JP2015033281A - モータ駆動方法、モータ駆動装置およびブラシレスモータ - Google Patents

モータ駆動方法、モータ駆動装置およびブラシレスモータ Download PDF

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Abstract

【課題】モータに供給される電源電圧が所定の電圧を超えると、電圧抑制に必要な最小の電流量となる回転数を増やす。上位装置での異常判定猶予期間内に回転数を戻し異常検出を回避することで追加部品不要で安価にサージ等の電圧上昇を抑制し、必要最小の回転数増加により省エネかつ低騒音のブロアモータを提供する。【解決手段】モータに供給される電源の電圧が所定電圧以上のとき過電圧と判定する過電圧判定部52と、所定の指令回転数に従いモータを駆動制御し、実回転数を出力する回転制御部41とを備え、過電圧判定部52で過電圧と判定すると、上位器での異常判定猶予期間内の所定期間だけ指令回転数より多い回転数に変更してモータを駆動制御することにより、指令回転数と実回転数との差異による上位器での異常検出を回避することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、モータの電源ラインに例えば大きなノイズなどが印加されて電源電圧が上昇し過電圧となった場合にその過電圧による影響を抑制するようにモータを駆動するモータ駆動方法、モータ駆動装置およびブラシレスモータに関する。
自動車などは、搭載したバッテリが搭載機器の電源となる。車両は多くの機器を搭載しており、例えば走行中にはこれらの機器が状況に応じて動作する。このため、車載バッテリの電源電圧は一般の電気機器の電源に比べて大きく変動する。さらに、エンジン駆動中に何らかの原因で車載バッテリが遮断されると、ロードダンプと呼ばれる過渡現象が生じ、電源ラインに高電圧が発生することが知られている。
このため、従来、車載バッテリの電源ラインに重畳したサージなどの過電圧から車載の機器を保護する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の技術は、電源ラインにサージが発生した場合に、サージが所定電圧以上の間、制御手段がブロアモータ回路を通電状態に制御するように構成されている。これによって、サージがブロアモータ回路に流れて吸収される。従来の技術は、このような手法によって、サージ吸収回路の負担やサージ吸収素子数の低減を図っている。
しかしながら、上述した従来の技術は、ブロアモータ停止時にサージが発生した場合、ブロアモータを通電駆動して動作させ、ブロアモータにサージエネルギを吸収させる構成である。
また、特許文献2には、過電圧が印加されたことを検出すると、モータを最大出力条件で回転駆動させて電力を消費させる技術が開示されている。
また、特許文献3には、過電圧が印加されたことを検出すると、通常、回転速度に適した位相の通電タイミングになるように調整し、モータの回転効率を上げる目的である進角量を、逆に効率を低下させ、巻線を通電する電流量が多くなるように変更して巻線を通電駆動させる技術が開示されている。
特開平11−59159号公報 特開2000−69786号公報 国際公開第2012/147264号
しかしながら、特許文献1に記載の従来の技術では、ブロアモータを通電駆動しているときにサージが発生した場合、通電駆動によるサージエネルギの吸収以上に、サージエネルギを吸収できないという技術課題があると同時に、部品の追加が必要であり、製品価格を上昇させてしまうという課題がある。
また、特許文献2に記載の従来の構成では、ハイブリッド車や電気自動車におけるバッテリーを冷却する目的のブロアモータ等、車室内の人の居住スペース付近に設置される機器の場合、静粛性が要求されるため、モータを最大出力条件で回転させて電力を消費させる構成のため、過大な騒音と同時に、必要以上に電力が消費され、バッテリー容量の低下
や、バッテリーの寿命を加速させてしまうという課題がある。
また、特許文献3に記載の従来の構成では、特にバッテリーを冷却する目的のブロアモータ等における低速回転等、そもそも消費電力の少ない回転数で使用する場合、サージエネルギによる電荷の蓄積の大きさに対して、進角量の変更だけでは電流量が足りない場合があり、本来の目的である過電圧の回避を達成できないという機能的な課題と、進角量の変更幅に比例して電流量も大きくなるが、それに伴い、騒音も大きくなり、発せられる音がジジジジという不自然な音であるため、特に車室内に設置されブロアモータの場合、人に対する不快感を与えてしまうという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ロードダンプでのサージエネルギーを吸収できる必要最低限の電流消費量が得られる回転数に変更することで送風に伴う騒音を最小化し、また、更に回転数を略一定に保つことで、送風に伴う騒音の変動を抑制出来るため、静粛性を保ちながら過電圧を抑制でき、かつ、回転数を増やす期間を所定の期間に限定することにより、上位の制御装置側での異常検出猶予時間を過ぎる前に回転数を戻すため、異常検出されることがなく、車両システムとして安定した動作を実現できるモータ駆動方法、モータ駆動装置およびブラシレスモータを提供することを目的とする。
前述の本発明のモータ駆動方法は、巻線を巻回したステータとステータに対向して回転自在に配置されたロータとを含むモータにおいて、所定の指令回転数に従って巻線を通電駆動してロータを回転させる。また、モータに供給される電源電圧が所定の電圧を超えるかどうかを判定し、所定の電圧を超えたと判定すると、巻線を通電する電流量が多くなるように、所定の期間、所定の回転数まで回転数を増加して、巻線を通電駆動する。
これにより、電源電圧が例えばノイズなどの影響で上昇して所定の電圧を超えるような過電圧となったとき、モータは回転数の増加により、電流消費量を多くして電圧上昇した過電圧のエネルギを吸収し、これによって、電源ラインの電圧上昇を抑制できる。
また、本発明のモータ駆動方法は、実回転数を示す実回転数信号を外部の上位器に通知し、外部の上位器は、指令回転数通りに駆動していることを監視するために、当該モータ駆動方法に通知した指令回転数と当該モータ駆動方法から通知された実回転数を比較する。例えば、出力した回転数の前後に所定の幅を持たせた正常駆動範囲を設定し、当該正常駆動範囲に入らない状態が所定の期間連続したとき異常として検出し、操作者または上位システムに伝達する。本発明のモータ駆動方法は、外部の上位器における異常検出の猶予期間を連続して超えない範囲で回転数を変更するため、当該モータ駆動方法の異常検出を回避することができる。
さらに、本発明のモータ駆動装置は、上述のモータ駆動方法を実行する機能を備えた構成である。
この構成により、電源ラインから供給される電源電圧の電圧上昇を抑制する機能を備えたモータ駆動装置を実現できる。
さらに、本発明のブラシレスモータは、上述のモータ駆動装置を内蔵または一体化した構成である。
この構成により、電源ラインから供給される電源電圧の電圧上昇を抑制する機能を備えたブラシレスモータを実現できる。
以上のように、本発明のモータ駆動方法、モータ駆動装置およびブラシレスモータによ
れば、例えばノイズなどの影響によって電源電圧が過電圧となったとき、巻線を通電する電流量が過電圧を解消するために必要な最小限の電流量となるように回転数を変更して動作する。このため、モータの通電駆動中において発生した電源ラインの電圧上昇を抑制し、安定した電源環境での動作を可能とし、必要最小限の電流量とするため、バッテリの容量低下を必要最小限に抑えることができる。
また、本発明のモータ駆動方法、モータ駆動装置およびブラシレスモータは、通常、例えば、上位器から通知される指令回転数に基づいてモータを駆動し、モータの実回転数を上位器へ通知する構成であって、上位器において指令回転数と実回転数が異なることを検出する異常検出の猶予期間を超えない所定の期間内に、回転数を指令回転数に戻すため、回転数の変更による異常検出が行われず、車両システムとしての安定性が確保できる。
また、モータの駆動においても電圧上昇の抑制に必要な最小限の回転数に変更するため、モータの駆動に伴う騒音を最小限に抑制できるとともに、前記所定の期間内に前記指令回転数に戻した後、再び、電圧上昇により回転数を変更することを繰り返したとしても、変更する回転数が必要最小限の電流量となる低い回転数であり、初期の前記指令回転数と変更後の回転数の差異が最小となり、回転数の変動による騒音の変動、つまり、音のうねりを最小化することができるため、車室内の人の居住スペースに設置される場合でも、モータに起因する騒音によって人が感じる不快感を軽減することができる。
また、電源電圧の測定、前記所定の期間の時間計測、および、回転数の増減の制御といった従来のモータ駆動方法において従来部品の構成で実現できるため、特殊な部品の追加を必要とせず、製品価格の上昇がないモータ駆動方法、モータ駆動装置およびブラシレスモータを提供できる。
本発明の実施の形態1におけるブラシレスモータの構造を示す図 本発明の実施の形態2におけるモータ駆動装置のブロック図
以下、本発明の実施の形態におけるモータ駆動方法、モータ駆動装置およびブラシレスモータについて図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1におけるブラシレスモータ10の構造を示す図である。本実施の形態では、ロータがステータの内周側に回転自在に配置されたインナロータ型のブラシレスモータの例を挙げて説明する。本実施の形態のブラシレスモータは、複数相の巻線を有しており、各相がパルス幅変調(以下、適宜、PWMと呼ぶ)された信号で駆動されて回転する。
図1に示すように、ブラシレスモータ10は、ステータ11、ロータ12、回路基板13およびモータケース14を備えている。モータケース14は密封された円筒形状の金属で形成されており、ブラシレスモータ10は、このようなモータケース14内にステータ11、ロータ12および回路基板13を収納した構成である。モータケース14は、ケース本体14aとケース蓋14bとで構成され、ケース本体14aにケース蓋14bを装着することで略密封されたモータケース14となる。
図1において、ステータ11は、ステータ鉄心15に相ごとの巻線16を巻回して構成される。本実施の形態では、互いに120度位相が異なるU相、V相、W相とする3つの相に区分した巻線16をステータ鉄心15に巻回した一例を挙げて説明する。ステータ鉄心15は、内周側に突出した複数の突極を有している。また、ステータ鉄心15の外周側は概略円筒形状であり、その外周がケース本体14aに固定されている。
ステータ11の内側には、空隙を介してロータ12が挿入されている。ロータ12は、ロータフレーム17の外周に円筒形状の永久磁石18を保持し、軸受19で支持された回転軸20を中心に回転自在に配置される。すなわち、ステータ鉄心15の突極の先端面と永久磁石18の外周面とが対向するように配置されている。
さらに、このブラシレスモータ10には、各種の回路部品31を実装した回路基板13がモータケース14の内部に内蔵されている。これら回路部品31によって、モータを制御や駆動するためのモータ駆動装置が構成される。
また、回路基板13には、ロータ12の回転位置を検出するために、ホール素子などによる位置検出センサ38も実装されている。ステータ鉄心15には支持部材21が装着されており、回路基板13は、この支持部材21を介してモータケース14内に固定される。そして、U相、V相、W相それぞれの巻線16の端部が引出線16aとしてステータ11から引き出されており、回路基板13にそれぞれの引出線16aが接続されている。
このような構成とするため、まず、ステータ11をケース本体14aの内部に挿入してケース本体14aの内面に固定し、次にロータ12、回路基板13をケース本体14aの内部に収納した後、ケース蓋14bをケース本体14aに固着する。このような手順で、位置検出センサやモータ駆動装置を内蔵したブラシレスモータ10が形成される。なお、ブラシレスモータ10がモータ駆動装置を一体化した構成であってもよい。
特に、モータケース14を金属製とすることによりシールド効果があるため、回路基板13やステータ11などから外部に放射される電磁ノイズを抑制できる。また、ステータ鉄心15をケース本体14aに直接固定した構成であるため、ステータ11で生じた熱を金属製のモータケース14を介して外部に放熱できる。
以上のように構成されたブラシレスモータ10に対して、外部から電源電圧や制御信号を供給することにより、回路基板13のモータ駆動装置によって巻線16に駆動電流が流れ、ステータ鉄心15から磁界が発生する。そして、ステータ鉄心15からの磁界と永久磁石18からの磁界とにより、それら磁界の極性に応じて吸引力および反発力が生じ、これらの力によって回転軸20を中心にロータ12が回転する。
次に、回路基板13上に実装された位置検出センサ38や回路部品31により構成された本実施の形態のモータ駆動装置について説明する。
図2は、本実施の形態におけるブラシレスモータ10のモータ駆動装置40のブロック図である。
モータ駆動装置40は、3つの相にそれぞれ対応する位置検出センサ38とともに、回転制御部41、インバータ42、回転位置検出部43、電圧測定部51および過電圧判定部52を備える。また、モータ駆動装置40の各回路を動作させるため、電源ラインPwから電源端子50に電源電圧Vccが供給される。例えば、車両の場合には、車載されたバッテリから電源ラインPwを介して電源電圧Vccが供給される。また、モータ駆動装置40には、例えば外部の上位器などから、各種の指令や制御信号Cntとともに、指令回転数や指令速度として例えば1分間あたりの回転数(rpm)を指令する回転指令信号Rrが通知される。
回転指令信号Rrは、回転制御部41に通知される。また、回転制御部41には、検出回転数として、回転位置検出部43で生成された検出速度信号Rvが通知される。本実施
の形態では、ロータ12の回転位置を検出し、検出した位置情報に基づいて検出速度信号Rvを生成する一例を挙げている。回転制御部41は、検出速度信号Rvから実回転数や実速度として例えば1分間あたりの回転数(rpm)を示す実回転数信号Rvoを上位器などに通知すると共に、回転指令信号Rrと検出速度信号Rvとに基づき、巻線16への駆動量を示す図示しない回転制御信号を生成し、生成した回転制御信号から巻線16を駆動するための図示しない波形信号を相ごとに生成し、生成した波形信号を変調信号として、それぞれについて駆動パルス信号Pdを生成する。
具体的には、回転位置検出部43は、位置検出センサ38からの位置センサ信号Detによる位置情報に対して例えば微分演算などを行い、ロータ12の回転速度を算出して検出速度信号Rvとして出力している。回転制御部41は、指令回転数を示す回転指令信号Rrと、回転位置検出部43が算出した検出回転数を示す検出速度信号Rvとの偏差を求める。
そして、回転制御部41は、指令回転数に従った実速度で回転するように、偏差に応じたトルク量を示す回転制御信号を生成する。回転制御部41は、生成した回転制御信号から、巻線16を駆動するための波形信号を相ごとに生成する。巻線16を正弦波駆動する場合には波形信号は正弦波信号であり、巻線16を矩形波駆動する場合には波形信号は矩形波信号である。また、波形信号の振幅は、前記回転制御信号に応じて決定される。そして、相ごとに生成された波形信号を変調信号として、それぞれにパルス幅変調(PWM)を行う。このように前記波形信号でパルス幅変調したパルス列の信号である駆動パルス信号Pdを、インバータ42に供給する。
インバータ42は、駆動パルス信号Pdに基づいて、相ごとに巻線16への通電を行い、巻線16を駆動する。インバータ42は、電源の正極側に接続されたスイッチ素子と負極側に接続されたスイッチ素子とを、U相、V相、W相それぞれに備えている。また、正極側と負極側との両スイッチ素子の反電源側は互いに接続されており、この接続部がインバータ42から巻線16を駆動する駆動出力端部となる。
U相の駆動出力端部Uoは巻線16Uに、V相の駆動出力端部Voは巻線16Vに、そして、W相の駆動出力端部Woは巻線16Wに、それぞれ引出線16aを介して接続される。そして、それぞれの相において、駆動パルス信号Pdによりスイッチ素子がオンオフされると、電源からオンのスイッチ素子を介し、駆動出力端部から巻線16に駆動電流が流れる。ここで、駆動パルス信号Pdは波形信号をパルス幅変調した信号であるため、各スイッチ素子がこのようにオンオフされることにより、波形信号に応じた駆動電流でそれぞれの巻線16が通電される。
以上のような構成により、回転指令信号Rrに従ってロータ12の回転数を制御するフィードバック制御ループが形成される。すなわち、本実施の形態では、指令回転数に追従してロータ12が回転するようにフィードバック制御して、ロータ12を回転させている。
次に、検出速度信号Rvを生成するための構成について説明する。
まず、回路基板13上に実装された位置検出センサ38は、回転するロータ12の永久磁石18の磁極変化を検出し、位置センサ信号Detとして出力する。位置センサ信号Detは、回転位置検出部43に供給される。
回転位置検出部43は、上述したように位置センサ信号Detを用いて検出速度信号Rvを生成し、回転制御部41に供給する。
本実施の形態では、電源電圧Vccに基づいてモータの回転数を変更するような構成としている。このような構成とするため、本実施の形態では、電圧測定部51と過電圧判定部52とを備えている。
電圧測定部51は、電源端子50に供給される電源電圧Vccの電圧値を測定し、測定した電源電圧値Vtを過電圧判定部52に通知する。過電圧判定部52は、供給される電源電圧Vccが所定の電圧を超える過電圧かどうかを判定し、判定結果を過電圧判定信号Vovとして回転制御部41に通知する。過電圧判定部52は、このような動作を行うため、例えば所定の電圧値である閾値電圧Vthを保持している。そして、電圧測定部51からの電源電圧値Vtが閾値電圧Vthを超える電圧値になると過電圧と判定し、電源電圧値Vtが閾値電圧Vthを超えない電圧値のときには過電圧ではないと判定し、この判定に基づく過電圧判定信号Vovを出力する。
回転制御部41は、過電圧判定信号Vovにおいて過電圧と判定されていないときには、通常運転として、回転指令信号Prに基づく駆動パルス信号Pdをインバータ42に供給する。
また、回転制御部41は、過電圧判定信号Vovにおいて過電圧と判定されると、巻線16を通電する電流量がより多くなるような図示しない回転数Rrcに基づく駆動パルス信号Pdをインバータ42に供給する。
また、モータ駆動装置40に接続される上位器は、モータ駆動装置40へ通知した回転指令信号Rrと、モータ駆動装置40から通知された実回転数信号Rvoとの差異が所定の範囲内であれば、モータ駆動装置40が正常に稼働していると判定し、異常と判定する所定の異常検出猶予期間の間、連続して前記所定の範囲を外れると、異常として検出する。異常検出した場合は、例えば、異常監視装置等の上位システムへの異常の通知、または、操作者へ異常を通知するための警告表示等を行う。
そこで、本実施の形態におけるモータ駆動装置40は、過電圧判定部52が過電圧と判定したとき、巻線16を通電する電流量がより多くなるような回転数Rrcに変更するが、前記異常検出猶予期間内に、指令回転数を示す回転指令信号Rrに戻す構成としている。このような構成をとるため、本実施の形態では、タイマ53を備えている。
回転制御部41は、回転数Rrcに基づく駆動に変更するとタイマ53に時間計測開始信号Tsを通知する。タイマ53は、時間計測開始信号Tsが通知されると、時間の計測を開始し、所定の期間を満了すると、時間計測が満了したことを示す時間計測期間満了信号Tfを回転制御部41へ通知する。回転制御部41は、時間計測期間満了信号Tfが通知されると、回転数Rrcに基づく駆動から、回転指令信号Rrに基づく駆動に切り替える。
モータ駆動装置40は、以上説明したように、過電圧判定部52が過電圧と判定すると、巻線16を通電する電流量が多くなるような回転数Rrcに基づく駆動パルス信号Pdをインバータ42に供給し、所定の期間満了後、上位器からの回転指令信号Rrに基づく駆動パルス信号Pdをインバータ42に供給する構成を備えている。
本実施の形態では、モータ駆動装置40がこのような構成を備えているため、例えば電源ラインにサージやノイズが重畳して電源ラインのコンデンサが充電され電源電圧Vccが過電圧となったとき、サージなどによって生じた過電圧のエネルギを十分に吸収できる必要最小限の電流量が消費できる回転数Rrcへ変更する。これにより、必要最小限の電流消費量で電源ラインPwの電圧上昇を抑制し、サージやノイズなどの影響による電源電
圧Vccの変動を低減し、ブラシレスモータ10の安定な動作とともに、電源ラインPwに接続された他の電気機器の安定な動作をも確保している。また、モータの回転数を必要最小限とし、騒音が少なく高い静粛性が得られるため、車室内等の人の居住スペースへの設置に好適な動作を実現できる。
なお、本実施の形態では、電圧測定部51は、電源端子50に供給される電源電圧Vccの電圧値を測定し、測定した電源電圧値Vtを過電圧判定部52に通知する構成としたが、電源電圧値Vtを回転制御部41にも通知する構成とし、回転制御部41は、過電圧判定部52から過電圧判定信号Vovにおいて過電圧と判定された時点での電圧値Vtと、モータの回転を、回転指令信号Rrから回転数Rrcに切替えて回転が安定するまでの所定の時間経過後の図示しない電圧値Vt2とを比較し、依然として電圧値Vt2が電圧値Vtを上回っているときは電源電圧Vccの電圧値が上昇しており、回転数の増加による電流消費量の増加量が不足していると判断する。
例えば回転制御部41は、図示しない所定の回転数増加量Rriを保持しており、モータの回転を、回転数Rrcに加算した回転数Rrc+Rriに変更して駆動する。同様に現在の電圧値が前回の電圧値を上回る場合は、現在の回転数に対して回転数Rriを加算することを繰り返して段階的に回転数の増加による電流消費量の増加を行い、確実に過電圧を解消できる構成としても良い。このような構成とすることにより、例えばサージエネルギ等による電源電圧Vccの電圧上昇が大きい場合でも柔軟に回転数の増加による電流消費量の増加を行うことができ、確実に過電圧を解消することができる。
また、現在の電圧値が前回の電圧値を下回ったときは、現在の回転数を、過電圧の解消に必要な電流消費量を確保できる図示しない回転数Rrlとして保持し、次回以降、過電圧と判定されたとき、最初に適用する変更回転数として、回転数Rrcではなく、最後に保持したRrlを採用するとしても良い。
このような構成とすることにより、例えばバッテリ外れによるロードダンプによるサージエネルギのように、外れ方が同様で、一度発生すると車両の振動等により、同様の電圧上昇を繰り返す場合、過去の発生状況から過電圧を解消できる最適な回転数を保持し、過電圧と判定された時、その回転数から回転数の変更を開始することにより、過電圧を解消するまでの時間を短縮することができる。
また、本実施の形態では、電圧測定部51は、電源端子50に供給される電源電圧Vccの電圧値を測定し、測定した電源電圧値Vtを過電圧判定部52に通知する構成としたが、電源電圧値Vtを回転制御部41にも通知する構成とし、回転制御部41は、起動後、または、過電圧かどうかを判定するための前記所定の電圧値である閾値電圧Vthよりも低い所定の電圧値である図示しないVth2を超えたとき、所定の時間間隔ΔTで電源電圧値Vtを保持する構成とし、所定の時間間隔ΔTのタイミングで通知された図示しない電源電圧値Vt2と、前回通知され保持した図示しない電源電圧値Vt1との差Vt2−Vt1の結果を、前記所定の時間間隔ΔTで除算した結果(Vt2−Vt1)/ΔTとして、単位時間当たりの電圧上昇率を求める。この電圧上昇率が負の値の場合は、電圧が下降していることを示すため、これ以降の処理は行わない。電圧上昇率が正の値の場合は、過電圧を解消するための変更回転数として、
例えば、電圧上昇率が大きい方から3つのグループに分け、1つめのグループは、電流消費量が大きい回転数として所定の回転数Rtbl1を割り当て、3つめのグループは、電流消費量が少ない回転数として前記回転数Rtbl1よりも小さい所定の回転数Rtbl3を割り当て、2つめのグループは、前記回転数Rtbl1よりも小さく、前記回転数Rtbl3よりも大きい電流消費量となる回転数Rtbl2を割り当て、予め電圧上昇率の大きさに応じた回転数テーブルとして保持する。
回転制御部41は、前記電圧上昇率に当てはまるグループを検索し、検索されたグループに対応して予め保持している前記回転数Rtbl1〜回転数Rtbl3のいずれか1つを選択し、過電圧判定部52において過電圧と判定されたとき、モータの回転を、回転指令信号Rrから、前記回転数テーブルのうち、最後に選択された前記回転数Rtbl1〜回転数Rtbl3のいずれか1つに切替えて駆動する構成としても良い。
このような構成とすることにより、過電圧と判定された直後、電圧の上昇度合いに見合った電流消費量となる最適な回転数で駆動することが出来るため、電圧上昇率が高い場合は、大きめの電流消費量で短時間に過電圧を解消し、電圧上昇率が低い場合は、電流消費量、回転数共に小さめで確実に過電圧を解消するとともに、低騒音で静粛性の高い動作を行うことができる。
また、ここでは、回転制御部41は、起動後、または、過電圧かどうかを判定するための前記所定の電圧値である閾値電圧Vthよりも低い所定の電圧値である図示しないVth2を超えたとき、電源電圧値Vtを保持する構成としたが、閾値電圧Vthを超える直前、または、前記所定の電圧値である閾値電圧Vthを超えた直後に行う構成としても良い。
また、ここでは、電圧上昇率を、単位時間当たりの電圧上昇率(Vt2−Vt1)/ΔTとしたが、閾値電圧Vthを超えた直後の電圧Vt4と、閾値電圧Vthを超えた直後から所定の時間T3経過後の電圧Vt3から、電圧上昇率(Vt3−Vt4)/T3から電圧上昇率を求める構成としても良い。
また、本実施の形態では、モータ駆動装置40は、過電圧判定部52が過電圧と判定した時点で、回転数Rrcに変更し、前記異常検出猶予期間内に回転指令信号Rrに戻す構成としているが、前記異常検出猶予期間内に回転指令信号Rrに戻すことを行わず、回転数Rrcに変更している間、実際に回転している回転数とは異なる指令回転数Rrを実回転数を示す実回転数信号Rvoとして上位器などに通知する構成としても良い。
このような構成をとるため、本実施の形態における回転制御部41は、指令回転数Rrと異なる回転数でモータを駆動している間、指令回転数Rrを実回転数を示す実回転数信号Rvoとして上位器などに通知する構成としても良い。
このような構成をとることによって、過電圧と判定されている間、指令回転数Rrと異なる回転数でモータを駆動したとしても、上位器での異常検出が行われることのない安定した車両システムを構成することができる。また、過電圧と判定されている間に、モータの回転を指令回転数Rrに戻して駆動することがないため、モータの回転の変動が少なく、騒音を低く抑えることができる。
また、本実施の形態では、モータ駆動装置40は、電圧測定部51からの電源電圧値Vtが閾値電圧Vthを超えると、過電圧と判定し、この判定に基づく過電圧判定信号Vovを出力する構成としているが、更に、電圧測定部51からの電源電圧値Vtが閾値電圧Vthよりも大きい所定の電圧を超える電圧値になると、インバータ42を構成する、例えば、電流の流れを切り替えることによって巻線16への通電を制御するためのスイッチング素子などの電子部品を過剰電圧による破壊から防ぐための保護過電圧と判断しモータの駆動を停止する。
過電圧判定部52は、このような動作を行うため、例えば所定の電圧値である閾値電圧Vthよりも大きい図示しない第2の閾値電圧Vth2を保持している。過電圧判定部52は、電圧測定部51からの電源電圧値Vtが第2の閾値電圧Vth2を超える電圧値に
なると、保護過電圧と判定し、電源電圧値Vtが第2の閾値電圧Vth2を超えない電圧値のときには保護過電圧ではないと判定し、この判定に基づく過電圧判定信号Vovを出力する。
回転制御部41は、過電圧判定信号Vovにおいて保護過電圧と判定されると、インバータ42への駆動パルス信号Pdの供給を停止する。このような構成をとることにより、インバータ42を構成する前記スイッチング素子などを、それが耐えうる電圧以上の電圧が印加された状態でのモータ駆動をしないことによって、電気的破壊から保護できる構成としている。
また、本実施の形態では、過電圧判定部52は、供給される電源電圧Vccが所定の電圧を超える過電圧かどうかを判定し、判定結果を過電圧判定信号Vovとして回転制御部41に通知し、所定の電圧を超えない電圧値のときには過電圧ではないと判定し、この判定に基づく過電圧判定信号Vovを出力するが、過電圧でないと判定するための前記所定の電圧を、前記所定の電圧よりも低い第3の所定の電圧とすることにより、過電圧であると判定する前記所定の電圧と、過電圧でないと判定する第3の所定の電圧との間にヒステリシスを設けることによって、前記所定の電圧前後で電圧値が上下する場合であっても、回転数の変動がなく安定したモータの駆動を可能とする構成とすることができる。
過電圧判定部52は、このような動作を行うため、例えば閾値電圧Vthよりも低い前記第3の所定の電圧値である図示しない閾値電圧Vth3を保持している。過電圧判定部52は、電圧測定部51からの電源電圧値Vtが閾値電圧Vthを超える電圧値になると、過電圧と判定し、電源電圧値Vtが閾値電圧Vthを超えない電圧値のときではなく、閾値電圧Vth3を超えない電圧値のときに過電圧ではないと判定し、この判定に基づく過電圧判定信号Vovを出力する。
このような構成をとることにより、過電圧判定部52は、電圧測定部51からの電源電圧値Vtが閾値電圧Vthを超える電圧値になり、過電圧と判定したあと、回転制御部41が、指令回転数Rrよりも多い回転数に変更することによって、電流消費量が多くなり、電源電圧値Vtが低下したとしても閾値電圧Vth3と同じまたはそれ以下の電圧値になるまで指令回転数Rrに戻してモータ駆動することを行わない。これにより、電圧測定部51からの電源電圧値Vtが閾値電圧Vthを短期間に上下するような電圧変動があったとしても、回転数の変動が少なく、騒音の低いモータ駆動を実現できる構成としている。
また、本実施の形態では、過電圧判定部52が過電圧と判定し、回転制御部41は指令回転数Rrよりも多い回転数に増やすことによって電流消費量を増やし、過電圧を解消する構成としているが、回転数を増やしたときの制限値となる最大回転数Rmaxを設定しておくことが好ましい。すなわち、増加させた後の回転数が最大回転数Rmaxwo超えるとき、回転数を最大回転数Rmaxに制限するような処理も加えればよい。
また、本モータ駆動装置を実現する具体的な一つの手法として、例えば回路基板13にマイコンを搭載してモータ駆動装置40の機能をプログラムとして組み込み、本モータ駆動方法の各ステップの処理を実行するよう構成すればよい。このように構成することで、例えば、本モータ駆動装置を含む処理をより柔軟に実行することができる。
以上、モータ駆動装置40の例を挙げて説明したが、同様の機能を実行するようなモータ駆動方法を備えた構成であってもよい。
そして、本発明のブラシレスモータは、上述のモータ駆動装置を内蔵または一体化した構成である。
本発明はこのような構成によって、電源電圧が例えばサージやノイズなどの影響で上昇して所定の電圧を超えるような過電圧となったとき、所定の回転数に、または、所定の回転数まで段階的に回転数を増加して電流量を多くする。そして、この動作によって電圧上昇した過電圧のエネルギを吸収している。また、上位器が指令回転数と、実際の実回転数とを比較し、所定の期間、連続して指令回転数と実回転数が異なるとき異常を検出する構成をとるとき、前記所定の期間内に、初期の指令回転数に戻すことによって、上位器の異常検出を回避することができる。したがって、本発明によれば、最小限の電流消費量で電源ラインの電圧上昇を抑制でき、不安定な電源環境での安定動作と静粛性の高い動作を可能としたモータ駆動方法、モータ駆動装置およびブラシレスモータを提供できる。
本発明のモータ駆動方法、モータ駆動装置およびブラシレスモータは、通電駆動中において発生した電源ラインの電圧上昇を抑制し、不安定な電源環境での安定動作を可能にできるため、電気機器に使用されるモータに有用であり、特に、電源電圧の変動が激しい車載用として利用することが好適である。また、高い静粛性が得られるため、車室内等の人の居住スペースへの設置にも適している。
10 ブラシレスモータ
11 ステータ
12 ロータ
13 回路基板
14 モータケース
14a ケース本体
14b ケース蓋
15 ステータ鉄心
16、16U、16V、16W 巻線
16a 引出線
17 ロータフレーム
18 永久磁石
19 軸受
20 回転軸
21 支持部材
31 回路部品
38 位置検出センサ
40 モータ駆動装置
41 回転制御部
42 インバータ
43 回転位置検出部
50 電源端子
51 電圧測定部
52 過電圧判定部
53 タイマ

Claims (9)

  1. 巻線を巻回したステータとステータに対向して回転自在に配置されたロータとを含むモータにおいて、所定の指令回転数に従って前記モータを駆動制御する回転制御手段と、前記モータに供給される電源の電圧を測定する電圧測定手段と、前記回転制御手段は、前記電圧測定手段で測定した電圧が第1の所定の電圧以上のとき、前記モータを前記指令回転数より多い所定の回転数に変更して駆動することを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記回転制御手段は、前記電圧測定手段で測定した電圧が第1の所定の電圧以上のとき、前記電源の電圧の上昇が下降に転じるまで所定の時間間隔で所定の増加量毎に回転数を増加させることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記電圧測定手段で測定した電圧が前記第1の所定の電圧以上になるまで、または、所定の電圧以上になったあとの所定の時間単位の上昇率が高い場合は前記所定の増加量を多く設定し、前記時間単位の上昇率が低い場合は前記所定の増加量を小さく設定することを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記ロータの回転位置を検出し、前記回転制御手段へ通知する回転位置検出手段を備え、前記電圧測定手段で測定した電圧が前記第1の所定の電圧以上になった時点から、所定の時間まで時間の計測を行う回転増加時間計測手段と、
    前記回転制御手段は、前記回転増加時間計測手段での計測時間が前記所定の時間に達すると、所定の期間、前記所定の指令回転数に従って前記モータを駆動制御し、
    また、前記回転位置検出手段で検出した回転位置を基に実際に駆動している実回転数を求め、前記実回転数を外部へ通知することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のモータ駆動装置。
  5. 前記回転制御手段は、前記所定の指令回転数と異なる回転数で前記モータを駆動制御している間は、前記所定の指令回転数を外部へ出力することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のモータ駆動装置。
  6. 前記回転制御手段は、前記電圧測定手段で測定した電圧が前記第1の所定の電圧と同じまたはそれより低い第2の所定の電圧を下回ると、前記モータを前記所定の指令回転数に従った通常の駆動制御に戻すことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のモータ駆動装置。
  7. 前記回転制御手段は、前記電圧測定手段で測定した電圧が前記第1の所定の電圧より高い第3の所定の電圧以上の時、前記モータの駆動を停止することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載のモータ駆動装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載のモータ駆動装置が備える手段を実行できることを特徴とするモータ駆動方法。
  9. 請求項1から7のいずれか1つに記載のモータ駆動装置を内蔵または一体化したことを特徴とするブラシレスモータ。
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