低下させる。また、マイコン32は、入力された指令値が示す回転速度が、低下させた回転速度よりも低い場合には、当該指令値に従ってモータ52の回転速度を制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ブロアモータ制御装置に関する。
車両空調機用モータであるブロアモータ(以下、「モータ」と略記)の駆動制御を行う回路にはスイッチング素子としてFET(電界効果トランジスタ)等の半導体が実装されている。これらFET等の半導体は、所定の温度以上になると損傷するおそれがある。
モータ又はモータの駆動制御を行う回路が過熱状態になった場合、モータの回転を一時的に低下させて、過熱状態を解消することが行われている。例えば、特許文献1には、モータ又は回路が過熱状態になった場合、段階的にモータの回転速度を低下させて、過熱状態を解消するオートエアコンの風量制御方法の発明が開示されている。
特開2006−168565号公報
しかしながら、特許文献1に記載のオートエアコンの風量制御方法は、過熱状態を解消するために、モータの回転速度を段階的に低下させる制御を実行している場合には、ユーザによるエアコンの風量変更の操作を受け付けないという問題があった。
図5は、過熱状態になったモータの回転制御におけるモータ回転速度90及びユーザの操作によるモータの回転速度の指令値であるユーザ指定速度92の各々の変化の一例を示した概略図である。図5では、時刻t1でサーミスタ等によって過熱状態を検出すると、時刻t1から△T1後の時刻t2でモータの回転速度を一段階低下させている。
時刻t3でユーザのエアコンの設定温度を高くする又はエアコンの風量を低下させる等の操作により、ユーザ指定速度92が下げられたが、モータの制御回路は段階的に回転速度を低下させる制御を優先するので、ユーザ指定速度92が回転速度を低下させるものであっても受け付けない。
時刻t1から△T2後の時刻t4には、時刻t4から△T1後の時刻t5にかけてモータ回転速度90をもう一段階低下させ、時刻t6には、時刻t6から△T1後の時刻t7にかけてモータ回転速度90をさらに一段階低下させているが、ユーザ指定速度92に対応した制御は行われないという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、過熱状態を解消するために回転速度を低下させる制御を行っている場合でも、ユーザの操作に基づく回転速度の変更が可能な車両用ブロアモータ制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載の車両用ブロアモータ制御装置は、モータ又は回路の過熱状態を検知する過熱状態検知部と、ユーザの操作に基づいて前記モータの回転速度の指令値を出力するスイッチと、前記指令値に従って前記モータの回転速度を制御すると共に、制御中に前記過熱状態検知部が過熱状態を検知した場合には、前記モータの回転速度を前記過熱状態が解消するまで所定の減速度で段階的に低下させ、前記スイッチから入力された指令値が示す回転速度が現在の回転速度よりも低い場合には、前記指令値に従って前記モータの回転速度を制御する制御部と、を含む。
この車両用ブロアモータ制御装置は、過熱状態を解消するために回転速度を低下させた後に入力されたユーザ操作に基づく指令値が示す回転速度が、現在の回転速度よりも低い場合には、入力された指令値に従ってモータの回転速度を制御する。その結果、過熱状態を解消するために回転速度を低下させる制御を行っている場合でも、ユーザの操作に基づく回転速度の変更が可能となる。
請求項2記載の車両用ブロアモータ制御装置は、請求項1記載の車両用ブロアモータ制御装置において、前記モータは車両用空調機の送風に用いられ、前記スイッチは、前記車両用空調機の風量を低下させる指令を出力し、前記制御部は、前記風量を低下させる指令に含まれた前記モータの回転速度の指令値が、前記過熱状態検知部が過熱状態を検知した場合に低下させた回転速度よりも低いときに、前記風量を低下させる指令に含まれた前記モータの回転速度の指令値に従って前記モータの回転速度を制御する。
この車両用ブロアモータ制御装置によれば、過熱状態を解消するために回転速度を低下させる制御を行っている場合でも、車両用空調機の風量を低下させる操作が可能となる。
請求項3記載の車両用ブロアモータ制御装置は、請求項2記載の車両用ブロアモータ制御装置において、前記スイッチは、前記車両用空調機の設定温度を高くする指令を出力し、前記制御部は、前記車両用空調機の設定温度を高くする指令に含まれた前記モータの回転速度の指令値が、前記過熱状態検知部が過熱状態を検知した場合に低下させた回転速度よりも低いときに、前記車両用空調機の設定温度を高くする指令に含まれた前記モータの回転速度の指令値に従って前記モータの回転速度を制御する。
この車両用ブロアモータ制御装置によれば、過熱状態を解消するために回転速度を低下させる制御を行っている場合でも、車両用空調機の設定温度を高くする操作が可能となる。
本発明の実施の形態に係る車両用ブロアモータ制御装置を用いたモータユニットの構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ブロアモータ制御装置の概略を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ブロアモータ制御装置の過熱状態でのモータの回転制御におけるモータ回転速度及びユーザの操作によるモータの回転速度の指令値であるユーザ指定速度の各々の変化の一例を示した概略図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ブロアモータ制御装置の、過熱状態検出時の減速処理の一例を示すフローチャートである。 過熱状態になったモータの回転制御におけるモータ回転速度及びユーザの操作によるモータの回転速度の指令値であるユーザ指定速度の各々の変化の一例を示した概略図である。
図1は、本実施の形態に係る車両用ブロアモータ制御装置20を用いたモータユニット10の構成を示す概略図である。図1の本実施の形態に係るモータユニット10は、一例として車載エアコンの送風に用いられる、いわゆるブロアモータのユニットである。
本実施の形態に係るモータユニット10は、ステータ14の外側にロータ12が設けられた、アウターロータ構造の三相モータに係るものである。ステータ14はコア部材に導線が巻かれた電磁石であって、U相、V相、W相の三相を構成している。ステータ14のU相、V相、W相の各々は、後述する車両用ブロアモータ制御装置20の制御により、電磁石で発生する磁界の極性が切り替えられることにより、いわゆる回転磁界を発生する。
ロータ12の内側(図示せず)にはロータマグネットが設けられており、ロータマグネットは、ステータ14で生じた回転磁界に対応することにより、ロータ12を回転させる。ロータ12にはシャフト16が設けられており、ロータ12と一体になって回転する。図1には示していないが、本実施の形態ではシャフト16には、いわゆるシロッコファン等の多翼ファンが設けられ、当該多翼ファンがシャフト16と共に回転することにより、車載エアコンにおける送風が可能となる。
ステータ14は、上ケース18を介して、車両用ブロアモータ制御装置20に取り付けられる。車両用ブロアモータ制御装置20は、車両用ブロアモータ制御装置20の基板22と、基板22上の素子から生じる熱を放散するヒートシンク24とを備えている。ロータ12、ステータ14及び車両用ブロアモータ制御装置20を含んで構成されるモータユニット10には、下ケース60が取り付けられる。
図2は、本実施の形態に係る車両用ブロアモータ制御装置20の概略を示す図である。インバータ回路40は、モータ52のステータ14のコイルに供給する電力をスイッチングする。例えば、インバータFET44A,44DはU相のコイル14Uに、インバータFET44B,44EはV相のコイル14Vに、インバータFET44C,44FはW相のコイル14Wに、各々供給する電力のスイッチングを行う。
インバータFET44A,44B,44Cの各々のドレインは、ノイズ除去用のチョークコイル46を介して車載のバッテリ80の正極に接続されている。また、インバータFET44D,44E,44Fの各々のソースは、逆接防止FET48を介してバッテリ80の負極に接続されている。
本実施の形態では、シャフト16と同軸に設けられたロータマグネット12A又はセンサマグネットの磁界をホール素子12Bが検出する。マイコン32は、ホール素子12Bにより検出された磁界に基づいてロータ12の回転速度及び位置(回転位置)を検出し、ロータ12の回転速度及び回転位置に応じてインバータ回路40のスイッチングの制御を行う。
マイコン32には、エアコンのスイッチ操作に対応してエアコンを制御するエアコンECU82からのロータ12の回転速度に係る速度指令値を含む制御信号が入力される。また、マイコン32には、サーミスタ54Aと抵抗54Bとで構成された分圧回路54と、インバータ回路40とバッテリ80の負極との間に設けられた電流センサ56とが接続されている。エアコンのスイッチ操作には種々の場合があるが、モータ52の回転を低下させる操作には、エアコンの風量を低下させる操作及びエアコンの設定温度を高くする操作等がある。本実施の形態では、エアコンの風量を低下させるスイッチ操作及びエアコンの設定温度を高くするスイッチ操作が行われると、エアコンECUは、モータ52の回転速度を低下させる指令をマイコン32に出力する。
分圧回路54を構成するサーミスタ54Aは、回路の基板22の温度に応じて抵抗値が変化するので、分圧回路54が出力する信号の電圧は基板22の温度に応じて変化する。マイコン32は、分圧回路54から出力される信号の電圧の変化に基づいて、基板22の温度を算出する。本実施の形態では、便宜上、分圧回路54から出力される信号をサーミスタ54Aの検知結果に基づく信号とする。また、本実施の形態では、サーミスタ54Aの検知結果に基づいて算出された回路の基板22の温度を、サーミスタ54Aが検知した回路の基板22の温度とする。
電流センサ56は、例えば、シャント抵抗56Aとシャント抵抗56Aの両端の電位差を増幅するアンプ56Bとを有している。マイコン32は、アンプ56Bが出力した信号に基づいて、インバータ回路40の電流を算出する。
本実施の形態では、サーミスタ54Aからの信号、電流センサ56が出力した信号、及びホール素子12Bが出力した信号は、マイコン32内の温度保護制御部62に入力される。温度保護制御部62は、各々入力された信号に基づいて基板22の素子の温度、インバータ回路40の電流、及びロータ12の回転速度等を算出する。また、温度保護制御部62には、電源であるバッテリ80が接続されており、温度保護制御部62は、バッテリ80の電圧を電源電圧として検知する。
エアコンECU82からの制御信号は、マイコン32内の速度制御部64に入力される。速度制御部64には、ホール素子12Bが出力した信号も入力される。速度制御部64は、エアコンECU82からの制御信号並びにホール素子12Bからの信号に基づくロータ12の回転速度及び回転位置に基づいて、インバータ回路40のスイッチングの制御に係るPWM(Pulse Width Modulation)制御のデューティ比を算出する。
速度制御部64が算出したデューティ比を示す信号は、PWM出力部66と温度保護制御部62とに入力される。温度保護制御部62は、基板22の素子の温度、ロータ12の回転速度及び車両用ブロアモータ制御装置20の回路の負荷に基づいて、速度制御部64が算出したデューティ比を補正して、速度制御部64にフィードバックする。回路の負荷は、例えば、インバータ回路40の電流、電源電圧又はインバータ回路40が生成した電圧のデューティ比である。本実施の形態では、インバータ回路40が生成した電圧のデューティ比はPWM出力部66がインバータ回路40に生成させる電圧のデューティ比と同じである。図2に示したように、PWM出力部66がインバータ回路40に生成させる電圧のデューティ比を示す信号は、温度保護制御部62にも入力されている。
また、温度保護制御部62には、記憶装置であるメモリ68が接続されている。メモリ68には、例えば、過熱状態の場合に、モータ52の回転速度を低下させるためのプログラム等が記憶されている。
速度制御部64は、温度保護制御部62による補正を、例えばPI制御(Proportional Integral Controller)等によって自身が算出したデューティ比にフィードバックし、当該フィードバックを行ったデューティ比を示す信号をPWM出力部66に出力する。PWM出力部66は、入力された信号が示すデューティ比の電圧を生成するようにインバータ回路40のスイッチングを制御する。
続いて、本実施の形態に係る車両用ブロアモータ制御装置20の作用並びに効果について説明する。図3は、本実施の形態に係る車両用ブロアモータ制御装置20の過熱状態でのモータの回転制御におけるモータ回転速度94及びユーザの操作によるモータの回転速度の指令値であるユーザ指定速度96の各々の変化の一例を示した概略図である。
図3では、時刻t1でサーミスタ等によって過熱状態を検出すると、ユーザの操作とは関係なく、時刻t1から△T3後の時刻t2でモータの回転速度を所定の減速度で一段階低下させている。所定の減速度は、エアコンの機種等によって異なるが、一例として、一段階当り500〜1000rpmである。
時刻t3でエアコンの設定温度を高くする又はエアコンの風量を低下させる等のユーザのスイッチ操作により、ユーザ指定速度96が下げられると、下げられたユーザ指定速度96が、時刻t2で下げられたモータ回転速度94未満か否かが判定される。そして、ユーザ指定速度96がモータ回転速度94未満の場合には、モータ回転速度94はユーザ指定速度96まで下げられる。
なお、ユーザ指定速度96がモータ回転速度94以上の場合には、図3の太い破線で示したように時刻t4までモータ回転速度94は維持される。時刻t1から△T4後の時刻t4から時刻t5にかけてモータ回転速度94をもう一段階低下させ、時刻t6から時刻t7にかけてモータ回転速度94をさらに一段階低下させている。
図3でユーザ指定速度96がモータ回転速度94以上の場合には、サーミスタ54Aが検知した温度が所定の閾値未満になった等により、過熱状態が解消したと判定されるまで段階的にモータ回転速度94を低下させることにより、過熱状態を解消する。なお、モータ回転速度94を段階的に低下させて、モータ回転速度94が下限値に達しても過熱状態が解消しない場合には、モータ52の回転を過熱状態が解消するまで下限値の回転速度で回転させる。なお、下限値は、一例として、1000rpmである。
図4は、本実施の形態に係る車両用ブロアモータ制御装置20の、過熱状態検出時の減速処理の一例を示すフローチャートである。ステップ400では、ユーザのスイッチ操作に基づいてエアコンECU82から入力された指令からユーザ指定速度96を抽出する。ユーザのスイッチ操作は、例えば、エアコンの風量又はエアコンの設定温度を変更するものである。ユーザによってエアコンの風量を低下させるスイッチ操作が行われた場合、マイコン32は、低下させる風量に応じた回転速度をユーザ指定速度96とする。また、ユーザによってエアコンの設定温度を高くするスイッチ操作が行われた場合、マイコン32は、設定温度の変更に伴って低下させる風量に応じた回転速度をユーザ指定速度96とする。本実施の形態では、ステップ400で抽出したユーザ指定速度96が、モータ52の現在の回転速度よりも低い場合には、マイコン32は、当該ユーザ指定速度96を指令値とし、当該指令値に従ってモータ52の回転速度を制御する。
ステップ402では、サーミスタ54Aが検知した温度に基づいて、システムの過熱状態の有無を判定する。ステップ402で肯定判定の場合には、ステップ404でユーザ指定速度96がモータ回転速度94未満か否かを判定し、肯定判定の場合には、ステップ406でモータ回転速度94をユーザ指定速度96まで減速する。さらにステップ408では、サーミスタ54Aが検知した温度が所定の閾値を下回った等により過熱状態が解消したか否かを判定して、肯定判定の場合には処理をリターンする。
ステップ404で否定判定の場合には、ステップ410で、図3の時刻t1、t2でのようにモータ回転速度94を所定の減速度で一段階減速させ、ステップ408で過熱状態が解消したか否かを判定する。ステップ408で肯定判定の場合には処理をリターンし、ステップ408で否定判定の場合にはステップ412でモータ回転速度94が下限値以下か否かを判定する。ステップ412で肯定判定の場合には、ステップ414でモータ回転速度94を下限値で保持させてリターンする。また、ステップ412で否定判定の場合には、現在制御中のモータ回転速度でリターンする。
なお、ステップ402で否定判定の場合には、ステップ416で、ユーザ指定速度96に基づいてモータ回転速度94を制御する通常のモータの回転速度の制御を実行し、処理をリターンする。
以上、説明したように本実施の形態は、ユーザの指定速度に応じた回転速度になるようにモータ52の回転速度を制御している状態で、モータ52又は基板22の過熱状態が検出された場合には、過熱状態が解消されるまで、段階的にモータ52の回転速度が減速される。
また、モータ52の回転速度を段階的に減速している状態で、ユーザの指定速度が現在のモータ回転速度より低い回転速度に変更されると、ユーザの指定速度に応じた回転速度になるようにモータ52の回転速度が減速される。
なお、モータ52の回転速度を段階的に減速している状態で、ユーザの指定速度が現在のモータ回転速度より高い回転速度に変更されても、モータ52の回転速度を段階的に減速する制御が優先される。
そして、過熱状態が解消されると、再度、ユーザの指定速度に応じた回転速度になるようにモータ52の回転速度が制御される。
10…モータユニット、12…ロータ、12A…ロータマグネット、12B…ホール素子、14…ステータ、14U,14V,14W…コイル、16…シャフト、18…上ケース、20…車両用ブロアモータ制御装置、22…基板、24…ヒートシンク、32…マイコン、40…インバータ回路、44A,44B,44C,44D,44E,44F…インバータFET、46…チョークコイル、48…逆接防止FET、52…モータ、54…分圧回路、54A…サーミスタ、54B…抵抗、56…電流センサ、56A…シャント抵抗、56B…アンプ、60…下ケース、62…温度保護制御部、64…速度制御部、66…PWM出力部、68…メモリ、80…バッテリ、82…エアコンECU、90…モータ回転速度、92…ユーザ指定速度、94…モータ回転速度、96…ユーザ指定速度

Claims (3)

  1. モータ又は回路の過熱状態を検知する過熱状態検知部と、
    ユーザの操作に基づいて前記モータの回転速度の指令値を出力するスイッチと、
    前記指令値に従って前記モータの回転速度を制御すると共に、制御中に前記過熱状態検知部が過熱状態を検知した場合には、前記モータの回転速度を前記過熱状態が解消するまで所定の減速度で段階的に低下させ、前記スイッチから入力された指令値が示す回転速度が現在の回転速度よりも低い場合には、前記指令値に従って前記モータの回転速度を制御する制御部と、
    を含む車両用ブロアモータ制御装置。
  2. 前記モータは車両用空調機の送風に用いられ、
    前記スイッチは、前記車両用空調機の風量を低下させる指令を出力し、
    前記制御部は、前記風量を低下させる指令に含まれた前記モータの回転速度の指令値が、前記過熱状態検知部が過熱状態を検知した場合に低下させた回転速度よりも低いときに、前記風量を低下させる指令に含まれた前記モータの回転速度の指令値に従って前記モータの回転速度を制御する請求項1記載の車両用ブロアモータ制御装置。
  3. 前記スイッチは、前記車両用空調機の設定温度を高くする指令を出力し、
    前記制御部は、前記車両用空調機の設定温度を高くする指令に含まれた前記モータの回転速度の指令値が、前記過熱状態検知部が過熱状態を検知した場合に低下させた回転速度よりも低いときに、前記車両用空調機の設定温度を高くする指令に含まれた前記モータの回転速度の指令値に従って前記モータの回転速度を制御する請求項2記載の車両用ブロアモータ制御装置。
JP2014178210A 2014-09-02 2014-09-02 車両用ブロアモータ制御装置 Active JP6398485B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014178210A JP6398485B2 (ja) 2014-09-02 2014-09-02 車両用ブロアモータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014178210A JP6398485B2 (ja) 2014-09-02 2014-09-02 車両用ブロアモータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016049952A true JP2016049952A (ja) 2016-04-11
JP6398485B2 JP6398485B2 (ja) 2018-10-03

Family

ID=55657774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014178210A Active JP6398485B2 (ja) 2014-09-02 2014-09-02 車両用ブロアモータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6398485B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101779481B1 (ko) * 2016-06-02 2017-09-18 주식회사 트루윈 자동차 공조장치의 블로워모터 제어장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08204076A (ja) * 1995-01-25 1996-08-09 Toyota Motor Corp 自動車用空調装置のパワートランジスタ過熱防止装置
JP2000078880A (ja) * 1998-08-26 2000-03-14 Calsonic Corp ブラシレスモータの制御装置
JP2003348883A (ja) * 2002-05-30 2003-12-05 Asmo Co Ltd モータ制御装置及び空調装置用モータ
JP2014061854A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Denso Corp 車両用空調装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08204076A (ja) * 1995-01-25 1996-08-09 Toyota Motor Corp 自動車用空調装置のパワートランジスタ過熱防止装置
JP2000078880A (ja) * 1998-08-26 2000-03-14 Calsonic Corp ブラシレスモータの制御装置
JP2003348883A (ja) * 2002-05-30 2003-12-05 Asmo Co Ltd モータ制御装置及び空調装置用モータ
JP2014061854A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Denso Corp 車両用空調装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101779481B1 (ko) * 2016-06-02 2017-09-18 주식회사 트루윈 자동차 공조장치의 블로워모터 제어장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6398485B2 (ja) 2018-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6330219B2 (ja) モータ制御装置
JP4989591B2 (ja) 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両
US10574169B2 (en) Motor driving device
JP6354466B2 (ja) 車両空調機用モータ制御装置
JP5923365B2 (ja) 電動機の出力制御装置
JP2006204063A (ja) 半導体素子制御装置及び半導体素子の制御方法
JP6398485B2 (ja) 車両用ブロアモータ制御装置
JP2015033281A (ja) モータ駆動方法、モータ駆動装置およびブラシレスモータ
JP6285329B2 (ja) 車両用ブロアモータ制御装置
JP6180578B1 (ja) 電力変換装置の制御装置および制御方法
JP2015006101A (ja) モータ制御装置
JP2016082780A (ja) モータ制御装置
JP6413440B2 (ja) モータ制御装置
JP4418194B2 (ja) ブラシレスdcモータの駆動装置
JP7067417B2 (ja) モータ制御装置
JP2017201863A (ja) モータ駆動装置
JP2016093083A (ja) 車両用ファンモータ制御装置
JP6467892B2 (ja) モータ制御装置
JP2010022102A (ja) ブラシレスdcモータとそれを搭載した換気送風装置
JP2016136820A (ja) モータ駆動装置
JP2014183659A (ja) ファンモータの駆動制御装置
JP6311112B2 (ja) ブラシレスdcモータ
JP2014057475A (ja) 電圧制御回路
JP6031419B2 (ja) モータ制御装置
JP2016184997A (ja) 車両用制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180403

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20180418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180820

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6398485

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250