JP2016045554A - 入退室管理システム及び入退室管理サーバ - Google Patents

入退室管理システム及び入退室管理サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】管理区域内の残留者に警報が発生した際に、ユーザにどのように通告すればよいかを判断しやすくし、管理区域内の残留者監視を効率化する。【解決手段】入退室管理システム10は、入退室管理サーバ1と、監視端末2と、を備える。入退室管理サーバ1は、管理区域7に残留する残留者8の残留時間が、予め規定された残留制限時間を超過した場合に警報が発せられたことを検知し、警報が発せられた残留者8に通告される警報内容、及び警報内容の通告方法を決定する。監視端末2は、入退室管理サーバ1によって決定された警報内容、及び警報内容の通告方法を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、管理区域に入退室するユーザを管理するための入退室管理システム及び入退室管理サーバに関する。
従来の入退室管理システムには、管理区域内に残留するユーザ(以下、「残留者」とも呼ぶ。)の残留時間(作業時間)、残留者の人数等を管理区域毎に監視する残留者監視機能が設けられている。この入退室管理システムの残留者監視機能により、管理区域毎に残留制限時間、残留者の人数等の条件設定が行われる。そして、入退室管理システムは、残留制限時間を超過した残留者に対して、管理区域からの退室を促すことができる。
残留者に管理区域からの退室を促す技術として、特許文献1に開示された技術が知られている。この特許文献1には、入室の履歴がないのに退室しようとした人物の退室をアンチパスバック機能によって許可しないようにするとともに、残留者とみなして自動警戒モードに入らないようにする技術が開示されている。
特開2011−74633号公報
ところで、管理区域内の残留者は作業に没頭したり、残留制限時間を知らなかったりして、残留時間が残留制限時間を超過しても管理区域を退室せずに作業を継続することがある。従来の入退室管理システムでは、残留者の残留時間が残留制限時間を超過すると、管理区域を監視する警備員が管理区域まで出向いて残留者に直接注意を促すような運用が行われていた。
しかし、この運用では、警備員が管理区域まで出向く手間が増えてしまう。また、限られた人数の警備員が、広範囲かつ複数の管理区域を警備していれば、一部の警備員が管理区域に出向くと、他の警備員が警備すべき管理区域が広くなる。このため、警備員が残留者に注意を促すために管理区域に出向く回数を少なくすることが望まれていた。また、管理区域に複数の残留者がいる場合に、残留制限時間を超過した残留者と、残留制限時間を超過していない残留者が混在し得る。このため、警備員は警報が発せられた残留者だけに警報を通告するのか、他の残留者も含めて警報を通告するのかを個別に判定していた。この判定は警備員毎に行われており、警備員の熟練度によって判定に差異が生じやすく、監視作業の効率が低下する要因となっていた。
また、特許文献1に開示された技術を用いても、警備員は、残留者のメールアドレスに通知を行い、所定時間内に返信があった場合に部屋に入室している残留者の把握を行うに過ぎない。このため、警備員は、残留制限時間を超えて管理区域に残留しようとする残留者に有効な通告を行うことができなかった。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、管理区域内の残留者監視を効率化することを目的とする。
本発明に係る入退室管理システムは、入退室管理サーバと、監視端末と、を備える。
入退室管理サーバは、管理区域に残留するユーザの残留時間が、予め規定された残留制限時間を超過した場合に警報を発生し、ユーザに関する情報及び管理区域の設定内容に基づいて、警報が発せられたユーザに通告される警報内容、及び警報内容の通告方法を決定する。
監視端末は、入退室管理サーバによって決定された警報内容、及び警報内容の通告方法を出力する。
また、本発明に係る入退室管理サーバは、入退が制限される管理区域に残留するユーザの残留時間が、予め規定された残留制限時間を超過した場合に警報を発生する。そして、入退室管理サーバは、ユーザに関する情報及び管理区域の設定内容に基づいて、警報が発せられたユーザに通告される警報内容、及び警報内容の通告方法を決定し、警報内容、及び警報内容の通告方法を監視端末に出力する。
本発明によれば、例えば、警備員は、監視端末に出力される警報をユーザにどのように通告すればよいかを判断しやすくなる。このため、警備員は、管理区域内の残留者監視を効率的に行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る入退室管理システムの概要構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る演算処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る入退室管理サーバの内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る管理区域情報のテーブル構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るユーザ情報のテーブル構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る所属情報のテーブル構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るメッセージ表示情報のテーブル構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る通告方法情報のテーブル構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るユーザ認証から残留者監視を開始するまでにおける入退室管理システムの動作例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る入退室管理サーバの監視端末用処理部が行う残留監視の処理の例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る監視端末の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る制御装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る通行権限管理情報のテーブル構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る認証装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る認証処理部が行うユーザ認証の処理例を示すフローチャートである。 図15のステップS22における扉制御処理の詳細な処理例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る管理区域の一部の残留者に残留警報が発生した場合における、ユーザの残留状況の例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る監視画面の表示例を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る監視端末用処理部が警戒レベル及び所属方針を使用して行う警報指示の処理例を示す。
以下、本発明の第1の実施の形態例に係る入退室管理システムの構成例及び処理例について、図1〜図18を参照して説明する。
本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
図1は、入退室管理システム10の概要構成例を示す。
入退室管理システム10は、入退室管理サーバ1、監視端末2、制御装置3、認証装置4、扉5、LAN(Local Area Network)6を備える。入退室管理システム10は、ユーザに関する情報及び管理区域の設定内容に基づいて、残留者8に通告される警報内容と、警備員9が警報内容を警報対象者に通告するための通告方法を決定し、監視端末2の監視画面Pに表示させる。
入退室管理システム10においてユーザの入退が制限される管理区域7が決定される。以下の説明では、入退室管理システム10で管理されるユーザが管理区域7内に残留していた場合に、このユーザを「残留者」と呼ぶ。図1の例では、管理区域7に3人の残留者8(ユーザA〜C)が残留している。また、残留者8の中で、残留時間が予め規定された残留制限時間を超過したことにより、入退室管理システム10によって警報が発せられた残留者を「警報対象者」と呼ぶ。
入退室管理サーバ1、監視端末2は、管理区域7とは異なる場所に設けられた警備室に設置されている。そして、警備室内の警備員9が監視端末2に表示される情報に基づいて残留者8を監視している。
入退室管理サーバ1は、制御装置3から取得する残留者8の入退履歴により残留者8が管理区域7に入室してから現在時刻までの残留時間を求める。また、入退室管理サーバ1は、管理区域7における残留監視の定義や残留者8の残留状況に応じて、管理区域7に残留する残留者8の残留時間が、残留制限時間を超過した場合に警報が発せられたことを検知する。そして、警報対象者に通告される警報内容、及び警報内容の通告方法を決定する。このとき、入退室管理サーバ1は、警備員9に対して監視画面Pに警報を表示し、警備員9が実施すべき行動を分かりやすく伝える。この入退室管理サーバ1は、入退室管理システム10を実現するための各種データを一元管理するデータ管理部14(後述する図3を参照)をデータベースとして持っており、各種装置と相互に通信可能である。この入退室管理サーバ1は、後述する図2に示すようにCPU(Central Processing Unit)又はマイクロコンピュータ等を有する演算処理装置によって構成される。
監視端末2は、例えば、LAN6を介して主に入退室管理サーバ1と通信可能なPCであり、入退室管理サーバ1によって決定された警報内容、及び警報内容の通告方法を出力する。この監視端末2は、警備員9によって操作されることにより、入退室管理サーバ1にユーザ情報を登録したり、入退室管理システム10が管理する各種の監視対象(制御装置3、認証装置4、扉5、管理区域7)を監視したりする。この監視端末2は、監視画面Pを表示しており、この監視画面Pに入退室管理サーバ1から出力された残留者8の入退履歴、残留時間、警報内容(残留注意、残留警報を含む。)、及び警報内容の通告方法等を表示する。なお、監視端末2は、スピーカ、サイレン等による放音、照明装置等を用いた発光、あるいは紙に印刷することなどによって警報内容、及び警報内容の通告方法を出力することができる。
制御装置3は、認証装置4が認証したユーザの認証データに基づいて、管理区域7への入退が許可される通行権限がユーザに与えられているかを判定する。そして、制御装置3は、認証装置4によって認証されたユーザが管理区域7への通行が許可される通行権限を有すると判定した場合に、ユーザの扉5への通行を可能とする制御を扉5に対して行う。このため、制御装置3は、管理区域7へのユーザの入退室管理に必要とされるデータを通行権限記憶部33、認証データ記憶部35(後述する図12を参照)に格納し、扉5の施解錠を制御している。また、制御装置3は、管理区域7毎に複数設けるようにしてもよく、これによって複数の制御装置3がLAN6を介して互いに通信を行うことも可能である。
認証装置4は、管理区域7を入退しようとするユーザを特定するための識別情報を認証する。具体的には、認証装置4は、各ユーザが携帯するID(identification)カードやユーザの生体情報(例えば、指静脈)を読み取り、認証データを生成する。また、認証装置4は、LAN6を介して制御装置3に認証データを送信し、制御装置3から受信する判定結果に応じて、ユーザに管理区域7への入退の可否を明示することが可能である。この認証装置4は、例えば、管理区域7の外側と内側に1台ずつ設けられている。そして、ユーザが管理区域7に入室する際には、管理区域7の外側に設けられた認証装置4により認証処理が行われ、ユーザが管理区域7から退室する際には、管理区域7の内側に設けられた認証装置4により認証処理が行われる。
扉5は、管理区域7への入退通路に配置され、ユーザの管理区域7への入退を制限する入退制限装置の一例として用いられる。扉5は、制御装置3からの解錠許可命令を受けることにより自動的に解錠可能である。また、扉5は、制御装置3からの施錠命令を受けることにより自動的に施錠可能である。扉5には、例えば、電気錠、自動ドア、フラップゲートが用いられる。
LAN6は、入退室管理サーバ1、監視端末2及び制御装置3を相互に接続する。入退室管理サーバ1、監視端末2及び制御装置3は、LAN6を介して、相互にデータ通信を行うことが可能である。LAN6は、無線又は有線によって構成される。
管理区域7は、入退室管理サーバ1が備えるデータ管理部14(後述する図3を参照)によって管理区域7の大きさ、範囲が定義されている。管理区域7の定義は、監視端末2により行われる。データ管理部14は、管理区域7毎に制御装置3、認証装置4等の動作を管理する。管理区域7としては、例えば、執務室だけでなく、複数のフロア全体、ビル全体、敷地等が該当し得る。
入退室管理サーバ1は、制御装置3から残留者8毎の入退履歴を受け取る。そして、入退室管理サーバ1は、受け取った入退履歴に基づき、管理区域7内に残留している残留者8の有無を把握し、残留者8毎に残留時間を監視している。
ここで、図1の上部には、入退室管理サーバ1が把握している残留者8の残留時間を概念的にまとめた時間管理表T1を示す。この時間管理表T1は、以下に説明する残留者8毎の残留時間と残留制限時間との関係を示している。
時間管理表T1では、破線の両矢印が残留者8毎に決められる残留制限時間を表し、逆三角形が管理区域7に残留者8が入室したときの入室時刻を表している。
時間管理表T1により、例えば、ユーザAは、現在時刻において残留制限時間を超過して管理区域7に残留していることが示される。また、ユーザBは、現在時刻において残留時間が残留制限時間内であるものの、間もなく残留時間が残留制限時間を超過することが示される。また、ユーザCは、現在時刻において残留制限時間に達するまで余裕があることが示される。
このような状況下では、監視画面Pには、入退室管理サーバ1がユーザAに対する残留警報を発生し、ユーザBに残留注意を発生したことが表示される。ここで、残留者8が管理区域7に残留し、残留制限時間までの残り時間が所定時間(例えば、30分)未満である場合に、入退室管理サーバ1は、間もなく残留警報が発生することを残留者8に注意喚起するための「残留注意」を発生する。監視端末2に表示される監視画面Pの具体的な構成例は後述する図18に示す。
<演算処理装置のハードウェア構成例>
次に、入退室管理システム10の各装置を構成する演算処理装置100のハードウェア構成例を説明する。
図2は、演算処理装置100のハードウェア構成例を示す。
演算処理装置100は、いわゆるコンピュータとして用いられるハードウェアである。演算処理装置100は、バス104にそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103を備える。さらに、演算処理装置100は、出力部105、操作部106、不揮発性ストレージ107、ネットワークインタフェース108を備える。
CPU101は、本実施の形態例に係る各機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM102から読み出して実行する。RAM103には、演算処理の途中に発生した変数やパラメータ等が一時的に書き込まれる。入退室管理サーバ1、監視端末2、制御装置3及び認証装置4は、CPU101、ROM102、RAM103をそれぞれ備えるものとする。
出力部105は、例えば、液晶ディスプレイモニタであり、演算処理装置100で行われる処理の結果等をユーザに表示する。また、出力部105は、例えば、スピーカであり、ユーザに対して音声メッセージやアラームを放音する。
操作部106には、例えば、キーボード、マウス等が用いられ、ユーザが所定の操作入力、指示を行うことが可能である。出力部105及び操作部106は、監視端末2及び認証装置4に設けられているが、入退室管理サーバ1及び制御装置3には設けられない場合もある。
不揮発性ストレージ107には、例えば、HDD(Hard disk drive)、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等が用いられる。この不揮発性ストレージ107には、OS(Operating System)、各種のパラメータの他に、演算処理装置Mを機能させるためのプログラムが記録されている。不揮発性ストレージ107は、主に入退室管理サーバ1及び監視端末2に設けられるものであるが、制御装置3又は認証装置4に設けられる場合がある。
ネットワークインタフェース108には、例えば、NIC(Network Interface Card)等が用いられ、相手装置との間でLAN6を介して各種のデータを送受信することが可能である。ネットワークインタフェース108は、入退室管理サーバ1、監視端末2、制御装置3及び認証装置4の全てに「通信処理部」として設けられている。
次に、入退室管理サーバ1、監視端末2、制御装置3、認証装置4、扉5、LAN6、管理区域7について、それぞれ詳しく説明する。
<入退室管理サーバの構成例及び動作例>
図3は、入退室管理サーバ1の内部構成例を示す。図3では、入退室管理サーバ1と共に、監視端末2及び制御装置3の一部の内部構成についても示している。
入退室管理サーバ1は、制御装置3、認証装置4、扉5、LAN6、管理区域7の状態や各装置における異常発生の有無を監視端末2に表示させる。また、入退室管理サーバ1は、警備員9が監視端末2を操作して入力する、ユーザ情報の登録命令、ユーザ毎の通行権限、制御装置3が施解錠の制御を行った扉5に対する制御結果等を監視端末2から受け取ることもできる。
この入退室管理サーバ1は、通信処理部11、監視端末用処理部12、制御装置用処理部13、及びデータ管理部14を備える。
通信処理部11は、LAN6を介して監視端末2の通信処理部21、及び制御装置3のサーバ通信処理部31と通信可能である。
監視端末用処理部12は、制御装置用処理部13によってデータ管理部14に保存される残留者8の入退履歴に基づいて管理区域7に残留する残留者8の監視を行っている。そして、監視端末用処理部12は、残留者8の残留時間が残留制限時間を超過すると警報を発し、警備員9が警報対象者に警報を通告するための具体的な指示や通告方法を監視画面Pに表示する。また、監視端末用処理部12は、監視端末2の通信処理部21から通信処理部11を介して受信した各種情報の登録命令や監視画面Pの表示命令等を処理する。監視端末用処理部12は、残留者監視を行うために必要な情報(例えば、管理区域7の管理区域情報、残留者8の所属情報等)を定義して、データ管理部14に情報を保存する処理を行う。
制御装置用処理部13は、制御装置3から通信処理部11を介して受信した制御装置3の機器状態等によりデータ管理部14により管理される情報を更新する。また、制御装置用処理部13は、制御装置3から受信した管理区域7におけるユーザの入退履歴等を含む履歴情報を、データ管理部14の該当箇所に保存する処理を行う。
データ管理部14は、監視端末2が監視画面Pを表示するために必要な情報を管理している。また、データ管理部14は、監視端末用処理部12及び制御装置用処理部13からのデータ更新処理や参照処理等を受付けている。また、データ管理部14は、例えば、制御装置用処理部13がスケジュールを制御して制御装置3及び認証装置4を遠隔操作するために必要な情報(不図示)も管理している。このデータ管理部14は、各種のデータを蓄積し、更新を行うデータベース機能を有することが望ましい。
なお、データ管理部14が入退室管理サーバ1のシステム時刻に基づいて警報を発し、監視端末用処理部12に警報発生を通知するようにしてもよい。
次に、データ管理部14が管理する各種の情報について、図4〜図8を参照して説明する。
<管理区域情報の構成例>
図4は、管理区域情報141のテーブル構成例を示す。
管理区域情報141は、管理区域番号141A、管理区域名称141B、制御装置番号141C、認証装置番号141D、標準人数141E、残留制限時間141F、警戒レベル141Gの各フィールドを備える。
管理区域番号141Aには、管理区域7毎に割り振られる一意の番号が格納される。
管理区域名称141Bには、管理区域番号に対応付けて設定される管理区域7の名称が格納される。
制御装置番号141Cには、制御装置3毎に割り振られる一意の番号が格納される。制御装置番号141Cには、複数の制御装置3の番号が格納されることもある。
認証装置番号141Dには、制御装置3の通番と、認証装置4の通番を組合せた番号が格納される。例えば、図4の管理区域番号「1」では、制御装置番号が「1」である。このため、認証装置番号としては、例えば、制御装置番号の「1」と認証装置の番号「3」を含む「1,3」が格納されている。
標準人数141Eには、管理区域7に残留可能な人数の上限が「標準人数」として格納される。管理区域7には、この標準人数を超える人数の残留者8が残留することはできない。
残留制限時間141Fには、管理区域7に残留する残留者8の残留制限時間が格納される。
警戒レベル141Gには、管理区域7に設定される警戒レベルを表す数値が格納される。警戒レベルを表す数値が大きいほど、標準人数が少なく、残留制限時間が短くなる。
<ユーザ情報の構成例>
図5は、ユーザ情報142のテーブル構成例を示す。
ユーザ情報142は、ユーザ名142A、所属番号142B、権限レベル142C、管理区域番号142D、入室時刻142E、退室時刻142F、警報回数142Gの各フィールドを備える。
ユーザ名142Aには、ユーザの名前が格納される。
所属番号142Bには、ユーザ毎に割り振られる一意の番号が格納される。
権限レベル142Cには、ユーザに付与される権限を示す番号が格納される。
管理区域番号142Dには、ユーザが現在残留し、又は過去に残留していた管理区域番号が格納される。
入室時刻142Eには、ユーザが管理区域7に入室した時刻が格納される。
退室時刻142Fには、ユーザが管理区域7から退室した時刻が格納される。ユーザが未だ管理区域7に留まっていれば、退室時刻142Fに退室時刻は格納されない。
警報回数142Gには、ユーザがこれまで受けた警報の回数が格納される。警報回数が多いユーザには、より直接的な警報通告(例えば、ユーザの上司からの通達)がなされる。
<所属情報の構成例>
図6は、所属情報143のテーブル構成例を示す。
所属情報143は、所属番号143A、所属名143B、所属方針143C、平均警報回数143Dの各フィールドを備える。
所属番号143Aには、ユーザが所属する部署毎に割り振られる一意の番号が格納される。
所属名143Bには、ユーザが所属する部署の部署名が格納される。
所属方針143Cには、部署毎にユーザが管理区域7でどのように作業する方針であるかを示す番号が格納される。「1」であれば、該当部署における所属方針はないが、「2」であれば一人のユーザが管理区域7で作業する方針であり、「3」であれば複数のユーザが管理区域7で作業する方針であることが示される。
平均警報回数143Dには、部署毎に警報が発せられた回数を日平均した平均警報回数が示される。平均警報回数が多いということは、その部署に所属するユーザが管理区域7で行う作業に対する残留制限時間の意識が低いと言える。
<メッセージ表示情報の構成例>
図7は、メッセージ表示情報144のテーブル構成例を示す。
メッセージ表示情報144は、メッセージ番号144A、メッセージフォーマット144Bの各フィールドを備える。
メッセージ番号144Aには、メッセージフォーマット毎に割り振られる一意の番号が格納される。
メッセージフォーマット144Bには、残留者8に通告される警報内容が格納される。
<通告方法情報の構成例>
図8は、通告方法情報145のテーブル構成例を示す。
通告方法情報145は、通告番号145A、通告方法145Bの各フィールドを備える。
通告番号145Aには、通告方法毎に割り振られる一意の番号が格納される。
通告方法145Bには、監視画面Pに警報表示された警報対象者を含む残留者8になされる通告方法が格納される。
警報内容の通告方法としては、以下の5種類があり、監視端末用処理部12によって、いずれか又はこれらの組合せが決定される。例えば、警備員9が管理区域7に警報内容を放送する「管理区域内放送」、警備員9が警報対象者を宛先として警報内容が書かれたメールを送信する「個人メール送信」、警備員9が管理区域7内に設置された電話機に電話を掛ける「電話連絡」がある。また、通告方法には、警備員9が管理区域7に出向いて警報対象者に直接声掛けを行う「直接通達」、警備員9が管理区域7にいる警報対象者の上長に対して警報対象者への声掛けを依頼する「上長経由通達」がある。
<ユーザの管理区域への入室から残留者監視を行うまでの処理手順>
図9は、ユーザ認証から残留者監視を開始するまでにおける入退室管理システム10の動作例を示す。ここでは、各装置が備える通信処理部の動作の説明は省略する。
ユーザが認証装置4にIDカード又は自身の手をかざすと、認証装置4がユーザ認証を行い(S1)、ユーザの認証データを制御装置3に送信する。
制御装置3は、認証装置4から受信したユーザの認証データにより、ユーザに扉5の通行権限が与えられているか判定し(S2)、判定結果を認証装置4に送信する。認証装置4は、画面表示又は音声メッセージにより判定結果を出力する(S3)。ユーザは、判定結果により、認証されたか否かを判定できる。
ステップS2において制御装置3は、ユーザに通行権限が与えられていると判定すると、扉5を解錠する。そして、制御装置3は、扉5の開動作及び閉動作を確認した後、扉5を施錠する(S4)。制御装置3は、ユーザが管理区域7に入室していれば、ユーザの入室時刻と管理区域番号を履歴情報として入退室管理サーバ1に送信する。
なお、図9では図示しないが、制御装置3は、ステップS2において、ユーザに通行権限が与えられていないと判定すると、扉5を解錠しないため、ユーザが扉5を通行することはできなくなる。
入退室管理サーバ1の制御装置用処理部13は、履歴情報(管理区域番号142D、入室時刻142E、退室時刻142F)をユーザ情報142に書き込み(S5)、ユーザ情報142を更新する。なお、ユーザが管理区域7に入室した際には、退室時刻は履歴情報に含まれないため、退室時刻142Fには、例えば、スペース埋めによる初期化がなされる。
入退室管理サーバ1の監視端末用処理部12は、データ管理部14から制御装置用処理部13によって更新されたユーザ情報142を読み出し(S6)、このユーザ情報142を監視端末2に送信する。監視端末用処理部12がデータ管理部14からユーザ情報142を読み出すタイミングは、周期的に行ってもよいし、データ管理部14が制御装置用処理部13によって更新されたタイミングで行ってもよい。
監視端末2は、入退室管理サーバ1から受信したユーザ情報142に基づき、監視画面Pに表示される内容を更新し、更新情報が反映された監視画面Pを表示する(S7)。これにより警備員9は、ほぼリアルタイムで管理区域7の残留者監視を行うことができる。
なお、ユーザが管理区域7から退室する際にも、図9と同様のフローによりユーザが退室したことがデータ管理部14に記録される。このときデータ管理部14に記録される履歴情報には、管理区域番号及び退室時刻が含まれる。そして、管理区域7から退室したユーザは、監視端末2から表示が消える。
また、ユーザが退室した際には、データ管理部14が管理する不図示のログテーブルに、管理区域番号、入室時刻及び退室時刻がユーザ毎に記録される。このログテーブルに記録されたデータは、監査証跡として用いられる。
<残留監視の処理手順>
図10は、入退室管理サーバ1の監視端末用処理部12が行う残留監視の処理手順を表すフローチャートである。
始めに、監視端末用処理部12は、管理区域情報141及びユーザ情報142に基づき、警報発生を検知したか否かを判定する(S11)。例えば、管理区域Aにおいて、残留制限時間が240分である。このため、監視端末用処理部12は、ユーザ情報142を周期的に確認し、管理区域Aにおける残留者8の入室時刻からカウントアップした残留時間が残留制限時間を超えたかどうかを判定している。そして、監視端末用処理部12は、残留者8の残留時間が残留制限時間を超えると警報発生を検知する。監視端末用処理部12は、警報発生を検知しない間は、ステップS11の処理を繰り返す。
次に、監視端末用処理部12は、ユーザ情報142を参照し、警報発生を検知した管理区域7にいる警報対象者の所属等を確認する。このとき、監視端末用処理部12は、警報対象者がいる管理区域7の設定内容(主に管理区域情報141)や警報対象者の所属情報143を確認する(S12)。
次に、監視端末用処理部12は、警報対象者がいる管理区域7に他の残留者8がいるかどうかを、ユーザ情報142を参照して判定する(S13)。そして、監視端末用処理部12は、他の残留者8の状況(他の残留者8に既に残留警報が発生しているか等)を確認する。
ステップS13にて、監視端末用処理部12は、警報対象者だけが管理区域7にいると判定すると、警報対象者に管理区域7からの退出指示を行うこと、及び退出指示を管理区域内放送で行うことを決定する(S14)。
ステップS13にて、監視端末用処理部12は、警報対象者以外の他の残留者8が管理区域7にいると判定すると、他の残留者8が警報対象者と同じ所属であるか否かを判定する(S15)。監視端末用処理部12は、他の残留者8が警報対象者と同じ所属であれば、警報対象者と同じ所属の残留者8に退出指示を行うこと、及び退出指示をメール送信で行うことを決定する(S16)。この退出指示は、警報対象者と同じ所属であっても、管理区域7にいないユーザに対しては行われない。
一方、ステップS15にて、監視端末用処理部12は、他の残留者8が警報対象者とは異なる所属であると判定すれば、警備員9が警報対象者と異なる所属の残留者8に事前通告するための残留注意及び管理区域内放送を決定する(S17)。
次に、監視端末用処理部12は、ステップS14,S16,S17のいずれかで決定した警報内容及び通告方法を監視画面Pに表示させる(S18)。警備員9は、監視画面Pに表示された警報内容及び通告方法により、警報対象者に対して警報を通告することができる。
なお、ステップS14,S16,S17において監視端末用処理部12が決定する警報内容や通告方法は一例に過ぎない。例えば、警備員9が警報対象者に対して管理区域内放送を行っても警報対象者が管理区域7から退出しない場合がある。このように警報内容の通告方法を決定後、所定時間経過しても警報が発せられた残留者8が管理区域に残留している場合には、監視端末用処理部12は、警報回数を増加させ、再度警報内容の通告方法を決定する。このとき、監視端末用処理部12は、警報対象者に対してメール送信を通告方法として選択する。そして、警報対象者が管理区域7から退出しなければ、所定時間を経過後、監視端末用処理部12は、直接通達を決定し、さらに警報対象者が管理区域7から退出しなければ、上長経由通達を決定する。
<監視端末の構成例>
図11は、監視端末2の内部構成例を示す。
監視端末2は、通信処理部21、入力操作処理部22、監視画面処理部23、監視画面表示処理部24を備える。
通信処理部21は、入退室管理サーバ1が備える通信処理部11とデータ通信が可能である。
入力操作処理部22は、警備員9がマウス25やキーボード26等のユーザインターフェース装置を用いて入力される入力情報を処理し、この入力情報を監視画面処理部23に送信する。
監視画面処理部23は、通信処理部21を介して入退室管理サーバ1から監視画面表示処理部24に監視画面Pを表示させるために必要なデータ(レイアウト情報、メッセージ情報等)を受け取り、監視画面表示処理部24に監視画面Pを表示させる。また、監視画面処理部23は、入力操作処理部22が取得したユーザインターフェース装置から入力された入力情報を監視画面表示処理部24に送り、監視画面Pに入力情報を表示させる処理を行う。
また、監視画面処理部23は、監視画面Pに表示された入力情報が警備員9によって更新されると、入力操作処理部22がユーザインターフェース装置から入力した新たな入力情報を、通信処理部21を介して入退室管理サーバ1に送る更新処理を行う。この更新処理により、データ管理部14が管理する各種情報が更新される。
監視画面表示処理部24は、監視画面処理部23から取得した監視画面Pを表示する処理を行う。警備員9は、監視画面Pを見ながら管理区域7の監視業務を行うことができる。
<制御装置の構成例>
図12は、制御装置3の内部構成例を示す。
制御装置3は、サーバ通信処理部31、サーバデータ更新処理部32、通行権限記憶部33、認証装置通信処理部34、認証データ記憶部35、認証処理部36、制御装置通信処理部37を備える。
サーバ通信処理部31は、入退室管理サーバ1とデータの送受信を行う。
サーバデータ更新処理部32は、入退室管理サーバ1からサーバ通信処理部31を介して受信したユーザ毎の通行権限の変更データに基づいて、通行権限記憶部33の通行権限を更新する。
通行権限記憶部33は、ユーザ毎に扉5の通行権限を管理する。
認証装置通信処理部34は、認証装置4の通信処理部43から受信した認証データを認証データ記憶部35に書き込む記憶処理や、認証処理部36に認証データの認証処理を依頼する認証処理命令を行う。
認証データ記憶部35は、認証装置通信処理部34が取得した認証データを記憶する。認証データの内容については既に説明しているので、認証データ記憶部35の詳細なテーブル構成は図示していない。
認証処理部36は、認証装置通信処理部34から認証処理命令を受信し、通行権限記憶部33から読み出したユーザの通行権限に基づき、管理区域7に対するユーザの通行可否を判定し、判定結果を生成する。そして、認証処理部36は、認証装置通信処理部34に判定結果を返す。また、認証処理部36は、認証装置4になされたユーザからの入力操作等により、データ管理部14が管理するデータを更新する必要がある場合には、サーバ通信処理部31を介して、更新データを入退室管理サーバ1に送信し、データ管理部14のデータ更新を行う。
制御装置通信処理部37は、LAN6に接続される他の制御装置3(図1では不図示)との共通データの同期処理を行う。本実施の形態において、制御装置3が行う同期処理の詳細な説明は省略する。
<通行権源管理情報の構成例>
図13は、通行権限管理情報331のテーブル構成例を示す。
通行権限管理情報331は、所属331A、ユーザ名331B、権限レベル331C、扉5の通行可否フラグ331Dの各フィールドを備える。なお、図13では扉5は扉(1)〜扉(N)までのN個の扉の通行が管理対象となっている。
所属331Aには、ユーザが所属する部署の部署名が格納される
ユーザ名331Bには、各個人ごとのユーザ名が格納される。
権限レベル331Cには、「1」であれば「上位」、「2」であれば「一般」が格納される。
通行可否フラグ331Dには、入退室管理サーバ1の管理対象とされる扉5毎に、各ユーザに設定された通行可否フラグが格納される。この通行可否フラグは、例えば、「0」であればユーザが扉5を通行不可であり、「1」であればユーザが扉5を通行可能であることを示す。
<認証装置の構成例>
図14は、認証装置4の構成例を示す。
認証装置4は、認証データ読取処理部41、認証処理部42、通信処理部43、判定処理部44、音声処理部45、画面表示処理部46を備える。
認証データ読取処理部41は、IDカードや生体情報を読み取って取得した認証データを認証処理部42に送信する。
認証処理部42は、認証データ読取処理部41から受信した認証データを通信処理部43に送信する。
通信処理部43は、認証処理部42から受信した認証データを制御装置3の認証装置通信処理部34に送信する。また、通信処理部43は、認証装置通信処理部34から取得した、認証データの判定結果を判定処理部44に送信する。
判定処理部44は、通信処理部43から受信した認証データの判定結果に基づいて、音声処理部45又は画面表示処理部46への出力命令の選択を行う。ここでは、音声処理部45に対して音声出力を行わせる音声出力命令や、画面表示処理部46に対して判定結果表示画面の表示切替えを行わせる表示切替命令がある。そして、判定結果の内容がユーザの通行可であれば、「認証OK」といった音声出力命令や表示切替命令が出力され、判定結果の内容がユーザの通行不可であれば、「認証NG」といった音声出力命令や表示切替命令が出力される。
音声処理部45は、判定処理部44からの音声出力命令に対応した音声出力を行う。
画面表示処理部46は、判定処理部44からの表示切替命令に対応した判定結果表示画面の表示切替えを行う。
<認証処理の例>
図15は、認証処理部36が行うユーザ認証の処理例を示す。
始めに、認証処理部36は、認証装置4が読み取った認証データには、扉5の通行権限があるか否かを判定する(S21)。認証処理部36は、認証データに通行権限があると判定すれば、後述する図16に示す扉制御処理を行う(S22)。
しかし、認証処理部36は、認証データに通行権限がないと判定すれば、扉5を解錠しない。そして、認証処理部36は、扉5を解錠したか否かに関わらず、入退室管理サーバ1に対して履歴情報(例えば、どのユーザが扉5にユーザ認証を行ったかを示す情報)を送信し(S23)、本処理を終了する。
<扉制御処理の例>
図16は、図15のステップS22における扉制御処理の詳細な処理例を示す。
始めに、認証処理部36は、扉5を解錠し(S31)、解錠後の時間計測を開始する。そして、認証処理部36は、扉5の解錠が有効である「解錠有効時間(例えば、30秒間)」を解錠後の時間が経過したかどうかを判定する(S32)。扉5の解錠が有効であるとは、解錠有効時間の間はいつでもユーザが扉5を開いて、管理区域7に入室し、又は管理区域7から退室できることを表す。そして、認証処理部36は、ステップS32で解錠後の時間が解錠有効時間を経過したと判定するとステップS35の処理に移る。この場合、ユーザは扉5を開いて通過していない。
ステップS32の処理にて認証処理部36は、解錠後の時間が解錠有効時間を経過していなければ、扉5が開かれたかどうかを判定する(S33)。扉5が開かれたことは、認証処理部36が扉5から受信する開情報によって判定できる。認証処理部36が扉5から開情報を受信しなければ、認証処理部36は、扉5が開かれていないと判定し、ステップS32に処理を戻して、引き続き解錠後の時間を計測する。
ステップS33にて認証処理部36は、扉5が開かれたと判定すれば、その後、ユーザが管理区域7に入室して扉5が閉められたかどうかを判定する(S34)。扉5が閉められたことは、認証処理部36が扉5から受信する閉情報によって判定できる。ステップS34にて、認証処理部36は、扉5が閉められていないと判定すれば、扉5が閉められるまでステップS34の処理を続ける。そして、ステップS34にて、認証処理部36は、扉5が閉められたと判定すれば、扉5を施錠して(S35)、本処理を終了する。
<ユーザの残留状況>
図17は、管理区域7の一部の残留者に残留警報が発生した場合における、ユーザの残留状況の例を示す。
管理区域7内には、4人の残留者51,52,54,55が存在し、管理区域7外には、2人のユーザ53,56が存在しているものとする。残留者51,52,54,55とユーザ53,56の各所属は、楕円形の破線で囲って表されている。例えば、所属50Aは「総務」を表し、所属50Aには、残留者51,52の他に、ユーザ53が含まれる。所属50Bは「設計」を表し、所属50Bには、残留者54,55の他にユーザ56が含まれる。ここでは、所属50Aは平均警報回数が低く設定され、所属50Bは平均警報回数が高く設定されているものとする。そして、残留者51に残留警報が発生し、残留者52,54,55に残留警報が発生していない。
<監視画面の表示例>
図18は、監視画面Pの表示例を示す。
監視画面Pは、管理区域表示画面P1、残留者表示画面P2、警報指示画面P3を備える。
監視端末2には、画面表示処理部46によって管理区域表示画面P1だけが初期表示されている。そして、管理区域表示画面P1の下部には、残留者表示ボタンB1、警報指示ボタンB2が表示される。そして、監視画面Pの最上部には、現在日時が「2014年8月1日16時05分」であると表示されている。
管理区域表示画面P1は、チェック欄P11、管理区域名称P12、残留制限時間P13、警報P14の各フィールドによって構成される。管理区域表示画面P1は、どの管理区域7で警報が発生しているかを警備員9に知らせる。
チェック欄P11には、チェックボックスが設けられており、警備員9は、マウス25又はキーボード26の操作入力によりチェックボックスにチェックマークを入力可能である。
管理区域名称P12には、入退室管理サーバ1が管理する管理区域名称が表示される。
残留制限時間P13には、管理区域7内の残留者8に設定される残留制限時間が示される。この残留制限時間を超過して管理区域7に残留する残留者8に対して、入退室管理サーバ1は警報を発生する。管理区域Aでは、例えば、2時間の残留が残留者8に認められている。
警報P14には、管理区域7において、現在警報が発生しているかどうかが示される。管理区域Aの警報P14に「あり」と表示されると、管理区域Aに警報対象者が存在していることが示される。
警備員9は、管理区域Aに残留する残留者8の状況を確認するために、残留者表示ボタンB1を押す操作入力を行う。この操作入力により、チェック欄P11のチェックボックスにチェックマークが入力された管理区域7に残留する残留者8の情報が残留者表示画面P2として、監視画面Pに表示される。
残留者表示画面P2は、ユーザ名P21、所属P22、入室時刻P23、残留時間P24の各フィールドによって構成される。残留者表示画面P2は、残留者8の管理区域7に対する入退履歴を表示する。
ユーザ名P21には、管理区域Aに残留している残留者8のユーザ名が表示される。
所属P22には、残留者8の所属部署(所属A,Bのいずれか)が表示される。
入室時刻P23には、各残留者8が管理区域Aに入室した時刻が表示される。
残留時間P24には、各残留者8が管理区域Aに残留している時間が表示される。
現在時刻は、16時05分であるため、入室時刻が14時00分であるユーザAの残留時間は2時間5分であり、残留制限時間である2時間00分を超過していることが示される。この場合、ユーザAには、警報が発生する。
ユーザB,Cは、30分以内に残留時間が2時間に達することが示される。
ユーザDは、残留時間が2時間に達するまで余裕があることが示される。
警備員9は、残留者表示画面P2を表示した状態で、警報指示ボタンB2を押す操作入力を行う。この操作入力により、残留者表示画面P2の下に警報指示画面P3が表示される。
警報指示画面P3には、警備員9に対して、警報表示されたユーザの所属と共に、警報内容、指示メッセージ及び通告方法が表示される。警報指示画面P3に表示される警報内容としては、例えば、所属Aに対する残留警報、所属Bに対する残留注意がある。また、指示メッセージとしては、例えば、「警備員は所属Aに所属全体に警報連絡し退室を指示し、所属Bには事前に注意して警報未然防止してください。」というものがある。また、通告方法としては、例えば、管理区域内放送がある。
以上説明した第1の実施の形態例に係る入退室管理システム10によれば、警備員9は、監視画面Pを見ながら管理区域7における残留者監視を行うことができる。監視画面Pには、警備員9が効率よく行動しやすくなるための警報内容、指示メッセージ及び通告方法が表示される。このため、警備員9は、警報が発生した管理区域7及び警報対象者を特定しやすい。そして、警備員9は、監視画面Pに表示された内容に基づいて、管理区域7の条件設定内容や残留者8の状況を確認し、警報対象者に警報を通告することが可能となる。警報内容、指示メッセージ及び通告方法は、具体的であるため、警備員9は迅速かつ正確に同じ対応をすることができ、効率的な監視作業を実現しうる。
また、警報対象者以外の残留者8に残留注意がなされることにより、警報対象者以外の他の残留者8は、管理区域7で残留監視が行われていることを意識するようになる。このため警報対象者だけでなく、警報対象者が所属する部署と同じ部署に所属する他の残留者8も含めて、残留警報を未然に防止するための意識を高めることができる。また、警報対象者が所属する部署とは異なる部署に所属する他の残留者8に対しても注意指示が行われることにより、警報発生を未然に防止することが可能となる。また、従来のように警報対象者だけにメールを送信して警報発生を通告する方法に比べ、多様な方法により警報を通告することができる。
また、残留者8は、入退室管理サーバ1における残留制限時間や標準人数の制限を意識するようになる。このため、残留時間が残留制限時間を超過したり、管理区域7毎に規定される標準人数よりも多い人数の残留者8が管理区域7に存在したりすることを未然に防止できる。
[第2の実施の形態例]
次に、本発明の第2の実施の形態例に係る入退室管理システム10について図19を参照して説明する。
図19は、監視端末用処理部12が警戒レベル141G(図4を参照)及び所属方針143C(図6を参照)を使用して行う警報指示の処理例を示す。
この処理では、図10のステップS11に示した警報発生の検知処理、ステップS12に示した警報対象者の所属、及び管理区域7の設定内容の確認処理は既に行われたものとする。この処理においても、監視端末用処理部12によって、警報対象者に対する指示メッセージの決定と通告方法の選択が行われる。
始めに、監視端末用処理部12は、管理区域7に警報対象者以外の残留者8がいるかどうかを判定する(S41)。監視端末用処理部12は、管理区域7に警報対象者以外の他の残留者8がいると判定した場合、他の残留者8の所属、警報回数等を確認し、選択した警報指示、通告方法を監視画面Pに表示して(S42)、本処理を終了する。なお、ステップS42では、図10のステップS15〜S17と同様の処理が行われる。
一方、監視端末用処理部12は、管理区域7に警報対象者以外の他の残留者8がいないと判定した場合、データ管理部14のユーザ情報142を参照して警報対象者の所属を確認し(S43)、所属情報143を参照して所属の方針を確認する(S44)。
そして、監視端末用処理部12は、警報対象者の所属の方針が「単独作業」であると確認した場合には、所属情報143を参照して所属の平均警報回数を取得する。そして、監視端末用処理部12は、所属の平均警報回数が規定回数よりも大きいかどうかを判定する(S45)。監視端末用処理部12は、所属の平均警報回数が規定回数よりも大きければ、単独警報を指示する(S46)。監視端末用処理部12が単独警報を指示すると、監視画面Pにはメッセージ表示情報144(図7を参照)の「2」で規定される指示メッセージが表示される。
一方、監視端末用処理部12は、ステップS44にて所属の方針が「方針なし」又は「複数人作業」であると判定した場合、又はステップS45にて所属の平均警報回数が規定回数以下であると判定した場合には、所属警報を指示する(S47)。監視端末用処理部12が所属警報を指示すると、監視画面Pにはメッセージ表示情報144の「3」で規定される指示メッセージが表示される。
ステップS46,S47の後、監視端末用処理部12は、管理区域7の警戒レベルが規定レベルを超えているかどうかを判定する(S48)。管理区域7の警戒レベルが規定レベルを超えていれば、監視端末用処理部12は、通告方法として選択した「個人メール送信」、「電話連絡」、「直接通達」のいずれかにより警報対象者に警報発生を通告する(S49)。監視端末用処理部12が行う通告方法の選択は、例えば、第1の実施の形態例と同様に、警報対象者になされた警報回数に基づいて判断することができる。
管理区域7の警戒レベルが規定レベルを超えていなければ、監視端末用処理部12は、通告方法として「管理区域内放送」を選択して警報対象者に警報発生を通告する(S50)。なお、第2の実施の形態例に係る監視端末用処理部12は、ステップS48の判定によらず「管理区域内放送」を行う。このため、管理区域7の警戒レベルが規定レベルを超えていれば、監視端末用処理部12は、警報対象者に対して「個人メール送信」、「電話連絡」、「直接通達」のいずれかに加えて「管理区域内放送」も行うことを決定する。
また、監視端末用処理部12は、ステップS47にて所属警報を指示する場合には、警報対象者が所属する部署のユーザであって管理区域7にいないユーザに対してもステップS49で選択した通告方法によって警報発生を通告することを決定する。これにより管理区域7にいないユーザであっても、残留者8の警報発生を知るため、同じ所属のユーザ同士で互いに管理区域7での残留時間を意識し合えるようになる。そして、残留者8はできるだけ残留制限時間内に管理区域7から退室しようとする意識が高まる。
以上説明した第2の実施の形態例に係る入退室管理システム10によれば、警報対象者の所属の方針と、管理区域7の警戒レベルによって、指示メッセージ及び通告方法を変更する。そして、警報発生時には、警報対象者の所属と同じ所属の他のユーザに対しても警報が通告されるため、他のユーザは、警報対象者に警報が通告された状況を知ることができる。このため、同じ所属のユーザは互いに警報が発生しないよう注意するようになり、管理区域7におけるユーザの残留時間が残留制限時間を超過することを防止できる。
なお、監視端末用処理部12は、警報対象者の上長が警報対象者と同じ管理区域7にいるかどうかを判定する処理を図19のステップS49の前に追加することができる。監視端末用処理部12は、警報対象者の上長が警報対象者と同じ管理区域7にいると判定した場合に、ステップS49の処理に「上長経由通達」を含めてもよい。
[変形例]
なお、管理区域7としては、例えば、執務室だけでなく、パーティションで区切られた執務室の一区画が含まれる。通常、管理区域7へのユーザの入退は扉5により制限されるが、管理区域7がパーティションで区切られた執務室の一区画である場合には、制御装置3、扉5が設けられていない場合がある。この場合には、執務室の一区画に設けられた認証装置4がユーザ認証を行い、判定結果を入退室管理サーバ1に送信する。入退室管理サーバ1は、上述した制御装置3が行っていた通行権限の判定等を行い、判定結果を認証装置4に返す。このようにして入退室管理サーバ1は、制御装置3及び扉5がなくても、管理区域7へのユーザの入退履歴を管理することができる。
また、管理区域7にカメラを設置しておくことで、入退室管理サーバ1は、カメラで撮影した画像から残留者8の有無を把握することもできる。この場合、入退室管理サーバ1は、認証装置4、制御装置3及び扉5がなくても、管理区域7へのユーザの入退履歴を管理することができる。
また、管理区域7には、認証装置4の代わりに、入退室管理サーバ1に接続されるタイムレコーダーを設けてもよい。そして、ユーザが管理区域7に入退するときには、タイムレコーダーにタイムカードを挿入し、タイムカードに入退時刻を印字する。そして、タイムレコーダーは、この入退時刻を入退履歴として入退室管理サーバ1に送信する。これにより、入退室管理サーバ1は、管理区域7に対するユーザの入退履歴を取得し、ユーザの残留時間を管理することもできる。
また、入退室管理サーバ1は、管理区域7内に管理区域情報141の標準人数141Eに示される標準人数(規定人数の一例)を超える人数の残留者8が存在している場合に、管理区域7内の残留者8に対して管理区域7からの退出を指示してもよい。例えば、昼間は管理区域7の標準人数が10人であって、夜間は5人に変更される場合、昼間から夜間にかけて管理区域7で作業をしている残留者8は標準人数を超えて管理区域7に残留していることを気付きにくい。このような場合に、警備員9は、管理区域7の全ての残留者8に残留者8の人数が標準人数を超えていることを管理区域内放送することにより、管理区域7から残留者8を退出させることができる。
また、入退室管理サーバ1は、警備員9が監視端末2に入力するログインID等により、監視端末2を用いて残留者監視を行っている警備員9を個々に特定することが可能である。このため、入退室管理サーバ1は、個々の警備員9の特性に応じた個別指示を監視画面Pに表示させ、警備員9毎に異なる通告方法を監視画面Pに表示することも可能である。
また、監視端末2は、警備員9が警備室から持ち出せるように携帯型のタブレット端末で構成してもよい。この場合には、監視端末2が入退室管理サーバ1と無線通信を行うことにより、最新の更新情報が反映された監視画面Pを監視端末2に表示できることが望ましい。
また、監視端末2に表示される監視画面Pの一部を表示可能なモニター等を管理区域7内に設けることにより、残留者8が常に残留制限時間を注意できるようにしてもよい。
また、本発明は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることは可能であり、更にはある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…入退室管理サーバ、2…監視端末、3…制御装置、4…認証装置、5…扉、6…LAN、7…管理区域、10…入退室管理システム

Claims (9)

  1. 管理区域に残留するユーザの残留時間が、予め規定された残留制限時間を超過した場合に警報を発生し、前記ユーザに関する情報及び前記管理区域の設定内容に基づいて、前記警報が発せられた前記ユーザに通告される警報内容、及び前記警報内容の通告方法を決定する入退室管理サーバと、
    前記入退室管理サーバによって決定された前記警報内容、及び前記警報内容の通告方法を出力する監視端末と、を備える
    入退室管理システム。
  2. 前記入退室管理サーバは、前記警報が発せられた前記ユーザ以外の前記管理区域に残留する他のユーザであって、前記警報が発せられた前記ユーザと同じ所属である前記他のユーザに対して、前記警報内容、及び前記警報内容の通告方法を決定する
    請求項1に記載の入退室管理システム。
  3. 前記入退室管理サーバは、前記警報が発せられた前記ユーザ以外の前記管理区域に残留する他のユーザであって、記警報が発せられた前記ユーザと異なる所属である前記他のユーザに対して、前記警報の事前注意、及び前記警報の事前注意の通告方法を決定する
    請求項1に記載の入退室管理システム。
  4. 前記入退室管理サーバは、前記管理区域内に規定人数を超える人数の前記ユーザが存在している場合に、前記管理区域内の前記ユーザに対して前記管理区域からの退出を指示する
    請求項2に記載の入退室管理システム。
  5. 前記入退室管理サーバは、前記警報内容の通告方法として、前記管理区域への放送、前記ユーザを宛先とするメール送信、前記管理区域への電話連絡、前記ユーザへの直接通達、前記ユーザの上長を経由する通達のいずれか又はこれらの組合せを、前記ユーザが過去に通告された警報回数又は前記管理区域の警戒レベルに応じて決定する
    請求項4に記載の入退室管理システム。
  6. 前記入退室管理サーバは、前記警報内容の通告方法を決定後、所定時間経過しても前記警報が発せられた前記ユーザが前記管理区域に残留している場合には、前記警報回数を増加させ、再度前記警報内容の通告方法を決定する
    請求項5に記載の入退室管理システム。
  7. さらに、管理区域への入退通路に配置される入退制限装置と、
    前記入退制限装置を通行するユーザを特定するための識別情報を認証する認証装置と、
    前記認証装置によって認証された前記ユーザが前記管理区域への通行が許可される通行権限を有する場合に、前記ユーザの前記入退制限装置への通行を可能とする制御を前記入退制限装置に行う制御装置と、を備え、
    前記入退室管理サーバは、前記制御装置から取得する前記ユーザの入退履歴から前記管理区域における前記ユーザの残留時間を求め、
    前記監視端末は、前記入退室管理サーバから出力された前記ユーザの前記入退履歴、前記残留時間、前記警報内容、及び前記警報内容の通告方法を監視画面に表示する
    請求項6に記載の入退室管理システム。
  8. 前記監視画面は、
    前記管理区域における警報の発生有無を知らせる管理区域表示画面と、
    前記管理区域に存在する前記ユーザの前記管理区域に対する入退履歴を表示する残留者表示画面と、
    前記管理区域に存在する前記ユーザに発せられた前記警報、前記警報が発せられた前記ユーザへの指示内容、及び前記警報が発せられた前記ユーザに前記警報を通告するための通告方法を表示する警報指示画面と、を有する
    請求項7に記載の入退室管理システム。
  9. 管理区域に残留するユーザの残留時間が、予め規定された残留制限時間を超過した場合に警報を発生し、前記ユーザに関する情報及び前記管理区域の設定内容に基づいて、前記警報が発せられた前記ユーザに通告される警報内容、及び前記警報内容の通告方法を決定し、前記警報内容、及び前記警報内容の通告方法を監視端末に出力する
    入退室管理サーバ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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