JP2016046766A - 画像形成装置、データ管理方法、データ管理プログラム - Google Patents

画像形成装置、データ管理方法、データ管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像データを共用することによる利便性と、画像形成出力に要する時間の短縮とを両立させること。
【解決手段】画像データに基づいて画像形成出力を実行する画像形成装置であって、画像形成出力の対象となる画像データを取得する画像データ取得部と、前記画像形成装置が画像形成出力を実行するための画像処理を、取得された前記画像データに対して実行する画像処理部と、取得された前記画像データに対して前記画像処理が実行された画像処理済みの画像データを、前記画像形成装置が備える装置側記憶部に記憶させる記憶制御部と、取得された前記画像データを、複数の画像形成装置からアクセス可能な共有記憶部に送信する送信部と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置、データ管理方法、データ管理プログラムに関する。
近年、書類の電子化に用いられる画像処理装置や電子化された情報の出力に用いられる画像形成装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置及び画像系形成装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
このような複合機は、原稿を読み取ることで画像データを生成し、若しくは、外部から画像データを取得した場合、その画像データを自身が備える記憶装置に記憶させるようになっている。そして、複合機は、画像形成出力の対象となる画像データが指定されると、その画像データを上記記憶装置から読み出して画像処理を施した後、その画像処理済みの画像データに基づいて画像形成出力を実行するようになっている。
このとき、利用者は、複合機が生成し若しくは取得した画像データをその複合機以外の他の複合機で使用したい場合、その画像データを他の複合機に移動させる必要がある。そのため、このような複合機は、利用者にとって利便性が悪いといった問題がある。そこで、複合機が生成し若しくは取得した画像データを、ネットワークを介して接続された共有サーバに記憶させることにより、複数の複合機で共有する技術が提案され既に知られている(例えば、特許文献1、2を参照)。
ところが、このような従来の技術において複合機に画像形成出力を実行させる場合、その複合機は、共有サーバから画像形成出力の対象となる画像データを取得してから画像処理を実行するため、画像形成出力に要する時間がその分だけ長くなることになる。
そこで、複合機が生成し若しくは取得した画像データを、画像処理を施してから上記共有サーバに記憶させるといった技術が考えられる。ところが、このような技術では、画像データに画像処理を施した複合機と、その画像データを使用する他の複合機との機種が異なる場合、機種毎に画像処理の態様が異なるため、上記他の複合機においてその画像データを使用することができない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、画像データを共用することによる利便性と、画像形成出力に要する時間の短縮とを両立させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、画像データに基づいて画像形成出力を実行する画像形成装置であって、画像形成出力の対象となる画像データを取得する画像データ取得部と、前記画像形成装置が画像形成出力を実行するための画像処理を、取得された前記画像データに対して実行する画像処理部と、取得された前記画像データに対して前記画像処理が実行された画像処理済みの画像データを、前記画像形成装置が備える装置側記憶部に記憶させる記憶制御部と、取得された前記画像データを、複数の画像形成装置からアクセス可能な共有記憶部に送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像データを共用することによる利便性と、画像形成出力に要する時間の短縮とを両立させることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像データ情報記憶部が記憶する画像データ情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が画像データ記憶部に画像データを記憶させる際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が画像データの一覧を表示する際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が画像データ記憶部に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置がファイル管理サーバに記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が画像データ記憶部に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する際の処理を説明するためのシーケンス図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、画像データを記憶し、複数の画像形成装置から利用することが可能なファイル管理サーバと、そのファイル管理サーバから取得した画像データ、若しくは、自身が備える記憶装置から読み出した画像データに基づいて画像形成出力を実行する画像形成装置とにより構成される画像形成システムを例として説明する。
このような画像形成システムにおいて、本実施形態に係る画像形成装置は、スキャナにより原稿を読み取ることで画像データを生成し、若しくは、外部から画像データが入力された場合、その画像データを自身が備える記憶装置に記憶させると共に、ファイル管理サーバに送信して記憶させる。そして、本実施形態に係る画像形成装置は、画像形成出力の対象となる画像データが指定されると、その画像データを上記記憶装置から読み出し、若しくは、ファイル管理サーバから取得して画像処理を施した後、その画像処理済みの画像データに基づいて画像形成出力を実行する。
このような画像形成装置において、本実施形態に係る要旨の一つは、画像データを自身が備える記憶装置に記憶させる場合には、その画像データに画像処理を施してから記憶させ、一方、ファイル管理サーバに記憶させる場合には、そのまま記憶させることにある。
そのため、画像形成装置は、自身が備える記憶装置に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合、画像処理を実行する必要がないため、その分だけ、画像形成出力に要する時間を短縮することが可能となる。
また、画像形成装置は、ファイル管理サーバに記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合、その画像データに画像処理を施さなければならないため、画像形成出力に要する時間を短縮することはできない。但し、このとき、画像形成装置は、機種毎に画像処理の態様が異なることにより、その画像データに基づく画像形成出力を実行することができないといったことを回避することが可能となる。
従って、本実施形態に係る画像形成装置1は、画像データを共用することによる利便性と、画像形成出力に要する時間の短縮とを両立させることが可能となる。
まず、本実施形態に係る画像形成システムの運用形態について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成システムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システムは、画像形成装置1a、1b、1cが接続されたネットワーク3と、ファイル管理サーバ2が接続されたネットワーク4とが、インターネットや電話回線等の公衆回線5を介して接続されて構成されている。尚、以下では、画像形成装置1a、1b、1cをそれぞれ区別する必要がない場合には、それらを総称して画像形成装置1とする。
また、ネットワーク3に接続されている画像形成装置1の数は一例であり、これらがもっと多く接続された大規模なシステムであっても良い。また、それぞれ異なる画像形成装置1が接続された複数のネットワークが公衆回線5を介してファイル管理サーバ2と接続される構成としても良いし、画像形成装置1、ファイル管理サーバ2が同一のネットワーク上に接続されて構成されていても良い。
また、図1におけるネットワーク3、4は、例えば、オフィスLAN(Local Area Network)等の限定されたネットワークであり、画像形成装置1、ファイル管理サーバ2は、夫々のLANを介して公衆回線5に接続されるが、公衆回線5に直接接続される態様とすることも可能である。
画像形成装置1は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi Function Peripheral:複合機)である。
また、画像形成装置1は、スキャナにより原稿を読み取ることで画像データを生成し、若しくは、外部から画像データが入力された場合、その画像データを自身が備える記憶装置に記憶させると共に、ファイル管理サーバ2に送信して記憶させる。そして、画像形成装置1は、画像形成出力の対象となる画像データが指定されると、その画像データを上記記憶装置から読み出し、若しくは、ファイル管理サーバ2から取得して画像処理を施した後、その画像処理済みの画像データに基づいて画像形成出力を実行する。
このとき、画像形成装置1は、自身が備える記憶装置に画像データを記憶させる場合には、その画像データに画像処理を施してから記憶させ、一方、ファイル管理サーバ2に記憶させる場合には、そのまま記憶させるように構成されている。本実施形態においては、画像形成装置1におけるこのよう構成を要旨の一つとしている。
そのため、画像形成装置1は、自身が備える記憶装置に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合、画像処理を実行する必要がないため、その分だけ、画像形成出力に要する時間を短縮することが可能となる。このような理由により、本実施形態に係る画像形成装置1は、自身が備える記憶装置に画像データを記憶させる場合には、その画像データに画像処理を施してから記憶させるように構成されている。
一方、画像形成装置1は、ファイル管理サーバ2に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合、その画像データに画像処理を施さなければならないため、画像形成出力に要する時間を短縮することはできない。但し、このとき、画像形成装置1は、機種毎に画像処理の態様が異なることにより、その画像データに基づく画像形成出力を実行することができないといったことを回避することが可能となる。
これは、ファイル管理サーバ2に画像データを記憶させた画像形成装置1と、その画像データに基づく画像形成出力を実行しようとする他の画像形成装置1との機種が異なる場合を想定してのことである。このような理由により、本実施形態に係る画像形成装置1は、ファイル管理サーバ2に画像データを記憶させる場合には、そのまま記憶させるように構成されている。
従って、本実施形態に係る画像形成装置1は、画像データを共用することによる利便性と、画像形成出力に要する時間の短縮とを両立させることが可能となる。
ファイル管理サーバ2は、複数の画像形成装置1からアクセス可能な共有サーバであり、画像形成装置1a、1b、1cから送信されてきた画像データを記憶する。即ち、本実施形態においては、ファイル管理サーバ2が共有記憶部として機能する。また、ファイル管理サーバ2は、画像形成装置1から画像データを取得するための取得要求を受け取ると、その取得要求により指定された画像データを、その取得要求の送信元である画像形成装置1に送信する。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1及びファイル管理サーバ2のハードウェア構成について図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。尚、図2においては、画像形成装置1のハードウェア構成を例として説明するが、ファイル管理サーバ2についても同様である。
図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス90を介して接続されている。また、I/F50には表示部60、操作部70及び専用デバイス80が接続されている。
CPU10は演算手段であり、画像形成装置1全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)やデータ管理プログラム等の各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス90と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。表示部60は、ユーザが画像形成装置1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースであり、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置によって実現される。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが画像形成装置1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
専用デバイス80は、画像形成装置1において専用の機能を実現するためのハードウェア、即ち、プリンタ、スキャナ、ファクシミリにおいて専用の機能を実現するためのハードウェアである。尚、図1において説明したように、本実施形態に係るファイル管理サーバ2は、共有サーバとして運用されるため、表示部60、操作部70等のユーザインタフェース、専用デバイス80については省略可能である。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がRAM20にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像形成装置1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を模式的に示すブロック図である。尚、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙若しくは文書束の流れを破線の矢印で示している。
図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コントローラ100、給紙テーブル110、プリントエンジン120、プリント用排紙トレイ130、原稿台140、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)150、スキャナエンジン160、原稿用排紙トレイ170、ディスプレイパネル180、ネットワークI/F190を有する。また、コントローラ100は、主制御部101、エンジン制御部102、画像処理部103、画像データ記憶部104、画像データ情報記憶部105、操作表示制御部106及び入出力制御部107を有する。
給紙テーブル110は、画像形成部であるプリントエンジン120に用紙を給紙する。プリントエンジン120は、給紙テーブル110から搬送されてきた用紙に対して画像形成出力を実行することにより画像を形成する画像形成部である。本実施形態に係るプリントエンジン120の具体的態様としては、電子写真方式若しくはインクジェット方式による画像形成機構である。このプリントエンジン120により画像が形成された画像形成済みの用紙は、プリント用排紙トレイ130に排紙される。プリントエンジン120は、図2に示す専用デバイス80によって実現される。
ADF150は、原稿台140にセットされた原稿をスキャナエンジン160に自動搬送する。スキャナエンジン160は、光学情報を電気信号に変換する光電変換素子を含む原稿読取部であり、ADF150により自動搬送されてきた原稿、若しくは、原稿台ガラスにセットされた原稿を光学的に走査して読み取って画像データを生成し画像処理部103に入力する。このスキャナエンジン160により読み取られた原稿は、原稿用排紙トレイ170に排紙される。ADF150及びスキャナエンジン160は、図2に示す専用デバイス80によって実現される。
ディスプレイパネル180は、画像形成装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置1を直接操作し若しくは画像形成装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェースでもある。即ち、ディスプレイパネル180は、ユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。ディスプレイパネル180は、図2に示す表示部60及び操作部70によって実現される。
ネットワークI/F190は、画像形成装置1がネットワークを介して管理者用端末やPC等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェース、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)、FeliCa(登録商標)等のインタフェースが用いられる。このように、本実施形態に係る画像形成装置1は、ネットワークI/F190を介して接続された端末から印刷依頼の画像データや、印刷要求等の各種制御コマンドを受信する。ネットワークI/F190は、図2に示すI/F50によって実現される。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30やHDD40等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM20にロードされ、それらのプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、画像形成装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部101は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。また、主制御部101は、入出力制御部107を制御し、ネットワークI/F190及びネットワークを介して他の装置にアクセスする。エンジン制御部102は、給紙テーブル110、プリントエンジン120、プリント用排紙トレイ130、原稿台140、ADF150、スキャナエンジン160、原稿用排紙トレイ170等の駆動部を制御し若しくは駆動させる。
画像処理部103は、色補正や中間調処理、RGBからYMCK(Yellow Magenta Cyan Black)への変換処理等、エンジン制御部102がプリントエンジン120に画像形成出力を実行させるために必要な画像処理を画像データに施す。
画像データ記憶部104は、スキャナにより原稿を読み取ることで生成した画像データ、外部から入力された画像データを記憶する。画像データ記憶部104は、図2に示すHDD40等の不揮発性の記憶媒体により実現される。即ち、本実施形態においては、画像データ記憶部104が装置側記憶部として機能する。
画像データ情報記憶部105は、画像データ記憶部104に記憶されている各画像データに関する情報(以下、「画像データ情報」とする)を記憶する。画像データ情報記憶部105は、図2に示すHDD40等の不揮発性の記憶媒体により実現される。ここで、本実施形態に係る画像データ情報記憶部105が記憶する画像データ情報について、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る画像データ情報記憶部105が記憶する画像データ情報の一例を示す図である。
図4に示すように、本実施形態に係る画像データ情報記憶部105は、画像データ情報として、「画像ID」、「記憶年月日時」、「出力年月日時」、「サイズ」、「画像処理」、「元画像データ」、「サーバ送信」、「用途」等の情報を記憶する。
「画像ID」は、画像データを識別するための識別情報としてのIDである。「記憶年月日時」は、画像データが画像データ記憶部104に記憶された年月日及び日時である。「出力年月日時」は、その画像データに基づく画像形成出力が実行された直近の年月日及び日時である。「サイズ」は、画像データのデータ量である。
「画像処理」は、その画像データを元にした画像処理済みの画像データが画像データ記憶部104に記憶されているか否かの情報である。「元画像データ」は、画像データに対して画像処理が実行された場合のその画像データ(以下、「元画像データ」とする)が画像データ記憶部104に記憶されているか否かの情報である。
「サーバ送信」は、画像データをファイル管理サーバ2に送信する必要があるか否かを画像形成装置1が判断するための情報であって、「必要」、「不要」、「送信済み」がある。「必要」は、その画像データをファイル管理サーバ2に送信する必要があることを示している。「不要」は、その画像データをファイル管理サーバ2に送信する必要がないことを示している。「送信済み」は、その画像データをファイル管理サーバ2に既に送信済みであることを示している。
尚、この「サーバ送信」は、画像形成装置1が画像データをファイル管理サーバ2へ送信を一度試みたが失敗した場合に、その画像データについて送信する必要があるか否かを再度判断する場合も含む。即ち、「サーバ送信」は、このように画像形成装置1が一度送信を試みたが失敗した場合であっても、送信する必要があることを示す「必要」のままとなる。
「用途」は、画像データ記憶部104に記憶された画像データの用途であって、「自機専用」と「汎用」とがある。「自機専用」は、その画像データが自機でのみ使用されること、即ち、他の機器で使用されないことを示している。また、「汎用」は、その画像データが自機以外の他の機器でも使用されることを示している。
そのため、「自機専用」の画像データを元にした画像処理済みの画像データが画像データ記憶部104に記憶されると、その元画像データは、不要と判断されて、画像データ記憶部104から削除される。一方、「汎用」の画像データを元にした画像処理済みの画像データが画像データ記憶部104に記憶されても、その元画像データは、他の機器でも使用されると判断されて画像データ記憶部104から削除されない。
操作表示制御部106は、ディスプレイパネル180に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル180を介して入力された情報を主制御部101に通知する。入出力制御部107は、ネットワークI/F190及びネットワークを介して入力される信号や命令を主制御部101に入力する。また、入出力制御部107は、主制御部101の制御により、ネットワークI/F190及びネットワークを介して他の装置へデータを送信する。即ち、本実施形態においては、入出力制御部107が送信部として機能する。
このように構成された画像形成装置1において、本実施形態に係る要旨の一つは、画像データ記憶部104に画像データを記憶させる場合には、その画像データに画像処理を施してから記憶させ、一方、ファイル管理サーバ2に記憶させる場合には、そのまま記憶させることにある。
そのため、画像形成装置1は、画像データ記憶部104に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合、画像処理を実行する必要がないため、その分だけ、画像形成出力に要する時間を短縮することが可能となる。
一方、画像形成装置1は、ファイル管理サーバ2に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合、その画像データに画像処理を施さなければならないため、画像形成出力に要する時間を短縮することはできない。但し、このとき、画像形成装置1は、機種毎に画像処理の態様が異なることにより、その画像データに基づく画像形成出力を実行することができないといったことを回避することが可能となる。
従って、本実施形態に係る画像形成装置1は、画像データを共用することによる利便性と、画像形成出力に要する時間の短縮とを両立させることが可能となる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1が画像データ記憶部104に画像データを記憶させる際の処理について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る画像形成装置1が画像データ記憶部104に画像データを記憶させる際の処理を説明するためのシーケンス図である。
図5に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1が画像データ記憶部104に画像データを記憶させる際にはまず、操作表示制御部106は、ディスプレイパネル180を介して、画像データを記憶させるためのユーザ操作を受け付ける(S501)。
操作表示制御部106は、ユーザ操作を受け付けると、主制御部101に対して、画像データ記憶部104に画像データを記憶させるための記憶要求を行う(S502)。主制御部101は、記憶要求を受けると、エンジン制御部102若しくは入出力制御部に対して、画像データを取得するための取得要求を行う(S503)。
エンジン制御部102は、取得要求を受けると、スキャナにより原稿を読み取ることで生成された画像データを主制御部101に転送する(S504)。また、入出力制御部107は、主制御部101から取得要求を受けると、ネットワークI/F190を介して入力された画像データを主制御部101に転送する(S505)。
主制御部101は、転送されてきた画像データを取得すると、その画像データを画像データ記憶部104に記憶させる(S506)。即ち、本実施形態においては、主制御部101が画像データ取得部、記憶制御部として機能する。主制御部101は、画像データを記憶させると、その画像データに関する画像データ情報を新規に作成して、画像データ情報記憶部105に記憶させる(S507)。
主制御部101は、画像データ情報を記憶させると、画像データ情報記憶部105に記憶されているその画像データ情報の「サーバ送信」欄を確認して、ファイル管理サーバ2に画像データを送信する必要があるか否かを判断する(S508)。
主制御部101は、画像データを送信する必要があると判断した場合には、入出力制御部107に対して、その画像データをファイル管理サーバ2に送信してもらうための送信依頼を行う(S509)。一方、主制御部101は、画像データを送信する必要がないと判断した場合には、S514以降の処理を行う。
入出力制御部107は、画像データの送信依頼を受けると、その画像データを画像データ記憶部104から読み出して(S510)、ネットワークI/F190を介してファイル管理サーバ2に送信する(S511)。尚、このとき、画像形成装置1は、その画像データがファイル管理サーバ2から取得した画像データであれば、ファイル管理サーバ2への送信は不要である。
入出力制御部107は、画像データを送信すると、送信が成功したか否かの送信結果を主制御部101に通知する(S512)。主制御部101は、画像データの送信結果を通知されると、その送信結果に基づいて、画像データ情報記憶部105に記憶されているその画像データの画像データ情報を更新する(S513)。
このとき、主制御部101は、通知された送信結果が、送信が失敗したことを示す場合、画像データ情報の「サーバ送信」欄を「必要」のままにしておく。一方、このとき、主制御部101は、通知された送信結果が、送信が成功したことを示す場合、画像データ情報の「サーバ送信」欄を「必要」から「送信済み」に更新する。
主制御部101は、画像データ情報を更新すると、画像処理部103に対して、画像データに画像処理を施してもらうための画像処理依頼を行う(S514)。画像処理部103は、画像処理依頼を受けると、画像処理の対象となる画像データを画像データ記憶部104から読み出して(S515)、画像処理を施す(S516)。
画像処理部103は、画像データに画像処理を施すと、画像処理が施された画像処理済みの画像データを画像データ記憶部104に記憶させ(S517)、画像処理が完了したことを主制御部101に通知する(S518)。
主制御部101は、画像データに対する画像処理が完了したことの通知を受けると、画像データ情報記憶部105に記憶されているその画像データに関する画像データ情報の「用途」欄を確認して、その画像データを削除するか否かを判断する(S519)。
主制御部101は、「用途」欄が「自機専用」である場合には、その画像データを削除すると判断して、画像データ記憶部104からその画像データ(元画像データ)を削除する(S520)。主制御部101は、元画像データを削除すると、画像データ情報記憶部105に記憶されているその画像データに関する画像データ情報を更新する(S521)。このとき、主制御部101は、画像データ情報の「画像処理」欄を「無」から「有」に、「元画像データ」欄を「有」から「無」に更新する。
このように、本実施形態に係る画像形成装置1は、「用途」欄が「自機専用」である場合には、元画像データを削除するため、画像データ記憶部104の記憶データ量を低減させることが可能となり、画像データ記憶部104を効率的に使用することが可能となる。
尚、このとき、主制御部101は、「用途」欄が「自機専用」の元画像データであっても、「サーバ送信」欄が「必要」の元画像データについては削除しない。即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、「用途」欄が「自機専用」の元画像データであっても、ファイル管理サーバ2に未送信の元画像データであれば画像処理実行前の状態を保つように構成されている。なぜならば、「サーバ送信」欄が「必要」である元画像データは、S511において送信が失敗したこと等により、今後、ファイル管理サーバ2に送信されるためである。
従って、本実施形態に係る画像形成装置1は、ファイル管理サーバ2に未送信の画像データであれば、「用途」欄が「自機専用」の元画像データであっても、今後、ファイル管理サーバ2に送信することが可能な状態を保つことが可能となる。
一方、主制御部101は、「用途」欄が「汎用」である場合には、画像データを削除しないと判断して、画像データ記憶部104からその画像データ(元画像データ)を削除せずに、S521の処理を行う。このとき、主制御部101は、画像データ情報の「画像処理」欄を「無」から「有」に更新し、「元画像データ」欄を「有」のままにしておく。
このように、本実施形態に画像形成装置1は、「用途」欄が「汎用」である場合には、元画像データを削除しないで記憶させたままにしておくため、その元画像データを他の機器でも使用することが可能となる。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図5に示したような処理により、画像データを記憶させるようになっている。
即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、画像データ記憶部104に画像データを記憶させる場合には、その画像データに画像処理を施してから記憶させ、一方、ファイル管理サーバ2に記憶させる場合には、そのまま記憶させるようになっている。
そのため、画像形成装置1は、画像データ記憶部104に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合、画像処理を実行する必要がないため、その分だけ、画像形成出力に要する時間を短縮することが可能となる。
一方、本実施形態に係る画像形成装置1は、ファイル管理サーバ2に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合、その画像データに画像処理を施さなければならないため、画像形成出力に要する時間を短縮することはできない。但し、このとき、本実施形態に係る画像形成装置1は、機種毎に画像処理の態様が異なることにより、その画像データに基づく画像形成出力を実行することができないといったことを回避することが可能となる。
従って、本実施形態に係る画像形成装置1は、画像データを共用することによる利便性と、画像形成出力に要する時間の短縮とを両立させることが可能となる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1が画像データの一覧を表示する際の処理について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る画像形成装置1が画像データの一覧を表示する際の処理を説明するためのシーケンス図である。
本実施形態に係る画像形成装置1が画像データの一覧を表示する際にはまず、操作表示制御部106は、ディスプレイパネル180を介して、画像データの一覧を表示させるためのユーザ操作を受け付ける(S601)。
操作表示制御部106は、ユーザ操作を受け付けると、主制御部101に対して、画像データの一覧を取得するための取得要求を行う(S602)。主制御部101は、記憶要求を受けると、画像データ記憶部104に記憶されている画像データの一覧を確認すると共に(S603)、入出力制御部107に対して、ファイル管理サーバ2に記憶されている画像データの一覧を取得してもらうための取得依頼を行う(S604)。尚、主制御部101は、S603において、画像データ情報記憶部105に記憶されている画像データ情報の一覧を確認するようにしても良い。
入出力制御部107は、取得依頼を受けると、ネットワークI/F190を介してファイル管理サーバ2から画像データの一覧を取得し(S605)、主制御部101に転送する(S606)。
主制御部101は、S603において確認した画像データの一覧と、転送されてきた画像データの一覧とに基づき、それらの一覧を表示するための表示情報を生成して(S607)、操作表示制御部106に通知する(S608)。操作表示制御部106は、通知された表示情報に従って、ディスプレイパネル180に画像データの一覧を表示する(S609)。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図6に示したような処理により、画像データの一覧を表示するようになっている。
即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、画像データ記憶部104に記憶されている画像データの一覧と、ファイル管理サーバ2に記憶されている画像データの一覧とを区別なく表示するようになっている。従って、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、ユーザは、画像データ記憶部104に記憶されている画像データと、ファイル管理サーバ2に記憶されている画像データとの区別を意識することなく画像データの一覧を確認し若しくは選択することが可能となる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1が画像データ記憶部104に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する際の処理について、図7を参照して説明する。図7は、本実施形態に係る画像形成装置1が画像データ記憶部104に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する際の処理を説明するためのシーケンス図である。尚、図7においては、画像処理が実行された画像処理済みの画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合を例にして説明する。
図7に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1が画像データ記憶部104に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する際にはまず、操作表示制御部106は、ディスプレイパネル180を介して、印刷するためのユーザ操作を受け付ける(S701)。このとき、ユーザは、図6の処理により表示された画像データの一覧から、画像形成出力の対象となる画像データを指定する。
操作表示制御部106は、ユーザ操作を受け付けると、主制御部101に対して、印刷を要求するための印刷要求を行う(S702)。主制御部101は、印刷要求を受けると、画像データ情報記憶部105に記憶されている画像データ情報の「画像処理」欄を確認して、画像形成出力の対象となる画像データに対して画像処理済が実行された画像処理済みの画像データが画像データ記憶部104に記憶されているか否かを判断する(S703)。
主制御部101は、画像処理済みの画像データ記憶されている判断した場合には、エンジン制御部102に対して、画像形成出力を実行させるための出力要求を行う(S704)。エンジン制御部102は、出力要求を受けると、画像形成出力の対象となる画像データを画像データ記憶部104から読み出して(S705)、読み出した画像データに基づいて画像形成出力を実行する(S706)。
このとき読み出された画像データは、既に画像処理が実行された画像処理済みの画像データである。従って、本実施形態に係る画像形成装置1は、画像データ記憶部104に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合、画像処理を実行する必要がないため、その分だけ、画像形成出力に要する時間を短縮することが可能となる。
エンジン制御部102は、画像形成出力が完了すると、その画像形成出力が実行された年月日及び日時等の出力結果を主制御部101に通知する(S707)。主制御部101は、出力結果を通知されると、その出力結果に基づいて、画像データ情報記憶部105に記憶されている画像形成出力の対象となった画像データの画像データ情報を更新する(S708)。このとき、主制御部101は、画像データ情報の「出力年月日時」欄を更新する。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図7に示したような処理により、画像データ記憶部104に記憶されている画像処理済みの画像データに基づいて画像形成出力を実行する。
即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、画像データ記憶部104に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合、その画像データが画像処理済みの画像データであれば、画像処理を実行する必要がない。そのため、本実施形態に係る画像形成装置1は、この場合、その分だけ、画像形成出力に要する時間を短縮することが可能となる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1がファイル管理サーバ2に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する際の処理について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る画像形成装置1がファイル管理サーバ2に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する際の処理を説明するためのシーケンス図である。
図8に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、ファイル管理サーバ2に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する際にはまず、S701、S702と同様の処理を行う(S801、S802)。そして、主制御部101は、印刷要求を受けると、入出力制御部107に対して、ファイル管理サーバ2から画像データを取得してもらうための取得依頼を行う(S803)。
入出力制御部107は、取得依頼を受けると、ファイル管理サーバ2から画像形成出力の対象となる画像データを取得して(S804)、主制御部101に転送する(S805)。主制御部101は、転送されてきた画像データを取得すると、その画像データを画像データ記憶部104に記憶させる(S806)。主制御部101は、画像データを記憶させると、その画像データに関する画像データ情報を新規に作成して、画像データ情報記憶部105に記憶させる(S807)。
このとき取得された画像データは、画像処理が実行される前の画像データである。従って、本実施形態に係る画像形成装置1は、この後、取得された画像データに対して画像処理を実行するため、画像形成出力に要する時間を短縮することはできない。但し、このとき、画像形成装置1は、機種毎に画像処理の態様が異なることにより、その画像データに基づく画像形成出力を実行することができないといったことがない。
そして、画像形成装置1は、画像データ情報を記憶させると、S514〜S521と同様の処理を行った後(S808〜S815)、S704〜S708と同様の処理を行う(S816〜S820)。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図8に示したような処理により、ファイル管理サーバ2に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する。
即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、ファイル管理サーバ2に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合、その画像データに画像処理を施さなければならないため、画像形成出力に要する時間を短縮することはできない。但し、このとき、本実施形態に係る画像形成装置1は、機種毎に画像処理の態様が異なることにより、その画像データに基づく画像形成出力を実行することができないといったことを回避することが可能となる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1が画像データ記憶部104に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する際の処理について、図9を参照して説明する。図9は、本実施形態に係る画像形成装置1が画像データ記憶部104に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する際の処理を説明するためのシーケンス図である。尚、図9においては、画像処理が実行され前の画像データに基づいて画像形成出力を実行する場合を例にして説明する。
図9に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、画像データ記憶部104に記憶されている画像データに基づいて画像形成出力を実行する際にはまず、S701〜S703と同様の処理を行う(S901〜S903)。
主制御部101は、S703における判断処理において、画像処理済みの画像データ記憶されている判断した場合には、S514〜S521と同様の処理を行った後(S904〜S911)、S704〜S708と同様の処理を行う(S912〜S916)。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図9に示したような処理により、画像データ記憶部104に記憶されている画像処理が未実行の画像データに基づいて画像形成出力を実行する。
1a、1b、1c 画像形成装置
2 ファイル管理サーバ
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 表示部
70 操作部
80 専用デバイス
90 バス
100 コントローラ
101 主制御部
102 エンジン制御部
103 画像処理部
104 画像データ記憶部
105 画像データ情報記憶部
106 操作表示制御部
107 入出力制御部
110 給紙テーブル
120 プリントエンジン
130 プリント用排紙トレイ
140 原稿台
150 ADF
160 スキャナエンジン
170 原稿用排紙トレイ
180 ディスプレイパネル
190 ネットワークI/F
特開2004−310357号公報 特開2014−042089号公報

Claims (7)

  1. 画像データに基づいて画像形成出力を実行する画像形成装置であって、
    画像形成出力の対象となる画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記画像形成装置が画像形成出力を実行するための画像処理を、取得された前記画像データに対して実行する画像処理部と、
    取得された前記画像データに対して前記画像処理が実行された画像処理済みの画像データを、前記画像形成装置が備える装置側記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    取得された前記画像データを、複数の画像形成装置からアクセス可能な共有記憶部に送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記送信部は、前記共有記憶部以外から前記画像データが取得された場合、その画像データを前記共有記憶部に送信することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶制御部は、前記装置側記憶部に記憶されていない画像データが取得された場合、その前記画像データに対して前記画像処理が実行された画像処理済みの画像データを、前記装置側記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記記憶制御部は、取得された前記画像データを前記装置側記憶部に記憶させ、その画像データが前記共有記憶部に送信された場合、その画像データを前記装置側記憶部から削除し、送信されなかった場合、その画像データを前記装置側記憶部に記憶させたままにすることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶制御部は、取得された前記画像データを前記装置側記憶部に記憶させ、その画像データに対して前記画像処理が実行された場合、その画像データを前記装置側記憶部から削除することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像データに基づいて画像形成出力を実行する画像形成装置におけるデータ管理方法であって、
    画像形成出力の対象となる画像データを取得し、
    前記画像形成装置が画像形成出力を実行するための画像処理を、取得された前記画像データに対して実行し、
    取得された前記画像データに対して前記画像処理が実行された画像処理済みの画像データを、前記画像形成装置が備える装置側記憶部に記憶させ、
    取得された前記画像データを、複数の画像形成装置からアクセス可能な共有記憶部に送信することを特徴とするデータ管理方法。
  7. 画像データに基づいて画像形成出力を実行する画像形成装置におけるデータ管理プログラムであって、
    画像形成出力の対象となる画像データを取得するステップと、
    前記画像形成装置が画像形成出力を実行するための画像処理を、取得された前記画像データに対して実行するステップと、
    取得された前記画像データに対して前記画像処理が実行された画像処理済みの画像データを、前記画像形成装置が備える装置側記憶部に記憶させるステップと、
    取得された前記画像データを、複数の画像形成装置からアクセス可能な共有記憶部に送信するステップと、
    を実行することを特徴とするデータ管理プログラム。
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