JP2016048490A - 電源制御回路および電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直流安定化電源を出力電圧が低い状態でも安定して電流制御する。【解決手段】出力端子+V,−Vとリモートセンス端子+S,−Sを有する直流安定化電源3に外付けされる電源制御回路2であって、電源3から電池4に供給される出力電流Ioを検出してセンス端子−Sの電位(基準電位G)を基準とする電流検出電圧Vdiを出力する電流検出部11と、電流設定電圧Vsiと電流検出電圧Vdiとの電圧差を示す電圧であって、基準電位Gを基準とする電流差分電圧V1を出力する電流差分出力部12と、基準電位Gを基準とする制御電圧Vcntを生成してセンス端子+Sに出力しつつ、電流差分電圧V1が零に近づくように制御電圧Vcntを制御して電源3を定電流動作させる制御電圧生成部13と、補助電源14とを備え、電流検出部11、電流差分出力部12および制御電圧生成部13は補助電源14から供給される作動用電圧Vccでのみ作動する。【選択図】図1

Description

本発明は、一対の出力端子と共に一対のリモートセンス端子を有する直流安定化電源に外付けされてこの直流安定化電源を定電流制御する電源制御回路、およびこの電源制御回路とこの直流安定化電源とを備えた電源装置に関するものである。
この種の電源制御回路として、下記の特許文献1に開示された電源制御回路が知られている。この電源制御回路は、正側出力端子と正側リモートセンス端子とが接続されている状態の直流安定化電源を制御する回路であって、直流安定化電源の正側出力端子と負側出力端子との間に接続された負荷と直列に負側出力端子の側に設けられた抵抗(電流検出用の抵抗)と、可変電圧源であるオペアンプとを備え、この抵抗の端子のうちの負荷側の端子がオペアンプの反転入力端子に接続され、この抵抗の端子のうちの負側出力端子側の端子の電圧を基準とする外部の制御電圧(第1外部制御電圧)がオペアンプの非反転入力端子に入力(具体的には分圧されて入力)されている。また、オペアンプの出力は、負側のリモートセンス端子に接続されている。
この電源制御回路では、正極側が直流安定化電源の負側の出力端子に接続された補助電源の負極側から出力される負電圧と、直流安定化電源の正側の出力端子から出力される正電圧とでオペアンプが作動して、オペアンプが、負荷に流れる電流が抵抗(電流検出用の抵抗)を流れた際にこの抵抗に発生した電圧と分圧された第1外部制御電圧とを比較して、負側のリモートセンス端子に出力する制御電圧を調整することにより、直流安定化電源を定電流動作させる定電流制御を実行して、負荷に流れる電流を一定に制御している。この構成により、この電源制御回路によれば、第1外部制御電圧を変更することで、定電流制御の設定電流を自由に変更することが可能となっている。
また、下記の特許文献1には、直流安定化電源を定電流動作させる上記の回路と共に、この直流安定化電源を定電圧動作させる回路を備えた電源制御回路が開示されている。この定電圧動作させるための回路は、オペアンプ、オペアンプの反転入力端子と負荷の負側端子との間に接続された入力抵抗、およびオペアンプの反転入力端子と出力端子との間に接続された帰還抵抗で構成されて、負荷の負側端子の電圧を基準として作動する非反転増幅回路として構成されている。また、この非反転増幅回路のオペアンプも、正極側が直流安定化電源の負側の出力端子に接続された補助電源の負極側から出力される負電圧と、直流安定化電源の正側の出力端子から出力される正電圧とで作動して、負荷の負側端子の電圧を基準として入力されて抵抗で分圧された第2外部制御電圧を増幅して出力する。
この電源制御回路では、定電流動作させるための回路を構成するオペアンプの出力と、定電圧動作させるための回路を構成するオペアンプの出力とをダイオードを介して合成して、負側のリモートセンス端子に出力する制御電圧とすることにより、第1外部制御電圧および第2外部制御電圧により、直流安定化電源の出力電流および出力電圧を制御することができるため、直流安定化電源を所望の最適な定電圧・定電流の出力状態で作動させることが可能になっている。
特許第3683548号公報(第4−5頁、第10−11図)
ところが、上記の電源制御回路には以下のような解決すべき課題が存在している。すなわち、上記の電源制御回路は、作動用の電圧として、補助電源から出力される電圧だけでなく、直流安定化電源の正側の出力端子から出力される電圧も必要なため、この電源制御回路には、直流安定化電源から出力される電圧が低い電圧領域での動作が不安定になるという解決すべき課題が存在している。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、直流安定化電源を出力電圧が低い状態でも安定して電流制御し得る電源制御回路、およびこの電源制御回路を備えた電源装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明に係る電源制御回路は、一対の出力端子と共に一対のリモートセンス端子を有する直流安定化電源に外付けされる電源制御回路であって、前記一対の出力端子に接続された負荷に前記直流安定化電源から供給される出力電流を検出すると共に当該出力電流の電流値に応じた電圧値の電圧であって、前記一対の出力端子のうちの低電位側の出力端子と短絡された前記一対のリモートセンス端子のうちの低電位側のリモートセンス端子の電圧を基準電位として当該基準電位を基準とする電流検出電圧を出力する電流検出部と、前記基準電位を基準とする電流設定電圧と前記電流検出電圧との電圧差を示す電圧であって、当該基準電位を基準とする電流差分電圧を出力する電流差分出力部と、前記基準電位を基準とする制御電圧を生成して前記一対のリモートセンス端子のうちの高電位側のリモートセンス端子に出力しつつ、前記電流差分電圧の電圧値が零に近づくように当該制御電圧の電圧値を制御して前記直流安定化電源を定電流動作させる定電流制御を実行する制御電圧生成部と、補助電源とを備え、前記電流検出部、電流差分出力部および前記制御電圧生成部は前記補助電源から供給される直流電圧でのみ作動する。
また、本発明に係る電源制御回路は、前記基準電位を基準とする電圧設定電圧と、前記直流安定化電源から前記負荷に供給される出力電圧の電圧値に応じた電圧値の電圧検出電圧との電圧差を示す電圧であって、当該基準電位を基準とする電圧差分電圧を出力する電圧差分検出部を備え、前記電圧検出部および前記電圧差分検出部は前記直流電圧でのみ作動し、前記制御電圧生成部は、前記電圧差分電圧に基づき、前記電圧検出電圧が前記電圧設定電圧未満のときには、前記定電流制御を実行し、一方、前記電圧検出電圧が前記電圧設定電圧以上のときには、当該電圧検出電圧が当該電圧設定電圧に近づくように前記制御電圧の電圧値を制御して前記直流安定化電源を定電圧動作させる定電圧制御を実行する。
また、本発明に係る電源装置は、請求項1または2記載の電源制御回路と、当該電源制御回路によって制御される前記直流安定化電源とを備えている。
本発明の電源制御回路および電源装置によれば、電源制御回路が補助電源から供給される安定化された直流電圧のみで作動して、直流安定化電源に対する定電流制御を実行するため、直流安定化電源の出力電圧が低い状態においても直流安定化電源に対する定電流制御を安定して実行することができる。
また、本発明の電源制御回路および電源装置によれば、電源制御回路が補助電源から供給される安定化された直流電圧のみで作動して、直流安定化電源に対する定電圧・定電流制御を実行するため、直流安定化電源の出力電圧が低い状態においても直流安定化電源に対する定電圧・定電流制御を安定して実行することができる。
電源制御回路2と、この電源制御回路2によって定電流制御される直流安定化電源3とを備えている電源装置1の構成図である。 電源制御回路2Aと、この電源制御回路2Aによって定電流制御される直流安定化電源3とを備えている電源装置1Aの構成図である。 電源制御回路2Bと、この電源制御回路2Bによって定電圧・定電流制御される直流安定化電源3とを備えている電源装置1Bの構成図である。 電源制御回路2Cと、この電源制御回路2Cによって定電圧・定電流制御される直流安定化電源3とを備えている電源装置1Cの構成図である。
以下、電源制御回路と、この電源制御回路によって定電流制御される直流安定化電源とを備えている電源装置の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
まず、図1に示す電源装置としての電源装置1は、電源制御回路としての電源制御回路2、およびこの電源制御回路2によって定電流制御される直流安定化電源3を備え、直流安定化電源3に接続された負荷4に電流を供給する。
最初に、電源制御回路2によって制御される直流安定化電源3について説明する。この直流安定化電源3は、一対の入力端子L,N、一対の出力端子+V,−V、および一対のリモートセンス端子+S,−Sを備えている。
この直流安定化電源3は、一対の出力端子+V,−V間に電線を介して負荷4を接続すると共に、通常は、図示はしないが、出力端子+Vとリモートセンス端子+S、および出力端子−Vとリモートセンス端子−Sをそれぞれリモートセンス線で接続して(負荷4の両端間に印加される印加電圧Vdc1をリモートセンス端子+S,−S間に入力するようにして)使用される。
この場合、この直流安定化電源3では、図1に示すように、その内部に設けられている比較制御回路3aが、リモートセンス端子+S,−S間に入力されるセンス電圧Vse(この場合には、センス電圧Vseとして入力される上記の印加電圧Vdc1を一定の分圧比の分圧回路(例えば、高抵抗で構成される分圧回路)で分圧して得られる分圧Va)と、基準電圧Vrefとを比較する。そして、比較制御回路3aは、この比較の結果、分圧Vaが基準電圧Vrefより高いときには、コンバータ3b(一対の入力端子L,N間に入力される交流電圧Vac(例えば、AC100Vなどの商用交流電圧)に基づいて直流電圧Vdcを出力するコンバータ)に対して、直流電圧Vdcを低下させる制御を実行し、一方、分圧Vaが基準電圧Vrefより低いときには、コンバータ3bに対して直流電圧Vdcを上昇させる制御を実行する。
したがって、直流安定化電源3は、出力端子+Vとリモートセンス端子+S、および出力端子−Vとリモートセンス端子−Sがそれぞれリモートセンス線で接続されている構成では、出力端子+V,−Vと負荷4とを接続する電線での電圧降下分が補正された直流電圧Vdcを出力することにより、上記の印加電圧Vdc1を予め規定された定電圧(上記した分圧比と基準電圧Vrefとで規定される一定の電圧)に制御する。
また、直流安定化電源3のコンバータ3bは、不図示の過電圧保護回路および過電流保護回路を備えており、直流電圧Vdcが最大出力電圧値Vmaxに達したときにはこの過電圧保護回路が作動することにより、直流電圧Vdcを最大出力電圧値Vmaxに維持し、出力端子+V,−Vから負荷に供給される直流電流Ioが最大出力電流値Imaxに達したときにはこの過電流保護回路が作動することにより、直流電流Ioを減少させる。
次いで、電源制御回路2について図1を参照して説明する。この電源制御回路2は、直流安定化電源3に外付けされる電源制御回路であり、電流検出部11、電流差分出力部12、制御電圧生成部13および補助電源14を備えている。この場合、補助電源14は、直流安定化電源3とは別の直流安定化電源で構成されて、直流安定化電源3と同様にして、一対の入力端子L,N間に入力される交流電圧Vacに基づいて予め規定された定電圧(直流電圧Vdcよりも高い定電圧)を生成すると共に、一対の出力端子+V,−Vから電源制御回路2に対して、電源制御回路2用の直流電圧としての作動用電圧Vccを供給する。つまり、電源制御回路2は、補助電源14から供給される作動用電圧Vccのみで作動する。なお、直流電圧Vdcが、例えば+24Vや+48Vのように、電源制御回路2を構成する電子部品の作動用電圧Vcc(例えば、+5V〜+15V)と比較して高い電圧のときには、これに応じて、補助電源14の出力電圧もより高い電圧になる。この場合には、図示はしないが、電源制御回路2内に簡易な電源回路(例えば、3端子レギュレータ回路)を配置して、この電源回路が補助電源14の出力電圧に基づいて作動用電圧Vccを生成する構成を採用することもできる。
この電源装置1では、直流安定化電源3の出力端子−Vと、リモートセンス端子−Sと、補助電源14の出力端子−Vとが短絡されて、基準電位(グランド電位)Gに規定されている。この構成により、補助電源14は、この基準電位Gを基準として作動用電圧Vccを電源制御回路2に供給し、また直流安定化電源3もこの基準電位Gを基準として直流電圧Vdcを出力する。
電流検出部11は、補助電源14から出力される作動用電圧Vccで作動して、直流安定化電源3の一対の出力端子+V,−Vに接続された負荷4に直流安定化電源3から供給される直流電流(出力電流)Ioを検出すると共に直流電流Ioの電流値に応じた電圧値の電圧であって、この一対の出力端子+V,−Vのうちの低電位側の出力端子−Vの電位(基準電位G)を基準とする電流検出電圧Vdiを出力する。この電流検出部11は、一例として、直流安定化電源3の出力端子−Vと負荷4との間に配設された電流検出抵抗(極めて小さい抵抗値の抵抗)21、および出力電流Ioが流れることによって電流検出抵抗21の両端間に発生する電圧Vi(基準電位Gを基準とする電圧)を非反転増幅して電流検出電圧Vdiとして出力する増幅器22を備えて構成されている。
電流差分出力部12は、補助電源14から出力される作動用電圧Vccで作動して、基準電位Gを基準とする電流設定電圧Vsi(電流差分出力部12の外部から電流差分出力部12に入力される電流設定用の電圧)と電流検出電圧Vdiとの差分を大きな増幅率で増幅することにより、両電圧Vsi,Vdiの電圧差を示す電圧であって、基準電位Gを基準とする電流差分電圧V1を出力する。この電流差分出力部12は、一例として、非反転入力端子に電流検出電圧Vdiが入力され、反転入力端子に電流設定電圧Vsiが入力される増幅器23を備えて構成されて、電流差分電圧V1を基準電位Gを基準とする正電圧で出力抵抗24を介して出力する。
制御電圧生成部13は、補助電源14から出力される作動用電圧Vccで作動して、基準電位Gを基準とする制御電圧Vcntを生成して一対のリモートセンス端子+S,−Sのうちの高電位側のリモートセンス端子+Sに出力しつつ、電流差分出力部12から出力される電流差分電圧V1の電圧値が零に近づくように制御電圧Vcntの電圧値を制御することで、直流安定化電源3を定電流動作させる定電流制御を実行する。この場合、直流電流Ioが定電流に制御されている状態では、電流検出抵抗21の抵抗値をRとし、増幅器22の増幅率をαとしたときに、Vi=Io×R、Vdi=α×Vi、およびVdi=Vsiが成り立つことから、直流電流Ioは、電流設定電圧Vsiで規定される一定の電流値Io1(Vsi/(α×R))に制御される。
本例では一例として、制御電圧生成部13は、作動用電圧Vccが供給されるカレントミラー回路25と、カレントミラー回路25を構成する一対のトランジスタ回路のうちの一方のトランジスタ回路(図1中の右側のトランジスタ回路)と基準電位Gとの間に接続された電流源26とを備えている。また、カレントミラー回路25を構成する一対のトランジスタ回路のうちの他方のトランジスタ回路(図1中の左側のトランジスタ回路)はリモートセンス端子+Sに接続されている。また、電流源26は、一端が基準電位Gに接続された固定抵抗26aと、固定抵抗26aの他端と上記の一方のトランジスタ回路との間に配設されて、電流差分出力部12から出力される電流差分電圧V1を固定抵抗26aの他端に低インピーダンスで印加するボルテージフォロワ回路26bとで構成されて、一方のトランジスタ回路に流れる電流Is1の電流値を、電流差分電圧V1を固定抵抗26aの抵抗値で除算して得られる電流値に制御する。
この構成により、制御電圧生成部13では、カレントミラー回路25の他方のトランジスタ回路にも、電流Is1と同じ電流値の電流Is2が発生し、制御電圧生成部13は、この電流Is2を直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに供給する。この際に、直流安定化電源3内に配設されている分圧回路(リモートセンス端子+S,−S間に入力されるセンス電圧Vseを分圧する回路)にこの電流Is2が流れることで、リモートセンス端子+S,−S間にセンス電圧Vseが発生する(つまり、制御電圧生成部13からリモートセンス端子+Sに制御電圧Vcnt(センス電圧Vse)が供給される)。
続いて、電源装置1の動作、つまり電源制御回路2の直流安定化電源3に対する定電流制御動作について、電源装置1で負荷4としての電池(以下、電池4ともいう)を充電する例を挙げて説明する。なお、電流設定電圧Vsiに基づいて設定される出力電流Ioの電流値は、最大出力電流値Imax未満に規定されているものとする。また、直流安定化電源3の最大出力電圧値Vmaxは、満充電時の電池の充電電圧とほぼ等しいか、または充電電圧よりも若干低い電圧となるように予め規定されているものとする。
電源装置1では、交流電圧Vacが入力されると、直流安定化電源3および補助電源14が作動して、出力電圧Vdcおよび作動用電圧Vccを出力する。この場合、補助電源14は、規定の電圧値に安定化された作動用電圧Vccを電源制御回路2に出力する。これにより、電源制御回路2は、電源制御回路2に対する定電流制御動作を開始する。
電池4は、直流安定化電源3から供給される印加電圧Vdc1と自身の充電電圧との差電圧によって充電されるが、電池4の内部インピーダンスは本来的に低い。このため、電池4が満充電に近い状態になるまでは、出力電流Ioは大きな電流値で流れようとする。
これに対して、電源制御回路2では、まず、電流検出部11が、上記したように直流安定化電源3から電池4に供給される直流電流Ioを検出して、電流検出電圧Vdiを出力する。次いで、電流差分出力部12が、電流設定電圧Vsiと電流検出電圧Vdiとの電圧差を示す電流差分電圧V1を出力する。本例では、電流差分出力部12は、電流検出電圧Vdiが電流設定電圧Vsiよりも高いときには、作動用電圧Vccに近い正電圧で電流差分電圧V1を出力し、一方、電流検出電圧Vdiが電流設定電圧Vsiよりも低いときには、基準電位Gに近い正電圧で電流差分電圧V1を出力する。
続いて、制御電圧生成部13が、電流差分電圧V1の電圧値に応じた電流値の電流Is2を発生させて、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力することにより、このリモートセンス端子+Sに制御電圧Vcntを供給する。
この場合、直流安定化電源3から電池4に供給される直流電流Ioの電流値が、電流設定電圧Vsiで規定される電流値Io1よりも大きいときには、電流検出電圧Vdiが電流設定電圧Vsiよりも高いことから、電流差分出力部12から出力される電流差分電圧V1は作動用電圧Vccに近い電圧(高い電圧)となる。このため、制御電圧生成部13は、この電流差分電圧V1の高い電圧値に対応した電流値の電流Is2を発生させて、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力することにより、このリモートセンス端子+Sに高い電圧値の制御電圧Vcntを発生させる(高い電圧値の制御電圧Vcntを供給する)。
直流安定化電源3では、比較制御回路3aが、制御電圧Vcntを分圧して得られる分圧Vaと基準電圧Vrefとを比較し、この場合には、基準電圧Vrefに対して分圧Vaが高いため、コンバータ3bに対して直流電圧Vdcを低下させる制御を実行する。これにより、直流安定化電源3から負荷4に供給されている直流電流Ioの電流値は急速に低下させられる。
また、このようにして、直流電流Ioの電流値が低下させられた結果、直流電流Ioの電流値が電流設定電圧Vsiで規定される電流値Io1よりも小さくなったときには、電流検出電圧Vdiが電流設定電圧Vsiよりも低くなることから、電流差分出力部12から出力される電流差分電圧V1は基準電位Gに近い電圧(低い電圧)となる。このため、制御電圧生成部13は、この電流差分電圧V1の低い電圧値に対応した電流値の電流Is2を発生させて、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力することにより、このリモートセンス端子+Sに低い電圧値の制御電圧Vcntを発生させる(低い電圧値の制御電圧Vcntを供給する)。
直流安定化電源3では、比較制御回路3aが、制御電圧Vcntを分圧して得られる分圧Vaと基準電圧Vrefとを比較し、この場合には、基準電圧Vrefに対して分圧Vaが低くなるため、コンバータ3bに対して直流電圧Vdcを上昇させる制御を実行する。これにより、直流安定化電源3から負荷4に供給している直流電流Ioの電流値は急速に上昇させられる。
このように、電源装置1では、電源制御回路2が、直流電流Ioの電流値が電流設定電圧Vsiで規定される電流値Io1よりも大きいときには、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力している制御電圧Vcntの電圧値を上げることで直流安定化電源3に対して直流電圧Vdcを低下させて、直流電流Ioの電流値を低下させ、一方、直流電流Ioの電流値が電流設定電圧Vsiで規定される電流値Io1よりも小さいときには、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力している制御電圧Vcntの電圧値を下げることで直流安定化電源3に対して直流電圧Vdcを上昇させて、直流電流Ioの電流値を上昇させるという制御動作を繰り返すことにより、直流電流Ioの電流値を電流設定電圧Vsiで規定される電流値Io1に定電流制御する。これにより、電源装置1は、一定の電流値Io1の直流電流Ioで電池4を定電流充電する。
その後、充電が進むに従い、電池4の充電電圧は上昇するが、電源制御回路2は、直流安定化電源3に対して、直流電圧Vdcが充電電圧よりも若干高くなる制御を継続することで、電流値Io1の直流電流Ioでの電池4の充電を継続させる。
また、直流電圧Vdcが直流安定化電源3の最大出力電圧値Vmaxに達したときには、直流安定化電源3が直流電圧Vdcの電圧値を最大出力電圧値Vmaxに維持する。このため、電源制御回路2は直流安定化電源3に対する定電流制御を実質的に停止した状態になる。よって、電池4は、その後、満充電に近い状態に至るまで、定電圧で充電される。この場合、直流電圧Vdcと電池4の充電電圧との差が徐々に小さくなることから、直流電流Ioの電流値は次第に減少する。
(第2の実施の形態)
また、上記の電源装置1では、電流差分出力部12において、増幅器23の非反転入力端子に電流検出電圧Vdiを入力し、反転入力端子に電流設定電圧Vsiを入力する構成を採用しているが、図2に示す電源装置1Aのように、増幅器23の非反転入力端子に電流設定電圧Vsiを入力し、反転入力端子に電流検出電圧Vdiを入力する構成を採用することもできる。以下、この電源装置1Aについて説明する。なお、電源装置1と同一の構成については同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図2に示す電源装置としての電源装置1Aは、電源制御回路2A、およびこの電源制御回路2によって定電流制御される直流安定化電源3を備えている。また、電源制御回路2Aは、同図に示すように、電流検出部11、電流差分出力部12、制御電圧生成部13Aおよび補助電源14を備えている。この場合、電流差分出力部12は、上記したように、電流差分出力部12を構成する増幅器23の非反転入力端子に電流設定電圧Vsiが入力され、反転入力端子に電流検出電圧Vdiが入力される構成となっている。
制御電圧生成部13Aは、一例として、電流源26と、作動用電圧Vccとこの電流源26との間に配設された固定抵抗27とを有して構成されている。この構成により、制御電圧生成部13Aは、電流Is1が固定抵抗27に流れることによって固定抵抗27に生じる電圧降下(電圧Vdrp)分を作動用電圧Vccから減算して得られる電圧(Vcc−Vdrp)を制御電圧Vcntとして高電位側のリモートセンス端子+Sに出力する。
次いで、この電源装置1Aの動作、つまり電源制御回路2の直流安定化電源3に対する定電流制御動作について、電源装置1Aで負荷4としての電池4を充電する例を挙げて説明する。なお、電源装置1Aと電源装置1とでは、電流差分出力部12および制御電圧生成部13Aの動作において相違するものの、他の構成要素の動作については同じである。このため、以下では、電流差分出力部12および制御電圧生成部13Aの動作を主として説明する。
電源制御回路2Aでは、まず、電流検出部11が、上記したように直流安定化電源3から電池4に供給される直流電流Ioを検出して、電流検出電圧Vdiを出力する。次いで、電流差分出力部12が、電流設定電圧Vsiと電流検出電圧Vdiとの電圧差を示す電流差分電圧V1を出力する。本例では、電流差分出力部12は、電流検出電圧Vdiが電流設定電圧Vsiよりも低いときには、作動用電圧Vccに近い正電圧で電流差分電圧V1を出力し、一方、電流検出電圧Vdiが電流設定電圧Vsiよりも高いときには、基準電位Gに近い正電圧で電流差分電圧V1を出力する。
続いて、制御電圧生成部13Aは、電流差分電圧V1の電圧値に応じた電流値の電流Is1を発生させることで、電流差分電圧V1の電圧値に応じた電圧降下(電圧Vdrp)を固定抵抗27に発生させて、この電圧降下(電圧Vdrp)分を作動用電圧Vccから減算して得られる電圧(Vcc−Vdrp)を制御電圧Vcntとして高電位側のリモートセンス端子+Sに供給(出力)する。
この場合、直流安定化電源3から電池4に供給される直流電流Ioの電流値が、電流設定電圧Vsiで規定される電流値Io1よりも大きいときには、電流検出電圧Vdiが電流設定電圧Vsiよりも低いことから、電流差分出力部12から出力される電流差分電圧V1は基準電位Gに近い正電圧となる。このため、制御電圧生成部13Aでは、電流源26が電流Is1の電流値を低下させることから、固定抵抗27での電圧降下(電圧Vdrp)分が減少する。これにより、制御電圧生成部13Aは、高い電圧値の制御電圧Vcntをリモートセンス端子+Sに供給する。
直流安定化電源3では、比較制御回路3aが、制御電圧Vcntを分圧して得られる分圧Vaと基準電圧Vrefとを比較し、この場合には、基準電圧Vrefに対して分圧Vaが高いため、コンバータ3bに対して直流電圧Vdcを低下させる制御を実行する。これにより、直流安定化電源3から負荷4に供給されている直流電流Ioの電流値は急速に低下させられる。
また、このようにして、直流電流Ioの電流値が低下させられた結果、直流電流Ioの電流値が電流設定電圧Vsiで規定される電流値Io1よりも小さくなったときには、電流検出電圧Vdiが電流設定電圧Vsiよりも低くなることから、電流差分出力部12から出力される電流差分電圧V1は作動用電圧Vccに近い電圧(高い電圧)となる。このため、制御電圧生成部13Aでは、電流源26が電流Is1の電流値を上昇させることから、固定抵抗27での電圧降下(電圧Vdrp)分が増加する。これにより、制御電圧生成部13Aは、低い電圧値の制御電圧Vcntをリモートセンス端子+Sに供給する。
直流安定化電源3では、比較制御回路3aが、制御電圧Vcntを分圧して得られる分圧Vaと基準電圧Vrefとを比較し、この場合には、基準電圧Vrefに対して分圧Vaが低くなるため、コンバータ3bに対して直流電圧Vdcを上昇させる制御を実行する。これにより、直流安定化電源3から負荷4に供給している直流電流Ioの電流値は急速に上昇させられる。
このように、電源装置1Aでも、電源制御回路2Aが、直流電流Ioの電流値が電流設定電圧Vsiで規定される電流値Io1よりも大きいときには、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力している制御電圧Vcntの電圧値を上げることで直流安定化電源3に対して直流電圧Vdcを低下させて、直流電流Ioの電流値を低下させ、一方、直流電流Ioの電流値が電流設定電圧Vsiで規定される電流値Io1よりも小さいときには、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力している制御電圧Vcntの電圧値を下げることで直流安定化電源3に対して直流電圧Vdcを上昇させて、直流電流Ioの電流値を上昇させるという制御動作を繰り返すことにより、直流電流Ioの電流値を電流設定電圧Vsiで規定される電流値Io1に定電流制御する。これにより、電源装置1Aは、一定の電流値Io1の直流電流Ioで電池4を定電流充電する。
その後、充電が進むに従い、電池4の充電電圧は上昇するが、電源制御回路2Aは、直流安定化電源3に対して、直流電圧Vdcが充電電圧よりも若干高くなる制御を継続することで、電流値Io1の直流電流Ioでの電池4の充電を継続させる。
また、直流電圧Vdcが直流安定化電源3の最大出力電圧値Vmaxに達したときには、直流安定化電源3が直流電圧Vdcの電圧値を最大出力電圧値Vmaxに維持する。このため、電源制御回路2Aは直流安定化電源3に対する定電流制御を実質的に停止した状態になる。よって、電池4は、その後、満充電に近い状態に至るまで、定電圧で充電される。この場合、直流安定化電源3が直流電圧Vdcと電池4の充電電圧との差が徐々に小さくなることから、直流電流Ioはの電流値は次第に減少する。
このように、この電源装置1,1Aでは、電源制御回路2,2Aが補助電源14から供給される安定化された作動用電圧Vccのみで作動して、直流安定化電源3に対する定電流制御を実行する。したがって、この電源制御回路2,2A、およびこの電源制御回路2,2Aを備えた電源装置1,1Aによれば、直流電圧Vdcが低い状態においても直流安定化電源3に対する定電流制御を安定して実行することができる。
(第3の実施の形態)
また、上記の電源装置1,1Aでは、直流安定化電源3に対して定電流動作させる定電流制御のみを実行する電源制御回路2,2Aを備えているが、図3,4に示す電源装置1B,1Cのように、直流安定化電源3に対して定電圧・定電流動作させる定電圧・定電流制御を実行する電源制御回路2B,2Cを備えた構成とすることもできる。以下、電源装置1B,1Cについて説明する。
なお、電源装置1Bについては、電源制御回路2Bが電源装置1の電源制御回路2の構成要素(電流検出部11、電流差分出力部12、制御電圧生成部13および補助電源14)を有するため、電源装置1と同じ構成要素については同じ符号を付して重複する説明を省略する。また、電源装置1Cについては、電源制御回路2Cが電源装置1Aの電源制御回路2Aの構成要素(電流検出部11、電流差分出力部12および制御電圧生成部13A)を有するため、電源装置1Aと同じ構成要素については同じ符号を付して重複する説明を省略する。
最初に、図3に示す電源装置としての電源装置1Bについて説明する。この電源装置1Bは、電源制御回路としての電源制御回路2B、およびこの電源制御回路2Bによって定電圧・定電流制御される直流安定化電源3を備え、直流安定化電源3に接続された負荷4に電流を供給する。
電源制御回路2Bは、直流安定化電源3に外付けされる電源制御回路であり、電源装置1の電源制御回路2の構成要素(電流検出部11、電流差分出力部12、制御電圧生成部13および補助電源14)を有すると共に、電圧検出部15および電圧差分出力部16を備えている。この場合、電圧検出部15および電圧差分出力部16は、電流検出部11、電流差分出力部12および制御電圧生成部13と同様にして、補助電源14から供給される作動用電圧Vccのみで作動する。つまり、電源制御回路2Bは、作動用電圧Vccのみで作動する。
電圧検出部15は、直流安定化電源3から負荷4に印加される印加電圧Vdc1を検出すると共にこの印加電圧Vdc1の電圧値に応じた電圧値の電圧であって、基準電位Gを基準とする電圧検出電圧Vdvを出力する。この電圧検出部15は、一例として、印加電圧Vdc1を非反転増幅して電圧検出電圧Vdvとして出力する増幅器28を備えて構成されている。
電圧差分出力部16は、基準電位Gを基準とする電圧設定電圧Vsv(電圧差分出力部16の外部から電圧差分出力部16に入力される電圧設定用の電圧)と電圧検出電圧Vdvとの電圧差を示す電圧であって、基準電位Gを基準とする電圧差分電圧V2を出力する。この電圧差分出力部16は、一例として、非反転入力端子に電圧検出電圧Vdvが入力され、反転入力端子に電圧設定電圧Vsvが入力される増幅器29を備えて構成されている。この場合、増幅器29は、電圧差分電圧V2を基準電位Gを基準とする正電圧でダイオード30を介して、電流差分出力部12から電流差分電圧V1が出力されるポイント(制御電圧生成部13における電流源26の入力)に出力する。
次いで、この電源装置1Bの動作、つまり電源制御回路2Bの直流安定化電源3に対する定電圧・定電流制御動作について、電源装置1Bで負荷4としての電池4を充電する例を挙げて説明する。なお、電源装置1Bは、電源制御回路2Bの直流安定化電源3に対する定電流制御動作については電源装置1と同じであるため、電源制御回路2Bの直流安定化電源3に対する定電圧制御動作を主として説明する。なお、直流安定化電源3の直流電圧Vdcが最大出力電圧値Vmax未満の予め規定された上限電圧Vhiにおいて、電圧検出部15から出力される電圧検出電圧Vdvが電圧設定電圧Vsvに達するように、電圧設定電圧Vsvが予め規定されているものとする。
電源制御回路2Bでは、直流安定化電源3の直流電圧Vdcが上限電圧Vhiに達する前の状態では、電圧検出部15から出力される電圧検出電圧Vdvは電圧設定電圧Vsv未満の状態となっている。この場合、電圧差分出力部16は、電圧設定電圧Vsvと電圧検出電圧Vdvとの電圧差を示す電圧差分電圧V2を出力するが、電圧検出電圧Vdvが電圧設定電圧Vsvよりも低いため、基準電位Gに近い正電圧で電圧差分電圧V2を出力する。これにより、電圧差分出力部16のダイオード30が逆バイアス状態となることから、制御電圧生成部13の電流源26には、電流差分出力部12から出力される電流差分電圧V1のみが入力される。
したがって、直流安定化電源3の直流電圧Vdcが上限電圧Vhiに達する前の状態では、電源制御回路2Bが、電源制御回路2と同様にして、直流電流Ioの電流値を電流設定電圧Vsiで規定される電流値Io1に定電流制御するため、電源装置1Bは、電源装置1と同様にして、一定の電流値Io1の直流電流Ioで電池4を定電流充電する。
その後、充電が進むに従い、電池4の充電電圧は上昇するが、電源制御回路2Bは、直流安定化電源3に対して、直流電圧Vdcが充電電圧よりも若干高くなる制御を継続することで、電流値Io1の直流電流Ioでの電池4の充電を継続させる。
また、直流電圧Vdcが直流安定化電源3の上限電圧Vhiに達したときには、電圧検出部15から出力される電圧検出電圧Vdvが電圧設定電圧Vsv以上の状態となり、電圧差分出力部16は、電圧設定電圧Vsvと電圧検出電圧Vdvとの電圧差を示す電圧差分電圧V2を作動用電圧Vccに近い正電圧で出力する。この状態では、電圧差分出力部16のダイオード30は正バイアス状態となることから、制御電圧生成部13の電流源26には、電流差分出力部12から出力される電流差分電圧V1に代えて、電圧差分出力部16から出力される電圧差分電圧V2が主として出力される。
この場合、直流電圧Vdcが上限電圧Vhiよりも高いときには、電圧検出電圧Vdvが電圧設定電圧Vsvよりも高くなることから、電圧差分出力部16から出力される電圧差分電圧V2は作動用電圧Vccに近い電圧(高い電圧)となる。このため、制御電圧生成部13は、この電圧差分電圧V2の高い電圧値に対応した電流値の電流Is2を発生させて、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力することにより、このリモートセンス端子+Sに高い電圧値の制御電圧Vcntを発生させる(高い電圧値の制御電圧Vcntを供給する)。
直流安定化電源3では、比較制御回路3aが、制御電圧Vcntを分圧して得られる分圧Vaと基準電圧Vrefとを比較し、この場合には、基準電圧Vrefに対して分圧Vaが高いため、コンバータ3bに対して直流電圧Vdcを低下させる制御を実行する。これにより、負荷4に供給される印加電圧Vdc1の電圧値が低下させられる。
また、このようにして、負荷4の印加電圧Vdc1の電圧値が低下させられた結果、直流電圧Vdcが上限電圧Vhiよりも低くなったときには、電圧検出電圧Vdvが電圧設定電圧Vsvよりも低くなることから、電圧差分出力部16から出力される電圧差分電圧V2は基準電位Gに近い電圧(低い電圧)となる。このため、制御電圧生成部13は、この電圧差分電圧V2の低い電圧値に対応した電流値の電流Is2を発生させて、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力することにより、このリモートセンス端子+Sに低い電圧値の制御電圧Vcntを発生させる(低い電圧値の制御電圧Vcntを供給する)。
直流安定化電源3では、比較制御回路3aが、制御電圧Vcntを分圧して得られる分圧Vdvと基準電圧Vrefとを比較し、この場合には、基準電圧Vrefに対して分圧Vaが低くなるため、コンバータ3bに対して直流電圧Vdcを上昇させる制御を実行する。これにより、負荷4に供給される印加電圧Vdc1の電圧値が上昇させられる。
このように、電源装置1Bでは、電源制御回路2Bが、直流電圧Vdcが直流安定化電源3の上限電圧Vhiに達した以降において、直流電圧Vdcが上限電圧Vhiよりも高いときには、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力している制御電圧Vcntの電圧値を上げることで直流安定化電源3に対して直流電圧Vdcを低下させ、一方、直流電圧Vdcが上限電圧Vhiよりも低いときには、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力している制御電圧Vcntの電圧値を下げることで直流安定化電源3に対して直流電圧Vdcを上昇させるという制御動作を繰り返すことにより、直流電圧Vdcを上限電圧Vhiに定電圧制御する。これにより、電源装置1Bは、直流電圧Vdcが直流安定化電源3の上限電圧Vhiに達した以降において、一定の上限電圧Vhiで電池4を定電圧充電する。この場合、直流電圧Vdcと電池4の充電電圧との差が徐々に小さくなることから、直流電流Ioの電流値は次第に減少する。
(第4の実施の形態)
次に、図4に示す電源装置としての電源装置1Cについて説明する。この電源装置1Cは、電源制御回路としての電源制御回路2C、およびこの電源制御回路2Cによって定電圧・定電流制御される直流安定化電源3を備え、直流安定化電源3に接続された負荷4に電流を供給する。なお、電源装置1Bと同じ構成要素については同じ符号を付して重複する説明を省略する。
電源制御回路2Cは、直流安定化電源3に外付けされる電源制御回路であり、電源装置1Aの電源制御回路2Aの構成要素(電流検出部11、電流差分出力部12および制御電圧生成部13A)を有すると共に、補助電源14A、電圧検出部15および電圧差分出力部16Aを備えている。
この場合、補助電源14Aは、直流安定化電源であって、基準電位Gを基準とする正電圧である作動用電圧Vccと共に、基準電位Gを基準とする負電圧(直流電圧)である作動用電圧Vddを出力端子−VVから出力する。なお、補助電源14Aは、図示はしないが、上記した補助電源14と、この補助電源14から出力される作動用電圧Vccに基づいて作動用電圧Vddを出力する負電圧コンバータとで構成することもできる。
電圧差分出力部16Aは、基準電位Gを基準とする電圧設定電圧Vsvと電圧検出電圧Vdvとの電圧差を示す電圧であって、基準電位Gを基準とする電圧差分電圧V2を出力する。この電圧差分出力部16は、一例として、反転入力端子に電圧検出電圧Vdvが入力され、非反転入力端子に電圧設定電圧Vsvが入力される増幅器29を備えて構成されている。この場合、増幅器29は、作動用電圧Vccと共に作動用電圧Vddの供給を受けて作動して、電圧差分電圧V2をダイオード30を介して、電流差分出力部12から電流差分電圧V1が出力されるポイント(制御電圧生成部13Aにおける電流源26の入力)に出力する。
次いで、この電源装置1Cの動作、つまり電源制御回路2Cの直流安定化電源3に対する定電圧・定電流制御動作について、電源装置1Cで負荷4としての電池4を充電する例を挙げて説明する。なお、電源装置1Cは、電源制御回路2Cの直流安定化電源3に対する定電流制御動作については電源装置1Aと同じであるため、電源制御回路2Cの直流安定化電源3に対する定電圧制御動作を主として説明する。
電源制御回路2Cでは、直流安定化電源3の直流電圧Vdcが上限電圧Vhiに達する前の状態では、電圧検出部15から出力される電圧検出電圧Vdvは電圧設定電圧Vsv未満の状態となっている。この場合、電圧差分出力部16は、電圧検出電圧Vdvが電圧設定電圧Vsvよりも低いため、電圧設定電圧Vsvと電圧検出電圧Vdvとの電圧差を示す電圧差分電圧V2を作動用電圧Vccに近い正電圧で出力する。これにより、電圧差分出力部16のダイオード30が逆バイアス状態となることから、制御電圧生成部13の電流源26には、電流差分出力部12から出力される電流差分電圧V1のみが入力される。
したがって、直流安定化電源3の直流電圧Vdcが上限電圧Vhiに達する前の状態では、電源制御回路2Cが、電源制御回路2Aと同様にして、直流電流Ioの電流値を電流設定電圧Vsiで規定される電流値Io1に定電流制御するため、電源装置1Cは、電源装置1Aと同様にして、一定の電流値Io1の直流電流Ioで電池4を定電流充電する。
その後、充電が進むに従い、電池4の充電電圧は上昇するが、電源制御回路2Cは、直流安定化電源3に対して、直流電圧Vdcが充電電圧よりも若干高くなる制御を継続することで、電流値Io1の直流電流Ioでの電池4の充電を継続させる。
また、直流電圧Vdcが直流安定化電源3の上限電圧Vhiに達したときには、電圧検出部15から出力される電圧検出電圧Vdvが電圧設定電圧Vsv以上の状態となり、電圧差分出力部16は、電圧設定電圧Vsvと電圧検出電圧Vdvとの電圧差を示す電圧差分電圧V2を負電圧で出力する。この状態では、電圧差分出力部16のダイオード30は正バイアス状態となることから、制御電圧生成部13の電流源26には、電流差分出力部12から出力される電流差分電圧V1に代えて、電圧差分出力部16から出力される電圧差分電圧V2が主として出力される。
この場合、直流電圧Vdcが上限電圧Vhiよりも高いときには、上記したように電圧検出電圧Vdvが電圧設定電圧Vsvよりも高くなることから、電圧差分出力部16から出力される電圧差分電圧V2は負電圧となる。このため、制御電圧生成部13Aでは、電流源26が電流Is1の電流値を低下させることから、固定抵抗27での電圧降下(電圧Vdrp)分が減少する。これにより、制御電圧生成部13Aは、高い電圧値の制御電圧Vcntをリモートセンス端子+Sに供給する。
直流安定化電源3では、比較制御回路3aが、制御電圧Vcntを分圧して得られる分圧Vaと基準電圧Vrefとを比較し、この場合には、基準電圧Vrefに対して分圧Vaが高いため、コンバータ3bに対して直流電圧Vdcを低下させる制御を実行する。これにより、負荷4に供給される印加電圧Vdc1の電圧値が低下させられる。
また、このようにして、負荷4の印加電圧Vdc1の電圧値が低下させられた結果、直流電圧Vdcが上限電圧Vhiよりも低くなったときには、電圧検出電圧Vdvが電圧設定電圧Vsvよりも低くなることから、電圧差分出力部16から出力される電圧差分電圧V2は作動用電圧Vccに近い電圧(高い電圧)となる。このため、制御電圧生成部13Aでは、電流源26が電流Is1の電流値を上昇させることから、固定抵抗27での電圧降下(電圧Vdrp)分が増加する。これにより、制御電圧生成部13Aは、低い電圧値の制御電圧Vcntをリモートセンス端子+Sに供給する。
直流安定化電源3では、比較制御回路3aが、制御電圧Vcntを分圧して得られる分圧Vaと基準電圧Vrefとを比較し、この場合には、基準電圧Vrefに対して分圧Vaが低くなるため、コンバータ3bに対して直流電圧Vdcを上昇させる制御を実行する。これにより、負荷4に供給される印加電圧Vdc1の電圧値が上昇させられる。
このように、電源装置1Cでも、電源制御回路2Cが、直流電圧Vdcが直流安定化電源3の上限電圧Vhiに達した以降において、直流電圧Vdcが上限電圧Vhiよりも高いときには、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力している制御電圧Vcntの電圧値を上げることで直流安定化電源3に対して直流電圧Vdcを低下させ、一方、直流電圧Vdcが上限電圧Vhiよりも低いときには、直流安定化電源3のリモートセンス端子+Sに出力している制御電圧Vcntの電圧値を下げることで直流安定化電源3に対して直流電圧Vdcを上昇させるという制御動作を繰り返すことにより、直流電圧Vdcを上限電圧Vhiに定電圧制御する。これにより、電源装置1Cは、直流電圧Vdcが直流安定化電源3の上限電圧Vhiに達した以降において、一定の上限電圧Vhiで電池4を定電圧充電する。この場合、直流電圧Vdcと電池4の充電電圧との差が徐々に小さくなることから、直流電流Ioの電流値は次第に減少する。
このように、この電源装置1Bでは、電源制御回路2Bが補助電源14から供給される安定化された作動用電圧Vccのみで作動して、また、この電源装置1Cでは、電源制御回路2Cが補助電源14Aから供給される安定化された作動用電圧Vcc,Vddのみで作動して、直流安定化電源3に対する定電圧・定電流制御を実行する。したがって、この電源制御回路2B,2C、およびこの電源制御回路2B,2Cを備えた電源装置1B,1Cによれば、直流電圧Vdcが低い状態においても直流安定化電源3に対する定電圧・定電流制御を安定して実行することができる。
1,1A,1B,1C 電源装置
2,2A,2B,2C 電源制御回路
3 直流安定化電源
11 電流検出部
12 電流差分出力部
13,13A 制御電圧生成部
14,14A 補助電源
15 電圧検出部
16,16A 電圧差分出力部
V1 電流差分電圧
Vcc,Vdd 作動用電圧
Vcnt 制御電圧
Vdi 電流検出電圧
G 基準電位
Io 出力電流
+S,−S リモートセンス端子
+V,−V 出力端子
上記目的を達成すべく、本発明に係る電源制御回路は、一対の出力端子と共に一対のリモートセンス端子を有する直流安定化電源に外付けされる電源制御回路であって、
前記一対の出力端子に接続された負荷に前記直流安定化電源から供給される出力電流を検出すると共に当該出力電流の電流値に応じた電圧値の電圧であって、前記一対の出力端子のうちの低電位側の出力端子と短絡された前記一対のリモートセンス端子のうちの低電位側のリモートセンス端子の電圧を基準電位として当該基準電位を基準とする電流検出電圧を出力する電流検出部と、
前記基準電位を基準とする電流設定電圧と前記電流検出電圧との電圧差を示す電圧であって、当該基準電位を基準とする電流差分電圧を出力する電流差分出力部と、前記基準電位を基準とする制御電圧を生成して前記一対のリモートセンス端子のうちの高電位側のリモートセンス端子に出力しつつ、前記電流差分電圧に基づき、前記電流検出電圧が前記電流設定電圧よりも大きいときには前記制御電圧の電圧値を上げることで前記直流安定化電源に対して前記出力電流の前記電流値を低下させ、前記電流検出電圧が前記電流設定電圧よりも小さいときには前記制御電圧の電圧値を下げることで前記直流安定化電源に対して前記出力電流の前記電流値を上昇させる制御動作を繰り返すことによって当該直流安定化電源を定電流動作させる定電流制御を実行する制御電圧生成部と、補助電源とを備え、前記電流検出部、前記電流差分出力部および前記制御電圧生成部は前記補助電源から供給される直流電圧でのみ作動する。
また、本発明に係る電源制御回路は、前記基準電位を基準とする電圧設定電圧と、前記直流安定化電源から前記負荷に供給される出力電圧の電圧値に応じた電圧値の電圧検出電圧との電圧差を示す電圧であって、当該基準電位を基準とする電圧差分電圧を出力する電圧差分検出部を備え、記電圧差分検出部は前記直流電圧でのみ作動し、前記制御電圧生成部は、前記電圧検出電圧が前記電圧設定電圧に達したときには、前記電圧差分電圧に基づき、前記電圧検出電圧が前記電圧設定電圧よりも高いときには前記制御電圧の電圧値を上げることで前記直流安定化電源に対して前記出力電圧の前記電圧値を低下させ、前記電圧検出電圧が前記電圧設定電圧よりも低いときには前記制御電圧の電圧値を下げることで前記直流安定化電源に対して前記出力電圧の前記電圧値を上昇させる制御動作を繰り返すことによって当該直流安定化電源を定電圧動作させる定電圧制御を実行する。

Claims (3)

  1. 一対の出力端子と共に一対のリモートセンス端子を有する直流安定化電源に外付けされる電源制御回路であって、
    前記一対の出力端子に接続された負荷に前記直流安定化電源から供給される出力電流を検出すると共に当該出力電流の電流値に応じた電圧値の電圧であって、前記一対の出力端子のうちの低電位側の出力端子と短絡された前記一対のリモートセンス端子のうちの低電位側のリモートセンス端子の電圧を基準電位として当該基準電位を基準とする電流検出電圧を出力する電流検出部と、
    前記基準電位を基準とする電流設定電圧と前記電流検出電圧との電圧差を示す電圧であって、当該基準電位を基準とする電流差分電圧を出力する電流差分出力部と、
    前記基準電位を基準とする制御電圧を生成して前記一対のリモートセンス端子のうちの高電位側のリモートセンス端子に出力しつつ、前記電流差分電圧の電圧値が零に近づくように当該制御電圧の電圧値を制御して前記直流安定化電源を定電流動作させる定電流制御を実行する制御電圧生成部と、
    補助電源とを備え、
    前記電流検出部、電流差分出力部および前記制御電圧生成部は前記補助電源から供給される直流電圧でのみ作動する電源制御回路。
  2. 前記基準電位を基準とする電圧設定電圧と、前記直流安定化電源から前記負荷に供給される出力電圧の電圧値に応じた電圧値の電圧検出電圧との電圧差を示す電圧であって、当該基準電位を基準とする電圧差分電圧を出力する電圧差分検出部を備え、
    前記電圧検出部および前記電圧差分検出部は前記直流電圧でのみ作動し、
    前記制御電圧生成部は、前記電圧差分電圧に基づき、前記電圧検出電圧が前記電圧設定電圧未満のときには、前記定電流制御を実行し、一方、前記電圧検出電圧が前記電圧設定電圧以上のときには、当該電圧検出電圧が当該電圧設定電圧に近づくように前記制御電圧の電圧値を制御して前記直流安定化電源を定電圧動作させる定電圧制御を実行する請求項1記載の電源制御回路。
  3. 請求項1または2記載の電源制御回路と、当該電源制御回路によって制御される前記直流安定化電源とを備えている電源装置。
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